レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、マナール・チャンネル(3月26日付)を通じて演説を行い、ドナルド・トランプ米大統領が25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに関して、「いわゆる国際法、国際社会の諸決議、そして諸機関を侮辱して、イスラエル占領政体の国益を利しようとしている」と米国を非難する一方、「国際機関は諸人民のいかなる権利も守ることができないことの証左」だと述べ、国際社会の無力についても批判した。 AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Qanat al-Manar, March 26, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.