『ハヤート』(1月10日付)によると、ジュネーブ会議に代表団を派遣している最高交渉委員会の使節団が、米国のニューヨークを訪問し、国務省および国防総省の高官と会談、1月29~30日にロシアのソチで開催が予定されているシリア国民対話大会への対応について協議した。 使節団はナスル・ハリーリー氏を団長とし、ハーディ・バフラ氏、バスマ・カドマーニー女史が動向した。 使節団はまた、国連のアントニオ・グテーレス事務総長、ジェフリー・フェツトマン事務次長、英国の国連代表大使とも会談した。 『ハヤート』によると、最高交渉委員会は、会談で、ソチでのシリア国民対話大会を国連が権威づけしないよう、そしてジュネーブ会議の枠組みのなかで和平協議が継続されることを支持するよう求めたという。 AFP, January 9, 2018、ANHA, January 9, 2018、AP, January 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2018、al-Hayat, January 9, 2018、Reuters, January 9, 2018、SANA, January 9, 2018、UPI, January 9, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.