Contents
■YPG主体のシリア民主軍が、ロシア軍の航空支援を受け、アレッポ県北部のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の要衝マンナグ航空基地を制圧(2016年2月11日)
■ロシア国防省報道官「アレッポ市への空爆はロシア軍ではなく米軍によるもの」:ロシア軍は1週間でシリア領内で510回の空爆を実施(2016年2月11日)
■フサイン国際連合人権高等弁務官「シリア軍、ロシア軍のアレッポ県での攻撃で民間人5万人以上が避難、30万人が包囲」(2016年2月11日)
■シリア軍がアル=カーイダ系組織との戦闘の末、アレッポ県ザフラー町南西部に位置するタームーラ村一帯の丘陵地帯を制圧(2016年2月12日)
■ロシア海軍が最新鋭小型ロケット艦を地中海に配備(2016年2月13日)
■シリア軍がザフラー町南西部の要衝タームーラ村でヌスラ戦線などを掃討し、同地を制圧(2016年2月13日)
■アレッポ県北部でYPG主体のシリア民主軍、シリア軍がロシア軍の航空支援を受け、ヌスラ戦線などへの攻勢を続ける(2016年2月14日)
■シリア軍はダルアー県、ダマスカス郊外県、アレッポ県の「市民」に投降を呼びかける一方、トルコ軍の越境砲撃への反撃命令を発出(2016年2月14日)
■シリア民主軍に参加する革命家軍の士官が「預言者ムハンマドの革命を期待して市民の隊列に参加する」として離反(2016年2月15日)
■トルコ軍の越境砲撃にもかかわらず、YPG主体のシリア民主軍とシリア軍はアレッポ市北部で進軍を続けるなか、ロシア軍と思われる戦闘機はアアザーズ市の病院を空爆(2016年2月15日)
■シリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方、ラタキア県北部で支配地域を拡大(2016年2月16日)
■YPG主体のシリア民主軍はアレッポ県北部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域に接近する一方、シリア軍、ロシア軍と連携するかたちでアレッポ市内でもヌスラ戦線と「穏健な反体制派」への攻勢を強化、アレッポ市内の武装集団はシャーム自由人イスラーム運動の元指導者に忠誠を誓う(2016年2月16日)
■YPG主体のシリア民主軍はアレッポ県北部で、シリア軍はアレッポ県南部でアル=カーイダ系組織、「穏健な反体制派」との戦闘を続ける(2016年2月17日)
■ジャアファリー・シリア国連代表「シリア北部での勝利はシリア軍とクルド人の合同勝利」(2016年2月17日)
■シリア軍がヌスラ戦線などとの交戦の末ラタキア県北東部の要衝キンサッバー町一帯を制圧(2016年2月18日)
■アレッポ県北西部での戦闘激化に乗じるかたちでダーイシュ(イスラーム国)は「穏健な反体制派」とシリア民主軍への攻撃を激化(2016年2月18日)
■ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するアジュナード・シャーム・イスラーム連合がラフマーン軍と完全統合(2016年2月19日)
■シリア軍はラタキア県北部などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2016年2月19日)
■トルコ軍がアレッポ県北西部に最大規模の越境空爆を行うなか、YPG主体のシリア民主軍とシリア軍はアレッポ市への包囲を強化(2016年2月19日)
■シャアバーン大統領府政治報道補佐官「YPGはシリアの部隊」(2016年2月19日)
■シリア軍がラタキア県、ダマスカス郊外県などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2016年2月20日)
■ウマイヤ・モスクの説教師「シリア軍とともに祖国を防衛するクルド人に敬意を表する」(2016年2月20日)
■シリア人権監視団:過去16ヶ月間のシリア軍による空爆での死者は民間人7,842人、反体制武装集団メンバー4,118人、ロシア軍の空爆での死者は民間人1,653人、戦闘員1,089人(2016年2月20日)
■反体制活動家のキールー氏が民主統一党を「幹部は外国人で…その活動は分離主義的で、シリア国家への脅威」と酷評(2016年2月11日)
■ロシア国防省報道官「アレッポ市への空爆はロシア軍ではなく米軍によるもの」:ロシア軍は1週間でシリア領内で510回の空爆を実施(2016年2月11日)
■米国務省報道官は、トルコ軍のアレッポ県北部への越境砲撃に関して「停止」するよう求める(2016年2月13日)
■トルコ軍は、YPG主体のシリア民主軍がアル=カーイダ系組織から奪取したアレッポ県北部一帯を越境砲撃(2016年2月13日)
■シリア外務省は国連にトルコの越境砲撃を報告、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線などとトルコのつながりを絶ち切るための措置を求める(2016年2月14日)
■トルコ軍は前日に引き続きアレッポ県北部のシリア民主軍拠点を越境砲撃する一方、トルコ領から反体制武装集団数百人がシリア領内に潜入(2016年2月14日)
■トルコのダウトオール首相は、トルコとアレッポを結ぶ人道回廊寸断の試みに対抗するためアレッポ県北部のシリア民主軍を越境砲撃していると主張(2016年2月14日)
■米国務省報道官はイドリブ県、アレッポ県の病院に対する空爆を非難(2016年2月15日)
■イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市で国境なき医師団が支援する病院が空爆を受け、少なくとも7人が死亡(2016年2月15日)
■ロシア外務省はトルコ軍のシリア越境砲撃の安保理での審議を提案する一方、ガティロフ外務次官は「停戦合意が実行されたとしても、テロとの戦いは続けられる」と強調(2016年2月15日)
■サウジアラビアはトルコのシリア人避難民に人道支援物資575箱を提供(2016年2月15日)
■トルコのダウトオール首相は「テロ組織のようなロシアの振る舞いに断固たる対応をとる」と主張する一方、ユルマズ国防相はシリアへの地上部隊派遣を否定(2016年2月15日)
■ドイツのメルケル首相はシリア北部に「飛行禁止空域」を設定することが有効と述べる(2016年2月16日)
■国連安保理非公式会合で、エジプト、イラクがロシアとともにトルコによるシリア、イラクへの軍事介入を非難(2016年2月16日)
■イランのザリーフ外相はサウジアラビア、トルコが意思表明したシリアへの地上部隊の派遣を「国際法違反」と非難(2016年2月16日)
■ロシア外務次官は、シリア政府と国連安保理の同意なしにシリア北部に「飛行禁止空域」を設置することは許されないと反論(2016年2月17日)
■トルコのエルドアン大統領はシリアへの越境砲撃継続の意思を表明する一方、アクドーアン副首相はアレッポ県北部での「安全地帯」設置の必要を強調(2016年2月17日)
■トルコ領からシリア人戦闘員500人がシリアのアレッポ県北部に位置するアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」の中心拠点アアザーズ市に潜入する一方、駐トルコのシリア・クルド人武装集団はYPGを「独裁体制の手先」と非難(2016年2月18日)
■トルコ軍がアレッポ県北東部を越境砲撃し、住民1人が死亡(2016年2月18日)
■国境なき医師団のリュー会長「医師団が運営・支援する医療センターに関する情報をシリアとロシアに開示することについては意見が分かれている」(2016年2月18日)
■人民連合党のムスリム党首、YPG主体のシリア民主軍総司令部はアンカラでの自爆テロへの関与を否定し、国際社会にテロ撲滅を呼びかける(2016年2月18日)
■トルコのダウトオール首相、エルドアン大統領は17日のアンカラでの自爆テロを「YPGが直接関与」と喧伝(2016年2月18日)
■トルコのエルドアン大統領は、米国がPYDへの支援を続ければ、ダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆で有志連合が使用するインジルリク空軍基地を封鎖すると脅迫(2016年2月19日)
■クルディスタン自由の鷹が声明を出し、トルコ政府がYPGの関与を断定したアンカラでの自爆テロへの関与を認める(2016年2月19日)
■ロシアは、トルコのシリアに対する越境砲撃に対処するための安保理決議案を提出(2016年2月19日)
■トルコ軍がアレッポ市北西部の西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市などを越境砲撃する一方、トルコ領内から戦闘員がシリア領内に潜入(2016年2月20日)
■国連安保理でトルコによるシリアへの越境砲撃や「テロ支援」停止を求めるロシア提案の決議案が米英仏の反対で廃案に(2016年2月20日)
■カーター米国防長官「サウジアラビアとUAEの地上部隊の参戦は「穏健な反体制派」によるラッカ市奪還の機会を与えることになろう」(2016年2月12日)
■サウジアラビアのジュバイル外務大臣「アサド政権打倒が我々の目標で、それまでシリアのダーイシュ(イスラーム国)が敗北することはない」(2016年2月12日)
■トルコのチャヴシュオール外相はサウジアラビア軍戦闘機がトルコに到着したと発表するとともに、トルコ軍がサウジアラビア軍とともにシリア領内での地上戦に参加するだろうと述べる(2016年2月13日)
■カタール外相「シリアへの地上部隊派遣は以前から計画されていたことだ」(2016年2月15日)
■トルコのダウトオール首相は「テロ組織のようなロシアの振る舞いに断固たる対応をとる」と主張する一方、ユルマズ国防相はシリアへの地上部隊派遣を否定(2016年2月15日)
■イランのザリーフ外相はサウジアラビア、トルコが意思表明したシリアへの地上部隊の派遣を「国際法違反」と非難(2016年2月16日)
■ロシア外務省のザハロフ報道官「トルコ軍は越境砲撃でダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線などへの支援を継続しようとしている」(2016年2月16日)
■サウジアラビアのジュバイル外務大臣「サウジ特殊部隊はシリア領内で単独行動は行わない」(2016年2月18日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で空爆を実施せず(2016年2月11日)
■シリア軍はアレッポ県東部、ダイル・ザウル県などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月11日)
■有志連合に参加するサウジアラビア軍のシリア領内の空爆回数の合計は189回(2016年2月11日)
■ロシア国防省報道官「アレッポ市への空爆はロシア軍ではなく米軍によるもの」:ロシア軍は1週間でシリア領内で510回の空爆を実施(2016年2月11日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で3回の空爆を実施(2016年2月12日)
■シリア軍、ロシア軍がアレッポ県東部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域を空爆(2016年2月12日)
■ロシア海軍が最新鋭小型ロケット艦を地中海に配備(2016年2月13日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で2回の空爆を実施(2016年2月13日)
■ダーイシュ(イスラーム国)はヒムス県東部でロシア軍の無人偵察機2機を撃墜したと発表(2016年2月13日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で4回の空爆を実施(2016年2月14日)
■シリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県東部などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月14日)
■ハサカ県シャッダーディー市一帯に対する有志連合によると思われる空爆を、ダーイシュ(イスラーム国)はロシア軍の空爆と断じる(2016年2月15日)
■米軍主導の有志連合はシリア国内で10回の空爆を実施(2016年2月15日)
■シリア軍がハマー県・ラッカ県境の丘陵地帯をダーイシュ(イスラーム国)から奪還する一方、有志連合はダイル・ザウル県の油田を空爆(2016年2月15日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で8回の空爆を実施(2016年2月16日)
■オランダ軍がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆を初めて実施(2016年2月16日)
■米軍主導はダーイシュ(イスラーム国)支配下のダイル・ザウル県内にビラを散布し、住民に退避を呼びかける(2016年2月16日)
■シリア軍がアレッポ市とクワイリス航空基地を結ぶ火力発電所をダーイシュ(イスラーム国)から奪還(2016年2月16日)
■ロシア外務省のザハロフ報道官「トルコ軍は越境砲撃でダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線などへの支援を継続しようとしている」(2016年2月16日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の空爆を実施(2016年2月17日)
■YPG主体のシリア民主軍はハサカ県、ラッカ県で、シリア軍はヒムス県、ダイル・ザウル県などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月17日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で9回の空爆を実施(2016年2月18日)
■シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月18日)
■アレッポ県北西部での戦闘激化に乗じるかたちでダーイシュ(イスラーム国)は「穏健な反体制派」とシリア民主軍への攻撃を激化(2016年2月18日)
■YPG主体のシリア民主軍がハサカ県でダーイシュ(イスラーム国)掃討戦を再開、有志連合の空爆で民間人40人弱が死亡(2016年2月18日)
■シリア軍がダイル・ザウル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続ける(2016年2月19日)
■YPG主体のシリア民主軍が有志連合の支援を受け、ハサカ県最後のダーイシュ(イスラーム国)の拠点シャッダーディー市を制圧するとともに、ユーフラテス川東岸のティシュリーン・ダム一帯でダーイシュと交戦(2016年2月19日)
■シリア軍がアレッポ県東部のザラーナ村一帯、ウンム・トゥライキーヤ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還する一方、シリア民主軍はハサカ県での攻勢を続ける(2016年2月20日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で9回の空爆を実施(2016年2月19日)
■米軍主導の有志連合はシリア領内で18回の空爆を実施(2016年2月20日)
■アサド大統領がAFPのインタビューに応じる「問題はあと何年トルコとサウジアラビアがテロを支援するかだ。そしていつ西側がこうした国に圧力をかけて、テロ支援を止めさせるかだ」(2016年2月12日)
■アサド大統領が7ヶ月ぶりに国内に向けて演説:「我々が曝されている戦闘は「概念をめぐる戦争」だ」(2016年2月15日)
■アサド大統領は国内外に逃亡した兵役忌避者への恩赦を決定(2016年2月17日)
■ロシアのチュルキン国連大使「アサド大統領の発言はロシアが行っている外交努力に合致していない」(2016年2月19日)
■アサド大統領は戦闘停止の条件として、テロリストがその立場を強化せず、トルコなどがテロ支援を停止することを条件として提示(2016年2月20日)
■フランスのオランド大統領「アサド政権はテロリストに対抗しているが、国民を虐殺しており、退陣させねばならない」(2016年2月11日)
■ISSG(国際シリア支援グループ)外相がミュンヘンで会合を開き、ロシア軍、シリア軍、YPG主体のシリア民主軍が交戦するヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)を排除したかたちで「1週間」以内に停戦をめざすことで合意(2016年2月11日)
■イランのザリーフ外務大臣「我々はともに行動すべきだ…。我々はサウジアラビアとともに行動する用意がある」(2016年2月12日)
■第52回ミュンヘン国際安全保障会議で米国、フランス、ロシアがシリア情勢をめぐって非難の応酬(2016年2月13日)
■リヤド最高交渉委員会のヒジャーブ氏「我々が目にしている唯一の行動とはロシアによる民間人殺害」(2016年2月14日)
■オバマ・プーチン両首脳が電話会談でシリア情勢への対応を協議(2016年2月14日)
■サウジアラビアのジュバイル外務大臣「ロシアはアサドを救うことに失敗するだろう」(2016年2月14日)
■デミストゥラ国連特別代表がシリアを訪問し、ムアッリム外相と会談、包囲された都市への人道支援について協議(2016年2月16日)
■オバマ米大統領「反体制派はロシア軍に対抗できない」(2016年2月16日)
■ダマスカス郊外県ムウダミーヤト・シャーム市、マダーヤー町、イドリブ県フーア市に人道支援物資が搬入(2016年2月17日)
■国連のエーゲラン人道問題担当事務次長はロシア軍に続いて、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるダイル・ザウル市への人道支援物資投下を意思表明(2016年2月18日)
■デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「2月25日のジュネーブ3会議再開は現実的に不可能」(2016年2月19日)
■リヤド最高交渉委員会委員長のヒジャーブ元首相は「国際社会がロシアの軍事行動停止を保障することを条件に停戦に応じると反体制武装集団が合意した」と発表(2016年2月20日)
■シリア国内での戦闘停止の目処が立たず、ISSG拡大会合が延期に(2016年2月20日)
■アサド大統領は戦闘停止の条件として、テロリストがその立場を強化せず、トルコなどがテロ支援を停止することを条件として提示(2016年2月20日)