『ウォールストリート。ジャーナル』は、フランス政府の匿名高官の話として、同国政府とアフマド・シャルア移行期政権が、前政権で空軍情報部長を務めていたジャミール・ハサン少将の逮捕をレバノン政府に要請したと伝えた。
ハサン少将は、フランスでの人道に対する罪により欠席裁判で有罪判決を受け、ドイツでも逮捕状が出ているほか、米連邦捜査局(FBI)も米国市民の拉致および拷問に関与したとして指名手配している。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
『ウォールストリート。ジャーナル』は、フランス政府の匿名高官の話として、同国政府とアフマド・シャルア移行期政権が、前政権で空軍情報部長を務めていたジャミール・ハサン少将の逮捕をレバノン政府に要請したと伝えた。
ハサン少将は、フランスでの人道に対する罪により欠席裁判で有罪判決を受け、ドイツでも逮捕状が出ているほか、米連邦捜査局(FBI)も米国市民の拉致および拷問に関与したとして指名手配している。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとアレッポ市を結ぶM5高速道路沿線のハーン・スブル村の近くで弾薬を積んだ車輛が爆発した。
爆発の原因は不明。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マシュルーウ・ドゥンマル区出身の若い男性が、解放記念日の祝賀行事中に流れ弾を受けて負傷、その後死亡した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナブク市では、地元の若者らが拘束者の釈放を求めた座り込みデモを実施、これを受けて当局は拘束されていた若者のうちの1人を釈放した。
その後、若者らを告発していた人物が逮捕され、政府関連施設への発砲、地元の実業家への恐喝を追及されるなか、市内で緊張が高まり、武装グループが同市の行政複合施設を襲撃し、この人物を奪還しようとして、内務治安部隊と戦闘となった。
一方、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬取締支局は、クドスィーヤー市で麻薬密輸犯を逮捕、約40万錠のカプタゴンを押収した。
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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、バーブ市で内務治安部隊が、解放記念日の祝賀行事中に前政権を象徴する画像を携帯電話上で掲示し、それを撮影してSNSに投稿したとして2人を逮捕した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が4日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団も、ゼネストが続いていると発表した。
カルダーハ
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のアイン・ハヤート村で、県内務治安部隊が治安作戦を実施し、村出身の指名手配者を逮捕しようとしたが、指名手配者らが抵抗し、撃ち合いの末に逃走に成功した。
これを受けて、内務治安部隊は村に通じるすべての道路を封鎖し、複数の民家を対象に大規模な捜索作戦を実施、住民への嫌がらせも発生、事件とは無関係の4人の若者が逮捕された。
シリア人権監視団によると、内務治安部隊による治安作戦の範囲は、ウワイナト・リーハーン村、バクラーマー村、バシュラーマー村、カルナダフ村にも広げられ、家宅捜索や無差別逮捕が行われ、住民は逮捕を恐れて農地や森林に隠れることを余儀なくされた。
シリア人権監視団によと、アイン・ハヤート村での民間人の逮捕者数は、その後9人となったほか、内務治安部隊は、民家を強制的に捜索し、女性を含む住民に暴言・暴行を含む人権侵害を行ったほか、住宅街や民家に向けて無差別発砲を行った。
一方、内務治安部隊の隊員数名が指名手配者を逮捕しようとした際に負傷した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整渉外局は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権がアラウィー派を代表すると称する数名を選抜して代表団を構成させ、シャルア暫定大統領との会談を行わせようとしていると断じ、断固として拒否すると発表した。
また、アラウィー派の政治的・権利的な大義を無視して、単なるサービス改善を交渉材料とすることで、アラウィー派の代表性を奪おうとする移行期政権の試み、そしてこれを達成するために連日繰り返されている侵害行為を拒否するとも強調した。
そのうえで、声明は、連邦制と政治的分権の承認、14,000人以上とされるすべてのアラウィー派拘束者・失踪者の釈放・解放を要求した。
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ANHAによると、スワイダー県のギリシャ・カトリック教会代表のトニー・ブトルス神父は、シャフバー町、ヒート村、ルダイマ村の教会が殉教者に哀悼の意を示すため、クリスマスの祝賀行事を中止したと発表、街頭での祝賀行為を控えるよう呼びかけた。
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、10日にスワイダー市のイムラーン交差点近くで発生した銃撃事件に関して、隊員の1人が法と任務の枠を外れ、私的動機に基づいて銃器を使用し、若者1人を殺害し、さらに3人を負傷させるという重大犯罪を犯したことが確認されたとしたうえで、司令部がこの隊員を除隊処分とし、関係当局に送致することを決定したと発表した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、カナダのアニータ・アナンド外務大臣と電話会談を行い、両国関係の最新動向および協力強化について協議した。
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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を出し、米下院が11日に米国防授権法(NDAA)が可決され、同法に含まれるシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の撤廃条項も承認されたことに歓迎の意を示し、アフマド・シャルア暫定大統領の方針のもとで政府が主導してきた建設的な外交的関与の直接的成果だと強調した。
イナブ・バラディーによると、NDAAに付されている撤廃条項案には、シーザー法撤廃後も180日ごとに4年間、シリア情勢の定期評価が義務付けられている。
評価項目は以下の通り:
・米国と協力しダーイシュ(イスラーム国)を根絶し、その復活を防ぐこと
・外国人戦闘員を政府・治安機関の高位職から排除すること
・宗教的・民族的少数派を保護し、公平な代表を保証すること
・近隣諸国に対する不当な軍事行動を行わないこと
・3月10日の合意を履行し、治安・政治措置を実施すること
・資金洗浄、テロ資金供与、拡散活動を防止すること
・2024年12月8日以降に行われた重大な人権侵害の責任者を訴追すること
・カプタゴンを含む麻薬生産・密輸の停止に向け、検証可能な措置を取ること
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SANAは、フェイスブックを通じて、ラタキア県ラタキア市、ハマー県ハマー市(アースィー広場)、ヒムス県ヒムス市、タルトゥース県タルトゥース市で、政権支持者らが米下院でのシーザー法撤廃条項可決を街頭で祝う写真を公開した。
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ザ・ナショナルによると、採決は、賛成312票、反対112票で法案が可決された。
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