トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、メルスィン県での地方選挙にかかる安全対策会合で、「シリア難民5万3000人がトルコ国籍を取得し、3月に予定されている地方選挙で投票できる」と述べた。 ソイル内務大臣は「トルコ国籍を取得したシリア人の双数は7万9820人で、成人を除いた被選挙権を有する国籍取得者数は5万3099人」だとしたうえで、「トルコで国際的な難民保護資格を有するシリア人の数は363万2622人で、彼らの被選挙権にかかる問題は何度も議論されてきたが…トルコ国籍を取得したシリア人だけに被選挙権があり、トルコにいるすべてのシリア人にあるわけではない」と付言した。 アナトリア通信(1月19日付)が伝えた。 AFP, January 19, 2019、Anadolu Ajansı, January 19, 2019、ANHA, January 19, 2019、AP, January 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2019、al-Hayat, January 20, 2019、Reuters, January 19, 2019、SANA, January 19, 2019、UPI, January 19, 2019などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.