中国の新疆ウィグル自治区出身の過激派などからなるトルキスタン・イスラーム党は、シリア軍がシャーム解放機構などからなる武装集団に対する攻勢を続けるイドリブ県南部の奪還を目的とする新たな戦い「アッラーには彼らを助ける力がある」を開始したと発表した。 これに先立ち、トルキスタン・イスラーム党が同地に戦車、重火器からなる増援部隊を派遣していた。 ドゥラル・シャーミーヤ(1月11日付)が伝えた。 『ハヤート』(1月12日付)によると、「アッラーには彼らを助ける力がある」作戦には、シャーム自由人イスラーム運動も参加しているという。 AFP, January 11, 2018、ANHA, January 11, 2018、AP, January 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2018、al-Hayat, January 12, 2018、Reuters, January 11, 2018、SANA, January 11, 2018、UPI, January 11, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.