ロシアとイスラエルはシリアからの外国部隊撤退を検討するための合同作業チームを設置することを決定(2019年2月28日)

タス通信(2月28日付)は、イスラエル政府筋の話として、ロシアとイスラエルが、シリア国内で活動する外国の部隊の撤退を検討するための合同作業チームを設置することを決定したと伝えた。

このチームには、ロシア、イスラエルのほかに複数の国が参加するという。

しかし、具体的な三カ国については明らかにされなかった。

決定に先立ち、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が27日にモスクワを訪問し、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と会談していた。

会談は、イスラエル軍のラタキア市に対する攻撃を迎撃しようとしたシリア軍がロシア空軍IL-20を誤って撃墜した事件が2017年9月に起きて以降初めてで、ロシア大統領府によると、シリア情勢、中東和平問題などについて意見が交わされた。

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『ハヤート』(3月1日付)によると、この報道に関して、プーチン大統領も、シリアにおけるテロ根絶後のシリア政府と反体制派、諸外国との最終的な関係正常化の一環として作業チームを設置することが検討されたことを明らかにした。

プーチン大統領は「このアイデアは、テロの温床を根絶した後、事態を最終的に収束させるための取り組みを行う作業枠組みを構築することのなかに要約されている…。すべての関係当時者…、とりわけシリア・アラブ共和国の指導部、反体制派、地域諸国、この紛争に参加しているすべての当事者が参加する」と述べた。

また「作業グループ設置は、シリア国内からすべての(外国の)武装部隊を撤退させることに関わる」と付言した。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、TASS, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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米国がダイル・ザウル県南東部のダーイシュ最後の支配地からバグダーディー指導者と幹部の妻子21人を車で移送させる(2019年2月28日)

イラクのバグダード・ヤウム(2月28日付)は、イラク情報筋の話として、米軍の護衛を受けた車で、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バグル・バグダーディー指導者や幹部の妻子をダイル・ザウル県南東部にあるダーイシュ最後の支配地バーグーズ村から移送されたと伝えた。

同情報筋によると、移送は、バーグーズ村引き渡しにかかる人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュの合意に基づくもので、青色の大型車輌1台が同地に入り、バグダーディー指導者や幹部の妻子21人を乗せて、同地を後にしたという。

移送先は不明。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、Baghdad al-Yawm, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部のダーイシュ最後の支配地から戦闘員と家族数百人が投降(2019年2月28日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村で籠城を続けてきたダーイシュ戦闘員とその家族数百人が、同地を包囲する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に投降した。

ANHAによると、投降したのはシリア人、イラク人を含むアラブ人、ロシア、トルコ、ウズベキスタン、パキスタンなどの外国出身者で、シリア民主軍が用意した貨物トラックで移送された(移送先は不明)。

一方、シリア民主軍が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されていたシリア民主軍の戦闘員24人をバーグーズ村で解放することに成功したと発表した。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアフリーン郡で反体制派を2度にわたり攻撃(2019年2月28日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、24日にアフリーン市近郊のカラ・タバ村近郊の街道で反体制武装集団の車輌を爆破、25日にシャッラー村近郊のバニー・フーリー村で「精鋭部隊」の検問所を攻撃したと発表した。

ANHA(2月28日付)が伝えた。

一方、オリエント・ニュース(2月28日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡ラージュー町近郊で、人民防衛隊(YPG)が仕掛けた地雷に国民軍の戦闘員が触れて死亡した。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省は3月1日に米占領地経由でルクバーン・キャンプに「人道移送団」を派遣するのを控えて、難民帰還を歓迎し、安全な帰還に向け全責任を負う用意があると発表(2019年2月28日)

外務在外居住者省の高官筋は、シリアがロシア、国連、ヨルダンの協力のもと、米国が違法占領するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を経由してヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに難民を帰還させるための「人道移送団」を3月1日に派遣するのを控え、すべての難民の帰還を歓迎し、安全な帰還に向け全責任を負う用意があると表明した。

SANA(2月28日付)が伝えた。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから137人、ヨルダンから349人の難民が帰国、避難民118人が帰宅(2019年2月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月28日付)を公開し、2月27日に難民486人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは137人(うち女性40人、子供68人)、ヨルダンから帰国したのは349人(うち女性105人、子供178人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は146,036人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者56,361人(うち女性17,040人、子ども28,662人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者89,675人(うち女性26,928人、子ども45,718人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 375,316人(うち女性112,626人、子供191,302人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。


一方、国内避難民118人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性14人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは32人(うち女性16人、子ども9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは51人(うち女性11人、子ども21人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は10,960人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,556人(うち女性386,379人、子供648,490人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019をもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2019年1月末の段階で1,257人(2019年2月28日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2019年1月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる22件の新たな報告を受け、すでに報告されている182件と併せて調査を行い、63件の調査を完了した。

調査を完了した63件のうち12件で意図せずに民間人67人が死亡したことが確認された。

141件については調査が継続される。

なお、2014年8月から2019年1月までに有志連合が実施した空爆33,921回によって、意図せず犠牲となったことが確認される民間人の数は1,257人となった。

CENTCOM, February 28, 2019をもとに作成。

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米主導の有志連合は2月10日~23日までの14日間でシリア・イラク領内で221回の爆撃を実施(2019年2月28日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月10日~23日の14日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。

シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対する爆撃回数は211回で、うちシリア領内での回数は186回、イラク領内での回数は25回だった。

各日の爆撃回数、標的(場所)の詳細は開示されなかった。

CENTCOM, February 28, 2019をもとに作成。

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レバノン日刊紙:アサド大統領のイラン訪問は外交儀礼上の準備なく行われ、ロウハーニー大統領も知らされていなかった(2019年2月27日)

シリア政府寄りのレバノン日刊紙『アフバール』(2月27日付)は、25日のアサド大統領によるイランへの訪問が、「何らの外交儀礼上の準備もなく行われた」と伝えた。

同紙によると、アサド大統領の訪問は、安全対策上の理由でシリア政府側から何らの外交儀礼上の準備もなく行われ、イラン大統領も訪問の数時間前までそのことを知らなかった」という。

訪問の調整を行ったのは、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官で、訪問の工程などを把握していたのはごく少数で、それゆえに空港への出迎えなどもなかったという。

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アサド大統領の訪問をめぐっては、一部活動家が、最高指導者アリー・ハーメネイー師やハサン・ロウハーニー大統領との会談時に、シリア国旗が会場に設置されていなかったため、アサド大統領が軽んじられているなどと揶揄していた。

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一方、SANA(2月27日付)は、ザリーフ外務大臣がワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と電話会談を行ったと伝えた。

電話会談で両外相は、アサド大統領によるイラン訪問での成果を受けるかたちで、シリアとイランの戦略的関係強化の方途について意見を交わした。

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また、IRNA(2月27日付)は、駐イラン・シリア大使が電話会談後にザリーフ外務大臣にシリアへの招待状を手渡したと伝えた。

AFP, February 27, 2019、al-Akhbar, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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米国務省はアサド大統領のイラン訪問を「イラン国民の富が国際テロと抑圧体制を支援するために費やされた」と酷評(2019年2月27日)

米国務省が管理するツイッター・アカウントのDOS連絡チーム(https://twitter.com/DOTArabic/)は、25日のアサド大統領のイラン訪問に関して、「イランの体制は、イラン国民の富を国際テロと地域の抑圧体制の支援のために費やした。一方、シリアの体制は、数百万というシリア人を殺戮し、ねじ曲げ、追放している。ハーメネイーとアサドのハグに、両国民への哀悼の意は込められていない」と綴った。

AFP, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、IRNA, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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シリア軍と反体制武装集団がハマー県で砲撃戦(2019年2月27日)

ハマー県では、SANA(2月27日付)によると、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で活動する反体制武装集団がムハルダ市の火力発電所を砲撃した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市一帯の反体制武装集団の拠点に対して砲撃を行った。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月27日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がダルクーシュ市でダーイシュ(イスラーム国)のグループが拠点として使用していた民家に突入し、ダーイシュ・メンバー多数を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月27日付)によると、ティーム油田で送電線の復旧作業を行っていた電力公社の写真が、ダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に触れて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県7件、ラタキア県3件、ハマー県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県6件、アレッポ県2件、ハマー県2件、ラタキア県2件)を確認した。

AFP, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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シリア政府はロシア、ヨルダン、国連の協力のもと、3月1日にルクバーン・キャンプで「強制的に引き留められている」難民を米占領下のタンフ国境通行所一帯地域を経由して帰国させるための「人道移送団」を結成(2019年2月27日)

ロシア国防省は声明を出し、ヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで「強制的に引き留められている」難民を自発的な帰国を実現するため、シリア政府は、ロシアとの連携のもとに、2019年3月1日付で、「人道移送団」を結成すると発表した。

また、キャンプ北に位置するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55地帯)を違法に占領する米国に対して、反体制派に難民を強制的に引き留めるのを止めさせ、55キロ地帯に「人道移送団」が通行可能な状況を作り出すことで、難民帰還を促すよう求めた。

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ロシア国防省は声明のなかで、ロシアの当事者和解調整センター(ラタキア県フマイミーム航空基地)はシリア政府とともに、2019年2月19日にルクバーン・キャンプから帰国する難民を受け入れるため、ヒムス県のジャバル・グラーブ(グラーブ山)に通行所を開設したと改めて強調、ルクバーン・キャンプの難民帰国に向けた取り組みが、国連、ヨルダンの支持を受けており、UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)はさらなる帰還に向けた包括的な計画を作成中であることを明らかにした。

これに対して、ルクバーン・キャンプや55キロ地帯で米国の支援を受けて活動を続ける革命特殊任務軍(Mahavir as-Saura)は、帰国を望む難民を強制的に引き留め、ルクバーン・キャンプを去ろうとする難民に法外な金銭の支払いを要求していると批判、また、難民の状況は困窮し、さまざまな病弊に苦しんでおり、「食糧奴隷」と化していると懸念を表明した。

しかし、米国はこうした難民の惨状がシリアとロシアの責任だと主張し、両国が難民への人道支援を妨害しているとの誤った情報を国際社会に発信していると批判した。

声明によると、ルクバーン・キャンプへの2度目となる人道支援搬入に際して、国連とシリア赤新月社が難民にインタビューに行ったところ、95%がキャンプを去ることを、83%が避難前に居住していた地域に戻ることを望んでいると回答、このうちシリア政府支配地域への帰還を望むのは80%、反体制派支配地域は3%は、「決めていない」と答えたのは17%だったという。

また、難民が帰国を望んでいる地域のうち、アレッポ市ハーリディーヤ地区(アレッポ県)、ヒムス市アマーラ地区(ヒムス県)、マヒーン町(ヒムス県)、カルヤタイン市、ダマスカス郊外県、ラッカ県は受け入れ態勢が整っており、シリア政府は帰国者の身の安全を保証、帰国にかかる書類の再発行の手続きを簡略化しているという。

なお、2019年3月1日付で結成される「人道移送団」は、上記の地域への難民の帰還を実現するためのもので、55キロ地帯の通過は、国連の協力のもとに行われるという。

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SANA(2月27日付)によると、ヨルダンで避難生活を送っていたシリア難民数十人がダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由して、シリアに帰還したと伝え、写真や映像を公開した。

AFP, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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ロシアのタブロイド紙:ロシア・シリアの諜報機関はシリア国内の刑務所で逮捕者を被験者として有毒ガスの人体実験を行っている?!(2019年2月26日)

ロシアのタブロイド紙『ノーヴァヤ・ガゼータ』(2月26日付)は、ロシア諜報機関がシリア諜報機関とともに、シリア国内の刑務所で逮捕者(兵役忌避者ら)を被験者として有毒ガスの人体実験を行っていると伝えた。

これまでの実験で士官1人が死亡、5人が中毒症状を訴えたという。

同紙によると、シリアの諜報機関は、リシンやトリカブトなどの麻薬、有毒ガスを逮捕者に投与し、死傷させてきたという。
Novaya Gazeta https://www.novayagazeta.ru/

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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イラン・ファルス通信:ザリーフ外務大臣辞意表明は、アサド大統領のイラン訪問についての報告を受けなかった政権内の調整の不備が理由(2019年2月26日)

イランのファルス通信(2月26日付)は、25日にモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣が辞意を表明したことに関して、複数の消息筋の話として、アサド大統領のイラン訪問について大統領府からの報告を受けなかった政権内の調整の不備が理由だと伝えた。

同消息筋によると、最近になって、ハサン・ロウハーニー大統領とザリーフ外務大臣の間で対立を深めており、閣議で頻繁に口論となっており、そのことが調整の不備を招いたという。

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この報道を受けて、ロウハーニー大統領は25日の会談で、アサド大統領からメッセージを受け取っていことを明らかにした。

アサド大統領はロウハーニー大統領との会談で、ザリーフ外務大臣に謝意を示していたという。

IRNA(2月26日付)が伝えた。

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、FARS, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、IRNA, February 26, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ最後の拠点バーグーズ村からメンバーの家族と住民2,600人がフール避難民キャンプに新たに移送される(2019年2月26日)

ハサカ県では、ANHA(2月26日付)によると、22、23日に続いて、バーグーズ村にあるイスラーム国(ダーイシュ)最後の支配地を包囲する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が「解放」した住民やダーイシュ・メンバーの家族の第3陣約2,600人が、フール町にある避難民キャンプに到着した。

ANHAによると、22、23日の2日で到着した住民・家族と合わせて、その数は6,600人に達しているという。

ダーイシュ・メンバーの家族は、ハマー市、イドリブ市、ラッカ市、タブカ市(ラッカ県)、ダイル・ザウル市、マンビジュ市(アレッポ県)、ジャラーブルス市(アレッポ県)、バーブ市(アレッポ県)、ヒムス市、マダーヤー町(ダマスカス郊外県)などの出身者のほか、ロシア人、トルコ人、ウズベキスタン人、インドネシア人も含まれているという。

 

なお、移送された避難民のなかには、ダーイシュによって拉致されていたイラク(シンジャール出身)のヤズィード教徒の子供2人も含まれているという。

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を爆撃、反体制派は無人航空機での攻撃を試みる一方、新興のアル=カーイダ系組織、シリアのアル=カーイダ、トルコの庇護を受けるアル=カーイダ系組織が反撃(2019年2月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、サラーキブ市を爆撃し、複数が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月26日付)によると、ハーン・シャイフーン市に対するシリア軍の攻撃で女性1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(2月26日付)によると、反体制武装集団がサフサーフィーヤ村を砲撃した。

これに対して、シリア軍はアトシャーン村一帯のシリア軍拠点に向かって飛来してきた反体制武装集団の無人航空機2機を撃墜した。

シリア軍はまた、フワイズ村でトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃したほか、カルアト・マディーク町、シャリーア村、ジャマーサ村方面に侵攻しようとした武装集団を撃退した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はカフルズィーター市、サフリーヤ村、サフル村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が声明を出し、アレッポ市南のワリーダ村のシリア軍拠点を攻撃し、兵士14人を殺傷したと発表した。

また、シャーム自由人イスラーム運動も、アレッポ市南部のシュガイディラ・ダム一帯のシリア軍拠点を砲撃しているとする画像を公開した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月26日付)によると、西カラムーン地方ジッバ村でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に子供が触れて爆発、5歳から11歳の子供3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月26日付)によると県西部のシューラー村近郊でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に車が触れて爆発、住民1人が死亡した。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(イドリブ県5件、ラタキア県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を33件(イドリブ県18件、アレッポ県10件、ハマー県5件)を確認した。

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから119人、ヨルダンから611人の難民が帰国、避難民82人が帰宅(2019年2月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月26日付)を公開し、2月25日に難民730人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは119人(うち女性35人、子供60人)、ヨルダンから帰国したのは611人(うち女性183人、子供312人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は144,726人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者56,097人(うち女性16,960人、子ども28,527人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者88,629人(うち女性26,614人、子ども45,185人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 374,006人(うち女性112,232人、子供190,634人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民82人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性13人、子供16人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは42人(うち女性14人、子ども19人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は10,775人(うち女性3,762人、子供4,647人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,371人(うち女性386,321人、子供648,413人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2019をもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「安全地帯は我が国の国境の向こう側に設置される。それゆえに、トルコがこのプロセスを主導しなければならない…。我々はロシア、米国、そしてアスタナ会議のパートナーたちとともに行動している」(2019年2月25日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が24日に、ソチでのロシア・トルコ・イランの首脳会談で、トルコがシリア北東部に設置を画策している安全地帯へのロシア軍憲兵隊の展開をロシアが提案したと明かしたことに関して、「安全地帯は我が国の国境の向こう側に設置される。それゆえに、トルコが(安全地帯設置にかかる)このプロセスを主導しなければならない…。我々は常にロシアと共に行動しているし、今後も共に行動する。そこには治安部隊、軍も含まれる」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣はまた「安全地帯の範囲は決まっていない。我々はロシア、米国、そしてアスタナ会議のパートナーたちとともに行動している…。ロシアはトルコの安全保障上の懸念を理解している。我々は行動を続ける」と付言した。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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ラフムーン内務大臣はアレッポ市でもっとも有名なシャッビーハとの接触禁止を関係機関に通達(2019年2月25日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月25日付)が複数の活動家の情報として伝えたところによると、ムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣は、アレッポ市でもっとも知られている「シャッビーハ」のアブー・アリー・ミグワール氏(本名フドル・ターヒル)のグループとの接触を禁止する布告を警察などの関係当局に発出した。

ターヒル氏はタルトゥース県サーフィーター市出身で、アレッポ市内の複数の検問所・通行所を管理し、当局から絶大な権限を認められていたという。

接触禁止の理由は不明だという。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)で反体制派どうし(シャーム自由人イスラーム運動とハムザ師団)が交戦(2019年2月25日)

アレッポ県では、ANHA(2月25日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シャーム自由人イスラーム運動とハムザ師団のメンバーが、市内のバス発着場近くで交戦した。

ハムザ師団のメンバーの1人が、住民と口論の末、この住民を負傷させたことが発端で、この住民の友人・親戚だというシャーム自由人イスラーム運動のグループとハムザ師団の戦闘に発展したという。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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大統領府はヒムス県の農村を訪問するアスマー大統領夫人の写真を公開(2019年2月25日)

シリアの大統領府はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)で、ヒムス県シャルカリーヤ村、マルジュ・カター村を訪問し、地元住民と懇談するアスマー・アフラス大統領夫人の写真を公開した。

 

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/2283710695006083?__tn__=-R

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部からダーイシュ戦闘員とその家族を退去させる一方、イラク軍にイラク人、フランス人ら280人の身柄を引き渡す(2019年2月25日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月25日付)によると、「テロ撲滅の戦い」を続行する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊チームが、ダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村から、住民とダーイシュ戦闘員の家族(女性、子ども)の退去作業を行った。

今回退去した住民と戦闘員の家族は2,000人に達し、貨物トラックに分乗して、バーグーズ村を後にした。

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ロイター通信(2月25日付)は、イラク軍の大佐の話として、ダイル・ザウル県南東部のバーグーズ村にあるダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地を包囲し、同地から住民やダーイシュ戦闘員の家族(女性、子ども)を退去させている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が24日、イラク側に130人、21日に150人の身柄を引き渡したと伝えた。

身柄引き渡しはイラク軍とシリア民主軍の合意に基づくもので、最終的には約500人の身柄が引き渡される予定だという。

約500人の国籍に関して、イラク軍はイラク人のみだとしているが、同軍消息筋によると、既に身柄が引き渡された280人のなかには、フランス人14人、アラブ人(国籍不明)6人が含まれているという。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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アサド大統領はイランを訪問し、ハーメネイー最高指導者、ロウハーニー大統領と会談(2019年2月25日)

アサド大統領は、イランを訪問し、首都テヘランで最高指導者アリー・ハーメネイー師、ハサン・ロウハーニー大統領と会談した。

https://youtu.be/-GQvjglPvV4

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ハーメネイー師との会談で、アサド大統領は、同師とイラン国民に向けてイラン・イスラーム革命40周年への祝意を述べ、イスラーム共和国体制を「国民の利益を実現し、外国の介入から国民を守ることができる強力な国家建設のモデル」と称賛した。

また、二国間の友好関係が、シリアとイランの弱体化と不安定化、さらに地域全体への混乱の拡大を画策する諸外国に対する両国の不屈の精神を支える主要な要素であることを強調した。

これに対して、ハーメネイー師は、テロとの戦いにおけるアサド大統領、シリア国民、シリア軍武装部隊の勝利に祝意を示し、この勝利が、中東地域に対する欧米諸国の計略に深刻な打撃を与え、これらの国が今後行おうとしていることが失敗を招くという警告となったと称賛した。

また、完全な復興、テロ根絶が実現するまで、イランが引き続きシリアの側に立つとしたうえで、両国が互いに戦略的に深く結びついていると強調した。

会談では、地域情勢について意見が交わされ、アサド大統領は、域内の諸国民の利益を実現するには、米国を筆頭とする一部西側諸国の意思に屈することを止めるよう域内諸国に求めて、主権の尊重、内政不干渉の原則に基づいたバランスのとれた政策を行う必要があると述べた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/2285117164865436?__tn__=-R

 

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ハーメネイー師に続いてロウハーニー大統領との会談を行ったアサド大統領は、両国関係がさまざまな面で戦略的に強化されたことを高く評価した。

アサド大統領はまた、シリア危機に際してイランの指導部と国民が行ってきた支援について謝意を示した。

これに対して、ロウハーニー大統領は、「テロとの戦い」を行うことが正当性を支援するとの原則に従って、イラン国民が引き続きシリアの側に立つと強調、「シリアの勝利は、イラン、そしてイスラーム共同体全体の勝利であり、テヘランはシリア国民に対して、テロ根絶と復興開始のために可能なすべてのことをする」と述べた。

会談では、アスタナ会議での取り組みについて意見が交わされ、同会議の枠組みのなかでの領土、独立、そして主権の維持、テロ根絶の方途が検討された。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/2285119811531838?__tn__=-R

SANA(2月25日付)が伝えた。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県の反体制派支配地域を砲撃(2019年2月25日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月25日付)によると、シリ軍がカフルヌブーダ町、カルアト・マディーク町を砲撃し、女性1人と女児1人が死亡した。

シリア軍はこのほかにも、ジャナービラ村、タッル・タッル・フワーシュ村、ジャービリーヤ村、シャリーア村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はスカイラビーヤ市、ジューリーン村、サルハブ市、ムハルダ市、サフサーフィーヤ村を砲撃した。

一方、SANA(2月25日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がスカイラビーヤ市、ムハルダ市に着弾し、住民1人が死亡、7人が負傷した。

これに対して、バッザーム丘に展開するシリア軍はムーリク市一帯から潜入を試みたシャーム解放機構を迎撃したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、タウィール・ハリーブ村一帯を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月25日付)によると、シリア軍がフバイト村、ハーン・スブル村を砲撃し、4人が死亡した。

このほか、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(2月25日付)によると、シャーム解放機構MD連隊がアブー・ズフール町近郊の放棄された大隊基地に展開するシリア軍部隊を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、兵士8人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(ラタキア県1件、アレッポ県3件、イドリブ県7件)を確認した。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 25, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから104人、ヨルダンから734人の難民が帰国、避難民86人が帰宅(2019年2月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月25日付)を公開し、2月24日に難民838人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは104人(うち女性32人、子供53人)、ヨルダンから帰国したのは734人(うち女性220人、子供374人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は143,996人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者55,978人(うち女性16,925人、子ども28,467人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者88,018人(うち女性26,431人、子ども44,873人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 373,276人(うち女性112,014人、子供190,262人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民86人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性13人、子供18人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは47人(うち女性19人、子ども22人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は10,693人(うち女性3,735人、子供4,612人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,289人(うち女性386,294人、子供648,378人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 25, 2019をもとに作成。

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ダーイシュのバグダーディー指導者は洋服を着て、イラクに脱出か?(2019年2月24日)

RT(2月24日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー指導者が、ダイル・ザウル県南東部のバーグーズ村一帯からイラク領内のアンバール砂漠に潜入したとの情報をイラクの諜報筋が「不正確で正しくない」と否定したと伝えた。

同消息筋によると「バグダーディー氏はイラクに入っていないし、イラク領内のいかなる支援者にも会っていない…。彼はイラク諜報機関と有志連合の監視下にある」という。

UAE『バヤーン』(2月24日付)は、米軍に近い情報筋の話として、バグダーディー氏が数日前に部下とともにシリアとイラクを繋ぐ地下通路を通ってアンバール砂漠に入ったと伝えていた。

また、RT(2月18日付)は、複数の諜報筋から得た新情報だとして、バグダーディー指導者が、住民に発見されないよう、洋服を着てシリア国内で生活を続けていると伝えていた。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Bayan, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、RT, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「クルド人民兵を「テロリスト」とみなすか否かに関して、ロシアとトルコの間に合意はない」(2019年2月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、訪中越に先だって、ヴェトナム・テレビジョンと中国中央電子台のインタビューに応じ、「クルド人民兵を「テロリスト」とみなすか否かに関して、ロシアとトルコの間に合意はない」と述べた。

ラブロフ外務大臣は「米国はアラブ人の土地を掌握し始めたクルド人を利用して、さまざまな問題をもたらし、それがトルコの感情と懸念を煽っている…。米国の狙いは、さらなる問題を作り出して、自分たちにとって都合が良いように司令部を今後も(シリア領内に)設置できるようにするなのだろう」と述べた。

トルコがシリア北東部に設置を画策している安全地帯については「トルコとシリアが1998年に交わした合意(アダナ合意)に基づいて安全地帯を設置する協議が(ソチでのロシア・トルコ・イラン首脳会談で)行われた。合意は、国境地帯でのテロの脅威を排除するために両国が協力ことのみを定めており、その枠内でトルコはシリア領内の一部での活動を認められている」としたうえで、「クルド人をテロリストとみなす共通の認識を我々は持っていない。これに対してトルコは独自の姿勢とっている。我々は彼らの懸念を理解しているが、麦と殻は分けて考えねばならない。実際に過激なクルド人勢力がトルコの安全保障にとって脅威となる」と述べた。

そのうえで「トルコは安全保障上の脅威への懸念を表明した。これに対して、シリア政府は領内にトルコ軍が駐留していることに抗議している」と付言、アスタナ会議での緊張緩和地帯設置にかかる合意を踏襲するかたちで、トルコがシリア北東部に設置を画策している安全地帯へのロシア軍憲兵隊の展開を提案したことを明らかにした。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、CCTV, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019、VTV , February 24, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の合同部隊がダイル・ザウル県南部で失踪、ダーイシュが要撃か?(2019年2月24日)

バーディヤ24(2月24日付)は、ロシア軍とシリア軍からなる合同部隊がダイル・ザウル県マヤーディーン市とT2(第2石油輸送ステーション)間で22日から失踪、シリア軍の別の部隊が遺体を発見したと伝えた。

失踪の理由は不明だが、ダーイシュ(イスラーム国)の要撃を受けたものと思われるという。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Badiya 24, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団とオリーブの怒り作戦司令室はトルコ占領下のアフリーン郡で反体制派を攻撃(2019年2月24日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にあるアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・ハイダル村・バースーファーン村間の街道で反体制武装集団が乗った車を爆破し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

またオリーブの怒り作戦司令室も声明を出し、シャッラーン町近郊のマシュアラ村にあるスルターン・ムラード師団の検問所を攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(2月24日付)が伝えた。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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ハマー県北部でダーイシュが残した地雷が爆発し、住民24人が死亡(2019年2月24日)

ハマー県では、SANA(2月24日付)によると、2018年初めにシリア政府の支配下に復帰したワーディー・アズィーブ(サラミーヤ市近郊)でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に住民が触れて爆発、24人以上が死亡、多数が負傷した。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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