欧州理事会は、化学兵器禁止条約(CWC)が定める化学兵器使用禁止を支援するとして、シリアでの化学兵器の開発・使用に関わっているとされる関係者9人と科学研究調査センター(SSRC)に対する制裁を2021年10月16日までの1年間延長したと発表した。 制裁が延長された主な関係者は以下の通り: ハーリド・ミスリー:SSRC第1000研究所長 ハーリド・ズガイブ:SSRC200研究所長、第1000研究所保安局長 ターリク・ヤースミーヤ:大佐、大統領府とSSRCの連絡担当 サイード・サイード:SSRC第3000研究所員 制裁は2018年6月28日に欧州理事会によって発動されていた。 AFP, October 12, 2020、ANHA, October 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2020、Reuters, October 12, 2020、SANA, October 12, 2020、SOHR, October 12, 2020などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.