人民防衛隊(YPG)や北・東シリア自治局を主導する民主統一党(PYD)幹部のアールダール・ハリール氏はフランスの首都パリでAPF(2月18日付)の取材に応じ、そのなかで「西欧諸国にはシリアのクルド人に対して政治的、道義的な責任がある」としたうえで、米国や西欧諸国がこの責任を果たさなければ、シリア政府の保護を求めることになる、と警告した。 ハリール氏は「西欧諸国は約束を果たさず、我々を見捨てるようとしている…。フランスは国連安保理のテーブルに我々を保護するための提案を乗せ、我々とトルコの間に国連軍を展開させる、あるいは我々の領空を守ることを求めることができる」などと述べた。 AFP, February 18, 2019、ANHA, February 18, 2019、AP, February 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2019、al-Hayat, February 19, 2019、Reuters, February 18, 2019、SANA, February 18, 2019、UPI, February 18, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.