ハサカ県では、ANHA（1月23日付）によると、西クルディスタン移行期民政局とシリア政府が分割統治するカーミシュリー市で、アラブ系部族のシャイフらの呼びかけによって、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への攻撃に抗議するデモが組織され、数百人が参加した。 デモには、各地の自治評議会メンバー、ジュブール部族、バニー・サブア部族、タイ部族、シャッラービーン部族、マアーミラ部族の子息が参加するとともに、西クルディスタン移行期民政局の女性防衛部隊（YPJ）の戦闘員もこれに加わったという。 また、タッル・ハミース市、タッル・ブラーク町、ヤアルビーヤ（タッル・クージャル）町、シャッダーディー市、アリーシャ町、ハサカ市グワイラーン地区、タッル・バイダル村などでも、アラブ系住民が中心となって同様のデモが行われたという。 [caption id="attachment_45686" align="aligncenter" width="620"] ANHA, January 23, 2018[/caption] AFP, January 23, 2018、ANHA, January 23, 2018、AP, January 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2018、al-Hayat, January 24, 2018、Reuters, January 23, 2018、SANA, January 23, 2018、UPI, January 23, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.