化学兵器禁止機構はシリア政府が申告した化学兵器の生産・加工設備がすべて破壊されたことを確認、ラタキア県ジャブラ市郊外にある防空基地でイスラエルの攻撃に起因すると思われる複数回の爆発が発生(2013年10月31日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー代表が、11月3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会議での演説を求めるため、アラブ湾岸諸国に向かったと報じた。

Kull-na Shuraka', October 31, 2013
Kull-na Shuraka’, October 31, 2013

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シリア人権監視団は、2011年3月以降の紛争による死者数が、12万296人に達したと発表した。

死者の内訳は以下の通り:民間人4万2,495人(うち子供6,365人、女性4,269人、武器を保持した反体制民間人1万8,122人)、反体制武装集団戦闘員2万5,699人、軍兵士・親政権民兵戦闘員4万8,880人(うち軍兵士2万9,954人、国防隊・人民諸委員会戦闘員1万8,678人)、離反兵2,022人、反体制外国人戦闘員5,375人、ヒズブッラー戦闘員187人、親政権外国人戦闘員61人。身元不明者2,772人。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとのロシア・トゥデイなどの報道に関して、「シリア革命に対する嘘、デマ…を広めない」ようロシア外務省に求め、アサド政権による化学兵器使用を非難するよう改めて要請した。

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シャファク・ニュース(10月31日付)は、シャームの民のヌスラ戦線は、指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏の経歴を公開したと報じた。

同報道によると、本名は「イブラーヒーム・アウワード・イブラーヒーム・バダウィー・アブー・ドゥアー」、イラクのディヤーラー県出身。バグダードの大学で博士号を取得、イスラーム教の初学に精通しているという。

イラク・イスラーム国に加入したのは2006年で、サラーフッディーン県サーマッラー市にあるアフマド・ブン・ハンバル・モスクのイマームを務めてきた。

その後、ディヤーラー県、バグダード県、サーマッラー県のスンナ派シャリーア課のアミール(長)を務め、2010年に死亡したアブー・ウマル・バグダーディー氏の後任として、イラク・イスラーム国の指導者に就任した。

シリア政府の動き

変革解放人民戦線(連立与党)は声明を出し、代表であるカドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任(29日)に関して、ジュネーブ2会議を成功させようとする愛国的努力に向けた政策・路線に変更はないとの姿勢を示した。

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クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、法務省の信頼できる消息筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長が、シリア革命反体制勢力国民連立のスハイル・アタースィー副議長、活動家のウマル・イドリビー氏、シリア共産主義行動党のラグダ・ハサン女史ら、反体制活動家64人のテロ法廷への起訴を文書で要請した、と報じた。

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バアス党機関紙『バアス』(10月31日付)は、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表を「アフリカとアジアで経験を積んだベテラン外交官…は(ジュネーブ2会議準備をめぐる)準備において…さらなる経験を積んだ。我々は、彼にウルーバ(アラブ性)に満ちた愛国的な客観性が増したことを注視している」と絶賛した。

国内の暴力

アレッポ県では、反体制メディアのアレッポ情報センター(10月31日付)が、「アレッポ市東部郊外のサフィーラ市の革命家は、同市からの完全撤退を宣言する」と報じた。

同報道によると、「サフィーラ市作戦室は、全革命家部隊に対して、早急に南部郊外向かい、(同市に向かう)政府軍の進軍を止めるよう呼びかけたが、ほとんどの部隊がこれに応じることはなかった」ことを明らかにした。

そして「国防隊の支援を受けた軍が同市に三方から激しい攻撃を加えると同時に、激しい砲撃を加え、革命家は撤退を余儀なくされた」という。

一方、SANA(10月31日付)によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ジュダイダ地区、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ダーラト・イッザ市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月31日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハジャル・アスワド市で軍が撃った迫撃砲により、少なくとも8人が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、ジャルマーナー市の住宅街に迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、子供を含む数十人が負傷した。

一方、SANA(10月31日付)によると、ヤブルード市北西部、ジャイルード市郊外、ジャブアディーン町、フーシュ・アラ市東部、ナバク市、アドラー市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、カースィミーヤ市郊外、ムライハ市、ザバディーン市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アサーフィール市、マルジュ・スルターン村、ジスリーン町、カラム・ラサース農園、ダーライヤー市、マアルーラーシ郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヤブルード市では、フサイン・モスク、フダル・モスク前で、テロ行為に反対するデモが行われ、住民が参加したという。

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イドリブ県では、SANA(10月31日付)によると、サラーキブ市周辺、マルアンド村、カフルナブル市、ダール・カビーラ村、アルバイーン山南部、カフルラーター市、マアッルブライト市、タッルアンマール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月31日付)によると、サアン村、ムシャイリファ村、ラービヤ村、ハブラ村、キースィーン村、ザーラ村郊外、ハーリディーヤ村、カフルナーン村、ルフーム村、ウンム・リーフ村、タイバ村郊外、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、バーフ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月31日付)によると、ジャスア村、タッル・マジュダル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月31日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月31日付)によると、サフタ村、バイト・アブリク村、スーダー村、マルジュ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、チェチェン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月31日付)によると、シャジャラ町、インヒル市、ハイト村、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、ナワー市、タスィール町、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

AFP(10月31日付)によると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団による狙撃で、1人が死亡、複数人が負傷した。

諸外国の動き

AFP(10月31日付)は、シリア人権監視団の情報として、30日早朝、ラタキア県ジャブラ市郊外のスヌーバル村(スヌーバル山)にある防空基地で複数回の爆発があったことを明らかにした。

同監視団によると爆発の原因は「不明で、死傷者に関する情報もない」という。

これに関して、シリアの治安筋は、AFP(10月31日付)に「基地付近にミサイルが着弾し、火災が発生した」と述べたが、誰がミサイルを撃ったかについては明言を避けた。

またCNN(10月31日付)は、バラク・オバマ米政権匿名高官の話として、スヌーバル村にある防空基地での爆発に関して、イスラエル空軍がミサイル攻撃を行った、と報じた。

同匿名高官によると、この攻撃は、ヒズブッラーに移送されるとイスラエルが考えていたミサイルや装備を標的としたものだという。

さらに、AP(10月31日付)は、米国治安当局高官らの話として、イスラエル軍戦闘機がシリア領内を空爆したとしたうえで、空爆がシリア軍の保有するロシア製のSA-125を標的としたものだったと報じた。

一方、『イェディオト・アハロノト』(10月31日付)は、ミサイル攻撃がイスラエル海軍の艦艇から行われたと報じた。

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化学兵器禁止機構(OPCW)は声明を出し、シリア政府が申告した国内の化学兵器の生産・加工設備をすべて破壊したことを確認したと発表した。

OPCWによると、シリアには23カ所で41の生産・加工設備が存在したが、うち21カ所の査察を実施し施設内にあった39の設備を現地で破壊したという

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ノルウェーの国営テレビ(10月31日付)によると、ソマリア系ノルウェー人の16歳と19歳の少女2人がシリア国内で反体制武装集団に拉致されたと報じた。

2人の少女の父親によると、2人は、アサド政権に対する「ジハード」に参加するとのメッセージを家族にE-mailで送り、シリアに向かったという。

AFP, October 31, 2013、AP, October 31, 2013、al-Ba’th, October 31, 2013、al-Hayat, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 31, 2013、Naharnet, October
31, 2013、Reuters, October 31, 2013、Rihab News, October 31, 2013、SANA, October
31, 2013、Shafaq News, October 31, 2013、UPI, October 31, 2013、Yediot Aharonot, October 31, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領がブラーヒーミー共同特別代表と会談しジュネーブ2会議開催準備などについて協議するなか、イラク・クルディスタン地域政府内務省は「依然としてシリア政府の同盟者である」として民主統一党を批判(2013年10月30日)

al-Hayat, October 31, 2013
al-Hayat, October 31, 2013

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立を構成するシリア民主主義者連合のサミル・スアイファーン氏は、連合が反体制組織・活動家に対して、ジュネーブ2会議への対応について協議し、統一見解を示すための拡大会合を呼びかけていることを明らかにした。

クッルナー・シュラカー(10月30日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、イドリブ県のヤアクービーヤ村内のキリスト教会で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が聖母マリア像を破壊したと非難した。

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反体制活動家のムヒーッディーン・ラーズカーニー氏は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相に関して、AKI(10月30日付)に対し、シリア共産党バクダーシュ派書記長のウィサール・ファルハ女史を通じて、ロシア政府、とりわけロシアの諜報機関に接近し、ジュネーブ2会議に参加しようとしたことが解任の主因だと述べた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談、ジュネーブ2会議開催準備などシリア情勢をめぐって協議した。

SANA(10月30日付)によると、会談でアサド大統領は、シリア国民がシリアの将来を描き出すことを許された唯一の当事者であり、いかなる解決策もシリア国民から受け入れられるものでなければならず、外国の干渉に反対するその意思を反映したものでなければならないことを伝えたという。

また、政治的解決策の成功も、外国によるテロ集団への支援停止と圧力にかかっていると力説した。

これに対して、ブラーヒーミー共同特別代表は、ジュネーブ2会議開催準備に関して、シリア人自身が参加、合意する仕組みを拡充するための努力を行っていることを伝えたという。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣が同席した。

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『ハヤート』(10月31日付)は、ロバート・フォード駐シリア米大使が先週、スイスのジュネーブでカドリー・ジャミール経済問題担当副首相(当時)と会談し、ジュネーブ2会議の開催について協議していた、と報じた。

フォード大使は会談で、移行期におけるアサド大統領の役割を米国が認めない旨、伝えたという。

ジャミール副首相はこの会談の後、モスクワへと渡航した。

同紙はまた、西側の複数の消息筋の話として、この会談がジャミール副首相の解任(29日)の主因だと付言した。

なお、同消息筋によると、フォード大使との会談には、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣も招聘されたが、ハイダル大臣はこの申し出を拒否したという。

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クッルナー・シュラカー(10月30日付)は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、シリアのムハーバラートが運営しているSNSのページからの情報として、5つの理由があげられる、と報じた。

5つの理由とは以下の通り:

1. 民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表と会談し、新たな反体制組織の結成を提案、ジュネーブ2会議への出席を画策。
2. シリア政府との調整を経ず、米国内務省高官と接触し、ジュネーブ2会議について協議。
3. 自身および国民意思党の支持者への食糧、燃料などの配給を優遇。
4. 物価上昇と配給部門での汚職蔓延の放置。
5. 燃料、とりわけガソリン配給での親族の汚職関与。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は、『バラド・ナー』(10月30日付)に、10月27日にヒムス県からダマスカス県に戻る途上、ヒムス市近郊で乗っていた車が何者かの狙撃を受けたことを明かした。

ハイダル大臣は、実行犯が誰なのかについては断定を避けた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・アティーヤ市東部、ヤブルード市南部、ナースィリーヤ村南部、ナバク市北東部、アドラー市、アルバイン市、ハラスター市、ザマルカー回廊、ダイル・アサーフィール市、ザバダイン市、ジスリーン町、ハムーリーヤ市、策バー市、マルジュ・スルターン村、ビラーリーヤ村、ナシャービーヤ町、マイダアー町、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、ドゥーマー市郊外、シャイフーニーヤ村南西部、ランクース市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点、装備、地下トンネルを破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月30日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、ハマー市で、自爆ベルトを着用したハマー・ムジャーヒディーン旅団戦闘員が、アナス・ナーイム知事暗殺を試みたが、失敗に終わった。

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アレッポ県では、SANA(10月30日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、マーイル町、バヤーヌーン町、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市、シャイフ・ナッジャール市、マアスラーニーヤ市、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ヌッブル市、ザフラー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、サラーフッディーン地区、旧市街で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月30日付)によると、アルバイーン山周辺、マアーラト・ナアサーン市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人運動、アッバース旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャームの地の征服者旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月30日付)によると、ザーラ村、ハヌーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロシア・トゥデイ(10月31日付)、マヤーディーン(10月30日付)などによると、ハサカ県ラアス・アイン市で、反体制武装集団が化学兵器を使用したことが確認されたと報じた。

同報道によると、ラアス・アイン市では28日から、民主統一党人民防衛隊とサラフィー主義武装集団との戦闘が再び激化していたという。

レバノンの動き

NNA(10月30日付)によると、ベカーア県ヘルメル群で、シリア領内から武器弾薬を持ち込もうとしたレバノン人3人を軍が逮捕した。

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LBCI(10月30日付)によると、北部県トリポリ市のジャバル・ムフスィン地区で、市民4人が何者かの狙撃を受け、負傷した。

諸外国の動き

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、イラク・クルディスタン地域政府内務省は、民主統一党を「依然としてシリア政府の同盟者であり、ほかのクルド人政治勢力の眼前で、闘争の扉を閉ざした」と批判、サーリフ・ムスリム共同党首が自治区に出入りすることを禁じたと発表した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はアテネでの記者会見で「シリアの一部当事者だけでなく、一部の近隣諸国、そしてそれ以外の一部の国々によって、(ジュネーブ2会議開催をめざす)米露合意に明らかに反対の表明がなされた」と非難、「こうしたイニシアチブを頓挫させねばならない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表付報道官のハウラ・マタル氏は、AFP(8月30日付)に対して、ブラーヒーミー氏が「和平プロセスにダイナミズムを与え得るサウジアラビアの役割を高く評価している」と述べ、ジュネーブ2会議に同国が参加すべきだとの見解を示した。

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ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外務大臣は、7月にイドリブ県サラーキブ市で反体制武装集団に拉致されたポーランド人カメラマンのマールティン・スーダル(Marcin
Suder)氏が脱走に成功、トルコを経由して、ポーランドに無事帰国したと発表した。

AFP, October 30, 2013、AKI, October 30, 2013、Balad-na, October 30, 2013、al-Hayat, October 31, 2013, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 30, 2013、LBCI, October 30, 20132、al-Mayadeen, October 30, 2013、Naharnet, October 30, 2013、NNA, October 30, 2013、Reuters, October 30, 2013、Rihab News, October 30, 2013、Russia Today, October 31, 2013、SANA, October 30, 2013、UPI, October 30, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主的変革諸勢力国民調整委員会がジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーを確定し公表、アサド大統領が大統領令を出しジャミール経済問題担当副首相を解任(2013年10月29日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はダマスカスで声明を出し、ジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーの氏名を発表した。

同委員会使節団メンバーは以下の通り:

ハサン・アブドゥルアズィーム(使節団長)

ハイサム・マンナーア在外局長

ラジャー・ナースィル書記長

アブドゥルアズィーズ・ハイイル(当局により身柄拘束中)

ムンズィル・ハッダーム広報官

ジャマール・マフムード・ムッラー

アーリフ・ダリーラ

リヤード・ダッラール

ムハンマド・アブドゥルマジード・マンジューナ

サフワーン・アッカーシュ

ターリク・アブー・ハサン

アブドゥルアズィーム代表によると、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首がクルド最高委員会の代表に選ばれなかった場合、同党首も使節団に加えると付言した。

またこれと併せて、アブドゥルアズィーム代表は、①委員会が「愛国的民主勢力を最大限に代表した組織として正式に招聘」されること、②「それ以外の組織以上の比重と影響力を代表し、(政権との)交渉を行う使節団メンバーを指名する権限を唯一有する」こと、という2点をジュネーブ2会議参加の条件として明示した。

さらに、ジュネーブ2会議への参加を検討しているすべての「愛国的(反体制)組織」に対して、交渉における姿勢や政策の統一化を図るための協議を呼びかけた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、『ラアユ』(10月29日付)に、ダマスカスで予定されているアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表との会談に関して、ダマスカス郊外県グータ地方への人道支援のために行動するよう求める意向だと述べた。

またジュネーブ2会議への参加拒否を表明した一部の反体制武装集団に関して「数十年にわたり、我々は政権の弾圧を受け、多くのメンバーが長年投獄されている。現在も、アブドゥルアズィーム・ハイイル氏をはじめとする60人以上の活動家が逮捕されたままだ。にもかかわらず、我々が国内で暮らしていることを奇妙だと考えている者がおり、彼らは我々が政権と協力していると疑っている。最近では、体制だけでなく、武装集団からも我々は脅迫を受け、私自身も何度も脅迫を受けている。(ジュネーブ2会議拒否の)声明はこうした脅迫の一例に過ぎない」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、30日のアサド大統領との会談に先立って、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表とシェラトン・ホテルで会談した。

会談で、アブドゥルアズィーズ代表は、2012年6月のジュネーブ合意に基づき、暴力停止、逮捕者・拉致者釈放、救援物資配給、全権を委託された移行期政府樹立を起点として政治的交渉を行うことを前提として、ジュネーブ2会議への出席を受け入れる旨、伝えたという。

またアサド大統領の進退については、2012年6月のジュネーブ合意が、シリア国民の意思に基づき、現体制を転換する行程を定めているとしつつ、進退そのものについては交渉の議題の一つであって、交渉参加の条件ではない、との立場を示したという。

なおアブドゥルアズィーズ代表との会談後、ブラーヒーミー共同特別代表は、シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣と個別に会談した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は『シャルク・アウサト』(10月29日付)に対して、シリア国民評議会が書簡により、11月3日開催予定のアラブ連盟緊急外相会議(ジュネーブ2会議への対応を協議予定)でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表解任を審議するよう要請したことを明らかにした。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長に関して「アサド政権の発言や嘘を繰り返しているだけの犯罪者だ」と非難した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、『ジュン・アフリーク』誌でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の発言に関して、「アサド政権こそが問題の根本であり、問題の原因が解決策の一部をなすことはあり得ない」と非難した。

シリア政府の動き

アサド大統領は大統領令を発し、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相を解任した。

大統領令は、解任の理由として、事前の許可を得ずに執務室を不在にし、経済問題担当の職務を行ったためとしている。

ジャミール前副首相はマヤーディーン(10月29日付)に対して、自らの解任を、モスクワでのロシア・トゥデイとのインタビューの最中にテレビのニュースを通じて知らされたと明かした。

また「そのこと(解任)をさして奇異だとは思っていない。なぜなら、政治的解決に至るに合意すれば、いずれは政府と(国民意思)党との間にある種の矛盾が生じていたからだ」と述べた。

さらに「入閣する前、我々は野党だった。我々は野党のまま、入閣した。政府を去っても野党であり続ける」と述べ、今後は副首相としてではなく、自身が率いる変革解放人民戦線の代表として外遊を続ける意思を示した。

一方、ジュネーブで予定されている米国高官との会談に関して、「ジュネーブ2会議に参加しようとする者が対話の主催者との会談に憤慨するとは思えない。政権との意見の不一致は、原則に関わるものでもなければ、深いものでもない」と強調した。

なおジュネーブ2会議の議題に関して、ジャミール前副首相は「バッシャール・アサド大統領の退任問題は提起されない。退任という条件を設けることは、事態を麻痺させる要求だからだ」と述べた。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣は、シリア・アラブ・テレビ(10月29日付)で、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、「ジャミール前首相は国内で自由に活動する愛国的な野党を代表しており、今後もシリアに害を与えない限り政治活動を続けることになる」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談し、ジュネーブ2会議などについて協議した。

SANA(10月29日付)によると、会談でムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア政府がシリア国民の権利を代表して、ジュネーブ2会議に参加すると述べる一方、ロンドンでのシリアの友連絡グループ外相会合での声明については、対話の結果をあらかじめ決めつけるものと非難、拒否する姿勢を示した。

また両氏は、暴力とテロの停止、主権の尊重、国土保全がジュネーブ2会議の成功につながるとの共通の認識にいたったことを強調した。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は「民主的・平和的変革諸政党・勢力」の代表として、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談した。

会談後、ハイダル国務大臣は「ワシントンはシリアとのチャンネルを開くべく真剣に検討していると思う。しかし、このことについて話すのは時期尚早だ。なぜなら、アメリカは(在外の反体制勢力への)政治、情報面での支援を止めておらず、武器供与、資金提供、教練について云々することも止めていないからだ…。米国の姿勢の変化が形式的なものでなく、真の変化であることを願っている」と述べた。

またハイダル国務大臣は、ジュネーブ2会議に関して「前提条件を示す者は政治プロセスに入ることを望んでいない」と述べ、シリア革命反体制勢力国民連立、シリア国民評議会を暗に批判した。

さらに「反体制勢力を統一することは不可能だ…。我々はシリア革命反体制勢力国民連立の傘下で(ジュネーブ2会議に)傘下することはない。なぜなら、根本的に意見が異なっているからだ」と述べた。

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アサド大統領は2013年政令第70号を発し、2013年10月29日以前に犯された軍刑法、兵役法などへの違反(国外逃亡法、国内逃亡法)に対する恩赦を決定した。

SANA(10月29日付)が報じた。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などの追撃を続け、サファー村、カルフーフ村、ユースフィーヤ村、ジュナイビーヤ村、アブー・ハジャル村およびこれらの村の周辺一帯、ジュワーディーヤ市郊外一帯を制圧した。

人民防衛隊は現在、ジュワーディーヤ市郊外のタウヒード・ワ・ジハード旅団の拠点を包囲中だという。

また、リハーブ・ニュース(10月29日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と軍が交戦した。

戦闘は同地区にあるユーフラテス大学分校キャンパス内におよび、男女学生2人が死亡した。

一方、民主統一党人民防衛隊消息筋が、クッルナー・シュラカー(10月29日付)に明らかにしたところによると、軍が未明からカーミシュリー市南部郊外に対する砲撃を激化させた。

同消息筋によると、軍、国防隊、人民防衛隊は、ヤアルビーヤ町に続いて、カーミシュリー市郊外のシャームの民のヌスラ戦線の拠点などの制圧を準備しているという。

他方、SANA(10月29日付)によると、反体制武装集団が石油精製に使用していた手製の精製器35器と原油の密輸に使用していたタンカー・トラック5台を軍が破壊した。

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ダマスカス郊外県では、社会問題省筋の話によると、軍が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市からの住民約1,800人の避難が、シリア政府と反体制武装集団の調整のもとに行われた。

ロイター通信(10月29日付)が伝えた。

一方、SANA(10月29日付)によると、アルバイン市、バハーリーヤ市郊外、ビラーリーヤ・ナシャービーヤ回廊、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、シャイフーニーヤ村西部、アドラー市南部、ダイル・アティーヤ市東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥーマー市では、住民が武装集団の退去とテロ活動の停止を求めるデモを行ったという。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ダイル・ザウル市内各所で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月29日付)などによると、アラビーヤ・チャンネルのムハンマド・サイード特派員が取材先のフライターン市の床屋で何者かに銃で撃たれ、暗殺された。

またシャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ヌッブル市、ザフラーム村を「イスラーム主義部隊と自由シリア軍」が攻撃し、「シャッビーハとヒズブッラー戦闘員」15人を殺害した。

さらにサフィーラ市南部でも軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を行ったという。

一方、SANA(10月29日付)によると、ドゥワイリーナ村東部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルハムラ村、ナッカーリーン街道、カースティールー街道、アナダーン市、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ラスタン市に対して軍が砲撃を行った。

一方、SANA(10月29日付)によると、ラッカ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、ガースィビーヤト・ナイーム村、アイン・フサイン村、ハタムルー村、バイト・マスウード村郊外、ドゥワイル村、ガジャル村、ガントゥー市、ヒムス市ワアル地区、カラービース地区、ワルシャ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、アトマーン村で反体制武装集団が軍の戦車1輌を含む車両2輌を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月29日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月29日付)によると、ムーリク市入り口で、軍が反体制武装集団と交戦し、クウェート人、エジプト人戦闘員ら20人を殲滅した。

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ダルアー県では、SANA(10月29日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、インヒル市、ナワー市、タファス市、タッル・サマン周辺、フラーク市、ムライハ市、ワーリダート村、ブスラー・シャーム市、ジャースィム市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月29日付)によると、アブー・ズフール軍事基地周辺、ジャフタルク村、カフルルーマー村、ザアラーナ村、ハーッジ・ハンムード村、ラーミー村、アルバイーン山周辺、タッル・サラムー村、バラーギースィー村、ウンム・ジャリーン村、カラア・ガザール村、ワティー・キークーン村、カンスフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

スーマリーヤ・ニュース(10月30日付)は、イラク・アンバール県の対シリア国境の警備にあたる第2警察師団の司令官からの情報として、自爆ベルトを着用し、シリアからイラク領内に潜入しようとした戦闘員27人を国境警備隊が殺害した、と報じた。

AFP, October 29, 2013、Alsumariya.tv, October 30, 2013、al-Hayat, October 30, 2013, October 31, 2013、Kull-na Shuraka’, October 29, 2013,
October 30, 2013、al-Mayadeen, October 29, 2013、Naharnet, October 29, 2013、al-Ra’y, October 29, 2013、Reuters, October 29, 2013、Rihab News, October 29, 2013、SANA,
October 29, 2013、al-Sharq al-Awsat, October 29, 2013、UPI, October 29, 2013などをもとに作成。

 

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軍がヒムス県サダド市に侵入していたサラフィー主義武装集団の掃討を完了するなか、ブラーヒーミー共同特別代表は化学兵器廃棄に合意したアサド大統領が現在「パートナー」となったと主張(2013年10月28日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県で活動する武装集団29組織が「ハルマゲドン(マルハマ・クブラー)軍」を結成したと発表した。

「ハルマゲドン軍」の司令官はムアーウィヤ・ブン・アビースフヤーン旅団のアブー・ファーティフ司令官が務める。

「ハルマゲドン軍」に参加した主な武装集団は、ムアーウィヤ・ブン・アビー・スフヤーン旅団、ダマスカスの険旅団、ファイハー旅団、第1治安旅団、グータの獅子旅団、暁旅団、リジャールッラー旅団、治安法務旅団、シリア・グータ革命家コマンドなど。

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クッルナー・シュラカー(10月28日付)によると、ダマスカス郊外県で活動する複数の武装集団が、「ダマスカスの兵」を結成した。

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クッルナー・シュラカー(10月28日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動する複数の地元評議会が会合を開き、東グータ地方を統括する執行機関の設置について協議し、各評議会代表からなる事務局と執行会議を発足することで合意した。

また会合では、ニザール・サマーディー氏を執行会議議長に、ムハンマド・ビカーイー氏を副議長に、アブドゥッラー・ダルウィーシュ氏を書記に、ムハンマド・ムダッリル氏を総合関係局長に、アリー・ジュムーア氏を財務局長に選出した。

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ジャズィーラ(10月28日付)は、イドリブ県の対トルコ国境に位置するアティマ村で、シリア女性連盟のシリア支部会合が開催され、シリア国内での活動について協議したと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のヤースィル・ファルハーン氏は、民主統一党(人民防衛隊)によるハサカ県ヤアルビーヤ国境通行所の制圧に関して「アラブ人数千人が避難するなか、クルド人はすべてのシリア人のものであるべき同地の石油を取引する明確なルートを確保した」と非難した。

『ハヤート』(10月29日付)が伝えた。

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民主統一党人民防衛隊は声明を出し、ハサカ県ヤアルビーヤ町でのサラフィー主義者との戦闘で、部隊員3人が戦死したと発表した。

国内の暴力

ヒムス県では、SANA(10月28日付)によると、軍がサダド市に侵入していたサラフィー主義武装集団の掃討を完了し、同地の治安を回復した。

シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、殉教者大隊、バーバー・アムル・コマンド大隊などからなるサラフィー主義武装集団は、サダド市を経由し、マヒーン町に進軍、同市内の武器庫の制圧をめざしていたが、この試みは失敗に終わった。

しかし、シリア人権監視団によると、マヒーン町での軍とサラフィー主義武装集団の戦闘は続いているという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月28日付)によると、バイルード市郊外、ナバク市北部、アルバイン市、ザマルカー回廊、ムライハ市郊外、TAMICO周辺、アーリヤ農場、ドゥーマー市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、バハーリーヤ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアドラー市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供2人が死亡、市民15人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月28日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月28日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード村、アレッポ中央刑務所周辺、カースティールー街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市スライマーン・ハラビー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団を撃退し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ザマーン・ワスル(10月29日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアレッポ市サーフール地区の包囲を開始、その制圧を狙っていると報じた。

同ネットによると、これに先立ち、サーフール地区を拠点としている「シリア青年戦線連合」司令官で、シャーム外国人大隊の指導者の一人でもあるハサン・ジャズラ氏が、「ダーイシュによる包囲と同じ理由で」、シャリーア委員会によって逮捕された。

シャーム外国人大隊の下部組織と目される「シリア青年戦線連合」は、サーフール地区、スライマーン・ハラビー地区、マイダーン地区などで軍と対峙してきた武装集団。

ダーイシュは27日から、サーフール地区周辺に検問所を設置し、住民の往来などを規制しているという。

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イドリブ県では、SANA(10月28日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、マジャース村、ウンム・ジャリーン村、カルア・ガザール村、タッル・ダマーン村、タッル・サラムー村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月28日付)によると、スカイラビーヤ市に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月28日付)によると、シャッダーディー市郊外で軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカーミシュリー市では、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた自動車を爆破、市民3人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・プレス(10月28日付)によると、シュマイティーヤ町で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャーム自由人運動が、ムハンナー・ファイサル・ファイヤード・ナースィル人民議会議員(ブーサラーヤー部族長)とブーサラーヤー部族の14人を誘拐した。

これに関して、シリア人権監視団は29日、シュマイティーヤ町での拉致者数は72人に達したと発表した。

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『ハヤート』(10月29日付)は、トルコの医療筋の話として、トルコ南東部でシリア領からの迫撃により負傷した男性1人とその娘1人がディアルバクル市で死亡した、と報じた。

死亡した2人はシリアのハサカ県ラアス・アイン市に面する国境の町チェイランプナル市で負傷、ディアルバクル市の病院に搬送されていた。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、大預言者病院設立25周年を記念してテレビ演説を行った。

演説のなかで、ナスルッラー書記長はアレッポ県アアザーズ市で拉致され、10月半ばに開放されたレバノン人巡礼者の問題についても言及、「(レバノン内戦時にシリアやイスラエルで失踪した)行方不明者の問題解決を支援する意思があるとの言葉をシリアから受けている。我々はこうした努力が幸福な結末を迎えると望んでいる」と述べた。

そのうえで「シリアでの最近の情勢は、軍事的解決ではなく、政治的解決のみがあり得るということを我々に理解させている…。すべての関係当事者は、前提条件なしで対話を行うべきだ…。シリアにおいて政治的解決が妨げられれば、さらなる死者と破壊が生じ、レバノンなどすべての近隣諸国に悪影響がもたらされるだろう」と強調した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、フランスの週刊誌『ジュン・アフリーク』(10月28日付)のインタビューで、「彼(アサド大統領)の周囲にいる多くの人々が、(2014年の大統領選挙への)彼の出馬が必然的だと考えている。彼もこれが既得権だと考えており…、現在の任期を全うしたいと考えていることは確実だ」と述べた。

al-Hayat, October 29, 2013
al-Hayat, October 29, 2013

また「歴史は我々に、こうした危機が発生すれば、後戻りはできないということを教えてくれている。アサド大統領はそれゆえ、過去のシリア、すなわち父親が作ったシリアから、彼自身のシリア、すなわち新たなシリア共和国への移行期において有益なかたちで貢献し得る」と強調した。

ブラーヒーミー共同特別代表はさらに、化学兵器廃棄に合意する以前のアサド大統領が「パーリア」だったが、現在は「パートナー」だと主張、「バッシャール氏は決して退任しなかった…。人々が何を言おうと」と付言した。

ジュネーブ2会議については「プロセスの始まりに過ぎない。我々は反体制勢力が信頼できる代表使節団を結成することで何とか合意してほしいと思っている」と述べた。

そのうえで「シリアにおける真の脅威は国の分断ではない。真の脅威はソマリア化だ」と述べた。

AFP(10月28日付)が伝えた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がイランからレバノンのベイルート国際空港を経て、陸路でシリアのダマスカスに到着、滞在先となるシェラトン・ホテルでファイサル・ミクダード外務在外居住副大臣と会談した。

シリア高官がAFP(10月28日付)に明らかにしたところによると、ブラーヒーミー共同特別代表は2日間ダマスカスに滞在する予定。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、イスラーム軍など19の武装集団がジュネーブ2会議を拒否する声明を出したことに関して「一部の過激なテロ集団が…不名誉にも脅迫を行ったが、こうしたことはこれが初めてではない…。こうした脅迫は米露の提案がしたジュネーブでの高いに向かおうとする人々に向けられている」と非難した。

またラブロフ外務大臣は「彼らは我が国の外交官らが標的になるだろうとさえ脅迫している…。こうしたことは不名誉なことであり、受け入れられず、その責任は反体制集団に資金と武器を供与する者たちにある」と付言した。

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化学兵器禁止機関はインターネットを通じて声明を出し「2013年10月27日、調査団は、シリア政府が申告した化学兵器関連施設23カ所のうち21カ所の査察を終えた」と発表した。

また「残る2カ所は安全上の懸念があったため、訪問はなされなかった」と付言した。

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『ハヤート』(10月29日付)によると、イラクの治安筋は、ハサカ県ヤアルビーヤ国境通行所をイラク軍が越境攻撃したとのシリア革命反体制勢力国民連立の主張に反論、「我々が目下必要としているのは戦闘をシリア国内にとどめることであり、いかなる場合にも介入はしない」と否定した。

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国連の潘基文事務総長は、シリアの化学兵器廃棄に向けた化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団の活動報告書を安保理に提出した。

同報告書のなかで、アフメト・ウズムジュOPCW事務局長は、シリアが申告した関連施設は23カ所、41施設で、化学兵器が計1,300トンだと報告した。

41施設の内訳は、化学兵器製造施設が18、貯蔵施設が12、移動式注入施設が8、それ以外の関連施設が3だった。

化学兵器は、サリンなど毒性が強い第1分類が約1,000トンで、そのほとんどが生成前の前駆物質だった。また産業用にも用いられる第2分類の有毒物質が約290トンだった。

化学物質が未注入の兵器1,230点も申告された。

なお23カ所41施設のうち、2カ所4施設で査察が終了していないと報告された。

潘事務総長は安保理で、23カ所のうち2カ所が「安全上の理由で近づけない」と指摘、査察や施設破壊検証の「例外になる可能性」があると説明した。

AFP, October 28, 2013、Aljazeera.net, October 28, 2013、Champress, October 28, 2013、al-Hayat, October 29, 2013, October 30, 2013、Kull-na Shuraka’, October 28, 2013、Naharnet,
October 28, 2013、Reuters, October 28, 2013、Rihab News, October 28, 2013、SANA,
October 28, 2013、UPI, October 28, 2013、Zaman al-Wasl, October 29, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

人民防衛隊がヌスラ戦線・イスラーム国との戦闘の末にハサカ県ヤアルビーヤ町を完全制圧、トルコ外相は民主統一党が「シリアのすべてのクルド人を代表していない」としつつ同党がシリア革命反体制勢力国民連立に合流するべきだと主張(2013年10月27日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月27日付)は、ダルアー県タファス市の複数の活動家の話として、イスラエル製の小型スパイ偵察機器が同市で発見されたと報じた。

Kull-na Shuraka', October 27, 2013。
Kull-na Shuraka’, October 27, 2013。

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イスラーム軍広報局は、ヒムス県スフナ市で死亡したスライマーン・カナアーン大佐(故ガーズィー・カナアーン元内務大臣の弟)が、ダマスカスで粛正され、スフナ市に遺体を捨てられたと断じた。

イスラーム軍によると、カナアーン大佐は自由シリア軍の協力者で、離反を計画していたために軍によって殺害されたのだという。

シリア政府の動き

欧州を訪問中のシャリーフ・シハーダ人民議会議員は、離反し欧州に逃亡したとの一部反体制サイトの報道に関して、AFP(10月27日付)に「離反はあり得ない…。私はシリア国民を代表するジャーナリストで、いかなる国にも入国する権利がある」と述べ、否定した。

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シャファーフ・ネット(10月27日付)は、シリア政府が北朝鮮軍の戦闘ヘリコプター・パイロット15人に反体制武装集団の拠点空爆の支援を求めたと報じた。

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クッルナー・シュラカー(10月27日付)によると、当局はアレッポ県のアレッポ中央刑務所の収監者8人を釈放した。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などとの交戦の末、ヤアルビーヤ町を制圧した。

人民防衛隊は前日には、対イラク国境のヤアルビーヤ国境通行所を制圧していた。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イラク軍が、民主統一党人民防衛隊と連携し、ヤアルビーヤ国境通行所に対して越境砲撃を行ったと断じ、非難した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、サダド市、スフナ市などの周辺で軍と反体制武装集団(サラフィー主義者)が交戦した。

両市をめぐる攻防戦では、軍とサラフィー主語戦闘員の双方に合わせて100人以上の戦死者が出たという。

一方、SANA(10月27日付)によると、サダド市で軍が反体制武装集団の追撃を続け、聖テオドロス教会、ブルジュ広場などを占拠していた複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカルアト・ヒスン市、キースィーン村、ウンム・サフリージュ村、サラーム・ガルビー村、ヒムスしバーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月27日付)が、サイイダ・ザイナブ町近郊にあるアブー・ファドル・アッバース旅団とヒズブッラー戦闘員の拠点を「自由シリア軍」が爆破することに成功したと報じた。

一方、SANA(10月27日付)によると、アルバイン市、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、カースィミーヤ市郊外、ムライハ市郊外、ドゥーマー市郊外、ナバク市郊外、ラアス・アイン市、リーマー農場、ヤブルード市東部、マアルーラー市郊外、ルハイバ市東部、アドラー市南東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民7人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月27日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月27日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、カスタル・ハラーミー地区、タッラト・アッザーン村、ジュダイダ地区、マルジャ村、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ中央刑務所周辺、カースティールー街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月27日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディー地区、工業地区、ウルフィー地区、ジュバイラ地区、ジャウラ地区、クスール地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、イブン・カイイム旅団、シャーム自由人運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月27日付)によると、シュアサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月27日付)によると、アイン・カンタラ村、グマーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月27日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、マアッラト・ヌウマーン市、カフルルーマー村、サラーキブ市、ナイラブ村、ナフリヤー市、ザアラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月27日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、タファス市、タッル・サマン周辺、ブスル・ハリール市、マスィ-カ市、ハワービー村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月27日付)によると、武装集団どうしの衝突が続いていた北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区などに軍が展開し、事態を収拾した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、「10月24日木曜日、シリア・アラブ共和国が化学兵器プログラム(およびその廃棄)に関する当初計画を提出した」と発表し、同国が「期限を遵守した」ことを高く評価した。

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イランのアーラム・チャンネル(10月27日付)によると、ハサン・ロウハーニー大統領がイランを訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談し、「イランは、ジュネーブ2会議であれ、シリア安定化のためのそれ以外のいかなるイニシアチブであれ、あらゆる努力を行い、積極的な役割を担う用意がある」と伝えた。

**

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はTRT1(10月27日付)のインタビューで、民主統一党が「シリアのすべてのクルド人を代表しておらず…、同党の圧力を不快に思う複数の集団が案からに支援を求めに来た」としつつ、同党がシリア革命反体制勢力国民連立に入るべきだと主張した。

またダウトオール外務大臣は、トルコがアル=カーイダとつながりのあるいかなる集団も支援していないと強調した。

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ロシア連邦議会下院のアレクセイ・プシュコフ国際問題委員長は、ツイッター(10月27日付)で、イスラーム軍など19の武装集団が声明でジュネーブ2会議を拒否したことについて「シリアをめぐる国際会議を頓挫させようとしている当事者」と批判した。

AFP, October 27, 2013、al-Hayat, October 28, 2013、Kull-na Shuraka’, October 27, 2013、Naharnet, October
27, 2013、NNA, October 27, 2013、Reuters, October 27, 2013、Rihab News, October
27, 2013、SANA, October 27, 2013、alshafaf.com, October 27, 2013、UPI, October
27, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍を筆頭とする19の武装集団が「アサド政権との交渉は処罰に値する」との共同声明を発表、反体制武装集団が数週間にわたる軍との戦闘の末にダルアー県タファス市を制圧(2013年10月26日)

反体制勢力の動き

イスラーム軍をはじめとする19の武装集団が共同声明(http://www.youtube.com/watch?v=u3jNuBtQhOI&feature=player_embedded)を出し、ジュネーブ2会議に関して「シリア国民が選んだこともなければ、選ぶこともない」としたうえで「(アサド)政権との交渉は…反逆行為であり、司法による審判と処罰を受けねばならない」と主張した。

共同声明に参加した武装集団は以下の通り:

シャームの鷹旅団
シャーム・イスラーム自由人運動
タウヒード旅団(アレッポ)
イスラーム軍
使徒末裔旅団
シャーム・ムジャーヒディーン旅団(ハマー)
ハック旅団(ヒムス)
アンサール・シャーム大隊
シリア殉教者大隊旅団連合
第19師団第2師団
シャームの兵
ダーウド旅団
ファーティヒーン連隊(ヒムス)
ハビーブ・ムスタファー旅団大隊
サハーバ旅団大隊
シャバーブ・フダー大隊
ヌールッディーン・ザンキー大隊
首都の楯旅団
ファルカーン旅団
イスラーム殉教者旅団

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クッルナー・シュラカー(10月26日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、アレッポ郊外地域司令官のアブー・ヤフヤー・トゥーニスィー氏を解任、アブー・ウサーマ・トゥーニスィー氏を新司令官に任命した。

司令官交代の理由は定かではないが、アターリブ市の金曜礼拝時にアブー・ヤフヤー氏が住民や「自由シリア軍」戦闘員と口論になったことが遠因だという。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月26日付)は、シリア当局がタッル・マルーヒーさんに続き、女性収監者3人を新たに釈放したと報じた。

これにより、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の解放に応じるかたちで釈放された女性収監者の数は68人となった。

国内の暴力

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が軍との戦闘の末、タファス市を制圧した。

数週間にわたる戦闘では、反体制武装集団側のヤースィル・アッブード大佐など、双方に数十人の戦死者が出た。

また、クッルナー・シュラカー(10月26日付)によると、タファス市制圧を時を同じくして、ヤルムーク殉教者旅団をはじめとする反体制武装集団が対ヨルダン国境に位置するタッル・シハーブ国境通行所を閉鎖した。

一方、ヨルダンのジハード潮流報道官は、シャームの民のヌスラ戦線メンバーでヨルダン人のターリク・ザカーリナ氏(27歳)が、ダルアー市内で軍に対する自爆攻撃を行い、死亡したと発表した。

他方、SANA(10月26日付)によると、ダルアー市、フラーク市、ナワー市、ジャービヤ丘市、ナースィリーヤ村、アトマーン村、ムライハ市、タファス市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムジャーヒディーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との数日にわたる戦闘の末、対イラク国境に位置するヤアルビーヤ国境通行所を早朝に制圧した。

しかしタウヒード旅団は、ヤアルビーヤ国境通行所は依然として「自由シリア軍」によって掌握されている、と主張した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むサダド市各所で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ハドラー大隊(殉教者大隊)、バーバー・アムル・コマンド大隊などが、軍、国防隊と交戦した。

一方、SANA(10月26日付)によると、サダド市、ラスタン市、ブルジュ・カーイー村、キースィーン村、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、カラービース地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月26日付)によると、ターディフ市南部、クワイリス村、アルバイド村、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、カールトーン・ホテル周辺、ハーン・シューナ地区、サイイド・アリー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月26日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、サルジャ村、マアッルバリート市、マアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、サラーキブ市周辺、ナスィービーン市、マアッラト・ヌウマーン市、ハーン・スブル村、カンスフラ村、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月26日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、ランクース市北部、ナバク市北東部、アドラー市南部、ダイル・アティーヤ市東部、ヤブルード市郊外、マアルーラー市郊外、ダーライヤー市郊外、ルハイバ市東部、ブワイダ市郊外、ザマルカー回廊、TAMICO周辺、アルバイン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月26日付)によると、アルシューナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月26日付)によると、カンタラ村、カンダースィーヤ村、スッカリーヤ町で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月26日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが交戦し、4人が死亡した。

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サアド・ハリーリー元首相は滞在先のサウジアラビアで声明を出し、トリポリ市での武装集団どうしの衝突を「シリア政府がトリポリで行っている汚れた戦争」と断じ、非難した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がイランを訪問し、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、ブラーヒーミー共同特別代表は、イランのジュネーブ2会議への参加を「当然、不可欠で、有意義」と述べた。

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ドイツ内務省の連邦憲法擁護庁(BfV)のハンズ=ゲオルク・マーセン長官はDPA(10月26日付)に、210人以上のドイツ人が戦闘に参加するためにシリアを訪問、少なくとも15人が戦闘能力を身につけて、ドイツに帰国している、と述べた。

また少なくとも10人がシリアでの戦闘で死亡したという。

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『ハヤート』(10月27日付)は、ロンドンで先週開催されたシリアの友連絡グループ外相会合で、参加各国が、ジュネーブ2会議が開催された場合、3ヶ月以内に移行期政府の樹立をめざすとの日程で合意していたと報じた。

AFP, October 26, 2013、al-Hayat, October 27, 2013、Kull-na Shuraka’, October 26, 2013、Naharnet, October
26, 2013、NNA, October 26, 2013、Reuters, October 26, 2013、Rihab News, October
26, 2013、SANA, October 26, 2013、UPI, October 26, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首はシリア問題の解決が「アサド抜きではなされえない」との見解を示す、アフリーン市郊外では同党人民防衛隊がイスラーム国の司令官を含む6人を殺害(2013年10月25日)

反体制勢力の動き

『ラアユ』(10月25日付)は、民主的変革諸勢力国民調整員会のムンズィル・ハッダーム報道官の話として、同委員会がシリア革命反体制勢力国民連立メンバーのリヤード・サイフ元人民議会議員を団長とする反体制勢力合同使節団を結成し、ジュネーブ2会議に出席することに同意したと報じた。

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はトルコのカナルD(10月25日付)のインタビューに応じ、そのなかで「アサド抜きで(紛争)解決に至ることは不可能だ。なぜならアサドが残留しないいかなる解決策も、シリアのアラウィー派200万人の殺戮を意味するからだ」と述べた。

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(10月25日付)は、軍がラタキア県郊外でシャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニーを殺害したとの速報を流した。

しかし、SANA(10月25日付)はその後、ジャウラーニー氏殺害を伝えた「我々のニュース第143号を破棄願いたい」との訂正文を発表した。

なおシャームの民のヌスラ戦線も26日に声明を出し、「征服者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が元気だとの吉報を伝えよう」と発表し、シリア・アラブ・テレビの報道内容を否定した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スーク・ワーディー・バラダー村のウサーマ・ビン・ザイド・モスク近くで爆弾を積んだ自動車が爆発し、子供3人を含む20人が死亡、数十人が負傷した。

これに関して、地元調整諸委員会は、死者が30人以上、負傷者が100人以上に及んだと主張した。

またSANA(10月25日付)は、この爆発が「テロリスト」の犯行だと断じた。

一方、クッルナー・シュラカー(10月25日付)は、スーク・ワーディー・バラダー村での爆弾テロを「自由シリア軍」の攻撃だとしたうえで、彼らがハーマ町のサアドッディーン・モスク前でも車爆弾を爆発させようとしたが、未遂に終わったと報じた。

このほか、SANA(10月25日付)によると、ウタイバ村近郊で、軍が反体制武装集団を要撃し、イスラーム旅団やシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員約40人(「テロリスト41人と、サウジ人、カタール人、イラク人など約10人」)を殺害した。

また、ザマルカー回廊、ドゥーマー市郊外、TAMICO周辺、ブワイダ市郊外、ランクース市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに関して、シリア人権監視団は、要撃によって20人以上が死亡したと発表した。

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アレッポ県では、マヤーディーン・チャンネル(10月25日付)によると、アフリーン市郊外での戦闘で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の司令官の一人アブー・ウサーマ・ウルドゥンニー氏を含む6人を殺害した。

一方、SANA(10月25日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード航空基地周辺、ナッカーリーン村、マーイル町北部、アナダーン市南部、アレッポ市カーディー・アスカル地区、アシュラフィーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(10月25日付)によると、24日に引き続き、ヤアルビーヤ町周辺で、民主統一党がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と激しく交戦した。

民主統一党は、ヤアルビーヤ町の国境通行所制圧をめざしているという。

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ラタキア県では、SANA(10月25日付)によると、シャフルーラ村、ドゥワイリカ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月25日付)によると、サダド市に侵入した反体制武装集団と軍が交戦、複数の戦闘員を殺傷した。

またスフナ市周辺、ブルジュ・カーイー村、タッルドゥー市、ガースィビーヤ村、下ムハッラム村、フーシュ・ハッジュー村、ダール・カビーラ村、ヒムス市カラービース地区、ワアル地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月25日付)によると、ダルアー市内各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月25日付)によると、カニーヤ村、カフルラーター市、バクサリヤー市、マアッルバリード市、サラーキブ市、シャイフ・バフル市、ウンム・ジャリーン村、マアッルシャムシャ市、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

自由シリア軍参謀委員会のルワイユ・ミクダード政治広報調整官は、AFP(10月25日付)に対し、24日にトルコに到着したアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長ら自由シリア軍幹部と会談したと語った。

会談で、イドリース参謀長は「流血停止を望んでおり、問題の根本にはバッシャール・アサドがあり、そのことがとりあげられねばならない」と述べたという。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がカタールを訪問し、タミーム・ビン・ハマド首長と会談、シリア情勢について協議した。

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ノルウェーのブルゲ・ブレンデ外務大臣は、シリアの化学兵器廃棄問題に関して、ノルウェー国内で廃棄作業の一部を行うとの米国の提案を受け入れないことで米国と合意したと発表した。

受け入れ拒否の理由について、ブレンデ外務大臣は、廃棄に必要な施設が国内に整っておらず、国連安保理決議第2118号が定める廃棄期限までに作業を終えられる見込みがないことなどをあげた。

AFP(10月25日付)が伝えた。

AFP, October 25, 2013、al-Hayat, October 26, 2013、Kanal D, October 25, 2013、Kull-na Shuraka’, October
25, 2013、al-Mayadeen, October 25, 2013、Naharnet, October 25, 2013、al-Ra’y, October 25, 2013、Reuters, October 25, 2013、Rihab News, October 25, 2013、SANA,
October 25, 2013、UPI, October 25, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県の対イラク国境付近で人民防衛隊がヌスラ戦線およびイスラーム国と激しく交戦、クウェート外相がトルコ外相との会談後の記者会見のなかで「シリアの失敗国家への転落」に関して警鐘を鳴らす(2013年10月24日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はアレッポ県アターリブ市を支配する「自由シリア軍」に対して、シャリーア法廷に服すよう求めるとともに、市内の検問所2か所の撤去を要求した。

Kull-na Shuraka', October 27, 2013
Kull-na Shuraka’, October 27, 2013

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アレッポ県バーブ市および同市郊外を管轄するシャリーア委員会は声明を出し、「イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を承認せず、我々の兄弟と戦う組織だとみなす」と発表、相互主義の原則で対処するとの意思を表明した。

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イブン・タイミーヤ・ムジャーヒディーン大隊を名乗る武装集団はビデオ声明を出し、シリア当局が逮捕したサウジアラビア人男性を5日以内に釈放するよう、シリア、ロシア両政府に警告、釈放されない場合、拘束中のロシア人を処刑すると発表した。

ロイター通信(10月24日付)などが報じた。

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Rihab News, October 24, 2013
Rihab News, October 24, 2013

シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表は『ワタン』(10月24日付)に、シリア革命反体制勢力国民連立の一員としてジュネーブ2会議への参加を求める西側諸国の提案を同潮流が拒否したことを明らかにした。

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シリア国民評議会のアブドゥルバースィト・スィーダー前事務局長はAKI(10月24日付)に、ジュネーブ2会議への参加をめぐって、ロンドンでのシリアのとも連絡グループ外相会議での協議結果を受けて、評議会とシリア革命反体制勢力国民連立の間でコンセンサスに達しつつあるとしたうえで、大会への参加をめぐって「タカ派」は存在しないと述べた。

そのうえで、ジュネーブ2会議をめぐる決定(ジュネーブ合意)を遵守しようとしないのはアサド政権の側だと主張、同政権の影響力を維持するかたちでの移行期政府の樹立に改めて消極的な姿勢を示した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は『ハヤート』(10月25日付)に、22日にイスタンブールで予定されていた総合委員会会合が11月1日に延期されたことを明らかにした。

総合委員会会合では、ジュネーブ2会議への参加について協議が予定されていた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス郊外県での火力発電所ガス・パイプラインへのテロによる停電の復旧作業にあたる電力省、石油鉱物資源省のスタッフを慰問、謝意を示した。

SANA(10月24日付)が報じた。

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SANA(10月24日付)によると、ダマスカス国際空港近くの火力発電所に燃料ガスを供給するためのパイプラインが反体制武装集団によって破壊され、ダマスカス県南部一帯地域が停電した事件に関して、イマード・ハミース電力大臣が、他県などから電力供給を融通することで、停電が徐々に回復しつつあると述べた、と報じた。

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AFP(10月24日付)は、女性収監者問題を扱っている女性弁護士スィーマー・ナッサール氏の話として、シリアの当局が女性収監者64人を釈放したと報じた。

アレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の釈放をめぐって、反体制武装集団が主張してきた要求に応じた動き。

釈放された女性のほとんどが、ダマスカス郊外県出身者で、レバノン人1人、パレスチナ人3人も含まれており、いずれもアドラー女性刑務所に収監されていた。

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クッルナー・シュラカー(10月24日付)は、ヒムス刑事裁判所が、ブログへの書き込みを理由に2009年12月に逮捕され、スパイ容疑で禁固5年の有罪判決を受けていたタッル・マルーヒーさん(1991年、ヒムス生まれ、高校生)の刑期の4分の1への減刑を認めたと報じた。

マルーヒーさんの代理人を務めるウマル・カンダジー弁護士によると、この決定を受け、収監中のアドラー女性刑務所から24日釈放されると見られる。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、対イラク国境に位置するヤアルビーヤ町周辺で、民主統一党人民防衛隊がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などと激しく交戦した。

この戦闘で、人民防衛隊はヤアルビーヤ町近郊のマズラア町、スィーハ村を制圧し、多数のサラフィー主義戦闘員を殺傷した。

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ヒムス県では、SANA(10月24日付)によると、スフナ市で、軍が反体制武装集団を掃討し、同地の治安を回復した。

またサダド村、マヒーン町、アーラーク村、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月24日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市で軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、同地を制圧した。

前線司令官によると、フタイタト・トゥルクマーン市の制圧により、ダマスカス国際空港街道一帯の反体制武装集団は完全に掃討されるという。

また軍は、TAMICO周辺、ザマルカー回廊、アルバイン市、ドゥーマー市郊外、ブワイダ市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外、マアッラト・サイドナーヤー町、カーラ市西部、ナバク市北東部、ルハイバ市東部、アドラー市南部で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、イスラーム旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月24日付)によると、ダルアー市内各所、タファス市、イズラア市、ブスル・ハリール市、ナワー市、ザアルール市、ハーヌート市、サイダー町、ナマル町、ハッラーン村、ドゥワイラ村、アイン・バイダー村で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月24日付)によると、ダッラ村、ジャバル・クーズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、サウジアラビア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月24日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード村周辺、アブー・ジャッバール村南部、ターディフ市、カースティールー街道、ナッカーリーン村、カラム・マイサル市、サフィーラ市で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サラーフッディーン地区、シャイフ・ヒドル地区、サーフール地区、スライマーン・ハラビー地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月24日付)によると、マアッラトミスリーン市、カストゥーン村、アイン・ラールーズ市、シャイフ・バフル市、サラーキブ市、サルジャ村、バザーブール村、マンタス市、マアッラト・ヌウマーン市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月24日付)によると、ベカーア県西ベカーア郡ハウシュ・ハリーマ地方で、爆発物を積んで走行中の自動車を軍が追跡、乗っていた4人と交戦した。

これにより、自爆ベルトを着用した男性1人を含むシリア人2人が死亡、2人が逮捕された。この交戦により、レバノン軍兵士2人も負傷した。

諸外国の動き

クウェートのスバーフ・アーリド・ハマド・スバーフ外務大臣は、トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣とクウェート市で会談し、シリア情勢などについて協議した。

会談後の共同記者会見でスバーフ外務大臣は「シリアは失敗国家へと転落しつつある。過激思想、麻薬、武器、犯罪者が横行している」と警鐘を鳴らした。

ダウトオール外務大臣は「トルコはシリア人避難民への門戸解放政策をとってきたが…、国際社会が適切な対応をとっておらず、失望と不快感を表明する」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がトルコの首都アンカラに到着した。

AFP, October 24, 2013、AKI, October 24, 2013、al-Hayat, October 25, 2013、Kull-na Shuraka’, October 24, 2013, October 27, 2013、Naharnet,
October 24, 2013、NNA, October 24, 2013、Reuters, October 24, 2013、Rihab
News, October 24, 2013、SANA, October 24, 2013、UPI, October 24, 2013、al-Watan, October 24, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県の複数地点で軍が反体制武装集団に対する砲撃を強化するなか、ブラーヒーミー共同特別代表がヨルダン国王や同国外相と会談し「シリアとシリア国民が安全を取り戻すための政治的解決」の必要性を確認し合う(2013年10月23日)

反体制勢力の動き

アンサール・ワ・ムハージリーン軍のアブドゥッラフマーン・ハッラーク司令官は、「西欧、米国、そしてシリア政府は、自由シリア軍を名乗る集団を送り込み、イスラーム国家やジハード運動に対抗させようとしている」と非難した。

また「複数のアラブ諸国が、一部の集団を武器、資金で買収し、民衆とジハード運動の関係を破壊しようとしている」と付言した。

クッルナー・シュラカー(10月23日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏は、「連立は、全権を委任されない移行期政府、とりわけ軍、治安機関そして両組織に属するすべての機関に対して完全に権限を行使できない移行期政府の発足を受け入れることはないだろう…。シリアの現体制は、軍と治安機関がそれ以外の機関に対して権力を行使する体制であり、軍と治安機関が服さない政府は機能し得ない」と述べた。

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クッルナー・シュラカー(10月24日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アレッポ県マンビジュ市で活動するアスハーブ・ヤミーン旅団(自由シリア軍)司令官のムハンマド・カンジュ氏を拉致したと報道した。

同報道によると、カンジュ氏拉致を受け、アスハーブ・ヤミーン旅団は、マンビジュ市、ジャラーブルス市のダーイシュの拠点を襲撃するとダーイシュに警告しているという。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月23日付)は、信頼できる情報筋の話として、アドラー女性刑務所に収監されていた女性16人が釈放され、ダマスカス県に移送、県知事から恩赦されたことを伝えられたと報じた。

同報道によると逮捕された16人のうち、氏名が明らかになった14人は以下の通り:

1. ガーダ・アッバール
2. スィーサン・アッバール
3. ハッバ・スィーサーン
4. ファーティマ・マルイー
5. ザイナブ・アジューブ
6. リーマー・バルマーウィー
7. ミールファト・ハマウィー
8. マルーワ・ズウビー
9. マルーワ・アミード
10. リーナー・マフムード・アフマド
11. ファーティマ・マルイー
12. サハー・ムハンナー
13. ワルダ・スライマーン
14. サファー・クタイト

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シリア外務在外居住者省は声明を出し、「シリア国民こそが、自らの指導部を選択し、シリアの現在と将来を描き出す当事者である。シリア国民はいかなる外国の勢力が、自らに代わって政府を選ぼうとすること、その権限や任務を決定することをも許さない」と発表した。

また21日のルクセンブルグクのEU外相会議に関して、「EUはテロ集団支援に基づく対シリア破壊政策に依存している」と非難した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(10月23日付)によると、イマード・フマイス電力大臣は、ダマスカス県南部の発電所(ダマスカス国外空港から16キロ離れたティシュリーン火力発電所)に燃料のガスを供給するパイプラインが「テロ攻撃」を受け、22日深夜に広い範囲で停電が発生した、と発表した。

これに関して、シリア人権監視団は、ダマスカス国際空港近くを反体制武装集団の迫撃砲で攻撃し、大きな爆発があったと発表した。

一方、ウマイヤの剣大隊の司令官は、ダマスカス県南部一帯の停電に関して、「ダマスカス国際空港に対してロケット弾を撃ち込み、そのうち1発がイラン人戦闘員や武器を積んだイランの航空機に被害を与えたと主張した。

クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、「自由シリア軍」の戦闘員2人が、ハイジャーナ市近郊を通るガス・パイプラインを手製のロケット弾「ヒッティーン3」によって破壊したという。

またこれと時を同じくして、ウマイヤの険大隊が「ヒッティーン3」によってダマスカス国際空港の燃料庫に砲撃を加え、反体制武装集団の狙撃手が直前に離陸した航空機を狙撃、これに対して軍の防空大隊が反撃し、大規模な停電になったのだという。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むサダド村に対して22日から攻撃を加えている反体制武装集団が、住民5人を殺害した。

反体制武装集団はサダド村の西側の地区と北側の地区の一部を占拠、軍の武器庫があるマヒーン町(スンナ派の村)方面への進軍を続けているという。

また武装集団の広報官のアラーバ・イドリース少尉は、サダド村襲撃に関して「史跡のあるこの村で起きていることの責任は政権にある」と述べる一方、戦闘員の進入に際して抵抗はなかったと主張した。

反体制武装集団の襲撃を受け、多くの村人が村から避難する一方、軍が奪還をめざし砲撃などを開始した。

一方、SANA(10月23日付)によると、サダド村に潜入した反体制武装集団を軍が撃退・追撃し、多数の戦闘員を殺傷した。

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同じくダマスカス郊外県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、ムウダミーヤト・シャーム市に対して、軍が地対地ミサイルなどで「ヒステリックなまでに」砲撃を加えた。

一方、SANA(10月23日付)によると、ジャルマーナー市内に迫撃砲弾5発が着弾し、市民5人が負傷した。

また、フタイタト・トゥルクマーン市、ドゥーマー市郊外、ザマルカー回廊、ダーライヤー市、タイバ村、ムウダミーヤト・カラムーン山地一帯、ナバク市東北部、ジャイルード市東北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カアカーア大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、スフナ市から近隣の農村に避難した女性、子供らを含む住民15人(アムール家)を軍と「シャッビーハ」が殺害した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バラームカ地区、ウマウィーイーン広場に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、複数の市民が負傷した。

また、ドゥンマル区(マシュルーア・ドゥンマル)の軍検問所を、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車で攻撃し、複数の兵士が死亡した。

一方、SANA(10月23日付)によると、アッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、市民4人が死亡、18人が負傷した。

またウマウィーイーン広場にも迫撃砲弾が着弾し、7人が負傷した。

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クナイトラ県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、反体制武装集団の攻撃により軍兵士約20人が死亡した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、ダルアー市のダム街道地区、キャンプ地区、タファス市入り口の検問所2カ所などを軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(10月23日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月23日付)によると、アレッポ市のサアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾3発が着弾し、市民6人が死亡し、30人が負傷した。

また、アレッポ市ジュダイダ地区、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ダイル・ハーフィル市などで、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月23日付)によると、ナフリヤー市、ダブシーヤ市、バラーギースィー市、カフルシャラーヤー市、アルバイーン山周辺、クーリーン市、アルマナーヤー市、マアッラトミスリーン市、カフルジャーリス市、サルミーン市、サラーキブ市周辺で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月23日付)によると、ウヌキーヤ村で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(10月23日付)は、ベカーア県バアルベック郡ワーディー・フマイイド地方で、シリアから不法入国した車に乗った4人のシリア人を逮捕、大量の武器弾薬を押収したと報じた。

諸外国の動き

ヨルダンのアブドゥッラー・ナスール首相は記者団に対して「ヨルダンはシリア政府が弱体化してからも、シリアの反体制勢力を支援したことはない。シリア政府が2年半におよぶ危機を経て、より強力になっているのに、どうして今になって支援を検討できようか?」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ヨルダンのアンマンを訪問し、国王アブドゥッラー2世、ナースィル・ジャウダ外務大臣らと会談、シリア情勢への対応について協議した。

ジャウダ外務大臣との会談に関して、ブラーヒーミー共同特別代表は、「重要で不可避な会談を行った」と述べるととも、「シリア国民を苛む悪夢を終わらせるのは、政治的対話を通じて以外にない」と強調した。

またジャウダ外務大臣も「シリアとシリア国民が安全を取り戻すための、政治的解決が必要」と述べた。

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イスラエルのモシェ・ヤアロン国防大臣は、クネセトの外交防衛委員会で、シリアでの化学兵器廃棄問題に関して「今のところシリア政府は誓約を遵守している」としたうえで、「我々は事態を追跡し、シリアをめぐる我々のレッドライン、すなわちヒズブッラーなどへの敵対勢力へのシリアの最新鋭兵器の供与阻止を強化する」と述べた。

AFP(10月24日付)が伝えた。

AFP, October 23, 2013、AKI, October 23, 2013、al-Hayat, October 24, 2013、Kull-na Shuraka’, October 23, 2013, October 24, 2013、Naharnet,
October 23, 2013、Reuters, October 23, 2013、Rihab News, October 23, 2013、SANA,
October 23, 2013、UPI, October 23, 2013などをもとに作成。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアの友連絡グループ外相級会合が開催されアサド大統領に「将来の政府におけるいかなる役割も担わせるべきでない」との方針で一致したとされる一方、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長「シリア革命は国際社会に辟易している」(2013年10月22日)

反体制勢力の動き

シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム報道官はAKI(10月22日付)に「国際社会がシリア革命を導いているジュネーブへの道は、戦争犯罪者をシリア社会の支配に復帰させる道だ」と述べ、ジュネーブ2会議を非難する一方、「シリア人は今後、過激派、テロ非難の名目に行われる革命と革命家への非難を耳にすることになろう」と危機感を表明、抗議デモなどを通じた平和的な反体制運動を推進する必要があるとの見方を示した。

シリア政府の動き

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、国連安保理で「カタール、サウジアラビア、トルコ、そして一部の西側諸国の政府は、シリア情勢を誤ったかたちで解釈、対処しており、こうした行為は明らかに国連憲章、国際法の諸原則、平和的な紛争解決の原則に反している」と非難した。

またジャアファリー国連代表は「イスラエルは半世紀以上にわたり、国際人道法と人権法に体系的に違反し、その行為は戦争犯罪、人道犯罪の域に達している」と述べ、その占領政策を指弾する一方、イスラエルが占領下のゴラン高原から「テロ集団への支援を行っている」と指摘した。

一方、核兵器、化学兵器など大量破壊兵器の拡散防止に関して、ジャアファリー国連代表は「イスラエルは、化学兵器など大量破壊兵器拡散防止に関するいかなる同盟、合意にも参加していない」と追求し、中東地域における唯一の核兵器保有国のイスラエルに対して、国際社会が圧力をかけ、その廃絶をめざすべきだと主張した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、ジャルマーナー市に迫撃砲弾約20発が着弾、うち3発は小学校と中学校の敷地内に着弾、子供1人が死亡、14人が負傷した。

一方、SANA(10月22日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市、ドゥーマー市、ムライハ市(TAMICO周辺)、アーリヤ農場、マアルーラー市周辺地域で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、ラッカ市郊外のファフーハ村近くで、活動家のマフナド・ハーッジ・ウバイド氏が遺体で発見された。

ラッカ市はイラク・シャーム・イスラーム国によって占拠されているが、ファフーハ村はアサド政権支持者が多いことで知られているという。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、イスラーム軍が「首都南部戦線で政府軍の兵士40人を捕捉した」と発表した。

一方、SANA(10月22日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月22日付)によると、カビール村、スーダー村、ザーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月22日付)によると、マヒーン町、フワーリーン村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区、クスール地区、カラービース地区、ダール・カビーラ村、ムシュリファ市、タッルドゥー市、タッル・ザハビーヤ農場、バーリダ地区、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月22日付)によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、ジュダイダ地区、ムスリミーヤ村回廊、ジャンドゥール・カースティールー回廊、クワイリス村、ラスム・アッブード村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月22日付)によると、ジャンナ村、サラーキブ市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月22日付)によると、ジャースィム市・ナマル町間街道、タッル・マハッス村、アーリヤ村、カフルシャムス町、アクラバー村、アトマーン村周辺、タファス市北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(10月22日付)は、過去3ヶ月の間に、イラク・クルディスタン地域やトルコに避難していたクルド人住民26万8000人以上がシリア国内に帰国したと報じた。

レバノンの動き

サミール・ムクビル副首相は、2013年4月にアレッポ県カフルダーイル村で誘拐されたシリア正教会のグレゴリウス・ヨハネ・イブラーヒーム・アレッポ主教とギリシャ正教会のブールス・ヤーズジー・アレッポ主教と面談した。

ムクビル副首相は『ハヤート』(10月23日付)に、2人とも健康は良好で、安全な場所に拘束されているとしたうえで、「近く、非常によい知らせを耳にするだろう」と述べた。

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マロン派のビシャーラ・ラーイー総大司教は、カタールのタミーム・ビン・ハマド首長の招待でドーハを訪問した。

ナハールネット(10月22日付)などによると、ラーイー総大司教は出発前にベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港で、2013年4月にアレッポ県カフルダーイル村で誘拐されたシリア正教会のグレゴリウス・ヨハネ・イブラーヒーム・アレッポ主教とギリシャ正教会のブールス・ヤーズジー・アレッポ主教の釈放に向けて、カタール首脳が影響力を行使するだろうと述べた。

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NNA(10月22日付)などによると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが前日に引き続き交戦、軍兵士4人と市民8人が負傷した。

諸外国の動き

シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団のスィグリッド・カーグ特別調整官は、ダマスカスで「現在までのところ、シリア政府は調査団の活動を支援するため完全に協力してくれている」と述べた。

al-Hayat, October 23, 2013
al-Hayat, October 23, 2013

AFP(10月22日付)が報じた。

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AP(10月22日付)は、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団に、米国が車輌10台を提供したと報じた。

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シリアの友連絡グループ外相級会合がロンドンで開かれ、米英仏独伊、エジプト、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、トルコ、UAEの外相とシリア革命反体制勢力国民連立代表が参加、反体制勢力の支援、ジュネーブ2会議開催準備について協議した。

シリア革命反体制勢力の代表は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、ファールーク・タイフール副議長(シリア・ムスリム同胞団)、スハイル・アタースィー副議長、サーリム・ムスラト副議長から構成されていた。

シリアの友連絡グループは閉幕声明で、「アサドと自らの手を血で汚したその側近たちには、シリアで何らの役割もない…。この紛争で犯した行為への処罰が不可避である」との点で合意したと発表した。

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会合後の記者会見で、ジョン・ケリー米国務長官は「11カ国は交渉のテーブルにつく試みが必要との点でコンセンサスに達した。交渉による解決が図られなければ、虐殺は続き、激化するだろう」と述べた。

そのうえで、ジュネーブ2会議の交渉を有効に進めるため「可能な限り反体制勢力を支援する」と強調した。

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ウィリアム・ヘイグ英外務大臣は、シリアの友連絡グループが「アサドに将来の政府においていかなる役割も担わせるべきでない」との点で合意した」と述べた。

al-Hayat, October 23, 2013
al-Hayat, October 23, 2013

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、会合について「反体制勢力にとって前向きなものだった」と高い評価を下した。

また「我々はジュネーブ2会議が開催されることを願っている。なぜなら唯一の解決策とは政治的なものだからだ。しかし、大会開催のため、穏健な反体制勢力と政権内の勢力(の参加)が不可避だが、バッシャール・アサドがいてはならない。こうしたことが起こらなければ、結果はアサド政権と過激派の際限のない紛争になろう」と述べた。

そのうえで「論理的な人のなかに、アサドが残留して政治的解決がなされると想像している者などいない」と強調した。

またイランの大会への参加の条件として、ファビウス外務大臣は「ジュネーブ合意を受諾し、アサドからすべての権限を奪う移行期政府を認めること」と述べた。

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しかし、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長は、会合後の記者会見で「シリア革命は国際社会に辟易している」と述べ、シリアの友連絡グループの姿勢を批判した。

ジャルバー議長はまた、数日中にジュネーブ2会議への参加の是非を決定すると述べる一方、大会への参加の意思を示しているイランが、ヒズブッラー、アブー・ファドル・アッバース旅団とともにアサド政権を支援していると非難、「イランの支援がなければ、アサド政権は崩壊していただろう」と主張し、異議を唱えた。

さらに「我々は(ジュネーブ2会議に向かって)歩めば、我らが国民は我々を信用しなくなるだろう。ジュネーブ2賛成と言えば、革命と革命家への裏切りとなる…。我々は西側に航空禁止空域の設置、血塗られた体制への一撃を要求しているだけだ。どのように彼らは我々が参加することを望むというのだ…。率直に言おう。人道的に負い目を感じている国々は…我々の5つの「ラー」(No)に耳を傾けて欲しい:交渉するな、和解するな、承認するな、後退するな、無能な国際社会に反対。一方、権力移譲後の犯罪者の退任と戦争犯罪者処罰が目的であるのなら…ジュネーブ2を歓迎する…。我々の原則は明白だ。それは条件ではない。それなしにジュネーブ2が成功し得ない原則だ。すなわち、交渉開始に先立った、東グータ地方、ダマスカス南部、ヒムス市旧市街などへの人道回廊の保障、女性、子供ら収監社の釈放である。また政権移譲と殺人者の退任がなければ、我々の側からの交渉はない。また交渉の期限の設定、国連憲章第7章に基づく実施条件の設定(も必要だ)」と主張した。

そのうえで、「ジュネーブ2は(全権を有する移行期政府の樹立などを骨子とする)ジュネーブ1(2012年6月のジュネーブ合意)を意味する」と強調、「我々はアサド劇場の演者になることはできない…そのことを今日、外相らに伝えた…。今日起きたことは前向きなことだ。初めて、(シリアの友グループ)諸国は、ジュネーブ2会議の明確なビジョンをめぐって合意に達したからだ」と付言した。

AFP, October 22, 2013、AKI, October 22, 2013、AP, October 22, 2013、al-Hayat, October 23, 2013、Kull-na Shuraka’, October 22, 2013、Naharnet, October
22, 2013、Reuters, October 22, 2013、Rihab News, October 22, 2013、SANA, October
22, 2013、UPI, October 22, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主的変革諸勢力国民調整委員会はジュネーブ2会議への参加の準備を明言するとともに「いまだ武装闘争に賭けている」シリア革命反体制勢力国民連立を批判、シリア・クルド国民評議会はジュネーブ2会議に派遣する使節団の人選を決定(2013年10月21日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は『ワタン』(10月21日付)に対して、「ジュネーブ2会議の最終日程はまだ決まっていないが、ジョン・ケリー米国務長官、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣らが今月末に会合を開き、またアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が地域各国を歴訪し、ダマスカスにも訪れ、最終的な日程を知らせるだろう」と述べた。

また「原則的に、開催日は11月下旬になるだろう…。大会日程の決定は潘基文国連事務総長の手の中にある」と強調した。

そのうえで調整委員会が「10人からなる使節団」を派遣する予定であることを明かす一方、「我々とシリア革命反体制勢力国民連立の間で連絡はなされていない。なぜなら彼らは外国にいるからだ。しかし、(連立やクルド最高委員会との間で)反体制勢力の統一使節団に関するある種の合意があるべきだと考えている。使節団の名はおそらく「シリア国民反体制勢力」となり、ヴィジョン、目的、対話の仕組みを共有すべきだ。その方がよい」と述べた。

反体制勢力どうしの対立については「問題はまず、連立が政治的解決とジュネーブ2会議への出席に同意するための決定を下す必要があるということだ。しかし、彼らは…今もなお、武装闘争に賭けてしまっており、ジュネーブ2への参加、そして交渉、対話を望んでいない」と批判した。

また「国内の反体制勢力の間で意見の相違はない。しかし、自由シリア軍に関しては意見の相違はある。しかし、彼らのほとんどは、在外の反体制勢力への信頼を失いつつあり、またジュネーブ2会議参加を外国諸国、地域各国が真剣に呼びかけるにいたり、彼らのほとんどは政治的解決、平和的な政権移譲を選択すると思う」と付言した。

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リハーブ・ニュース(10月21日付)によると、シリア・クルド国民評議会は、ハサカ県カーミシュリー市で20、21日の2日にわたって会合を開き、ジュネーブ2会議に派遣する使節団の人選を行った。

評議会事務局メンバーのアフマド・スライマーン氏によると、会合では以下11人の使節団メンバーが選出された。

アブドゥルハキーム・バッシャール(シリア革命反体制勢力国民連立副議長、シリア・クルド民主党パールティ書記長)
シリア・クルド・イェキーティー党代表2人(イブラーヒーム・バッルー(シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会)ほか1人)
シリア・クルド進歩民主党代表2人(アブドゥルハミード・ダルウィーシュ書記長(シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会)ほか1人)
シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)代表1人
クルディスタン・イェキーティー党代表1人
シリア・クルド左派党(シリア・クルド・アーザーディー党ムスタファー・ウースー派)代表1人
シリア・クルド民主平等党代表1人
シリア・クルド民主党パールティ(ナスルッディーン・イブラーヒーム派)代表1人
「改革運動」代表1人
無所属(フェヴロン・シャリーフ)

スライマーン氏はまた、反体制勢力が統一使節団を結成できない場合、シリア・クルド国民評議会は独自の使節団を派遣することを決定したと付言した。

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北の嵐旅団はフェイスブック(10月21日付)を通じて声明を出し、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の釈放に関して、アサド政権が女性収監者の釈放に同意したとの一部報道にもかかわらず、女性らの釈放は確認されておらず、旅団はその身柄を確保していない、と発表した。

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クッルナー・シュラカー(10月21日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立が、軍が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市などダマスカス郊外県に対して、165万ドル相当の救済支援を行ったと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領はレバノンのマヤーディーン・チャンネル(10月21日付)の単独インタビューに応じた。

SANA, October 21, 2013
SANA, October 21, 2013

ガッサーン・ベン・ジッドゥー氏が行ったインタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り(http://www.almayadeen.net/ar/Programs/Episode/zVRv_tL3I02,s6JeAUSGuQ/2013-10-21-الرئيس-السوري-بشار-الأسد—المواقف-والخياراتhttp://sana.sy/ara/2/2013/10/22/508352.htm):

(2014年の大統領選挙への出馬の有無に関して)「答えは二つの点によって左右される。第1に個人的な願望、第2に民衆の願望である。第1の点に関して…、私は次期選挙への出馬を妨げるものはないと思っている。第2の点について…、我々がそれを話題にするのは時期尚早だ。大統領選挙の日程が発表されてからでないとそれについて検討することはできない」。

(ジュネーブ2会議が11月23日に開催されるかとの問いに対して)「いいえ。今のところ公式な日程はない。日程もないし、現時点では、我々がそれを成功させたいと思っても、開催を後押しする要因もない…。大会をめぐってはさまざまな問題が提示されている…。大会そのもの枠組みはいったいどのようなものなのか?」

「ジュネーブ2会議がテロリストへの資金援助を止めることを保証するのなら、シリアにとって何の問題もない…。テロリストへの資金援助、武器支援、シリアへの潜入支援が停止されるなら、シリアの危機解決において何の問題もない…。シリアの問題は一部の人々が見せようとしているのとは異なり、何ら複雑ではない…。複雑さというのは、外国の介入によって生じているのであって、実際は複雑ではない」。

「我々はブラーヒーミー氏にシリアに関する自身の任務を遂行し、逸脱しないよう求めている…。かれは仲介という任務を負かされている。仲介は中立的でなければならない。外国から負かされた任務を行ってはならず、現地(シリア)で戦う勢力どうしの対話プロセスのみに従わねばならない。これこそがアフダル・ブラーヒーミー氏の任務だ」。

「三度目の(シリア)訪問で、ブラーヒーミー氏は、2014年の大統領選挙に出馬しないよう私を説得しようとした。ないしはそのようなことを話した。2012年末だった。もちろん、それに対する答えは明白だった。つまり、この問題はシリアの問題で、シリア人以外の誰とも議論することはできない」。

「ムスリム同胞団に関して、彼らはテロからさらに過激なテロへと向かっている…。この集団はテロ組織であり、日和見集団だ。宗教ではなく欺瞞によって支えられており、政治的利益のために宗教を利用している」。

「トルコがテロリストのために基地を提供してきたこと、テロリストのために国内の空港を開放してきたことが、さまざまな証拠から明らかだ。テロリストのために国境を開放し、彼らの活動、兵站、移動、作戦などすべてを可能にしてきた…。レジェップ・タイイップ・エルドアン首相とシリア政府の相違のもとには、心情的な問題がある。なぜなら彼はムスリム同胞団に属しているからだ。同胞団はエルドアン首相にとってトルコ国民より重要な存在だ」。

「ヨルダンはテロリストの通路となっている…。ヨルダンは当初、遠くにいたが、割り込むようになって1年が経とうとしている」。

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アサド大統領は世界女性民主連合使節団とダマスカスで会談した。

会談には、ナジャーフ・アッタール副大統領らも同席した。

会談で、マルスィヤ・ガムブース代表は、トルコ語で「Boyun Egme」(従うな)と書かれた旗をプレゼントしたという。

この旗は、トルコの社会党が2011年の選挙運動で使用したもので、SANA(10月23日付)によると、使節団には、トルコの「平等と自由のための女性連合」の代表のほか、インド、ブラジル、ギリシャ、レバノン、ヨルダンの女性団体の代表が参加していた。

SANA(10月21日付、10月23日付)が伝えた。

国内の暴力

ダルアー県では、『ハヤート』(10月22日付)などによると、「ファッルージャ・ハウラーン旅団司令官」と「東部地域作戦司令官」を兼務する反体制活動家のヤースィル・アッブード(アブー・アンマール)大佐が、タファス市に対する軍の砲撃で死亡した。

アッブード大佐は1967年生まれで、反体制サイトなどによると、「ダルアー県の戦いと解放におけるもっとも代表的な英雄」だった。

ダルアー県の自由シリア軍事評議会広報局によると、アッブード大佐は「ダルアー県作戦司令室長」で、「南部地域においてもっとも代表的な前線司令官」だったという。

シリア・アラブ・テレビ(10月21日付)は、「いわゆるファッルージャ・ハウラーン旅団を率いる犯罪者で脱走士官のヤースィル・ムハンマド・アッブードが…テロリスト数10人とともにタファス市近郊で殺害され、そのアジト、犯罪の道具が破壊された」と報じた。

シリア人権監視団、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、タファス市、ダーイル町、ブスラー・シャーム市などで、軍と反体制武装集団と激しく交戦し、軍が戦車などで砲撃を行った。

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ラタキア県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、サルマー町周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、ハウワーシュ村、ジスル・ジスル・バイト・ラース村を軍が砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、「自由シリア軍」がダイル・ザウル市とダマスカス県を結ぶ高速道路に位置するシューラー検問所を制圧した。

またダイル・ザウル市のラシュディーヤ地区で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、アクス・サイル(10月21日付)は、ダイル・ザウル県の国防隊を指揮するハーズィム・シャアラーン氏が銃で撃たれ負傷した、と報じた。

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ダマスカス郊外県では、ダマスカス空港街道沿いで、軍、ヒズブッラーの民兵、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦した。

またシリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などが20日に制圧したTAMICO製薬工場のムライハ市郊外一帯に対して、軍が空爆を行った。

このほか、軍はムウダミーヤト・シャーム市などに対して砲撃を行った。

一方、SANA(10月21日付)によると、ヤブルード市東部、ダイル・アティーヤ市南部、アドラー市、ルハイバ市東部、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月21日付)によると、アトバウ市での戦闘で、軍がシャームの民のヌスラ戦線司令官の一人マーヒル・クタイファーン氏を殺害した。

またダルアー市各所、ダーイル町、ヤードゥーダ氏、ラジャート市、シャイフ・マスキーン市、ザルザラ市、ヒーラーン村、キタール市、アイン・フライハ市、ザフラ・ハファーイル市、フラーク市・ムライハト・アトシュ村街道、ナワー市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月21日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、カースティールー街道、フライターン市東部、マンスーラ村、ジャマージマ村、ジャービリーヤ村、クワイリス村、ラスム・アッブード村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区、ジュダイダ地区などで、軍が反体制武装集団を撃退し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月21日付)によると、マアッラトミスリーン市、タフタナーズ市、サラーキブ市北部、ナリラヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月21日付)は、2012年8月にベイルート県で発生したトルコ航空パイロット2人の誘拐事件の容疑者3人が保釈されたと報じた。

容疑者3人は50万レバノン・ポンドの保釈金をレバノンの裁判所に対して支払った。

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トルコの日刊紙『サバフ』(10月21日付)は、2012年8月にアレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の解放に関して、トルコの情報機関MITが「映画ばりの作戦」で救出を行ったと報じた。

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AFP(10月21日付)によると、ベカーア県ヘルメル郡のシリア国境に近い複数の地域(カーア村など)にシリア領から発射されたロケット弾4発が着弾した。

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NNA(10月21日付)などによると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが交戦、市民・兵士5人が負傷した。

諸外国の動き

ジョン・ケリー米国務長官は、パリでサウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣、カタールのハーリド・アティーヤ外務大臣らと会談し、ジュネーブ2会議開催準備などへの対応について協議した。

ケリー国務長官はアティーヤ外務大臣との共同記者会見で、シリアの穏健な反体制勢力への支援を続けると述べる一方、イランが2012年6月のジュネーブ合意に同意していないがゆえ、ジュネーブ2会議において建設的に貢献することは難しいとの見方を示した。

またケリー国務長官は「アサド大統領が再び(大統領に)立候補し、再選されれば…、次のようになると言えよう。この戦争は彼が今のままでとどまれば終わることはない」と脅迫した。

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EU外相会議がルクセンブルクで開かれ、シリア情勢、とりわけジュネーブ2会議開催準備への対応などについて協議した。

会議後に出された声明で、EU諸国外相は「11月末までに大会を開催するため、国連安保理議長の呼びかけにすべての当事者が積極的に応じる」ことが重要だとの姿勢を示した。

また「大会が、互いのコンセンサスをもって平和的移行を保障し、全権を有する移行期政府発足をめざすべき」としたうえで、2012年のジュネーブ合意を遵守し、「政治的ステップを保障するため、退行できない期限」を設定すべきだと強調した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、22日にロンドンで開催されるシリアの友連絡グループ外相会議に関して、『ハヤート』(10月22日付)に、シリア革命反体制勢力国民連立に対して、ジュネーブ大会開催に向けてともに行動する、と述べた。

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ドイツのギド・ヴェスターヴェレ外務大臣は、シリア情勢に関して「避難民への支援を行い、シリアに和平と安定をもたらす条件を検討することが重要であるために、政治的解決が必要」としたうえで、「すべての関係当事者が交渉の用意がなければ、解決はなされない。それゆえ、我々はジュネーブ大会を支援している」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がエジプトに次いでイラクを訪問し、ヌーリー・マーリキー首相、ホシェリ・ゼバリ外務大臣らと会談、ジュネーブ2会議の開催準備などについて協議した。

会談後、マーリキー首相は声明を通じて、ブラーヒーミー共同特別代表が、アサド政権に「譲歩」を説得するようイラク側に支援要請を行ったことを明らかにした。

また会談後の記者会見で、ブラーヒーミー共同特別代表は、「ジュネーブ2会議の日程は11月になることを望む…。(日程)合意後に発表されるだろう」と述べた。

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化学兵器禁止機構は、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団のスィグリッド・カーグ特別調整官がダマスカスに到着したと発表した。

AFP, October 21, 2013、’Aks al-Sayr, October 21, 2013、al-Hayat, October 22, 2013、Kull-na Shuraka’, October 21, 2013, October 22, 2013、al-Mayadeen,
October 21, 2013、Naharnet, October 21, 2013、NNA, October 21, 2013、Reuters,
October 21, 2013、Rihab News, October 21, 2013、Sabah, October 21, 2013、SANA, October 21, 2013, October 23, 2013、Shabaka Sham,
October 21, 2013、UPI, October 21, 2013、al-Watan, October 21, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線の指導者が同戦線とイスラーム国との関係について「意見の相違が生じたために離別した」ことを明らかに、アラブ連盟のアラビー事務総長はジュネーブ2会議が11月23日に開催されることを明言(2013年10月20日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア在外局長は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が述べた「説得力のある反体制勢力」という言葉に関してロシア・トゥデイ(10月20日付)に、「シリアの友連絡グループ」の介入がなくなれば出現するだろう、と述べた。

マンナーア氏はまた「説得力のある反体制勢力はクルド最高委員会、民主的変革諸勢力古訓民調整委員会、シリア革命反体制勢力国民連立を包摂する」と述べた。

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シャームの民のヌスラ戦線の指導者(アミール)の一人でアブー・アミールを名乗る活動家はジャズィーラ(10月20日付)に、アサド政権崩壊後のシリアでの活動に関して「イスラーム的になれば、国家の一部をなすだろう。しかし、我々は自分たちの意見を押しつけることはせず、よりよい将来を選ぶよう、人々に今教示している」と述べた。

アブー・アミール氏はまた、シリアの反体制武装集団と良好な関係にあると述べる一方、シリア革命反体制勢力国民連立について「我々みなにとって、現地の活動家の方が彼らより重要だ」と非難した。

また自身の経歴については「平和的でも開始以来、革命運動体に属してきた」と述べ、2011年3月に始まった反体制運動に一貫して参加してきたと主張した。

さらにヌスラ戦線の武装活動について、アブー・アミール氏は「戦線は民間人を標的としておらず、彼らの生命…を守るべく個々人が努力している…。我々は殺人者と戦っており、そのために爆破、狙撃などといった手段を駆使している…。我々が民間人を標的にしていると非難する者は嘘つきだ」と強調した。

一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との関係については、「意見の相違…が生じたため、ヌスラ戦線はダーイシュから別れ、独立した」と述べるにとどまった。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県で活動する複数の反体制武装集団17組織がビデオ声明を出し、「古都ダマスカスおよび同郊外ムジャーヒディーン連合」を結成すると発表した。

「古都ダマスカスおよび同郊外ムジャーヒディーン連合」はムハンマド・ヒムスィー・アブー・カッスー大尉が司令官を務め、以下の組織が参加を表明した。

シャーム殉教者旅団
ダマスカスの険旅団
シャーグール・ムジャーヒディーン大隊
バッラー・ブン・マーリク大隊
アンサール・シャーム大隊
真実の旗大隊
アール・バイトの末裔中隊
バーブ・ハディード中隊
バーブ・サギール中隊
バーブ・トゥーマー中隊
バーブ・ジャービヤ中隊
バーブ・カイサーン中隊
バーブ・シャルキー地区中隊
バーブ・ワリード中隊
バーブ・サリージャ中隊
バーブ・サラーム中隊
バーブ・ムサッラー地区中隊

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クッルナー・シュラカー(10月20日付)は、アレッポ県アレッポ市内の「解放区」で活動する反体制活動家が衛生テレビ放送「シャフバー・チャンネル」開設を発表したと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ前代表はフェイスブック(10月20日付)で、ジュネーブ2会議参加の条件に関して「政治的でなく、人道的」でなければならないと述べ、刑務所に収監中の女性、子供を釈放するよう求めた。

シリア政府の動き

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、レバノンのアドナーン・マンスール暫定外務大臣と電話会談を行い、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の解放に対して祝辞を述べる一方、「シリアは努力を惜しむことなく、レバノンを支援するあらゆることを行うだろう」との言葉を贈った。

UPI(10月20日付)が報じた。

国内の暴力

ハマー県では、SANA(10月20日付)によると、ハマー市東部入り口に位置する農業機器会社近くで反体制武装集団戦闘員による自爆テロが発生し、市民37人が死亡、約80人が負傷、自動車32台が大破した。

自爆テロは、1.5トンの爆発物が仕掛けられた自動車を用いて行われた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月20日付)によると、ジャルマーナー市内の住宅地に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民21人が負傷した。

また、ザマルカー回廊、ドゥーマー市郊外、TAMICO製薬会社周辺(ムライハ市)、カースィミーヤ市、ダブラ市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市、マハッバ村、アドラー市、ヤブルード市西部、カラムーン山地一帯南部、ナバク市北東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、TAMICO製薬工場のムライハ市郊外一帯を20日にハビーブ・ムスタファー旅団、シャバーブ・フダー大隊、そしてシャームの民のヌスラ戦線が制圧した。

同監視団によると、ヌスラ戦線は、TAMICO検問所に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、軍兵士16人を殺害した。

戦闘では、反体制武装集団戦闘員15人も死亡したという。

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ダマスカス県では、SANA(10月20日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月20日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、サフィーラ市、マアスラーニーヤ市、ナイラブ村北部、ラスム・アッブード村、クワイリス村、タッル・ハースィル村・タッルアラン市回廊、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月20日付)によると、ガントゥー市、ヒルブナフサ村、ガースィビーヤ村、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ラスム・スワイド村、キースィーン市、クマイリー村、ナジュマ村、ラスタン市、ガジャル村、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月20日付)によると、ハミーディーヤ村、ジャーヌーディーヤ町、アーリヤ村、ハッルーズ村、ハーッジ・ハンムード農場、クマイナース村、サルジャ村、シュワイハ村、アブー・ズフール航空基地周辺、マルイヤーン村、カストゥーン村、ファイルーン村、フータ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月20日付)によると、ダルアー市、サマン丘、マアルバ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月20日付)によると、西サムダーニーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

エジプト訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はアラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談した。

会談後の共同記者会見で、アラビー事務総長は「乗り越えられるべき多くの困難」があるとしつつ、(会談で)11月23日にジュネーブ2会議が開催されることが決定された」と明言した。

これに対して、ブラーヒーミー共同特別代表は「日程はまだ正式には決まっていない」としつつ、11月23日のジュネーブ2会議開催に向けて準備を進めていることを明らかにした。

また反体制勢力の姿勢に関して「シリアの反体制勢力は多くの問題に直面している。シリア国民の重要な一部を代表する説得力のある反体制勢力がいなければ、大会は開催されない」と述べた。

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シリア国内で化学兵器廃棄に向けた準備を行っている化学兵器禁止機関の調査先遣隊が、化学兵器弾頭の破壊のために訪れていた同国内某所での作業を終え、ダマスカスに帰任した。

ロイター通信(10月20日付)が伝えた。

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フランス外務省報道官は、ジュネーブ2会議に関して、「我々は反体制勢力がこの会議で統合されていることを望んでいる」と述べた。

AFP, October 20, 2013、Aljazeera.net, October 20, 2013、al-Hayat, October 21, 2013, October 22, 2013、Kull-na Shuraka’, October 20, 2013,
October 21, 2013、Naharnet, October 20, 2013、Reuters, October 20, 2013、Rihab
News, October 20, 2013、Russia Today, October 20, 2013、SANA, October 20,
2013、UPI, October 20, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県で反体制武装集団に拉致されていたレバノン人巡礼者9人がベイルート空港に到着、ヌスラ戦線の戦闘員がジャルマーナー市の検問所で自爆テロを実行し兵士16名が死亡(2013年10月19日)

反体制勢力の動き

ラッカ県などで活動する「アナー新メディア機構」は、同県などでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の活動に関して「そのほとんどは、市民社会、とりわけシリア革命社会に利さない」と批判する声明を出した。

同声明によると、イラク・シャーム・イスラーム国は10月15日、ラッカ市内の同機構事務所に押し入り、機材、文書などを持ち去ったほか、10月1日には、同機構の幹部でジャーナリストのラーミー・ラズーク氏をラッカ市・タブカ市間で拘束したという。

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イスラーム軍広報局は、ヒムス県スフナ市での18日の戦闘で、多数のロシア軍兵士を殺害した、と発表した。

クッルナー・シュラカー(10月19日付)が伝えた。

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クッルナー・シュラカー(10月20日付)は、シリア民主主義者連合が執行部会合を開き、以下のメンバーを、各部局の責任者に任命したと報じた。

政治局:ミシェル・キールー代表、アブドズルアズィーズ・タンムー(執行部)、サーイル・ムーサー
広報局:ファーイズ・サーラ(執行部)、バヒーヤ・マールティーニー(執行部)、ウマル・クーシュ(執行部)、サミール・サイーファーン(書記長)
救済局:カータリーン・タッリー(執行部)
研究局:ザカリヤー・サッカール(執行部)
組織局:マーズィン・ハッキー(執行部)、バヒージャ・トゥラード

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(10月19日付)は、化学兵器禁止機関の調査先遣隊の活動の様子を撮影したリポートを放映した。

al-Hayat, October 20, 2013
al-Hayat, October 20, 2013

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団などによると、ジャルマーナー市入り口の検問所で、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員が自爆テロを行った。

リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、この自爆テロで軍兵士16人が死亡、多数が負傷した。

シリア人権監視団によると、また反体制武装集団は、ジャルマーナー市に対して砲撃を行った。

これに対して、軍は、この爆発後、ジャルマーナー市郊外一帯を空爆した。

このほか、ムウダミーヤト・シャーム市では、軍が同市突入に向けて、激しい砲撃を加えたという。

一方、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、また反体制武装集団は、軍が拠点として使用していたTAMICO工場の施設を制圧したと発表した。

他方、SANA(10月19日付)によると、ハラスター市、ザマルカー回廊、ナシャービーヤ町郊外、バハーリーヤ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ブワイダ市郊外、フジャイラ村、アドラー市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺で、軍とシャームの民のヌスラ戦線が交戦した。

一方、SANA(10月19日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、タッル・ハースィル村、タッルアラン村、ナイラブ村東方、アブー・ダンナ村、クワイリス村、アレッポ市ジュダイダ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺害、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、「自由シリア軍」がラシュディー地区、文学部一帯を制圧した。

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ラッカ県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、「自由シリア軍」が第17師団本部周辺での軍との戦闘で、軍のシャラフ・イブラーヒーム・シャアバーン准将を殺害した。

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ダマスカス県では、SANA(10月19日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月19日付)によると、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺、ハーミディーヤ村、アブー・ズフール航空基地周辺、カフルナブル市、マジュダリヤー村、サルジャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月19日付)によると、ヒムス市ワルシャ地区、ハミーディーヤ地区、ダール・カビーラ村、シューマリーヤ山地一帯、タッルカラフ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月19日付)によると、ナマル町、タッル・マハッス市、ダルアー市、タファス市、シューマラ市、ナスィーブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員らを殺害、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月19日付)によると、サルマー町、ドゥーリーン村、カフルダルバ村、ザーヒヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

2012年5月にアレッポ県アアザーズ市でシリアの反体制武装集団に拉致されたレバノン人巡礼者9人が、トルコのイスタンブール国際空港を経由し、ベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港に到着した。

AFP(10月19日付)が報じた。

複数のメディアによると、解放されたレバノン人巡礼者9人を載せたカタール航空機には、レバノンのアッバース・イブラーヒーム総合治安局長とカタールのハーリド・アティーヤ外務大臣が同乗していたという。

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NNA(10月19日付)は、アレッポ県アアザーズ市で2012年5月に誘拐されたレバノン人巡礼者9人の解放を受けるかたちで、同年8月にレバノンで誘拐されたトルコ航空パイロット2人が解放され、ベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港に向かっていると報じた。

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2012年5月にアレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の解放に向けた動きは、レバノンのアッバース・イブラーヒーム総合治安局長とカタールのハーリド・アティーヤ外務大臣のトルコ訪問により、一気に加速した。

これに関して、ナハールネット(10月19日付)は、カタールが1億5,000万ドルの身代金を支払うなどして仲介者の役割を果たしたことで、レバノン人巡礼者9人の解放が実現した問題が解決したと報じた。

また、LBCI(10月19日付)、ジャディード(10月19日付)などによると、レバノン人巡礼者9人の釈放をめぐってはまた、2012年8月にレバノンで拉致されたトルコ航空パイロットら2人の釈放を補償するよう求める一方、シリア政府が、女性収監者282人の釈放を求めていた誘拐犯である北の嵐旅団の要求に沿うかたちで、女性収監者多数を釈放した。

なお、イブラーヒーム総合治安局長はトルコ訪問に先立って、シリアのダマスカスを訪問していた。

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NNA(10月19日付)によると、アッカール県アッブーディーヤ村で、住民がシリア領内からの砲撃に抗議して、国際幹線高速道路を一時封鎖した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、中東歴訪の第1の訪問国エジプトで、ナビール・ファフミー外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

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『テレグラフ』(10月19日付)は、シリア国内の某所で5週間にわたって医療ボランティア活動に参加していた英国人外科医のデヴィッド・ノート氏が、シリア軍狙撃手たちが妊婦の腹部など、体の一部分を狙い撃つ「ゲーム」をやっていたと証言した、と伝えた。

AFP, October 19, 2013、The Telegraph, October 19, 2013、al-Hayat, October 20, 2013、al-Jadeed, October 19, 2013、Kull-na Shuraka’, October
19, 2013, October 20, 2013、LBCI, October 19, 2013、Naharnet, October 19,
2013、NNA, October 19, 2013、Reuters, October 19, 2013、Rihab News, October
19, 2013、SANA, October 19, 2013、UPI, October 19, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍がヒムス県タドムル市郊外のスフナ市の90%を制圧する一方、シリア・ムスリム同胞団の若手活動家がバヤーヌーニー監督者を含む同団の重鎮らを事実上追放することに成功したと報じられる(2013年10月18日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月18日付)は、17日のジャーミア・ジャーミア少将の殺害に関して、シリアのムハーバラートがイスラエルのモサド、サウジアラビアのバンダル・ブン・サルマーン皇太子の関与さえも疑っていると報じた。

またアフバール・アーン(10月18日付)は、17日のジャーミア・ジャーミア少将の死に関して、アサド政権による暗殺だと断じたうえで、同政権がルストム・ガザーラ政治治安部長、ジャミール・ハサン空軍情報部長、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長の暗殺も計画している、と主張した。

暗殺は、ジュネーブ2会議に先立って、政権が自らの汚名を返上することが目的なのだという。

これに対して、シリア人権監視団は「ジャーミア少将は、アル=カーイダとつながりのある反体制武装集団との戦闘時に、狙撃手に撃たれて死亡した」と発表した。

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シリア国民評議会事務局長でシリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー氏は、RIAノーヴォスチ通信(10月18日付)に、連立がジュネーブ2会議への参加を決定した場合、評議会は連立を脱会するだろう、と述べた。

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クッルナー・シュラカー(10月18日付)は、シリア・ムスリム同胞団の若手活動家が、ファールーク・タイフール副監督者を事実上追放することに成功したと報じた。

タイフール副監督者は、シリア革命反体制勢力国民連立副代表、シリア国民評議会事務副長として、ミシェル・キールー、サウジアラビアとの連携を推進してきた主要人物。

同報道によると、若手活動家は、タイフール副監督者とともに、同胞団内で「保守派」とされる重鎮のアリー・サドルッディーン・バヤーヌーニー氏、ムハンマド・ヒクマト・ワリード氏も同時に、追放したという。

シリア政府の動き

17日にダイル・ザウル県で殺害されたジャーミア・ジャーミア少将の遺体が、空路でラタキア県の生地ザーマー村に搬送され、SANA(10月19日付)などによると、多数の市民によって出迎えられた。

Kull-na Shuraka', October 18, 2013
Kull-na Shuraka’, October 18, 2013

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クッルナー・シュラカー(10月19日付)によると、ハマー県スカイラビーヤ市出身のキリスト教徒兵士8人の集団葬儀が行われた。

8人はアレッポ県ハナースィル市の攻防戦に投入され、死亡したという。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、複数の活動家によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区で、シャームの民のヌスラ戦線が、軍との戦闘時に補足した兵士10人を処刑した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クルド人が多く住むタッルアラン村に対する軍の砲撃で、子供6人を含むクルド人12人が死亡した。

『ハヤート』(10月19日付)によると、タッルアラン村は、7月以降、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって占拠されているという。

また、シリア人権監視団によると、ハナースィル市と防衛工場機構の間で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍兵士20人、戦闘員7人が死亡した。

さらに、フジャイラ村、ウバイダ村、および両村近郊の防空大隊本部が反体制武装集団の攻撃を受けた。

一方、SANA(10月18日付)によると、アレッポ中央刑務所を襲撃した反体制武装集団を軍が殲滅した。

またサフィーラ市周辺、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アレッポ市ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(10月18日付)によると、イスラーム軍がタドムル市郊外のスフナ市の90%を制圧した。

一方、SANA(10月18日付)によると、タドムル市郊外のスフナ市を襲撃した反体制武装集団を軍が撃退、数十人の戦闘員を殺害した。

またヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、カラービース地区、グータ地区、ラスタン湖、タッルカラフ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにヒムス市ワアル地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月18日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバーブ・トゥーマ広場に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾3発が着弾し、市民3人が死亡、複数が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月18日付)によると、ザマルカー回廊、ハラスター市、アッブ農場、ナシャービーヤ町郊外、ブワイダ市郊外、リーマー農場、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、ジャルマーナー外科病院が被害を受けた。

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ハマー県では、SANA(10月18日付)によると、ムハルダ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月18日付)によると、ハーミディーヤ市、ワーディー・ダイフ、サラーキブ市周辺、カスタン村、バシーリーヤ村、ハージ・ハンムード農場、ハッルーズ村、ブザイト村、マルイヤーン村、ラーミー村、マアッラトミスリーン市、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月18日付)によると、ダルアー市旧税関地区、ナワー市、タファス市、ブスラー・シャーム市、サフム・ジャウラーン村、インヒル市、ヒーラーン村、ガディール・ブスターン市、ザアルーラ市、フィード市、ラジャート高原、ブラーク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

マルワーン・シルビル暫定内務大臣は、ジャディード(10月18日付)に、トルコ入りした総合情報総局のアッバース・イブラーヒーム総局長からの情報として、2012年5月にアレッポ県アアザーズ市でシリアの反体制武装集団に拉致されたレバノン人巡礼者9人が「釈放され、トルコに向かっている」と述べた。

諸外国の動き

カタールのハーリド・アティーヤ外務大臣はジャズィーラ(10月18日付)で「カタールの仲介により、(アレッポ県アアザーズ市で反体制武装集団に誘拐されていた)レバノン人9人が釈放された」ことを明らかにした。

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UNHCR報道官は、2013年8月以降、エジプトを「不法出国」しようとしたシリア人800人以上がエジプト当局に逮捕された、と発表した。

同報道官によると、逮捕されたシリア人のうち、589人が女性、84人が子供だという。

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『ハヤート』(10月19日付)は、キプロス政府が声明を出し、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団の本部設置をOPCWとの間で合意したと発表した、と報じた。

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英国外務省は、10月22日にロンドンでシリアの友連絡グループ(別称、ロンドン・グループ、ないしはロンドン11)の外相級会合を開催し、ジュネーブ2会議の開催準備に関して関係国間で協議を行うと発表した。

参加国は、エジプト、フランス、ドイツ、イタリア、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、トルコ、UAE、英国、米国。

また会合には、シリア革命反体制勢力国民連立も参加予定。

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米国務省のジェン・サキ報道官は、シリア軍によるダマスカス郊外県グータ地方、とりわけムウダミーヤト・シャーム市への包囲を厳しく非難した。

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ベルギー日刊紙『スタンダード』(10月18日付)は、シリアでの反体制武装活動に参加するために昨年、シリアに潜入した18歳のサラフィー主義者のベルギー人青年が、1週間前にオランダに入国、ベルギーへの帰国しようとしている、と報じた。

AFP, October 18, 2013、Akhbar al-An, October 18, 2013、Aljazeera.net, October 18, 2013、al-Hayat, October 18, 2013、Kull-na Shuraka’, October 18, 2013, October 19, 2013、al-Jadeed,
October 18, 2013、Naharnet, October 18, 2013、Reuters, October 18, 2013、Rihab
News, October 18, 2013、SANA, October 18, 2013、UPI, October 18, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャミール経済問題担当副首相が英紙に対しジュネーブ2会議が11月23~24日に開催されると明言、シリア軍のジャーミア少将が県内でテロリストを追跡中に戦死(2013年10月17日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県革命指導評議会は声明を出し、「ダマスカス県・ダマスカス郊外県革命指導評議会」なる集団は「存在しない架空の組織で、ダマスカス郊外県を代弁する資格もない」と発表した。

「ダマスカス県・ダマスカス郊外県革命指導評議会」は13日にドゥーマー市で結成された拡大文民評議会に参加し、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官の指導を拒否していた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長付の顧問を務めるムンズィル・アクビーク氏はAFP(10月17日付)に、10月22日開催予定の「シリアの友連絡グループ」外相級会合への召喚状を英国外務省から正式に受け取ったと述べた。

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シャファーフ(10月17日付)は、ジャーミア・ジャーミア少将の死に関して、ヒムス県出身のアラウィー派宗徒の工作員がダルアー県からダイル・ザウル県に派遣され、執務室で同少将を暗殺した、と断じた。

シリア政府の動き

カドリー・ジャミール経済問題担当副首相は、ロイター通信(10月17日付)に対して、ジュネーブ2会議が11月23~24日に開催されると明言した。

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SANA(10月17日付)によると、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、2013年2月にダマスカス郊外県のハーン・シャイフ難民キャンプに拉致されていたUNDOF隊員のカナダ人弁護士のカール・セルゲイ・カンボ氏が反体制武装集団のもとを脱走し、シリア当局が国連に身柄を引き渡したと発表した。

記者会見には、カンボ氏自身も同席し、自身が「イラク人、サウジアラビア人、ヨルダン人、そしておそらくチェチェン人」からなる武装集団によって拉致され、「精神的圧力に曝されていた」と語る一方、彼らが「国連を敵視していた」と語った。

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クッルナー・シュラカー(10月17日付)は、バアス党ティシュリーン大学支部は、同大学医学部長に大統領の叔父カマール・アサド氏の娘婿のハーズィム・ハサン氏を推挙したと報じた。

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クッルナー・シュラカー(10月17日付)は、7日に治安当局に拘束されていたスライマーン・ヒラール・アサド氏(大統領のおい)が釈放されたと報じた。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、SANA(10月17日付)が、ジャーミア・ジャーミア少将が県内でテロリストを追跡中に戦死したと報じた。

SANA, October 17, 2013
SANA, October 17, 2013

ジャーミア少将は2002年10月から2005年4月まで駐留シリア軍治安偵察機構課次長を務め、ルストゥム・ガザーラ准将を補佐、デトレヴ・メフリス委員長のもとでUNIIICによりレバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件(2005年2月)への関与を疑われたが、その後、ダイル・ザウル県内にある治安部局の一部局長に任命され、反体制武装集団の掃討を指揮していたという。

リハーブ・ニュース(10月17日付)は、ジャーミア少将の戦死に関して、「頭を銃で直接撃ち抜かれ死亡した」、「ダイル・ザウル市内のジャウラ地区を移動中の少将の車を標的とした爆弾」によって殺害されたといった情報が流れていると報じた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人運動など反体制武装集団がアレッポ中央刑務所の本部棟などに突入、軍と初めて交戦した。

収容棟はまだ戦闘には巻き込まれていないという。

また、スーリヤー・ムバーシル・ネット(10月17日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ラームーサ地区にある軍事アカデミー周辺にある軍の陣地の一つを攻撃し、兵士7人を殺害した。

一方、SANA(10月17日付)によると、アレッポ中央刑務所を襲撃した反体制武装集団を軍が撃退、殲滅した。

またサフィーラ市、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、スーリヤー・ムバーシル・ネット(10月17日付)によると、バーディヤ旅団がタドムル市東部にあるサフナ村を攻撃し、軍、国防隊と交戦、検問所2カ所を制圧した。

一方、SANA(10月17日付)によると、ヒムス市カラービース地区、クスール地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区、タルビーサ市、ザーラ村郊外、タラフ村、ファルハーニーヤ村、アブー・サナースィル丘、クアイバート・アースィー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(10月18日付)によると、ランクース市郊外、フーシュ・アラブ村が、軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(10月17日付)によると、リーマー農場、ナバク市北東部、ダーライヤー市、ザマルカー回廊、バハーリーヤ市郊外、ドゥーマー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またハラスター市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾により、住民1人が死亡、1人が負傷した。

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イドリブ県では、『ハヤート』(10月18日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市を軍が砲撃した。

一方、SANA(10月17日付)によると、アイン・ラールーズ村、カンスフラ村、ジャーヌーディーヤ町、イフスィム町、ルージュ平原などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、『ハヤート』(10月18日付)によると、第17師団基地に対して、軍がヘリコプターで救援物資を投下した。

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ハマー県では、SANA(10月17日付)によると、サラーム・ガルビー村で、軍が特殊作戦を行い、反体制武装集団を掃討、同地の治安を回復した。

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ダマスカス県では、SANA(10月17日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月17日付)によると、カルナク村、アイン・アラブ市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

ジョン・ケリー米国務長官は、シリアでの化学兵器廃棄に関して「これらの物質が一刻も早く、別の場所に移送されることを望んでいる…。船で地域外に搬出することを望んでいる」と述べ、シリア国外での廃棄を検討していることを示唆した。

AFP, October 17, 2013、al-Hayat, October 18, 2013、Kull-na Shuraka’, October 17, 2013、Naharnet, October
17, 2013、Reuters, October 17, 2013、Rihab News, October 17, 2013、SANA, October
17, 2013、al-Shafaf, October 17, 2013、Suriya Mubashir, October 17, 2013、UPI,
October 17, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア南部反体制武装集団約70組織が共同声明を出しシリア革命反体制勢力国民連立への「承認」を撤回(2013年10月16日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(10月17日付)などによると、シリア南部(ダルアー県など)で活動する反体制武装集団約70組織が共同声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立の活動を「失敗」と非難、同連立の「承認を撤回する」と発表した。

武装集団はまた「南部地域革命司令評議会」を結成し、反体制武装闘争を継続する意思を明示した。

この承認撤回声明に関して、自由シリア軍参謀委員会のルワイユ・ミクダード政治広報調整官はAFP(10月16日付)に「サリーム・イドリース参謀長の自由シリア軍参謀委員会を拒否するものではない」と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のルワイユ・サーフィー報道官はアナトリア通信(10月16日付)に対して、ジュネーブ2会議でアサド政権内の一部との交渉を合意し得ると述べた。

サーフィー報道官は、アサド政権が「シリア国民の血で手が汚れているために決して席をともにできないグループ」と「席をともにできるグループ」に分けられるとしたうえで、ファールーク・シャルア副大統領を後者の例として上げた。

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シリア国民評議会元メンバーのマラフ・ビカーイー氏は、ジュネーブ2会議への事実上の不参加を表明した評議会に関して「独断的でその場しのぎ」と非難した。

そのうえで「シリア国民評議会もシリア革命反体制勢力国民連立も…シリアの人道状況、戦争状況と完全に乖離している」と非難した。

AKI(10月16日付)が伝えた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町郊外のジュダイダ市で、軍、ヒズブッラーの戦闘員らが反体制武装集団と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(10月16日付)によると、自由シリア軍が撤退したフジャイラ村郊外の農場に入ろうとしたヒズブッラーとアブー・ファドル・アッバース旅団の戦闘員50人以上が、地雷に触れ死亡した。

また軍などの攻撃を避けるため、ズィヤービーヤ町からバサーティーン地方に避難したと思われる女性・子供ら65人の惨殺遺体が発見された。

一方、SANA(10月16日付)によると、軍がブワイダ市での反体制武装集団の掃討を完了し、同市の治安を回復した。

これに関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表(在ベイルート)は、ブワイダ市が、軍、国防隊、ヒズブッラーの民兵、アブー・ファドル・アッバース旅団の攻撃で制圧されたことを認めた。

また、SANA(10月16日付)によると、ハラスター市、ザマルカー回廊、ムライハ市、ドゥーマー市郊外、ダブラ農場、フジャイラ村、スバイナ町、ルハイバ市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、リーマー農場、サキー農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・地下トンネル・装備を破壊した。

このほか、ジャルマーナー市、ハラスター市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、20人以上が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月16日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(10月16日付)などによると、ナワー市を軍が砲撃し、民家などを破壊する一方、市内の農道を避難民を乗せて移動していたバスが、軍が敷設した地雷に触れて大破、乗っていた子供4人と女性複数を含む25人(シリア人権監視団によると21人)が死亡した。

しかしこれに関してSANA(10月16日付)は、ナワー市で車に爆弾を仕掛けようとしていた「テロリスト」が誤爆して死亡した、と報じた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ中央刑務所内で軍とシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人運動が交戦した。

同監視団によると、反体制武装集団はアレッポ中央刑務所の外壁に設置された軍のバリゲードに対して自爆攻撃を2度にわたって行ったという。

一方、SANA(10月16日付)によると、ラスム・アッブード航空基地南部、アレッポ中央刑務所周辺、マンビジュ市・バーブ市街道、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、軍がアシュラフィーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、ジュダイダ地区などに潜入しようとした反体制武装集団を殲滅した。

このほか、アクス・サイル(10月17日付)は、アナダーン市で、スカイ・ニュース・アラビックの取材班3人が「解放区」の取材中に消息を絶ち、誘拐・拉致されたと思われると報じた。

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ハマー県では、SANA(10月16日付)によると、アルシューナ村とハリージャ村を結ぶ街道で軍が反体制武装集団が乗った車を攻撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月16日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、カラービース地区、キースィーン村、ガジャル村、スルターニーヤ村、サラーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月16日付)によると、軍がドゥールシャーン村、ナワーラ村、カビール村、アティーラ村、ファルラク村、イムリーク村に対して特殊作戦を行い、イラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月16日付)によると、アトマーン村、タファス市、サイダー町、ヌアイマ村、インヒル市、フラーク市、ムライハ市、ナワー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、16日から続くジュワーディーヤ市郊外(タッル・アッルー村など)での民主統一党とイラク・シャーム・イスラーム国などサラフィー主義武装集団との戦闘で、前者の戦闘員12人、後者の戦闘員29人が死亡した。

この戦闘で、民主統一党人民防衛隊はサラフィー主義戦闘員の遺体多数を回収、そのなかにはシャームの民のヌスラ戦線司令官のエジプト人1人も含まれているという。

諸外国の動き

潘基文国連事務総長は、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団のトップとなる特別調整官に、スィグリッド・カーグ国連事務次長補を任命したと発表した

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AFP(10月16日付)によると、化学兵器禁止機関は、シリア国内で化学兵器の廃棄に向けて活動中の調査隊が、約20カ所あるとされる関連施設のうち11施設で査察・検証作業を実施したと発表した。

このうち6施設では、査察・検証作業に加えて、製造設備を稼働不能にしたり、化学物質が充填されていた弾薬を破壊したという。

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米国務長官のジェン・サキ報道官は、シリア国民評議会がジュネーブ2会議への不参加を表明したことに関して、反体制勢力の参加が「基本的で重要」としたうえで、「我々は反体制勢力に大会に代表を送るよう後押しし続けている」と述べた。

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ロシア外務省は、ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯やマアルーラー市のキリスト教住民約50,000人が「西側諸国によって支援された」シリア国内の暴力を回避するため、ロシア国籍の取得を申請している、と発表した。

同発表によると、50,000人のなかには、医師、弁護士、技師、ビジネスマンなどが含まれているという。

AFP(10月16日付)が伝えた。

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国民難民高等弁務官事務所のフィリップ・ルクラーク氏は、フランスのフランソワ・オランド大統領が最近の会談で、シリア人避難民500人を受け入れることを誓約したと述べた。

AFP(10月16日付)が報じた。

AFP, October 16, 2013、AKI, October 16, 2013、al-Hayat, October 17, 2013、Kull-na Shuraka’, October 16, 2013、Naharnet, October 16, 2013、Reuters, October 16, 2013、Rihab News, October 16, 2013、SANA, October 16, 2013、UPI, October 16, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会が化学兵器廃棄に向けた活動に全面協力する意思を表明、反体制武装集団がダマスカス郊外県ヤブルード市郊外にある2教会に爆弾を仕掛け損害を与える(2013年10月15日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会は記者会見で化学兵器禁止機関によるシリア国内での化学兵器廃棄に向けた活動に全面協力する意思を表明するとともに、アフメト・ウズムジュ事務局長に対して、反体制武装集団がいかなる化学兵器関連施設をも制圧していないことを声明を通じて明言するよう求めた。

クッルナー・シュラカー(10月15日付)が伝えた。

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シリア・ムスリム同胞団のズハイル・ザーリム報道官はAKI(10月15日付)に同胞団の政党結成構想に関して、「政党は(同胞団の)政治部門ではなく、開放的で愛国的な性格」を持つと述べ、同胞団以外の組織の参加も想定していることを示唆した。

シリア政府の動き

アサド大統領がダマスカス県内のサイイダ・フサイバ・モスクでのイード・アル=アドハーの集団礼拝に参加、シリア・アラブ・テレビ(10月15日付)などがその様子を放映した。

集団礼拝には、ワーイル・ハルキー首相ら閣僚、アフマド・バドルッディーン・ハッスーン共和国フムティーらが参加、導師は故ムハンマド・サイイド・ラマダーン・ブーティー師の息子でビラード・シャーム・ウラマー連合の新代表のムハンマド・タウフィーク・ラマダーン・ブーティー師が務めた。

ブーティー師は礼拝後の説教で、「祖国と民族の安寧のために多くの血を流した我が勇敢なる軍」への謝辞を述べる一方、「アッラー・アクバル」をスローガンとしてテロ・破壊活動を行う反体制武装集団を非難、「正しいイスラームへの再認識」を主唱した。

SANA, October 15, 2013
SANA, October 15, 2013
SANA, October 15, 2013
SANA, October 15, 2013
SANA, October 15, 2013
SANA, October 15, 2013

 

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シリア・アラブ・テレビ(10月15日付)は、アスマー・アフラス大統領夫人が、ダマスカス県内の戦没者の子息が通う女学校を訪問し、学生らと懇談、オリーブを植樹する様子を放映した(https://www.youtube.com/watch?v=BBWXVOIM18k)。

映像のなかで、アスマー夫人は「私たちはこの世界に文字を教えた人々の末裔です。私たちはこの世界に医療、商業、建築を教えた人々の末裔です。こうした歴史はシリアのアイデンティティの一部をなしています…。この国を羽ばたかせ、将来にわたって国を建設しましょう。私たちが使うことのできる真の武器とは、知識という武器、知性という武器です」と述べた。

またアスマー夫人は「私たちはこれまでに何度も、アスマー夫人はシリアを去った、ロシア、ベイルートに去ったと耳にしてきました。アスマー夫人のことを云々するのがどれだけ好きなのでしょう…。私はここに居ます。私の夫、私の子供たちはシリアにいます。私が彼らといるというのが自明の真実です。私はまた、大多数のシリア人と同じように愛国心を育んできました。どこで暮らそうと、どこを旅しようと…国より崇高なものなどないのです」と強調した。

さらに「私は現在、3人の子供の母親です。彼らへの私の責任とは、彼らに同じ概念を教えることです。外国で暮らして、どのように彼らに愛国心を教えることができるのでしょうか?家族で仲良くせず、自分の家で暮らさず、家族と食卓をともにせず、どのように国の文化、歴史、文明を教えるのでしょうか?そんなことは不可能です。国が抱える問題のただ中に暮らすことなく、彼らにどのようにして国の発展に貢献するように教えるというのでしょう?」と付言した。

Youtube, October 15, 2013
Youtube, October 15, 2013

Youtube, October 15, 2013
Youtube, October 15, 2013

Youtube, October 15, 2013
Youtube, October 15, 2013

Youtube, October 15, 2013
Youtube, October 15, 2013

国内の暴力

ダマスカス県では、SANA(10月15日付)によると、カナワート区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民4人が負傷した。

Kull-na Shuraka', October 15, 2013
Kull-na Shuraka’, October 15, 2013

また、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヨルダン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)が、バーブ・トゥーマー地区のアルメニア・カトリック教会、マズラア地区のロシア大使館近く、ティジャーラ地区のファイハー遊園地、ムハージリーン区、マーリキー地区、ラウダ地区、マイダーン地区などに複数の迫撃砲弾が着弾したと主張した。

また同ネットワークによると、アサーリー地区、ジャウバル区を軍が空爆・砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月15日付)によると、反体制武装集団が、ヤブルード市郊外にある聖コンスタンティヌス教会と聖ヘレナ教会に爆弾を仕掛け爆破させた。

人的被害はなかったが、建物が損害を受けた。

また、ザマルカー・アルバイン回廊、アイン・タルマー渓谷、ダイル・アサーフィール市校が、ダブラ農場、ドゥーマー市郊外、フジャイラ村、スバイナ町、ダーライヤー市、リーマー農場、ナバク市郊外、ヤブルード市郊外、カーラ市郊外、アドラー市郊外、ジャラージール町郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)によると、ビラーリーヤ村、ナシャービーヤ町、ハズラマー市、ダーライヤー市、アルバイン市、ムウダミーヤト・シャーム市、ブワイダ市を軍が砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(10月15日付)によると、ブスル・ハリール市、ナワー市、タファス市、アトマーン村、ダーイル町、ブスラー・シャーム市郊外、ダルアー市、ヌアイマ村、インヒル市、ガーリヤ市、タッル・フドル一帯、ジャムリーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)によると、ナワー市、ブスル・ハリール市、タファス市、ヌアイマ村で、軍と反体制勢力が交戦した。

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アレッポ県では、SANA(10月15日付)によると、フマイマ村、カースティールー回廊、ナイラブ航空基地北部、フライターン市東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)によると、軍がマンナグ航空基地、サフィーラ市一帯を砲撃する一方、反体制武装集団はクワイリス航空基地近くのタッル・フーサ村をロケット弾で攻撃した。

またハーン・アサル村周辺、アレッポ中央刑務所、ハーン・トゥーマーン村などで軍と反体制武装集団が交戦した。

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イドリブ県では、SANA(10月15日付)によると、ビンニシュ市、サルミーン市、アルバイーン山周辺、マアッル・ブライト市、シュワイハ市、マジャース市、フータ市、アブー・ズフール航空基地周辺、バザーブール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月15日付)によると、レバノン領からタッルカラフ市郊外に潜入しようとした反体制武装集団を国境警備隊が撃退した。

またヒムス市バーブ・フード地区、サフサーファ地区、クスール地区、ワアル地区、ワルシャ地区、タッル・ザハブ町、カフルラーハー市、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、タッルドゥー市、ナースィラ村、ラスタン市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)によると、軍がカルアト・ヒスン市、ヒムス市ワアル地区などを砲撃した。

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ハマー県では、SANA(10月15日付)によると、ジスル・ジスル・バイト・ラース村で、軍がシャームの民のヌスラ戦線と交戦、リビア人戦闘員らを殲滅した。

一方、シャーム・ネットワーク(10月15日付)が、ムーリク市南部のラハーヤー検問所を反体制武装集団が制圧したと報じた。

諸外国の動き

AFP(10月15日付)は、ギリシャ当局の話として、ペロポネソス半島沖で沈没した船舶に乗っていたシリア人避難民73人が救出され、カラマタ港に到着したと報じた。

避難民のうち11人が女性、18人が子供だった。

AFP, October 15, 2013、AKI, October 15, 2013、al-Hayat, October 16, 2013、Kull-na Shuraka’, October 15, 2013、Naharnet, October
15, 2013、Reuters, October 15, 2013、Rihab News, October 15, 2013、SANA, October
15, 2013、UPI, October 15, 2013などをもとに作成。

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米国務長官がジュネーブ2会議に関して「アサド大統領は(参加)当事者どうしを近づけるための正統性を失っている」と主張するなか、民主的変革諸勢力国民調整委員会のアブドゥルアズィーム代表は同大会が「前提条件なしで開催される」との見方を示す(2013年10月14日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は『ナハール』(10月14日付)に、「アサド政権はたとえ、現地での決着が近いと感じたとしても、ジュネーブ2会議を撤回することはできない…。なぜなら政権の決定は、自らの手にだけではなく、政治的正常化を支持する地域および国際社会の同盟国の手によって握られているからだ」と述べた。

アブドゥルアズィーム代表はまた「反体制勢力内の位置当事者がジュネーブ2会議に反対し、拒否すると発表しても影響はない」と付言したうえで、同大会が前提条件なしで開催されるだろうとの見方を示し、「米英仏はアサド大統領が交渉の一当事者として残り、(退任を)条件としないことを受け入れた。また政府も大統領の残留にかかわる問題をシリア国民のみに委ねると考えるに至った」と強調した。

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イスラーム軍は声明を出し、「改悛センター」(拘置所)に拘束中の拘置者のうち「改善の跡」が観られる者を「恩赦」により、釈放したと発表した。

釈放された拘置者は、イスラーム教徒の殺害、イスラーム教徒の財産強奪、ムジャーヒドゥーンの軍規違反、シャリーア違反などによって拘置されていたという。

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クッルナー・シュラカー(10月14日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が9月19日付で国連安保理に提出した書簡のなかで、ジュネーブ2会議に「無条件」で参加する意思を表明していたと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イドリブ県ダルクーシュ町での爆弾テロを「バッシャール・アサド政権の触手が伸びていることを示している」と述べ、政権の犯行と断じ、非難するとともに、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対して、「シリア国民の惨状を解消するためのあらゆる措置」を講じ、「シリア革命と自由シリア軍」を支援するよう呼びかけた。

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シリア・クルド国民評議会のムスタファー・マシャーイフ氏は、クッルナー・シュラカー(10月14日付)に対して「シリアのクルド人は国家建設を望んでいないし、シリア分割も目指していない。体制が崩壊するまで自らの地域を暫定的に運営しようとしているだけだ」と述べた。

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シリア民主主義者連合のサービト・イバーラ在外局長は声明を出し、シリア革命への自身の献身がまったく受け入れられないとして、在外局長を含む反体制勢力内のすべての役職を辞任すると発表した。

イバーラ在外局長が兼任してきた役職は以下の通り:

シリア民主主義者連合在外局長
同執行部メンバー
在キプロス・自由シリア人コミュニティ代表
国民成長党組織局長
シリア救済ネットワーク執行部書記長

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イスラーム軍のムハンマド・ザフラーン・アッルーシュ司令官は声明を出し、13日にダマスカス郊外県ドゥーマー市で反体制組織・活動家が結成した「拡大文民評議会」を「離反」と非難、「この決定は同軍のシューラー評議会を経ていない」と拒否の姿勢を示した。

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イスラーム軍のムハンマド・ザフラーン・アッルーシュ司令官による声明発表に対して、ドゥーマー市の「拡大文民評議会」も声明を出し、同司令官の声明を拒否、活動を継続すると表明した。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相は、対レバノン国境のジュダイダ・ヤーブース国境通行所を視察、同行した記者団らに対して、帰国する避難民に対して政府として補償を行っていくと述べた。

SANA, October 14, 2013
SANA, October 14, 2013

国内の暴力

イドリブ県では、リハーブ・ニュース(10月14日付)によると、ダルクーシュ町の市場で、何者かによって爆弾が仕掛けられた車が爆発し、数十人が死亡、また軍が同市を2度にわたって空爆した。

シリア人権監視団によると、この爆弾テロで子供3人を含む27人が死亡した。

SANA, October 14, 2013
SANA, October 14, 2013

また同監視団によると、アルバイーン山一帯、サラーキブ市などを軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(10月14日付)によると、サラーキブ市、ビンニシュ市周辺、ジダール・ブカフルーン市、クーリーン市、カフルルーマー村、マアッルシャマーリーン市、ダイル・サンバル村、アブー・ズフール航空基地周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、赤十字国際委員会報道官は、10月13日にイドリブ県内で拉致された赤十字国際委員会スタッフ6人とシリア赤新月社のボランティア1人のうち、スタッフ3人が解放されたと発表した。

SANA, October 14, 2013
SANA, October 14, 2013

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マイダーン地区南部のカーア地区に軍が撃った迫撃砲弾複数発が着弾、またアッバースィーイーン地区にも迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(10月14日付)によると、バルザ区、ジャウバル区、フジャイラ村、スバイナ町、ヤルダー市、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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シリア赤新月社は、軍の包囲が続き、総攻撃が間近だとされるダマスカス郊外県ムウダミーヤト・シャーム市とダーライヤー市で、13日に引き続き、14日も約2,000人の住民が退去・避難したと発表した。

クッルナー・シュラカー(10月14日付)は、複数の活動家の話として、両市住民は、軍と反体制武装集団が一時停戦するなか、シリア政府の支配地域に避難したとし、その写真や映像を公開した。

同報道によると、こうした状況に対して、活動家の一人は、シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍の弱さを非難していたという。

http://www.youtube.com/watch?v=s_X-vum8uUY&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=BjTk_bwFwFk

一方、シリア人権監視団によると、フジャイラ村、ブワイダ市、ザバダーニー市郊外を軍が砲撃・空爆した。

他方、SANA(10月14日付)によると、カラムーン山地一帯郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、ナバク市郊外、マアルーラー市郊外、ザマルカー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダム街道地区を軍が砲撃し、子供2人を含む5人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市インシャーアート地区に迫撃砲弾2発が着弾、また市内各所で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(10月14日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、カラービース地区、バーブ・フード地区、ハミーディーヤ地区、サフサーファ地区、タルビーサ市近郊、ラスタン市、ハルブーズ市、ハリーラ市、ウンム・ラジーム市、ラスム・ダブア市、ジャバーブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ラターミナ町を軍が空爆した。

一方、SANA(10月14日付)によると、ブルグースィーヤ村、アルシューナ村、アファーフィラ農場で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地の治安を回復した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地、アレッポ市マシュハド地区を反体制武装集団が手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(10月14日付)によると、ムスリミーヤ街道、ヒーラーン村、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ハーン・アサル村、ダイル・ハーフィル市、ナッカーリーン村、アウラム・クブラー町、カースティールー街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区でシャームの民のヌスラ戦線が2件の自爆攻撃を敢行、また同地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、ハウィーカ地区、工業地区、ラサーファ地区、ムワッザフィーン地区で軍と反体制武装集団が交戦し、軍が空爆を行った。

この戦闘で反体制武装集団はラサーファ地区の複数の建物を制圧したという。

一方、SANA(10月14日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジュバイラ地区、ハウィーカ地区、労働者住宅地区、ナズラ・ドゥライサート地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市のカッドゥール・ベク地区で、西クルディスタン人民議会の治安警察(アサーイシュ)のパトロール隊を狙った爆弾テロが発生した。

またクッルナー・シュラカー(10月14日付)によると、ラアス・アイン市に近いミシュラーファ村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

一方、SANA(10月14日付)によると、穀物サイロ・センターを占拠する反体制武装集団を軍が攻撃し、同センターを奪還、複数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月14日付)によると、アイン・イーサー市の反体制武装集団のアジトに対して軍が特殊作戦を行い、チュニジア人戦闘員らを殲滅した。

レバノンの動き

NNA(10月14日付)によると、北部県アッカール郡のヒクル・ジャニーン村、カシュラク村、アルマ村、ヌーラー村、ダッバービーヤ村、ムンジズ村、アマール・ビーカート村に、シリア領から発射された迫撃砲弾15発が着弾した。

諸外国の動き

ジョン・ケリー米国務長官はロンドンでアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談し、ジュネーブ2会議の開催などについて協議した。

会談後、ケリー国務長官は、「我々はジュネーブ2会議召集の期日を確定することが急務だと考えている…。軍事的解決はあり得ないとの点で合意した」と述べる一方、「アサド大統領は当事者どうしを近づけるのに必要な正統性を失っている…。移行プロセスが不可欠であり、シリアに新たな統治主体がなければならない」と主張した。

またブラーヒーミー代表は、近く中東諸国を歴訪し、各国代表・当事者と会談する予定だと述べた。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、シリア国民評議会がジュネーブ2会議への不参加を表明したことを受け、「米国などが、反体制組織に影響力を行使するだけでなく、これらの組織にジュネーブ2会議に参加するよう全力で説得することを我々は期待している」と述べた。

AFP(10月14日付)が報じた。

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UNRWAシリア事務所のマイケル・キングズレー=ニーナ代表は、10月12日のダルアー市での軍と反体制武装集団の戦闘により、パレスチナ難民キャンプが直接の被害を受けたと発表、「武力紛争はパレスチナ人の声明と住居を破壊している」と警鐘を鳴らした。

シリア国内には、UNRWAが管理する10のパレスチナ難民キャンプを含む13のキャンプがある。

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『ハヤート』(10月14日付)は、イスラエルのクネセト外交安全保障委員会委員長でイスラエル我が家のアアヴィグドール・リーベルマン党首が、アサド政権の退任の条件にゴラン高原の大部分と返還するとの取引をベンヤミン・ネタニヤフ内閣高官がヒズブッラーやハマースに持ちかけていたことを明かしたと報じた。

AFP, October 14, 2013、Champress, October 14, 2013、al-Hayat, October 14, 2013, October 15, 2013、Kull-na Shuraka’, October 14, 2013,
October 15, 2013、al-Nahar, October 14, 2013、Naharnet, October 14, 2013、NNA, October 14, 2013、Reuters,
October 14, 2013、Rihab News, October 14, 2013、SANA, October 14, 2013、UPI,
October 14, 2013などをもとに作成。

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バアス党シリア地域指導部のヒラール副書記長がカーミシュリー市を電撃訪問するなか、シリア国民評議会がジュネーブ2会議に参加しないとの「断固たる決定」を発表(2013年10月13日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県で活動するシャバーブ・フダー大隊(自由シリア軍)のアブー・サーリフを名乗る司令官は、ビデオ声明(10月13日付)で「最後通告を発し10月13日日曜日12時まで猶予を与える」としたうえで「治安機関施設周辺の住宅地からの避難を民間人に呼びかける。なぜなら我々は、ダマスカスの空にロケット弾と迫撃砲の雨を降らせるからだ」と脅迫した。

アブー・サーリフ氏はまた、この攻撃がダマスカス県南部一帯、ムウダミーヤト・シャーム市への軍の砲撃への対抗措置だと主張し、シリア政府に対して包囲解除を要求した。

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アラビーヤ・チャンネル(10月13日付)は、「自由シリア軍」がイード・アル=アドハー期間中、ヒムス県とダマスカス郊外県で一時休戦に応じる準備があるとの意思を示したと報じた。

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国内で活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、現行の憲法において大統領と内閣に与えられているすべての権限を移譲された移行期政府を発足し、その首班に「反体制指導者、ないしは無所属の人物を合意に基づいて」就任させることを提言した。

また「シリア軍と、シリアの危機を政治的に解決することに同意した反体制武装集団の士官からなる合同暫定軍事評議会」を設置し、治安・国防にあたるべきとの意見を示した。

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シリア国民評議会のジョルジュ・サブラー事務局長は声明を出し、「現下の状況を踏まえ、ジュネーブに行くことはないとの断固たる決定を行った」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立政治局メンバーでヨルダンを活動拠点とするカマール・ルブワーニー氏はCNN(10月13日付)に、シリア国内の反体制武装集団どうしが、在外の反体制勢力の調整のもと連絡を取り合い、「イスラーム主義的指導部のもとに、軍事的、政治的、集権的な評議会の宣言」を準備していると述べた。

ルブワーニー氏によると、武装集団間の連絡調整は、イスラーム軍などとの間で進められており、「イスラーム的な色合い」を持ち、シャームの民のヌスラ戦線は参加が見込まれているが、イラク・シャーム・イスラーム国は排除されるという。

こうした取捨選択に関して、ルブワーニー氏は「タクフィール主義者の指導部より、国内のサラフィー主義者の指導部の方がましだ」と述べた。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立については、「国外で結成された反体制勢力の一部だが、シリア革命を代表してはいない。そのメンバーは自分たち自身しか代表しておらず、またヨルダン、トルコ、フランス、米国、カタールなどの諜報機関が人選を行った」と否定的な見方を示した。

そのうえで「連立は、ジュネーブ2会議を通じて、国連憲法第7章に基づき正統性を確保しようとしているが、これはシリアの分割をもたらす動きものだ」と批判した。

また連立をジュネーブ2会議に参加させようと、米国などが圧力をかけていると指摘、連立が大会に参加すれば、シリア国民評議会のメンバーなど約30人の代表が連立を脱会するだろうと付言した。

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シリア人権監視団は8月24日に、ダイル・ザウル県ブサイラ市で「何者か」が爆弾を爆発させ、シャイフ・イーサー・アブドゥルカーディル・リファーイー廟が破壊されていたと発表した。

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クッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、トルコのハタイ県レイハンル市内のアナトリア・カフェで、反体制武装集団・活動家の代表、ジャーナリスト、人道支援活動家ら約100人が集まり、「シリア自由人連合」を結成した。

「シリア自由人連合」はまた発足声明を発表、革命の成就、1950年憲法の復活、三権分立などをめざすことで合意したことを明らかにした。

「シリア自由人連合」に参加した主な武装集団は以下の通り:

第77師団(北部地域)
第3師団(ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯)
バルク・ナスル旅団(イドリブ県、ハマー県)
第90旅団(ダマスカス西部)
ファジュル旅団(ダマスカス郊外県西グータ地方)
サイフ・シャーム旅団(ダマスカス郊外県西グータ地方)
ウマウィーイーン旅団(ダマスカス県、ダマスカス郊外県)
砂漠の殉教者旅団(イドリブ県)
ビラード・シャーム・イスラーム旅団(イドリブ県)
ジュンド・ラフマーン旅団(イドリブ県アブー・ズフール)
ラーヤ旅団(イドリブ県アブー・ズフール)
サイイド・マスィーフ旅団(ダマスカス県)
ウマル・ムフタール旅団(イドリブ県ザーウィヤ山)
ハビーブ・ムスタファー旅団(イドリブ県)
ムウタスィム・ビッラー旅団(イドリブ県)
アブー・バクル・スィッディーク旅団(アレッポ県)
フサイン・ハルムーシュ旅団(ラタキア県)
ワアド・サーディク旅団(ラタキア県)
ウンマ・イスラーミーヤ戦線旅団(アレッポ県、ヒムス県)
統一解放戦線(ラッカ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県の6旅団)
ムアーウィヤ・ブン・アビー・スフヤーン(ヒムス県ラスタン市)
イスラーム殉教者旅団(ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯)
アブダール・シャーム旅団(ダマスカス県ドゥンマル区、ダマスカス郊外県バラダー渓谷)
ハムザ旅団(ダマスカス郊外県バラダー渓谷)
カラーマ殉教者旅団(ダマスカス郊外県バラダー渓谷)
殉教者サミール・ダヒーク旅団(ヒムス県ラスタン市)
鷲旅団
バヤーリク・イスラーム旅団
サイフッラー・マスルール旅団
ファジュル・ムジャーヒディーン旅団
ヒッティーン旅団
ジュンド・ラフマーン旅団(アレッポ県)
殉教者マーズィンロケット弾防衛旅団(イドリブ県ザーウィヤ山)
アマーナ殉教者旅団(ハマー県)
カラー間殉教者旅団(イドリブ県ハーン・シャイフーン市)
ムンタスィル・ビッラー旅団(イドリブ県ハーン・シャイフーン市)
第533コマンド旅団(ハマー県北部)
第633歩兵旅団(イドリブ県ハーン・シャイフーン市)
ハリーファ旅団(イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市)
山鷹旅団(イドリブ県シャフシャブー山)
タッル・フハール大隊(アレッポ県)
特殊任務大隊(ダマスカス郊外県マダーヤー町)
ウカーブ大隊(ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯)
ハーン・シャイフーン革命家旅団
第465ハーン・シャイフーン殉教者中隊
シャイフ山殉教者旅団
西部郊外自由人旅団
ダマスカス軍事革命評議会旅団

なおこれに関して、『ハヤート』(10月13日付)は、自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)報道官のカースィム・サアドッディーン大佐がレイハンル市で、数十の武装集団を統合し、「シリア自由人軍」を結成したとの情報が流れたと報じていた。

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ダマスカス郊外県で活動する反体制組織・活動家がドゥーマー市に会し、自治組織「拡大文民評議会」を結成した。

「拡大文民評議会」は、独立司法委員会、シャリーア委員会、文民行政市民福祉評議会などからなり、ダマスカス県・ダマスカス郊外県革命指導評議会、シリア平和運動機構、シリア民主フォーラム革命運動局などが参加した。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長がハサカ県カーミシュリー市を電撃訪問した。

訪問には、アブドゥンナースィル・シャフィーウ地域農民局長、ハラフ・ミフターフ出版文化情報局長、ハサカ支部のナースィル・アブドゥルアズィーズ支部局長、ハサカ県のムハンマド・ズアール・アリー知事が同行した。

訪問は、政権支持者の士気高揚が目的だったという。

Kull-na Shuraka', October 13, 2013
Kull-na Shuraka’, October 13, 2013

国内の暴力

SANA(10月13日付)は、ダマスカス県のウマウィーイーン広場の立体交差入り口で、反体制武装集団が車2台に爆弾を積んで相次いで自爆したと報じた。

また、アッバースィーイーン地区、カッサーア地区、バーブ・シャルキー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、十数人が負傷した。

このほか、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ジャウバル区などで、軍と反体制武装集団が交戦した。

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イドリブ県では、SANA(10月13日付)によると、赤十字国際委員会のスタッフ多数の乗った車を「何者か」が襲撃し、スタッフが拉致された。

ロイター通信(10月13日付)などによると、拉致されたのは、赤十字国際委員会スタッフ6人とシリア赤新月社のボランティア1人。

また、シリア人権監視団によると、サルミーン市、ラーミー村、カフルルーマー村、マアッル・シャマーリーン市、タッル・マンス村などを軍が空爆した。

一方、SANA(10月13日付)によると、カトルーン市、アーリヤ市、ティーバート市、ハーッジ・ハンムード農園、クーリーン市、アルバイーン山一帯、ウンム・ジャリーン村、ザアラーナ村、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カタナー市にある軍第78旅団の武器庫を反体制武装集団が制圧した。

また反体制武装集団がバービッラー市にある軍の拠点を迫撃する一方、軍と反体制武装集団がダイル・サルマーン市、ビラーリーヤ村、カースィミーヤ市などで交戦した。

さらに、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプ地域に迫撃砲弾が着弾した。SANA(10月13日付)によると、これにより、1人が死亡、約20人が負傷した。

一方、SANA(10月13日付)によると、シャイフーニーヤ氏、ザマルカー町、カースィミーヤ市、フジャイラ村、スバイナ町、ヤルダー市、ジャイルード市南部、アドラー市・ナバク市間、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市に対する軍の包囲を受け、住民約1,500人が市外に避難した。

避難した1,500人はそのほとんどが女性、子供だという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍がダルアー市を空爆する一方、アトマーン村上空で軍の戦闘機が反体制武装集団の攻撃を受けて墜落した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派が多く住むザフル・ジャバル地方で、軍、国防隊が反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ジャリーン村が軍の砲撃を受けた。

またアアザーズ市に近い、マアッリーン村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

一方、SANA(10月13日付)によると、クワイリス村、ナイラブ村北部、ナッカーリーン村、ラスム・アッブード村、カースティールー街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、カーミシュリー市の税関局前に仕掛けられた爆弾が爆発した。死傷者は出なかったという。

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クナイトラ県では、使徒末裔旅団は声明を出し、フッリーヤ村を9日間の包囲の末に制圧したと発表した。

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ヒムス県では、SANA(10月13日付)によると、ヒムス市バーブ・スィバーア地区、ハミーディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、タッルカラフ市、ザーラ農場、カフルナーン市、カニーヤ・アースィー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月13日付)によると、ブワイダ村、ジナーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザイル県では、SANA(10月13日付)によると、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、旧空港地区、工業地区、シャイフ・ヤースィーン地区、アルディー地区、ハトラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月13日付)によると、ナワーラ村、キリス村、カビール村、サルマー町郊外、ダルーシャーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、50人以上の外国人戦闘員を殲滅、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

在アンマンの英国大使館は声明を出し、シリア人避難民対策として英国がヨルダンに新たに1,200万ポンド相当の支援を行うと発表した。

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ザマーン・ワスル(10月13日付、http://zamanalwsl.net/news/42048.html)は、「日本人ジャーナリストがイスラーム教に入信し、イラク・シャーム・イスラーム国のメンバーとなった」と伝え、写真2枚を公開した。

このうち1枚目の写真には、イラク・シャーム・イスラーム国メンバーと思われる男性とともにこやかな表情でタウヒードを意味する人差し指を立てているジャーナリストが映っている。

また別の写真には、複数の戦闘員と並んで銃を構える迷彩服姿の別の日本人男性が映っている。

なおザマーン・ワスルをはじめとするアラビア語サイトの多くは、ジャーナリストの常岡浩介さんとアレッポ市で反体制武装集団と行動を共にしていたトラック運転者の藤本敏文さんを混同して報じている。

AFP, October 13, 2013、Alarabina.net, October 13, 2013、CNN, October 13, 2013、Elaph, October 13, 2013、al-Hayat, October 13, 2013, October 14, 2013、Kull-na Shuraka’, October 13, 2013, October 14, 2013, October 15, 2013、Naharnet, October 13, 2013、Reuters, October 13, 2013、Rihab News, October 13, 2013、SANA, October 13, 2013、UPI, October 13, 2013、Zaman al-Wasl, October 13, 2013などをもとに作成。

 

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アサド大統領がレバノンのアラブ・イスラーム・レジスタンス選択支援連合と会談する一方、シリア国民評議会はシリア革命反体制勢力国民連立がジュネーブ2会議に参加した場合に連立を脱会することを示唆(2013年10月12日)

反体制勢力の動き

イスラーム軍の総司令部政治局の幹部の一人はUPI(10月12日付)に、アラブ人、アフリカ人、チェチェン人数十人が同軍に加わったことを明らかにした。

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イスラーム軍はパレスチナのハマース政治局が「平和的な手段でのインティファーダ」と「宗派主義の拒否」を呼びかけるとして批判した。

クッルナー・シュラカー(10月12日付)によると、イスラーム軍は「ハーリド・ミシュアル政治局長が、シャームの地での神聖なるジハードを宗派戦争と評することで、シリアの血に犠牲にして国際社会での支持を取り付けようとしている」と批判しているという。

また「ミシュアルがテヘランに滞在場所を移したあとで、こうしたハマースの姿勢が示されたことを奇異だとは思っていない。我々はミシュアルの姿勢がハマース内の献身的な人々を代表していないと信じている」と付言した。

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シャームの民のヌスラ戦線に近い武装集団幹部(匿名)は、UPI(10月12日付)に「イラク・シャーム・イスラーム国、ヌスラ戦線、そしてシャーム自由人運動の指導部は3日前にアレッポ県で開かれた会合で、統一軍、統合司令部の結成、統一旗の採用について検討した」と述べた。

同幹部によると、3組織は、シリア情勢を最優先事項に据えること、いかなるイスラーム教徒に対しても武器を向けることを禁じること、組織どうしの対立を禁じることなどについて合意したという。

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シリア国民評議会は、11日と12日にトルコのイスタンブールで事務局(定数40人)会合を開き、シリア革命反体制勢力国民連立がジュネーブ2会議に参加した場合、連立を脱会することを示唆した。

シリア・ムスリム同胞団の代表ら26人が参加した会合において、事務局のメンバーらは「シリアの反体制勢力や革命の最低限の要求さえも現在充たされていない」としたうえで、ジュネーブ2会議への参加が、化学兵器廃棄に関する米露合意に資することがあったとしても「何の結論もないままに、交渉が数年にわたって続く可能性がある」と懸念を表明、シリア革命反体制勢力国民連立が大会参加を決定した場合は、連立からの脱会もあり得ることを示唆したという。

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シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府首班のアフマド・トゥウマ氏は『シャルク・アウサト』(10月12日付)に、「政権退陣という条件のもとにシリアの危機を解決するとの国際社会の決定がなされれば…、(暫定)政府は人々にサービスを提供するために適切に運営される。そしてそうなれば、イラク・シャーム・イスラーム国に流れた戦闘員の4分の3以上を取り戻すことができよう。なぜなら、彼らのほとんどが、貧困が理由でこうした過激な組織に参加していると考えているからだ…。これらの組織は現在もなお社会的支持を得ていない」と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、声明を出し、11日のヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書を受けるかたちで、「国際法に抵触するいかなる違反行為を非難し…、この問題に関して提出された(HWRの)報告書に真摯に対処することを強調する」と発表した。

しかし連立は、HWRの報告書が「連立の各部局・委員会が、自由シリア軍参謀委員会の協力のもと、(解放区で)治安を維持し、法の支配を確立するために努力していることを無視している」と批判した。

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シリア・クルド左派党幹部のシャッラール・カッドゥー氏は、『シャルク・アウサト』(10月12日付)に、シリア革命反体制勢力国民連立に合流したシリア・クルド国民評議会が、ジュネーブ2会議に向けて、トルコ国内で米国やトルコとの調整を続けているとしたうえで、大会では連邦制の樹立を求めることになるだろうと述べた。

シリア政府の動き

アサド大統領は『アフラーム・アラビー』雑誌(10月12日付)のインタビューに応じ、「シリア軍とエジプト軍は10月戦争での勝利から40年を経て今もなお、共通の敵と戦っているが、今回は国内の敵で、アラブ・イスラーム教徒であり、彼らが密かに行っていた反逆行為が今や複数の国、個人によって公然と行われている」と述べた。

al-Ahram, October 11, 2013
al-Ahram, October 11, 2013

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アサド大統領は、アラブ・イスラーム・レジスタンス選択支援連合(レバノンの組織)使節団とダマスカスで会談した。

SANA(10月12日付)が報じた。

『アフバール』(10月13日付)によると、アサド大統領は、ロシア、化学兵器、パレスチナのハマース、サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、トルコ、イラク、国内情勢などさまざまな問題について、使節団と懇談した。

同紙によると、この会談でのアサド大統領の主な発言は以下の通り。

「彼ら(西側諸国やロシア)が(ジュネーブ2会議開催の)期日を11月に決定した。おそらくこの日程は、事実上の戦争状態を回避しようとするロシアの要望のみに沿ったものだ…。シリアは参加することに何の問題も感じていない。その要求は極めて明白で、二つの点に依拠している。(大統領選出に際して)投票箱に委ねること、そしてテロリスト支援を停止することだ…。西側が大会に参加させられるのは、シリア国内を掌握していない者だけだ。国内を掌握している者は、西側の命令には従わない」。


「アラブの首脳がアラブによる解決の仲介案を持って、接触してくることはなかった…。西側諸国の方が一部のアラブ諸国よりも尊厳をもって我々に対処してきた」。

「ムスリム同胞団は、結成から80年間にわたって、クーデタ、利権主義、裏切りによってのみ知られてきた…。ダマスカスは当初、同胞団の一部であるハマースと関わりを持ってこなかった。欧州人が、ハマースがここで何をしているのかと追求してきたとき、我々は「ハマースはレジスタンスだ」と答えてきた…。ハマースはシリアにおいて保護され、その支援を受けてきた…。しかし危機が始まるや、ハマース幹部らは、我々に忠告したなどと言うようになった。これは嘘だ…。また我々が彼らに支援を要請したなどとも言うようになった。しかしこれも不正確だ…。我々は立場を定めるよう彼らに求めたのだ…。最終的にハマースは、レジスタンスを断念し、ムスリム同胞団の一部に成り下がることを決めた…。彼らが我々を裏切ったのはこれが初めてではない」。

国内の暴力

ダマスカス県では、SANA(10月12日付)によると、アブー・ルンマーナ地区のダール・サラーム女学校近くとナジュマ広場に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、8歳の女の子1人が死亡、女性を含む11人が負傷した。

またカーブーン区、バルザ区では、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍、国防隊、ヒズブッラーの民兵がズィヤービーヤ町周辺、フサイニーヤ町周辺、スバイナ町、フジャイラ村、ブワイダ市などで反体制武装集団と交戦した。

またザマルカー町でも、軍と反体制武装集団が交戦し、反体制武装集団が南部環状街道の複数の建物を制圧した。

これに関して、バッラー旅団は声明を出し、ザマルカー町内のもっとも重要な検問所の一つを制圧したと発表した。

このほか、シリア人権監視団によると、ハラスター市、ヤブルード市、マディーラー市、ラアス・アイン市、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市でも軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月12日付)によると、ジャルマーナー市に迫撃砲弾が複数発着弾し、4人が死亡、6人が負傷した。

他方、SANA(10月12日付)によると、タルファーター市、ジャッルード市で、軍が反体制武装集団の掃討を完了、両市を制圧した。

またザマルカー町、カースィミーヤ市、リーハーン氏、フジャイラ村、スバイナ町、ブワイダ市、サイイダ・ザイナブ町とスワイダー市を結ぶ高速道路(ズィヤービーヤ町郊外)で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヒッティーン旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナイラブ航空基地を反体制武装集団が迫撃する一方、軍がサフィーラ市一帯を空爆した。

また、シリア人権監視団は、アレッポ県内でイラク・シャーム・イスラーム国やシャームの民のヌスラ戦線に属する外国人サラフィー主義者と自由シリア軍の戦闘が10日から激化し、過去3日間で双方に50人の死者が出たと発表した。

一方、アレッポ市では、シリア自由人旅団が声明を出し、一部戦闘員の素行に対する住民の抗議を受けてブスターン・カスル地区の検問所から撤退すると発表、「これを拒否する戦闘員は我々に所属せず、我々を代表しない」と宣言した。

他方、クッルナー・シュラカー(10月12日付)によると、アレッポ市アアザミーヤ地区での軍と反体制武装集団の戦闘で、アレッポ市の軍作戦司令室メンバーのナビール・ジャディード共和国護衛隊大佐が戦死した。

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イドリブ県では、SANA(10月12日付)によると、バザーブール村、ウンム・ジャリーン村、マルイヤーン村、ラーミー村、カフルシャラーヤー市、ダルクーシュ町、ザルズール市、ジャミーリーヤ市、カスタン村、カンスフラ村、マアクラム市、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺、ハーミディーヤ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月12日付)によると、ダシーシャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月12日付)によると、レバノン領から潜入しようとした反体制武装集団を軍がタルビーサ市郊外で撃退した。

またキースィーン村、ガジャル村、カニー・アースィー村、ヒムス市バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

PFLP-GCの軍事部門のハーリド・ジブリール(アブー・ウムライン)氏は『ハヤート』(10月13日付)に、反体制武装集団が9ヶ月前からダマスカス県ヤルムーク区の3分の1を占拠しているとしたうえで、同地が「シリア軍が戦闘に参加せず、人民諸委員会が裏切ったため、たちまち陥落した」ことを明らかにした。

AFP, October 12, 2013、al-Ahram al-‘Arabi, October 12, 2013、al-Akhbar, October 13, 2013、al-Hayat, October 13, 2013、Kull-na Shuraka’, October 12, 2013、Naharnet, October 12, 2013、Reuters, October 12, 2013、Rihab News, October 12, 2013、SANA, October 12, 2013、al-Sharq al-Awsat, October 12, 2013、UPI, October 12, 2013などをもとに作成。

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自由シリア軍参謀委員会がイスラーム国による人権侵害を非難するなか、アル=カーイダのザワーヒリー指導者が声明を出しシリア国内で武装闘争に加わるサラフィー主義者たちに対して「邪神との戦いにおいて統合」するよう呼びかけ(2013年10月11日)

反体制勢力の動き

自由シリア軍参謀委員会のルワイユ・ミクダード政治広報調整官はクッルナー・シュラカー(10月11日付)に「民間人を狙ったあらゆる人権侵害、犯罪を非難する…。我々は人道法を指示しており、殺戮と民間人攻撃を認めるバッシャール・アサドの法を支持しない」と述べた。

ミクダード調整官はまたイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などによるアラウィー派の村々襲撃と住民の殺害に関しても「(人権)侵害を犯している」と非難した。

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シリア人権監視団は、9日にアレッポ県ハナースィル市近郊のハマーム村で、反体制武装集団に参加していたフランス人サラフィー主義者が自爆テロを行ったと発表した。

このフランス人サラフィー主義者は「アブー・カアカーア」を自称し、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国が同村一帯への攻撃を開始する前に、ハマーム村を攻撃した戦闘員の一人だったという。

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シリア革命反体制勢力国民連立の最高ハッジ委員会のムハンマド・シュクリー委員長は、連立がアサド政権支持者のメッカへの巡礼(ハッジ)を妨害しているとの一部報道に関して、『ハヤート』(10月12日付)に事実と異なると否定するとともに、シリア周辺国のサウジアラビアの大使館・領事館も巡礼者へのビザ発給を禁じていないと強調した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラーの民兵の支援のもと、フサイニーヤ町、ズィヤービーヤ町を制圧した。

一方、SANA(10月11日付)によると、フジャイラ村、ブワイダ市、ハラスター市、ムライハ市、バハーリーヤ農場、スバイナ町、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、バイト・ジン農場、ヤブルード市郊外、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍がサフィーラ市を空爆するとともに、同市錦江のアブー・ジャリーン村で反体制武装集団と激しく交戦した。

またアレッポ市では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、インザーラート地区を制圧、またマサーキン・ハナーヌー地区、バーブ街道地区に検問所の設置を開始した。

一方、SANA(10月11日付)によると、サフィーラ市近郊のウンム・ジャリーン村で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地の治安を回復した。

またアレッポ市では、サラーフッディーン地区に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ヒムス県では、SANA(10月11日付)によると、レバノン領からタッルカラフ市郊外(バールーハ村)に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ダマスカス県では、SANA(10月11日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月11日付)や『ハヤート』(10月13日付)は、ダマスカス県ヤルムーク区広報局からの情報として、反体制武装集団が占拠するダマスカス県ヤルムーク区に対する軍の数ヶ月に及ぶ包囲により、パレスチナ人数万人が被害を受け、ネコなどの肉を食べることを余儀なくされていると報じた。

こうした窮状を受け、同地区のシャイフらは、ネコ、犬、ロバの肉を食べることを認めるファトワーを発する一方、住民らは包囲解除を求めるデモを行っているという。

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イドリブ県では、SANA(10月11日付)によると、サラーキブ市南部、ダルクーシュ町、カスタン村、ムシャムシャーン市、サルジャ村、シャンナーン市、マアッラシューリーン市、マアッラト・シャムシャ市、アブー・ズフール航空基地周辺、ザルズール市、ザアラーナ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月11日付)によると、ムザイリーブ町、ムライハ市、スマード村、ダルアー市、タファス市、ナワー市、ティーラ市、タッル・サマン市、インヒル市、サイダー町、ウンム・ヤマーズィン市、タイバ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月11日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ウルフィー地区、工業地区、マリーイーヤ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月11日付)によると、ハサカ県ナースィラ地区で、反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発し、女性1人を含む4人が負傷した。

諸外国の動き

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワでの記者会見で「カーブルの政府の制圧下にないアフガニスタン領内を、複数の国が違法に使用し、シリアで反体制活動を行う戦闘員に化学兵器の使用などを教練した、との情報が最近流れている」と述べた。

ラブロフ外務大臣はまた「我々の情報によると、シャームの民のヌスラ戦線がイラク領内で有毒物質と専門家を違法に移動させ、イラク領内での攻撃に使用しようとしている」と付言した。

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国連安保理は、シリアの化学兵器の管理・廃棄を行うため、化学兵器禁止機関と国連が約100人規模の合同派遣団を創設することを正式に了承した。

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サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣がフランスを訪問し、ローラン・ファビウス外務大臣と会談、シリア情勢、とりわけジュネーブ2会議開催への協力・調整をめぐって協議した。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチは、今年8月にサラフィー主義武装集団などがシリア国内のアラウィー派の10以上の村々で民間人190人を殺害、200人を拉致していたとする報告書を発表した。

同報告書によると、殺害された民間人190人のうち、女性は57人、子供は18人、67人が処刑されたという。

反体制武装集団は8月に「海岸解放作戦」の名で、ラタキア県山間部への攻撃を激化させたが、同報告書によると、この攻撃は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍、アンシャール・シャーム、イッズの鷹の5組織が指導、約20の武装集団が参加したという。

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アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏が音声声明を出し、シリア、エジプト、チュニジア情勢などについて意見を表明した。

約16分間の声明で、ザワーヒリー氏は、シリア国内で武装闘争を行うサラフィー主義者たちに対して「組織への帰属や党派性を克服し…邪神との戦いにおいて統合」するよう呼びかけた。

しかし「あなた方が合意することはあなた方の選択肢だ」と述べ、統合を支持することはなかった。

AFP, October 11, 2013、al-Hayat, October 12, 2013, October 13, 2013、Kull-na Shuraka’, October 11, 2013、Naharnet,
October 11, 2013、Reuters, October 11, 2013、Rihab News, October 11, 2013、SANA,
October 11, 2013、UPI, October 11, 2013などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会が全ての当事者に対してイード・アル=アドハー中の戦闘停止を呼びかけるなか、化学兵器禁止機関の調査隊の追加要員12人がシリアに到着(2013年10月10日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会は、シリア政府およびすべての反体制武装集団に対して、イード・アル=アドハー中の戦闘停止を呼びかけた。

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リハーブ・ニュース(10月10日付)は、アレッポ県バーブ市および同市郊外の革命文民評議会は、支配地域の学校に対して「休め、アッラー・アクバル、気をつけ、アッラー・アクバル…、我らが永遠の指導者、我らが主ムハンマド…」といった号令を徹底するよう指示を出したと報じた。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍がサフィーラ市を空爆し、子供4人、女性1人を含む16人が死亡、またマンビジュ市に対しても空爆を行い、女性2人を含む6人が死亡した。

一方、反体制武装集団はワーハ山の軍拠点を手製の迫撃砲で攻撃、複数の兵士が死傷した。

一方、SANA(10月10日付)によると、ダイル・ハーフィル市、アイティーン市、ジャブール湖、サフィーラ市、カフルハムラ村、アレッポ市カースティールー地区、旧市街(ウマイヤ・モスク周辺)、サラーフッディーン地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ウマル村を制圧した軍、国防隊、ヒズブッラー、イラク人民兵(アビー・ファドル・アッバース旅団)がフサイニーヤ町、ズィヤービーヤ町、ブワイダ市などの周辺で反体制武装集団と交戦を続けた。

一方、クッルナー・シュラカー(10月10日付)によると、ジャルマーナー市に「何者か」が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民11人が死亡、20人が負傷した。

他方、SANA(10月10日付)によると、ザマルカー町、ハラスター市、ドゥーマー市、バハーリーヤ農場、アッブ農場、ムライハ市、フサイニーヤ町周辺、ズィヤービーヤ町周辺、スバイナ町、バイト・ジン農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ウーファーニヤー村の軍検問所周辺で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(10月10日付)によると、軍がウーカーニヤー村、アイン・バイダ村、おおよび両村周辺で反体制武装集団の掃討、同地を完全制圧した。

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ダルアー県ではシリア人権監視団によると、ナワー市を軍が空爆し、8人が死亡した。

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ラタキア県では、SANA(10月10日付)によると、ナージヤ村、ダッラ村、ダルーシャーン村、ラビーア町で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、ヨルダン人、エジプト人戦闘員ら約100人を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月10日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月10日付)によると、ダルアー市旧税関地区など、ナスィーブ村、ムサイフラ町、ムザイリーブ町、タファス市、ダーイル町、バディール・ブスターン市、ナイーミーヤ市、インヒル市、ガーリヤ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員、シャリーア委員会の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、リハーブ・ニュース(10月10日付)によると、ラアス・アイン市南部の村で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアブドゥルハミード・トゥルキー・イブラーヒーム・バーシャー・ミッリー部族長の自宅を襲撃、同部族長を殺害した。

一方、SANA(10月10日付)によると、ハサカ市で、軍が反体制武装集団を要撃し、戦闘員4人を殺害、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月10日付)によると、アブー・フバイラート村、ムカイミン村、マスウード村、マスアダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月10日付)によると、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ラスタン市、カルアト・ヒスン市、タルビーサ市郊外、ヒムス市クスール地区、ワアル地区、カラービース地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月10日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、ダルクーシュ町、カスタン村、ザルズール市、ザアラーナ市、マアッルシューリーン市、マアッラト・シャムシーン町、ワーディー・ダイフ軍事基地一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月10日付)によると、ダイル・ザウル市アルディー地区、ラシュディーヤ地区、ウルフィー地区、工業地区、マリーイーヤ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

AFP(10月10日付)によると、レバノンの軍事裁判所検事は、レバノン国内で活動するアフマド・アーミル大佐の逮捕状を発行、治安当局が同大佐の身柄を拘束した。

アーミル大佐は、戦闘員の募集を行い、シリア国内の軍拠点の攻撃を計画しており、トルコからレバノンのトリポリ港に到着直後に逮捕されたという。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の調査隊の追加要員12人がシリアに到着し、調査活動に参加した。

化学兵器禁止機関の報道官によると、これにより調査隊メンバーは27人となった。

AFP(10月10日付)が報じた。

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クッルナー・シュラカー(10月10日付)は、トルコのアダナ裁判所が、フサイン・ハルムーシュ大佐の拉致とシリア政府への身柄引き渡しに関与されたとされるトルコの諜報機関の士官1人に禁固20年の有罪判決を言い渡したと報じた。

AFP, October 10, 2013、al-Hayat, October 11, 2013、Kull-na Shuraka’, October 10, 2013、Naharnet, October 10, 2013、Reuters, October 10, 2013、Rihab News, October 10, 2013、SANA, October 10, 2013、UPI, October 10, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍司令官が声明のなかでシリア革命反体制勢力国民連立を痛烈に批判するなか、ラッカ県で発生した人民防衛隊とイスラーム国の戦闘で民主統一党のムスリム共同党首の息子が死亡(2013年10月9日)

反体制勢力の動き

イスラーム軍のムハンマド・ザフラーン・アッルーシュ司令官はインターネットを通じて声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立を痛烈に批判した。

Kull-na Shuraka', October 9, 2013。
Kull-na Shuraka’, October 9, 2013。

声明で、アッルーシュ司令官はシャームの民のヌスラ戦線など13の武装集団がシリア革命反体制勢力国民連立の存在を拒否したことを「クーデタ」だと批判する反体制活動家に関して「クーデタとは権力の座にいる者に対する動きだが、いつ連立は権力の座についたというのか?」と反論した。

また、国内の武装集団が、連立の代表ポストの半分を求めたことを連立側が「嘲笑」して却下したことを明らかにしたうえで、「(連立は)ジュネーブ2をめぐって、全権を有する移行期政府について政権との対話を始めた。これは連立が体制と合意したこと、そして彼らにとっての共通の敵が武装部隊になったことを意味する」と主張した。

そのうえで「連立は革命が武装闘争になり、政治的解決などあり得ないということを忘れてしまった。ないしは忘れたふりをしている」と指弾した。

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クッルナー・シュラカー(10月9日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方で活動するアンサール・ハック旅団がイスラーム軍への合流を発表した。

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自由シリア軍合同司令部中央広報局のファフド・ミスリー氏は声明を出し、シリア・ムスリム同胞団が「非道徳的で非宗教的な行動・振る舞いで…革命を乗っ取り、殉教者の死やシリアの破壊を助長した」と非難、同胞団に対して2週間以内に軍事部門を解体し、政党としての改編を行うよう通告した。

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シリア革命調整連合は声明を出し、ジュネーブ2会議への反体制勢力の参加に関して、「シリア人の意思は…シリア革命反体制勢力国民連立、自由シリア軍参謀本部の士官、既存の政党を越えている」としたうえで、「独立した革命的戦線を結成し、シリア国民の意思を代表し、革命の原則を遵守する一当事者」とすることを大会参加の条件として提示した。

声明ではまた、アサド政権の退陣、大統領をはじめとする政権幹部の人道虐殺への処罰を求めている。

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クッルナー・シュラカー(10月9日付)は、アレッポ県マンビジュ市で、ムジャーヒディーン・シューラー評議会(イスラーム旅団)とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が停戦に合意したとして、合意書のPDFを公開した。

停戦合意では、両組織の代表者からなる「イスラーム局」が食糧品の配給など社会サービスを担当することなどが定められている。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月9日付)によると、テロ法廷は、リーマー・シャラービー氏、ヤースミーン・アブドゥルアール氏ら女性14人を釈放した。

国内の暴力

ラッカ県では、サウジアラビア紙『ジスル』(10月9日付)が、タッル・アブヤド市での民主統一党人民防衛隊とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘で、サーリフ・ムスリム共同党首の息子で人民防衛隊隊員のシューファーン・ムスリム氏が戦死した、と報じた。

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UPI(10月9日付)などが伝えたところによると、シリア領(クナイトラ県)から発射された迫撃砲弾2発がイスラエル占領下のゴラン高原に着弾し、イスラエル軍兵士2人が軽傷を負った。

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ダルアー県では、リハーブ・ニュース(10月9日付)によると、自由シリア軍が1ヶ月におよぶ軍との戦闘の末、対ヨルダン国境に位置する騎兵大隊の拠点を制圧した。

またシリア人権監視団によると、ダーイル町、インヒル市、ムザイリーブ町などを軍が空爆・砲撃する一方、ナワー市で軍と反体制武装集団が交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フサイニーヤ町、ズィヤービーヤ町、ブワイダ市で、軍、国防隊、ヒズブッラー民兵、イラク人民兵(アブー・ファドル・アッバース旅団)が、反体制武装集団と激しく交戦、軍側がシャイフ・アムルー村、ズィヤービーヤ町・ブワイダ市間の農園を制圧した。

軍はまたブワイダ市一帯を空爆、ズィヤービーヤ町を包囲しており、この戦闘で反体制武装集団の司令官1人、戦闘員5人が死亡、軍側も10人が死亡したという。

しかし、SANA(10月9日付)によると、フサイニーヤ町、ズィヤービーヤ町で、軍が反体制武装集団の掃討を完了、両市を完全制圧した。

またフジャイラ村、ザマルカー町、ダブラ農場、バハーリーヤ市、サカー市、ヌーラ市、フタイタト・トゥルクマーン市、ドゥーマー市、ダーライヤー市、バイト・ジン農場、カリーナ農場、ワーディー・サリーブ、サキー農場、タイイブ農場、リーマー農場、アドラー市郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マシュハド地区、サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区を軍が激しく砲撃する一方、反体制武装集団はアアザミーヤ地区を襲撃した。

またクッルナー・シュラカー(10月9日付)によると、アレッポ市のハムダーニーヤ遊園地の軍検問所を「自由シリア軍」が襲撃、兵士10人を殺害、2人を捕捉して制圧、またアアザミーヤ地区へと進軍した。

一方、SANA(10月9日付)によると、サフィーラ市を含む8村で軍が反体制武装集団の掃討を完了し、治安を回復した。

治安が回復したとされる8村は、サフィーラ、バラカ、ジュバイスィーヤ、ターター、ブルジュ・ラマーヤ、ジャフラ、ジャバル・ラマーン、アミーリーヤ村。

またダフラト・アブドゥラッブフ地区、アアザーズ市、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード村、ナスルッラー村、フマイマ村、ダイル・ジャマール村、アレッポ市旧市街、サラーフッディーン地区、アアザミーヤ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、アムジャード・イスラーム旅団の軍消息筋は、クッルナー・シュラカー(10月9日付)に対して、ハマー市とアレッポ市を結ぶ街道(サラミーヤ市、ハナースィル市、サフィーラ市経由)がシリア軍によって制圧されたことを認めた。

このほか、アレッポ・ニュース・ネットワーク(10月9日付)は、複数の消息筋の話として、アブー・アマーラ特殊任務中隊がアレッポ市タラル地区で特殊作戦を敢行し、「ヌーリー・マーリキー政権に属すシーア派シャッビーハ」4人を殺害した、と報じた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺、ハーミディーヤ市で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(10月9日付)によると、タイバ村、カーディリーヤ市、カフル・ウワイド市、カンスフラ村、アルバイーン山周辺、マアッルシューリーン市、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、ダーイル町、ムスタリーハ村、マジャース村、ウンム・アルザーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月9日付)によると、タッル・タムル町西方のアーリヤ地方で軍が反体制武装集団への特殊作戦を行い、車輌100輌以上、外国人戦闘員ら多数を殺害した。

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ダマスカス県では、SANA(10月9日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥライラア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(10月9日付)によると、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ラスタン市、タルビーサ市、ヒムス市・サラミーヤ市街道、ザイダル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月9日付)によると、スーダー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジアラビア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関のアフメト・ウズムジュ事務局長は、ハーグで記者団に対して「(シリア国内で)一時的であれ発砲停止が行われれば、これらの目的(化学兵器廃棄に向けた活動)が実現できると思う…。多くが現地情勢によって左右される。それゆえ、我々はシリアのすべての当事者に協力を呼びかけたのだ」と述べた。

また先遣調査隊の活動へのシリア政府の対応に関して「シリアの高官は極めて協力的だった」と評価した。

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アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長とイスラーム諸国会議機構(OIC)のエクメレッディン・イフサン・オグル事務局長は共同声明を出し、シリア国内の紛争当事者に対してイード・アル=アドハー中の戦闘停止を呼びかけた。

AFP, October 9, 2013、al-Hayat, October 9, October 10, 2013、Kull-na Shuraka’, October 9, 2013、Jisr, October 9, 2013、Naharnet, October 9, 2013、Reuters, October 9, 2013、Rihab News, October 9, 2013、SANA, October 9, 2013、UPI, October 9, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線、イスラーム国、シャーム自由人運動などの幹部らが「イスラーム教徒に対して武器を向けないこと」に合意したと報じられるなか、国連事務総長は国連・化学兵器禁止機関の合同調査団の設置などに関する報告書を安保理に提出(2013年10月8日)

反体制勢力の動き

UPI(10月8日付)は、シャームの民のヌスラ戦線に近い反体制活動家からの情報として、ヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャーム自由人運動の幹部がアレッポ県北部某所で会合を開き、イスラーム教徒に対して武器を向けないこと、イスラーム教徒どうし争わないこと、そしてこれらの決定に違反した者を処罰する合同司法評議会を設置することに合意したと報じた。

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スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(10月8日付)によると、バニー・マアルーフ大隊(ダマスカス郊外県東グータ地方が拠点)の司令官フサーム・ディーブ氏が、ダルアー県シャリーア委員会(シャームの民のヌスラ戦線)によるスルターン・バーシャー・アトラシュ大隊戦闘員3人の拘束を非難、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長に内部対立を収束させるべく介入するよう求めた。

同報道によると、ダルアー県シャリーア委員会は数日前に3人を拘束、その後、この3人がシャームの民のヌスラ戦線とダルアー県の自由シリア軍の司令官らの暗殺を計画していたと証言するビデオがネット上にアップされていた。

これに関して、ディーブ氏、さらにはスワイダー県ハウラーン地方で活動する平原山地自由人連合司令官のファドル・サーミー・ザインッディーン中尉が、証言が強要されたものだとして、暗殺計画の存在を否定した。

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アレッポ県西部の「解放区」で活動する革命諸勢力連合の副司令官を名乗るアブー・アリー氏は、クッルナー・シュラカー(10月8日付)に対して、イドリブ県のアティマ村に近い国境地帯にある違法な通行所をトルコ政府との調整のもとに閉鎖したと述べた。

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ラッカ市のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)本部前で2ヶ月前から抗議の座り込みを続けているという女性活動家のスアード・ヌーファル氏は、AKI(10月8日付)に対して、「彼ら(ダーイシュ)のあらゆる振る舞いは、彼らが政権とつながっているのではと思わせ、時にはそう確信させるものだった」と証言した。

シリア政府の動き

『ティシュリーン』(10月9日付)は、石油天然資源労働者組合連合のガッサーン・スートリー総裁の話として、シリアの石油生産量が、紛争開始前の約40万バレル/日から2万バレル/日に激減し、シリア政府のもとで稼働しているTAMICOの稼働率も15%程度に低下している、と報じた。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャッアール地区、アッザーン山一帯、サフィーラ市周辺などで、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

またアフリーン市に迫撃砲弾が着弾、爆発した。

これに関して、SANA(10月8日付)は、アフリーン市、タルナダ村で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民8人が死亡、約20人が負傷したと報じた。

一方、リハーブ・ニュース(10月8日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のSNSからの情報として、アアザーズ市郊外のマアリーン村でダーイシュのアミールの一人、アブー・ウンマトゥッラー・ミスリー氏が「背教者」(民主統一党人民防衛隊)によって殺害された、と報じた。

他方、SANA(10月8日付)によると、バービース村、アターリブ市東部、ジャービリーヤ村、ICARDA周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ市、ダイル・シャルキー村、ガッサーニーヤ村、カンスフラ村、サルミーン市に対して軍が空爆・砲撃を行う一方、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺で軍と反体制武装集団が交戦、軍兵士10人、戦闘員5人が死亡した。

一方、SANA(10月8日付)によると、アリーハー市南部、ビンニシュ市、アルバイーン山周辺、カフルルーマー村、ティーバート村、ハーッジ・ハンムード農場、ビダーマー町、カストゥーン村、ザクーム市、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市を軍が空爆し、少なくとも6人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ズール・フッス市、ズール・マフルーカ市を軍が空爆し、タイバト・イマーム市近郊の軍検問所3カ所に対する反体制武装集団の包囲解除を試みた。

一方、SANA(10月8日付)によると、ムーリク市、マアラキーヤ市・ブワイダ市間で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市、ドゥーマー市、ムライハ市に軍が砲撃・空爆を行った。

一方、SANA(10月8日付)によると、ダイル・サルマーン農場、カースィミーヤ農場、アッブ農場、フジャイラ村、ダーライヤー市、カリーナ農場などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、治安当局がカフルスーサ区、マサーキン・バルザ地区で逮捕摘発活動を行った。

一方、SANA(10月8日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市を軍が砲撃する一方、タファス市東部の第61補充兵センター周辺で軍と反体制武装集団が交戦した。

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ヒムス県では、SANA(10月8日付)によると、クサイル市郊外で、レバノン領から潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またヒムス市クスール地区、ジャウラト・シヤーフ地区、カラービース地区、ワアル地区、タッルドゥー市、ナースィラ村、ラスタン市、ダール・カビーラ村、サアン村、カルアト・ヒスン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月8日付)によると、ダイル・ザウル市のウルフィー地区、ハミーディーヤ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月8日付)によると、7日夜から8日未明にかけてシリア軍の戦闘機がベカーア県バアルベック郡のアルサール地方ワーディー・フマイイド地区に対して、ロケット弾を発射し、救急車を攻撃した。

死傷者はなかった。

諸外国の動き

国連の潘基文事務総長は、シリアの化学兵器廃棄のための国連・化学兵器禁止機関の合同調査団の設置などに関する報告書を安保理に提出した。

同報告書において、潘事務総長は、約100人の専門家・スタッフからなる合同調査団を設置し、11月1日から本格的に化学兵器廃棄を行うことを提言した。

合同調査団は、現在シリアで活動している調査先遣隊の準備・調査活動を受けるかたちで、11月から活動を開始、12月までにシリアの化学兵器製造・保管状況の調査を完了したしたうえで、シリア政府による化学物質の製造・混合施設などの破壊を監視する。そのうえで2014年1月から6月30日までに、化学兵器そのもの破壊を行うという。

潘事務総長はまた、シリアでの化学兵器廃棄のプロセスが「反体制武装集団が完全に制圧している地域内での移動などにおいて困難と脅威に直面している」としたうえで、同プロセスの「成功は基本的にはシリア政府の完全協力することにかかっている」と強調した。

そのうえで「シリア以外の国による技術、情報面でのアドバイス、支援、安全確保も必要になるだろう」とも付言した。

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化学兵器禁止機関は現在シリアで準備活動をしている調査先遣隊に続いて、追加要員を派遣すると発表した。

AFP(10月8日付)が伝えた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はAPEC首脳会議出席のため訪問中のインドネシアのバリ島で「シリアの指導部は積極的かつ透明性をもって(化学兵器廃棄に向けて)行動している」とアサド政権の対応を評価した。

またジュネーブ2会議に関して、イスラーム教徒が国民の多数を占めるインドネシアなどの国も参加すべきだとの新たな見解を示した。

リア・ノーヴォスチ(10月8日付)などが報じた。

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イラン外務省報道官は「テヘランはシリアの危機を解決するために支援する用意ができているが、ジュネーブ2会議への参加に前提条件を設けることを拒否する」と発表した。

ファルス通信(10月8日付)が伝えた。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はアンカラでの記者会見で「トルコはアル=カーイダとつながりのある組織が越境するのを許したことはない」と述べた。

AFP(10月8日付)が伝えた。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は国会下院で、シリアの反体制勢力に2,000万ポンド掃討の「非殺傷兵器」などの支援を行うと述べた。

UPI(10月8日付)が報じた。

AFP, October 8, 2013、AKI, October 8, 2013、al-Hayat, October 9, 2013、Kull-na Shuraka’, October 8, 2013、Naharnet, October 8,
2013、Reuters, October 8, 2013、Rihab News, October 8, 2013、SANA, October
8, 2013、Tishrin, October 9, 2013、UPI, October 8, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長がジュネーブ2参加にあたっての政権との対話拒否の姿勢を改めて表明するなか、米国務長官は露外相との会談のなかで「(化学兵器廃棄に向けた合意を)迅速に遵守したアサド政権の手柄」を評価(2013年10月7日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長はイスタンブールで記者会見を開き、「我々はジュネーブ2会議をただただ拒否しているだけではなく、その成功を保障するようなデータに従い、政権が時間稼ぎをしないようなかたちで受け入れようとしている。我々はジュネーブ2(の成功)を保障するデータすべてを提示した」と述べた。

ジャルバー議長によると、この「データ」とは、①犯罪を犯してきた体制との対話拒否、②サウジアラビア、カタールなどからの(大会への協力の)保障拡充、③イランの参加拒否、だという。

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イスラーム軍報道官のイスラーム・アッルーシュ大尉はクッルナー・シュラカー(10月7日付)に、同軍総合指導委員会のアブー・ハーリス・マッズィー氏が「イスラーム軍とそれ以外のイスラーム主義組織の不和を助長する情報の発信・漏洩の容疑」で調査を受けていることを明らかにした。

総合指導委員会は、政治局、広報局、神経戦局、法務局、布教伝導局からなる機関だという。

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ミーハーイール・サアド氏、ファラフ・マアシューク氏がシリアの反体制活動家約500人が共同声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のシリア国内での活動を批判、国外への退去を求めた。

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クッルナー・シュラカー(10月7日付)によると、シリア民主人民党書記局メンバーで反体制活動家の重鎮ファーイク・ミール氏が当局に逮捕された。

シリア政府の動き

アサド大統領は、第4次中東戦争「戦勝記念日」(10月6日)に合わせて『ティシュリーン』(10月7日付)のインタビューに応じた(http://www.tishreen.news.sy/tishreen/public/read/299669)。

SANA, October 7, 2013
SANA, October 7, 2013

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り。

「勝利に向けた…最初の一歩は…、我々がテロという問題に対して…一つになることだ…。我々は勝利を実現できる。最初の勝利、そして最大の勝利は、テロリスト、テロ、そしてテロ的思考を根絶するということだ。次に、我々はシリア破壊のために一部の湾岸諸国が策定し、一部の地域諸国が参与している計画を根絶することだ。より重要なこととして、この勝利を信じることだ」。

「ロシアと中国は、米英仏など西側諸国がアラブ諸国の支援のもとに準備した安保決議に3度拒否権を発動した。これらの拒否権が行使されなかったとしたら、そしてロシアと中国の正しい立場がなかったとしたら…、シリア情勢は今よりも数段深刻なものとなっていたことだけは確かだ」。

「シリアが化学兵器を放棄し、化学兵器禁止条約に署名したことに関して、シリアを戦争から守る動きと見ている者は、狭量で単純だ。なぜなら、米国は、数十年にわたる攻撃と破壊の歴史のなかで…(侵略の)根拠を必要としてこなかったからだ。米国はいつでも根拠を作り出せる」。

「(化学兵器廃棄に関するロシアのイニシアチブに同意したことについて)米国の脅迫とは無関係だ。ロシアのイニシアチブは米国側にとって突然のものだったというのが事実だ…。ジョン・ケリーは…シリアがすぐには回答しないと思っていたため、数時間後にシリアが同意したことに意表を突かれた…。この手の重大な問題に数時間で答えを出せる国などない。この問題(化学兵器廃棄)は(シリア国内)であらかじめ準備されていた。米国から提案されたものなどではない。米国の要求への譲歩などでもない。そうした要求はそもそも存在しなかったからだ。シリア、そして地域に対する戦争を回避しようとするイニシアチブが一方の当事者(ロシア)にあったということだ。またより重要なのは、世界の政治的地図がシリアの国益と地域の安定に資するかたちで描かれているということだ」。

「我々に対する真の大量破壊兵器、そして我々がその阻止を検討せねばならない大量破壊兵兵器とは、国に持ち込まれ、国を破壊する急進主義という兵器だ…。この兵器はいかなる兵器よりも危険だ…。もっとも重要なのはテロに我々がどう立ち向かうかであり、これこそが現段階の最優先事項だ」。

「我々はいつもこう言っている。いつでもジュネーブ2会議を行うにふさわしく、シリアは、この問題が提起された当初からいつも準備ができているし、参加すると同意してきた。ボールは米国、そして米国に追随する地域諸国のコートにある」。

「世界のほとんどの国がシリアで何が起きているかを知っており、問題解決にあたってシリアを支持している…。しかし、サウジアラビアは依然として、テロリストを送り込み、彼らに資金・武器を援助している。またトルコも彼らに兵站支援を行い、シリアへの入国などを促している」。

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アサド大統領は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領の特使アッバース・ザキー氏とダマスカスで会談し、シリア情勢などについて協議した。

SANA(10月7日付)によると、会談でザキー氏は「シリアが曝されている攻撃に立ち向かうため、パレスチナ人民がシリアと連帯」するとの姿勢を示したという。

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『アフバール』(10月7日付)は、ラタキア市の国防隊を指導するスライマーン・ヒラール・アサド氏(アサド大統領のおい)が治安当局に逮捕されたと報じた。

同紙によると、逮捕はラタキア市および同市民に対するスライマーン氏の横暴が理由で、ダマスカスから派遣された特殊治安部隊がスライマーン氏を拘束したのち、連れ去ったという。

また逮捕は、アサド大統領自身の指示によるものだという。

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シリア人権監視団が、タルトゥース県マトラース村で5日に軍に投降した若者多数が処刑されたと発表した。

国内の暴力

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(10月7日付)によると、「自由シリア軍」がワーディー・ダイフ軍事基地とハーミディーヤ市の解放を目的とした「地震作戦」を開始、同地一帯での攻撃を激化させた。

これに関して、シリア人権監視団は、ワーディー・ダイフ航空基地周辺、ハーミディーヤ市で、軍と反体制武装集団が激しく交戦し、軍が「樽爆弾」で空爆を行う一方、ウンマ旅団がシリア軍の戦車3輌を破壊し、兵士10人を殺害したと発表した。

また同監視団によると、シャーム自由人旅団、イバードッラフマーン旅団が展開するダイル・シャウキー市、マアッルシャムサ市、カフルルーマー村などを軍が砲撃した。

一方、SANA(10月7日付)によると、バスィーダー村、カフルルーマー村・マアッラト・ヌウマーン市街道、ティーバート村、ビダーマー町、カストゥーン村、カンスフラ村、ムサイビーン村、ナリラヤー村、アルバイーン山周辺、タッフ村、ヒーシュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、スユーフ・イスラーム旅団が、インヒル氏でシリア軍のMiG戦闘機を撃墜したと発表した。

一方、SANA(10月7日付)によると、タファス市、ナワー市、ウンム・ヤマーズィン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、フザイファ・ブン・ヤマーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハムーリーヤ市を軍が空爆、20人が死亡した。

一方、SANA(10月7日付)によると、ザマルカー氏、ダイル・サルマーン農場、ダブラ農場、バハーリーヤ市、アッブ農場、ダーライヤー市、ナバク市郊外、ヤブルード市、ルハイバ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ウマル・ムフタール旅団、バッラー大隊、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区住民が包囲解除と食糧提供を求めてデモを行い、銃撃を受けた。

一方、SANA(10月7日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカッバース地区、カッサーア地区、バーブ・シャルキー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、9人が負傷した。

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アレッポ県では、SANA(10月7日付)によると、ハマー・アレッポ街道再開を受け、軍が11の村で、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを掃討、同地の治安を回復した。

治安が回復された11村は、タッル・ザギーブ、トゥールカート、ナイラブ、タッル・アーブール村バラカ、マスィーダ村、ハビーサ、ターター、ブルジュ・ラマーン、アミーリーヤ村、フマイラ。

またクワイリス村、タッラト・シャヒード村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、スライマーン・ハラビー地区、アルクーブ地区付近、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の進入を撃退した。

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ヒムス県では、SANA(10月7日付)によると、ラスタン湖で、武器弾薬を積んだ反体制武装集団の船舶を軍が撃沈した。

またヒムス市のワアル地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区、クスール地区、ガジャル村、ダール・カビーラ村、タルビーサ市、サアン村、ガースィビーヤ村郊外、ザーら村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月7日付)によると、ドゥワイリカ村、アーラー村、ハーン・ジャウズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月7日付)によると、タッル・サフル、ジャービリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の先遣調査隊は、インターネットを通じて声明を出し、シリア国内での化学兵器廃棄に向けた作業に、シリア当局が「協力的に応じている」と評価した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官は、APEC首脳会議出席のため訪問中のインドネシアのバリ島で会談し、シリア情勢などについて協議した。

RIAノーヴォスチ通信(10月7日付)によると、会談後、ラブロフ外務大臣は「11月半ばの(ジュネーブ)国際会議開催を呼びかけること」を改めて確認したと述べた。

一方、ケリー国務長官は「シリアで軍事的解決はなく、また両当事者の過激派が得をすることがあってはならないというのが我々の共通の利益だということで改めて意見が一致した…。我々は可能な限り早く、和平プロセスを動かすための努力する」と述べた。

ケリー国務長官はまた「(シリアでの)化学兵器(廃棄)に関して行われていることのペースに関して非常に喜んでいる」と、満足の意を示したうえで、「(化学兵器廃棄に向けた合意を)迅速に遵守したことはアサド政権の手柄(credit)だと思う」と述べた。

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フランスのジャン=イブ・ル・ドリアン国防大臣は、サウジアラビアのアブドゥッラー国王とジェッダで会談し、シリア革命反体制勢力国民連立を「政治的、人道的、そして軍事的に支援する」と強調した。

会談後の記者会見で、ル・ドリアン国防大臣は「フランスは連立がジュネーブ2の一部になるために活動しており、サウジアラビアもこの点で我々に協力している」と述べた。

AFP, October 7, 2013、al-Akhbar, October 7, 2013、al-Hayat, October 8, 2013、Kull-na Shuraka’, October 7, 2013、Naharnet, October 7, 2013、Reuters, October 7, 2013、Rihab News, October 7, 2013、SANA, October 7, 2013、Tishrin, October 7, 2013、UPI, October 7, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

自由シリア軍参謀委員会のイドリース参謀長が米・前シリア大使と会談し「自由シリア軍への支援や人道支援のあり方」について協議、化学兵器禁止機関の先遣調査隊がシリア国内で化学兵器の破壊を開始(2013年10月6日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(10月6日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、西側などの研究データなどをもとに、シリア国内で武装闘争を行う主な反体制武装集団についての解説記事を掲載した。

同記事によると、シリア国内で活動する主な武装集団は以下の通り:

1. シリア・イスラーム戦線:2012年12月21日結成。シャーム自由人大隊(ハッサーン・アッブード氏が指導、兵力役13,000人)、ハック旅団、戦闘前衛大隊(シリア・ムスリム同胞団から離反)など25~30の武装集団が参加。
2. シリア・イスラーム解放戦線:2011年9月12日結成。ファールーク旅団、タウヒード旅団(アブドゥルカーディル・サーリフ氏が指導)、シャームの鷹旅団(アフマド・イーサー・シャイフ氏が指導)、イスラーム旅団(ザーヒル・アッルーシュ氏が指導)、使徒末裔大隊など約30の武装集団が参加。
3. 自由シリア軍:2011年7月29日結成。参謀委員会(最高軍事評議会)はサリーム・イドリース参謀長が指導。
4. ヤルムーク旅団:バッシャール・ズウビー氏が指導。兵力役5,000人。ダルアー県の対ヨルダン国境地帯で活動。
5. イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ):アブー・バクル・バグダーディー氏が指導。シリアでの武装闘争はアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官が指導(イドリブ県ダーナー市が拠点)。兵力約8,000人で、うちシリア人が約60%(推計)とされるが、このほかにダーイシュの戦闘に参加している外国人戦闘員が約4,000~5,000人いるとされる。
6. シャームの民のヌスラ戦線:アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が指導。
7. ムジャーヒディーン・シューラー評議会:アレッポ県、ダイル・ザウル県の農村地帯に浸透。
8. ムハージリーン大隊:チェチェン人、チュニジア人、リビア人など約2,000人の戦闘員からなる。
9. アンサール・ワ・ムハージルーン:アレッポ県で活動。数百人からなる。
10. 人民防衛隊:民主統一党(サーリフ・ムスリム共同党首)の民兵で、兵力は約25,000人。

なおこれらの武装集団、武装連合に加えて、最近では、イスラーム軍など新たな武装連合が次々と発足している。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長が、ロバート・フォード前シリア大使と会談し、自由シリア軍への支援や人道支援のあり方について協議したことを明らかにした。

連立は声明で「出席者は、ジュネーブ2に関する米国のビジョンがシリア国民の大多数のビジョンや連立の基本方針と一致しており、シリアの未来にアサドがいる場所はないという点で一致していることを確認した」と強調した。

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アレッポ市革命市民運動体連合(16団体から構成)が声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団がシリア革命反体制勢力国民連立を拒否するなどの姿勢を占めていることに関して、「シリア国内の市民団体、政治勢力を排除する動き」と批判、連立への支持を表明した。

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アレッポ県西部の「解放区」の司法を担当するとされる中央裁判所は、イード・アル=アドハーを記念して、2013年10月3日以前の「イスラーム教徒に対する殺人罪」、「個人の権利に関する犯罪」に対する恩赦を行うと発表した。

クッルナー・シュラカー(10月6日付)が伝えた。

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クッルナー・シュラカー(10月6日付)によると、自由シリア軍「第1旅団」広報局長で、2013年6月19日に頭を撃たれ重態だったムハンマド・シャリーフ・アブー・バッサーム氏(記者)が死去した。

シリア政府の動き

アサド大統領は『シュピーゲル』(10月6日付)のインタビューに応じた(http://www.spiegel.de/spiegel/damaskus-bericht-aus-einer-belagerten-stadt-a-926471.html)。

SANA, October 6, 2013
SANA, October 6, 2013

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「政治的な決定がなされるたびに、間違いは生じるものだ。世界のどこでもそうしたことは起こる。我々は人間に過ぎない」。

「複数の個人が犯した個人的間違いが起きた。我々みなが間違いを犯した。大統領も間違えを犯した」。

「彼ら(反体制武装集団)がすべての責任を負っていて、我々が何の責任もないと言い切ることなどできない」。

「現実は白黒はっきりした世界ではない。グレーゾーンがある。しかし、我々が自衛しているという言葉は基本的には正しい」。

またSANA(10月7日付)はインタビューの一部をアラビア語で転載した(http://sana.sy/ara/2/2013/10/08/506134.htm)。

SANAが転載したアサド大統領の主な発言は以下の通り。

「過去10年間の西側による政治決定のすべては、意図的か否かはともかく、アル=カーイダを支援する性質を持っていた…。西側の支援によって、シリアでは今日、80カ国からのアル=カーイダ戦闘員がいる」。

「西側はいつも後になってから徐々に現状を認識している。我々が激しい抗議運動に直面していると言っていた頃、西側は平和的なデモだと言ってきた。我々が武装集団のなかに過激派がいると言っていた頃、そしてアル=カーイダがいると言っていたのに、西側はテロリストがごくわずかだと言っていた。しかし今、西側は武装集団のほぼ50%がそうだ(テロリストだ)と理解している」。

「紛争は外国から我々の国に持ち込まれている。反体制勢力のメンバーは外国で腰を下ろし、5つ星のホテルで暮らしている…。しかし彼らはシリアに何の基盤もない。(シリアで)受け入れられている実質的な反体制勢力とは、武器を持たない政治的存在のことをいう…。つまり、もし誰かが武器を放棄し、日常生活に戻れば、我々は彼を反体制活動家とみなして対話できる…。対話を通じた解決は可能だが、武装集団との対話はない」。

「反体制勢力を名乗る者たちの代表は…自分たちを代表して話しているのか、それともシリアの人々を代表しているのか、あるいは彼らの背後にいる国を代弁しているのか?…自分たちがシリア国民を代表していると言う場合、それは投票箱を通じてしか明示し得ない」。

(アサド政権が正統性を失ったとする米国などの主張に関して)「オバマは米国の大統領であって、シリアに関して判断を下すようないかなる正統性もここ(シリア)では持っていない。彼には、誰を大統領に選ぶかをシリア国民に強いる権限などない。彼が言っていることは現実にまったくそぐわない。2年半前に、彼は私が去るべきだと言った。しかしその後何が起きたか?彼の言葉が何らかの影響を及ぼしたか?何も影響を及ぼしていない」。

「我々は化学兵器を使っていない。それ(米国などの嫌疑)は間違えだ。西欧が描くイメージは正しくない」。

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イフバーリーヤ・チャンネル(10月5日付)は、兵士10人、民間人13人、民兵9人を殺害したと証言するアレッポ市マイサル地区出身の少年(シャアバーン・ハミーダくん)の映像を放映した。

国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むカッサーア地区のフランス病院周辺、バーブ・トゥーマ近く、聖十字架教会などに、迫撃砲が着弾し、市民4人が死亡、10数人が負傷した。

Champress, October 7, 2013
Champress, October 7, 2013

これに関して、SANA(10月7日付)は、反体制武装集団が撃った3発の迫撃砲弾が着弾し、8人が死亡、27人が負傷したと報じた。

またシリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル区、カダム区で、軍と反体制武装集団が交戦、軍が砲撃を激化させた。

一方、SANA(10月6日付)によると、ジャウバル区、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷・拠点、装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジュバーター・ハシャブ氏、ウーファーニヤー村に軍が砲撃を加える一方、反体制武装集団はアフマル丘の軍の拠点を手製の迫撃砲で砲撃した。

一方、SANA(10月6日付)によると、軍がマガッル村での反体制武装集団の追撃を完了し、同村の治安を回復した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、タイバト・イマーム市とスーラーン市の周辺一帯で軍と反体制武装集団が交戦し、軍の戦車3輌が破壊された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区などが軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(10月6日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、ワアル地区、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、ハーリディーヤ村、ウンム・タバービール村、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村、サムアリール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷・拠点、装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山一帯で軍と反体制武装集団が交戦し、戦闘員4人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アアザーズ市に近いマアリーン村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点を砲撃、交戦した。

複数の消息筋によると、民主統一党人民防衛隊は、ダーイシュが自由シリア軍北の嵐旅団との戦闘の末に制圧したアアザーズ市一帯を、対トルコ国境のアティマ村に向かって進軍している、という。

またハナースィル市に近いウンム・アームード村で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月6日付)によると、アフリーン市で民主統一党人民防衛隊と「イスラーム・ムジャーヒド参謀・部隊」を名乗る武装集団が停戦に合意した。

他方、SANA(10月6日付)によると、ハマー市とアレッポ市を結ぶ街道(サラミーヤ市、ハナースィル市、サフィーラ市、アレッポ国際空港経由)を軍が再開した。

またアレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院、バービース村、マーイル町、フライターン市、カフィーン村、ハイヤーン町、マアルスティー村、アッザーン村、マアスラーニーヤ市、ナイラブ村北部、シャイフ・ナッジャール市、アンジャーラ村、マンスーラ村、アナダーン市南部、ムスリミーヤ村南部、カフルナーハー村、バルクーム村、ダイル・ハーフィル市、ICARDA周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人大隊、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷・拠点、装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、旧市街、サラーフッディーン地区、カースティールー地区、ライラムーン地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷・拠点、装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月6日付)によると、バハーリーヤ市北部の鉄道駅からカースィミーヤ市にいたる2キロ地点を軍が制圧、治安を回復した。

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イドリブ県では、SANA(10月6日付)によると、タッル・ハドヤー村、ズィルバ村、ハッルーズ村、アーリヤ村、ジャーヌーディーヤ町、カスタン村、カフル・ウワイド市、カフルシャラーヤー市、マアッルディブスィー市、バニーン市、ブサクラー村、ビーニーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの鷹旅団、ファジュル旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷・拠点、装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月6日付)によると、ダルアー市、ナワー市、ヌアイマ村、イズラア市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムウタスィム大隊の戦闘員らを殺傷・拠点、装備を破壊した。

諸外国の動き

AFP(10月6日付)などによると、化学兵器禁止機関の先遣調査隊がシリア国内で化学兵器の破壊を開始した。

調査隊内の匿名筋によると、調査隊メンバーはシリア国内の「某所で調査と破壊を開始」し、重機を使って未装填の化学兵器用弾頭、手榴弾、薬剤を充填するための設備を破壊した」という。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、フランスのTV5(10月6日付)などに対して「11月半ばのジュネーブ2会議開催は確実ではない」としたうえで、アサド政権、反体制勢力双方に「無条件でジュネーブに向かう」よう呼びかけた。

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チュニジア内務省高官は、チュニジア人女性がシリア国内でのサラフィー主義者の活動に参加し、「結婚ジハード」(性的慰安)を行っていた問題に関して、「戦闘員に社会奉仕(負傷者の手当、料理、洗濯など)を行うためにシリアに行ったチュニジア人女性はせいぜい15人しかおらず、その一部が結婚ジハードの名のもと、慰安に利用された…。彼女らのうち4人が帰国し、うち1人が妊娠している」と述べた。

また同高官は「妊娠した女性は戦闘員に対して「社会奉仕」を行い、彼らと性的交渉を持ったと証言している」と付言した。

さらにシリアから帰国したチュニジア人女性からの情報として「チェチェン、ドイツ、フランス、エジプト、イラク、モロッコからイスラーム教徒の女性が来ており」、結婚ジハードを行っていたと述べた。

AFP(10月6日付)が伝えた。

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『シュピーゲル』(10月6日付)は、シリアが外国の攻撃を受けた場合、イランの防空兵器・戦闘機、イラン・イスラーム革命防衛隊(パスダラン)を派遣するとの合意を2012年11月にシリアとイランが結んでいたとドイツ諜報機関が秘密報告書で指摘していた、と報じた。

AFP, October 6, 2013、Der Spiegel, October 6, 2013、al-Hayat, October 6, 2013, October 7, 2013, October 8, 2013、al-Ikhbariya, October
5, 2013、Kull-na Shuraka’, October 6, 2013、Naharnet, October 6, 2013、Reuters,
October 6, 2013、Rihab News, October 6, 2013、SANA, October 6, 2013, October
7, 2013、Der Spiegel, October 6, 2013、UPI, October 6, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会がアサド政権との対話拒否などを骨子とする5項目について合意、国連報道官はOPCW先遣調査隊がシリア国内で化学兵器の国際管理・廃棄に向けた活動を開始したと発表(2013年10月5日)

反体制勢力の動き

10月3日から幹部会合を行っていたシリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)は声明を出し、両組織がアサド政権退陣を起点としないかたちでの対話拒否などを骨子とする5項目について合意したと発表した。

同声明によると、両組織が合意した5点は以下の通り:

1. シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会の連絡・調整活性化を増進する。
2. 相互互恵を基礎とした反体制組織の統合を呼びかける。
3. シリア革命反体制勢力国民連立、自由シリア軍参謀委員会、移行期首班、シリア革命の諸組織を尊重する必要を改めて強調するとともに、移行期政府の早期発足をめざす。
4. 自由シリア軍の枠組みのもとで、革命軍事組織の統合・合併プロセスを加速する。
5. 「シリアのテロ体制」とのいかなる対話も拒否し、アラブ・イスラーム世界が国際社会に先駆けて、アサド大統領の退陣、政権移譲、戦争犯罪人の処罰を保障するまで、対話を受け入れない。

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自由シリア軍合同司令部中央広報局のファフド・ミスリー氏は声明を出し、シリア人以外のすべての外国人戦闘員に対して、ただちにシリアから立ち去るよう呼びかける一方、外国人戦闘員の潜入に関与してきた国に対して、潜入支援を停止するよう求めた。

またシリア・ムスリム同胞団に対して、「革命の盾委員会」、「民間人保護委員会」などの武装部門を解体し、自由シリア軍に統合するよう求めた。

さらに、ミスリー氏は、シャームの民のヌスラ戦線をアサド政権に属する勢力だと断じたうえで、国民に対して、ヌスラ戦線ではなく、自由シリア軍に参加するよう呼びかけるとともに、ヌスラ戦線やイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が掲げる黒旗やアル=カーイダのスローガンを拒否するとの姿勢を明示した。

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ダマスカス郊外県で活動する革命指導評議会は声明を出し、シリア国内のすべての反体制武装集団に対して、イスラーム軍に参加するよう呼びかけた。

『ハヤート』(10月6日付)が報じた。

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クッルナー・シュラカー(10月6日付)によると、イバード・ハッック旅団がシャバーブ・フダー大隊に合流した。

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反体制活動家のワリード・ブンニー弁護士は声明を出し、「6ヶ月前に周知の理由で」参加を凍結していたシリア革命反体制勢力国民連立から正式に脱会すると発表した。

組織体系の充実とバランス確保を目的としていたはずの連立の拡大が望ましい目標に至らなかった、というのが脱会の理由。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会はダマスカスで中央委員会(最高意思決定機関)を開催し、ジュネーブ2会議に代表団を派遣することを最終決定した。

クッルナー・シュラカー(10月9日付)によると、61人のメンバーが出席した中央委員会の冒頭、ハサン・アブドゥルアズィーム代表は、トルコが紛争の解決を妨害するような行動をとっていると批判する一方、イランと米国の接近を歓迎した。

また渉外局長のハイサム・マンナーア氏も滞在先のパリからスカイプで会合に参加した。

シリア政府の動き

カドリー・ジャミール経済問題担当副首相は、変革解放人民戦線第2回大会で「外国の干渉を阻止することは、政権ではなくシリアを救済することだ」と述べた。

そのうえで、ジャミール副首相は、ジュネーブ2会議に変革解放人民戦線に代表を派遣する意思を示した。

クッルナー・シュラカー(10月5日付)が報じた。

国内の暴力

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、トルクメン人が多く住むマトラース村を軍が砲撃した。

同監視団によると、砲撃に先立って、軍と村の長老が、指名手配者・離反兵を軍に投降させることで合意し、約20人の若者が出頭したが、村の周辺で軍、国防隊と反体制武装集団が交戦し、兵士20人を含む28人が死亡、多数が負傷したという。

しかしこれに関して、SANA(10月6日付)は、軍がマトラース村住民の支援のもと、村に潜入しようとする反体制武装集団のアジトなどを攻撃・破壊、複数の戦闘員を殺傷、またこれを受けて反体制武装集団の戦闘員43人が軍に身柄を投降したと報じた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー地区で爆発が起きた。

またバルザ区、タダームン区、ヤルムーク区で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(10月6日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サーリヒーヤ殉教者大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(10月6日付)によると、ドゥーマー市郊外、ハラスター市、ザマルカー町、ダイル・サルマーン市、カースィミーヤ市、ナバク市、リーマー農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、シャームの民のヌスラ戦線シャリーア委員会本部など、複数の拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市クスール地区、ラスタン市で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市近郊の第93旅団基地周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、SANA(10月6日付)によると、アレッポ中央刑務所、キンディー大学病院、マーイル町、ハンダラート・キャンプ、バービース村、アッザーン村、ズィルバ村、マアーッラト・アルティーク村、カフルハムラ村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市カースティールー地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヌッブル市、ザフラー町に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供3人が死亡、複数の市民が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(10月6日付)によると、ヒムス市クスール地区、バーブ・フード地区、カラービース地区、グータ地区、ラスタン市、カフルナーン村、ジャッブーリーン村、サアン村、ザアフラーナ村、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ガジャル村、ドゥワイル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月6日付)によると、カフル・ウワイド村、ビンニシュ市、マラティーン村、ザルズール村、ダルクーシュ町、ハマーマ村、ジャーヌーディーヤ町、アーリヤ村、アイン・ラールーズ村、カストゥーン村、マアッルダブサ村、ブワイティー村、マルイヤーン村、ラーマ村、カフルルーマー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月6日付)によると、ハサカ県タッル・ハジャル地区で爆弾が仕掛けられたバイクが爆発し、女性1人が死亡、10人が負傷した。

レバノンの動き

UNHCRはレバノン国内のシリア人避難民の数が77万9,000人に達したと発表した。

このうち67万8,100人が難民登録を終え、10万1,000人が登録申請中だという。

諸外国の動き

国連のマーティン・ニルスキー報道官は、化学兵器禁止機関(OPCW)の先遣調査隊がシリア国内の某所で化学兵器の国際管理・廃棄に向けた活動を開始したと発表した。

ニルスキー報道官は、またシリア政府がOPCWに提出した化学兵器関連の文書が、信頼に足るものだとの見方を示す一方、2014年半ばまでの全廃を目標とする廃棄の日程が「シリア人専門家が参加するかたちで設置される技術作業グループの活動次第」だと述べた。

シリア政府は約300トンの神経ガス、サリンガスを45カ所に分散させて保有していると考えられている。

AFP, October 5, 2013、al-Hayat, October 6, 2013、Kull-na Shuraka’, October 5, 2013, October 9, 2013、Naharnet,
October 5, 2013、Reuters, October 5, 2013、Rihab News, October 5, 2013、SANA,
October 5, 2013、UPI, October 5, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県で人民防衛隊がイスラーム国やヌスラ戦線と交戦しサラフィー主義戦闘員14人を殲滅、シリアで活動するパレスチナ諸派が「パレスチナ人民によるシリア支持の姿勢」を強化するための会合を呼びかけることで合意(2013年10月4日)

反体制勢力の動き

自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)は会合を開き、シリア国内の戦況や活動方針などについて協議・確認した。

シリア革命反体制勢力国民連立によると、この会合には、サリーム・イドリース参謀長以下、参謀委員会メンバー30人が出席、シリア革命反体制勢力国民連立が代表するシリア革命の政治的文民的指導部」と連携することが重要だとの点を確認した。

会合に先立って、自由シリア軍参謀委員会とシリア革命反体制勢力国民連立は合同会合を開いていた。

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シリア革命反体制勢力国民連立に属する有識者らが共同声明を出し、「アサド大統領と政権幹部の退任なくして、シリア政府といかなる会合、対話もなし」と主唱、連立にジュネーブ2会議への不参加を求めた。

共同声明には、アブドゥッラッザーク・イード氏、カマール・ルブワーニー氏(連立)、ファウワーズ・タッルー氏、ムヒーッディーン・ラーズカーニー氏(作家)、ファラジュ・ビールクダール氏(詩人)、バッサーム・イマード氏(元大使)、アリー・ドゥユーブ(記者)らが署名した。

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クッルナー・シュラカー(10月5日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方の「解放区」で活動する反体制政党・政治組織が会合を開き、シリア国内で活動する政治組織、革命組織による新たな政治同盟の結成を準備することを決定・発表したと報じた。

同様の会議は今年1月下旬にも開かれており、その際、「東グータ革命諸勢力国民連合」の名で政治同盟が結成されていたという。

東グータ革命諸勢力国民連合は、ニザール・サマーディー氏を総合調整役(代表)とし、ムンズィル・アブドゥルアール氏、マフムード・シャーキル氏が副調整役を、ハーリド・ウマル氏が書記を務める。

シリア政府の動き

アサド大統領はHalk TV(10月4日付)の単独インタビューに応じた(http://sana.sy/ara/2/2013/10/05/505831.htmhttp://www.halkhaber.tv/video-191)。

SANA, October 4, 2013
SANA, October 4, 2013

アサド大統領の主な発言は以下の通り:

「今日、我々は二つのトルコがあると言える。第1に、これが基礎をなしているのであるが、トルコ国民である…。彼らの立場は明確で…シリアに対する戦争を拒否し、エルドアン政府がシリアでの流血に関与することを拒否するというものだ…。もう一つのより小さい側面は、エルドアンとその政府の一部のメンバーからなるもので、シリアでの流血に完全に関与している。数十万のシリア人の流血の責任は、エルドアンによって代表されているこの政府にある。シリアのインフラを破壊した責任…、地域の安定を破壊した責任もである」。

「真実は、化学兵器を使用したのがテロ集団だということだ。彼らは国連調査団が到着した翌日に化学兵器をしようし、シリアという国家に敵対するようなテロリスト寄りの報告書を作成させようとした」。

「化学兵器の問題はジュネーブ2会議とは異なった問題だ。ジュネーブ2会議は、シリア国内の政治プロセスと関係がある一方で、近隣諸国によるテロリスト潜入阻止、物的支援や武器支援の停止と関係がある。つまり実質的に二つの問題(化学兵器廃棄とジュネーブ2会議)には関係はない」。

「エルドアン首相は狂信的た。トルコはテロリストが国境を通過し、シリア軍と民間人を攻撃することを許している」。

「これらのテロリストは近い将来、トルコに影響をもたらすことになろう。トルコは高い代価を払うことになる」。

「シリア国境、そして一部トルコ国境にいるテロリストは近い勝利、トルコに影響を及ぼすことになろう。トルコは高い代価を払うことになろう。テロをカードのようにポケットのなかに忍ばせ、必要な時に使うということなどあってはならない。なぜならテロは、隙あらば刺してくるサソリのようなものだからだ」。

「憲法が規定する国家の義務とは、国民を守り、テロと戦うことだ。当初から我々は、国民を守り、テロと戦うという決定を行っていた…。しかし細かい点に関して…、常に間違えは起きている。これは当然だ。しかし我々はどのように間違えを評価するのか?結果なくして間違えを評価などできない。危機が終わることなくして、我々は結果を客観的に評価することもできない…。特に危機の初めには、内的な要因もあった。しかし今日、実質的にはシリアの危機の大部分は外的な要因によるものだ。外的な要因があるなか、どのように国内の間違えを評価できるというのか?こうした言説は客観的ではない。それゆえ、我々はこの問題に関して、危機が収束した段階で正確な評価を行う」。

(国外避難民に関して)「我々は何度もこれらの人々にシリアに戻るよう呼びかけてきた」。

「イランはシリア問題だけでなく、ほかの問題において、さらには地域の安定のために、地域において重要な国である」。

「シリアのクルド人はシリアのすべての国民と同様に自衛している。彼らは当初から、テロリストに対して、祖国、そして国家を支持するという断固たる姿勢をとってきた」。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ジュワーディーヤ市近郊のサファー村で、民主統一党人民防衛隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と戦い、サラフィー主義戦闘員14人を殲滅した。

Kull-na Shuraka', October 4, 2013
Kull-na Shuraka’, October 4, 2013

この戦闘で、民主統一党の戦闘員4人も死亡した。

一方、SANA(10月4日付)によると、シャッダーディー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(10月4日付)が、タッル・ハラフ市にあるイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線の拠点への民主統一党人民防衛隊の砲撃が続くなか、「カブール、ターリバーン」と書かれた車輌10数台が、ダーイシュとヌスラ戦線の援軍としてタッル・ハラフ市内に入ったと報じた。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(10月5日付)によると、複数の反体制武装集団がナースィリーヤ村の「第555武器庫」を戦車で急襲、軍兵士を殺害し、戦車複数輌を捕獲した。

戦闘に参加した武装集団は、アブー・ムーサー・アシュアリー旅団、ウマル・ムフタール旅団、リヤード・サーリヒーン大隊。

またシリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市で、軍と反体制武装集団が交戦、軍が砲撃を加えたほか、ナシャービーヤ町、ビラーリーヤ村を軍が空爆した。

一方、SANA(10月4日付)によると、ザマルカー町、ハラスター市、アルバイン市、ダイル・サルマーン市、カースィミーヤ市、アシュアリー農場、ドゥーマー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、西サムダーニーヤ市周辺で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍側が被害を受けた。

これに対して、軍が同市とジュバーター・ハシャブ村を砲撃、対する反体制武装集団もタルール・アフマル地方にある軍の拠点を迫撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市、ダーイル町、ダルアー市などで、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市、アシャーラ市を軍が砲撃・空爆する一方、反体制武装集団はダイル・ザウル市を手製の迫撃砲で攻撃した。

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アレッポ県ではシリア人権監視団によると、アレッポ市のアレッポ城周辺、カッラーサ地区で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(10月4日付)によると、バービース村、ナッカーリーン村、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アルバイド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サラーフッディーン地区、アシュラフィーヤ地区、バニー・ザイド地区、カースティールー地区、ライラムーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タフタナーズ市、ビンニシュ市を軍が空爆した。

一方、SANA(10月4日付)によると、サラーキブ市周辺、サルジャ村、ハッルーズ村、アーリヤ村、ジャーヌーディーヤ町、カニーヤ村、カーディリーヤ村、カスタン村、ミシュミシャーン村、タッル・サラムー村、アブー・ズフール航空基地周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月4日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月4日付)によると、ウンム・ダバービール市、サムアリール村、ダール・カビーラ村、カフルラーハー市、キースィーン市、ガースィビーヤ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、カラービース地区、ワーディー・サーイフ地区、サンダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッルカラフ市郊外で、レバノン領から潜入を試みる反体制武装集団を国境警備隊が撃退した。

諸外国の動き

PFLP-GCのタラール・ナージー副書記長は声明を出し、シリアで活動するパレスチナ諸派が「シリアが晒されている陰謀に対抗するため、パレスチナ人民によるシリア支持の姿勢」を強化するための会合を呼びかけることで合意したと発表した。

同声明によると、シリアの紛争は「シリア、バッシャール・アサド大統領だけでなく、我々(パレスチナ人)みなをおとしめることを目的とている」という。

ダマスカス県ヤルムーク区の状況について、ナージー副書記長は、パレスチナ諸派が「平和的にキャンプから武装集団を退去させようとしている」と述べ、「武装集団は依然としてキャンプを占領しており…殺し合っている」ことを認めるとともに、これらの武装集団がキャンプからの退去を拒否していることを明らかにした。

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オーストラリアのスコット・モリソン移民大臣は、UNHCRによるシリア人避難民救済策の一環として、シリア人避難民500人を受け入れると発表した。

UPI(10月4日付)が報じた。

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AFP(10月4日付)、UPI(10月4日付)によると、フランスのドーバー海峡に面する港町カレで、10月2日から港湾施設の一部を占拠していたシリア人避難民約60人を、フランス当局が事実上追放し、避難民はイギリスへ向かった。

地元高官によると、避難民はフランスでの滞在許可を取得しておらず、難民申請も可能だったが、「彼らのフランス滞在を奨励するのではなく、彼らの状況を改善する」ために国外退去処分にしたという。

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サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は訪問先のイタリアで、エンリコ・レッタ首相と会談、シリア情勢などについて協議した。

AFP, October 4, 2013、al-Hayat, October 5, 2013、Kull-na Shuraka’, October 4, 2013, October 5, 2013、Naharnet,
October 4, 2013、Reuters, October 4, 2013、Rihab News, October 4, 2013、SANA,
October 4, 2013、UPI, October 4, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が数週間におよぶ戦闘の末アレッポ市南部の要衝ハナースィル市を完全制圧するなか、シリア国内で活動する複数のサラフィー主義武装集団がイスラーム国にアアザーズ市および同市周辺からの撤退を求める(2013年10月3日)

反体制勢力の動き

シリア国内で活動するイスラーム軍など複数のサラフィー主義武装集団がインターネットを通じて共同声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)にアレッポ県アアザーズ市および同市周辺からの撤退を求めた。

声明はシャーム自由人運動(アブー・アブドゥッラー・ハマウィー)、イスラーム軍(ムハンマド・ザフラーン・アブドゥッラー・アッルーシュ)、タウヒード旅団(アブドゥルカーディル・サーリフ)、ハック旅団、シャームの鷹旅団(アフマド・イーサー・シャイフ)、フィルカーン旅団が発表、「ダーイシュの同胞に部隊、装備をただちに自らの拠点に撤退させる」ことを求めた。

また北の嵐旅団に治しても、「即時発砲停止」を行うよう呼びかけた。

そのうえで、ダーイシュと北の嵐旅団に対して、「イスラーム主義諸派合同シャリーア法廷」(アレッポ市のシャリーア委員会本部で48時間以内に開催予定)の裁定に服するよう呼びかけた。

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アラビーヤ(10月3日付)によると、ラスタン軍事評議会は声明を出し、ヒムス県におけるイラク・シャーム・イスラーム国とシャームの民のヌスラ戦線の駐留を認めないとしたうえで、48時間以内にヒムス市北部郊外一帯から退去するよう最後通告を出した。

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クッルナー・シュラカー(10月3日付)は、ダイル・ザウル県ブーカマール市で活動する武装集団4組織が「スンナとジャマーアの民軍」として統合したと報じた。

同組織に参加したのは、ファトフ旅団、アサルの民旅団、スンナの獅子旅団、ラーヤの民旅団で、司令官はアブー・ムンタスィルを名乗る離反少尉が務めるという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のナジーブ・ガドバーン駐米代表は、ザマーン・ワスル(10月3日付)に、国連総会に合わせてニューヨークを訪問したアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら使節団が、イランやヒズブッラーの戦闘員のシリア駐留を「非難」し、「政治的解決に入る前にシリアから退去することを求める」べきだと、安保理常任理事国などに伝えたことを明らかにした。

また、ガドバーン代表によると、連立使節団はニューヨークでのシリアの友連絡グループ会合で、国連安保理決議第2118号、シリア国内の過激派の排除、人道支援、ジュネーブ2会議について協議、安保理決議については、国連憲章第7章に依拠した制裁を明記できなかった点、化学兵器以外の兵器によるアサド政権の殺戮を追及していない点などへの不満の意を伝えたという。

またジュネーブ2会議については、トルコ、UAE、カタールに参加を正式に要請した。

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反体制活動家で元文化大臣のリヤード・ナアサーン・アーガー氏は、DPA(10月5日付)に、シャームの民のヌスラ戦線など国内の反体制武装集団がシリア革命反体制勢力国民連立を拒否したことに関して、「連立と自由シリア軍参謀委員会に対して、(ジュネーブ2会議での)交渉で政権に譲歩しないように圧力をかけている」との見方を示した。

またジュネーブ2会議そのものについては「時間だけを食うパレスチナ和平交渉のようになることを恐れている」と懸念を表明した。

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ダマスカス郊外県で活動する反体制武装集団5組織が、アムジャード・イスラーム連合を結成し、統合した。

アムジャード・イスラーム連合に参加したのは、ウンム・クラー旅団、サハーバ末裔旅団、アビー・ザッル・ガファーリー旅団、グータ殉教者旅団、アルバイン殉教者旅団。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍と国防隊が数週間におよぶ反体制武装集団との戦闘の末、アレッポ市南部の要衝ハナースィル市を完全制圧し、アレッポ市・サラミーヤ市(ハマー県)間の兵站路を回復した。

3日の戦闘で、軍は反体制武装集団の戦闘員25人を殺害する一方、国防隊の戦闘員18人と軍の兵士数十人が戦死したという。

一方、SANA(10月3日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、カスキース村、ラスム・アッブード村、バーブ・アレッポ街道、カフルハムラ村、アターリブ市北部、アレッポ市サラーフッディーン地区、ジュダイダ地区、旧市街、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーム・イスラーム自由人運動、シャームの民のヌスラ戦線、ハック旅団、ミクダード・ブン・アスワド大隊が、県北部のアラウィー派の町カフルナーン村を制圧した。

同村では、先月19日から、これらの武装集団と軍、国防隊が攻防を続けていた。

一方、SANA(10月3日付)によると、カフルナーン村、ヒムス県クスール地区、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、ハーリディーヤ村、ウンム・サフリージュ村、ラッフーム村で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またレバノン領から、タルビーサ市、ガントゥー市、タッルカラフ市郊外に潜入しようとした武装集団を軍が撃退した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が対ヨルダン国境に近いバッカール村を制圧する一方、軍はダルアー市のダム街道地区などを砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区に軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(10月3日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(10月3日付)によると、ザマルカー町、ドゥーマー市郊外、シャイフーニーヤ村、ダイル・サルマーン市郊外、カースィミーヤ市郊外、バイツ・サワー村、ダーライヤー市、バスィーマ村、カーラ市郊外、ヤブルード市、ナースィリーヤ村、ラヒーバ農場などで、軍が反体制武装集団を追撃、シャー布民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月3日付)によると、ハーン・ジャウズ村、ラウダ村で、軍が反体制武装集団を追撃、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月3日付)によると、タルマラ村で、軍が反体制武装集団を要撃し、ザーウィヤ山軍事評議会のメンバー全員を殲滅した。

またジスル・シュグール市郊外、アブー・ズフール航空基地周辺、ミシュミシャーン村、カニーヤ村、カーディリーヤ村、ハマーマ村、ザルズール村、アイン・アルーズ村、タッル・マニス村、カフルルーマー村、サラーキブ市、タウーム市、ビンニシュ市、アルバイーン山周辺、ウンム・ジャリーン村、タッル・サラムー村で、軍が反体制武装集団を追撃、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月3日付)によると、ダルアー市、アトマーン村、インヒル市、ブスラー・シャーム市、ナワー市で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国が占拠するラッカ市内の公園で、アッバース朝時代のカリフ、ハールーン・ラシードの像の頭が何者かによってもがれ、破壊されているのが発見された。

Kull-na Shuraka', October 3, 2013
Kull-na Shuraka’, October 3, 2013

レバノンの動き

『ジュムフーリーヤ』(10月3日付)は、ヒズブッラー幹部がミシェル・スライマーン大統領と会談し、シリアからのヒズブッラー戦闘員の撤退について協議したと報じた。

同紙によると、ヒズブッラーは撤退プロセスを開始するにふさわしい条件がレバノン国内で整うことを希望すると伝え、現時点での撤退に消極的な姿勢を示したという。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の調査先遣隊は声明を出し、シリア国内での活動を開始、「調査団が活動する地域の安全を確保するため、シリアの当局との協力を始めた」と発表した。

AFP(10月3日付)によると、先遣隊のうち9人が早朝、ダマスカス県内の滞在先のホテルを出発し、調査現場に向かったが、どこに向かったかは不明だという。

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トルコ国会は、有事にシリアへの軍部隊派遣を政府に認めた法律(2012年10月4日承認)の有効期限を1年間延長することを承認した。

同法律は2013年10月4日に期限切れとなる予定だった。

ロイター通信(10月3日付)が報じた。

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化学兵器禁止機関執行理事会で、サウジアラビアのアブドゥッラー・シャグルード代表大使は、国際社会に対して、シリア危機のあらゆる側面に対処するための道義的・法的責任を負うよう呼びかけるとともに、化学兵器使用などの犯罪をもたらしたすべての者を処罰すべきだと主張した。

AFP, October 3, 2013、Alarabia.net, October 3, 2013、DPA, October 3, 2013、al-Hayat, October 4, 2013, October 5, 2013、al-Jumhuriya, October 3, 2013、Kull-na Shuraka’, October 3, 2013、Naharnet, October 3,
2013、Reuters, October 3, 2013、Rihab News, October 3, 2013、SANA, October
3, 2013、UPI, October 3, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア当局が国連安保理が採択した議長声明を「同国武装テロ集団の存在」を明確化するものとして評価するなか、シリア・ムスリム同胞団はシリア革命反体制勢力国民連立がジュネーブ2会議へ参加した場合同連立を脱退すると表明(2013年10月2日)

反体制勢力の動き

反体制武装連合「イスラーム軍」のムハンマド・ザフラーン・アブドゥッラー・アッルーシュ司令官は、同連合発足後初の司令として、「改悛センター」に離反将校のサイード・ジュムア大佐を追跡するよう命じた。

Kull-na Shuraka', October 2, 2013
Kull-na Shuraka’, October 2, 2013

アッルーシュ司令官によると、ジュムア大佐は、ムハンマド軍に所属すると偽り、ムハンマド軍とイラク・シャーム・イスラーム軍(ダーイシュ)の対立を煽っていたという。

クッルナー・シュラカー(10月2日付)が報じた。

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リハーブ・ニュース(10月3日付)によると、シリア・ムスリム同胞団のウマル・ムシャウワフ広報局長は「もし、シリア革命反体制勢力国民連立がこれまでの決定を無視してジュネーブに行くことを決めたら、同胞団は連立を脱会する」としたうえで、ジュネーブ2会議への参加が「革命への裏切り」にあたると非難した。

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シリア革命司令部最高評議会が声明を出し、9月28、29日に会合を開き、ジュネーブ2会議への参加を拒否するとともに、アサド政権の打倒を改めて主張、「革命の利益とシリア国民の存在」に合致しない移行期政府を拒否するとの意思を示した。

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クッルナー・シュラカー(10月2日付)は、クルド最高委員会が8月15日付で、「西クルディスタンでの報道・取材活動」を目的とする検閲機関「自由情報連合」を結成していたと批判的に報じた。

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シリア人権監視団は、2011年3月の紛争発生から2013年9月末までの死者総数が11万5,000人以上に達したと発表、また9月の死者数が約5,000人にのぼったと主張した。

同監視団はまた、犠牲者のうち約6,000人が子供、約4,000人が女性、約3,000人が身元不明だと指摘した。

一方、シリア人権ネットワークは、2011年3月から2013年9月までに紛争に巻き込まれて死亡したジャーナリストが23人にのぼったと発表した。

同ネットワークによると、これらの犠牲者は、政権と反体制勢力双方によって殺害された。

シリア政府の動き

フェイスブックのページ「シリア・アラブ共和国大統領府」(https://www.facebook.com/SyrianPresidency)は、アスマー・アフラス大統領夫人が、紛争での犠牲者の遺族を慰問した際の写真を公開した。

Kull-na Shuraka', October 2, 2013
Kull-na Shuraka’, October 2, 2013

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『イクティサーディー』(10月2日付)は、内務省の情報として、ダマスカスの刑事保安課が、シリア中央銀行との調整のもと、シリア国内最大手の両替商「アーラミーヤ両替」社を閉鎖処分とした、と報じた。

同社が米ドル、ユーロを違法に売買していたことが理由だという。

またクッルナー・シュラカー(10月2日付)によると、これを受け、シリア中央銀行のマネー・ロンダリング撲滅委員会のズハイル・サフルール委員長が汚職容疑で逮捕された。

Kull-na Shuraka', October 2, 2013
Kull-na Shuraka’, October 2, 2013

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ワーイル・ハルキー首相は人民議会で、2011年3月の紛争発生以降のシリア国内の被害総額が2兆9,000億シリア・ポンド(165億米ドル)に達すると証言した。

SANA(10月2日付)が報じた。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣は、ジュネーブ2会議に参加する反体制勢力の代表に関して、ロシア・トゥデイ(10月3日付)に「ダマスカスこそがシリア人どうしの対話開始の基本構想を持ち、前提条件なしジュネーブに行く準備を示してきた」としたうえで、「アル=カーイダ、ヌスラ戦線に属する者、そしてそれらを支持する者たちは、対話の当事者ではない」と述べた。

またウムラーン情報大臣は「自らの手を血で染めていない者たちと我々は対話する。外国にシリアへの軍事的・政治的介入を求めることでシリアに敵対した者は、(対話の)当事者ではない」と強調した。

国内の暴力

ラタキア県では、シリア・アラブ・テレビ(10月3日付)が、ラウダ村での「テロリスト」掃討を続けている軍が、自由シリア軍創設者のリヤード・アスアド大佐らを殺害した、と報じた。

ラウダ村での戦闘で、軍は、アスアド大佐のほか、ムスタファー・バイラク氏(イドリブ県の自由シリア軍司令官)、アサド・アリー氏、イブラーヒーム・マジュブール氏、ウサーマ・バッルー氏、アブドゥルカーディル・アーガー氏、アフマド・ハーッジ・アリー氏、アフマド・ラッハール氏(ムハージリーン大隊司令官)、リヤード・バッルー氏(スンナの民大隊司令官)、ガッサーン・バッルー氏(サハーバの民大隊司令官)を殺害したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アアザーズ市周辺の生活道路やバーブ・サラーマ国境通行所にいたる街道で、未明からイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が自由シリア軍北の嵐旅団の検問所などを襲撃、進軍した。

北の嵐旅団は、フェイスブック(10月2日付)で、ダーイシュが民間人を逮捕していると非難する一方、戦闘でダーイシュ戦闘員多数を殺害したと発表した。

またシリア軍が、ダーイシュなどサラフィー主義武装集団によって占拠されているマンナグ航空基地一帯を空爆する一方、軍戦闘機がハーン・アサル村、サフィーラ市の防衛工場機構を機関銃で攻撃した。

軍がハナースィル市に進軍し、サフィーラ市への兵站路を確保しようとしているという。

一方、SANA(10月2日付)によると、マンスーラ村、タッルアラン村・サフィーラ市間、カフルナーハー村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、フライターン市、タッル・ジャニーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市旧市街、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山周辺で、軍と反体制武装集団が交戦し、戦闘員4人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、カーブーン区、ヤルムーク区で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団によって制圧された対ヨルダン国境の旧税関施設に対して、軍が空爆を行った。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月2日付)によると、リーマー農場、ナバク市、アッブ農場、シャイフーニーヤ村東部、ビラーリーヤ村郊外、バハーリーヤ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、ムライハ農場、カフル・ザイト市、ナースィリーヤ村東部、スィーン湖付近で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月2日付)によると、ヒムス市ワアル地区、カラービース地区、クスール地区、バーブ・フード地区、サムアリール村、ラスタン市、アブー・ハワーディード村、アルシューナ村、バルダアヤート村、タッル・ジャディード村、マシュラファ村、ハウワーシュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月2日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月2日付)によると、ムーリク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月2日付)によると、北部県アッカール郡のマシュター・ハンムード村、シャイフ・ムハンマド丘、ハルサ地方に、シリア領内から発射された迫撃砲弾複数発が着弾、無人の民家などが破壊された。

諸外国の動き

国連安保理は、人道的危機に見舞われているシリア国民を支援するために、国際社会にさらなるコミットを求めるとともに、すべての紛争当事者に暴力を停止し、人道支援を受け入れる態勢を整え、国際人道法違反を軽減することを呼びかける議長声明(SG/SM15366)を採択した。

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、国連安保理議長声明(SG/SM15366)採択に関して「この声明はシリア領内で犯罪を犯している武装テロ集団がいることを明確に指摘している」との評価を下した。

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リハーブ・ニュース(10月2日付)は、エジプトの国境警備隊が、地中海岸の町イドクー市で、イタリアに海路で不法入国を試みようとしていたシリア人、パレスチナ人40人を逮捕したと報じた。

AFP, October 2, 2013、al-Hayat, October 3, 2013、al-Iqtisadi, October 3, 2013、Kull-na Shuraka’, October 2, 2013、Naharnet, October 2,
2013、NNA, October 2, 2013、Reuters, October 2, 2013、Rihab News, October
2, 2013、SANA, October 2, 2013、UPI, October 2, 2013などをもとに作成。

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