SANA(5月13日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い、シリア軍に重火器、中火器の引き渡しを完了した武装集団の戦闘員とその家族が、7、8、11、12日に引き続き、シリア政府によって準備された大型バス73台に分乗し、ラスタン市近郊のラスタン橋からトルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面とシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去した。 うち53台はアレッポ県に、33台はイドリブ県に向かった。 AFP, May 13, 2018、ANHA, May 13, 2018、AP, May 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2018、al-Hayat, May 14, 2018、Reuters, May 13, 2018、SANA, May 13, 2018、UPI, May 13, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.