米軍中央司令部(CENTCOM)のジョゼフ・ヴォーテル司令官(大将)が、昨年12月19日のドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍の撤退決定に関して、米上院軍事委員会で「決定前に撤退について協議しなかった」と証言した。 ヴォーテル司令官はまた「ダーイシュ(イスラーム国)は米軍撤退前に、シリアで制圧しているすべての領域を失うだろう…。シリア領内の20平方マイルしか掌握していない…。司令官、戦闘委員、仲介者などはいるが、分断状況にある」と付言した。 AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.