ハサカ県のフール・キャンプで女性多数がダーイシュの「秘密法廷」を運営していたとして逮捕。反体制派系サイトはアサーイシュが抗議デモに発砲したと伝える(2019年9月30日)

ANHA(9月30日付)は、シリア人国内避難民(IDPs)、イラク人難民、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族らが収容されているハサカ県のフール・キャンプで、ダーイシュの女性メンバーが設置した「秘密法廷」が摘発されたと伝えた。

同サイトによると、「秘密法廷」はダーイシュの思想から逸脱した女性たちを粛清するためのもので、移民セクション内のテントに設置されていた。

キャンプの内務治安部隊は、「秘密法廷」が設置されていたテントに対して立ち入り捜査を行おうとしたところ、テント内の女性たちが抵抗し、部隊に発砲してきたという。

約15分の撃ち合いののち、内務治安部隊は、ダーイシュの女性メンバー1人を殺害、7人を負傷させ、50人以上を逮捕した。

しかし、反体制派系のユーフラテス・ポスト(9月30日付)は、「アサーイシュ」(内務治安部隊)が強制捜査を行うためにフール・キャンプの移民課地区に突入したことを受けて、女性と子供が抗議デモを行ったと伝えた。

強制捜査は複数の外国人女性を逮捕するためのもので、その理由は不明だという。

なお、抗議デモを行った女性と子供も外国人で、アサーイシュは実弾を発砲し強制排除した。

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また、ANHA(9月30日付)によると、シリア人国内避難民(IDPs)、イラク人難民、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族らが収容されているフール・キャンプで、ダーイシュ・メンバーの女性2人がイラク人難民の男性(H.D.)を襲撃、重傷を負わせた。

女性2人はキャンプの第5ブロックに忍び込み、男性を襲い、殺害しようとしていたという。

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ANHA(9月30日付)によると、フール・キャンプに収容されていたシリア人国内避難民(IDPs)40世帯141人(いずれも女性と子供)が、ダイル・ザウル県に帰還した。

なお、キャンプには難民・IDPs約7万人が依然として収容されているという。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Euphrates Post, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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シリア政府とYPG主体のシリア民主軍の代表がダイル・ザウル県北部での抗議デモを収束させるため「秘密会合」(2019年9月30日)

ユーフラテス・プレス(9月30日付)は、複数の地元情報筋の話として、シリア政府の代表と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表が、ダイル・ザウル県北部での抗議デモへの対応を協議するための「秘密会合」を行ったと伝えた。

会合は、シリア政府に近いビジネスマンの一人バラー・カーティルジー氏が仲介して、ダイル・ザウル市近郊のサーリヒーヤ村で開かれ、北・東シリア自治局傘下のダイル・ザウル民政評議会議長のガッサーン・ユースフ氏、シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会議長のアフマド・ハビール(アブー・ハウラ)氏、そしてイランに近いとされるターリク・マアユーフ氏が出席した。

同サイトによると、会合では、カーティルジー氏が、シリア民主軍が北・東シリア自治区支配下のダイル・ザウル県北部での抗議デモを収束させることの見返りとして、ユースフ氏とハビール氏に多額の金銭を支払うことが合意されたという。

会合ではまた、抗議デモに好意的な姿勢を示したダイル・ザウル軍事評議会所属の第6中隊の解体が合意された。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Euphrates Post, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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シリアとイラクを結ぶユーフラテス川西岸のブーカマール・カーイム国境通行所が正式に再開(2019年9月30日)

シリアのダイル・ザウル県とイラクのアンバール県のユーフラテス川西岸の国境を結ぶブーカマール・カーイム国境通行所が正式に再開した。

再開式典には、シリアのムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣、アブドゥルマジード・カワーキビー・ダイル・ザウル県知事、アースィム・イスカンダル・ブーカマール国境通行所税関局長イラク国境委員会のカーズィム・ウカービー委員長ら用心が出席した。

式典でラフムーン内務大臣は「シリア・アラブ軍とイラク軍の犠牲、そしてダーイシュ(イスラーム国)などさまざまな名を名乗る武装テロ組織に対する両国国民の勝利の甲斐あって、通行所が再開した」としたうえで、人や物の移動など通商が活性化し、両国に利益をもたらすだろうと強調した。

ブーカマール・カーイム国境通行所は9月1日に再開が予定されていたが、再開はたびたび延期され、その間、イスラエル軍所属と思われる戦闘機が国境地帯を幾度となく爆撃した。

ブーカマール・カーイム国境通行所は、ダーイシュ(イスラーム国)が同地一帯を掌握した2013年以降閉鎖されていた。

SANA(9月30日付)、スーマリーヤ・チャンネル(9月30日付)などが伝えた。

ブーカマール国境通行所

カーイム国境通行所

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、al-Sumariya TV, September 30 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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国連安保理でシリア情勢への対応を協議する会合(2019年9月30日)

国連安保理でシリア情勢への対応を協議する会合を開かれた。

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ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、23日に設置が発表された制憲委員会(憲法委員会)に関して「制憲委員会設置合意は、シリアの主権、統一、独立、領土保全の尊重、国連憲章と安保理諸決議の遵守といった基本原則に基づかねばならない」と強調した。

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シリアのバッシャール・ジャアファル国連代表は、制憲委員会がロシア、イランとの強い連携のもとに成功裏に設置されたとしたうえで、その活動が外国の干渉や妨害から遠ざけられねばならないと発言した。

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ロシアのワシーリー・ネヴェンジャ国連大使は、「我々の一部のパートナー(欧米諸国)がシリア復興に新たな条件をつけてようとしているに注目している…。彼らはこれまでは制憲委員会(憲法委員会)の設置が条件だとしてきたが、我々はいくつもの新たな口実がなされていることを目にしている」と述べ、欧米諸国が依然としてシリア復興に参与しようとしないことを非難した。

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ケリー・クラフト米国連大使は、シリア政府が12万8000人を恣意的に逮捕したと主張、「こうした行為は受け入れられない」と非難、釈放を求めた。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、October 1, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県シューラー村近郊の砂漠地帯にあるシリア軍・親政権民兵の拠点を襲撃(2019年9月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシューラー村近郊の砂漠地帯にあるシリア軍・親政権民兵の拠点を襲撃、砲撃戦となった。

ジュルフ・ニュース(9月30日付)によると、ダーイシュが襲撃したのはイラン・イスラーム革命防衛隊の拠点だという。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Jurf News, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードが、トルコ軍監視所(第10監視所)があるハマー県シール・マガール村一帯のシリア政府支配地域を砲撃(2019年9月30日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから30日目(爆撃を激化させてから151日目)を迎えた9月30日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が各地で散発的に交戦した。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,164人だった。

内訳は、民間人1,066人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,421人、反体制武装集団戦闘員1,677人。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などが活動を続けるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地一帯(ウスター丘、アブー・ダフダフ丘、Syriatel塔など)、トゥッファーヒーヤ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマアッラト・ハルマ村、バアルブー村、ストゥーフ・ダイル村、ラカーヤー村、ナキール村、フィキーア村、ウンム・スィール村、ウライニバ村、カフルサジュナ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がサルマーニーヤ村などを砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団もシリア政府支配下のラスィーフ村を砲撃した。

これに関して、スプートニク・ニュース(9月30日付)、ANHA(9月30日付)は、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードが、トルコ軍監視所(第10監視所)があるシール・マガール村一帯のシリア政府支配地域を砲撃したと報じた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が撃ったと思われる迫撃砲弾一発がダルアー市ダルアー・バラド地区に着弾した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県15件、ラタキア県7件、アレッポ県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(イドリブ県1件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認した。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、Sputnik News, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから317人、ヨルダンから1,106人の難民が帰国、避難民336人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者336人)が帰宅(2019年9月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月30日付)を公開し、9月29日に難民1,423人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは317人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは1,106人(うち女性332人、子供564人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は419,552人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者132,387人(うち女性40,094人、子ども67,817人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者287,165人(うち女性86,187人、子ども146,442人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,654,208人(うち女性1,996,262人、子供3,393,646人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 648,832人(うち女性194,939人、子供331,181人)となった。

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一方、国内避難民336人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは336人(うち女性97人、子供157人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した336人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は336人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,188人(うち女性11,213人、子供16,481人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,784人(うち女性393,772人、子供660,247人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2019をもとに作成。

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『ワタン』:バーブ・ハワー国境通行所でトルコの諜報機関と反体制武装集団が会合し、M4高速道路の活用について協議(2019年9月29日)

『ワタン』(9月30日付)はトルコの支援を受ける反体制武装集団に近い複数の消息筋の話として、バーブ・ハワー国境通行所でトルコの諜報機関(国家諜報機構(MİT))が反体制武装集団の幹部らと会合を行ったと伝えた。

反体制武装集団のなかには、シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構も含まれており、会合では、アレッポ市とハマー市を結ぶ国際幹線道路(M4高速道路)の活用などに議論が集中した。

これは同街道を反体制武装集団の移動(撤退)に利用することをめざすものだという。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019、al-Watan, September 30, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県で北・シリア自治局・シリア民主軍のオートバイ使用・持ち込み禁止令、耕作禁止令に抗議するデモ(2019年9月29日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ市内のアズィーズィーヤ地区にあるアサーイシュ本部前で、オートバイ使用・持ち込み禁止令に抗議するデモが行われた。

オートバイ使用・持ち込み禁止令は、治安上の理由で北・東シリア自治局当局が10月5日に発効することを決定していた。

ザマーン・ワスル(9月29日付)やスマート・ニュース(9月29日付)によると、市内のタッル・ハジャル地区東部では、オートバイ利用者数十人がタイヤを焼くなどして道路を封鎖した。

同様のデモは24日にも、シャッダーディー市で発生していた。

一方、SANA(9月29日付)によると、北・東シリア自治局の防衛を担う人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラアス・アイン市、シャッダーディー市、タッル・タムル町、タッル・ハミース市で「徴兵」と称して若者300人を拘束、連行した。

このほか、ANHA(9月29日付)によると、フール・キャンプでダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの妻1人が遺体で発見された。

発見された遺体は頭部を強打された跡があり、10日ほど前に殺害されたと思われるという。

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ダイル・ザウル県では、ザマーン・ワスル(9月29日付)によると、北・東シリア自治局の防衛を担う人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアブー・ハシャブ村近郊の砂漠地帯での農業を禁止したことをうけて、同地に近いカスラ村、ハワーイジュ・ブーマスア村、ハルムーシーヤ村の住民数百人がハルムーシーヤ村で抗議デモを行った。

デモ参加者はラッカ市とダイル・ザウル県を結ぶ街道でタイヤを燃やすなどして封鎖した。

デモを受けて、バカーラ部族の部族長や地元名士が、ハルムーシーヤ村の名士であるダッハーム・ムハンマド・イブラーヒーム氏の自宅で会合を開き、対応について協議した。


一方、ジュルフ・ニュース(9月29日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーだとして拘束していたズィーバーン町の住民多数を釈放した。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Jurf News, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SMART News, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019、Zaman al-Wasl, September 29, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプの国内避難民150人がシリア政府支配地域に帰還、ヒムス市バイヤーダ地区に移送(2019年9月29日)

米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン・シリア国境緩衝地帯にあるルクバーン・キャンプから国内避難民(IDPs)約150人が、国連とシリア赤新月社に随行され、キャンプを跡にし、55キロ地帯を経由して、シリア政府支配地域に帰還した。

ルクバーン・キャンプ民政自治局のアブドゥルアズィーズ・ティーバーウィー広報調整官によると、150人はヒムス市バイヤーダ地区に移送され、芸術学校に設置された空軍情報部所轄の収容センターに収容されたという。

スマート・ニュース(9月29日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SMART News, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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トルコ国防省は「ユーフラテスの盾」地域から領空侵犯したドローンを撃墜したと発表(2019年9月29日)

トルコ国防省は声明を出し、所属不明の無人航空機(ドローン)1機をトルコ領内で撃墜したと発表した。

声明によると、このドローンは、トルコが実質占領するアレッポ県北部の「ユーフラテスの盾」地域からキリス県に侵入、トルコ領空を6回にわたり侵犯したという。

アナトリア通信(9月29日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2019、Anadolu Ajansı, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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今年に入って当局が没収した政府関係者の財産は180億シリア・ポンド(37億円)に(2019年9月29日)

親政府系サイトのイクティサード(9月29日付)、『ワタン』(9月29日付)は、政府関係者の動産・不動産を差し押さえる決定が2019年に入って538件に達し、当局がすでに180億シリア・ポンド(37億円相当)を没収したと伝えた。

財務省のバッサーム・アブドゥンナビー次官によると、没収額は全額ではなく、決定は教育省の汚職事件などに関係した高官ら224人を対象としているという。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、al-Iqtisad, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019、al-Watan, September 29, 2019などをもとに作成。

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PYD幹部は制憲委員会(憲法委員会)をめぐる米国の姿勢を批判(2019年9月29日)

北・東シリア自治局、人民防衛隊(YPG)、シリア民主軍、シリア民主評議会を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)幹部のムヒーッディーン・シャイフ・アーリー氏は、アラビーヤ(9月29日付)のインタビューに応じ、そのなかで23日に設置が発表された制憲委員会(憲法委員会)に歓迎の意を示した米国を非難した。

シャイフ・アーリー氏は「シリア危機に対する米政権の政策は曖昧だ。アサド政権、反体制派、市民社会の専門家の代表150人からなる制憲委員会にクルド人が参加しない状況を批判する」と述べた。

AFP, September 29, 2019、Alarabia, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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故アブドゥルバースィト・サールート氏も従軍していた親アル=カーイダ系組織のイッザ軍司令官が制憲委員会(憲法委員会)を酷評(2019年9月29日)

イッザ軍司令官のジャミール・サーリフ司令官は、23日に設置が発表された制憲委員会(憲法委員会)に参加する反体制派を「カエルども」と厳しく非難した。

サーリフ司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/jamelalsaleh0/)で反体制派を「大会だの合意だの憲法だのと言ってロシアや体制と同じ席に着くカエルどもだ」、「シリア人100万人が殺され、数百万人が追放させられ、国が破壊され、50万人が逮捕され失踪中なのに、お前たちは憲法について云々している。お前たちは跪きに行こうとしている」、「お前たちの夢とアサドの悪党の夢となるだろう。この大地はアッラーのお許しのもと、男たちを遣わし続ける」と酷評した。

イッザ軍はシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と共闘するいわゆる「穏健な反体制派」で、「革命のサヨナキドリ」として知られて、ドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る:シリア、若者たちが求め続けたふるさと』に出演したアブドゥルバースィト・サールート氏(2019年6月死亡)も参加していた組織。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市(アレッポ県)近郊のバイルーニーヤ村を砲撃(2019年9月29日)

アレッポ県では、ANHA(9月29日付)によると、トルコ軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放戦線は声明を出し、トルコ占領下のシャッラー村近郊のアナービカ村一帯、カフル・ナッブー村・ブルジュ・ハイダル村間で28日、トルコの支援を受ける反体制武装集団を攻撃、戦闘員少なくとも7人を殺害したと発表した。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから403人、ヨルダンから836人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年9月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月29日付)を公開し、9月28日に難民1,239人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは403人(うち女性121人、子供205人)、ヨルダンから帰国したのは836人(うち女性251人、子供426人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は418,129人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者132,070人(うち女性39,999人、子ども67,655人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者286,059人(うち女性85,855人、子ども145,878人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,654,208人(うち女性1,996,262人、子供3,393,646人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 647,409人(うち女性194,512人、子供330,455人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2019をもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構などの反体制武装集団が活動を続けるラタキア県北東部を「樽爆弾」で爆撃(2019年9月29日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから29日目(爆撃を激化させてから150日目)を迎えた9月29日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が各地で散発的に交戦した。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人減少?!して4,164人となった。

内訳は、民間人1,066人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,421人、反体制武装集団戦闘員1,677人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がトゥラムラー村、マアッラト・ハルマ村、マアッラト・スィーン村、ハザーリーン村、カルサア村、アブー・フッバ村、ラッファ村、カラーティー村、ウライニバ村、ナキール村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、タッフ村、タフターヤー村、ウンム・ジャラール村、放棄された大隊基地、タッル・ジャアファル村、ザイズーン火力発電所一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などの反体制武装集団が活動を続けるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・トゥーマーン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(9月29日付)によると、情報省の総合情報部がドゥーマー市でアースィム・ラヒーバーニー氏を含む医師や看護師多数を拘束した。

拘束された医師・看護師は、東グータ地方が反体制派の支配下にあった2018年以前、同地の野戦病院に勤務していたと疑われているという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県11件、ラタキア県13件、アレッポ県10件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(イドリブ県6件、ラタキア県6件、アレッポ県5件、ハマー県6件)確認した。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、Sawt al-‘Asima, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣はイラク、インド、ベラルーシ、アルメニア、スーダンの外務大臣と会談:イラク外務大臣にはブーカマール・カーイム国境通行所再開を改めて要請(2019年9月28日)

国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問しているワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、国連本部でインドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣、ベラルーシのウラジーミル・マケイ外務大臣、アルメニアのゾーラブ・ムナツァカニャン外務大臣、イラクのムハンマド・アリー・ハキーム外務大臣、スーダンのムハンマド・アブドゥッラー外務大臣と相次いで会談した。

ハキーム外務大臣との会談で、ムアッリム外務在外居住者大臣は、ダイル・ザウル県のブーカマール市とイラクのアンバール県カーイム市を結ぶブーカマール・カーイム国境通行所の再開を改めて求めた。

SANA(9月29日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2019、ANHA, September 29, 2019、AP, September 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2019、Reuters, September 29, 2019、SANA, September 29, 2019、SOHR, September 29, 2019、UPI, September 29, 2019などをもとに作成。

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難民100万人をシリア北西部に移住させようとするトルコのエルドアン政権の計画の詳細が明らかに(2019年9月28日)

トルコのTRT Haberチャンネル(9月27日付)は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権が計画しているシリア北西部国境地帯へのシリア難民の移住計画の詳細を明らかにした。

同チャンネルによると、計画は、トルコが米国とともに設置をめざしている「安全地帯」に、外国の基金が270億米ドルを投資し、住宅20万戸を建設するというもの。

トルコ政府が国際機関の支援を受けられるかは今のところ不明。

住宅建設は同地域内の140の村、10の町で行われ、各村はシリア難民5,000人を、各町は難民3万人をそれぞれ収容する。

収容される難民は100万人におよぶ予定。

またこれらの町村には、モスク、学校、工業施設、競技場などを併設、200床を完備する病院2棟を含む10の病院も建設されるという。

難民の受け入れ先となる町村の総面積は9,260万平方メートル、農地は1億4000万平方メートルに達するという。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、TRT Haber, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ラタキア市でアサドの甥の民兵と麻薬・ギャンブル撲滅取り締まり活動を行う治安当局が衝突(2019年9月28日)

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月28日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、アサド大統領の甥のイウティマード・アサド氏の民兵がラタキア市内で軍事情報局と衝突、撃ち合いになった。

衝突は、当局が市内で麻薬売買やギャンブル撲滅に向けた取り締まり活動を行っていることにイウティマード氏の民兵が腹を立てたことに端を発していたという。

同消息筋によると、軍事情報局の隊員がラタキア市ズィラーア地区にあるイウティマード氏が所有する娯楽施設(カフェ、ギャンブル場など)に対して強制捜査を行おうとしたところ、守衛やイウティマード氏の護衛らが抵抗し、衝突に発展したという。

なお、別の治安部隊は最近になってオートストラード・サウラ沿いのカフェに対する強制捜査を行い、15万米ドルを押収している。

このカフェはイウティマード氏の息子のアリー氏が運営していた。

なお、イウティマード氏、息子のアリー氏のほかにも、娘のサーラ氏(夫はシリア軍の派勇・案マール准将)は不動産、自動車販売などのビジネスを幅広く手がけており、「アサド家最強の女性の一人」と目されている。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市近郊でYPG主体のシリア民主軍とトルコが後押しする国民軍が交戦(2019年9月28日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月28日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市北西のウンム・ジャルード村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とトルコの支援を受ける国民軍が激しく交戦した。

また、トルコ占領下のバーブ市近郊では、シャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人が何者かの発砲を受けて死亡した。

この2人はヒムス県からの国内避難民(IDPs)だという。

一方、ANHA(9月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシャッラー村近郊のブルジュ・カース村、カールーティーヤ村を砲撃した。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の国境地帯上空に所属不明の戦闘機が飛来、「イランの民兵」が迎撃(2019年9月28日)

シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の国境地帯上空に所属不明の飛翔体が飛来、イラン・イスラーム革命防衛隊がこれを迎撃したと発表した。

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これに関して、ユーフラテス・ポスト(9月28日付)は、所属不明の戦闘機がブーカマール市一帯の「イラクとイランの民兵」の軍事拠点複数カ所を爆撃、これに対してダイル・ザウル市近郊に展開するイラン人民動員隊が迎撃を試みたと伝えた。

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一方、スプートニク・ニュース(9月28日付)は、シリア軍の現地筋の情報として、この飛翔体が航空機複数だとしたうえで、ブーカマール国境通行所一帯にある「イランの民兵」の拠点複数カ所が爆撃を受けたと伝えた。

シリア軍情報筋によると、飛来したのはイスラエル軍戦闘機だと思われ、27日深夜から28日未明にかけてブーカマール国境通行所一帯の拠点複数カ所を爆撃し、これに対してシリア軍防空部隊が迎撃を行い、ミサイル複数発を撃破した。

爆撃による被害は物的なものにとどまったという。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Euphrates Post, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、Sputnik News, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は制憲委員会(憲法委員会)の会合に先だって、シリア政府、反体制派双方に捕虜交換を呼びかける(2019年9月28日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、来月に開催が計画されている制憲委員会(憲法委員会)の会合を前に、シリア政府と反体制派に対して、信頼醸成のための捕虜交換を実施するよう呼びかけた。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で一般討論演説(2019年9月28日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は第74回国連総会で一般討論演説を行った。

SANA(9月28日付)によると、ムアッリム外務在外居住者大臣は演説のなかで、「テロとの戦い」を貫徹する意志を強調した。

また、シリア政府の同意を得ないままに領内の一部の処遇が合意されることを拒否すると述べ、「力で他国の領土を獲得する時代は終わった」として、シリア北西部に「安全地帯」を設置しようとする米・トルコの動きを非難、両国軍の撤退を求めた。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ハサカ市でYPG主体のシリア民主軍の活動を非難するデモ(2019年9月28日)

ハサカ県では、SANA(9月28日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米軍の支援を受けて、ハサカ市内で住民23人を「徴兵」だと称して拘束、アリーシャ町の国内避難民(IDPs)用キャンプに連行した。

シリア民主軍はまた、ダイル・ザウル県からハサカ市に逃れてきた国内避難民15世帯をアリーシャ・キャンプに強制退去させた。

こうした動きに対して、SMART News(9月28日付)、SANAなどによると、ハサカ市のグワイラーン地区では、シリア民主軍の活動を非難し、拘束された住民の解放を求めるデモが発生し、数十人が参加した。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SMART News, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラースディーン機構のメンバー3人を拘束(2019年9月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の治安部隊が、県内の検問所(場所は明示せず)で新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラースディーン機構のメンバー3人を拘束した。

これを受け、フッラースディーン機構は声明を出し、「シャーム解放機構とフッラースディーン機構が交わした合意が、多くの誠実な者たちを歓喜させ、その後両組織は隊列を整え敵に対峙することに専心するはずだったのに、我々は今日、敵がすべての力を結集して、残された解放区に突入しようとしているさなかに、合意の文言を破ろうとしている者がいることに驚いている」などと述べ、非難した。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ラタキア県で反体制武装集団がシリア軍拠点を砲撃(2019年9月28日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから28日目(爆撃を激化させてから149日目)を迎えた9月28日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が各地で散発的に交戦した。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より4人(民間人0人、シリア軍兵士3人?、反体制武装集団戦闘員0人)多い4,166人となった。

内訳は、民間人1,066人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,421人、反体制武装集団戦闘員1,677人。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カッバーナ村一帯で活動する反体制武装集団がシリア軍の拠点を砲撃し、士官2人が死亡した。

これに対して、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、同地一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマアッラト・ハルマ村、ハザーリーン村、ヒーシュ村、カンスフラ村、ビダーマー町一帯、ナージーヤ一帯、トゥラムラー村を砲撃した。

一方、SANA(9月28日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が、アブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」にいたる街道を破壊、また同地一帯にバリゲードなどを設置し、反体制派支配地域からシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動を阻止した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカラースィー村、ハーン・アサル村、カフルナーハー村を砲撃した。

ANHA(9月28日付)によると、シリア軍はまた、アレッポ市ラーシディーン地区一帯に対しても爆撃を行った。

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ダマスカス郊外県では、グータ情報センター(9月28日付)によると、ハッザ町とザマルカー町を結ぶ街道に設置されたサーラト・カマール検問所が何者かの襲撃を受け、シリア軍兵士複数人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県12件、ラタキア県10件、アレッポ県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を30件(イドリブ県9件、ラタキア県13件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認した。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Ghouta Media Center, September 28, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから438人、ヨルダンから670人の難民が帰国、避難民0が帰宅(2019年9月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月28日付)を公開し、9月27日に難民1,108人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは438人(うち女性132人、子供223人)、ヨルダンから帰国したのは670人(うち女性201人、子供342人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は416,890人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者131,667人(うち女性39,878人、子ども67,450人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者285,223人(うち女性85,604人、子ども145,452人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,654,208人(うち女性1,996,262人、子供3,393,646人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 644,170人(うち女性194,140人、子供329,824人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2019をもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はトルコの安全地帯設置要求に理解を示す:「トルコは米国の制圧下にある地域からテロリストが潜入することでさまざまな問題に直面している」(2019年9月27日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、国連総会に出席するために訪問中の米ニューヨークで、シリア北西部に「安全地帯」を設置するというトルコの要求への支持を表明した。

ラブロフ外務大臣は「安全地帯を設置するというトルコの要求は至極妥当だ。なぜなら、トルコは米国の制圧下にある地域からテロリストが潜入することでさまざまな問題に直面しているからだ」と述べた。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県ジャースィム市でアサド政権の打倒、イドリブ県救済を訴える抗議デモ(2019年9月27日)

ダルアー県では、HFL(9月28日付)によると、26日(木曜日)夜から27日(金曜日)未明にかけて、ジャースィム市でアサド政権の打倒、イドリブ県救済、逮捕者釈放を訴える抗議デモが行われた。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/videos/428924814400164/?__xts__%5B0%5D=68.ARBsg2jOGOUpL39UNh3AdIIDJla_o7GKoskOwB1sJUdKkXEs8bfES4QT9ADqjZkfmOXfJ8hbFt7GQfntZ8HMsPitvTx4Q6fskcvqT4oLcjWT-4qZjcRY8uUucXe7DQc-6LjIkidizuSo7QArEy5Vjmnb9h7HvWy7DyjfzT0kucin1IhAP_ecyY9UBgNtznnM5kNhzbLI14newwr-bSi2B8N8fKuwe9glqadQyFcPdb1tCkj3yFOKpyD7rOsiQDLD5imq00AMB2IjF-MMYM6wOJuotAS61hcXiWJYpKt8gImygD3Q0DfBw-04dj6ij9hyaCBamJl2Qg3jOH61O1EEXB9cZOZt9tpRsSu7WCaZ&__tn__=-R

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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