シャアバーン大統領府政治報道補佐官「YPGはシリアの部隊」(2016年2月19日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、RT(2月19日付)のテレビ取材に応じ、そのなかで西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が「シリアの部隊である」と述べた。

シャアバーン補佐官は「我々は常に政治的解決に向かって進んできた。なぜなら、あらゆる問題解決が政治的解決をもって終わねばならないからだ。しかし、我々は同時に、テロ撲滅を計画している。この二つは相補的で、決して矛盾するものではない」と述べる。

またジュネーブ3会議をめぐっては「サウジアラビアが作り出した代表団(リヤド最高交渉委員会が任命した代表団)は、サウジアラビアの指示に従い、シリア国民と無関係なまま、人道支援、停戦について云々している」と批判、「シリア人どうしの対話を通じてすべての問題がテーブルのうえに提示されねばならない」と強調した。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に関して、シャアバーン補佐官は「シリアの部隊であり、シリア社会のすべての階層がテロとの戦いに参加している。これはシリア軍、人民防衛隊、そしてロシア軍との協力のもとに行われている」と述べた。

そのうえで「クルド人などにスポットライトを当てているのはクルドだ。なぜならクルドはこの件で問題を抱えているからだ。我々にとっては何の問題もない。重要なのは、クルド人がシリアの一部、シリアの国土そして国民の一部をなしていることだ」と強調した。

AFP, February 19, 2016、AP, February 19, 2016、ARA News, February 19, 2016、Champress, February 19, 2016、al-Hayat, February 20, 2016、Iraqi News, February 19, 2016、Kull-na Shuraka’, February 19, 2016、al-Mada Press, February 19, 2016、Naharnet, February 19, 2016、NNA, February 19, 2016、Reuters, February 19, 2016、SANA, February 19, 2016、UPI, February 19, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク