トルコのフルシ・アカル国防大臣は、シリア・ロシア軍がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯への攻撃を激化させていることに関して、同地に設置されているトルコ軍の監視所を撤収することはないと述べた。 アカル国防大臣は「(アサド)政権の攻撃を受けてイドリブ県の監視所を撤収することは絶対にない。どの場所でもそのようなことは起こらない…。トルコ軍部隊は展開地から撤退することはない」と述べた。 また「アサド政権は県南部での支配を拡大し、アスタナでの合意に違反しようとしている…。政権は「樽爆弾」、地上部隊の攻撃、爆撃を駆使して現状を覆すためにできるあらゆることを行っている」と批判した。 アナトリア通信(5月22日付)が伝えた。 AFP, May 22, 2019、Anadolu Ajansı, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.