シリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー氏は、オリエント・ニュース(1月26日付)に対し、連立と最高交渉委員会が、26日にモスクワでロシア外務省が予定している反体制派の代表者による会合への参加を拒否したことを明らかにした。
ハリーリー氏は、拒否の理由に関して、ロシアが2月8日に開催予定のジュネーブ4会議において自らに近い反体制活動家からなる使節団を設置、派遣しようとしているためだと述べた。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、シリア革命反体制勢力国民連立、最高交渉委員会に加えて、ジュネーブ3会議、アスタナ会議で排除されていた西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党、同党と対立するシリア・クルド国民評議会、ジュネーブ3会議開催時に「モスクワ・リスト」と呼ばれた民主的変革諸勢力国民調整委員会、フマイミーム・グループをモスクワに招聘していた。
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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アレッポ県西部、イドリブ県でのシャーム・ファトフ戦線によるムジャーヒディーン軍拠点攻撃を「政権およびこれと同盟する占領者を利する」と非難、「国民軍」の結成を呼びかけた。
AFP, January 26, 2017、AP, January 26, 2017、ARA News, January 26, 2017、Champress, January 26, 2017、al-Hayat, January 27, 2017、Iraqi News, January 26, 2017、Kull-na Shuraka’, January 26, 2017、al-Mada Press, January 26, 2017、Naharnet, January 26, 2017、NNA, January 26, 2017、Orient News Net, January 26, 2017、Reuters, January 26, 2017、SANA, January 26, 2017、UPI, January 26, 2017などをもとに作成。
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