ミクダード外務在外居住者大臣、ハティーブ通信技術大臣、ハリール経済対外通商大臣がイランのアブドゥッラフヤーン外務大臣、バズルパーシュ道路都市開発大臣、ザーリアブール通信大臣とそれぞれ会談(2023年7月31日)

イランを公式訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談した。

会談後の記者会見で、ミクダード外務在外居住者大臣は、シリア・イラン関係は両国の利益を実現することで継続するとしたうえで、エブラーヒーム・ライースィー大統領のシリア訪問に際して調印された合意や覚書(MoU)の実施に向けた実質的な措置が開始されたと発表した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリア領内における米国の違法な駐留について、米国は連日、シリアで戦争犯罪や人道に対する犯罪を繰り返しており、米軍は、撤退を強いられる前に自ら撤退しなければならないと述べるとともに、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)がテロ組織の拠点になっていると非難した。

難民の帰還については、そのためのあらゆるイニシアチブを歓迎し、支持すると述べた。

イスラエルについては、パレスチナ人に対する攻撃、入植地の拡大は、シオニストが直面する危機の深刻さを示すと述べた。

5月にシリアがサウジアラビアのジェッダでのアラブ連盟首脳会議で連盟復帰を果たしたことについては、欧米諸国のヒステリーを増長したとの見方を示した。

**

ミクダード外務在外居住者大臣とともに、イランを訪問しているサーミル・ハリール経済対外通商大臣ら使節団は、マフラダド・バズルパーシュ道路都市開発大臣らからなる代表団と会談し、ライースィー大統領のシリア訪問に際して調印された協定や覚書(MoU)の実施、経済、通商、投資分野における関係拡大の方途などについて意見を交わした。

なお、ハリール経済対外通商大臣はシリア・イラン経済合同委員会のシリア側の議長、バズルパーシュ道路都市開発大臣はイラン側の議長を務めている。

**

また、イヤード・ハティーブ通信技術大臣は、首都テヘランでイーサー・ザーリアブール通信大臣と会談し、通信、情報テクノロジー分野での協力発展や、シリア国内でのイランのテクノロジー関連企業のための市場の創設の方途について協議した。

**

SANA(7月31日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】国立地震センターはマグニチュード3.3の地震が発生したと発表(2023年7月31日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード3.3の地震が発生したと発表した。

SANA(7月31日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ当局はシリア難民15世帯をハサカ県ラアス・アイン国境通行所を通じて占領下の「平和の泉」地域に国外追放(2023年7月31日)

ANHA(7月31日付)は、トルコ当局がシリア難民15世帯をトルコ領内から、ハサカ県ラアス・アイン国境通行所を通じて、占領下の「平和の泉」地域に国外追放したと伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北部でシリア民主軍の砲撃でシリア国民軍の戦闘員5人死傷、シリア国民軍とシリア軍の砲撃で女性1人と子供2人負傷(2023年7月31日)

アレッポ県では、ANHA(7月31日付)、シリア人権監視団によると、シリア国民軍が展開するトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域から、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のクワンディー・マーズィン村(ズーク・カビール村)、カールータ村を砲撃し、女性1人と子供1人が負傷した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が展開する地域からトルコ占領地内のバースーファーン村が砲撃を受け、シリア国民軍の戦闘員2人が死亡、3人が負傷した。

一方、「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地の境界に位置するターディフ市では、シリア軍の砲撃によって子供1人が負傷した。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県アルミラージャ村を砲撃し、シリア軍士官1人死亡(2023年7月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にアルミラージャ村を砲撃し、シリア軍の士官(中尉)1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ガバーギブ町とダイル・ブフト村を結ぶ街道で、シリア軍第4師団の兵士が乗った乗合タクシーの通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発、タクシーの運転手が死亡した。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県北部、ハサカ県北部でシリア国民軍内で戦闘相次ぐ(2023年7月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内に位置するアフリーン市近郊のウマル・ウーシャーギー/マアマルー村でシリア国民軍に所属するムンタスィル・ビッラー師団の司令官どうしが住民から徴収した「税」や財産の分配をめぐって打ち合いとなり、司令官1人が死亡した。

また、ANHA(7月31日付)やシリア人権監視団によると、「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアフタリーン市では、シリア国民軍憲兵隊の検問所で、同軍に所属するシャーム戦線、北部の嵐旅団のメンバーと、憲兵隊、ムウタスィム旅団のメンバーが撃ち合いとなtり、シャーム戦線のメンバー4人、ムウタスィム旅団1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、撃ち合いは、憲兵隊の検問所で、シャーム戦線、北部の嵐旅団のメンバーらが身分証の提示を求められたことがきっかけで、口論から戦闘に発展した。

一方、ANHAによると、撃ち合いは略奪品の分配をめぐる対立がきっかけだったという。

**

ハサカ県では、SANA(7月31日付)によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内に位置するラアス・アイン市近郊のムフタッラ村で、シリア国民軍に所属するハムザ師団の武装グループどうしが、密輸品の収益の分配をめぐって激しく交戦した。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構総合治安機関報道官:シリアの「体制」は工作員をシャーム解放機構メンバーとして浸透させ、情報収集を行っている(2023年7月31日)

シャーム解放機構の総合治安機関のディヤー・ウマル報道官は、シリアの「体制」が工作員をシャーム解放機構のメンバーとして浸透させ、情報収集などを行っていると主張した。

ウマル報道官によると、これまでに総合治安機関が逮捕した「工作員のセル」には、シャーム解放機構のメンバー、民間人、反体制武装集団諸派のメンバー、シリア救国内閣の職員らが含まれており、かれらはロシアやシリアの諜報機関に所属、これらから直接命令を受け、一部は外国と連絡を取り合い、軍事関連の情報(陣地、拠点の位置や前線の状況)についての情報を収集していたという。

イナブ・バラディー(7月31日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、米軍機による領空侵犯を6件確認したと発表(2023年7月31日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、米軍機による領空侵犯を6件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月31日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 31, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのプーチン大統領:「米国との直接の軍事的衝突を望んでいないが、ロシアはシリアで起きるあらゆるシナリオに対して準備はできている」(2023年7月30日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領は記者会見で、米国との直接の軍事的衝突を望んでいないが、ロシアはシリアで起きるあらゆるシナリオに対して準備はできている、と述べた。

記者らからの質問に対して、プーチン大統領は次のように述べた。

我々はいかなるシナリオに対しても準備はできている。だが、それを望む者は誰もいない。米国側からのイニシアチブを受けて、我々はこうした衝突を回避する仕組みを作った。

タス通信(7月30日付)などが伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023、TASS, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アッバース国防大臣はタルトゥース県での「ロシア海軍の日」の祝典に出席後、ラタキア県北部の森林火災現場を訪問(2023年7月30日)

アリー・アッバース国防大臣兼シリア軍武装部隊副司令官(中将)は、タルトゥース県のタルトゥース市の港にあるロシア海軍基地を訪れ、「ロシア海軍の日」の祝典に出席した。

祝典では、アッバース国防大臣、シリア駐留ロシア軍のアンドレイ・セルジュコフ司令官(大将)、アレクサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使、シリア軍およびロシア軍の高官らが参列するなか、海上軍事パレードが行われたほか、アッバース国防大臣がロシア海軍の艦船の内部を見学した。



https://www.youtube.com/watch?v=VWCOs_0gzIU

**

祝典後、アッバース国防大臣はラタキア県に移動し、同県北部で7月25日に発生した森林火災の消火活動にあたったシリア軍部隊らと面談し、その労をねぎらった。


**

SANA(7月30日付)が伝えた。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー95輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して相次いでイラク領内に移動(2023年7月30日)

ハサカ県では、SANA(7月30日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー45輌からなる米軍の車列と50輌からなる車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由して相次いでイラク領内に移動した。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

UAEのドバイ国際空港とダマスカス国際空港を結ぶA340の定期便が技術的故障で運休、原因は経済制裁によるスぺアパーツや機器の不足(2023年7月30日)

シリア航空公社は声明を出し、UAEのドバイ国際空港とダマスカス国際空港を結ぶA340の定期便が技術的故障により運休したと発表、乗客に謝罪した。

技術的故障は、長年にわたるシリアへの経済制裁によって、スペアパーツや機器の供給が妨げられていることが原因。

SANA(7月30日付)が伝えた。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ミクダード外務在外居住者大臣はアブドゥッラフヤーン外務大臣らと会談するためにイランのテヘラン国際空港に到着(2023年7月30日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣はイランの公式の招待を受けて、ホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣をはじめとするイラン高官らと会談するために、イランのテヘラン国際空港に到着した。

SANA(7月30日付)が伝えた。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カトナー農業・農業改革大臣は7月25日にラタキア県北部で発生した森林火事が完全に掌握され、鎮火したと宣言(2023年7月30日)

ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣は、視察先のラタキア県北部で報道声明を出し、7月25日に発生した森林火事が完全に掌握され、鎮火したと宣言した。

**

ラタキア県のアーミル・イスマーイール県知事は決定第2717号を発出し、7月25日に発生した火災による被害を集計するための委員会を設置することを決定した。

**

SANA(7月30日付)が伝えた。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県部族エリート会合が米国とトルコによる占領を非難、シリア軍支持を表明(2023年7月30日)

アレッポ県部族エリート会合がアレッポ県アレッポ市のナイラブ地区でバッカーラ部族主催によって開催され、出席した部族長や名士らが、米国とトルコによる占領を非難、シリア軍を支持する声明を発表した。

SANA(7月30日付)が伝えた。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2023年7月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がサルマーニーヤ村一帯で砲撃戦を行った。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がダーナー村近郊でシリア軍兵士狙撃、2人が負傷した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフワ村とムサイフラ町を結ぶ街道で、シリア軍第5軍団第8師団の傘下で活動する地元民兵のメンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍ドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市を爆撃(2023年7月30日)

アレッポ県では、ANHA(7月30日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を爆撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、シリア軍が駐留するマンナグ航空基地を自爆型ドローンで攻撃、これにより兵士1人が死亡、6人が負傷した。

一方、シリア軍とシリア国民軍は、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の支配下にあるバーブ市や、シリア政府、北・東シリア自治局の共同支配地との境界に位置するターディフ市一帯で砲撃戦を行い、バーブ市で子供1人が負傷した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯および同町近郊のタッル・ラバン村を砲撃し、住民3人が負傷した。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9が再びロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表(2023年7月30日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9無人航空機(ドローン)が再びロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表した。

グリノフ副センター長は、ラッカ県ラッカ市付近の高度5000メートルの上空で7月30日午前6時53分、有志連合のMQ-9が、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に違反するかたちで、ロシア軍のSu-34に100メートル以下の距離にまで接近を行ったことが再び記録されたと述べた。

RIAノーヴォスチ通信(7月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 30, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がトルコ占領下のアレッポ県北部に潜入し、シリア国民軍の戦闘員5人を殺害(2023年7月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ANHA(7月29日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するマーリア市近郊のカルジャブリーン村一帯に潜入し、シリア国民軍の部隊を襲撃、戦闘員5人を殺害した。

また、同地一帯では、シリア国民軍とシリア民主軍、シリア軍が砲撃戦を行ったほか、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、タッル・マディーフ村、ムシャイリファ村、シャイフ・イーサー村、バイルーニーヤ村を砲撃し、タッル・リフアト市でアフリーン郡からの国内避難民(IDPs)1人が負傷した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

オースティン米国務長官はMQ-9に対するロシア軍戦闘機の「危険な接近」に関して、複数のチャンネルを通じてロシア側に懸念を伝え、「無責任な行動」をやめるよう求めていると発言(2023年7月29日)

ロイド・オースティン米国務長官は、豪米外務防衛閣僚協議(AUSMIN)に出席するために、アントニー・ブリンケン国務長官と訪問中のオーストラリアで、シリア領空での米軍のMQ-9無人航空機(ドローン)に対するロシア軍戦闘機の「危険な接近」に関して、複数のチャンネルを通じてロシア側に懸念を伝え、「無責任な行動」をやめるよう求めていると述べた。

ロイター通信(7月29日付)などが伝えた。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていたアムール部族のメンバー5人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や衛生状況を理由に、シリア政府支配地に脱出(2023年7月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていたアムール部族のメンバー5人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や衛生状況を理由に、シリア政府支配下のタドムル市方面に脱出した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合所属の航空機が2023年に入ってロシア軍機に行った「危険な接近」が23回に達していると発表(2023年7月29日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合所属の航空機が2023年に入ってロシア軍機に行った「危険な接近」が23回に達していると発表した。

こうした行為は、4月に2回、5月に1回、6月に4回、7月に5回と増加しているという。

グリノフ副センター長によると、23回のうち11回において、ロシア軍機が兵器誘導システムにさらされたことを記録、これによってロシア軍機の防御システムが自動的に作動、フレア(熱囮弾)の発射にいたったという。

RIAノーヴォスチ通信(7月29日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 29, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県での森林火災の消火現場をマフルーフ地方行政環境大臣とカトナー農業・農業改革大臣が視察(2023年7月29日)

ラタキア県では、SANA(7月28日付)によると、25日に猛暑と乾燥によって発生した森林火災の消火活動が続けられ、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣とムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣が、アーミル・ヒラール県知事、消防隊、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメットでない正規の救急隊)幹部らとともに現地を視察した。


AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー30輌からなる米軍の車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年7月29日)

ハサカ県では、SANA(7月29日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー30輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク領内に移動した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県ザーウィヤ山地方でシリア軍兵士2人を狙撃し、2人を殺傷(2023年7月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、ザーウィヤ山地方のダール・カビーラ村でシリア軍兵士2人を狙撃し、1人を殺害、1人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるトルコマン山地方一帯を砲撃した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県で発生した森林火災の消火活動が続けられ、ラタキア市北、ジャブラ市郊外で鎮火(2023年7月28日)

ラタキア県では、SANA(7月28日付)によると、25日に猛暑と乾燥によって発生した森林火災の消火活動が続けられ、消防隊はラタキア市北のカンジャラ町一帯、ジャブラ市郊外のサハーバ村、ザーマー村でほぼ消火に成功した。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県マアダーン・アティーク村近郊で羊飼い3人を誘拐、羊400頭余りを略奪して逃走(2023年7月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがマアダーン・アティーク村近郊で羊飼い3人を誘拐し、彼らが水を輸送するために使用していたトラクターを破壊、羊400頭余りを略奪して逃走した。

事件発生を受けるかたちで、シリア軍が照明弾などを発射し、追跡を行った。

スリーパーセルは29日になって、羊飼い2人を解放したが、その後住民らが羊飼い1人の遺体を発見した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県カフル・アンマ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室に所属する国民解放戦線の戦闘員1人が死亡(2023年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町一帯を砲撃し、シリア軍が使用していた重機1輛を破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室に所属する国民解放戦線の戦闘員1人が死亡した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュは27日のダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町で発生した爆破テロ事件への関与を認める声明を発表(2023年7月28日)

ダーイシュ(イスラーム国)はテレグラムのアカウントを通じて、27日のダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町で発生した爆破テロ事件への関与を認める声明を発表した。

ダーイシュは声明において、「イスラーム国の戦闘員は、シリア内外のシーア派の巡礼地と目されているサイイダ・ザイナブ地区に対して、シリアの体制やその民兵による厳重な治安体制を突破することに成功し…、約10人を殺害、約40人を負傷させ、首都ダマスカス南の爆破地に物的損害を与えた」と述べ、関与を認めた。

ダーイシュはまた、7月25日に同じくサイイダ・ザイナブ町でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、2人が負傷した事件への関与も認めた。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で国防隊とシリア軍第17師団の陣地複数ヶ所が正体不明の武装集団の攻撃を受ける(2023年7月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ティブニー町に近い砂漠やブーティーヤ村に設置されている国防隊とシリア軍第17師団の陣地複数ヶ所が正体不明の武装集団の攻撃を受けた。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.