米軍主導の有志連合はシリア領内で爆撃を実施せず(2015年12月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月31日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

シリア領内では空爆は行われなかった。

CENTCOM, January 1, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県で活動するヤルムーク殉教者旅団がダーイシュ(イスラーム国)への忠誠を撤回(2015年12月31日)

ダルアー県サウム・ジャウラーン村一帯で活動を続けるヤルムーク殉教者旅団は声明を出し、「いかなる勢力、組織にも忠誠を誓わず、またいかなる国家ともつながりを持たない」としたうで、「ダーイシュ(イスラーム国)とは無縁で独立した組織であることを改めて確認する」と発表し、ダーイシュへの忠誠を撤回した。

Kull-na Shuraka', January 1, 2016
Kull-na Shuraka’, January 1, 2016

AFP, January 1, 2016、AP, January 1, 2016、ARA News, January 1, 2016、Champress, January 1, 2016、al-Hayat, January 2, 2016、Iraqi News, January 1, 2016、Kull-na Shuraka’, January 1, 2016、al-Mada Press, January 1, 2016、Naharnet, January 1, 2016、NNA, January 1, 2016、Reuters, January 1, 2016、SANA, January 1, 2016、UPI, January 1, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県、ダイル・ザウル県でシリア軍によるダーイシュ(イスラーム国)への攻勢続く(2015年12月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市各所(病院、製塩工場など)を空爆し、女性1人を含む15人が死亡した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャフラ村各所、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクルを空爆した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がトゥルール・ハムル村、クタイシャ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がアファシュ村、ダイル・カーク村、アイシャ村、ハーディル村、バーブ市、タッル・シャワーヤー村、タッル・ハッターバート村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 31, 2015、AP, December 31, 2015、ARA News, December 31, 2015、Champress, December 31, 2015、al-Hayat, January 1, 2014、Iraqi News, December 31, 2015、Kull-na Shuraka’, December 31, 2015、al-Mada Press, December 31, 2015、Naharnet, December 31, 2015、NNA, December 31, 2015、Reuters, December 31, 2015、SANA, December 31, 2015、UPI, December 31, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県マルジュ・スルターン村一帯でヌスラ戦線の反撃を受ける一方、クナイトラ県西サムダーニーヤ村を制圧(2015年12月31日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マルジュ・スルターン村一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月31日付)によると、この戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるマルジュ・スルターン合同作戦司令室は、同地一帯の広範囲を奪還した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がザマルカー町、アイン・タルマー村、ドゥーマー市郊外でラフマーン軍団、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などの拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたマルジュ・スルターン村一帯で進軍を続け、支配地域を拡大した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団、SANA(12月31日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県中部の西サムダーニーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市でシャーム自由人イスラーム運動の司令官のオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官が負傷した。

シャイフ・マスキーン市では、シリア軍が奪還した各所でジハード主義武装集団と交戦が続いた。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がダルアー市ジャバービジャ地区、バドウ地区、旧税関地区でイスラームの盾(南部タウヒード旅団)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティールマアッラ村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が県北部のガーブ平原一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県南東部のバリーフ村、ルーズ・サリーヒーン村、マクツート村、ジャンナーン村、サーリミーヤ村、ラアブーン村、マフラズ村、ムラーディーヤ村、グライミシュ村、ズール・スース村、ズィヤーディヤ村、シャイフ・アブドゥラッブフ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町でシャームの民のヌスラ戦線などファトフ軍の武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、外国人戦闘員が、トルクメン山、クルド山一帯でシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

またシリア軍はサルマー町、キンサッバー町一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、アレッポ市北部のアアザーズ市一帯、アレッポ市西部のダーラト・イッザ市を空爆した。

またハーン・トゥーマーン村一帯では、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦した。

このほか、アレッポ市では、アレッポ市ナイル通り、ムーカンブー地区(シリア政府支配地域)に対してジハード主義武装集団が迫撃砲で攻撃を加え、複数人が負傷した。

またアレッポ市ラーシディーン地区では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、山地の鷹旅団、ヌールッディーン・ザンキー運動、イスラーム自由旅団などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がアレッポ市カルム・タッラーブ地区、シャフ・ルトフィー地区、サラーフッディーン地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月31日付)によると、シリア軍がアービディーン村一帯で反体制武装集団の拠点を攻撃し、戦闘員5人を殲滅した。

AFP, December 31, 2015、AP, December 31, 2015、ARA News, December 31, 2015、Champress, December 31, 2015、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2015、al-Hayat, January 1, 2014、Iraqi News, December 31, 2015、Kull-na Shuraka’, December 31, 2015、al-Mada Press, December 31, 2015、Naharnet, December 31, 2015、NNA, December 31, 2015、Reuters, December 31, 2015、SANA, December 31, 2015、UPI, December 31, 2015などをもとに作成。

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シリアの治安当局は30日にレバノン国境で拘束していた民主的変革諸勢力国民調整委員会のメンバー2人を釈放(2015年12月31日)

AFP(12月31日付)は、シリアの治安当局が、30日にレバノン国境で拘束していた民主的変革諸勢力国民調整委員会のメンバー2人を釈放したと伝えた。

AFP, December 31, 2015、AP, December 31, 2015、ARA News, December 31, 2015、Champress, December 31, 2015、al-Hayat, January 1, 2014、Iraqi News, December 31, 2015、Kull-na Shuraka’, December 31, 2015、al-Mada Press, December 31, 2015、Naharnet, December 31, 2015、NNA, December 31, 2015、Reuters, December 31, 2015、SANA, December 31, 2015、UPI, December 31, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2015年の死者数は5万5,219人、うち「戦闘部隊およびイスラーム主義部隊の戦闘員を含む民間人」は20,977人(2015年12月31日)

シリア人権監視団は、2015年1月1日から12月31日までの1年間での紛争での死者数が5万5,219人を記録したと発表した。

死者の内訳は以下の通り:

1. 民間人20,977人
うち18歳未満の子供2,574人、18歳以上の女性1,944人、18歳以上の男性8,931人、戦闘部隊およびイスラーム主義部隊の戦闘員7,728人

2. 離反兵70人

3. シリア軍兵士8,819人

4. 国防隊、バアス大隊、人民諸委員会、シリア民族社会党、アレキサンドレッタ地方解放人民戦線、シャッビーハ、内通者7,275人

5. ヒズブッラー戦闘員378人

6. アラブ、アジア、イラン国籍の親政権シーア派戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)、アラブ国籍の親政権武装集団1,214人

7. イスラーム主義部隊、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、ジュンド・アクサー、ジュンド・シャーム機構、トルキスターン・イスラーム党のアラブ、欧州、アジア、アメリカ、オーストラリア国籍の戦闘員16,212人

8. 身元不明者274人

なお発表された死者数には行方不明者約3,000人は含まれていない。

AFP, December 31, 2015、AP, December 31, 2015、ARA News, December 31, 2015、Champress, December 31, 2015、al-Hayat, January 1, 2014、Iraqi News, December 31, 2015、Kull-na Shuraka’, December 31, 2015、al-Mada Press, December 31, 2015、Naharnet, December 31, 2015、NNA, December 31, 2015、Reuters, December 31, 2015、SANA, December 31, 2015、UPI, December 31, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍ヘリコプターが、米国の支援を受けるYPGに武器弾薬、イラン人士官、シリア軍士官を移送、アレッポ県北部の「安全保障地帯」掌握に向けた作戦を準備か(2015年12月31日)

ムラースィル・スーリー(12月31日付)は、アレッポ県アフリーン市の消息筋の話として、ロシア軍のヘリコプター複数機が、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の中心都市である同市に着陸したと伝えた。

同消息筋によると、このヘリコプターは、人民防衛隊への武器弾薬を運ぶとともに、イラン人士官やシリア軍士官を搬送しており、ロシア軍、イラン、そしてシリア政府の支援のもと、人民防衛隊、そして米国が支援する同部隊主導のシリア民主軍が、アフリーン市とアレッポ県東部のアイン・アラブ市の間の地域(米トルコが「安全地帯」に指定している地域)、そして同地域の中心都市の一つアアザーズ市の制圧に向けた動きを強めている、という。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北部のタナブ村、カシュタアール村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、フライターン市近郊のアジア地区にあるシャーム戦線の武器弾薬庫近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、戦闘員と思われる3人が死亡、13人が負傷した。

また、ARA News(12月31日付)によると、米トルコが設置合意した県北部の「安全地帯」内のアナダーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を仕掛けた車2台を連続して爆破し、民間人複数人が死傷した。

AFP, December 31, 2015、AP, December 31, 2015、ARA News, December 31, 2015、Champress, December 31, 2015、al-Hayat, January 1, 2014、Iraqi News, December 31, 2015、Kull-na Shuraka’, December 31, 2015、al-Mada Press, December 31, 2015、Murasil Suri, December 31, 2015、Naharnet, December 31, 2015、NNA, December 31, 2015、Reuters, December 31, 2015、SANA, December 31, 2015、UPI, December 31, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2015年12月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月30日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、アイン・イーサー市近郊(2回)、マーリア市近郊(4回)、マンビジュ市近郊(1回)のダーイシュの拠点などに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 31 2015などをもとに作成。

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ロシア軍が28、29日の2日で121回出撃、424カ所を爆撃(2015年12月30日)

ロシア国防省は、ロシア軍戦闘機が12月28、29日の2日間で121回の出撃を行い、アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)など「テロ組織」の標的424カ所を空爆した、と発表した。

空爆が行われたのは、ヒムス県マヒーン町一帯、アレッポ県シャワーリガ村一帯、ハマー県ラハーヤー村一帯などで、マヒーン町一帯ではシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が、シャワーリガ村一帯では米国が支援する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、ラハーヤー村一帯ではシリア軍とヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が交戦していた。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)がシャーム戦線との戦闘の末に複数の村を奪還(2015年12月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内のイフラス村(タッル・リフアト市およびマーリア市の南部)で、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャーム戦線と交戦、ダフラ村、ハルジャラ村を再制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるカルヤタイン市を空爆した。

一方、SANA(12月30日付)によると、シリア軍が東ルワーブ・タヒーン村、西ルワーブ・タヒーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

シリア軍はまた、フワーリーン村・カルヤタイン市街道各所、ウンク・ハワー村、アブー・ジャリース村などを空爆した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(12月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・イーサー市東部の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊拠点複数カ所を奇襲した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がシャッダーディー市およびハサカ市南部郊外の第47地区にビラを散布し、住民に対してダーイシュの蛮行や横暴ぶりを喧伝した。

アレッポ県では、ARA News(12月30日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内の主要都市の一つアアザーズ市で、ダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を爆破し、住民、シャーム戦線戦闘員ら複数が死傷した。

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ハマー県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がジュナー・アルバーウィー村、ジュッブ・ライヤーン村、サアン町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がシャアフ村東部を移動中のダーイシュ(イスラーム国)のタンクローリーなど車輌多数を攻撃、破壊した。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治するカーミシュリー市(ハサカ県)で連続自爆テロ:ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2015年12月30日)

ハサカ県では、SANA(12月30日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治するカーミシュリー市のシヤーヒー地区で自爆テロが2回にわたって連続して発生し、住民16人が死亡、35人が負傷した。

自爆テロは、シハーヒー地区内の2件のレストラン(マトアム・ミヤーミー、マトアム・ジブラーイール)で発生した。

なお、ARA News(12月30日付)によると、爆発は2度ではなく3度連続して起こったという。

これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信は31日、ダーイシュが関与したと犯行を認めた。

SANA, December 30, 2015
SANA, December 30, 2015

 

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダルアー県シャイフ・マスキーン市の中心部に迫る一方、抗戦に参加しない自由シリア軍南部戦線が住民の批判の的に(2015年12月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市一帯および第82旅団基地一帯で、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦を続けるとともに、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆、ヌスラ戦線の司令官1人を含むジハード主義武装集団戦闘員10人以上が死亡した。

一方、SANA(12月30日付)によると、シャイフ・マスキーン市の北部および東部から市内に突入したシリア軍が進軍を続け、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、市内中心部のダウワール地区、軍人住宅地区に到達した。

シリア軍はまた、フラーク市、シャイフ・フサイン丘で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対して、クッルナー・シュラカー(12月30日付)は、ヌスラ戦線がシリア軍によって制圧された第82師団基地に対して自爆攻撃などを行って反撃、同地を奪還したと伝えた。

なお、クッルナー・シュラカー(12月30日付)は、シャイフ・マスキーン市へのシリア軍の進軍を受け、アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が抗戦する一方で、自由シリア軍南部戦線は司令官のほとんどが県外におり、戦闘には参加しておらず、そのことが地元住民から批判を受けている、と伝えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、外国人戦闘員が、カスブ村およびブルジュ・カスブ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦し、カスブ村の複数カ所を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市を「樽爆弾」などで空爆、またマルジュ・スルターン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月30日付)によると、イスラーム軍が撃った迫撃砲弾8数がハラスター市郊外に着弾し、2人が死亡、2人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(12月30日付)によると、マッザ86地区、アッバースィーヤ地区、バーブ・トゥーマ地区、カッサーア地区、スィブキー公園近く、ジャーヒズ公園近くにイスラーム軍が撃った迫撃砲弾11発が着弾し、10人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がナキール村、フバイト村、ハーミディーヤ村、ハーン・スブル村でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がサアン・アスワド村、タスニーム村東部で、シャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍爆撃開始後の爆撃による死者数は2,371人、うち1,579人はダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線、トルコマン・イスラーム党などの戦闘員(2015年12月30日)

シリア人権監視団は、ロシア軍がシリア空爆を開始した9月30日から12月30日までの4ヶ月間で、空爆に死者数が2,371人を記録したと発表した。

死亡が確認された2,371人のうち、民間人は792人(うち子供180人、女性116人)、戦闘員は1,579人に上った。

また戦闘員のうちの655人がダーイシュ(イスラーム国)、924人はアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などのジハード主義武装集団を含む武装集団のメンバーだという。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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ロシアのガティロフ外務次官「テロ組織に関して米国とロシアの視点は極めて近い」(2015年12月30日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ヴラジミール・プーチン大統領がジョン・ケリー米国務長官との最近の会談で、アサド大統領の選挙への出馬を求めたとするブルームバーグ・ニュースの報道を否定した。

一方、ゲンナージー・ガティロフ外務次官は、ウィーン会議での合意と国連安保理決議第2254号に従い、国際シリア支援グループ(ISSG)が作成しているテロ組織のリストに関して、「ダーイシュ(イスラーム国)、アル=カーイダ、ヌスラ戦線というテロ組織に関する我々の見解は一致している」と述べ、米国とロシアの視点に関して「極めて近い」ことを強調した。

ガティロフ外務次官はまた、「ヒズブッラーとハマースについては、我々は米国と協議することすら拒否している」と付言した。

『ハヤート』(12月31日付)が伝えた。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のメンバー2人が、サウジアラビアでの反体制派統一代表団人選のための最高交渉委員会参加の途上、シリア当局に逮捕(2015年12月30日)

『ハヤート』(12月31日付)は、シリアの治安当局は、国内で活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会のメンバー2人をレバノン国境で拘束したと伝えた。

拘束されたのは、アフマド・アスラーウィー氏、ムニール・ビータール氏の2人。

2人は、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合で設置された反体制派交渉団人選のための最高交渉委員会のメンバーで、レバノン経由でサウジアラビアに向かい、会合に参加しようとしていた。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年12月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回で、ハサカ市近郊(1回)、アレッポ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 30, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ市で結成した特殊部隊約200人をダーイシュ(イスラーム国)との激戦が続くダイル・ザウル市に派遣(2015年12月29日)

クッルナー・シュラカー(12月30日付)は、複数の地元消息筋の話として、シリア軍がハサカ市で結成した特殊部隊約200人を、ダーイシュ(イスラーム国)との激戦が続くダイル・ザウル市に派遣したと伝えた。

特殊部隊隊員の派遣は東部方面司令官のムハンマド・ハドゥール少将の命令によるもの。

この特殊部隊は10月にハドール少将が住民に対して参加・結成を呼びかけていたもので、ハサカ市をシリア政府とともの分割統治する西クルディスタン移行期民政局は特殊部隊の結成に異議を唱えていた。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のアブドゥルアズィーム代表がカーミシュリー市を訪問「西クルディスタン移行期民政局の支配下にある地域は首都ダマスカスよりも安全だ」(2015年12月29日)

国内で活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はハサカ県のカーミシュリー市を訪問した。

アブドゥルアズィーム代表は調整委員会幹部らとともに使節団を組んでカーミシュリー市を訪問、市内で、西クルディスタン移行期民政局幹部(ジャズィーラ地区のアブドゥルカリーム・ウマル・ジャズィーラ共同代表ら)、シリア・クルド国民評議会幹部、アラブ系部族の代表らと会談、また人民防衛隊と女性防衛部隊の戦死者が埋葬されているダリール・サールーハーン墓地を訪問し、献花した。

アブドゥルアズィーム代表は「西クルディスタン移行期民政局の支配下にある地域は首都ダマスカスよりも安全だ」と述べるとともに、「我々の訪問の目的は、民政局、シリア・クルド国民評議会、アラブ系部族…の兄弟たちと会談することにあり、シリアの危機の政治的解決をめざしている」と述べた。

また1月25日に開始予定のシリア政府との交渉に関しては「(反体制派の)代表団はバランスのとれたものとなり…、シリアの危機は解決するだろう」と述べた。

ARA News, December 30, 2015
ARA News, December 30, 2015
ARA News, December 29, 2015
ARA News, December 29, 2015

 

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ県東部のダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を爆撃(2015年12月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ市東部にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を空爆した。

一方、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がタッル・ハッターバート村、ナッジャーラ村、アイシャ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月29日付)によると、シリア軍が大マヒーン山、小マヒーン山などマヒーン町一帯およびハドス村、フワーリーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯、タドムル市郊外採石場一帯でダーイシュの拠点などを空爆した。

AFP, December 29, 2015、AP, December 29, 2015、ARA News, December 29, 2015、Champress, December 29, 2015、al-Hayat, December 30, 2015、Iraqi News, December 29, 2015、Kull-na Shuraka’, December 29, 2015、al-Mada Press, December 29, 2015、Naharnet, December 29, 2015、NNA, December 29, 2015、Reuters, December 29, 2015、SANA, December 29, 2015、UPI, December 29, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダルアー県シャイフ・マスキーン市周辺、ラタキア県ブルジュ・カスブ村などを制圧(2015年12月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)の空爆とシリア軍の砲撃で、シャイフ・マスキーン市で反体制武装集団戦闘員少なくとも9人が死亡した。

同地一帯では、シリア軍が国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人士官とともに、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、シャイフ・マスキーン市の北部地区の大部分と同市に隣接する第82師団基地を制圧したという。

一方、SANA(12月29日付)によると、シリア軍が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム・ムサンナー運動などからなるジハード主義武装集団と交戦の末、シャイフ・マスキーン市近郊のハッシュ丘、第82旅団基地を制圧し、同地一帯での制圧地域を拡大した。

シリア軍はまた、ガズラーン農場北部一帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(12月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のブルジュ・カスブ村、第1044地点で反体制武装集団の掃討作戦を実施、同地を制圧した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フーア市郊外で16歳の少年が狙撃され、死亡した。

一方、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がダーナー市でシャームの民のヌスラ戦線の拠点に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ジャルジャナーズ町でヌスラ戦線の拠点を空爆し、戦闘員数十人を殲滅した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムーリク市、ラハーヤー村、マアルカバ村を砲撃、戦闘機(所属明示せず)がラーシャー村(シャフシャブー山)を空爆した。

一方、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がムーリク市、トゥルール・ハムル村、シャフシャブー山一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア軍がラターミナ町、マアルカバ村でシャームの民のヌスラ戦線、イッズ連合などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、戦闘員7人を殲滅した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタッル・アブヤド市を夜間空爆し、子供3人、女性1人を含む9人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(12月29日付)によると、この空爆はロシア軍によるもので、犠牲者の数は20人にのぼったという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ナシャービーヤ町で反体制武装集団と交戦し、支配地域を拡大した。

シリア軍はまた、アルバイン市、ドゥーマー市、アーリヤ農場などでイスラーム軍などのジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(12月29日付)によると、シリア軍がジャウバル区で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 29, 2015、AP, December 29, 2015、ARA News, December 29, 2015、Champress, December 29, 2015、al-Hayat, December 30, 2015、Iraqi News, December 29, 2015、Kull-na Shuraka’, December 29, 2015、al-Mada Press, December 29, 2015、Naharnet, December 29, 2015、NNA, December 29, 2015、Reuters, December 29, 2015、SANA, December 29, 2015、UPI, December 29, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県各所でYPG主体のシリア民主軍がヌスラ戦線との戦闘を続ける(2015年12月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフリーン市郊外のシャワーリガ村、マーリキーヤ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘を続けた。

またアレッポ市シャイフ・マクスード地区では、人民防衛隊とヌスラ戦線などからなる武装集団が交戦した。


AFP, December 29, 2015、AP, December 29, 2015、ARA News, December 29, 2015、Champress, December 29, 2015、al-Hayat, December 30, 2015、Iraqi News, December 29, 2015、Kull-na Shuraka’, December 29, 2015、al-Mada Press, December 29, 2015、Naharnet, December 29, 2015、NNA, December 29, 2015、Reuters, December 29, 2015、SANA, December 29, 2015、UPI, December 29, 2015などをもとに作成。

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停戦合意に基づきトルコに移送された反体制武装集団の負傷した戦闘員86人はシリア領内(イドリブ県)にただちに移送(2015年12月29日)

クッルナー・シュラカー(12月30日付)は、イランの仲介による停戦合意でダマスカス郊外県ザバダーニー市からレバノン経由でトルコのハタイ空港に移送されたシャーム自由人イスラーム運動など反体制武装集団の負傷戦闘員ら126人のうち86人が、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を経由して、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動が支配下に置くイドリブ県内に入った、と伝えた。

クッルナー・シュラカーの特派員によると、126人のうち16人はトルコ国内の病院に搬送されたが、それ以外は全員がただちにシリア領内に入ったという。

Kull-na Shuraka', December 29, 2015
Kull-na Shuraka’, December 29, 2015

 

AFP, December 29, 2015、AP, December 29, 2015、ARA News, December 29, 2015、Champress, December 29, 2015、al-Hayat, December 30, 2015、Iraqi News, December 29, 2015、Kull-na Shuraka’, December 29, 2015、al-Mada Press, December 29, 2015、Naharnet, December 29, 2015、NNA, December 29, 2015、Reuters, December 29, 2015、SANA, December 29, 2015、UPI, December 29, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビア・トルコ両首脳がリヤドでシリア情勢などへの対応を協議(2015年12月29日)

サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がリヤドを訪問したトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相と会談し、シリア情勢、イエメン情勢、そしてアラブ・イスラーム諸国からなる新たな対テロ軍事同盟などについて意見を交わした。

アナトリア通信(12月29日付)、SPA(12月29日付)によると、シリア情勢に関して、両首脳は、アサド大統領退陣を不可欠だとする点で改めて合意するとともに、シリア政府を支援するロシアの介入に対すして態度を保留することを確認したという。

ARA News, December 29, 2015
ARA News, December 29, 2015

 

AFP, December 29, 2015、Anadolu Ajansı, December 29, 2015、AP, December 29, 2015、ARA News, December 29, 2015、Champress, December 29, 2015、al-Hayat, December 30, 2015、Iraqi News, December 29, 2015、Kull-na Shuraka’, December 29, 2015、al-Mada Press, December 29, 2015、Naharnet, December 29, 2015、NNA, December 29, 2015、Reuters, December 29, 2015、SANA, December 29, 2015、SPA, December 29, 2015、UPI, December 29, 2015などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年12月28日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月28日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回で、フール町近郊(1回)、マンビジュ市近郊(5回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 29, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がダルアー県のシャイフ・マスキーン市への攻勢を強める一方、ヒムス県では連続自爆テロが発生し、住民30人以上が死亡(2015年12月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市一帯に対して少なくとも50回の空爆を行う一方、同市北部および周辺一帯では、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

マサール・プレス(12月28日付)などによると、シャイフ・マスキーン市北部一帯に展開していた反体制武装集団の第82旅団ナイラーン大隊は、空爆・砲撃を受け撤退、シリア軍は同市北部を奪還したという。

またマサール・プレスによると、シリア軍と反体制武装集団は、カフルシャムス町、ズィムリーン村、ヌアイマ村で交戦、反体制武装集団側は、ダルアー市内治安厳戒地区、カルファー村、第12旅団基地(イズラア市)、ヒルバト・ガザーラ町検問所を砲撃したという。

一方、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市周辺部一帯でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団に対する軍事作戦を開始し、市周辺および市内の複数の拠点を制圧した。

シリア軍はまた、ガズラーン農場北部、ダルアー市難民キャンプ地区、工業銀行東部、アッバースィーヤ地区、電力機構東部でも反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(12月28日付)などによると、シリア革命反体制勢力国民連立ダルアー県評議会議長を名乗るヤアクーブ・アンマール氏がタファス市郊外で何者かに拉致された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ザフラー地区で自爆ベルトを着用した男性が爆弾を爆発させ、住民少なくとも32人が死亡、90人近くが負傷した。

一方、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、サリーム村、クナイトラート村でシャームの民のヌスラ戦線を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

Kull-na Shuraka', December 28, 2015
Kull-na Shuraka’, December 28, 2015

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタイバ村で反体制武装集団が掘削した地下トンネルを破壊し、ジハード主義武装集団の司令官1人を含む複数人が死亡した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村一帯、ビラーリーヤ村農場地帯で反体制武装集団と交戦、ムウダミーヤト・シャーム市に対して「樽爆弾」を投下し、ジハード主義武装集団メンバー2人が死亡した。

ARA News(12月29日付)によると、ザブディーン村に対するシリア軍の空爆、砲撃で、30人以上が死傷したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルナブル市北東部一帯、ハーン・シャイフーン市一帯を空爆した。

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アレッポ県では、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がアレッポ市旧市街で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたタッル・アフマル村、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区でヌスラ戦線などの拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月28日付)によると、シリア軍が、ワーディー・アンズ、アイドゥーン村、カフルズィーター市、ラターミナ町、カフルヌブーダ町でファトフ軍、ガーブの鷹連合の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 28, 2015、AP, December 28, 2015、ARA News, December 28, 2015、December 29, 2015、Champress, December 28, 2015、al-Hayat, December 29, 2015、Iraqi News, December 28, 2015、Kull-na Shuraka’, December 28, 2015、al-Mada Press, December 28, 2015、Masar Press Agency, December 28, 2015、Naharnet, December 28, 2015、NNA, December 28, 2015、Reuters, December 28, 2015、SANA, December 28, 2015、UPI, December 28, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市東部でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を強め、ユーフラテス川方面に東進(2015年12月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機は、シリア軍とダーイシュが交戦を続けるアレッポ市東部のラスム・スィルハーン村、アッラーン村、アブー・ジャッバール村、タッル・ハッターバート村、ナッジャーラ村一帯に対して空爆を行った。

シリア軍はまた、シャルバア村、アイシャ村一帯、ナッジャーラ村一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がムサイビーン丘、アーミリーヤ村、アイシャ村、ナッジャーラ村、大アブー・ジャッバーラ村、アイン・バイダー村、ラスム・アッブード村、タッル・アイユーブ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタドムル市内およびその周辺の電力局一帯、カスル・ハイル学校一帯、工業地区などに対して少なくとも65回の空爆を行った。

またマヒーン町一帯、フワーリーン村一帯では、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

一方、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がムシャイリファ村、アブー・ジャリース村、ワーディー・ザカーラ一帯、ワーディー・アブヤド・ダム一帯、フーシュ・アブー・ファラジュ村、フワーリーン村、ハズム・ウンム・アイヤーシュ村、ウンク・ハワー村、ラスム・タウィール村、ウンム・リーシュ村、ウンム・サフリージュ村、マヒーン町一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がマヤーディーン市を空爆し、女性1人と子供1人が死亡した。

空爆はダーイシュ(イスラーム国)のハイル州(ダイル・ザウル県のこと)のワーリー(支配者)の事務所近くを中心に行われた。

一方、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、ジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月28日付)によると、シリア軍がトゥルール・ハムル村、ジュッブ・ライヤーン村、ラフジャーン村、ウカイリバート町東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 28, 2015、AP, December 28, 2015、ARA News, December 28, 2015、Champress, December 28, 2015、al-Hayat, December 29, 2015、Iraqi News, December 28, 2015、Kull-na Shuraka’, December 28, 2015、al-Mada Press, December 28, 2015、Naharnet, December 28, 2015、NNA, December 28, 2015、Reuters, December 28, 2015、SANA, December 28, 2015、UPI, December 28, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県でロシア軍、有志連合がそれぞれYPG主体のシリア民主軍を爆撃支援、これに対してダーイシュ(イスラーム国)はトルコマン人の村を制圧(2015年12月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフリーン市郊外(米トルコが設置合意した「安全地帯」の西端)のマーリキーヤ村、シャワーリガ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

戦闘のさなか、ロシア軍と思われる戦闘機がシャワーリガ村一帯、アアザーズ市近郊のファイサル製粉工場一帯を空爆し、シリア民主軍を支援し、シリア民主軍はシャワーリガ村、マーリーヤ村を制圧した。

なおこの戦闘を受け、マーリア作戦司令室声明を出し、シリア民主軍を構成する人民防衛隊、革命家軍との停戦を破棄すると発表した。

一方、ARA News(12月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線と、サウジアラビアなどが支援するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の中心都市アフリーン市を砲撃した。

また、ヌスラ戦線は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区からアフリーン市に向かっていた旅客バス5台をアアザーズ市近郊のマアッルスィッタト・ハーン村検問所で拘束した。

乗っていた住民(クルド人)の消息は不明。

他方、マンビジュ市南東部にティシュリーン・ダム(ユーフラテス川)に近いサカーウィヤ村一帯に対して、有志連合と思われる戦闘機が空爆を行い、ユーフラテス川西岸に進軍し、ダーイシュと交戦を続けるシリア民主軍を支援した。

シリア民主軍は米国が支援する組織。

なお、ロシア軍と有志連合によるシリア民主軍への航空支援を受け、トルコのアフメト・ダウトオール首相は「シリア情勢は極めて流動的だ…。現在の情報からすると、ユーフラテス川を越えた集団はアラブ人で、クルド人部隊ではない」と述べ、ユーフラテス川西岸で進軍を続けるシリア民主軍が人民防衛隊を主体としていないとみなした。

トルコ政府は、人民防衛隊がユーフラテス川西岸に進軍することは許されないとの立場を示してきた。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の西進を受け、マンビジュ市およびその一帯から、ダーイシュの外国人戦闘員とその家族約300人が、ダーイシュの中心拠点であるラッカ市内に集団避難した。

同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北部(米トルコ政府が設置合意した「安全地帯」)のドゥーディヤーン村一帯で、反体制武装集団とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

反体制武装集団は同地を一時制圧したが、ほどなくダーイシュがこれを奪還したという。

ドゥーディヤーン村は、トルコ国境に近く、クルド人とトルクメン人(トルコ系住民)が多く住む。

また、クッルナー・シュラカー(12月28日付)によると、ダーイシュは、ドゥーディヤーン村に加えて、トルクメン人が多く暮らすカズル村、カッラ・クーバリー村を制圧した。

AFP, December 28, 2015、AP, December 28, 2015、ARA News, December 28, 2015、Champress, December 28, 2015、al-Hayat, December 29, 2015、Iraqi News, December 28, 2015、Kull-na Shuraka’, December 28, 2015、December 29, 2015、al-Mada Press, December 28, 2015、Naharnet, December 28, 2015、NNA, December 28, 2015、Reuters, December 28, 2015、SANA, December 28, 2015、UPI, December 28, 2015などをもとに作成。

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イラン仲介の停戦合意に従い、ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)から反体制武装集団戦闘員負傷者ら126人がレバノン経由でトルコに退去、フーア市、カファルヤー町(イドリブ県)から国防隊隊員を含む民間人363人がトルコ経由でレバノンに避難(2015年12月28日)

『ハヤート』(12月29日付)によると、9月にイランの仲介により、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯およびイドリブ県フーア市・カファルヤー町一帯で成立したシリア軍とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などを中心とする反体制武装集団の停戦合意に従い、ザバダーニー市で籠城を続けていた反体制武装集団戦闘員ら126人が、救急車22台と大型旅客バス7台に分乗し、レバノン領内に退去した。

退去したのは、負傷した戦闘員とその家族らで、大型旅客バスは、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所とレバノン領内のマスナア国境通行所を経由し、レバノン領内に入国、その後はベイルート国際空港から航空機でトルコ領内に移動するという。

また、イドリブ県フーア市、カファルヤー町で籠城を続けていた地元住民、国防隊、人民諸委員会隊員約363人も、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を経由してトルコに移動した。

彼らはトルコのハタイ空港から空路でベイルートに向かった。

Kull-na Shuraka', December 28, 2015
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AFP, December 28, 2015、AP, December 28, 2015、ARA News, December 28, 2015、Champress, December 28, 2015、al-Hayat, December 29, 2015、Iraqi News, December 28, 2015、Kull-na Shuraka’, December 28, 2015、al-Mada Press, December 28, 2015、Naharnet, December 28, 2015、NNA, December 28, 2015、Reuters, December 28, 2015、SANA, December 28, 2015、UPI, December 28, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍は25~27日の3日間で164回出撃、シリア領内各所でダーイシュ(イスラーム国)など556の標的を攻撃(2015年12月28日)

ロシア国防省は、12月25日から27日までの3日間で、シリア駐留ロシア軍戦闘機が164回の出撃を行い、アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ダイル・ザウル県、ラッカ県で、ダーイシュ(イスラーム国)など「テロリスト」の556の標的を空爆したと発表した。

また、ロシア軍戦闘機の支援を受け、シリア軍がアレッポ県、ラタキア県、ダマスカス郊外県で違法な武装集団に対する攻撃を継続し、大きな戦果がもたらされたと付言した。image002

mil.ru, December 28, 2015
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AFP, December 28, 2015、AP, December 28, 2015、ARA News, December 28, 2015、Champress, December 28, 2015、al-Hayat, December 29, 2015、Iraqi News, December 28, 2015、Kull-na Shuraka’, December 28, 2015、al-Mada Press, December 28, 2015、Naharnet, December 28, 2015、NNA, December 28, 2015、Reuters, December 28, 2015、SANA, December 28, 2015、UPI, December 28, 2015などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年12月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月27日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して37回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は16回で、ハサカ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(11回)、マーリア市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 28, 2015などをもとに作成。

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