税関局は、アスマー・アフラス大統領夫人のおじのタリーフ・アフラス氏とその子息の動産・不動産を差し押さえることを決定した。 税関局発表によると、差し押さえは「歳入を確保するための17の決定からなっており、税収の損失をめぐる違反にかかる罰金およびその徴収にかかる手数料を確保するため」のものだという。 税関局の複数の情報筋によると、ここでいう違反とは、密輸などによる関税の未払いを意味するという。 なお、シリア中央銀行は10月にも、タリーフ・アフラス氏を含むビジネスマン8人の資産を凍結している。 AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.