ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月13日付)を公開し、1月12日に難民417人(うち女性125人、子供213人)が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは難民417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは0人。 これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は645,874人となった。 内訳は、レバノンからの帰還者250,626人(うち女性75,336人、子ども127,550人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。 43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。 なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は875,154人(うち女性262,612人、子供446,041人)となった。 Ministry of Defence of the Russian Federation, January 13, 2021をもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.