トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は記者会見で、4日のマイク・ポンペオ国務長官との会談で合意に達したマンビジュ市(アレッポ県)の処遇をめぐる「工程表」に関して「工程表は、クルド人民兵(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊)が(マンビジュ市から)完全撤退すると規定されており、10日以内に実施開始となる」と述べるとともに、「ラッカ市、コバネ(アイン・アラブ)市にも工程表は適用され、テロ組織は放逐されることになる。彼らがこれらの都市の自治を担うことはできなくなるだろう」と述べた。 チャヴシュオール外務大臣はまた「フランス、英国、ベルギーなどの第三国がマンビジュ市で役割を果たすこともない」と述べ、米軍以外の部隊も同地から撤退することが明らかにされた。 アナトリア通信(6月5日付)が伝えた。 AFP, June 5, 2018、Anadolu Ajansı, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.