トルコのダウトオール首相は、トルコとアレッポを結ぶ人道回廊寸断の試みに対抗するためアレッポ県北部のシリア民主軍を越境砲撃していると主張(2016年2月14日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、トルコ軍によるアレッポ県北部のシリア民主軍拠点への越境砲撃に関して、「トルコとアレッポ県の人道回廊を寸断しようとしている」ことへの対抗措置だと述べ、自己正当化した。

ダウトオール首相は「我々は交戦規定に基づき、アアザーズ市周辺地域の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊拠点を砲撃した。すなわち人民防衛隊はトルコに対して敵対行為を行った」と述べた。

また「シリア北部の状況はトルコの安全保障を脅かすようになっており、テロロ組織である人民防衛隊の背後にいる諸勢力は、シリア人難民をトルコに流入させようとしている…。我々の介入はアアザーズに対する人民防衛隊の攻撃によってこうした事態が生じるのを阻止するためのものだ」と主張した。


AFP, February 14, 2016、AP, February 14, 2016、ARA News, February 14, 2016、Champress, February 14, 2016、al-Hayat, February 15, 2016、Iraqi News, February 14, 2016、Kull-na Shuraka’, February 14, 2016、al-Mada Press, February 14, 2016、Naharnet, February 14, 2016、NNA, February 14, 2016、Reuters, February 14, 2016、SANA, February 14, 2016、UPI, February 14, 2016などをもとに作成。

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