西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所での北シリア民主連邦議会選挙を監督する選挙管理委員会(高等選挙委員会)は、ハサカ県アームーダー市で会合を開き、1月19日に投票が予定されていたジャズィーラ地域、ユーフラテス地域、アフリーン地域の3地域の議会、および連邦全体の議会に掃討する「北シリア民主人民大会」の選挙を延期することを決定、これを発表した。 3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙は、北シリア民主連邦議会の第3段階として準備が進められて、第1段階にあたるコミューン首長選挙は2017年9月に、第2段階にあたる自治体(村、町、区、市、郡、地区)議会選挙は12月に実施されていた。 3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙の延期は、第2段階にあたる自治体議会選挙の実施が約1ヶ月遅れたことを受けたもの。 だが、3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙の日程については明らかにされなかった。 ANHA(1月4日付)が伝えた。 AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.