使徒末裔連合アッラー・アクバル旅団司令官が反体制武装集団からの離反を宣言、シリアによる化学兵器廃棄をめぐり「海上に浮かべた米国船上で危険化学物質を処理する」との提案が行われたことが明らかに(2013年11月30日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県カラムーン地方で戦う「自由シリア軍」の各部隊は共同声明を出し、「カーブーン戦線」の名で統合したと発表した。

司令官はアブー・アンマール・ガイス氏、前線司令官はカースィル・アブー・ラアド大尉が務めるという。

クッルナー・シュラカー(11月30日付)が伝えた。

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シャバーブ・フダー大隊司令官はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jslQ-mGZHxk)を出し、ダマスカス県・同郊外県などで戦う反体制武装集団6組織が「アジュナード・シャーム・イスラーム連合」として糾合したと発表した。

「アジュナード・シャーム・イスラーム連合」に参加した武装集団は、ハビーブ・ムスタファー旅団、サハーバ旅団大隊、シャバーブ・フダー大隊、アムジャード・イスラーム連合、首都の盾旅団。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーのアブドゥルマジード・マンジューナ弁護士はラジオ・ロザナ(11月30日付)の電話取材に対し、委員会をシリア国民の正統な代表とみなさないとするアラブ連盟のナビール・アラビー書記長の発言に関して「委員会に敵対し、その役割を反故にしようとする姿勢は新しいものではない」と批判した。

また「シリア革命反体制勢力国民連立が自分自身ではなく、11カ国(シリアの友連絡グループ)の諜報機関の命令で決定に従って決定を下していることは周知で、アラビー書記長もこうした点を踏まえて連立に対処している」と非難した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダマスカス県旧市街ウマイヤ・モスク近くに対する迫撃砲着弾(29日)を「革命家が保有する武器で、宗派主義的民兵が攻撃した」と断じ、非難した。

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自由シリア軍参謀委員会東部戦線司令官で使徒末裔連合アッラー・アクバル旅団司令官のサッダーム・ジャマル氏が、ビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=RKSbkbIi79E)で反体制武装集団からの離反を宣言、また反体制武装集団に対して「改悛」し、戦闘を止めるよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', December 1, 2013
Kull-na Shuraka’, December 1, 2013

ダイル・ザウル県で活動してきたというジャマル氏は、アサド政権を打倒するために使徒末裔連合に加わっていたが、アラブ湾岸諸国から武器・資金の支援を受けていることを知り、またアラブ湾岸諸国の諜報機関が、使徒末裔連合の結成を後押ししてきたと証言した。

また、アラブ湾岸諸国など近隣諸国や欧米諸国の諜報機関が、自由シリア軍参謀委員会や軍事評議会の会合に参加し、その活動を直接支援してきたと暴露した。

さらに、サラフィー主義者への対応を協議することが目的だった最近の会合では、某アラブ湾岸国の皇太子、国防省幹部も同席、この皇太子は、シリア軍を標的とした攻撃を行うよう要請したのだという。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立に関しては、某アラブ湾岸国が、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長を盗聴、またその選出そのものも連立の意思を無視した西側の諜報機関の押しつけだったと述べた。

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イスラーム・シャーム自由人運動は声明を出し、ハーン・トゥーマーン村での反体制武装集団の敗北の責任を否定する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とのいかなる共闘も行わないと発表した。

シリア政府の動き

イランを訪問中のワーイル・ハルキー首相ら閣僚使節団は、イランのエスハーク・ジハーンギーリー第一副大統領と会談し、両国間関係、シリア情勢などについて協議した。

SANA(11月30日付)によると、ハルキー首相は「シリアの国土において現在、武装テロ集団とその残党の殲滅に向けたシリア・アラブ軍による大勝利を通じて、勝利の時代が作られようとしている」と述べた。

これに対して、ジハーンギーリー副大統領は「シリア政府はシリア領内において、1人たりともテロリストがいることを許さないだろう」と述べたという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団がマアルーラー市を再び襲撃し、軍と交戦した。

『ハヤート』(12月1日付)によると、マアルーラー市攻撃は、ナブク市に対する軍の包囲の緩和を試みる動きだという。

またシリア人権監視団によると、ナブク市、ヤブルード市、リーマー農場を軍が爆撃する一方、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員とともにナブク市でシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに関連して、シリア革命反体制勢力国民連立は「アサド軍、シャッビーハ、傭兵がダイル・アティーヤ市郊外の農園で民間人35人を虐殺した」と発表した。

一方、SANA(11月30日付)によると、ナブク市周辺、マアルーラー市周辺(サフィール・ホテル周辺)、リーマー農場、ダイル・サルマーン市、ドゥーマ-市郊外、ムライハ市、カイサー市、ハラスター市、アルバイン市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム軍の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またキスワ市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民2人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アルシューナ村、アサーフィラ村を反体制武装集団が襲撃し、両村を制圧し、軍の戦車、兵員輸送車などを捕獲した。

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アレッポ県では、バーブ市で軍がクラスター爆弾を投下し、市民12人を「虐殺」した、とシリア革命総合委員会が主張した。

これに関して、『ハヤート』(12月2日付)は、女性7人、子供4人、戦闘員3人を含む26人が死亡したと報じた。

一方、SANA(11月30日付)によると、ティヤーラ村で軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同村を制圧した。

またアルバイド村、キンディー大学病院周辺、カフルハムラ村、ワディーヒー村、アウラム・クブラー町、アレッポ中央刑務所周辺、ハーン・トゥーマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月30日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、鷹中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月30日付)によると、マアッラシャムシャ市、ワーディー・ダイフ村、ジダール・ブカフルーン市、サルジャ村、アルバイーン山周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月30日付)によると、キースィーン村、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、マハッサ地区、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村周辺、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月30日付)によると、レバノン軍がベカーア県バアルベック郡アルサール地方のワーディー・フマイドでサラフィー主義武装集団に属する男性1人を逮捕した。

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ナハールネット(11月30日付)などによると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で武装集団どうしが交戦し、少なくとも6人が死亡、22人が負傷した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関アフメト・ウズムジュ事務局長声明を出し、シリアの化学兵器の廃棄作業に関して、米国が危険性の高い化学物質(数百トン)について、海上に浮かべた自国船上で処理するとの提案を行ったことを明らかにした。

この提案は非公式の執行理事会でなされたという。

また化学兵器禁止機関によると、無害化が比較的容易な18種類、約800トンの化学物質の廃棄処理に関する公募に対して、企業35社が応じたという。

さらに、化学兵器製造施設18施設のうちの12施設を「産業用」に転換することを求めるシリア政府の申請に対しては、これを認めないことを決定した。

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ローマ法王フランシスコはヴァチカンでギリシャ・カトリック教会アンチオキア(アンタキア)総大司教のグレゴリウス3世ラッハームと会談した。

AFP(11月30日付)によると、会談でフランシスコは「我々は祈りと和解の力を信じている。あらゆる暴力行為から手を引き、すでに多くの被害をもたらしてしまっている問題の公正且つ持続的な解決策を対話を通じて案出するよう改めて呼びかけたい」と述べたという。

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AFP(12月1日付)は、ヨルダンのサラフィー主義消息筋の話として、シリアのダルアー県での戦闘に参加していたサラフィー主義戦闘員のムハンマド・アブー・ラバーダ氏(アブー・ハフス)が重傷を負い、搬送されていた病院で死亡した。

AFP, November 30, 2013, December 1, 2013、al-Hayat, December 1, 2013、Kull-na Shuraka’, November 30, 2013, December 1, 2013,
December 2, 2013、Naharnet, November 30, 2013、NNA, November 30, 2013、Reuters,
November 30, 2013、Rihab News, November 30, 2013、SANA, November 30, 2013、UPI,
November 30, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハルキー首相を団長とするシリアの閣僚使節団がテヘランに到着、同首相はイランが各国と結んだ核開発と制裁解除をめぐる合意を「地域における勝利の序曲」として高く評価(2013年11月29日)

反体制勢力の動き

独立系NGOの共和国研究センター(http://drsc-sy.org/)は、2011年3月から13年10月31日にかけての紛争での死者数をまとめた報告書(http://drsc-sy.org/wp-content/uploads/sites/11/2013/11/Syrian-Statistics-End-of-Oct-2013.pdf、11月7日付)を発表した。

同報告書によると、死者数は95,981人、うちパレスチナ人は1,680人、子供は8,639人、女性は7,670人、拷問による死者は3,252人だという。

また負傷者数は14万9,420人、逮捕者は24万8,957人、失踪者は9万920人にのぼるという。

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シャーム自由人運動(ハッサーン・アッブード)、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、東部地方シャリーア委員会は共同声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏に、「アッラーの法とスンナの裁定」に基づき、ハサカ県ヒシャーム村(CONOCOガス工場)の支配権をめぐる対立を収束させるための介入人を派遣するよう求めたと発表した。

ザマーン・ワスル(11月29日付)が伝えた。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相を団長とするシリアの閣僚使節団がイランの首都テヘランに到着した。

3日間滞在予定中、ハルキー首相ら一行は、ハサン・ロウハーニー大統領、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記らと会談予定。

SANA(11月29日付)によると、テヘランに到着したハルキー首相は、イランの核開発と制裁解除をめぐる米英独仏中ロとの合意に関して、「地域における勝利の序曲であり、シリア国民勝利の始まり」と評した。

国内の暴力

ダマスカス県では、各紙によると、旧市街にあるウマイヤ・モスク近くの住宅地に迫撃砲弾1発が着弾、シリア・アラブ・テレビ(11月29日付)によると、4人が死亡、26人が負傷した。

またヤルムーク区では、反体制活動家によると、同地区への包囲解除を求めるデモが発生、軍がこれに発砲し、多数が死傷したという。

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ダマスカス郊外県では、AFP(11月29日付)によると、軍が、カラムーン地方制圧に向けた作戦を継続した。

シリア人権監視団によると、軍はダイル・アティーヤ市制圧に続いて、ナブク市の奪還をめざしており、同市を包囲しているという。

また同監視団によると、東グータ地方などでの戦闘で、ヒズブッラーの戦闘員17人、アブー・ファドル・アッバース旅団の戦闘員11人が死亡した。

一方、SANA(11月29日付)によると、ダイル・アティーヤ市東部の農場地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区のアムーリー検問所近くで、「自由シリア軍」が軍兵士5人を襲撃・殺害した。

また軍はカーディー・アスカリー地区などを空爆した。

クッルナー・シュラカー(11月29日付)は、複数の活動家の話として、取材のためにアレッポ市カーディー・アスカル地区に入った活動家3人が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)本部近くで、27日に失踪し、現在も行方不明もままだと報じた。

一方、SANA(11月29日付)によると、バーブ市、ハンダラート・キャンプ、フライターン市、アウラム・クブラー町、ヒーラーン村、カフルハムラ村、ワディーヒー村、マンスーラ村、ムスリミーヤ街道、ナイラブ村北部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、マルジャ地区、シャイフ・サイード地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン氏を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月29日付)によると、キースィーン村、ダール・カビーラ村、ラスタン市、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、カラービース地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マスアダ村、ムカイマン村を軍が砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(11月29日付)は、カルアト・マディーク町のモスクのイマームが何者かによって誘拐されたと報じた。

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ダルアー県では、SANA(11月29日付)によると、ヨルダン領からマターイーヤ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

レバノンの動き

NNA(11月29日付)によると、南部県サイダー市郊外のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプで、ファタハとジュンド・シャームが交戦した。

諸外国の動き

AFP(11月29日付)は、複数の外交筋・諜報筋の話として、今年5月以降、欧州各国が、段階的にシリア政府との関係を秘密裏に再開し、月1、2度のペースでダマスカスを訪問し、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長らと会談し、サラフィー主義対策や関係改善などを協議するようになっている、と報じた。

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アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官がベカーア県バアルベック郡アルサール村にあるシリア人避難民キャンプを訪問視察、「ヨルダン、レバノン、トルコ、イラク、エジプトに300万人以上のシリア人が避難している」と警鐘を鳴らした。

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イランのレザー・バカルディー駐アンカラ大使は「イランは、トルコがシリアとの関係を改善するのをあらゆる手段を駆使して支援する用意がある」と述べた。

『ヒュッリイェト』(11月29日付)が伝えた。

AFP, November 29, 2013、al-Hayat, November 30, 2013、Kull-na Shuraka’, November 29, 2013、Naharnet, November
29, 2013、NNA, November 29, 2013、Reuters, November 29, 2013、Rihab News,
November 29, 2013、SANA, November 29, 2013、UPI, November 29, 2013、Zaman
al-Wasl, November 29, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍がイスラーム国やヌスラ戦線などによって占拠されていたダイル・アティーヤ市を完全奪還するなか、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長はジュネーブ2会議からアサド大統領を排除する必要性を改めて強調(2013年11月28日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長はロイター通信とUPIのインタビューに応じ、「ジュネーブ(2大会)に行く準備している」とする一方、アサド大統領については「国家破壊の責任を負う個人が国家建設の責任を負うことはない」と述べ、排除の必要を改めて示唆した。

またイランのジュネーブ2会議参加の是非については、「イランはシリアでの殺戮に明らかに関与している…。イランがシリアの危機解決に真摯に対応したいのなら、まずは革命防衛隊とヒズブッラーの傭兵をシリアから撤退させるべきだ」と非難、参加を拒否する姿勢を示した。

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自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長はドバイのアーン・テレビ(11月28日付)のインタビューに応じ、「革命を行っている者は周知の通り、イスラーム教徒で、我々は皆イスラーム教徒だ…。すべての部隊における教義はイスラーム教であり、イスラーム教から力を得ている」と述べた。

しかし「見ず知らずの外国人がやって来て、我々にイスラーム教を教え込み、我々にさまざまな習慣を押しつけようとしている。そして、誰それがイスラーム教徒で、誰それが無神論者で、誰それが背教者だと分けようとし、斬首さえ行う。おかしなことだ。イスラーム教の穏健さこそ、我々が愛し、誇示しようとしているものなのに」と強調し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を批判した。

また外国人記者などを拉致する反体制武装集団に関して「革命シャッビーハ」と非難した。

さらに、イドリース参謀長は、自由シリア軍への資金、武器弾薬の支援が不充分だと強調し、それが反体制武装集団の統合を妨げ、一部の武装集団のダーイシュやシャームの民のヌスラ戦線への合流をもたらしているとの見方を示した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアディーブ・シーシャクリー氏は、ロシアがリフアト・アサド前副大統領をジュネーブ2会議における反体制勢力の使節団に参加させ、反体制勢力を分断しようと画策していると非難した。

また、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などが、連立の承認を拒否していることに関して「連立もダーイシュを承認しない」と反論した。

さらに、ザフラーン・アッルーシュ司令官率いるイスラーム軍については、「新しい軍で、現地における実態はない」と述べた。

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アブドゥルハリーム・ハッダーム前副大統領は、声明を出し、ジュネーブ2会議開催を主導する米露が、アサド大統領の退陣を明確に要求しないことで「解放、体制打倒、殺戮者の処罰を求めるシリア国民の意思を無視している」と非難した。

そのうえで反体制勢力のジュネーブ2会議への参加が「事態のさらに複雑化させる危険な結果」となると指摘、反体制勢力に大会への参加のボイコットを呼びかけた。

シリア政府の動き

アサド大統領は2013年政令第71号を発し、2013年政令第70号の適用期間を1ヶ月延長し、2013年12月30日までとすることを承認した。

2013年政令第70号(10月29日)は、2013年10月29日以前に犯された軍刑法、兵役法などへの違反(国外逃亡法、国内逃亡法)に対する恩赦を定めた政令。

SANA(10月29日付)が報じた。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダイル・アティーヤ市に潜入していたテロ集団の掃討を完了し、残党の追撃にも成功したと発表した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ハドラー大隊などが占拠していたダイル・アティーヤ市を軍が奪還、完全制圧した。

またAFP(11月28日付)は、軍消息筋からの情報として、軍がナブク市にも突入・制圧し、ヤブルード市に進軍していると報じた。

一方、SANA(11月28日付)によると、軍がダイル・アティーヤ市でのシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の掃討を完了し、同市を完全制圧、またレバノン(ベカーア県バアルベック郡アルサール地方)に逃走を試みた武装集団を追撃、拘束した。

また軍は、ナシャービーヤ町、バハーリーヤ市、イバーダ市、カイサー市、ダイル・アサーフィール市、バービッラー市、ザバダーニー市で、反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月29日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市本部前で、シャーム外国人大隊前司令官のハザン・ジャズラ氏と戦闘員6人を銃殺処刑した。

また、シリア人権監視団によると、ダイル・ハーフィル市を軍が「樽爆弾」などで空爆し、女性・子供を含む11人が死亡、またアレッポ市カーディー・アスカル地区に対しても空爆を行い、5人が死亡した。

一方、SANA(11月28日付)によると、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)周辺、ハンダラート・キャンプ、マアーッラト・アルティーク村、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市ではサラーフッディーン地区、マルジャ地区、ラーシディーン地区、シャイフ・サイード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月28日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またロシア外務省は声明を出し、ロシア大使館のあるダマスカス県アダウィー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、シリア人が死亡、9人が負傷、大使館の本棟および近隣のビルが被害を被ったと発表した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月28日付)は、地元活動家が、シリア軍がダマスカス県のジャウバル区で早朝、化学兵器を使用し、8人が呼吸困難に陥ったと主張していると報じた。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月28日付)が地元の活動家の話として、ラッカ市旧市街の2月23日通りに、スカッド・ミサイルが着弾し、少なくとも市民40人が死亡、200人あまりが負傷したと報じた。

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ダルアー県では、SANA(11月28日付)によると、アトマーン村、ワルダート村、ナースィリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(11月28日付)によると、ブライカ村で、軍が反体制武装集団の拠点を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハサカ県では、SANA(11月28日付)によると、カルアト・ハーディー村、シャッダーディー市一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またクッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、民主統一党のアサーイシュがシリア・クルド国民評議会メンバーのズィナール・スライマーン氏(クルド青年運動)をカーミシュリー市東部郊外の検問所で逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(11月28日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区での反体制武装集団との戦闘で、共和国護衛隊のイサーム・ザフルッディーン准将が重傷を負った。

ザフルッディーン准将はドゥルーズ派で、10月に戦死したジャーミア・ジャーミア少将の後任として、軍事情報局東部地域局長を務めていたという。

レバノンの動き

ビント・ジュベイル.org(11月28日付)やムスタクバル・テレビ(11月28日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘で死亡したヒズブッラーの戦闘員の司令官、ウィサーム・シャラフッディーン氏の葬儀が南部県の生地リシュクナニーヤ村で行われたと報じた。

シャラフッディーン氏は「ナスルッラー師」の名で呼ばれていた。

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NNA(11月28日付)などによると、北部県トリポリ市ザフリーヤ地区で、ジャバル・ムフスィン地区住民3人が何者かに撃たれ、負傷した。

この直後、バーブ・タッバーナ地区に何者かが手榴弾を投げ込んだ。

諸外国の動き

アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は、RT(11月28日付)に対し、連盟がシリア革命反体制勢力国民連立をシリア人の代表として支持していると改めて述べるとともに、民主的変革諸勢力国民調整委員会をシリア国民の正統な代表とはみなさないとの意思を示した。

そのうえで、アラブ連盟の代表権を連立が要求してきたことを明らかにしたうえで、ジュネーブ2会議の結果をふまえたうえで、現在凍結中のシリア代表権の凍結解除を行うと述べた。

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国連安保理はメディア声明(SG/SM/15504、http://www.un.org/News/Press/docs//2013/sgsm15504.doc.htm)を発表し、シリア駐在のロシア大使館が迫撃砲で襲撃された事件を強く非難した。

同声明は「安保理加盟国は、この醜いテロ襲撃行為に憤りを覚えるとともに、犠牲者の遺族や負傷者に慰問の意を表す」として、「いかなるテロリズムも、世界の平和と安全に対する最も恐ろしい脅威であり、テロリズムは、いつ、いかなる場所、それが誰であろうと、いかなる動機であって実施されようとも、全て犯罪行為であり、その罪を逃れることは出来ない」と強調した。

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『読売新聞』(11月29日朝刊)によると、シリア政府は現在廃棄作業を進めている化学兵器製造施設18施設のうちの12施設を「産業用」に転換する申請を化学兵器禁止機関に対して行った。

同申請は26日の化学兵器禁止機関執行理事会で審議され、目的を明確にするようシリア側に打診、29日に再協議されるという。

AFP, November 28, 2013、al-An TV, November 28, 2013、Bintjbeil.org, November 28, 2013、al-Hayat, November 29, 2013、Kull-na Shuraka’, November 28, 2013、al-Mustaqbal TV,
November 28, 2013、Naharnet, November 28, 2013、NNA, November 28, 2013、Reuters,
November 28, 2013、Rihab News, November 28, 2013、RT, November, 28, 2013、SANA,
November 28, 2013、UPI, November 28, 2013、『読売新聞』2013年11月29日朝刊などをもとに作成。

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シリアがジュネーブ2会議開催の日程が2014年1月22日に決定されたことへの歓迎を表明するなか、トルコのダウトオール外務大臣がイランを訪問し同国大統領および外務大臣と会談(2013年11月27日)

反体制勢力の動き

イスラーム戦線は「イスラーム戦線憲章:ウンマ計画」(http://all4syria.info/wp-content/uploads/2013/11/ميثاق-الجبهة-الإسلامية.pdf)を発表し、自らの活動方針およびヴィジョンを発表した。

「イスラーム戦線憲章」は、序論、結論、および4部からなり、イスラーム戦線を「政権の完全打倒とアッラーの法に主権が帰するイスラーム国家の建設をめざすイスラーム的・包括的な政治・軍事・社会体」と位置づけている。

第1部では、イスラーム戦線がいかなる外国勢力にも従属しない独立した組織だと明言、その存在と活動方針がイスラームから発していると主張している。

また武装集団を単一の軍事組織へと統合するために活動するとしている。

第2部では、体制の完全打倒、現体制の行政、軍事、司法の停止、政権幹部の処罰、独立イスラーム国家の樹立、社会復興のための資源・財の運営、社会におけるイスラーム的アイデンティティの保持、というイスラーム戦線の目標が明示されている。

第3部では、シリア分割への拒否の姿勢を強調される一方、外国との関係に関しては、「政治化されない」ことを条件に支援を歓迎すると主張している。

第4部では、世俗主義、民主主義、市民国家、クルド問題、マイノリティ問題、外国人戦闘員(ムハージリーン)などに関するイスラーム戦線の姿勢が説明されている。

このなかで、イスラーム戦線は、世俗主義、議会制民主主義、市民国家を「専制と権利喪失を見出すことができる」として拒否する一方、クルド人、マイノリティ、外国人戦闘員の権利を尊重するとしている。

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シリア自由人旅団は声明を出し、各地の司令官の人事改編を行うとともに、第16師団からの脱会を発表した。

クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、第16師団はバドル殉教者旅団が指導する武装集団の連合体で、当初はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)も参加していたが、旅団とダーイシュの対立を受け、ダーイシュが脱会を発表していたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立メンバーでシリア・クルド左派党のシャッラール・カッドゥー氏は、民主統一党が推し進める西クルディスタン移行期民政局評議会に関して、「シリアの国土保全をめざすものでなく…、クルド人地域住民の自治に反する」と批判した。

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イフバーリーヤ・チャンネル記者のムハンマド・タウフィーク・サギール氏とカメラマンのジャミール・トゥース氏が、ハサカ県ラアス・アイン地方で「自由報道連合」(クルド最高委員会)の許可無く取材活動を行い、「シリア軍が同市を解放した」とのリポートを行った直後、アサーイシュに逮捕された。

クッルナー・シュラカー(11月27日付)が伝えた。

シリア政府の動き

SANA(11月27日付)は、外務在外居住者省高官の話として、「シリア・アラブ共和国は国連潘基文事務総長がジュネーブ2会議開催の日程を2014年1月22日に決定したことを歓迎する」と報じ、アサド大統領の指示に沿ってシリアが正式な使節団を派遣することを改めて確認した。

また「移行期間においてアサド大統領の居場所はない」と主張する西側諸国の外務大臣らの発言に関しては、「植民地時代を想起させるものであり…、こうした国の政府を孤立させる」と非難した。

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アサド大統領はイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行い、イランの核開発問題の進展などについて協議した。

アサド大統領は会談で、ジュネーブでのイランと米英独仏中ロの6カ国の核開発縮小と制裁緩和に関する合意に祝意を示すとともに、開発途上国が平和的核エネルギーを手に入れる権利を確立した、と賞賛した。

一方、ロウハーニー大統領は、イランがシリア国内のテロとの戦いにおいてシリアを支持するとの姿勢を表明した。

SANA(11月27日付)が報じた。

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クッルナー・シュラカー(11月27日付)は、アブー・ファドル・アッバース旅団が、ダマスカス郊外県で捕捉した反体制武装集団の負傷者を拷問にかけ、シリアの衛星放送がアル=カーイダのメンバーだと断じる映像を配信している、と報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のマルジュ・スルターン村で、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦し、シリア人戦闘員12人と外国人戦闘員5人が死亡した。

同監視団によると、軍はヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援を受け、反体制武装集団の進軍を止めることに成功したという。

一方、SANA(11月27日付)によると、軍がカーラ市の西に位置するアイン・バイダー農場で反体制武装集団を掃討し、同市を制圧した。

また、ダイル・アティーヤ市、ナブク市、バービッラー市、ダイル・アサーフィール市、ザマルカー陸橋、ハラスター市、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対し、反体制武装集団はジャルマーナー市、アドラー市の警察団地などに迫撃砲で攻撃を加え、子供1人が死亡、市民多数が負傷した。

他方、ダマスカス郊外県革命調整連合のユースフ・ブスターニー報道官は、クッルナー・シュラカー(11月27日付)の電話取材に対し、東グータ地方での戦闘で「自由シリア軍」がヒズブッラーの戦闘員250人以上を殺害、ヒズブッラーとアブー・ファドル・アッバース旅団の戦闘員約100人を捕捉したと主張した。

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クナイトラ県では、シリア革命総合委員会が、ビイル・アジャム地方のハワーリド中隊基地を「自由シリア軍」が完全制圧したと主張した。

同委員会によると、「自由シリア軍」は早朝から、「タウヒードの夜明け」と銘打って、クナイトラ県での戦闘を激化させたのだという。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、26日から、ウガイバシュ村で、民主統一党人民防衛隊がムハンマド軍、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と激しく交戦し、サラフィー主義戦闘員10人以上を殺害し、同村を制圧、民家50件を焼き討ち、「自由シリア軍」やシャームの民のヌスラ戦線を支持していた住民6人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア革命総合委員会が、アサド政権を支援する外国人戦闘員が拠点としているイドリブ市内の「人民軍」の本部や、競技場近くの「シャッビーハ」拠点を「自由シリア軍」が戦車で砲撃したと主張した。

また『ハヤート』(11月28日付)によると、軍はカフルタハーリーム町、アイン・ラールーズ市を空爆した。

一方、SANA(11月27日付)によると、カフルタハーリーム町で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカフルルーマー村からアルバイーン山、マアッラト・ヌウマーン市方面に潜入しようとした武装集団を軍が撃退したほか、アルバイーン山周辺、アイン・シーブ村、カフルジャーリス村、ヒーシュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(11月28日付)によると、複数の活動家が、ナワー市のコンコース大隊基地を「自由シリア軍」が攻撃する一方、軍がブスル・ハリール市、タスィール町、ナーフタ町を空爆したと主張した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月28日付)によると、複数の活動家が、「自由シリア軍」がヌッブル市、ザフラー町を砲撃する一方、シャイフ・ユースフ市周辺に位置する丘陵地帯を制圧したと主張した。

またシリア人権監視団によると、アレッポ市のシャイフ・サイード地区で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、サラフィー主義戦闘員20人を殺害した。

一方、SANA(11月27日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、サラーフッディーン地区に潜入を試みた反体制武装集団を軍が撃退した。

また、バナーン町、ハーン・アサル村、マスカナ市、ハイヤーン町、マアーッラト・アルティーク村、ハンダラート・キャンプ、バービース村、ワディーヒー村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、アッザーン市、カフルダーイル村、アウラム・クブラー町、アレッポ市カースティールー地区、アイタイン市、ムスリミーヤ村、シャイフ・ナッジャール市、アレッポ市ブスターン・カスル地区、スッカリー地区、シャイフ・サイード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月27日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月27日付)によると、ガーブ地方サルマーニーヤ村で、軍が反体制武装集団を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(11月27日付)によると、タッルドゥー市、カフルラーハー市、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月27日付)によると、ムサイフラ町で、シャリーア法廷本部を軍が攻撃・破壊、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷した。

またダルアー市各所、アトマーン村、ナースィリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月27日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、シューラー村、マヤーディーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

クッルナー・シュラカー(11月27日付)は、レバノンの信頼できる複数の消息筋からの情報として、シリア軍が9月に化学物質をレバノン国内に移転させ、化学兵器国際機関の査察をかわしていたと報じた。

同報道によると、化学物質は、シリア国境に近いベカーア県バアルベック郡マシュルーア・カーア=ジャウラ地方に9月7日に運び込まれたのだという。

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AFP(11月28日付)は、フサイン・ハーッジ・ハサン農業大臣(ヒズブッラー)の甥アリー・リダー・フアード・ハーッジ・ハサン氏(22歳)が27日、ヒズブッラーの戦闘員3人とともに、ダマスカス郊外県カラムーン地方での戦闘で死亡したと報じた。

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『ワールド・トリビューン』(11月27日付)は、レバノンの複数の消息筋の話として、ヒズブッラーが対シリア国境地域などで、イランの無人戦闘機200機を使用して、偵察・監視活動を行っていると報じた。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がイランを訪問し、ハサン・ロウハーニー大統領、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣らと会談、シリア情勢などについて協議した。

イラン通信(IRNA)によると、会談でダウトオール外務大臣は「人道支援、戦争停止、避難民の帰還、テロリストの追放と治安回復、平和的な問題の正常化」といった点でイラン大統領と意見の一致を見たという。

一方、ザリーフ外務大臣は、イラン、トルコ両国がジュネーブ2会議開催前にシリア国内での戦闘を停止すべく互いに努力し合うだろうと述べた。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣は、ジュネーブ2会議に、イラク、ヨルダン、レバノン、トルコの代表も参加することになるだろうと述べるとともに、シリア政府の使節団団長がワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣になるだろうとの見方を示した。

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は声明を出し、1月22日開催予定のジュネーブ2会議ジュネーブ2会議に関して、シリア政府の使節団にアサド大統領は参加しないと発表した。

ただし、アサド大統領は、ジュネーブ2会議の使節団を率いることはないとこれまでにたびたび明言している。

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『ハヤート』(11月28日付)は、イラク・クルディスタン地域政府の治安当局が、シリアで反体制武装活動を行うサラフィー主義集団に参加していたクルド人1人を逮捕したと報じた。

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クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、ベルギー当局は、シリアへの帰国を拒否した駐ブリュッセル・シリア大使館に勤務していたフサイン・S氏の滞在期間を1年間延長することを決定した。

AFP, November 27, 2013, November 28, 2013、al-Hayat, November 28, 2013、Kull-na Shuraka’, November 27, 2013、Naharnet, November
27, 2013、Reuters, November 27, 2013、Rihab News, November 27, 2013、SANA,
November 27, 2013、UPI, November 27, 2013、The World Tribune, November 27, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長がアラブ連盟事務総長およびエジプト外務大臣と会談、アラブ連盟内のシリア代表ポストを求める申請を数日以内に出すことを明らかに(2013年11月26日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏(議長顧問)は、ジャズィーラ・チャンネルがフェイスブックを通じて行った対話のなかで、イスラーム軍司令官のザフラーン・アッルーシュ氏の姿勢を非難した。

サーラ氏はこのなかで「ザフラーン師には、事態を見聞できないという問題があり、また多くのシリア人が言っていることをおそらく理解できていない…。彼が自分の意見を言うことは好ましいし、当然の権利だが、自分がシリア人の唯一の代弁者だとするのは時期尚早だ」と述べた。

ザフラーン司令官は以前、「イスラーム国家を望んでいないシリア人を一人も知らない」と述べていた、という。

クッルナー・シュラカー(11月26日付)が伝えた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部はAKI(11月26日付)にジュネーブ2会議開催に先立って、反体制勢力の合意のもとに使節団を統合すべきだと述べた。

同幹部は、シリアの民主的移行プログラムをすべての反体制勢力が受け入れるための対話会合をあらかじめ開催し、そのなかでジュネーブ2会議の使節団メンバーについても合意されるべきだと主張した。

また使節団統合の方法をめぐって、同幹部は、シリア革命反体制勢力国民連立の使節団に調整委員会メンバーが加わることを拒否していると述べた。

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シリア・イスラーム解放戦線のアフマド・イーサー・シャイフ司令官(シャームの鷹旅団司令官)は声明を出し、イスラーム戦線結成を受け、シリア・イスラーム解放戦線を解体すると正式に発表した。

シリア・イスラーム解放戦線はイドリブ県ザーウィヤ山で2012年9月12日に結成され、アンサール・イスラーム(ダマスカス県および同郊外県)、ファールーク大隊(各地)、シャームの鷹旅団(各地)、ダイル・ザウル革命家評議会、アムル・ブン・アース旅団(アレッポ)、クルドの鷹大隊(ハサカ県、ヒムス県)、ヒムス・アディーヤ大隊、ムハンマド・ブン・アブドゥッラー大隊、殉教者アフマド・アウダ大隊、ヒムスの砦大隊、バーバー・アムル殉教者大隊、フルサーン・ハック大隊、バッラー・ブン・マーリク大隊、アブドゥッラー・ブン・マスウード大隊、ジュンドッラー大隊、ヒムスの鷹大隊、国民解放運動(ファーティフ・ハッスーン)、ズー・ヌーライン大隊、イーマーン旅団(ハマー県)、イッズ・ブン・アブドゥッサラーム大隊、ナースィル・サラーフッディーン大隊(クルド山)からなっていた。

なおシャイフ司令官はイスラーム戦線のシューラー評議会議長を務める。

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クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(アレッポ国)は声明を出し、男性教員が学校で女子生徒に教えること、および男女共学の授業開講を禁じる決定を下したと発表した。

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アレッポ県シャリーア評議会は声明を出し、イスラーム軍の結成による反体制武装集団の統合に祝意を示すとともに、アサド政権打倒を実現するよう呼びかけた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長はエジプトを訪問し、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長、ナビール・ファフミー外務大臣と会談した。

エジプト外務省報道官によると、会談では、ジュネーブ2会議開催に向けた準備などが協議され、ジュネーブ合意(2012年6月)を実行するかたちですべての当事者の政治的意思を実現し、会議を成功させることが重要だという点で意見が一致したという。

一方、ジャルバー議長は会談後、連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣によるアラブ連盟内のシリア代表ポストの獲得に関して協議したことを明らかにしたうえで、数日中に連盟に正式に申請すると述べた。

アラブ連盟は2013年3月の首脳会議で、「行政委員会」(暫定政府)発足を条件にシリア革命反体制勢力国民連立に代表ポストを付与することを決定していた。

またジュネーブ2会議への参加に関して、「最終的な決定はまだしていないが、ジュネーブ2に向かうという真の精神を持ってはいる。シリア政府こそが大会に行きたくないと考えており、ロシアの圧力がなければ拒否すると考えている…。ジュネーブ合意に基づいて対話がなされれば、我々にとって有益なものとなろう…。しかし、バッシャール・アサドには移行期において何らの役割はない。これだけは確固たるものだ」と述べ、アサド政権の退陣を参加の条件とする意向を示した。

また「イランはシリアの占領国だ。我々シリア国民を多数殺してきた。我々はイラン・イスラーム革命防衛隊の撤退を求めてきたし、ヒズブッラーにシリアからの撤退を求めている…。いかなる政治プロセスも、イラン、レバノン、イラクの過激な民兵を排除したかたちで進められるべきだ」と述べた。

しかし、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)やシャームの民のヌスラ戦線の活動に関して言及することはなかった。

他方、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は声明を出し、潘基文国連事務総長が1月22日にジュネーブ2会議を招集すると発表したことに関して、「日程に関して今のところ正式な決定を受け取っていないが歓迎する」と述べた。

リハーブ・ニュース(11月26日付)が伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立の使節団の一人としてジュネーブを訪問していたアブドゥルアハド・アスティーフー氏は、リハーブ・ニュース(11月26日付)に対して、国際社会、とりわけロシアが、アサド政権による暴力停止、人道回廊の設置などに向けて圧力をかけていなかったため、ジュネーブ2会議をめぐるアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表、米露高官との会談は必ずしも前向きではなかったと述べた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方のヤブルード陸橋近くで、軍、国防隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などからなるサラフィー主義武装集団と激しく交戦した。

Champress, November 26, 2013
Champress, November 26, 2013

ダーイシュ、ヌスラ戦線、ハドラー大隊などによるダイル・アティーヤ市制圧に伴う国際幹線道路封鎖解除をめざした動きだという。

また東グータ地方のバイト・サフム市では、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、反体制武装集団の進軍を阻止すべく、ダーイシュ、ヌスラ戦線、ハビーブ・ムスタファー旅団大隊などと交戦した。

クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、東グータ地方ダイル・サルマーン市での戦闘で、カアカーア旅団司令官のアブドゥルガユール・ダルウィーシュ氏が死亡した。またシリア人権監視団によると、同司令官の他にも反体制武装集団戦闘員8人が死亡した。

ダルウィーシュ氏は、カアカーア旅団を率いる前は、ハビーブ・ムスタファー旅団の司令官を、さらにそれ以前はアビー・ウバイダ・ブン・ジャッラーフ大隊司令官を務めていた。

一方、SANA(11月26日付)によると、バービッラー市、ザバダーニー市、カラムーン山地一帯、バハーリーヤ市、カースィミーヤ市、ダイル・アサーフィール市、ナシャービーヤ町一帯、アルバイン市、ダイル・アティーヤ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ムスタファー旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、ダイル・アティーヤ市では、反体制武装集団が救急車を爆弾で爆破し、医師5人、看護師5人、運転手2人を殺害した。

また、ベイルート行きのバス・タクシーの発着所で知られるスーマリーヤ・バス発着所前で、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車を爆発させ、女性・子供を含む市民11人が死亡、35人が負傷した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(イドリブ国)が声明を出し、「解放作戦」の開始と、イドリブ県作戦司令室の結成を宣言した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が「バラカ作戦」を開始、イラクからの戦闘員を派遣すべく、シリア・イラク国境地帯に設置された土壁(割り塚)の破壊を開始した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マーリキー地区、マイサート広場、バグダード通りに、迫撃砲弾が複数発着弾した。

また、クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、11月12日にPLO駐ダマスカス大使とシリア政府高官の間で行われたダマスカス県ヤルムーク区での「中立化」に向けた協議を受け、パレスチナ人以外の武装集団がヤルムーク区からの撤退を始めた。

一方、SANA(11月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月26日付)によると、ザーラ村の農場、カルアト・ヒスン市、ガースィビーヤ村、ドゥワイル市周辺、ヒムス市カラービース地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月26日付)によると、反体制ジャーナリストのムハイミン・ハラビー(マーリク・ワスミー)氏が、アレッポ市東部郊外で武装した何者かによって拉致された。

一方、SANA(11月26日付)によると、キンディー大学病院周辺、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、バービース村、アルバイン市、クワイリス村、ハンダラート・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ県では、マルジャ地区、アンサーリー地区、ブスターン・カスル地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月26日付)によると、インヒル市、サナマイン市、タスィール町、ダルアー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月26日付)によると、ハントゥーティーン村、マアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、ナフリヤー市、アイン・ラールーズ村、ハーミディーヤ市、ジャーヌーディーヤ町、カストゥーン村、アルバイーン山周辺、アブー・ズフール市、タッル・サラムー村、イブリーン村、クライズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月26日付)によると、アスィール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月26日付)によると、サルマー町、ワーディー・ハズィーリーン、ガマーム村、ハドラー村、アイン・カンタラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、ジュネーブでの特別会合に、シリアでの国連の人道支援活動に関する非公式文書を提出した。

ロイター通信(11月26日付)が入手したこの文書において、アモス事務次長は、650万人のシリア人が国内で避難生活を余儀なくされている一方、これとは別に220万人が国外に避難したとの数値を報告した。

またシリア国内では、930万人(その半分は子供)が支援を必要とし、また治療を必要としている患者の数が57万5,000人に達することを明らかにした。

一方、シリア政府の対応に関して、アモス事務次長は、政府軍が包囲するダマスカス郊外県のムウダミーヤト・シャーム市、東グータ地方、ダーライヤー市、ヒムス県ヒムス市旧市街、ダマスカス県ヤルムーク区への国連チームによる人道物資の搬送が拒否されたことを明らかにした。

これらの地域には約18万人の住民がとどまっているという。

また反体制武装集団も、アレッポ県ヌッブル市、ザフラー町を包囲し、同地で暮らす約4万5,000人の住民に支援物資を届けることを妨害している、と指摘した。

国連による人道支援物資の搬入に関しては、シリア政府を唯一のチャンネルとし、タルトゥース港、ラタキア港、レバノンとヨルダンの指定された国境通行所を経由しているほか、イラクのヤールービヤー国境通行所経由での搬入をシリア政府許可(11月20日)したことを明らかにした。

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『ハヤート』(11月27日付)は、ジュネーブ2会議開催の準備が進められるなか、欧州各国の専門家らが、シリア革命反体制勢力国民連立の幹部らに、国際会議での交渉術やそのしくみなどを教練している、と報じた。

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エジプトのナビール・ファフミー外務大臣は、潘基文国連事務総長が1月22日にジュネーブ2会議を招集すると発表したことに歓迎の意を示した。

リハーブ・ニュース(11月26日付)が伝えた。

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ロイター通信(11月26日付)は、トルコのシャンウルファ市などの青年数百人が、シリアに潜入し、サラフィー主義武装集団に参加しており、トルコ社会の不安が高まっている、と報じた。

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ロイター通信(11月26日付)によると、スウェーデン大使館は、シリア国内で取材中にスウェーデン人記者2人が失踪したと発表、その行方を調査していると発表した。

AFP, November 26, 2013、AKI, November 26, 2013、al-Hayat, November 27, 2013、Kull-na Shuraka’, November 26, 2013、Naharnet, November 26, 2013、Reuters, November 26, 2013、Rihab News, November 26, 2013、SANA, November 26, 2013、UPI, November 26, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム国がアティマ村内および避難民キャンプ内でメディア関係者らに対する大規模な逮捕キャンペーンを実施、シリア民主主義者連合が民主統一党のムスリム共同党首に対し「西クルディスタン移行期民政局」評議会発足の決定を撤回するよう求める(2013年11月25日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月25日付)は、住民らの話として、イドリブ県の対トルコ国境に位置するアティマ村を制圧したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、村内および避難民キャンプ内で、活動家に対する大規模な逮捕活動を行っていると報じた。

同報道によると、ダーイシュはメディア関係の活動家の摘発に力点を置いているという。

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クッルナー・シュラカー(11月25日付)によると、ハサカ県タッル・ハミース市一帯で戦う反体制武装集団が「第114旅団」の名で統合した。

第114旅団に参加した武装集団は以下の通り:

ムラービティーン大隊
ファジュル・タウヒード大隊
ウスマーン・ブン・アッファーン大隊
メソポタミア自由人大隊
ウサーマ・ブン・ザイド大隊
フルサーン・スンナ大隊

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シリア民主主義者連合は声明を出し、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首に、西クルディスタン移行期民政局評議会発足の決定を撤回するよう求めるとともに、こうした自治行政府の一方的な設置が「革命が祖国分断のために行われているという印象を与える」と批判した。

シリア政府の動き

アサド大統領は2013年法律第23号を発し、法務省の傘下に最高司法学院の設置を承認した。

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外務在外居住者省は国連安保理議長、事務総長に宛てて書簡を提出し、カタールやサウジアラビアなどが支援するサラフィー主義武装集団が、シリアの歴史的文化遺産やキリスト教徒を標的とした「野蛮な戦い」を行っていると報告、厳正なる対応を求めた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方マルジュ・スルターン村での軍とサラフィー主義反体制武装集団との戦闘で、ヒズブッラーの戦闘員5人が死亡、12人が負傷した。

同監視団によると、東グータ地方での戦闘は、ヒズブッラーが数百人の戦闘員を派遣し、主導しているという。

これに関連して、ナハールネット(11月25日付)などは、反体制活動家がインターネット上に、目隠しされ、両手を縛られた軍服姿の複数男性の写真を、東グータ地方の戦闘で捕捉したヒズブッラーの戦闘員だとして公開している、と報じた。

このほか、シリア人権監視団によると、軍はザバダーニー市、ナブク市、ヤブルード市一帯を空爆し、またナブク市などで軍、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

『ワタン』(11月25日付)によると、軍がダイル・アティーヤ市周辺に再展開し、同地奪還の準備を本格化させた。

一方、SANA(11月25日付)によると、ナバクし、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、バハーリーヤ市周辺、ジャルバー市、サクバー市、アルバイン市、アイン・フィージャ町、ザバダーニー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イブン・タイミーヤ大隊、ムハージリーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、アッバースィーイーン地区、マズラア地区に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月25日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シャイフッディーン地区、アッバースィーイーン地区、オートストラード・アダウィー地区に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、複数の市民が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍がムサイフラ町、シャイフ・マスキーン市、ウンム・ワラド村を砲撃・空爆する一方、カフルシャムス町、ナースィリーヤ村で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がジャラーブルス市の地元評議会を制圧する一方、反体制武装集団がアレッポ市南部のカーシューティーヤ村、バーシュクウィー村を制圧した。

またアレッポ市ではシャイフ・マクスード地区の軍拠点を反体制武装集団が襲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ズィルバ村、アレッポ市カースティールー地区、ワディーヒー村、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、フライターン市、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マスカナ市、アウラム・クブラー町、シャイフ・ナッジャール市、アズィーザ村、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アレッポ市ジャミーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民11人が死亡、20人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スーハー村、サフサーフィーヤ検問所などで軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、サフサーフィーヤ村近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、ジャウラト・シヤーフ地区を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、ラスタン市、バルダイヤート村、ザーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月25日付)によると、サルジャ村、ナフリヤー市、ジャディーダ村、アブー・ズフール市、タッル・サラムー村、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月25日付)によると、タッル・ガザール地方、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月25日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月25日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区の街道を走行中だったシリアのトラック複数台(積み荷はリン酸塩)に何者かが発砲、ドライバー1人(シリア人)が負傷した。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は党機関誌『アンバー』で、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラク大使館近くでの同時自爆テロを、ヒズブッラーのシリアで活動の結果だとする3月14日勢力各党の批判に関して「結びつけることは正しくない…。こうした連中はいわゆるタクフィール主義集団を掌握する能力をほぼ持っていない…。タクフィール主義的手法を作り出した者が今度はそれと敵対しているだけだ。こうしたセンシティブな問題に巻き込まれないよう気をつけねばならない」と述べた。

諸外国の動き

AFP(11月25日付)は、ヨルダン公式筋の情報として、シリア人避難民約10万人がこれまで自発的に帰国したと報じた。

同消息筋によると、現在ヨルダン領内には56万9,000人のシリア人避難民がおり、うち12万858人がザアタリー・キャンプなどの難民キャンプに収容されている。

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ヨルダンのサラフィー主義イデオローグのイサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)は獄中で、シリアのサラフィー主義戦闘員たちに、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓うにあたって慎重を期するべきだと述べた。

ジハード主義潮流の指導者ムハンマド・シャラビー氏(アブー・サイヤーフ)が『ハヤート』(11月26日付)宛書簡のなかで明らかにした。

バルカーウィー(マクディスィー)氏は「アブー・バクル・バクダーディー氏に…忠誠を誓うことについて、ムジャーヒドゥーンに義務として求めるアブー・フマーム・アサリー氏らに、検討を要する…重大な事柄をウンマに義務づけるファトワーを発するにあたっては慎重を期するよう呼びかける」と述べたという。

また「アサリー氏らが人々の間の意見対立の原因となってはならない。シャリーアが意図しているのは、すべての隊列を糾合し、それを分かたないことにあるからだ」と付言した。

『ハヤート』(11月26日付)によると、アブー・フマーム・アサリー氏とは、アレッポ県で反体制武装活動を行うバーレーン人指導者で、インターネットを通じたファトワー発布の「イスラーム法的顧問」だという。

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イラク・クルディスタン地域政府は、クルド人青年のシリアのアル=カーイダ系組織への参加の実態調査・対処を目的とする委員会を設置することを閣議決定した。

委員会は内務大臣を委員長とする。

イラク・クルディスタン地域政府のマリーワーン・ナクシュバンディー宗教問題大臣によると、100人から150人のクルド人青年がシリアに潜入し、アル=カーイダ系の組織に参加し、うち9人(16~25歳)が死亡したという。

戦闘員の多くはスライマーニーヤ県ハラブジャ郡出身者だという。

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国連報道官は、潘基文事務総長が来年1月22日にジュネーブ2会議を招集し、2012年6月のジュネーブ合意の実現をめざすと発表した。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、1月22日のジュネーブ2会議招集(予定)に関して、移行期政府樹立の「最善の機会」と歓迎の意を示した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、ジュネーブ2会議に関して、「政治的移行は、アサドがシリアの将来において役割を担わないことを意味する。シリア革命反体制勢力国民連立の(大会への)参加を大いに歓迎する。同連立が反体制勢力使節団の核をなし、ジュネーブ2のプロセスを通じて拡大・継続することを支持している」と述べた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は訪問先のローマでローマ法王フランシスコと会談した。

ヴァチカン市国の発表によると、会談は35分間に及び、シリア情勢の平和的解決に向けたイニシアチブを発揮する必要などが確認されたという。

AFP, November 25, 2013、al-Hayat, November 26, 2013、Kull-na Shuraka’, November 25, 2013、Naharnet, November 25, 2013、NNA, November 25, 2013、Reuters, November 25, 2013、Rihab News, November 25, 2013、SANA, November 25, 2013、UPI, November 25, 2013、al-Watan, November 25, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がブラーヒーミー共同特別代表や米露高官らと会談しジュネーブ2会議の開催延期を求めるなか、ダマスカス郊外県では軍がイスラーム国などのサラフィー主義武装集団と激しく交戦(2013年11月24日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月25日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がジュネーブを訪問し、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表、米露高官と会談、ジュネーブ2会議の開催を2014年2月に延期するよう求めた。

延期要請の理由は、武装集団との調整に時間が必要なためだという。

使節団は、バドル・ジャームース書記長(団長)、アブドゥルカリーム・バッシャール氏、ナズィール・ハキーム氏、アブドゥルアハド・アスティーフー氏からなる。

シリア政府の動き

外務在外居住者省高官は、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「イラン国民の国益を保障し、核エネルギーの平和的利用の権利を同国に付与する歴史的合意」と賞賛した。

SANA(11月24日付)が伝えた。

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SANA(11月24日付)は、人民議会予算委員会で、新IDカード発行予算2,800ユーロ相当を含む内務省の予算が承認されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方(ウタイバ村一帯)で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるサラフィー主義武装集団が交戦し、双方に100人以上の死者が出た。

反体制武装集団の死者数は55人で、うちダーイシュの戦闘員が41人、司令官も7人だという。

またシリア軍側の死者数は56人で、うちシリア軍兵士が36人、アブー・ファドル・アッバース旅団と国防隊の戦闘員が20人だという。

なお戦闘に巻き込まれ、反体制組織に同行していた記者5人も死亡した。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月24日付)によると、死亡した記者のうち4人がイスラーム軍の記者、1人がダマスカス郊外革命指導評議会報道官。

この戦闘に関連して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」がダマスカス国際空港に近いダマスカス郊外県の6市を制圧し、東グータ地方への兵站路を確保するという「大勝利」を収めたと発表した。

連立によると、制圧されたのは、ザマーニーヤ市、カイサー市、バハーリーヤ市、カースィミーヤ市、ダイル・サルマーン市、ダイル・アティーヤ市。

また同声明によると、「自由シリア軍」はアレッポ市各所、ラタキア県ドゥーリーン高地などでも進軍を続けており、これらは「合同軍事作戦の計画・実施の調整の結果」なのだという。

ダマスカス郊外県ではこの他にも、ナブク市などが軍の空爆を受けた。

一方、SANA(11月24日付)によると、バービッラー市、ダイル・アティーヤ市、カーラ市、バハーリーヤ市・カースィミーヤ市回廊、シャーミーヤ村周辺、ダイル・サルマーン市周辺、ハラスター市、アドラー市、アルバイン市、ザマルカー回廊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、アバービール・ハウラーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム(ダーイシュ)とシャーム自由人運動などからなるサラフィー主義武装集団が、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道を制圧した。

しかし、SANA(11月24日付)によると、シリア軍消息筋は、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道が制圧されたとするシリア人権監視団の発表を否定した。

一方、SANAによると、アレッポ市ラーシディーン地区、シャイフ・サイード地区、サーフール地区、ジュダイダ地区、ハーン・トゥーマーン村、ワディーヒー村、クワイリス村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、ナッカーリーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月24日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、特殊任務中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月24日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、タイバ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、マシュラファ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月24日付)によると、イドリブ市南東部、ハーミディーヤ村・ワーディー・ダイフ村間、マアッラトミスリーン市郊外、アブー・ズフール市郊外、サラーキブ市、ビンニシュ市、サルミーン市、ラーミー村、ナフリヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月24日付)によると、ダルアー市各所、ムアーウィヤ村、アトマーン村、タファス市、ヒーラーン村、ナースィリーヤ村、タイバ町・アルシューナ村間で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア革命総合委員会が、マンスーラ村のイマーム・ガザーリー学校に対して軍が砲撃を加え、子供5人が死亡、市民6人が負傷したと主張した。

レバノンの動き

ナビーフ・ビッリー国民議会議長はイランを訪問し、アリー・ラリージャーニー国会議長と会談した。

会談後、ビッリー議長は空港で、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「政治は今後、イラン、とくにテヘランから生まれることになろう…。(こうした合意は)政治的な核爆弾となり…、シリアにおける問題解決の素地を作り出すだろう」と述べた。

NNA(11月24日付)が報じた。

諸外国の動き

オックスフォード・リサーチ・グループは「Stolen Futures」と題した報告書(http://oxfordresearchgroup.org.uk/sites/default/files/Stolen%20Futures.pdf)を発表、そのなかでシリアの紛争で命を失った11,420人以上の子供(17歳以下)のうち、128人が化学兵器で、389人が狙撃されて死亡し、また764人が処刑され、100人が拷問で死亡したと発表した。

死者数は、シリアの4団体(シリア統計調査センター、シリア追跡者、シリア人権ネットワーク、違反文書センター)が発表したデータをもとに算出されているという。

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カタール通信(11月25日付)によると、トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がドーハを急遽訪問し、タミーム・ビン・ハマド首長と会談した。

『ハヤート』(11月25日付)によると、会談では、シリア情勢や、駐カイロ・トルコ大使の国外追放などで緊迫化するエジプト情勢について協議されたという。

AFP, November 24, 2013、al-Hayat, November 25, 2013、Kull-na Shuraka’, November 24, 2013、Naharnet, November
24, 2013、NNA, November 24, 2013、Reuters, November 24, 2013、Rihab News,
November 24, 2013, November 25, 2013、SANA, November 24, 2013、UPI, November
24, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大のウマル油田を完全制圧するなか、イスラーム国司令官がアサド政権やシリア革命反体制勢力国民連立の首をはねるとして脅迫(2013年11月23日)

反体制勢力の動き

ザマーン・ワスル(11月23日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のバーブ市(アレッポ県)のアミール、アブー・アブドゥッラフマーン・ミスリー司令官は、「アサドを一言でも支持する者、シリア革命反体制勢力国民連立を支持したり関係を持ったりする者は、首を斬られるだろう…。連立メンバーと政権支持者の頭をまずはねる」と述べた。

同ネットによると、ダーイシュは数日前にバーブ市を制圧したという。

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シリア人権監視団は、イドリブ県アティマ村にある樹齢160年の樫の木を「住民が訪れ、崇拝していた」との理由で切り倒したと発表した。

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『ハヤート』(11月24日付)によると、イスラーム戦線の幹部らは、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長、シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府のアスアド・ムスタファー国防大臣と会談し、現地での軍事活動の調整について協議した。

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(11月23日付)は、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣が乗っていた車がタルトゥース県ミスヤーフ・カドムース街道で襲撃され、運転手が死亡したと報じた。

襲撃時、ハイダル大臣は車には乗っておらず、無事だったという。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大の油田(75,000バレル/日を生産)であるウマル油田の軍の拠点を、石油関連施設を軍との戦闘の末、完全に制圧した。

Champress, November 23, 2013
Champress, November 23, 2013

ウマル油田(およびCONOCOガス工場)をめぐっては、ヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が争奪戦を繰り広げていたが、地元の武装部族集団が22日にヌスラ戦線に忠誠を誓ったことで、ヌスラ戦線が選局を優位に進め、同地一帯を制圧するにいたった。

『ハヤート』(11月24日付)などによると、これにより、シリア国内の油田のすべてがアサド政権の手を離れ、民主統一党かサラフィー主義集団のいずれかに掌握された。

2011年の紛争発生以前、シリアの石油生産量は40万バレル/日、ガス生産量は300万立方メートル/日だったが、現在はそれぞれ20,000バレル/日、150万立方メートル/日に落ち込んでいた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がダイル・アティーヤ市方面に増援部隊を派遣したほか、ナバク市、カラムーン山地一帯を空爆、ハジャル・アスワド市を砲撃した。

ダイル・アティーヤ市は、反体制武装集団約1,500人によって制圧されているという。

また軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団は、バイト・サフム市、カッバース・アイン・タルマー渓谷回廊、ムライハ市ヌール検問所周辺で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、アルバイン市、ザマルカー回廊、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、カーラ市周辺、バービッラー市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のバーブ街道地区、バーブ市内の複数カ所、ターディフ市を軍が空爆、女性・子供を含む民間人が44人を「虐殺」した。

またティヤーラ村で、反体制武装集団が軍を邀撃し、兵士5人を殺害したという。

一方、SANA(11月23日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地北部、ハーン・アサル村西部、ナッカーリーン村西部、バーブ市、ナイラブ村北東部、マーイル町、フライターン市、アブティーン村、アンジャーラ村、ターディフ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッラト・ガーリヤで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、旧市街のズーク・ザハブ、ズーク・ザルブ、スーク・ハイラト・ベクで、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区、カダム区、アサーリー地区、ヤルムーク区周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サイフッラー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、『ハヤート』(11月24日付)によると、ヒムス石油精製所にロケット弾が打ち込まれ火災が発生した。

一方、SANA(11月23日付)によると、ラスタン湖、ザーラ市、ハウラ地方、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、アスマド村、ハーリディーヤ村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、ダイル・フール村、イッズッディーン町、バイト・ハッジュー村、ヒムス市ワルシャ地区、バーブ・フード地区、クスール地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月23日付)によると、タッル・マアルーフ町の民主統一党本部、カーミシュリー市ズーリー交差点にある民主統一党人民防衛隊と軍の拠点、スエズ運河地区のアサーイシュ本部の近くで爆弾が爆発した。

3件の爆発ともに自爆テロと思われる。

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ラタキア県では、SANA(11月23日付)によると、シャフルーラ村、ハヤート村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、ナリラヤー村、ザルズール村、ジャーヌーディーヤ町、アブー・ズフール市周辺、クマイナース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月23日付)によると、ダルアー市各所、ブハイラーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月23日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方をシリア軍が空爆した。死傷者はなかった。

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NNA(11月23日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館近くでの自爆テロに関して、DNAのサンプル検査の結果、実行犯の2名(ムイーン・アブー・ダフル氏、アドナーン・ムーサー・ムハンマド氏)が特定されたと発表した。

アブー・ダフル氏は南部県サイダー市出身で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

またムハンマド氏はサイダー市郊外のアイン・フルワ難民キャンプ出身のパレスチナ人だという。

AFP, November 23, 2013、al-Hayat, November 24, 2013、Kull-na Shuraka’, November 23, 2013、Naharnet, November 23, 2013、NNA, November 23, 2013、Reuters, November 23, 2013、Rihab News, November 23, 2013、SANA, November 23, 2013、UPI, November 23, 2013、Zaman al-Wasl, November 23, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サラフィー主義武装集団7組織が「独立した政治・軍事・社会的運動体」としてのイスラーム戦線の結成を発表するなか、プーチン大統領がエルドアン首相と会談、後者は「過激派集団も暴力の責任の一端を担っている」との見解を示す(2013年11月22日)

反体制勢力の動き

サラフィー主義武装集団7組織がビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3QVZmtity7A)を出し、イスラーム戦線を結成したと発表した。

Kull-na Shuraka', November 22, 2013
Kull-na Shuraka’, November 22, 2013

イスラーム戦線は、シャームの鷹旅団のアフマド・イーサー・シャイフ司令官がシューラー評議会議長を、またタウヒード旅団のアブー・ウマル・フライターン市が副議長を、ハック旅団のアブー・ラーティブ・ヒムスィー氏が書記長を務める。

またシャーム自由人大隊のアブー・アッバース氏が法務責任者に、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官が軍事司令部の司令官に、イスラーム自由人運動のハッサーン・アッブード司令官が政治委員会議長に就任した。

イスラーム戦線に所属した7組織は、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの鷹旅団、タウヒード旅団、アンサール・シャーム大隊、ハック旅団、クルド・イスラーム戦線で、『ハヤート』(11月23日付)によると、50,000人以上の戦闘員を擁する。

Youtube, November 22, 2013
Youtube, November 22, 2013

シャイフ議長によると、イスラーム戦線は、単なる軍事組織ではなく「独立した政治・軍事・社会的運動体」だという。

イスラーム戦線は、アサド政権の「完全打倒」と「アッラーの主権が確立したイスラーム国家の建設」をめざし、「社会におけるイスラームのアイデンティティを維持し、イスラーム的人格を完成させ、構成、独立、相互扶助の原則のもと、イスラームの原則に合致したかたちでのシリアを再建する」という。

また「シャリーアの原則に依拠…、イスラーム社会においては何人たりともこの原則に疑義を呈することは許されず、憲法などの法律の制定やその執行はこの原則に依拠すべき」としている。

『ハヤート』(11月23日付)は、信頼できる消息筋の話として、イスラーム戦線は、シャームの民のヌスラ戦線と共闘する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対抗するだろうと報じた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官はフェイスブック(11月22日付)で、ラジャー・ナースィル書記の逮捕に関して、委員会が、メンバーを含む逮捕者の釈放がなければ、ジュネーブ2会議への出席を見合わせることを真剣に検討している、と綴った。

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シリア・ムスリム同胞団のムハンマド・リヤード・シャカファ最高監督者はアラビーヤ(11月22日付)に「バッシャール・アサドを支援する国があるが、これらの国は共犯者だ。イランは自分たちが革命的だと言うが、ハーフィズ・アサド体制と同様の犯罪者だ。ヒズブッラーはシリア国民を殺してパレスチナを解放しようとしている…。ハサン・ナスルッラーはパレスチナを解放するためにシリアで戦っている!」と批判した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファールーク・タイフール副議長(シリア・ムスリム同胞団)は、反体制勢力の統一使節団が結成されなければ、ジュネーブ2会議に参加しないだろうと述べた。

クッルナー・シュラカー(11月22日付)が報じた。

シリア政府の動き

カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相はDPA(11月22日付)の電話取材に対して、「アサド大統領は大統領選挙に再出馬を禁じるものはないが、それは個人的な願望と国民の願望による、と述べた。第1の願望についてだが、私はあると思う。しかし第2の願望について話すことは時期尚早だ…。アサド大統領は次期選挙実施まで留任するだろう。これは国際社会において合意されている」と述べた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が、国際幹線道路上に位置する要衝ダイル・アティーヤ市をほぼ完全に制圧した。

これに関して、ラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(11月22日付)に「軍は依然としてダイル・アティーヤ市のバースィル病院や、同市周辺の丘陵地帯に展開している」と述べた。

また同監視団によると、ダイル・アティーヤ市に近いナバク市でも、ダーイシュ、ヌスラ戦線が軍と交戦しているという。

しかし、シリア軍治安筋は、AFPに対して反体制武装集団によるダイル・アティーヤ市制圧を否定、「テロリストはカーラ市から逃走、同市周辺の建物に立てこもっており、軍がこれに対処している」と述べた。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」が軍との数日にわたる戦闘の末、ダイル・アティーヤ市を完全制圧したと発表し、「政権が勝利しているという幻想の嘘を明らかにする成果」と鼓舞した。

このほか、シリア人権監視団によると、軍は、カラムーン地方の16以上の村を空爆する一方、ザバダーニー市、ダイル・アティーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザマルカー町に対して砲撃を加えたほか、バービッラー市一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、サラフィー主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(11月22日付)によると、アルバイン市、リーハーン農場、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市周辺、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、サイドナーヤー町のシールービーム修道院周辺、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が負傷した。

しかし、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、シリア軍がダマスカス郊外県サイドナーヤー町のシールービーム修道院をカラムーン地方に対する砲撃の拠点として利用していると主張、非難した。

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ダマスカス県では、シリア革命総合委員会、カーブーン区周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

また、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、クスール地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月22日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、カッサーア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナッカーリーン村で軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)を軍が空爆した。

一方、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地、アレッポ市カースティールー地区、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、ハーン・アサル村、アナダーン市、フライターン市、ICARDA周辺、ナッカーリーン村一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区を軍が空爆した。

またCONOCOガス工場一帯で、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装数段が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月22日付)によると、ウガイバシュ村での民主統一党人民防衛隊とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘を受け、ダイル・ザウル県に展開していたイスラーム軍の偵察部隊がハサカ県ラアス・アイン市方面に向かった。

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イドリブ県では、SANA(11月22日付)によると、アリーハー市、タッル・サラムー市、アブー・ズフール市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・サアド村、シャイフ・マスキーン市、ナースィリーヤ村、アブー・ガーラ村、アイン・フライハ村、サフム・ジャウラーン村、ヒーラーン村、ザアルーラ村、ラフィード村、ラスム・ダルブ村、ダルアー市内各所、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月22日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月22日付)などによると、爆弾を積んだ自動車8台がレバノン国内に入国したとする内務治安軍総局 宛の総合情報総局文書のコピーがインターネットなどで公開されていると報じた。

この文書には、8台の車種、色などが列記されている。

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NNA(11月22日付)によると、レバノン軍は、ベカーア県バアルベック郡マクナ村・ユーニーン村間で、武装集団と交戦の末、500キロのTNT爆弾が仕掛けられた車を押収、爆弾を解除した。

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LBCI(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯の1人の身元が判明したと報じた。

同報道によると、実行犯の1人は南部県サイダー市出身のムイーン・アブー・ダフル氏で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

ジャディード・チャンネル(11月22日付)によると、アブー・ダフル氏は、クウェート、シリアに滞在していたという。

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OTV(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯が使用していたとされる偽造IDカードの写真を入手、公開した。

諸外国の動き

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、サンクトペテルブルクを訪問中のトルコのレジェップ・チイプ・エルドアン首相と会談し、シリア情勢などについて協議した。

会談後の共同記者会見では、両首脳は、ジュネーブ2会議を早期に開催する必要があることを確認したと述べた。

プーチン大統領は「多くの過激派が現在、シリアで戦っているという事実を無視することはできない。彼らに混乱の責任はある」と述べた。

また「トルコ首相が述べた通り、我々はおしなべて、この方向(ジュネーブ2会議開催)に向けて前進している。この大会はまもなく開催されるだろう」と述べた。

そのうえで「モスクワはシリア政府に大会参加を説得すると約束し、それを実行した。現在、西側のパートナーが反体制を同じように説得しなければならない」と述べた。

一方、エルドアン首相は「民間人殺戮の根本的責任」がアサド政権にあるとしつつ、「過激派集団も暴力への責任の一部を負っている」と述べた。

また「シリア情勢が悪化するなかこれ以上時間を無駄にはできない…。当初から我々はシリアに関する国際会議の開始を支持してきた。しかし残念ながら、最初の大会(2012年6月のジュネーブ合意)は望ましい結果をもたらしていない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談し、ジュネーブ2会議の準備などについて協議した。

AFP, November 22, 2013、Alarabia.net, November 22, 2013、DPA, November 23, 2013、al-Hayat, November 23, 2013、Kull-na Shuraka’, November 22, 2013、al-JadeedI, November
22, 2013、LBCI, November 22, 2013、Naharnet, November 22, 2013、NNA, November
22, 2013、OTV, November 22, 2013、Reuters, November 22, 2013、Rihab News,
November 22, 2013、SANA, November 22, 2013、UPI, November 22, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム国がアル=カーイダのザワーヒリー指導者の指令に反するかたちでシリアでのジハードを継続するよう呼びかけ、ハサカ県では自由シリア軍とサラフィー主義武装集団がウガイバシュ村にある検問所を襲撃するも人民防衛隊がこれを撃退(2013年11月21日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月21日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏が音声声明を出し、アイマン・ザワーヒリー氏の声明に反するかたちで、ダーイシュへの参加を通じてシリアでのジハードを継続するよう呼びかけた。

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クッルナー・シュラカー(11月21日付)は、アレッポ県アターリブ市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、住民に対して支援物資や金銭の提供など、水道設備などの修復などを行い、自治に積極的に関与しようとしていると報じた。

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シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、イドリブ県内の支配地域にある小学校5年生から高校3年生の女子生徒に対してヒジャーブ着用を呼びかけるとともに、着用義務に従わない女子生徒の入校を認めないとの姿勢を示した。

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イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はクッルナー・シュラカー(11月21日付)に対して、同軍の殉教者数が3,000人に達していることを明らかにした。

アッルーシュ司令官によるとこの数は、イスラーム旅団の殉教者数1,500人の倍におよぶという。

アッルーシュ司令官はまた、イスラーム軍の武器入手経路に関して、90%がシリア軍から捕獲、残り10%がブラック・マーケットで購入していると主張し、外国からの支援を否定した。

しかし、ダマスカス県・ダマスカス郊外県で結成した作戦司令室に関して、クウェートの支援者会議が支援を約束したが、同司令室は47万ドルしか資金を得ることができなかったことを明かした。

この資金のうち、10万ドルはダマスカス県カーブーン区の作戦に使用され、7万ドルが司令室結成にかかる費用として支出され、残りの資金は、6つの武装部隊に5万ドルずつ配給されたという。

なおイスラーム旅団は5万ドルの資金しか受け取っていないという。

一方、イスラーム軍の参加組織に関して、アッルーシュ司令官は、サハーバ大隊、シャーム自由人大隊、ハビーブ・ムスタファー大隊が脱会したことを明らかにした。

シャームの民のヌスラ戦線に関しては、「シリアの武装部隊で、彼らと多くの戦いに参加した。彼らのなかに大胆さ、ジハードを見出している。ヌスラ戦線なしではいられない。彼らが逸脱しているとは思っていない」と述べ、共闘の必要を強調した。

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オリエント・ネット(11月21日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会のラジャー・ナースィル書記逮捕(20日付)に関して、シリア革命反体制勢力国民連立とともに統一使節団を結成し、ジュネーブ2会議に参加する案を提示したことが主因だと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ベイルート郊外のビイル・ハサン地区にあるイラン大使館近くでの自爆テロに関して、「あらゆる場所であれ民間人に対して及ぶ犯罪行為をシリア革命は非難する」と発表し、犠牲者に弔意を示した。

そのうえで、イランやヒズブッラーが犯罪・テロ行為に与することなくアサド政権は存続し得ないと主張、イランのジュネーブ2会議への参加を拒否した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、軍によるヒムス市国立病院攻撃に関して、紛争の政治的解決に真摯でない、と批判した。

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『ハヤート』(11月23日付)は、複数の消息筋の話として、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班がトルコ高官と会談し、トルコ側から「政治、経済、人道面での全面支援」を約束されたと報じた。

国内の暴力

イドリブ県では、ロイター通信(11月21日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が対トルコ国境に位置するアティマ村を制圧、同市を掌握していたイスラームの鷹旅団のムスタファー・ワッダーフ司令官を拘束した。

Kull-na Shuraka', November 21, 2013
Kull-na Shuraka’, November 21, 2013

一方、SANA(11月21日付)によると、ザアラーナ地方、クーリーン村、マアッルバリード村、アブー・ズフール市、タフタナーズ市、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア革命総合委員会によると、軍がナバク市を空爆した。

またシリア革命総合委員会は「カラムーンの戦い」で「自由シリア軍」がダイル・アティーヤ市のハーフィズ・アサド前大統領の像を破壊したと発表し、写真を公開した。

一方、シリア人権監視団によると、ハラスター市近郊の国際幹線道路での軍と反体制武装集団との交戦に、女性1人が巻き込まれて死亡、士官1人を含む4人が負傷、ダイル・アティーヤ市でも子供1人が狙撃され、負傷した。

また、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、バービッラー市にも迫撃砲弾が着弾、ザマルカー町が軍の空爆を受けた。

他方、クッルナー・シュラカー(11月21日付)によると、ダイル・アティーヤ市では、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車を爆発するなどして軍事情報局検問所複数カ所を攻撃、軍事情報局ダイル・アティーヤ局長のナースィル・ハーッジ・アフマド少佐らを殺害した。

このほか、SANA(11月21日付)によると、ザマルカー回廊、バービッラー市、ダーライヤー市、カーラ市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ハムラー地区、シャアラーン地区(スィブキー講演)、旧市街のマナーヒリーヤ地区、アスルーニーヤ地区、マッザ86地区に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月21日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ルクンッディーン区、バーブ・トゥーマー地区、カッサーア地区、アッバースィーイーン地区、マサーキン・バルザ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民10人が負傷した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月21日付)によると、ハサカ市・タッル・タムル町間に位置するウガイバシュ村にある民主統一党人民防衛隊検問所を、「自由シリア軍」とサラフィー主義武装集団が襲撃し、人民防衛隊の戦闘員10人を殺害した。

しかし人民防衛隊は武装集団を撃退した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区に、反体制武装集団が迫撃砲弾を撃ち込む一方、軍もジャズマーティー地区を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(11月21日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市郊外のバータブー村の地元評議会本部を制圧した。

一方、SANA(11月21日付)によると、ICARDA、ナイラブ村北部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、アナダーン市、フライターン市、カフルダーイル村、カフルハムラ村、ダフラ・シャルファ市、ダイル・ジャマール回廊、カースティールー街道、ムスリミーヤ街道、ナッカーリーン村北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、旧市街、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のカラム・シャーミー地区にあるハーッジ・アーティフ講演に迫撃砲が着弾し、市民9人が死亡した。

一方、SANA(11月21日付)によると、ラスタン湖、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、カフルラーハー市、シャーイル山(ハマー県)西部、ヒムス市バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ヒムス市マハッタ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民3人が死亡、25人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(11月21日付)によると、インヒル市、ダルアー市国立病院周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また対ヨルダン国境地帯では、ヨルダンのジャーナリストらを乗せたバスに対して、反体制武装集団が爆弾を仕掛け車を爆破させ、5人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など複数の武装集団が制圧していたCONOCOガス工場一帯をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に属す武装部族集団が制圧、シャリーア委員会メンバー多数を拘束した。

またダイル・ザウル市ハウィーカ地区、フシャーム市が軍の砲撃を受けた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ市が軍の砲撃を受ける一方、第17師団基地周辺で軍と反体制武装集団が交戦した。

レバノンの動き

『ナハール』(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロに関して、容疑者1人が逮捕されたと報じた。

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『サフィール』(11月22日付)は、治安筋の話として、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯がレバノン人ではなく、ヨルダンから入国した外国人である可能性が高いと報じた。

また同紙によると、実行犯は犯行の前日にヴェルダン地区のフォー・シーズンズ・ホテルに宿泊、ホテルを出た70分後に自爆テロが発生したという。

諸外国の動き

エジプト外務省報道官は、シリア人避難民、とりわけ大学生など学生の状況改善のための会合を開催したと発表した。

AFP, November 21, 2013、al-Hayat, November 22, 2013, November 23, 2013、Kull-na Shuraka’, November 21, 2013、al-Nahar, November 21, 2013、Naharnet, November 21, 2013、Orient.net, November 21, 2013、Reuters, November 21, 2013、Rihab News, November 21, 2013、al-Safir, November 21, 2013、SANA, November 21, 2013、UPI, November 21, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

露副外相との会談が内定していた民主的変革諸勢力国民調整委員会のナースィル書記がダマスカス県内で逮捕・拘束される、ダマスカス郊外県ではイスラーム国とヌスラ戦線が爆弾を爆発させ軍兵士23人が死亡(2013年11月20日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月21日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会のラジャー・ナースィル書記が、ダマスカス県内で拘束・逮捕された、と報じた。

Rihab News, November 20, 2013
Rihab News, November 20, 2013

ナースィル書記は、逮捕の2時間前、ロシアを訪問し、ミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談すると発表していた。

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クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、バッラー旅団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が共同声明を出し、東グータ革命軍事評議会からの脱会を発表した。

両旅団司令官が評議会内で阻害され、支援を受けられないことが理由だという。

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AFP(11月20日付)は、ヨルダン治安筋の話として、ヨルダン人サラフィー主義戦闘員(アフマド・ファーフーリー氏)が、シリアに不法入国し、戦闘に参加、死亡したと報じた。

また別のサラフィー主義戦闘員(ビラール・ファイサル氏)も負傷し、イルビド県の病院に搬送されたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長がカタールを訪問し、アブドゥッラー・ナースィル・ブン・ハリーファ首相と会談し、シリア情勢について協議した。

ジャルバー議長はまた、世界イスラーム教徒ウラマー連合のユースフ・カラダーウィー会長とも会談した。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月20日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス国際空港周辺の農地をイラク人戦闘員が1ヶ月ほど前から不法に占拠し、住民(所有者)の立ち入りを禁止している、と報じた。

イラク人戦闘員はアブー・ファドル・アッバース旅団ではなく、「フサイン・ムジュタバー旅団」を名乗り、同地域を浄化するためにやって来たと主張している、という。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナバク市の軍事情報局ビルとジャッラーブ検問所に対して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が爆弾を爆発させ、軍兵士23人が死亡した。

またダイル・アティーヤ市とナバク市を結ぶ街道では、カーラ市のバースィル病院に負傷兵を搬送していた軍が、ダーイシュとヌスラ戦線の襲撃を受けたが、軍の反撃によりダーイシュ、ヌスラ戦線の戦闘員8人が死亡した。

このほか、バービッラー市周辺などで、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、武装集団がダマスカス郊外県東グータ地方にある「自由シリア軍」(シリア・コマンド大隊)の武器庫から武器弾薬を盗もうとして、逮捕された。

他方、SANA(11月20日付)によると、カーラ市周辺、ダイル・アティーヤ市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、アッブ農場、ハラスター市、ザマルカー回廊、バービッラー市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ダーライヤー市、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区に対して、軍が砲撃を加えたほか、タダームン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マヤーズィン市に対して軍が激しい砲撃を加えたほか、アトマーン村、ヌアイマ村で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、軍がヒルバト・ガディール・ブスターン村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を完全制圧した。

また軍は、ダルアー市各所、アトマーン村、ウンム・マヤーズィン町、インヒル市で、反体制武装集団の追撃を続け、ヤルムーク旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、第17師団基地周辺で、軍と反体制武装集団(自由シリア軍)が交戦、武装集団が基地内の施設の一部を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(11月20日付)によると、レバノン領からの占領を試みる武装集団を国境警備隊が撃破する一方、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤ村、アーミリーヤ村、タルビーサ市、ヒムス市ワアル地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(11月20日付)によると、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マディーナ・スィナーイーヤ、フライターン市、マーイル町、バービース村、ハイヤーン町、マンスーラ村、アルバイド村、クワイリス村、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、マサーキン・ハナーヌー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区、カースティールー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月20日付)によると、マアッラシャムサ村、タッルミンス村、マアッラシューリーン村、ハッルーズ村、アルバイーン山周辺、バザーブール村、マアッラトミスリーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月20日付)によると、サルマー町、ラウダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月20日付)によると、ティシュリーン油断、ハサカ県ガザル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月20日付)によると、北部県アッカール郡のアッブーディーヤ村、ヌーラ村、ワーディー・フール村郊外に、シリア領から発射された迫撃砲弾複数発が着弾し、またシリア領から発砲があった。

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ナジーブ・ミーカーティー暫定首相は、レバノンを訪問したホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣は記者団に対して、シリアの危機の政治的解決をめざしていると強調した。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はイスタンブールでの記者会見で「シリア政府は最近、砲撃を激化させ人的虐殺を続け、飢餓に苦しむ国民を包囲し、放置している」と非難したうえで、「ジュネーブ2会議は結果をもたらさねばならない。開催期限の延期が利用されるのを許してはならない。我々トルコは、すべての外交イニシアチブを支持するが、5月から行われている折衝は希望を募らせたが、よい結果をもたらさず、失望感のなかで終わろうとしている」と述べた。

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トルコのジハン通信(11月20日付)によると、イスメト・ユルマズ国防大臣が、シリア・トルコ国境地帯に613~715基の地雷が埋設されていると述べた。

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サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、クウェートで開催されたアラブ・アフリカ首脳会議で、アブドゥッラー国王の声明を代読し、国連安保理に対して、シリアの危機を解決するための決議を採択するよう求めた。

声明は、アラブ諸国とアフリカ諸国がテロ撲滅に向けて協力・調整を推進すべきだとの言葉をもって締めくくられた。

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ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアの化学兵器廃棄に関して、ドイツが解体・廃棄作業を受け入れることはないと述べた。

『ハヤート』(11月20日付)などが報じた。

AFP, November 20, 2013、al-Hayat, November 21, 2013、Kull-na Shuraka’, November 20, 2013、Naharnet, November 20, 2013、NNA, November 20, 2013、Reuters, November 20, 2013、Rihab News,
November 20, 2013、SANA, November 20, 2013、UPI, November 20, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍がダマスカス郊外県カラムーン地方にあった最後のテロリストの拠点を殲滅し「カラムーンの戦い」を終結させるなか、国連総会ではアサド政権による「化学兵器使用、人権侵害、周辺諸国への領土侵害など」を非難する決議が採択される(2013年11月19日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県で活動する反体制武装集団5組織が「シャームの民のイスラーム連合」を結成したと発表した。

参加した5組織は、ハビーブ・ムスタファー旅団、アムジャード・イスラーム連合、サハーバ大隊、シャバーフ・フダー大隊、首都の盾旅団。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は声明を出し、人権および国際法の完全遵守を宣言するとともに、アサド政権による人権侵害を批判した。

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シリア人権監視団は、18日のハラスター市近郊にある軍車輌管理局に対する反体制武装集団の攻撃での死者数が士官13人を含む68人に達したと発表した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月19日付)は、攻撃でアフマド・シャアバーン・ルストゥム中将が死亡したと政権側が発表したと報じた。

また、アサド政権支持者がフェイスブックで、マフムード・アリー・ハサン少将も死亡したと綴っていると報じた。

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バフル世論調査機構は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣(暫定政府)の発足に関する世論調査を行い、その結果を発表した。

シリア国内外の1,500人を対象とした世論調査では、59%が暫定政府樹立を支持したもの、89%が政府の本拠地を国内に置くべきだと答えた。

また70%が閣僚の人選方法に満足していないと答えたほか、57%がシリア革命反体制勢力国民連立のメンバーに閣僚ポストが与えられることに同意しないと答えた。

さらに81%が宗教・宗派、民族に基づく閣僚ポストの配分に反対すると答えた。

世論調査のサンプリングに関して、世代、性別、学歴などの割合は公表されたが、居住地(国内か国外か)は明示されていない。

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クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、アレッポ市のシャリーア委員会が12日以来閉鎖していたブスターン・カスル地区の通行所の閉鎖を解除した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県カーラ市を完全制圧したと発表した。

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シリア政府は声明を出し、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「シリア、レバノン、イラクに対するテロ活動のすべてにはオイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣もまた、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「オイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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バアス党シリア地域指導部はベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して、「新植民地主義とその買弁であるアラブの退行主義勢力の計略であり…こうしたテロで得するのはシオニスト政体」だと非難した。

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アサド大統領は、ダマスカスで開催中のアラブ政党大会事務局代表と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

SANA, November 19, 2013
SANA, November 19, 2013

会談で、アサド大統領は、ウルーバ(アラブ性)、市民意識、平等意識を強調し、アラブ民族主義政党どうしの関係を活性化することで、タクフィール主義の台頭に対抗するための努力を糾合すべきだと述べた。

SANA(11月19日付)が伝えた。

会談には、レバノンのヒズブッラー、アマル運動、シリア民族社会党、アラブ社会主義連合、ナセル主義機構のほか、エジプト、パレスチナ、ヨルダン、モロッコ、チュニジア、バーレーンの政党代表が出席した。

『サフィール』(11月20日付)によると、アサド大統領は「サウジアラビアは、国際社会や地域における諸概念を覆そうとし…、ジュネーブ2会議を延期しようとしている…。彼らはジュネーブ2で、我々がシリアをジャルバーに明け渡して欲しいと思っている。またこうした動きになれなければ、ジュネーブに行く必要がないと考えている…。しかし、シリア人が自分たちの国の将来を描くことのない大会は成功しない」と述べたという。

一方、『ディヤール』(11月21日付)によると、アサド大統領は「バンダル・ブン・スルターン皇太子とサウード・ファイサル外務大臣が主導するサウジアラビアの一部の勢力が、レジスタンスをやめさせるため、シリアの国家崩壊、テロ支援を行っている」と非難した。

また「シリアで起きたことのすべてが外国の陰謀によるものではなく、国内において誤りがあった。しかしテロリストの目標は、この誤りに対処することではなく、シリアの破壊だ」と述べたという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、軍がカラムーン地方のカーラ市にあった「最後のテロリストの拠点」を殲滅し、同市を完全制圧、シャームの民のヌスラ戦線やイスラーム旅団の外国人戦闘員らはレバノン方面に逃亡した。

イフバーリーヤ・チャンネル(11月19日付)は、「カラムーン地方にいた武装集団はアルサール方面の山間部(東レバノン山地)に逃走した」と報じた。

またAFP(11月19日付)は、治安筋の話として、カーラ市制圧の作戦が「避難民を待避させる必要があったため…3日を要した」としたうえで、軍がマヒーン町(ヒムス県)からの逃れてきた残党を放逐するために作戦を行った」と伝えた。

なおUNHCR報道官によると、「カラムーンの戦い」で住民約6,000人がレバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール地方に避難した。

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同じく、ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、ドゥーマー市郊外、ナシャービーヤ町西部、バービッラー市、ダーライヤー市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市郊外、ザバダーニー市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサル地区、ナッカーリーン村を軍が空爆した。

またアレッポ国際空港を防衛する第80旅団基地周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団とイラク・シャーム・イスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線などが交戦した。

これに関して、リハーブ・ニュース(11月19日付)は、シャーム・イスラーム自由人運動がアレッポ市南部の丘陵地を制圧し、第80旅団基地、運輸局施設、タッラト・シャイフ・ユースフの三つの戦線で軍、国防隊と交戦を続けている、と報じた。

一方、SANA(11月19日付)によると、マーリア市、タッル・ガーニヤ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、ライラムーン地区、ズィルバ村、アブタイン市、カフルナーハー村郊外、ナイラブ村北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ナッカーリーン地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アレッポ市のジャミーリーヤ地区にある裁判所ビルなどに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民5人が死亡、14人が負傷した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、ハサカ市の検問所の配置をめぐってシリア軍と民主統一党人民防衛隊が交戦した。

戦闘は約10分続いたが双方に死傷者は出なかった。

同報道によると、ハサカ市内の検問所設置に関しては、軍と人民保護部の間でその配置に関する合意がなされているかのようで、軍が市内中心部に、人民防衛隊が市の周辺部や北部、北東部に重点的に展開している。

また同じく、ハサカ市では、軍と人民防衛隊が、アッシリア民主機構の本部に突入し、幹部2人(サンヒールー・ダーシュー氏、ジョルジュ・ウーディーシュー氏)を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の国立病院を軍が地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ヒムス市にある石油鉱物関連職業研究所に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、生徒1人が死亡、複数が負傷した。

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イドリブ県では、リハーブ・ニュース(11月19日付)などによると、シャームの鷹旅団が、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に対する「復讐作戦」を開始し、アルバイーン山一帯の軍拠点への攻撃を強めたという。

一方、SANA(11月19日付)によると、ビンニシュ市、カフルラーター市、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・サラムー村、ムアスラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月19日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アッバースィーイーン地区、バグダート通り(赤新月社病院近く)、旧市街のウマイヤ・モスク外壁、ティジャーラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(11月19日付)によると、ナースィラ市、ムライハト・アトシュ村・フラーク市間、アトマーン村、ヒーラーン村、ガズィール・ブスターン市、ダルアー市、旧税関局で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ベイルート県南部郊外のビイル・ハサン地区にあるイラン大使館近くで、2件の自爆テロが相次いで発生し、保険章の発表によると、23人が死亡、約150人が負傷した。

この同時自爆テロに関して、アル=カーイダとつながりがあるアブドゥッラー・アッザーム大隊のスィラージュッディーン・ズライカート氏(フサイン・ブン・アリー細胞)がツイッターに犯行を認める書き込みをした。

ズライカート氏の書き込みによると、同時自爆テロは、シリアからのヒズブッラーの戦闘員撤退、レバノンにおける逮捕者釈放を目的として行われたのだという。

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MTV(11月19日付)によると、シリア軍戦闘機が、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯を空爆した。

「カラムーンの戦い」で敗走する反体制武装集団を追撃するための空爆と思われる。

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『ハヤート』(11月19日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯で、レバノン軍が、シリア領から密入国しようとした武装集団14人(シリア人9人、アルジェリア人5人)を逮捕した。

14人は「カラムーンの戦い」を逃れて、レバノンに入ろうとしていたという。

諸外国の動き

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談、ジュネーブ2会議ジュネーブ2会議などについて協議した。

ラブロフ外務大臣は会談で、ジュネーブ2会議開催の必要を改めて強調するとともに、大会参加に前提条件を設けることに反対の意思を示した。

しかし「すべての当事者は、議論したい問題を提起するために参加する権利が100%ある」と述べ、大会での議題については干渉しない意向を示した。

そのうえで「ロシアのパートナー(西側諸国)はこれまで以上に、アサド大統領の退任ではなく、テロとの戦いが今日、シリア危機における最優先事項であることを理解するようになっている」と述べたという。

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セルゲイ・ラブロフ外務大臣は『ロシースカヤ・ガゼタ』(11月19日付)に「援助を必要としている人々に早急、かつ官僚的な手続きなしに、人道物資を届けることを保障するためのさらなる措置が必要」と述べる一方、「国際的慣例では、人道支援は政府のチャンネルを通じて行われる」と述べ、西側諸国などが主張する「人道回廊」の設置に改めて拒否の姿勢を示した。

また「シリアの反体制勢力のなかに徐々に現実的な兆候が見られるようになっている」と述べた。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は下院で「サリーム・イドリース少将が代表を務める自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)に非殺傷装備を贈与する計画がある」と述べた。

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英国政府のシリア反体制勢力担当特使のジョン・ウィルクス氏は『ハヤート』(11月20日付)に、ジュネーブ2会議の開催に向けて英国が支援していると述べる一方、「我々は軍事的・戦略的状況の本質的を変化を期待していない…。シリアを現状のまま維持することに集中したい。すなわち、現状の国境、国家を維持し、混乱と分割を避けることにだ」と述べた。

またイランに関しては、ジュネーブ合意(2012年)を受け入れていないとして、ジュネーブ2会議に参加させることに慎重な姿勢を示した。

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国連総会第3委員会は、シリアのアサド政権による化学兵器使用(疑惑)、人権侵害や周辺諸国への領土侵害などを非難する決議を採択した。

決議ではまた、「シリア政府のために戦う外国人戦闘員、とりわけヒズブッラー」の介入を非難したが、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線など、サウジアラビア、トルコが支援するテロ組織の活動については非難しなかった。

サウジアラビアなど湾岸アラブ諸国が中心となって作成・提出した決議案の採決では、123カ国が支持、13カ国が反対、46カ国が棄権した。

支持票を投じた主な国は、サウジアラビア、カタール、UAE、クウェート、エジプト、イラク、モロッコ、チュニジア。

反対票を投じた主な国は、ロシア、イラン、中国、ヴェネズエラ、キューバ、北朝鮮など。

レバノンは棄権した。

総会決議の全文は以下の通り:

The General Assembly,

Guided by the Charter of the United Nations,

Reaffirming the purposes and principles of the Charter, the Universal Declaration of Human Rights and relevant international human rights treaties, including the International Covenants on Human Rights,

Reaffirming its strong commitment to the sovereignty, independence, unity and territorial integrity of the Syrian Arab Republic and to the principles of the Charter,

Recalling its resolutions 66/176 of 19 December 2011, 66/253 A of 16 February 2012, 66/253 B of 3 August 2012, 67/183 of 20 December 2012 and 67/262 of 15 May 2013, Human Rights Council resolutions S-16/1 of 29 April 2011,3 S-17/1 of 23 August 2011,3 S-18/1 of 2 December 2011,4 19/1 of 1 March 2012,5 19/22 of 23 March 2012,5 S-19/1 of 1 June 2012,6 20/22 of 6 July 2012, 21/26 of 28 September 2012, 22/24 of 22 March 2013, 23/1 of 29 May 2013, 23/26 of 14 June 2013 and 24/22 of 27 September 2013, and Security Council resolutions 2042 (2012) of 14 April 2012, 2043 (2012) of 21 April 2012 and 2118 (2013) of 27 September 2013 and presidential statement 2013/15 of 2 October 2013,

Expressing outrage at the continuing escalation of violence in the Syrian Arab Republic, which has caused over 100,000 casualties, mostly by conventional weapons, and in particular at the continued widespread and systematic gross violations, as well as abuses, of human rights and violations of international humanitarian law, including those involving the continued use of heavy weapons and aerial bombardments, such as the indiscriminate use of ballistic missiles and cluster munitions, by the Syrian authorities against the Syrian population,

Expressing alarm at the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to protect its population and to implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies,

Expressing grave concern at the spread of extremism and extremist groups, and strongly condemning all human rights abuses and violations of international humanitarian law in the Syrian Arab Republic,

Strongly condemning the large-scale use of chemical weapons on 21 August 2013 in the Ghouta area of Damascus, as concluded in the report of the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, condemning the killing of civilians that resulted from it, affirming that the use of chemical weapons constitutes a serious violation of international law, and stressing that those responsible for any use of chemical weapons must be held accountable,

Recalling that the League of Arab States, in its resolution 7667 adopted by the Ministerial Council of the League at its 140th ordinary session on 1 September 2013, and the Organization of Islamic Cooperation, in the final communiqué of its Annual Coordination Meeting of the Ministers of Foreign Affairs of 27 September 2013, have held the Syrian Government fully responsible for the chemical attacks against the Syrian people, which took place in the Ghouta area of Damascus,

Also recalling the statements made by the Secretary-General and the United Nations High Commissioner for Human Rights that crimes against humanity are likely to have been committed in the Syrian Arab Republic, stressing that the Syrian authorities have failed to prosecute such serious violations, and noting the repeated encouragement by the High Commissioner that the Security Council refer the situation to the International Criminal Court,

Strongly condemning the continued border violations from the Syrian Arab Republic into neighboring countries, which have led to casualties among and injuries to the civilians of those countries, including Syrian refugees, and underlining that such incidents have violated international law and highlighted the grave impact of the crisis in the Syrian Arab Republic on the security of its neighbors and on regional peace and stability,

Deploring the further deterioration of the humanitarian situation and the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to ensure the immediate, safe and unimpeded provision of humanitarian assistance to all areas affected by the fighting,

Expressing deep concern at the more than 2.2 million refugees, including more than one million children, and the millions of internally displaced persons fleeing as a result of the extreme violence in the Syrian Arab Republic, and at the escalating violence causing an influx of Syrian refugees into neighboring countries and other countries in the region,

Welcoming the hosting by the Government of Kuwait, on 30 January 2013, of the pledging conference for the United Nations joint appeal, and also welcoming with appreciation the hosting by the Government of Kuwait of a second international humanitarian pledging conference for Syria in January 2014,

Expressing its deep appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and other countries in the region to accommodate Syrian refugees, while acknowledging the increasing political, socioeconomic and financial impact of the presence of large-scale refugee populations in these countries, notably in Lebanon, Jordan, Turkey, Iraq, Egypt and Libya,

Welcoming the efforts of the United Nations, the League of Arab States and the Joint Special Representative of the United Nations and the League of Arab States for Syria to achieve a solution to the Syrian crisis,

1. Strongly condemns the use of chemical weapons in the Syrian Arab Republic, which is prohibited under international law, amounts to a serious crime and has a devastating impact on civilians, and in particular the massacre in the Ghouta area of Damascus, and notes in this regard the report of 16 September 2013 prepared by the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, which provides clear evidence that surface-to-surface rockets were fired on 21 August from Government-held territory into opposition areas, using professionally made munitions containing Sarin, which strongly points to use by the Syrian Government;

2. Also strongly condemns the continued widespread and systematic gross violations of human rights and fundamental freedoms and all violations of international humanitarian law by the Syrian authorities and the Government affiliated shabbiha militias, including those involving the use of heavy weapons, aerial bombardments, cluster munitions, ballistic missiles and other force against civilians, attacks on schools, hospitals and places of worship, massacres, arbitrary executions, extrajudicial killings, the killing and persecution of protestors, human rights defenders and journalists, arbitrary detention, enforced disappearances, violations of women’s rights, unlawful interference with access to medical treatment, failure to respect and protect medical personnel, torture, systemic sexual and gender-based violence, including rape in detention, and ill-treatment, and strongly condemns all human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed extremists, as well as any human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed anti-Government groups;

3. Condemns all grave violations and abuses committed against children in contravention of applicable international law, such as their recruitment and use, killing and maiming, rape and all other forms of sexual violence, attacks on schools and hospitals, as well as arbitrary arrest, detention, torture, ill-treatment and their use as human shields;

4. Also condemns all violence, irrespective of where it comes from, and calls upon all parties to immediately put an end to all forms of violence, including terrorist acts and acts of violence or intimidation that may foment sectarian tensions, and to comply strictly with their obligations under international law, including international humanitarian law;

5. Demands that all parties immediately put an end to all violations and abuses of international human rights law and international humanitarian law, and recalls, in particular, the obligation under international humanitarian law to distinguish between civilian populations and combatants, the prohibition against indiscriminate and disproportionate attacks and all attacks against civilians and civilian objects, also demands that all parties to the conflict take all appropriate steps to protect civilians, including by desisting from attacks directed against civilian objects, such as medical centers, schools and water stations, immediately demilitarize such facilities, avoid establishing military positions in populated areas and enable the evacuation of the wounded and all civilians who wish to do so from besieged areas, and recalls in this regard that the Syrian authorities bear primary responsibility for protecting its population;

6. Strongly condemns the intervention of all foreign combatants in the Syrian Arab Republic, including those fighting on behalf of the Syrian authorities, and in particular Hezbollah, and expresses deep concern that their involvement further exacerbates the deteriorating human rights and humanitarian situation, which has a serious negative impact on the region;

7. Demands that the Syrian authorities immediately release all persons arbitrarily detained, including the members of the Syrian Centre for Media and Freedom of Expression, publish a list of all detention facilities, ensure that conditions of detention comply with applicable international law and immediately allow access of independent monitors to all detention facilities;

8. Also demands that the Syrian authorities fully cooperate with the independent international commission of inquiry on the Syrian Arab Republic and provide it and individuals working on its behalf with immediate, full and unfettered entry and access to all areas of the country, and further demands that all parties cooperate fully with the commission in the performance of its mandate;

9. Stresses the importance of ensuring accountability and the need to end impunity and hold to account those responsible for violations of international humanitarian law and violations and abuses of human rights, including those violations that may amount to crimes against humanity, notably in the Ghouta area of Damascus on 21 August 2013, and encourages the Security Council to consider appropriate measures to ensure accountability in the Syrian Arab Republic, and stresses the important role that international criminal justice could play in this regard;

10. Underlines the importance that the Syrian people, on the basis of broad, inclusive and credible consultations, should determine, within the framework provided by international law and based upon the complementarity principle, the domestic process and mechanisms to achieve reconciliation, truth and accountability for gross violations, as well as reparations and effective remedies for the victims;

11. Reminds the Security Council of its primary responsibility for the maintenance of international peace and security and to take measures to put an end to all serious violations of international humanitarian law and all serious violations and abuses of international human rights law committed in the Syrian Arab Republic;

12. Strongly condemns all attacks by the Syrian authorities or any other party against medical facilities, personnel and vehicles as well as the use of medical and civilian facilities, including hospitals, for armed purposes, recalls that under international humanitarian law the wounded and sick must receive, to the fullest extent practicable, and with the least possible delay, the medical care and attention required by their condition, and urges that free passage for medical personnel and supplies, including surgical items and medicine be provided to all areas in the Syrian Arab Republic;

13. Stresses that the magnitude of the humanitarian tragedy caused by the conflict in the Syrian Arab Republic requires immediate action to facilitate the safe and unimpeded delivery of humanitarian assistance throughout the entire country, in particular in areas and districts where humanitarian needs are especially urgent, condemns all cases of arbitrary denial of humanitarian access, and recalls that depriving civilians of objects indispensable to their survival, including willfully impeding relief supply and access, can constitute a violation of international humanitarian law;

14. Demands that the Syrian authorities take immediate steps to facilitate the expansion of humanitarian relief operations and lift bureaucratic impediments and other obstacles, including through immediately facilitating safe and unimpeded access to people in need, through the most effective ways, including across conflict lines and across borders, and urges all parties to take all appropriate steps to facilitate the efforts of the United Nations, its specialized agencies and all humanitarian actors engaged in humanitarian relief activities to provide immediate humanitarian assistance to the affected people in the Syrian Arab Republic and to nominate empowered interlocutors who can work with humanitarian agencies to resolve difficulties in gaining such access, in order to fully implement the humanitarian response plan;

15. Expresses grave concern at the increasing numbers of refugees and internally displaced persons as a result of the ongoing violence, reiterates its appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and countries of the region to assist those who have fled across the borders of the Syrian Arab Republic as a consequence of the violence, urges all relevant United Nations agencies, in particular the Office of the United Nations High Commissioner for Refugees, and other donors to provide urgent and coordinated support to Syrian refugees and their host countries, and calls upon Member States, based on burden-sharing principles, to host the Syrian refugees in coordination with the Office of the High Commissioner;

16. Demands that the Syrian Government implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies and the Organization for the Prohibition of Chemical Weapons;

17. Stresses its support for the aspirations of the Syrian people for a peaceful, democratic and pluralistic society, with the full and effective participation of women, in which there is no room for sectarianism or discrimination on ethnic, religious, linguistic, gender or any other grounds, based on the promotion of universal respect for and observance of human rights and fundamental freedoms;

18. Reaffirms its support for the Geneva communiqué of 30 June 2012, and demands in this regard that all Syrian parties to the conflict rapidly implement the transition plan set forth in the final communiqué in a way that assures the safety of all in an atmosphere of stability and calm, provides for clear and irreversible steps in the transition according to a fixed time frame and establishes a consensus transitional governing body with full executive powers to which all functions of the presidency and Government are transferred, including those pertaining to military, security, and intelligence issues, as well as a review of the constitution on the basis of an inclusive national dialogue and free and fair multiparty elections held in the framework of this new constitutional order, and calls for the convening as soon as possible of the international conference on the Syrian Arab Republic to implement the Geneva communiqué.

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シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は国連総会で、サウジアラビア政府および、同政府を支援するトルコとカタールの両国政府がシリア国内の民間人、軍人、インフラへのテロ行為の継続に対して全責任を負っていると非難した。

またジャアファリー大使は、シリア政府が全世界に代わって、カタール、サウジアラビアが支援するタクフィール主義組織に対するテロとの戦いを行っていると強調した。

AFP, November 19, 2013、Champress, November 20, 2013、al-Diyar, November 21, 2013、al-Hayat, November 20, 2013, November 21, 2013、al-Ikhbariya, November 19, 2013、Kull-na
Shuraka’, November 19, 2013、MTV, November 19, 2013、Naharnet, November 19,
2013、Reuters, November 19, 2013、Rihab News, November 19, 2013、al-Safir, November 20, 2013、SANA, November 19, 2013、UPI, November 19, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

今月11日にアレッポ県で負傷していたタウヒード旅団のサーリフ司令官が死亡、民主的変革諸勢力国民調整委員会はシリア革命反体制勢力国民連立が発足したトゥウマ暫定内閣を拒否すると発表(2013年11月18日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、複数の消息筋の話として、アレッポ県ムスリミーヤ村郊外で11日に負傷し、トルコのガズィアンテップ市に搬送されていたタウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官が死亡したと報じた。

Kull-na Shuraka', November 18, 2013
Kull-na Shuraka’, November 18, 2013

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クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム氏、イサーム・アッタール氏がフェイスブックなどを通じて、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示したと報じた。

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タウヒード旅団はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=ldaLO6FIgxM&feature=player_embedded)を出し、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官がアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示した。

しかし、同声明では、後任の司令官の氏名は発表されなかった。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に関して、「アレッポ郊外で最初に平和的デモを立ち上げ、アレッポでアサドの悪党の拠点を最初に攻撃し、タウヒード旅団を創設した」と賛美、弔意を示した。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の執行部は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣を拒否すると発表した。

声明は「いかなる政体、政府、首長も拒否する」としたうえで、トゥウマ政府を「反体制勢力によるシリア分割の手段で…外国の国益に資する」と批判した。

一方、「政権の支配が及ばない地域における市民は、分権的な行政局を結成する権利がある」と付言、民主統一党が設置を進める西クルディスタン移行期民政局評議会を暗に支持した。

さらに、ジュネーブ2会議に関しては、クルド最高会議や政権を支持する一部の野党とともに使節団を結成し、参加する用意があると表明した。

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シリア・ムスリム同胞団のリヤード・シャカファ最高監督者は『シャルク・アウサト』(11月18日付)に対し、アサド大統領の退陣を「あらゆる対話の前提条件」としたうえで「アサドとその治安体制がシリアの未来の一部をなすことを受け入れない」と主張した。

また「革命」が成就しない理由に関して「イランの宗派主義的で敵対的な姿勢」が原因との見方を示し、「我々は宗派主義には反対だ」としつつ、「イラン・シーア派の計略に対抗するには、スンナ派のプロジェクトが必要だ。サウジアラビアがスンナ派のプロジェクトを準備している」と述べ、スンナ派の介入の必要を強調した。

一方、反体制武装集団との関係に関して、シャカファ最高監督者は「一部のイスラーム過激派は我々を背教者とみなしている」とする一方、「タウヒード旅団との関係は良好だが、支援はしていない。彼らの思想は穏健だ。シャームの鷹についても同様だ。一方、(首都の)盾(旅団)は、同胞団ではないが、我々の思想に近く、限定的な支援を行っている。我々は外国からの支援を受けていない。我々の支援はどれもが国内のメンバーからのものだ…。武装集団のほとんどとの関係は良好だ。だが、イラク・シャーム・イスラーム国は例外だ…。我々は多くの武装集団と対話してきた。シャームの鷹、タウヒード、シャーム自由人などだ」と述べた。

シリア政府の動き

リヤード・ハッダード駐モスクワ・シリア大使は、シリアでの化学兵器廃棄に関して、廃棄のための資金が不充分だと述べた。

インテルファクス通信(11月18日付)が報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月19日付)によると、軍と反体制武装集団がカラムーン山地一帯で一進一退の攻防戦を続け、軍が同市に対して激しい砲撃・空爆を加えた。

マヤーディーン・チャンネル(11月18日付)によると、シリア軍はカーラ市郊外にある反体制武装集団の第一防衛線を突破し、進軍を続けているという。

一方、SANA(11月18日付)によると、スィフル市、ジャラージール町、カーラ市南部、サイドナーヤー町郊外、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ザマルカー回廊、アドラー市、ヤルダー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャバーブ・イスラーム旅団、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、バーティブー市にある反体制勢力の地元評議会本部を制圧した。

この制圧は、地元評議会議長がダーイシュに忠誠を誓ったことを受けた動きだという。

またシリア人権監視団によると、軍がズィルバ村を砲撃した。

一方、SANA(11月18日付)によると、軍がドゥワイリーナ村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を制圧した。

またアレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ザバディーヤ村、マンスーラ村、ズィルバ村、アブティーン村、カフルダーイル村、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、ハーン・アサル村、ヒーラーン村、クワイリス村、アルバイド村、カスキース村、シャイフ・ナッジャール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

アレッポ市でも、ブスターン・カスル地区、旧市街(大モスク周辺)、サイイド地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山の軍拠点に対して、反体制武装集団が砲撃を加える一方、軍もナイラブ村、クマイナース村、ビンニシュ市、タッルマンス市、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ダマスカス県では、SANA(11月18日付)によると、カッサーア地区とザバダーニー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(11月18日付)によると、カルヤタイン市周辺の農場を軍が完全制圧した。

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ハサカ県では、SANA(11月18日付)によると、ハサカ市西部郊外の畜産農場地区、トゥワイナ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、SANA(11月18日付)によると、アルバイーン山周辺、イドリブ・マストゥーマ街道、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月18日付)によると、ヒルバト・バーズ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退し、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタルティヤーフ村、サルマー町、ズワイク村、カフルダブラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

レバノンの動き

ナハールネット(11月18日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール市郊外で、シリア軍ヘリコプターの越境攻撃により、同市長のおい2人が死亡した。

しかし、これに関して、レバノンの声(11月18日付)は2人が武装集団に殺害されたと報じ、AFP(11月18日付)は2人が地雷に触れて死亡したと報じた。

一方、アルサール市では、オートバイに乗った武装集団の発砲により2人が負傷した。

諸外国の動き

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣とゲンナージー・ガティロフ外務次官は、モスクワを訪問中のファイサル・ミクダード外務副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談し、ジュネーブ2会議準備などについて協議した。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務大臣は、イランのハサン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣とモスクワで会談し、ジュネーブ2会議などシリア情勢について協議した。

またロシア大統領府によると、ヴラジミール・プーチン大統領がイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議した。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣は訪問先の米国でジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢について協議した。

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国連の潘基文事務総長は、訪問先のリトアニアで、「現時点で期日を発表はできないが、たびたび延期されているジュネーブ2会議は、来月(12月)に開催されるだろう」と述べた。

潘事務総長は「アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は今月25日の米露の代表との会談で期日を決定しようとしている」と付言した。

AFP, November 18, 2013、al-Hayat, November 19, 2013、Kull-na Shuraka’, November 18, 2013、al-Manar, November
18, 2013、al-Mayadeen, November 18, 2013、Naharnet, November 18, 2013、Reuters,
November 18, 2013、Rihab News, November 18, 2013、SANA, November 18, 2013、al-Sharq al-Awsat, November 18, 2013、UPI, November 18, 2013、Voice of Lebanon, November 18,
2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が前日に引き続きカラムーン山地一帯に対して激しい空爆を実施するなか、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長が近くロシアを訪問する予定であることが明かされる(2013年11月17日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月17日付)は、ラタキア県のトルクメン山(ラビーア町一帯)で活動するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と自由シリア軍のウマル・ムフタール大隊が、捕虜の交換、互いが捕獲した武器の変換、ラビーア町の検問所などからのダーイシュの撤退、自由シリア軍によるイスラーム教の遵守などを骨子とする停戦合意を結んだと報じた。

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シャヒード大隊司令官のハルドゥーン・ザインッディーン司令官は声明を出し、スワイダー県革命軍事評議会に対して、集団的決定と遵守した透明性のあるかたちでの組織改編を求めた。

ザインッディーン司令官はまた、革命運動を代表しない個人・組織を拒否するとしつつ、軍事評議会のマルワーン・ママド司令官を支持すると表明した。

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カタールの首都ドーハで、米国のシンクタンク、シリア政治戦略研究センター(ラドワーン・ズィヤーダ所長)が、シリアにおける民主的変革に関する非公式シンポジウムを開催した。

シンポジウムには、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、シリア国民評議会のジョルジュ・サブラー議長、ブルハーン・ガルユーン氏、ファーイズ・サーラ氏らが参加し、体制転換後の民主化の行程について議論した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長の顧問を務めるムンズィル・アクビーク氏は、AFP(11月17日付)に、議長がモスクワ訪問を求めるセルゲイ・ラブロフ外務大臣の招待に応じ、ロシアを訪問する予定であることを明らかにした。

ラブロフ外務大臣は、シリア政府の使節団(ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官)がモスクワを訪問する18~21日の訪問を求めていたが、ジャルバー議長は、UAEなどの訪問日程と重なっていたため、この招待は辞退していた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が前日に引き続き、カラムーン山地一帯に対して激しい空爆を行った。

また同監視団によると、ハラスター市郊外にあるシリア軍の車輌管理局で、反体制武装集団が爆弾を爆破、士官3人を含む軍兵士31人が死亡した。

Elaph(11月18日付)、スカイ・ニュース(11月18日付)によると、この攻撃は首都の盾旅団が行い、軍兵士、ヒズブッラーの戦闘員など合わせて75人が死亡したという。

これに関して、爆破攻撃に参加したというドゥーマー殉教者旅団のアフマド・ターハー司令官は、クッルナー・シュラカー(11月18日付)の電話取材に対して、車輌管理局周辺のビルも爆発によって全壊したことを明らかにした。

また攻撃は、ビルの地下に数ヶ月間かけてトンネルを建設し、そこに爆弾を仕掛けて行われたとしたうえで、攻撃には首都の嵐旅団だけではなく、ドゥーマー殉教者旅団など複数の武装集団も参加していたと主張した。

一方、SANA(11月17日付)によると、ナシャービーヤ町郊外、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、フジャイラ村周辺、スバイナ町周辺、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ハウラーン・アバービール旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾市、5人が死亡、多数が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区に軍が砲撃・空爆を行った。

またバーブ・トゥーマー地区、カッサーア地区に反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

これに関して、SANA(11月17日付)は、カッサーア地区、バーブ・トゥーマー地区、バグダード街道、アッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡し、複数が負傷したと報じた。

またSANA(11月17日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース電力大臣は、シリア・アラブ・テレビ(11月18日付)で、ダマスカス県南部およびダマスカス郊外県の複数地区で「武装テロ集団」の破壊工作によって、電気が不通となったと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カスル・イブン・ワルダーン村、ジャズダーニーヤ村、ラスム・ワルド・ザラーキヤート村、ザウル・フスン村、ウカイリバート町近郊などに対して、軍ヘリコプターが空爆を行う一方、ハマー・アスラヤー街道で政府軍の軍服を着た反体制武装集団が軍検問所を攻撃し、軍兵士と国防隊戦闘員を殺傷、捕捉した。

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アレッポ県では、SANA(11月17日付)によると、ナイラブ航空基地東部の綿繰機工場地区で、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またタッル・ダマーン村、アウラム・クブラー地区、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルダーイル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カスキース村、ハンダラート・キャンプ、ザバディーヤ市、シュワイヒナ村、ワディーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市サイフ・ダウラ地区、イザーア地区、アシュラフィーヤ地区、サーリヒーン地区、マルジャ地区、ジュダイダ地区などに潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月17日付)によると、サラーキブ市、アリーハー市郊外、アルバイーン山周辺、カフルラーター市、ビンニシュ市、サルミーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、マシュラファ村、ハーリディーヤ村、ガントゥー市、ラスタン市、ダール・カビーラ村、ヒムス市ワアル地区、クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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リハーブ・ニュース(11月17日付)は、ロシアの複数のサイトからの情報として、ロシア人傭兵がアサド政権に雇われ、シリア国内の戦闘に参加していると報じた。

レバノンの動き

社会問題省は、カラムーン地方での軍と反体制武装集団の戦闘激化を受け、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方に、これまでにシリア人1,700人の避難した、と発表した。

諸外国の動き

『ハヤート』(11月18日付)は、シリアの通商公社のターリク・タウィール総裁が、フランスにあるアラブ・フランス銀行連合(UBAF)が、シリアの食品購入に関する制裁緩和に同意したと伝えた。

フランス政府は2013年9月、人道目的で食品購入に充てることを認めたEUの人道支援プログラムの枠組みのなかで、対シリア経済制裁の一環として凍結していたシリアの銀行資産の活を解禁していた。

フランスをはじめとするEU、米国、トルコ、一部アラブ湾岸諸国は、2011年以来、シリアに対して経済制裁を科している。

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トルコのドーアン通信(11月17日付)によると、16日深夜から17日未明にかけて、メルディン県のイェニヨル村郊外の地雷原で、トルコ軍がシリア領内から潜入しようとしたシリア人「密輸業者」3人を殺害した。

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AFP(11月17日付)は、ヨルダンの国家治安裁判所の検事局筋の話として、先週、アンマン国際空港からトルコに向かう途中、空港で当局に身柄拘束されたジハード主義潮流の指導者ムハンマド・ナジュル氏(アブー・マーリヤ・フィラスティーニー)に関して、テロ組織に参加しようとしたとの容疑で起訴された、と伝えた。

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パレスチナ自治政府のイブラーヒーム・ハニーヤ暫定首相は、シリアからガザ地方に避難してきたパレスチナ人に対して、住宅を提供し、就職先を斡旋すると述べた。

AFP(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2013、Elaph, November 18, 2013、al-Hayat, November 18, 2013、Kull-na Shuraka’, November 17, 2013, November 18, 2013、Naharnet,
November 17, 2013、Reuters, November 17, 2013、Rihab News, November 17, 2013、SANA,
November 17, 2013、Sky News Arabic, November 18, 2013、UPI, November 17,
2013などをもとに作成。

 

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ヒズブッラーやヌスラ戦線がダマスカス郊外県に数千人規模の戦闘員進軍を開始させるとともに、同地における「カラムーンの戦い」が本格化(2013年11月16日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月16日付)は、大統領府に近い「革命」協力者筋の話として、ラタキア県カルダーハ市にあるハーフィズ・アサド前大統領廟の地下に巨大なホールが建設され、化学兵器が隠されていると報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナブク市、カーラ市などダマスカス・ヒムス街道沿いの一帯で、軍がイスラーム軍など反体制武装集団と交戦、また軍がカーラ市、ダイル・アティーヤ市東部の山間部、ヤブルード市、ザバダーニー市を空爆、「カラムーンの戦い」が本格化した。

同監視団によると、この動きと並行して、ヒズブッラーの戦闘員数千人が、レバノン国境を越えて、カラムーン山地一帯に向けて進軍を開始した。

ヒズブッラーの増援部隊の投入は、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が数千人の戦闘員を動員し、カーラ市での戦闘に備えていることを受けた動きだという。

この動きに関して、シリア治安筋はAFP(11月16日付)に、ヒムス県マヒーン町一帯での戦闘で敗走した反体制武装集団の残党の追撃が行われていると述べた。

このほか、ムウダミーヤト・シャーム市で軍と反体制武装集団が交戦し、またバイト・サフム市を軍が空爆した。

また、SANA(11月16日付)によると、ヤルダー市、バービッラー市、ナシャービーヤ町郊外、ダイル・サルマーン市郊外、ムライハ市郊外、ザマルカー回廊、ヤブルード市郊外、アドラー市、リーマー農場、ダイル・アティーヤ市東部、ランクース市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、軍がジャウバル区、カーブーン区に対して空爆・砲撃を行った。

一方、SANA(11月16日付)によると、カッサーア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が死亡した。

また、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、アレッポ国際空港とサフィーラ市近郊の防衛工場機構間の幹線道路をほぼ完全に制圧した。

このほか、タウヒード旅団が、アムジャード・イスラーム旅団とともに、ナイラブ航空基地を砲撃、軍のヘリコプター2機と武器・燃料庫3棟を破壊したと発表した。

またアレッポ市では、軍が旧市街のジュルーム地区、アカバ地区、サキータ地区に砲撃を行った。

一方、SANA(11月16日付)によると、ハーン・アサル村、フライターン市、アブティーン村、ナッカーリーン村、クワイリス村、アウラム・クブラー町、カスキース村、アルバイド村、アレッポ中央刑務所周辺、サフィーラ市郊外工場地区、アレッポ市カースティールー地区、カフルダーイル村、マーリア市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ザバディーヤ地区に軍が進軍、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、シュワイヒナ地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ航空基地西部のシャイフ・ジャースィム市上空で、シリア軍のヘリコプターが炎上墜落した。

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ヒムス県では、SANA(11月16日付)によると、レバノン領からタッルカラフ市郊外に潜入しようとした外国人反体制武装集団を軍が撃退した。

またカルアト・ヒスン市、タッルドゥー市、カフルラーハー市、ハウラ地方、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ガントゥー市、タドムル市郊外(シャーイル山(ハマー県)西部)、ドゥワイル村、ヒムス市クスール地区、ワルシャ地区、バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月16日付)によると、ダルアー市難民キャンプ地区、アトマーン村、ナーフタ町、フラーク市、ヌアイマ村、ガーリヤ市、ナワー市、ナースィリーヤ村、ガディール・ブスターン市、ザアルーラ市、ヒーラーン村、マアラカ市、アブー・ガーラ市、ラスム・カッター市、タファス市、サイダー町、カルサー市、アイン・フライハ市、ラジャート高原一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月16日付)によると、バザーブール村、ナージヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ミシェル・スライマーン大統領は、中東地域情勢に関して、ジュネーブ2会議開催準備、イラン核問題などにおいて進展が見られたとしつつ、「こうした国際社会の状況には混乱や後退もあり得るだろう。シリアにおいて軍事的解決という論理が復活し、イランへの圧力が増し、サウジ・イラン関係が緊張するかもしれない」と警鐘をならした。

UPI(11月16日付)が伝えた。

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UPI(11月16日付)によると、「カラムーン」の戦いを逃れて、シリア領からベカーア県に潜入したアルジェリア人1人、シリア人4人の合わせて5人からなる武装集団をレバノン軍が身柄拘束した。

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ベカーア県バアルベック郡アルサール市のアフマド・フジャイリー市議会議員はAFP(11月16日付)に対して、「カラムーンの戦い」本格化を受け、15日以降、シリアから約1,000人の住民が避難してきたと述べた。

AFP, November 16, 2013、al-Hayat, November 17, 2013、Kull-na Shuraka’, November 16, 2013、Naharnet, November 16, 2013、Reuters, November 16, 2013、Rihab News, November 16, 2013、SANA, November 16, 2013、UPI, November 16, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍、国防隊、ヒズブッラーがアレッポ県タッル・ハースィル村の大部分を激しい戦闘の末制圧するなか、民主統一党が自治区内での憲法案の起草、選挙法の制定、閣僚選出などを任務とする「小委員会」を設置(2013年11月15日)

反体制勢力の動き

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局評議会発足を進めるため、民主統一党の代表ら52人が会合を開き、「小委員会」を設置した。

「小委員会」は、シリア北東部の6ヶ月間の暫定自治を行うとともに、憲章(憲法)案を起草、また選挙法を制定し、閣僚選出などを行うという。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アレッポ・ウラマー戦線は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のメンバーに対して、自由シリア軍に参加し戦闘を行うよう呼びかけた。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、西クルディスタン移行期文民評議会に同機構が参加するとした民主統一党の声明を否定した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は、イスタンブールで閣議を開き、同政府の暫定拠点をトルコのガズィアンテップに定めることを決定した。

閣議には9閣僚中7人が出席した。

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トルコのイスタンブールで開催されていたアラウィー派の反体制活動家らの「我らはみなシリア人」の大会が閉幕した。

閉幕声明で、参加者は、反体制勢力を糾合するための国民総会の開催を呼びかけるとともに、政治解決を通じて独裁政権の打倒する意思を表明した。

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クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市で合同移行期局結成総評議会(13日発足)の活動を具体化するため、ジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東部一帯)、コバネ(ラアス・アイン市)、アフリーン市の代表が集まり、合同移行期局計画実行フォローアップ委員会会合が開かれた。

会合では、合同移行局計画の起草、社会契約文書の準備、選挙制度の準備が審議されたという。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ヒムス県のハダス村、フワーリーン村、マヒーン町、そして同村に近い武器弾薬庫に対する軍事攻撃を成功させ、同地を制圧したと発表した。

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バアス党民族指導部と同シリア地域指導部は、矯正運動(ハーフィズ・アサド前大統領による政権掌握)記念日(第43回)に合わせてそれぞれ声明を出し、「シリアに対する陰謀が、レジスタンスと独立性の文化の普及を阻止しようとしている」(地域指導部声明)と主張、「矯正運動は制度的国家を崩壊させようとするあらゆる陰謀に43年を費やしてきた」(民族指導部)と自賛した。

国内の暴力

Champress, November 15, 2013
Champress, November 15, 2013

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハースィル村で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などと激しく交戦、軍が同村の大部分を制圧した。

また、軍はダイル・ハーフィル市を空爆する一方、アレッポ市サラーフッディーン地区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、軍がタッル・ハースィル村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

またアレッポ市バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、旧市街、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、アレッポ中央病院周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・シュワイフナ村、カフルダーイル村、アンジャーラ市、アウラム・クブラー町、マンスーラ村、アルバイド村、ダイル・ハーフィル市、ラスム・マイヤーラ村、ビーシャ村、バーカート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団、SANA(11月15日付)によると、バーブ・トゥーマー地区に迫撃砲弾3発が着弾し、マンスール学校、カルディア教会、ラテン教会、シリア・カトリック教会が被害を受けた。

また軍がアサーリー地区を迫撃砲で攻撃し、バルザ区、カーブーン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、『ハヤート』(11月16日付)によると、ヤルムーク区で、「自由シリア軍」とPFLP-GCが停戦に合意、住民らがこれを支持するデモを行ったという。

また、SANA(11月15日付)によると、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など複数の武装集団がCONOCOガス工場(シリア最大のガス採掘所)を制圧したと東部地域シャリーア委員会(ヌスラ戦線)が発表した。

同監視団によると、その後、ヌスラ戦線をはじめとする武装集団は、ヒシャーム地方に進軍、同地を支配する部族の武装集団と交戦したという。

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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、軍がハダス市、マヒーン町、フワーリーン村で反体制武装集団を掃討、同地を完全制圧した。

またアイドゥーン村、ドゥワイル村、ラスタン市、キースィーン村、タドムル市郊外、ヒムス市カラービース地区、タッルカラフ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月15日付)によると、ザマルカー回廊、ダイル・サルマーン市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、フジャイラ村郊外、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月15日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ村、ザアラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の執行理事会は、シリアが保有する化学物質約1,300トンを年内に国外に搬出することなどを骨子とする廃棄計画を決定した。

計画は、化学物質の危険度に応じて国外への搬出・廃棄の行程を設定、マスタードガスやサリンガスなどの化学兵器の原料となる化学物質の大半を年内に搬出し、2014年3月までの廃棄を目指している。

またこれと並行して、シリア国内で、化学物質を充填していない弾頭を2014年1月末までに破壊する予定。

しかし、廃棄処理の受入を米国から要請されていたアルバニア政府は、エディ・ラマ首相がテレビ演説を行い、この要請を拒否すると発表した。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は、訪問先のアゼルバイジャンで「トルコは事態を容認できない。シリアでのこの事態を受け入れることないだろう…。混乱へと向かうようなシリア分割は容認できない」と述べ、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局執行評議会発足の動きを非難した。

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AFP(11月15日付)によると、フランス当局はパリ郊外で、シリアにサラフィー主義を派遣するネットワークを摘発・解体、22歳から35歳の男性4人を逮捕した。

AFP, November 15, 2013、AKI, November 15, 2013、al-Hayat, November 16, 2013、Kull-na Shuraka’, November 15, 2013, November 16, 2013、Naharnet,
November 15, 2013、Reuters, November 15, 2013、Rihab News, November 15, 2013、SANA,
November 15, 2013、UPI, November 15, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県で人民防衛隊が軍の支援を受けつつ自由シリア軍およびサラフィー主義者に対する攻勢を強化するなか、米国務省やイラク・クルディスタン地域政府が民主統一党による自治区発足の動きに懐疑論を呈す(2013年11月14日)

反体制勢力の動き

アブー・アマーラ特殊任務中隊のマハンナー・ジャファーラ司令官は声明を出し、自由シリア軍合同軍事評議会メンバーを辞任すると発表した。

同評議会が、シリア国内で活動するイスラーム主義部隊や自由シリア軍の一部部隊に関心を示さないことが主因だという。

クッルナー・シュラカー(11月15日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊はアレッポ県で最初に作られた武装集団の一つ。

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反体制人権団体のシリア人権機構(SWASIAH)は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣の発足に関して、すべての政治組織と等距離を保ち、中立を守るとしつつ、解放区での自治などを実行するなどとした誓約を守り、「犯罪者」であるアサド政権に対峙するよう求めた。

シリア政府の動き

外務在外居住者省は国連事務局長と安保理に宛てて書簡を送り、ダマスカスなどシリアの複数の都市に対して武装テロ集団が迫撃砲で攻撃を行い、無実のシリア人を無差別かつ体系的に殺戮していると報告、これらの組織を支援している国々を非難するよう求めた。

SANA(11月14日付)が報じた。

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『アラブ』(11月14日付)は、イラクのヒズブッラー大隊に近い消息筋の話として、イラク、レバノン、イラン、イエメン、バーレーン、パキスタンのシーア派宗徒からなる12の部隊がシリアでの戦闘に参加し、アサド政権を支援している、と報じた。

同紙によると、参加している部隊は、レバノンのヒズブッラー、イラクのアブー・ファドル・アッバース旅団のほか、カマル・バニー・ハーシム旅団、タッフ旅団、カラール旅団、バキーヤトッラー旅団、マアスーム旅団、サアダ旅団など。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、「自由シリア軍」およびサラフィー主義者との戦闘で、カーミシュリー市郊外のタッル・イード村を制圧したほか、過去48時間でカフターニーヤ地方の18村落を手中に収めた。

これに関して、自由シリア軍のシリア・クルド革命評議会コムラ軍事部隊ミシュアル旅団は声明を出し、13日にカフターニーヤ地方のムハンマド・ズィヤーブ村で、シリア軍の支援を受けた民主統一党人民防衛隊がコムラのクルド人戦闘員2人を殺害した、と発表した。

一方、SANA(11月14日付)によると、カーミシュリー市郊外のブジャーリーヤ村、シャラーマ村、ハズナ村、ジャルマズ村、リカービーヤ村、マルザ村で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区を軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(11月14日付)によると、旧市街のウマイヤ・モスクに近いジャミール・マルダム・ベク通り(カッラーサ地区)で反体制武装集団が仕掛けた爆弾2発が爆発し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

また旧市街にあるハミディーヤ・モスク入り口では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

このほか、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団、SANA(11月14日付)によると、軍が武器弾薬庫のある大マヒーン山を完全制圧したと発表した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月14日)は、ヒムス県の反体制活動家らが、無人偵察機「Go Pro Her0 3」を捕獲することに成功した、と報じた。

他方、SANA(11月14日付)によると、ハーリディーヤ村、キースィーン村、ハダス村、ガントゥー市、ヒムス市クスール地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊する一方、レバノン領からの潜入を試みる反体制武装集団をクサイル市郊外で撃退した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月15日付)によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、軍のヘリコプターが反体制武装集団戦闘員に対して武装放棄、「祖国の懐への回帰」、「恩赦に服する」よう呼びかけるビラを散布した。

またシリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、バイト・サフム市周辺、ヤルダー市周辺、バービッラー市周辺で、サラフィー主義武装集団と交戦する一方、ダーライヤー市、ヤブルード市周辺を砲撃・空爆した。

一方、SANA(11月14日付)によると、アイン・タルマー渓谷、アルバイン市、マルジュ・スルターン村近郊、フジャイル市周辺、マダーヤー町、ハルナ市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シャーム・プレス(11月14日付)が、信頼できる複数の消息筋の話として、ムスリミーヤ村郊外の歩兵学校で行われていたタウヒード旅団の拡大会合に、シリア空軍が空爆を行い、旅団の指導者アブドゥルカーディル・サーリフ氏が死亡したと報じた。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月15日付)は、軍の空爆で、幹部の一人ユースフ・アッバース氏が死亡、司令官のアブドゥルカーディル・サーリフ氏、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官らが負傷し、トルコに搬送されたと報じ、サラーマ総司令官の写真を掲載した。

Kull-na Shuraka', November 15, 2013
Kull-na Shuraka’, November 15, 2013

また、SANA(11月14日付)によると、アルバイド村、クワイリス村、マンスール村、アレッポ中央刑務所周辺、ワディーヒー村、ズィルバ村、アターリブ市、カフルダーイル村、カフルハムラ村、バービース村、マアーッラト・アルティーク村、ムスリミーヤ村、カフルナーハー村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、カルム・ジャズマーティー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月14日付)によると、サラーキブ市、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月14日付)によると、ガニーマ村、ドゥワイリカ村、サルマー町、トゥウーマ村、アイドゥー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月14日付)によると、タスィール町・ナワー市街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は前日に引き続き、ベイルート県郊外のルワイスでのアーシューラーの記念祝典で公衆の前に姿を現し、レバノン情勢、イラン情勢、シリア情勢などについて再び演説した。

シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は「理由がある限り、我々はシリアにとどまる」と述べた。

また「(移行期)政府樹立の条件としてシリアからのヒズブッラーの撤退を求める者は、不可能な条件を課しているようなものだ」とシリアの一部反体制勢力を批判した。

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ヒズブッラーの高官は『タイムズ』(11月14日付)に対して「アサド政権は、ヒズブッラーの部隊が戦闘に介入しなければ、2時間で崩壊していただろう」と述べた。

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NNA(11月14日付)によると、ベカーア県バアルベック軍アルサール市をシリア軍が越境空爆、また同郡バニー・シート地方、ヘルメル郡の無人地帯にシリア領内から発射された迫撃砲弾複数発が着弾した。

諸外国の動き

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領がアサド大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議したと発表した。

発表によると、プーチン大統領は会談のなかで、ロシアをはじめ各国がジュネーブ2会議開催に向けて努力を行っていることを説明する一方、アサド大統領が政府使節団派遣を受諾したことへの謝意を示したという。

また、シリア国内の過激派によるキリスト教徒などマイノリティ宗派への「体系的迫害」に関する情報への懸念を示し、シリア政府に対して、民間人の苦悩軽減と宗派間の平和の回復に向けて努力するよう求めたという。

これに対して、アサド大統領はロシアによるシリア国民への支援・支持に謝意を述べたという。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はエジプトを訪問し、カイロでナビール・ファフミー外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、両外相は、シリアの危機の政治的解決のため、ジュネーブ2会議開催に向けて努力を続けることを両国が改めて確認したと述べた。

ラブロフ外務大臣は、シリア情勢に対するアラブ連盟の姿勢をどう評価するかとの問いに対し「事前に決定がなされている」と非難、「基本原則を守るべきで、コンセンサスがなされるべきだ」と非難した。

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ジェン・サキ米国務省報道官は、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局評議会発足宣言に関して「我々の政策は常にシリア国土の一体性と安寧を支援するものだ。シリア・クルド国民評議会の試みは前向きに評価できるが、シリアのクルド人地域の独立を宣言しようとしているとの報告に懸念を感じる。シリアでクルド人だけの地域を作ることはより大きな決定の一部をなしていなければならない」と批判した。

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イラク・クルディスタン地域政府の大統領府はインターネットを通じて声明を出し、そのなかで民主統一党を「すべての当事者(クルド民族主義政党)を排除し、武力を行使し、体制と協力し、西クルディスタンに革命を灯すなどと主張し、現状を押しつけようとした…。シリア政府は彼らにこの地域を手渡した。こうした行為に…民族的利益があったなら、受け入れられたろうが、結果は、西クルディスタンを独り占めしただけだ…。同地の我ら人民の未来に対する危険なゲームだ」と非難した。

AFP, November 14, 2013、al-‘Arab, November 14, 2013、Champress, November 14, 2013、al-Hayat, November 15, 2013、Kull-na Shuraka’, November 14, 2013, November 15, 2013,
November 17, 2013、Naharnet, November 14, 2013、Reuters, November 14, 2013、Rihab
News, November 14, 2013、SANA, November 14, 2013、The Times, November 14, 2013、UPI, November 14, 2013などをもとに作成。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立は「西クルディスタン移行期民政局評議会」の発足を発表した民主統一党を「革命に敵対し、アサド政権を支援している組織」として批判(2013年11月13日のシリア情勢

反体制勢力の動き

11日にイスタンブールで移行期政府を発足したシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局評議会(自治組織)の発足を発表した民主統一党を「革命に敵対する組織とみなし…、評議会の発足を、独裁のない自由で独立した統一シリア国家をめざして闘うシリア国民との関係を絶つ分離主義的な動きとみなす」と非難した。

また、シリア国民連立は声明で「人民防衛隊を名乗る軍事部門の活動を通じてシリア国民の利益、革命の原則に対抗し、アサド政権を支援している」と非難した。

この声明と合わせて、シリア国民連立は別の声明を出し、シリア・クルド国民評議会の連立への参加を改めて発表した。

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クッルナー・シュラカー(11月13日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立がメンバーの相次ぐ脱会を阻止するため、メンバーによる書面での脱会申請と総合委員会での採決を義務づけたと報じた。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の「アレッポ国」は、シャームの民のヌスラ戦線など6組織に次いで、インターネットを通じて声明を出し、「ヌサイリー派とラーフィドゥーンの軍がハナースィル街道を奪還し、サフィーラ市、そしてタッルアラン村を占領、解放区を再び占領するためすべて面から進軍し…多くの部隊がアレッポ市およびその郊外から撤退してしまった」と警鐘を鳴らし、「イスラーム教徒の聖地と土地に対する敵の進軍を防ぐようすべての戦線に大号令を発する」と発表した。

『ハヤート』(11月14日付)が報じた。

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シリア・ムスリム同胞団が発足を準備している公正憲法国民党(略称「ワアド」(約束)の実行評議会メンバーはAKI(11月13日付)に、党の活動方針は同胞団から独立したものとなるだろうと述べた。

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シリア人権監視団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アレッポ県第80旅団基地での攻防戦で捕捉した反体制武装集団の負傷した戦闘員を「アサド政権を支持するイラク人シーア派戦闘員だと間違って」斬首したと発表した。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などが占拠するタッル・ハースィル村を軍が空爆した。

Champress, November 13, 2013
Champress, November 13, 2013

また国防隊、ヒズブッラーの民兵の支援のもと、軍は、アレッポ・サフィーラ街道の完全制圧を進めるべく反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月13日付)によると、アレッポ市旧市街およびウマイヤ・モスク周辺で軍が反体制武装集団を追撃し、同地区の大部分を制圧した。

また、ナッカーリーン村、ザルズール市、タイヤーリーン市、アルバイド村、クワイリス村、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、フライターン市、アナダーン市、マディーナ・スィナーイーヤ地方、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、アレッポ市カッラーサ地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・カスル地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がマヒーン町の武器弾薬庫の武器弾薬を「安全な場所」に移動し、同施設を爆破した。

一方、SANA(11月13日付)によると、ヒムス市グータ地区、ハムラー地区、インシャーアート地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が死亡、多数が負傷した。

また、ガースィビーヤ村、ドゥワイル村、ラスタン市、マヒーン町、ダール・カビーラ村、ガントゥー市、クナイトラート村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月13日付)によると、バーブ・トゥーマー地区、ザバダーニー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が死亡、20人が負傷した。

また、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月13日付)によると、サラミーヤ市郊外のフナイフィス村で8日に反体制武装集団に拉致された女性2人が遺体で発見された。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月13日付)によると、軍がフジャイラ村での反体制武装集団の掃討を完了、同市を完全制圧した。

また、ハズラマー市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、バイト・サフム市、スバイナ町郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月13日付)によると、サラーキブ市南西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月13日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月13日付)によると、ダルアー市旧税関地区など、アトマーン村、ムサイフラ町、サイダー町、タファス市、タッル・サマン市、ナワー市、インヒル市、シューマラ村、アッラーリー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベイルート県郊外のルワイスでのアーシューラーの記念祝典に突如姿を現し、レバノン情勢、イラン情勢、シリア情勢などについて演説した。

シリア情勢との関連で、ナスルッラー書記長は、ナジーブ・ミーカーティー内閣解散後の新内閣組閣と絡めて次のように述べた。

「3月14日勢力に新内閣に参加しないようサウジアラビアが呼びかけている…。我々は彼らにシリア危機とレバノン情勢を分けて考えるよう、そしてまた隣国の戦争の結果に期待しないよう忠告してきた…。あらゆる事実が示しているのは、事態がサウジアラビアの望んでいない方向に進んでいることだ。シリアでの勝利でレバノンに内閣が発足すると望んでいる者たちに、「あなた方はシリアの戦争で勝つことはない」と言おう」。

諸外国の動き

ロシア外務省は声明を出し、ダマスカス県各所に対する反体制武装集団の迫撃砲による無差別攻撃を「テロ行為」と非難した。

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米国務省のジェン・サキ報道官は、11日に閉幕したシリア革命反体制勢力国民連立総合委員会の会合での決定に関して、「全権を有する移行期政府樹立に…向けたジュネーブ2会議準備プロセスが進展した」と評価した。

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ローマ法王フランシスコは、12日にダマスカス県のヨハネ学校児童に対する反体制武装集団の迫撃砲による攻撃に関して、5,000人の信者の前で「2日前、迫撃砲で学校から帰宅途中の何人かの子供たちが殺害され、多くの痛みを感じた…。こうした惨劇が今後決して繰り返されてはならないと願う」と述べた。

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コソボ共和国のイスラーム代表評議会は声明を出し、シリアでの戦闘参加が「宗教的諸原則と何ら関係がない」と非難し、そうした行為がアサド政権の延命につながると指摘、コソボ出身の若者たちに参加しないよう呼びかけた。

コソボの当局によると、アルバニア系のイスラーム教徒約150人がシリアに渡り戦闘に参加、うち12人が死亡している、という。

『ハヤート』(11月14日付)が伝えた。

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ドイツ内務省の連邦憲法擁護庁(BfV)長官は、シリア国内で反体制武装集団に参加しているドイツ人の数が把握されているだけで220人に達するとしているとしたうえで、「そこ(シリア)に入ることは彼らにとって容易で、ID Cardとトルコ行きなど、シリア国境に向かうチケットだけあればよい」と述べた。

また「現地に到着したら、戦闘部隊に入ることも簡単だ。同じ言葉をしゃべっている人と戦えばよいのだ」と付言した。

『ハヤート』(11月14日付)が伝えた。

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クッルナー・シュラカー(11月13日付)によると、サウジアラビア当局は、在留シリア人の抗議に対応するかたちで、リヤードのシリア大使館のシリア人職員1人を国外追放処分とした。

同職員が在留シリア人に対して諜報・密偵活動を行っているというのがその理由。

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『ハヤート』(11月15日付)は、シリアの反体制筋の話として、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣がトルコのイスタンブールを訪問、シリア革命反体制勢力国民連立の代表と会談した、と報じた。

ボクダノフ外務副大臣が会談したのは、バドル・ジャースィム書記長、ファールーク・タイフール副議長、ミシェル・キールー政治委員会メンバーで、ジュネーブ2会議やシリア国内の人道状況について協議したという。

ボクダノフ外務副大臣は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長をモスクワに招待したが、同議長の日程の都合調整がつかず、訪問は延期となったという。


別の活動家らによると、ボクダノフ外務副大臣は、移行期におけるアサド大統領の役割に関するロシアの姿勢に関して「これはシリア人自身が交渉のなかで決めることだ」と述べたもの、これまでに比べて「柔軟な姿勢」を示したという。

AFP, November 13, 2013、AKI, November 13, 2013、al-Hayat, November 14, 2013, November 15, 2013、Kull-na Shuraka’, November 13, 2013、Naharnet,
November 13, 2013、Reuters, November 13, 2013、Rihab News, November 13, 2013、SANA,
November 13, 2013、UPI, November 13, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のトゥウマ暫定内閣首班が政府発足を受け記者会見を開くなか、民主統一党など35政党・組織の代表者らがカーミシュリー市に集まり「合同移行期局結成総評議会」を発足、「西クルディスタン移行期民政局評議会」に関する合意が実現される(2013年11月12日)

Kull-na Shuraka', November 12, 2013
Kull-na Shuraka’, November 12, 2013

反体制勢力の動き

アレッポ県では、反体制武装集団6組織が共同声明を出し、「アサドの悪党がヒズブッラーの民兵とアブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもとに行っている激しい攻撃」に対抗するよう、アレッポ市および同市郊外の武装集団に対して「大号令」を出した。

共同声明を出したのは、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人運動、タウヒード旅団、「ファスタキム・カマー・ウミルタ」(命じられるままに復讐せよ)連合、ヌールッディーン・ザンキー大隊、アンサール・マフディー。

声明において、6組織は「呼びかけに応じず、武器を退いた者を処罰し、断固たる措置をとる」と約束した。

AFP(11月12日付)などが伝えた。

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クッルナー・シュラカー(11月12日付)は、アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏の8日の音声声明を受けるかたちで、11日以降、「ビラード・シャームのアル=カーイダ機構、ヌスラ戦線」と書かれた黒い旗を掲げる武装集団がシャームの民のヌスラ戦線内に出現していると報じた。

また同サイトは、ラッカ市を占拠しているイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、市内の拠点の再配置を行い、市内入り口の拠点をヌスラ戦線に明け渡す一方、その一部がアレッポ県に向けて転戦している、と報じた。

これに関して、ラッカ市の「自由シリア軍」消息筋は、ザワーヒリー師の音声声明発表後、ラッカ市内でダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線が会談し、その直後、ダーイシュの戦闘員40人以上が離反し、ヌスラ戦線に加わる一方、ダーイシュの戦闘員多数がイラクへの移動を決心したと語った。

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自由シリア軍国内合同司令部のファフド・ミスリー中央広報担当官はAKI(11月12日付)に、同司令部が現在、ロシアへの使節団派遣を調整中であることを明らかにした。

使節団の派遣は「危機の終わらせるための最終的な解決策に直接至る」ことが目的だという。

ミスリー調整官は、ジュネーブ2会議が開催されたとしても、アサド政権が政治的解決を望んでいないために、失敗するだろうと述べ、政権退陣以外に、暴力停止、治安と安定の回復はない、と主張した。

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は『ハヤート』(11月13日付)に、シリア北東部での自治を行うための「西クルディスタン移行期民政局評議会」に関する合意がハサカ県カーミシュリーシで成立したと発表した。

ムスリム共同党首によると、西クルディスタン移行期民政局評議会は、クルド民族主義政党(民主統一党、シリア・クルド左派党、民主左派党、クルド・シリア民主党)、スィルヤーニー・アッシリア連合、アッシリア民主機構の代表82人から構成され、地方選挙法策定、総選挙の準備、政治・軍事・治安問題への対応などを行う。

また西クルディスタンは3地域に分割され、それぞれの地域で評議会が設置され、自治が運営されるという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班は政府発足を受けてイスタンブールで記者会見を開き、「我々の暫定政府はシリアへの帰還の道をならすことになろう…。我々はシリア復興に全力を尽くす。我々はすべての国際的合意を尊重する…。サウジアラビア、カタール、トルコ、それ以外の湾岸諸国、リビアによるシリアの反体制勢力への支援に感謝する」と述べた。

また暫定政府に関して「言葉だけの政府でなく、実行の政府だ。第1の任務は解放されたシリアにおける住民の治安と安全の拡大、生活面でのニーズへの対応だ」と述べた。

そのうえで「各都市、町、村の自治を担う地元評議会の役割を活性化する」と付言した。

さらに「国内外のパレスチナ難民を保護する特別委員会を設置する」と約束した。

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シリア革命反体制勢力国民連立内のシリア正教徒、アッシリア教徒代表は共同声明を出し、アフマド・トゥウマ暫定内閣に自らの代表の入閣が認められなかったことに強く抗議すると不満の意を示した。

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リハーブ・ニュース(11月13日付)は、トルコのイスタンブールでアラウィー派の反体制活動家らが組織する「我らはみなシリア人」の大会が開催された。

大会は「シリアとシリア革命救済のためを叫ぼう」と題され、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長も参加した。

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クッルナー・シュラカー(11月13日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市に、民主統一党など35政党・組織の代表約100人が一同に会し、「合同移行期局結成総評議会」を発足した。

同評議会に参加した組織は以下の通り:

1. スィルヤーニー連合党
2. スィルヤーニー青年連合
3. スィルヤーニー文化協会
4. スィルヤーニー学芸連合
5. スィルヤーニー女性連合
6. 国民調整委員会
7. シリア国民ブロック
8. アラブ国民委員会
9. 共産主義行動等
10. シリア・クルド左派党
11. クルディスタン民主パールティ
12. シリア・クルド民主左派党
13. シリア・クルド民主国民連合
14. シリア・クルド民主平和党
15. クルディスタン・リベラル連合
16. クルド・シリア民主党
17. スィタール連合
18. シリア女性イニシアチブ
19. 西クルディスタン権利
20. 市民平和委員会
21. 民主統一党
22. シューリシュ女性機構
23. 西クルディスタン渉外局
24. 西クルディスタン人民議会
25. シリア・クルディスタン民主党
26. 国家市民権社会機構
27. サーラ女性に対する暴力反対機構
28. 未来シリア青年連合
29. クルディスタン共産党
30. 民主連合運動
31. クルド最高会議(西クルディスタン代表)
32. 戦略研究センター
33. クルド学生コンフィデラシオン
34. 革命青年運動
35. 革命青年女性運動

国内の暴力

ダマスカス県では、SANA(11月12日付)によると、マズラア地区、ザバダーニー地区、バグダード通りに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、女性1人が死亡、20人が負傷した。

これに関して、PFLP-GCのアンワル・ラジャー報道官によると、このうちの1発がマズラア地区にあるPFLP-GCの拠点に着弾し、守衛5人が負傷した。

またクッルナー・シュラカー(11月12日付)によると、ヤルムーク区の野菜市場に迫撃砲弾が着弾し、市民4人が死亡、11人が負傷した。

このほか、SANA(11月12日付)によると、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア・アラブ・テレビ(11月12日付)は、ダマスカス県バルザ区で、反体制武装集団が逃走する際に大規模な爆発が発生したとして、その映像を公開した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤルダー市、バイト・サフム市、ナブク市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、リーマー農場で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月12日付)によると、アルバイン市、ドゥーマー市郊外、スバイナ町郊外、フジャイラ村、バービッラー市、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外、ナブク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月12日付)によると、アレッポ市のシャリーア委員会は、ブスターン・カスル地区に設置されていた通行所を「治安上の理由」で閉鎖すると発表した。

一方、SANA(11月12日付)によると、マンスーラ村、ナッカーリーン村、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市の旧市街(アンタキア門、カンサリーン地区)、サーフール地区、カスタル・ハラーミー地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月12日付)によると、ガントゥー市、ラスタン市、フナイフィス村、ヒムス市バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月12日付)によると、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月12日付)によると、ハーン・ジャウズ村、リーハーニーヤ村、バイト・アワーン村、カビール村、ダルーシャーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月12日付)によると、ダルアー市各所、ヒーラーン村、ナワー市、インヒル市、タファス市、ワーリダート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月13日付)によると、アイン・アラブ市で爆弾テロが発生し、ハマー市から同地に非難していた避難民(子供らを含む)11人が死亡、多数が負傷した。

諸外国の動き

PLOのアンワル・アブドゥルハーディー駐ダマスカス大使がシリア政府高官と、ダマスカス県ヤルムーク区での「中立化」に向けて協議を行った。

アブドゥルハーディー大使によると、会合では、反体制武装集団のキャンプからの撤退、キャンプのゲート開放、社会サービスの復旧などについて話し合われた。

「中立化」が実現した場合、シリア警察がキャンプ内の治安維持活動にあたるが、軍の駐留はみとめられないという。

DFLP広報局のラシード・クワダル氏によると、ヤルムーク区は、シリア人とパレスチナ人からなる反体制武装集団がほぼ1年にわたって占拠されており、PFLP-GC、ファタハ・インティファーダ、パレスチナ解放戦線の民兵がこれに対峙、戦闘を繰り返している。

DFLP、PFLPは戦闘には加わっていないという。

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ドイツのNGO「プロ・アスィール」(Pro-Asyl)は、ギリシャ当局が、欧州へ避難しようとするシリア人避難民を体系的に国外追放していると非難した。

AFP, November 12, 2013、AKI, November 12, 2013、al-Hayat, November 13, 2013、Kull-na Shuraka’, November 12, 2013, November 13, 2013、Naharnet,
November 12, 2013、Reuters, November 12, 2013、Rihab News, November 12, 2013,
November 13, 2013、SANA, November 12, 2013、UPI, November 12, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立がジュネーブ2会議への参加を決定したと発表するも、同決定がなされた総合委員会会合ではジャルバー議長と自由シリア軍参謀委員会のミクダード政治広報調整官が激しく対立(2013年11月11日)

反体制勢力の動き

イスタンブールで総合委員会会合を続けていたシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ジュネーブ2会議への対応に関する決定を発表した。

同声明のなかで、シリア革命反体制勢力国民連立は「審議のうえ、連立は、大統領顕現、軍・治安機関に関わる権限のすべてを有する移行期統治機関への権力移譲を行うことを基本として、またバッシャール・アサドおよびシリア人の血でその手を汚した側近らが移行期とシリアの将来においていかなる役割も担わないことを基本として、ジュネーブ2会議への参加準備を行うことを了承した」と発表した。

また「大会開催に先立って、包囲されている地域に赤十字社、赤新月社などの人道支援車輌が入ること、政治犯、とりわけ女性、子供の釈放を保障する」ことを求めた。

そのうえで「連立は、複数のメンバーからなる委員会が、国内外の革命諸勢力と必要な協議を行い、連立の決定に関する姿勢を説明する」と付言した。

連立はまた、移行期政府閣僚人事に関する採決を行い、12人の閣僚候補のうち9人を承認した。

『ハヤート』(11月13日付)によると、承認された各閣僚の獲得票は以下の通り:

1. イヤード・クドスィー副首班:71票
2. アスアド・ムスタファー国防大臣:64票
3. ヤースィーン・ナッジャール通信産業大臣:66票
4. イブラーヒーム・ミールー財務経済大臣:72票
5. タグリード・ハジャリー文化家族大臣:62票
6. ファウワーズ・ザーヒル法務大臣:65票
7. ウスマーン・バディーウィー地方自治大臣:67票
8. ワリード・ズウビー水資源インフラ大臣:63票
9. イリヤース・ワルダ・エネルギー天然資源大臣:67票

また以下の閣僚候補は過半数の賛成を得られなかったという。

10. アンマール・カルビー内務大臣:30票
11. ムハンマド・ジャミール・ジャッラーン保健大臣:59票
12. アブドゥッラフマーン・ハーッジ教育高等教育大臣:59票

この3閣僚については、引き続き人選などの調整が続けられる。

なお、シリア革命反体制勢力国民連立の消息筋は『ハヤート』(11月13日付)に対し、トゥウマ暫定政府に関して、湾岸諸国やトルコが資金供与などを通じて支持していると述べる一方、ムスタファー・サッバーグ前事務局長のブロック、ダマスカス宣言、シリア国民評議会のジョルジュ・サブラー議長、サミール・ナッシャール氏が発足を延期するよう求めたが、総合委員会(定数122人)で採決が断行されことを明らかにした。

移行期政府の発足は、全権を有する移行期政府の発足を協議するとしたジュネーブ2会議の最大の議題の一つである。

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ジュネーブ2会議に関するシリア革命反体制勢力国民連立総合委員会の声明に関して、ムンズィル・アークビーク氏(議長局長)は、「ほぼ全会一致だった…。シリア国民評議会が主張を変えたことは確かだ。だから採決に応じた」と述べた。

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なお、『ハヤート』(11月12日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会会合では、自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)のルワイユ・ミクダード政治広報調整官が、アサド大統領の退陣に関して合意した旨、声明に盛り込むよう強く訴えるとともに、交渉期間の期限設定、国連憲章第7章に基づく制裁決議を要求すべきだと主張し、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長と鋭く対立したという。

また連立における参謀委員会の代表ポストの増加を求めた。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月11日付)は、10日深夜から11日未明にかけて、ジャルバー議長がミクダード氏を平手打ちするまでに両者の対立が激化したと報じた。

殴られたミクダード氏は会場にいたトルコ警察に助けを求めたが、議長局のメンバーたちが阻止、両者を仲裁したという。

またカマール・ルブワーニー氏は、クッルナー・シュラカー(11月12日付)に、両者の対立の最大の原因は、採決が秘密投票によって行われなかったことで、一部のメンバーが投票時に圧力を受けたことにあったと述べた。

このほか、総合委員会においてシリア・クルド国民評議会の連立への参加が承認され、総合委員会に同評議会のメンバー8人が参加した(これにより、総合委員会の定数は114人から122人となり、シリア・クルド国民評議会メンバーは11人となった)。

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また、クッルナー・シュラカー(11月11日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会がジュネーブ2会議への対応、移行期政府閣僚人事などを了承したことに関して、シリア・クルド国民評議会のアブドゥルハキーム・バッシャール代表が「クルド人は政治的存在ではなく、民族的存在だ」としたうえで、「採決ではなく全会一致で承認されるべきだった」と不満を表明したと報じた。

シリア・クルド国民評議会が、移行期後のシリアの政体に関して連邦制を樹立すべきと主張し、地方分権をめざす連立と対立していることが不満表明の背景にあるという。

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ロイター通信(11月12日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣に参画した閣僚の一人の話として、「米国は暫定政府に反対している。なぜなら、ジュネーブ2会議の対話を損なうと考えているからだ」と報じた。

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タウヒード旅団は声明を出し、アレッポ市(西部一帯)の武装集団との調整の末、「市民の安全保護と革命家の軍事作成成功」のために同市全域に外出禁止令を出したと発表した。

同声明によると、毎日午後7時から翌朝7時までの12時間、市民の外出は禁止される。

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『ラアユ』(11月11日付)は、シリア治安筋の話として、シリア国内でテロ活動を行っている外国人戦闘員の内訳を紹介した。

同報道によると、現在、シリアには約80カ国からサラフィー主義戦闘員が流入しており、もっとも多いのがサウジアラビア人(4,800人)で、次いでイラク人(4,500人)、パレスチナ人(3,000人)、チュニジア人(2,700人)、アルジェリア人(2,000人)、インドネシア人(1,100人)、チェチェン人(800人)、アフガニスタン人(400人)、クウェート人(350人)などが続くという。

また米国、西欧諸国出身のサラフィー主義戦闘員の数は1,300人に及ぶという。

一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、その90%が欧米のサラフィー主義者からなり、現在国土の約30%を占拠しているのだという。

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『ハヤート』(11月11日付)は、イスラーム軍の広報機関が、国内外で自らの活動を取材・撮影する記者を募集している、と報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市、ヤルダー市、フジャイラ村で、軍が、国防隊、ヒズブッラー、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援を受け、反体制武装集団と交戦し、砲撃を加えた。

一方、SANA(11月11日付)によると、アルバイン市、マディーラー市、ミスラーバー市、ナシャービーヤ町周辺、マイダアー町周辺、スバイナ町周辺、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月11日付)によると、カッサーア地区のダマスカス・ヨハネ学校に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供9人が死亡、27人が負傷した。

また同地区にある聖十字架教会、キルリース教会も被害を受けた。

さらにバーブ・トゥーマー地区でも、児童を乗せた通学用バスに迫撃砲弾が着弾し、子供5人を含む7人が負傷した。

このほか、SANA(11月11日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点、装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、AFP(11月11日付)がシリア軍消息筋の話として伝えたところによると、アレッポ国際空港の「南東部全域を軍が奪還し…同空港の再開の準備が可能になった」。

またシリア人権監視団によると、軍はサフィール市北部のタッルアラン市を制圧、アレッポ市とサフィーラ市を結ぶ街道を再制圧した。

一方、『ワタン』(11月11日付)は、トルコ経由でアレッポ県の北部、東部に延びる反体制武装集団の兵站線を最終的に掌握するための「最後の軍事作戦」を軍が準備している、と報じた。

このほか、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が未明に、アフリーン市郊外にあるカスタル・ジンドゥー村の人民防衛隊拠点複数カ所を襲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が制圧しているラアス・アイン市の赤十字施設の近くで、爆弾を積んだ自動車が自爆し、建物が全壊し、少なくとも5人が死亡、数十人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(11月11日付)によると、サフーハン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月11日付)によると、マヒーン町、フワーリーン村、ハダス村、ダール・カビーラ村、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月11日付)によると、ラビーア町一帯、サーキヤト・カルト村、カフル・アジューズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月11日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、ハマーディーン地区、キャンプ地区、タファス市、ナワー市、イズラア市、アトマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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リハーブ・ニュース(11月11日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員約40人がラタキア県トルクメン山(ラビーア町一帯)の野戦病院を襲撃し、「自由シリア軍」の拠点を奪おうとしたが、「自由シリア軍」がこれを撃退した。

この戦闘で、ダーイシュは、クルド山シャリーア委員会メンバーのジャラール・バーヤルリー氏を殺害したという。

この戦闘に関して、クッルナー・シュラカー(11月12日付)は以下のような経緯で発生したと報じた。

1. ダーイシュがシャリーア委員会メンバー(ジャラール・バーヤルリー氏)を殺害(10月10日)。
2. 「アッラーのための聖遷大隊」本部をダーイシュが襲撃し(日付は不明)、司令官のアブー・ラッハール氏を殺害。戦闘で双方に死傷者が出たという。
3. 11月11日に、シュグル・ダム近くのシャーム自由人運動の検問所近くで戦闘があり、ダーイシュの増援部隊が同地に集結。12日、「アッラーのための聖遷大隊」の戦闘員6人の惨殺体が発見された。

一方、シリア人権監視団は、ダーイシュがラタキア県ラビーア町で反体制武装集団の戦闘員6人を処刑した、と発表した。

同監視団によると、処刑を行ったのは、アブー・アイマン・イラーキー氏が率いる部隊で、ダーイシュがこの武装集団の拠点を征圧した後に行われ、また両者の停戦を仲介しようとしたシャリーア委員会のメンバー1人も殺害されたという。

諸外国の動き

ジュネーブ2会議に関するシリア革命反体制勢力国民連立総合委員会の声明に関して、ジョン・ケリー米国務長官は、アブダビでの記者会見で、「シリアの反体制勢力はジュネーブに行くと採決した。これは大きなステップだ」だと高く評価した。

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ヨルダンの国家治安裁判所は、シリアに違法に潜入し、シャームの民のヌスラ戦線に参加しようとしていたヨルダン人サラフィー主義者2人に、2年半の禁固刑を宣告した。

AFP(11月11日付)が報じた。

AFP, November 11, 2013、al-Hayat, November 11, 2013、November 12, 2013, November 13, 2013、Kull-na Shuraka, November 11, 2013, November 12, 2013、Naharnet, November 11, 2013、al-Ra’y, November 11, 2013、Reuters, November 11, 2013、Rihab News, November 11,
2013、SANA, November 11, 2013、UPI, November 11, 2013、al-Watan, November 11, 2013などをもとに作成。

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プーチン大統領とアブドゥッラー国王がジュネーブ2会議準備などについて電話協議するなか、軍が国防隊、ヒズブッラー民兵の支援を受けつつ、反体制武装集団によって再制圧されていた第80旅団地域などを再奪還(2013年11月10日)

反体制勢力の動き

アブドゥルアズィーズ・ミスリー氏はクッルナー・シュラカー(11月10日付)に対してメッセージを送り、そのなかでシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班による同氏の農業大臣指名に関して「私は発表内容と無関係で、暫定政府のメンバーではない」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立はイスタンブールでの総合委員会会合で、ジュネーブ2会議への対応などに関する審議を続けた。

ハーリド・サーリフ報道官は、「自由シリア軍の各部隊と対話・協力を行っており、今後も彼らとともにある。我々はともにあり…、同じ敵と戦う…。我々がジュネーブに行く場合、彼らも使節団に含まれるだろう。彼らは我々と同様、民主的シリアの建設成功を望んでいる」と述べた。

また「ジュネーブ合意に基づき、バッシャール・アサドとシリア人に対して罪を犯した者たちには、現在も将来も、シリアの政治プロセスにおいて居場所などない」と述べ、改めて対話を拒否した。

さらに「シリアに対してイランは侵略している。イランのジュネーブ2会議への参加について話す前に、イランはシリアから自らの軍や、ヒズブッラー、アブー・ファドル・アッバース旅団などの民兵を撤退させねばならない」と述べた。

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タウヒード旅団のアブドゥルカリーム・ライラー報道官は声明を出し、11月9日に、アレッポ国際空港周辺の第80旅団地域での戦闘で、イラン人士官1人を「シャッビーハ4人」とともに拘束したと主張した。

国内の暴力

Kull-na Shuraka', November 10, 2013
Kull-na Shuraka’, November 10, 2013

アレッポ県では、SANA(11月10日付)によると、反体制武装集団によって再制圧されていた第80旅団地域、FMラジオ局、RODCO社、マナール・ガソリン・スタンド、農業工場(アレッポ国際空港周辺)で、軍が国防隊、ヒズブッラー民兵の支援を受けて、反体制武装集団を掃討し、同地を再奪還、完全に制圧した。

シリア人権監視団によると、軍は、アレッポ国際空港、ナイラブ航空基地周辺の反体制武装集団拠点、ザイド村とアトシャーナ村を結ぶ街道一帯を激しく砲撃する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

この戦闘により、サラフィー主義戦闘員20人、それ以外の反体制武装集団戦闘員43人、軍兵士・国防隊戦闘員32人が死亡した。

また、SANA(11月10日付)によると、フワイリス村、アルバイド村、カスキース村、カフルダーイル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院、マンスーラ村、バーブ市北部、ナッカーリーン村一帯、タイヤーラ地方、アレッポ市カースティールー地区、アレッポ市カルム・マイサル地区、サーフール地区、ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ムジュヒム・サフウ人民議会議員(ダイル・ザウル県選出B部門、バアス党)が、タドムル郡スフナ区のダイル・ザウル市とタドムル市を結ぶ街道に設置されたサラフィー主義者の検問所で拉致、殺害された。

サフウ議員はダマスカス県に向かう途上だったという。

これに関して、SANA(11月10日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサフウ議員を暗殺したと断じた。

またクッルナー・シュラカー(11月10日付)によると、サフウ議員は11月6日にダマスカス・ハサカ街道で、自由シリア軍ナスル旅団に属すサラフィー主義武装集団のファーティフ・イスラーム大隊によって拉致されていた。

一方、SANA(11月10日付)によると、ラスタン湖、ラスタン市、ハウラ地方、ガントゥー市、ヒムス市カラービース地区、クスール地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月10日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フジャイラ村で、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員の支援を受けた軍が反体制武装集団と交戦した。

またムウダミーヤト・シャーム市、ナブク市、サフル村、バイト・サービル町、マダーヤー町、ムライハ市周辺、バイト・サフム市周辺、ハジャル・アスワド市でも、軍と反体制武装集団が交戦、軍が地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(11月10日付)によると、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外、カースィミーヤ市郊外、ダイル・サルマーン市郊外、タッル・ハザルマー丘、スバイナ町周辺、ミスラーバー市、マディーラー市、ザマルカー回廊、ハジャル・アスワド市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ジャルマーナー市に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供3人を含む4人が死亡、多数が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月10日付)によると、マリーイーヤ村、ムハイミーダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月10日付)によると、ジスル・シュグール市の軍検問所、マルイヤーン村、バザーブール村、カフルシャラーヤー市、マアッラーター市、カフルルーマー村、ダリーヤ村、シャイフ・スィンディヤーン村、アイン・ラールーズ村、ザーウィヤ山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とサウジアラビアのアブドゥッラー国王が電話会談を行い、シリア情勢、とりわけジュネーブ2会議準備に関して協議した。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がイラクを訪問し、ホシェリ・ゼバリ外務大臣と会談、シリア情勢への対応などについて協議した。

会談後、ゼバリ外務大臣は「世界中が、シリアでの危機の軍事的解決が困難であり、理想的な解決策が紛争の非軍事化で、反体制勢力と政権の対話に入ることだと熟知している…。(トルコと)シリアで混乱をもたらさないことで合意した…。両国には意見の相違があるもの、平和的な権力移譲のために協力することはできる」と述べた。

一方、ダウトオール外務大臣は「シリア政府はイラクやレバノンで行われる多くのテロ活動の背後にいる…。バッシャール・アサドのような悪人を歴史は見たことがない。彼は、航空機、迫撃砲で自分の国の都市を砲撃し、住民を集団殺戮している」と主張した。

AFP, November 10, 2013、al-Hayat, November 11, 2013、Kull-na Shuraka’, November 10, 2013、Naharnet, November
10, 2013、Reuters, November 10, 2013、Rihab News, November 10, 2013、SANA,
November 10, 2013、UPI, November 10, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線のアミールであるアブー・アブドゥッラー・ミスリー氏がイスラーム国に合流したと報じられるなか、反体制武装集団とサラフィー主義武装集団がアレッポ県内の軍拠点を「ほぼ完全に再制圧」(2013年11月9日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月10日付)は、複数の信頼できる消息筋の話として、ハサカ県ラアス・アイン市からのシャームの民のヌスラ戦線の撤退に抗議し、戦線のアミールの一人、アブー・アブドゥッラー・ミスリー氏が戦線を離反し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に参加したと報じた。

同報道によると、ダーイシュは約8,000人の戦闘員からなり、そのうち約60%はシリア人のサラフィー主義者だという。

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シリア革命反体制勢力国民連立がイスタンブールで総合委員会会合を開催した。

会合では、ジュネーブ2会議への対応、移行期政府の人事などが協議される予定。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班は、同連立総合委員会会合に合わせて、同委員会に12人からなる閣僚リストを提出した。

『ハヤート』(11月10日付)によると、12人のなかには、国防大臣候補としてアスアド・ムスタファー元農業大臣、内務大臣候補としてアンマール・カルビー氏が含まれている。

国防大臣と内務大臣の候補を軍人ではなく、文民としたのは、シリア革命反体制勢力国民連立の強い要望によるという。

このほか、リーマー・フジャー氏が救援大臣、アブドゥルアズィーズ・ミスリー氏が農業大臣、アブドゥッラフマーン・ハーッジ氏が教育高等教育大臣、ムハンマド・ワジーフ・ジュムア氏が保健大臣、ヤースィーン・ナッジャール氏が財務大臣、イリヤース・ワルダ氏が石油大臣、ワリード・ズウビー氏がインフラ大臣、ジャービル・アルヤーン氏が地方自治大臣に指名されている。

なお、外務担当大臣に関して、シリア革命反体制勢力国民連立が執行部からの輩出を求めていたが、トゥウマ首相が兼務し、副大臣にイヤード・クドスィー氏が就任する見込み。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団(ラーミー・アブドゥッラフマーン代表)によると、アレッポ国際空港の防衛を任務とする第80旅団の基地で、反体制武装集団とサラフィー主義武装集団が、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦、同旅団の陣地・拠点を奪還、「ほぼ完全に再制圧」した。

同監視団によると、この戦闘で、反体制武装集団戦闘員22人、サラフィー主義戦闘員11人、軍兵士20人が死亡した。

ヒズブッラー戦闘員の死者数は不明だという。

また同監視団などによると、アレッポ市のアシュラフィーヤ地区に何者かが撃った迫撃砲弾が着弾し、子供2人を含む5人が死亡、またハイダリーヤ地区にも迫撃砲が着弾し、女性1人、子供2人を含む6人が死亡した。

両地区はいずれもシリア政府の支配地域。

一方、SANA(11月9日付)によると、クワイリス村、ナイラブ村東部、シャイフ・ナッジャール市、ナッカーリーン村近郊、アブー・ダンナ村、タッル・ハースィル村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マンスーラ村、アレッポ市旧市街、サーフール地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区、ジャウバル区が、軍の砲撃・爆撃を受けた。

一方、SANA(11月9日付)によると、カフルスーサ区の警察署近くに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、治安警官2人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市近郊のヌール検問所、フジャイラ村、スバイナ町近郊、ハジャル・アスワド市で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(11月9日付)によると、スバイナ町周辺、ブワイダ市郊外、ハラスター市、アッブ農場、アーリヤ農場、ヤブルード市郊外、ダイル・アティーヤ市東部、ジャブアディーン町西部、ハーン・シャイフ・キャンプ、ダルバル村(ジャバル・シャイフ)で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月9日付)によると、タルビーサ市・ガントゥー市間、マシュラファ村、タッル・ザハブ町、ハムラー地区ト村、ティールマアッラ村、ハーリディーヤ村、タッルカラフ市郊外、ヒムス市ワルシャ地区、バーブ・スィバーア地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月9日付)によると、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

ヨルダンのナースィル・ジャウダ外務大臣は声明を出し、シリア情勢に関して、暴力と流血停止のために「ジュネーブ2会議の開催が必要」と述べた。

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トルコの国家安全保障局は、アダナ県の警察が押収したとされる約1,200発の弾頭、武器弾薬などに関して、起爆性はなく、武器とはみなしえないと発表した。

『ハヤート』(11月10日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2013、al-Hayat, November 10, 2013、Kull-na Shuraka’, November 9, 2013、Naharnet, November 9, 2013、Reuters, November 9, 2013、Rihab News, November 9, 2013、SANA, November
9, 2013、UPI, November 9, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダのザワーヒリー指導者が声明を出しヌスラ戦線との直接の関係を否定、一方イラク・シャーム・イスラーム国に対しては「イラク・イスラーム国」の名で活動するよう指示(2013年11月8日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)によると、ハサカ県ラアス・アイン市の競技場で、民主統一党が「ジハード・サラフィー主義部隊に対する人民防衛隊の勝利」を祝うための祝典を行った。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部筋はAKI(11月8日付)に、リフアト・アサド前副大統領とジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が反体制勢力の代表としてジュネーブ2会議に参加した場合、委員会は大会参加を拒否すると述べた。

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ハマー県で活動する反体制武装集団7団体が「ハナースィル・ハマー作戦室」を結成、糾合すると発表した。

同作戦室に参加を表明したのは以下の組織:

1. イスラーム・クドス大隊(アレッポ)
2. タウヒード旅団第30連隊
3. サハーバ末裔(イドリブ)
4. ラーヤ旅団(アレッポ)
5. アビー・フィダー大隊(ハマー)
6. ムジャーヒディーン救済旅団(ハマー)
7. イスラーム殉教者旅団(ハマー)

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アレッポ県で活動する「スユーフ・ハック大隊連合」が声明を出し、ジュネーブ2会議へのイランの参加をめぐる動きに関して「ヒズブッラー、アブー・バドル・アッバース旅団を通じて、我々の国へのイランの占領を確立するもの」と非難した。

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シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、11月6日のスワイダー市空軍情報部施設周辺での自爆攻撃を実行したと発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、トルコのイスタンブールで政治委員会会合を開催し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

総合委員会開催に向けた動きで、『ハヤート』(11月9日付)によると、ロバート・フォード駐シリア米大使ら西側諸国の高官もトルコに入り、ジュネーブ2会議への参加を連立に説得したという。

会合では、「バッシャール・アサドは移行期、および移行期後においていかなる役割も担い得ない」といった文言や、イランのジュネーブ2会議参加拒否などを含む決議案などの審議がなされた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、ジュネーブ2会議開催を支持するとの意思を表明した。

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リハーブ・ニュース(11月10日付)などによると、ダマスカス県のダーマールーズ・ホテルで、国内の野党・反体制組織の代表らが、平和的変革諸勢力連立の名で一同に介して、ジュネーブ2会議への対応について協議、声明を出した。

同声明で、平和的変革諸勢力連立は、ジュネーブ2会議を「シリアの危機解決の最後の機会」と位置づけ、開催・参加の必要を強調するとともに、会合に参加した組織の一部の存在が無視されていると非難した。

会合に参加した組織は以下の通り:

1. シリア民族社会党インティファーダ派(連立与党、変革解放人民戦線加盟政党)
2. 人民意思党(カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相が党首、変革解放人民戦線加盟政党)
3. シリアのための第3潮流
4. 平和的変革への道潮流
5. 民主社会党
6. マルクス主義民主連合
7. アラブ国民委員会
8. 民主世俗潮流
9. クナイニス市民平和委員会
10. マヤーディーン市民平和委員会
11. ブーカマール市民平和委員会
12. アームーダー平和運動委員会
13. ダイル・ザウル人民平和運動委員会
14. カーミシュリー人民平和運動委員会
15. シリア未来青年潮流
16. 国民民主潮流

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リハーブ・ニュース(11月10日付)は、ダイル・ザウル市のモスクのイマーム、ムハンマド・シャイフ師が、金曜礼拝での説教で、「自由シリア軍」戦闘員の「余命は短い」としつつ、一部の住民が娘を彼らに嫁がせることを拒否していることを「不正」と批判したと報じた。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、シリア当局が、アレッポ県アアザーズ市で拘束されたレバノン人巡礼者の解放のための「捕虜交換」の一環として女性収監者4人を新たに釈放したと報じた。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵の支援のもと、アレッポ国際空港周辺を防衛する第80旅団の陣地・拠点の大部分を奪還した。

同監視団によると、現地では、午前4時頃から、軍、国防隊、ヒズブッラー民兵と、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなる反体制武装集団の激しい戦闘が始まり、軍が空港周辺の拠点を爆撃、これにより反体制武装集団の戦闘員15人以上が死亡した。軍側の死傷者数は不明だという。

これに関して、SANA(11月8日付)も、軍がシャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、アレッポ国際空港周辺の第80旅団基地を奪還したと報じた。

またSANAによると、ナイラブ村北部、タッル・ハースィル村、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、カフルダーイル村、ジュッブ・サファー村、アブー・ダンナ村、アルバイド村、カスィース村、クワイリス村、マンスーラ村、ジャンドゥール交差点、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、アシュラフィーヤ地区に進入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、ヤルムーク区が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(11月8日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フジャイラ村、ムカイラビーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハジャル・アスワド市で、軍と反体制武装集団が交戦、軍が砲撃を加えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)によると、「自由シリア軍」はサイイダ・ザイナブ町にあるアブー・ファドル・アッバース旅団の拠点を爆破し、多数の戦闘員を殺害した。

また、クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、「自由シリア軍」の複数の部隊がジャバル・シャイフ(ヘルモン山)の「ハルブーン連隊」と「M/T連隊」の拠点を制圧し、同地域の軍拠点の90%を掌握したと発表した、と報じた。両拠点は「シリア最高峰」の軍の拠点だという。

他方、ダマスカス郊外県では、SANA(11月8日付)によると、ダーライヤー市、アーリヤ農場、アッブ農場、ドゥーマー市、ヤブルード市、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ルハイバ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月8日付)によると、ラスタン市、ラスタン湖周辺、キースィーン村、マヒーン町、タイバ村、ウンム・ダバービール村、ガジャル村、タッルドゥー市、カルアト・ヒスン市、ヒムス市クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月8日付)によると、カフルヌブーダ町郊外、ジスル・ジスル・バイト・ラース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員やシャーム自由人運動メンバーらを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月8日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、ウンム・ジャリーン村南部、タッル・サラムー村南部、ジャーヌーディーヤ町、カニーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市、カフリーヤ村、タラータ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月8日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月8日付)によると、ムライハ村、ダルアー市、ラジャート高原で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=_5PXVA4s9QU)を出し、シリアでの活動に関して、シャームの民のヌスラ戦線との直接の関係を否定する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を廃止し、イラク・イスラーム国の名で活動するよう指示した。

ザワーヒリー氏は声明のなかで「シャームの民のヌスラ戦線は、総司令部に従うアル=カーイダ聖戦機構から独立している」とし、その活動場所をシリアに限定する一方、「イラク・イスラーム国が存在する地域はイラクである」と述べた。

また「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師(イラク・シャーム・イスラーム国指導者)は、我々の命令を受けることなく、イラク・シャーム・イスラーム国を宣言するという過ちを犯した…。アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師(ヌスラ戦線指導者)は、イラク・シャーム・イスラーム国を拒み、我々の命令を受けることなく、アル=カーイダとの関係を誇示するという過ちを犯した」と批判した。

そのうえで「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、イラク・イスラーム国シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・バクルの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と述べた。

さらに「アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、ヌスラ戦線シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・ムハンマドの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と付言した。

そして、イラク・イスラーム国、シャーム戦線の双方に、戦闘員、武器、避難所などといった諸側面で協力し合い、戦闘を行わないよう呼びかけた。

声明はジャズィーラ・チャンネル(11月8日付)を通じて発表された。

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ロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェヴィッチ報道官は、モスクワでの記者会見で、シリアが化学兵器を隠し持っているとの米国(国連大使)の主張に関して、「国際機関のシリアでの活動を尊重していないかのようだ」と批判した。

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ロイター通信(11月8日付)などは、2014年半ばまでに全廃するとしたシリアの化学兵器廃棄の行程を6ヶ月間猶予することを米露が合意する見込みだと報じた。

化学兵器廃棄の受け入れ国の選定が難航していることなどが理由だという。

AFP, November 8, 2013、AKI, November 8, 2013、al-Hayat, November 9, 2013、Kull-na Shuraka’, November 8, 2013, November 9, 2013、Naharnet,
November 8, 2013、Reuters, November 8, 2013、Rihab News, November 8, 2013,
November 10, 2013、SANA, November 8, 2013、UPI, November 8, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が国防隊、ヒズブッラーなどの支援を受けながらダマスカス郊外県内の重要拠点を制圧するなか、エルドアン首相はシリアで活動するサラフィー主義集団を支援しているとの情報を否定(2013年11月7日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月7日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のガッサーン・ヒートゥー前移行期政府首班が、アフマド・トゥウマ現移行期政府首班と会談し、在任中の組閣に関わる文書の引き継ぎを行った。

シリア政府の動き

シリア政府は、国連のテロ対策委員会に書簡を提出し、そのなかでアル=カーイダとつながりのあるシリア人、トルコ人、外国人からなるテロ集団が化学兵器を入手し、シリア国内に持ち込もうとしていたと指摘し、対応を求めた。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県の大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍がテロ集団を殲滅、同地を完全制圧したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(11月7日付)は、ヒムス県のタラール・バラーズィー知事が、同県での紛争によって発生した鉄クズが「ビジネスマン」のムハンマド・ハムシュー氏のもとで不当に収集されているとする抗議文を、ワーイル・ハルキー首相に提出したと報じた。

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『イクティサーディー』(11月7日付)は信頼できる消息筋の話として、マネー・ロンダリング・テロ資金援助撲滅委員会のバースィル・サーリフ委員長が、闇両替とマネー・ロンダリングへの関与を理由に就任から1ヶ月で解任されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵、アブー・バドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町で反体制武装集団を掃討し、同市を制圧した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(11月7日付)に、「スバイナ町は反体制武装組織の重要拠点の一つだったが、これにより、ダマスカス南部への反体制武装組織への兵站路のすべてが絶たれた」ことを明らかにした。

また「武装集団どうしの対立」が軍の前身に寄与してしまったと付言した。

このほか、ムライハ市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ムウダミーヤト・シャーム市などに対して軍は砲撃を加えた。

一方、SANA(11月7日付)によると、大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍が「テロ集団」の掃討を完了し、同地を完全制圧し、治安を回復した。

また、ドゥマイル市東部、TAMICO東部、アーリヤ農場、マルジュ・スルターン村近郊、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ヌーラ市郊外、ザバディーン市郊外、ハラスター市、ダーライヤー市、ジャイルード市北部、アドラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ジャルマーナー市、キスワ市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、子供を含む9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル区に対して軍が砲撃を行う一方、バグダード通り一帯で逮捕摘発活動を行った。

またカッサーア地区に迫撃砲弾が着弾し、7人が負傷、さらにバーブ・トゥーマー地区でも迫撃方着弾により多数が負傷したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン山の武器弾薬庫をめぐる軍と、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊、バーバ・アムル・コマンド大隊などとの戦闘で、軍の士官1人と兵卒2人が死亡した。

一方、SANA(11月7日付)によると、軍が、ハミーラ市とマヒーン町を結ぶ街道で反体制武装集団を殲滅、同街道を制圧した。

また、ダール・カビーラ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が「科学研究(センター)解放作戦」の開始し、ラーシディーン地区制圧をめざすと発表した。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月7日付)によると、サフィーラ市西部郊外、サイファーン村、シャイフ・ナッジャール市、ヒーラーン村、ハーン・アサル村、マンスーラ村・ダーラト・イッザ市街道、アターリブ市郊外、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヌールッディーン・ザンキー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッルアラン村の約60%を軍が制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市クスール地区にある軍の拠点が迫撃砲の攻撃を受け、複数の兵士が死傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦の末、タッル・タムル町西部に位置する街道沿い(アレッポ街道)のアッシリア教徒のライラーン村、トゥワイラーン村を制圧した。

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イドリブ県では、SANA(11月7日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、ナフラ村、バザーブール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザイル県では、SANA(11月7日付)によると、ダイル・ザウル県ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月7日付)によると、ティシュリーン油田内の反体制武装集団の拠点を軍が攻撃し、戦闘員4人を殺害した。

またカーミシュリー市郊外のトワイナ地方、アブー・カサーイブ地方、ブジャーリーヤ地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、国連の合同派遣団が「安全上の理由で近づけない」としていた2カ所のうちの1カ所に関して、シリア当局が撮影した映像や写真に基づいて査察を完了したと発表した。

査察が行われたのはアレッポ県内の施設で、軍が奪還・制圧したサフィール市だと思われる。

声明は「シリア政府の報告によると、同地の施設は以前に解体され空き家となっていたが、戦闘によって施設は大きな被害を受けていた」という。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相はストックホルムで記者会見を開き、シリアで活動するサラフィー主義集団を支援していることを否定した。

エルドアン首相は「シャームの民のヌスラ戦線やアル=カーイダなどの集団が我が国に隠れ家を見つけることなどできない…。逆に、トルコは、分離主義テロ組織(PKK)に対するのと同様、こうした組織に立ち向かう。これらの組織に対して必要な措置を講じてきたし、これからもそうするだろう…。我々が支援しているシリアの反体制派は周知の存在だ。我々は自由シリア軍と連絡をとっている…。我々はまた、シリア革命反体制勢力国民連立と連絡をとっている。彼らに可能なあらゆる支援を行っている」と述べた。

またエルドアン首相「(ジュネーブ2会議に向けて)プロセスがまた延期になった。なぜか?モスクワが反体制勢力にアサドが参加する移行期政府を受け入れるよう求めているからだ」と批判した。

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トルコのアダナ県知事は、シリアからの「麻薬密輸」に対処するため、重火器に装填可能な弾頭1,200発をはじめとする大量の武器弾薬を警察当局が押収したと発表した。

同知事はまた、すでに多数の容疑者が逮捕されているとしたうえで「あらゆる可能性を検討している…。弾頭はトルコ国外に送られたかもしれない」と付言した。

『ハヤート』(11月8日付)が伝えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)は、トルコ警察が武器弾薬とともに、麻薬を押収、9人を拘束したと報じた。

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AFP(11月7日付)は、トルコの平和民主党(クルド政党)高官の話として、違法な越境を阻止するための防御壁建設計画に抗議して、10月30日から国境地帯の地雷原でハンストを行っていたヌサイビン村(メルディン県)の村長アイシェ・ギョッカン女史が、目的を達成したとして、ストを終えたと報じた。

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ヨルダン国王アブドゥッラー2世はアンマンを訪問したジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラー2世は、シリア人避難民の受け入れによる負担にあえぐヨルダンの惨状を訴えるとともに、紛争の「包括的な政治解決」を支持するとの意思を改めて示した。

一方、ケリー国務長官は、ヨルダンへの支援継続を通じて、シリア人避難民をめぐる問題に対処することを改めて伝える一方、「数日中に、(ジュネーブ2会議の)日程が決まるだろうと信じている」と述べた。

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AFP(11月7日付)によると、アルバニアの首都ティラナの国会議事堂前で、シリアの化学兵器の受入と廃棄に反対するデモが行われ、数十人の活動家・市民が参加した。

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『ハヤート』(11月8日付)は、軍が包囲するダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民居住地)情勢に関して、PFLP-GCのアンワル・ラジャー報道官が、シリア政府との間で「キャンプに残っている住民のなかで避難を望む者の退出を来週から行う」ことで合意したことを明らかにした。

同報道によると、アサド政権は、ヤルムーク区への人道回廊設置や人道支援物資搬入などをめぐるファタハ中央委員会のアッバース・ザキー氏との協議などで、「キャンプに残っている人々をテロ支援者とみなす」との姿勢を示し、同地区を占拠する反体制武装集団排除への強い意思を示したという。

AFP, November 7, 2013、al-Hayat, November 8, 2013、al-Iqtisadi, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 7, 2013、Naharnet, November
7, 2013、Reuters, November 7, 2013、Rihab News, November 7, 2013, November
8, 2013、SANA, November 7, 2013、UPI, November 7, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首がロシア副外相と面会しジュネーブ2会議への対応などについて協議するなか、ダマスカス県では反体制武装集団が鉄道公社施設前で自爆攻撃を行い市民8人が死亡(2013年11月6日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市にある集落の遺跡跡(タッラ)に「アッラーのほかに神なし」と書かれた黒旗を掲げ、地元の住民や武装集団との緊張が高まっていると報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のバドルッディーン・ジャームース書記長は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長のモスクワへの訪問を求めていたロシア側の呼びかけを拒否したことを明らかにした。

リハーブ・ニュース(11月6日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アサド政権のジュネーブ2会議への姿勢に関して、全権が委任される移行期政府が承認されることから逃げようとしている、と批判した。

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ダマスカス郊外県で活動する武装集団9団体がビデオ声明を出し、「大ダマスカス作戦司令室」を結成したと発表した(http://www.youtube.com/watch?v=1fcEEALyiUM&feature=player_embedded)。

「大ダマスカス作戦司令室」結成に参加した武装集団は以下の通り:

1. ジュンド・マラーヒム司令室(東グータ)
2. ジャウバル司令室
3. ムライハ司令室
4. アムジャード・イスラーム作戦司令室(アルバイン)
5. ハラスター作戦司令室
6. イスラーム連盟司令室(ダマスカス南部)
7. ダーライヤー・ムウダミーヤ作戦司令室
8. 統一旗同盟司令室(西グータ)
9. ザバダーニー司令室

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロンドンで、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

ムスリム共同党首は会談後、『ハヤート』(11月7日付)に対し、ジュネーブ2会議が今年中に開かれることはないだろう、と述べた。

ボクダノフ外務副大臣はまた、カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア渉外局長とも個別に会談した。

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クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、民主統一党の治安組織アサーイシュが、ハサカ県アームーダー市において青年団体が申請していたデモを認可したと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領は、ダマスカスを訪問中のアルジェリア国民委員会使節団と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

Champress, November 6, 2013
Champress, November 6, 2013

アサド大統領は会談で「アルジェリア国民のシリア支援の姿勢はシリア国民にとって奇異なものではない。なぜなら、アルジェリアはシリア国民が現在苦闘しているテロとの対決とかなり似た経験を乗り越えたからだ」と述べたという。

SANA(11月6日付)が伝えた。

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『サウラ』(11月6日付)は、ダマスカス検事局が、ファウワーズ・アリー・サーリフ前ダイル・ザウル県知事、ムハンマド・ガーズィー・サフウ現ダイル・ザウル県議会議長を含む同県の局長ら多数を、公金横領と住民への物資配給をめぐる不正行為の容疑で起訴したと報じた。

同報道によると、この動きはワーイル・ハルキー内閣による「汚職撲滅キャンペーン」の一環をなし、ハルキー首相はこれと併せて、各省庁の公務員352人を解任しているという。

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AFP(11月6日付)は、ケンタッキー・フラウド・チキンが経営難を理由に、10月末にダマスカス県アブー・ルンマーナ地区にあった支店を閉鎖、シリア国内にあった7つの支店すべてが閉鎖されたと報じた。

ケンタッキー・フライドチキンは2006年からシリアで営業を展開していた。

国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヒジャーズ駅(ヒジャーズ広場)にある鉄道公社施設前で反体制武装集団が自爆し、市民8人が死亡、女性、子供を含む50人あまりが負傷した。

Reuters, November 6, 2013
Reuters, November 6, 2013

一方、SANA(11月6日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団(ラーミー・アブドゥッラフマーン代表)が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊(通称殉教者大隊)、バーバー・アムル・コマンド大隊などが、マヒーン町近郊(マヒーン山山頂)の武器弾薬庫約30棟を制圧し、大量の武器弾薬を確保したと発表した。

戦闘は、ヌスラ戦線が自爆攻撃を行った未明から激化し、反体制武装集団戦闘員21人、外国人戦闘員、軍兵士ら50人以上が死亡したという。

しかし同監視団は、武器庫に保管されていた大量の武器弾薬は数週間前に軍によって別の場所に移されていたとの情報もあると付言した。

また『ハヤート』(11月7日付)によると、シリア軍消息筋は、2週間前から始まったマヒーン町一帯での戦闘は依然として続いており、武器庫は依然として軍が掌握していると述べ、武器庫が制圧されたとの報道を否定した。

一方、SANA(11月6日付)によると、サダド市とマヒーン町を結ぶ回廊地域に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またヒムス市バーブ・フード地区、ラスタン市郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、複数の消息筋の話として、ヒムス市ワアル地区で軍と「自由シリア軍」が停戦合意したと報じた。

停戦はまだ発表されてはいないが、この合意は、ワアル地区での戦闘停止、同地区への物資の搬路の開放などを骨子としているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部郊外の発電所周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が軍と交戦し、双方に10人以上の死者が出た。

またリハーブ・ニュース(11月6日付)によると、「自由シリア軍」がマアーッラト・アルティーク村でヒズブッラーの戦闘員と交戦したと報じた。

さらに、サフィーラ市近郊では、「自由シリア軍」が軍と交戦し、兵士7人を殺害したという。

一方、SANA(11月6日付)によると、ハーン・アサル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・アッザーン村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、アレッポ市マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、旧市街、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市から3キロの距離にある空軍情報部施設前で爆弾を積んだ自動車が爆発し、少なくとも8人が死亡、14人が負傷した。

これに関して、SANA(11月6日付)は、スワイダー市のウムラーン交差点でテロ攻撃があり、8人が死亡、41人が負傷したと報じた。

一方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、ビジネスマンのサリーム・フダイファ氏の話として、自爆攻撃がアサド政権によるもので、スンナ派であるジハード・アブー・フザイファ大佐(空軍情報部スワイダー支部長)およびその家族の粛清を通じて、ドゥルーズ派が多くすむスワイダー県内での不和を煽ることを狙っていたと主張した。

アブー・フザイファ大佐は爆発の犠牲者の一人だという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月6日付)によると、ザマルカー回廊、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ダーライヤー市、スバイナ町、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、ヤブルード市郊外、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、リハーブ・ニュース(11月6日付)によると、ダルアー市国立病院に突入を試みた軍部隊を反体制武装集団が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月6日付)によると、アルバイーン山周辺、アリーハー市近郊、ナフラ村、ハナリヤー村、バザーブール村、クマイナース村西部、バドリーヤ村郊外、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月6日付)によると、マルジュ・ハウジャ村、ダルーシャーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月6日付)によると、マグルージャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒード旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

リハーブ・ニュース(11月6日付)は、米高官の話として、アサド政権が化学兵器の一部を破棄せず、隠し持っているとの情報を得ている、と報じた。

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AFP(11月6日付)によると、ヨルダンの国家治安裁判所は、シリア国内の反体制武装集団を支援するためにシリアに潜入したサラフィー主義戦闘員と医師の2人に、それぞれ5年、1年の禁固刑を宣告した。

有罪判決を受けたのは、サラフィー主義戦闘員のムハンマド・アブー・タアーマ氏とハイサム・アブー・シャイーラ医師。

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AFP(11月6日付)は、パレスチナのガザ地区出身のサラフィー主義の青年が、シリアに潜入し、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーとして戦闘に参加していると報じた。

同報道によると、この青年(ムハンマド・ザアーニーン氏、23歳)はバイト・ハーヌーン市出身で、6月半ばにメッカ巡礼(ウムラ)のためサウジアラビアに向かったまま消息を絶っていたが、「祝福されしシャームの土地での殉教作戦によって殉教者となった」(サラフィー主義潮流発表)という。

青年の母によると、9月にサウジアラビアから電話があり、ジハードに参加することを告げられたという。

サラフィー主義筋(匿名)によると、この青年以外にも数十人のパレスチナ人がヌスラ戦線に加わり、シリアで戦闘を行っているのだという。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣はジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して、ロシア・トゥデイ(11月6日付)に「シリア革命反体制勢力国民連立に参加の明確な意思がないためだ」と批判した。

AFP, November 6, 2013、al-Hayat, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 6, 2013、Naharnet, November 6, 2013、Reuters, November 6, 2013、Rihab News, November 6, 2013、Russia Today, November 6, 2013、SANA, November 6, 2013、al-Thawra, November 6, 2013、UPI, November 6, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県内のヴァチカン市国大使館の屋根に迫撃砲弾1発が着弾、ブラーヒーミー共同特別代表が米露高官らとの会談後に「ジュネーブ2会議の早期開催は困難」との見通しを示す(2013年11月5日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月5日付)などは、ラッカ県のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、11項目からなる禁止事項を発し、住民に遵守するよう求めたと報じた。

禁止事項は、ジーンズ・ズボンの着用禁止(イスラーム的なアバーヤの着用義務)、喫煙(違反した者への人差し指と中指の切断刑)、男性理髪店閉鎖と散髪の禁止(違反者の死刑)、店頭での女性服の展示禁止、治療目的での女性患者の女性医訪問禁止、女性の椅子への着席禁止などからなる。

しかし、イラク・シャーム・イスラーム国の布教局は、この報道を否定し、ダーイシュの合意のないいかなる声明・印刷物の配布を認めないとする声明を直ちに発表した。

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『ハヤート』(11月6日付)は、信頼できる複数の消息筋の情報として、シリア革命反体制勢力国民連立が、イスタンブールで民主的変革諸勢力国民調整委員会、イスラーム軍など国内で活動する主なサラフィー主義武装集団の代表と会談することを決定したと報じた。

同報道によると、シリア反体制勢力国民連立はまた、イスラーム軍(ザフラーン・アッルーシュ)、シャームの鷹旅団(アフマドー・イーサー・シャイフ)、シャーム自由人運動(ハッサーン・アッブード)、タウヒード旅団(アブドゥルカーディル・サーリフ)に対して、自由シリア軍(参謀委員会)に取って代わるような統合司令部を結成しないよう働きかけているという。

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アレッポ県サフィール市の作戦司令室は声明を出し、同市撤退の経緯について明らかにした。

同声明の詳細は以下の通り:

1. 撤退前にサフィール市に展開していたのは、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの民のヌスラ戦線、タウヒード旅団、アンサール・ヒラーファ、アムジャード・イスラーム、ダール・イッザ自由人、スルターン・ムハンマド・ファーティフなど。
2. アレッポ県の軍事評議会、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサフィール市での戦闘には参加しなかった。
3. 戦況は当初、反体制武装集団にとって有利に推移、武装集団はハナースィル市からサフィーラ市に至る一帯を制圧することに成功した。
4. 軍は「焦土作戦」を行い、激しい空爆・砲撃を加えた。
5. 戦闘により、反体制武装集団の兵士40人以上が死亡し、タウヒード旅団などが撤退を発表した。

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アレッポ市地元評議会は声明を出し、カフルハムラ村にシャリーア学校を開設し、男女学生を募集すると発表した。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相は、イスマーイール・イスマーイール財務大臣を内閣経済委員会委員長に任命した。

内閣経済委員会委員長は、ジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が務めていた。

クッルナー・シュラカー(11月5日付)が伝えた。

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ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官は、ジュネーブ2会議に関して、ロシア・トゥデイ(11月5日付)に「テロ、外国による(テロリストへの)資金援助、暴力を停止させるため」にシリア政府は参加する、と述べた。

また「すべての当事者が無条件でジュネーブに向かうとのロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が発表した合意に基づき、シリア政府は無条件でジュネーブ2会議に参加する用意がある。しかし一部の当事者は移行期政府と政権移譲にのみ終始している。なぜなら、こうした発想や…、この手の反体制勢力は、シリア国内の誰を代表しているとも知れない外国の当事者だからだ」と付言した。

国内の暴力

ダマスカス県では、AFP(11月5日付)によると、マーリキー地区にあるヴァチカン市国大使館の屋根に早朝、迫撃砲弾1発が着弾し、建物の一部が破損した。

死傷者はなかった。

Kull-na Shuraka', November 5, 2013
Kull-na Shuraka’, November 5, 2013

在ダマスカス・ヴァチカン市国大使館への迫撃砲攻撃に関して、ウマイヤの剣大隊の司令官は、クッルナー・シュラカー(11月5日付)に「シリア政府が行った自作自演」と断じたうえで、同大隊が5日にダマスカス県内に迫撃砲撃を行っていないと主張した。

またシリア人権監視団によると、旧市街のハリーカ地区に迫撃砲弾1発が着弾し、複数の死傷者が出た。

これに関して、SANA(11月5日付)も、旧市街のミドハト・パーシャー通り(まっすぐな道)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、子供1人を含む複数人が負傷したと報じた。

さらにシリア人権監視団によると、バラームカ地区、バーブ・ムサッラー地区、ザーヒラ地区にも迫撃砲弾が着弾したという。

このほか、シリア人観監視団によると、カーブーン区、アサーリー地区などに軍が砲撃を加えるとともに、またマイダーン地区に進入した。

一方、SANA(11月5日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市周辺で軍と反体制武装集団が交戦、ハジャル・アスワド市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、ザマルカー町周辺、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、ダブラ市周辺、カースィミーヤ市周辺、スバイナ町、ランクース市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、反体制活動家でジャーナリストのハーディー・アブドゥッラー氏がマヒーン町での軍と反体制武装集団の戦闘で、頭を撃たれ重傷を負い、野戦病院に搬送された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン町の武器弾薬庫を軍が地対地ミサイルで攻撃する一方、反体制武装集団と交戦し、戦闘員3人を殺害した。

同武器庫はバーバー・アムル・コマンド旅団が占拠していたという。

またヒムス市のワアル地区、ガントゥー市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、マヒーン町周辺、ラスタン湖、ダール・カビーラ村周辺、ラスタン市、キースィーン村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山のキヤースィーヤ検問所を反体制武装集団が手製の迫撃砲で攻撃し、複数の兵士が死傷した。

一方、SANA(11月5日付)によると、サルミーン市、ビンニシュ市、カフルシャラーヤー市、アーファス市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市のイマード・アルヌーク学校付近の一帯に、軍が突入し、逮捕摘発活動を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市西部のビール・カンヌー村、マルーフ・カマル村、スーサク村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これにより人民防衛隊戦闘員1人とサラフィー主義戦闘員2人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アスハーブ・ヤミーン旅団のムハンマド・カンジュ司令官を拉致した。

同報道によると、カンジュ氏は、武装した車両で、ティシュリーン・ダムを経由して、ラッカ市に向かう途中だったという。

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アレッポ県では、リハーブ・ニュース(11月5日付)によると、アレッポ市マイサルーン地区周辺で、軍が大規模な逮捕摘発活動を行い、多数の若者を逮捕した。

またシャーム・ネットワーク(11月5日付)によると、軍がアレッポ市バニー・ザイド地区に突入し、反体制武装集団と交戦する一方、反体制武装集団はアーミリーヤ地区の軍拠点を急襲した。

一方、SANA(11月5日付)によると、タッルアラン村、タッル・ハースィル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、バービース村、カブターン・ジャバル村、ハンダラート・キャンプ、フライターン市東部、ファーフィーン村、アイス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、旧市街入り口、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月5日付)によると、ダルアー市、ブスラー・シャーム市、アトマーン村郊外、マアルバ町、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町、タファス市、ナワー市、ブスル・ハリール市、ハワービー市、シャイフ・マスキーン市、インヒル市、アイン・フライハ市、ジャームース市、ヒーラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アクナース・バイト・ムカッダス大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月5日付)によると、アラー村、バルーマー村、バイト・ハルビヤー村、ラウダ村、ズワイク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ボスニア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月5日付)によると、タッル・ハミース村郊外、ビジャーリーヤ村、タッル・イード村、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市内の時計台の農夫像の頭を破壊した。

この像は、反体制活動家から「自由の像」と呼ばれていた。

レバノンの動き

レバノン・タウヒード潮流は声明を出し、シリア国内でのサラフィー主義者との戦闘に参加していた党員3人が11月4日に戦死したと発表した。

声明によると、3人はダマスカス郊外県のヘルモン山南西部に位置するアルナ村での戦闘に参加していたという。

レバノン・タウヒード潮流はドゥルーズ派のウィアーム・ワッハーブ氏が党首を務める政党。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首はLBCI(11月5日付)のインタビューで、アサド政権の和解を模索しているとの一部報道に対して、「再びダマスカスに行くことはないだろう」と否定した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

3者との非公式会合後、英仏中の代表も参加し、協議が継続された。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、「開催日を発表できる情勢にない」と語り、ジュネーブ2会議の早期開催は困難との見通しを示した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、訪問先のワルシャワで「どのようにしたら反体制派がアサド続投に同意を示すと考えられるのかまったくわからない」と述べた。

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イランのモハンマド・ジャファード・ザリーフ外務大臣はフランス24(11月5日付)に「イランはすべての外国の勢力に、シリアからの撤退を要求する用意がある。我々はシリア領からの非シリア人すべての撤退のために圧力をかける用意がある」と述べた。

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国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、安保理への非公開文書で、シリア国内各所で約250万人が「身動きがとれず、包囲されている」としたうえで、うち約28万8,000人をシリア軍がダルアー県、ヒムス県などで包囲していると指摘、シリア政府に近隣諸国経由での人道支援物資の搬入を認めるよう圧力をかけるべきだと提言した。

『ハヤート』(11月6日付)が報じた。

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カタールのタミーム・ビン・ハマド首相は同国シューラー議会で初めて演説を行い、「シリアの革命家」の支援を継続すると述べる一方、ジュネーブ2会議に関して「無条件、無期限の交渉は何ももたらさない」と主張した。

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ロイター通信(11月5日付)は、化学兵器禁止機関が、シリアでの化学兵器廃棄のために収集した資金が約1,000ユーロ(1,350万米ドル)にしか達しておらず、2014年以降の任務遂行のため、さらなる資金収集が必要だと報じた。

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『ハヤート』(11月7日付)によると、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長はカイロでの記者会見で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と米露高官の会談が不調に終わり、ジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して「不快でおかしい」と述べた。

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サマンサ・パワー米国連大使は、「我々は明らかに、この政権(アサド政権)に…懐疑心を抱いている」としたうえで、「シリア政府の一部が化学兵器の備蓄を維持したいと考えていることを示唆するものがある」と述べた。

AFP(11月5日付)が報じた。

AFP, November 5, 2013、al-Hayat, November 6, 2013, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 5, 2013、LBCI,
November 5, 2013、Naharnet, November 5, 2013、Reuters, November 5, 2013、Rihab
News, November 5, 2013、Russia Today, November 5, 2013、SANA, November 5,
2013、Sham Network, November 5, 2013、UPI, November 5, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党駐イラク・クルディスタン地域代表は同地域出身の若者160人が「イスラーム国に騙され」西クルディスタン地域に潜入したことを明らかに(2013年11月4日)

反体制勢力の動き

民主統一党駐イラク・クルディスタン地域代表のジャアファル・ハナーン氏は『ハヤート』(11月5日付)に、「同地域出身の若者約160人がトルコ経由で数ヶ月前に西クルディスタン地域(シリア北東部)に潜入、先月、そのうち3人が逮捕され、まもなく釈放された」ことを明らかにした。

ハナーン氏はまた「ハラブジャ郡、スライマーニーヤ市の出身者など、それ以外の戦闘員についての情報も持っている…。彼らは、50カ国からなる戦闘員からなるサラフィー主義組織の徴兵リストに加えられ…、天国に行くことを約束された以外に、どこに派遣されるかについての情報を与えられていない。彼らはダーイシュに騙され、シリア政府ではなくクルド人同胞との戦闘にかり出されてしまった」と付言した。

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シリア人権監視団によると、アレッポ県で活動するフライターン・シャリーア委員会、ウマル末裔大隊、ジュンド・ムーラー大隊、ラトヤーン殉教者大隊、シャフバーの剣大隊、シャーム・イスラームの光大隊、アンサール大隊が、「シャームの民のヌスラ戦線への忠誠とアッラーのためにジハードの実行を誓う」ことを発表した。

同監視団によると、この発表は、イラク・シャーム・イスラーム国の影響力拡大を懸念した動きだという。

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ラッカ県のワルダ族自由人連立は声明を出し、同県の14の部族がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に忠誠を誓ったとの声明に関して、「嘘であり、何の根拠もない」と否定した。

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クッルナー・シュラカー(11月4日付)は、イスタンブールで滞在するシリア・ムスリム同胞団に近い複数の消息筋の話として、同胞団が、「ワアド(約束)」党の名で政党を結成する準備を進めていると報じた。

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アレッポ革命軍事評議会はビデオ声明を出し、アブドゥルジャッバール・アカイディー大佐の後任として、アブドゥッサラーム・ハミーディー大佐を新議長に選出したと発表した(http://www.youtube.com/watch?v=EHA83yHDRNM&feature=player_embedded)。

国内の暴力

アレッポ県では、SANA(11月4日付)によると、サフィーラ市北部のアズィーズィーヤ村で、郡が反体制武装集団の掃討を完了、同村の治安を回復した。

軍はアズィーズィーヤ村周辺、タッルアラン村などで反体制武装集団の追撃を続けているという。

また軍は、アレッポ市ジュダイダ地区、ビンヤーミーン村、アレッポ中央刑務所周辺、クワイリス村、ナスルッラー村で、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、アレッポ市アレッポ市カースティールー地区に侵入したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、殉教者バドル旅団第16師団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スバイナ町の空軍情報部施設周辺で、軍が、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援を受け、反体制武装集団と交戦した。

また軍は、ダルバル村、タイト・ジャンヌ村、タッル・ハルブーン周辺を砲撃した。

一方、SANA(11月4日付)によると、アドラー市南部、ザマルカー回廊、アルバイン市、ハラスター市、カースィミーヤ市郊外、ダブラ農場、ザバダイン市、シャイフーニーヤ村東部、ダーライヤー市入り口、スバイナ町、ヤブルード市郊外、ドゥマイル市で、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月4日付)によると、ハミーン市、サダド市周辺のハズム地方で、軍がシャーム外国人旅団など反体制武装集団を掃討し、同地を完全制圧した。

またハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ラスタン市、ヒムス市ワルシャ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ハミーディーヤ地区、ワアル地区で、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、シーア派が多く住むサービティーヤ村で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、子供3人を含む住民7人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦の末、ラアス・アイン市郊外の13の村、ラアス・アイン市とタッル・タムル町、さらにはハサカ市を結ぶ街道を制圧した。

人民防衛隊が制圧したのは、ミシュラーファ村、アサディーヤ村(ヤズィーディー派の村)、ビール・ヌーフ村、ジャキーマー村、タッル・ズィヤーブ村、クサイル村、マジュイビラ村など。

一方、SANA(11月4日付)によると、カーミシュリー市郊外で、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月4日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月4日付)によると、ダッラ村、バザーブール村、カフルバッティーフ村、ファイルーン村、クーリーン村、ビンニシュ市などで、反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月4日付)によると、バイダー町、ラウダ村などで、反体制武装集団を追撃、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は、党のウェブサイト(アンバー)で、アサド大統領に親書を送ったとの一部情報に関して「これほどの政治的もうろく、愚行を行うはずない」と否定した。

『デイリー・スター』(11月2日付)は、ジュンブラート党首が、レバノン民主党のタラール・アルスラーン党首を通じてアサド大統領との和解を求める新書を送ったと報じていた。

諸外国の動き

『ハヤート』(11月5日付)によると、イラク・クルディスタン地域の治安当局は、シリア人1人を含むイラク・シャーム・イスラーム国メンバー2人を逮捕したと発表した。

2人は、2013年9月にエルビル市にあるアサーイシュ本部に「自爆攻撃」を計画していたという。

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イラク・クルディスタン地域政府の宗教関係省広報局長のムライワーン・ナクシュバンディー氏は、『ハヤート』(11月5日付)に、シャームの民のヌスラ戦線メンバーとしてシリア国内での戦闘に参加していたイラクのスライマーニーヤ県ハラブジャ郡出身のクルド人青年2人が死亡した。

この2人は観光・就労のためと言って、トルコに向かい、その後、ヌスラ戦線に参加したのだという。

ナクシュバンディー氏はまた「一部の者が、ダーイシュに共鳴し、ジハードの名のもと、シリアでの戦闘に参加するよう唱導している」としたうえで、戦闘員のリクルートにイラク・クルディスタン地域の諜報機関も直接関与していると非難した。

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ヨルダンのジハード主義潮流の幹部(匿名)は、UPI(11月4日付)に、ヨルダンの治安当局が2日、シャームの民のヌスラ戦線に加わり、ダルアー市での戦闘に参加していたヨルダン人戦闘員3人を逮捕したことを明らかにした。

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国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、シリアでの紛争で避難を余儀なくされた住民の数が650万人に達し、930万人が人道支援を必要としていると述べた。

AFP(11月4日付)が報じた。

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イラン・イスラーム革命防衛隊のラマザーン・シャリーフ准将は、ファルス通信(11月4日付)に「シリアにイランの部隊が駐留しているとの報道を強く否定する…国防についての経験を移転するための顧問が駐留しているだけだ」と述べた。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣と電話会談し、ジュネーブ2会議開催準備などについて協議した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、サウジアラビアを訪問し、サウード・ファイサル外務大臣と会談、シリア情勢などについて協議した。

ケリー国務長官は会談後、「ジュネーブ2会議におけるすべての国の目的はジュネーブ合意の実現にある…。シリア革命反体制勢力国民連立、移行期、そしてジュネーブ2会議への支援に関する米国の姿勢は明白だ」と述べた。

一方、サウード・ファイサル外務大臣は、ジュネーブ2会議の原則に従うと、危機解決に際してアサド大統領は存在せず、何らの役割も担っていないと述べる一方、シリア革命反体制勢力国民連立を「シリア国民の正統な代表」とみなすとの姿勢を改めて示した。

ケリー国務長官はサウジアラビア滞在中、アブドゥッラー国王とも会談した。

AFP, November 4, 2013、The Daily Star, November 2, 2013、al-Hayat, November 5, 2013、Kull-na Shuraka’, November 4, 2013, November 5, 2013、Naharnet,
November 4, 2013、Reuters, November 4, 2013、Rihab News, November 4, 2013,
November 5, 2013、SANA, November 4, 2013、UPI, November 4, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ軍事革命評議会議長が「国際社会の陰謀」に抗議して同議長職を辞すると発表するなか、カイロでアラブ連盟事務総長やシリア革命反体制勢力国民連立議長も参加するアラブ連盟緊急外相会議が開催される(2013年11月3日)

反体制勢力の動き

アレッポ軍事革命評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐はユーチューブ(11月3日付)を通じてビデオ声明を出し、国際社会の「陰謀」に抗議して、同議長職を辞すると発表した。

Youtube, November 3, 2013
Youtube, November 3, 2013

アカイディー大佐は、声明で「一部の者が、統合の呼びかけに応えることを拒み、エゴに終始した結果…、各戦線で後退が生じ、兵站路が絶たれ、サフィーラ市が陥落してしまった」としたうえで、「祝福されしこの革命は、国際社会から最後の仮面をはぎ取り、醜い顔、醜い価値観、そしてシリア国民とその革命に対してどれほどの陰謀を企てていたかを暴いた」と批判した。

そのうえで、在外の反体制勢力指導者や「自らを戦争司令官だと主張する一部の武装集団司令官」に対して「内紛や主導権争いはもうたくさんだ」と非難する一方、国内の武装集団については「英雄的ジハード革命家たち」と賞賛した。

アカイディー大佐は、「ほかの地域で自らの革命の義務を果たし続ける」としている。

なお、アカイディー大佐は6月には、自由シリア軍(参謀委員会)アレッポ軍事評議会議長を自ら辞任していた。

http://www.youtube.com/watch?v=2IIeWTOC1Zg&feature=player_embedded

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アレッポ情報センターのムハンマド・ウィサームを名乗る活動家は、アレッポ革命軍事評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐の辞意表明に関して、AFP(11月3日付)に「戦場においてあまりに多くの部隊と目的があるため、彼はもはやアレッポで事態を掌握する権威も言葉も持ち合わせなくなってしまった」と述べた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は、イスラエルがラタキア県サナービル地方の防空基地に対して行ったとされる攻撃に関して、「攻撃を許した責任の一切は現政権にある」と非難する一方、国連安保理に再発防止のために介入するよう呼びかけた。

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アレッポ県で活動するバーブ市調整は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が10月29日、同市の戸籍簿などを収集、市内の焼却場で廃棄しようとしている、と警鐘を鳴らした。

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北の嵐旅団は声明を出し、イドリブ県の対トルコ国境に位置するバーブ・サラーマ国境通行所を一般市民のために48時間だけ開放すると発表した。

クッルナー・シュラカー(11月4日付)によると、同国境通行所は、アアザーズ市でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘激化によって閉鎖されていたのだという。

なお、北の嵐旅団によるおと、通行所開放は、タウヒード旅団およびトルコ側との調整のもとに行われるという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の「アレッポ国」が、アレッポ市イザーア地区、サイフ・ダウラ地区で活動する殉教者バドル旅団の司令官を横領、住民への暴行、イスラーム法違反などの容疑で逮捕した。

シリア政府の動き

SANA(11月3日付)は、外務在外居住者省高官の話として、ジョン・ケリー米国務長官のシリア情勢をめぐる発言(後述)に関して「開催前にジュネーブ2会議を頓挫させようとする声明を行った。これはシリアの内政へのあからさまな干渉であり、自ら未来を決しようとするシリア国民の権利への敵対行為である」と非難した。

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カマールッディーン・トゥウマ工業大臣は、工業省所轄下の機関・企業の代表との会談後、『ワタン』(11月3日付)に対して「危機発生から10月までの国営、民間両セクター(工業部門)における直接・間接の被害額は、3,360億シリア・ポンドに上る」と述べた。

うち、2,300億ポンドが民間セクター、1,060ポンドが国営セクターの被害だという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町、フジャイラ村回廊などで攻勢を続けた。

一方、SANA(11月3日付)によると、ザマルカー回廊、カースィミーヤ・ダブラ回廊、アーリヤ農場、ミスラーバー市東部、マディーラー市、アイン・タルマー渓谷、スバイナ町、ヤブルード市郊外、サフル村、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、バイト・ジン農場、フーシュ・アッバースィーヤ市、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、バルザ区、フジャイラ村地区で軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

またカッサーア地区のハフリール広場に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月3日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市に迫撃砲弾が着弾し、市民数十人が負傷した。

またこれに先立ち、軍はサフィーラ市北部に位置するアズィーズィーヤ村への攻勢を開始した。

一方、SANA(11月3日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カフルダーイル村、カブターン・ジャバル村、フライターン市東部、ドゥワイリーナ村、クワイリス村、アルバイド村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ハイダリーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月3日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、マヒーン町、ナアーミヤ村、ハズム地方、ムフターリーヤ村、タルビーサ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またラスタン市では、前日に引き続き、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月3日付)によると、ダイル・ザウル市工業地区、ラシュディーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カーディスィーヤ旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月3日付)によると、アトマーン村のダマスカス・ダルアー旧街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月3日付)によると、サラーキブ市周辺、ビンニシュ市、バドリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

アドナーン・マンスール暫定外務大臣は、ジュネーブ2会議への正式の招待状を受け取ったことを明らかにした。

ナハールネット(11月3日付)などが報じた。

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ナハールネット(11月3日付)は、ベカーア県バアルベック市で、25歳のレバノン人男性が武装集団に誘拐され、シリアに連行されたと報じた。

諸外国の動き

アラブ連盟緊急外相会議がカイロで開かれ、シリア情勢について協議がなされた。

エジプト、ヨルダン、イラク、スーダン、オマーン、パレスチナ、カタール、クウェート、レバノン、リビア(議長国)、モロッコ、チュニジアの外務大臣が出席、UAEとバーレーンは外務担当国務大臣が、サウジアラビアはアブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥッラー外務副大臣が、それ以外の国は国連代表が出席した。

同会合では、ナビール・アラビー事務総長、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が情勢報告を行い、ジュネーブ2会議への反体制勢力参加への支持を表明した。

ジャルバー議長は会合で「イランがシリアを占領し…、テロ組織である…ヒズブッラー民兵が宗派浄化を行っている」と非難、「アサド大統領退陣の明確な行程がない限り、ジュネーブ2会議に出席することはないだろう」と述べた。

そのうえで「ジュネーブ2の準備が終わるまで、シリア国民に武器を供与することを認める明確な決議を求めている…。我々はこれらの武器が間違った者たちの手に渡らないと保証する」と述べ、アラブ諸国に武器供与を求めた。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は『ガーディアン』(11月3日付)で、シリア国内で台頭するサラフィー主義勢力が「近隣諸国、そして欧州諸国にさらなる脅威を与えるようになっている」と警鐘を鳴らした。

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ジョン・ケリー米国務長官は、中東諸国訪問に先立って、シリア情勢について言及、「我々はみな、移行期政府樹立という…目標に向けて(ジュネーブ2会議に)参加する…。アサドは実質的な権威を失っており、その(移行期政府の)一部をなし得ないと強く考えている…。アサドがいる限り、どのように戦争を終わらせるのかという問いに答えられる者などいない」と述べた。

AFP, November 3, 2013、The Guardian, November 3, 2013、al-Hayat, November 4, 2013, November 5, 2013、Kull-na Shuraka’, November 3, 2013,
November 4, 2013、Naharnet, November 3, 2013、Reuters, November 3, 2013、Rihab
News, November 3, 2013、SANA, November 3, 2013、UPI, November 3, 2013、al-Watan, November 3, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長らがアラブ連盟事務総長と会談しジュネーブ2会議への参加などをめぐって議論、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長らがイスラーム国との会談後同組織に忠誠を誓う(2013年11月2日)

反体制勢力の動き

リハーブ・ニュース(11月2日付)は、ハサカ県ラアス・アイン市で活動する親政権の民兵組織「アラブ愛国者」が10月30日に、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表し、市内を行進した、と報じ、写真を公開した。

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タウヒード旅団は声明を出し、アレッポ県サフィーラ市からの撤退に関して「サフィーラの戦いは終わらない」としたうえで、「多くの困難があろうと、シリア全土解放を続ける」と表明した。

同声明によると、サフィーラ市を撤退した反体制武装集団は、アレッポ市内各所に展開しているのだという。

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クッルナー・シュラカー(11月2日付)は、ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長17人が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と会談、ダーイシュに忠誠を誓ったと報じた。

ダーイシュに忠誠を誓った17人は以下の通り:

1. ハーシム・ダイフ(ブー・ジャービル部族)
2. アブドゥルカリーム・ラーカーン(サブハ部族)
3. ムスタファー・ハラフ・イーサー(ブー・アッサーフ部族)
4. ハリール・ヒンダーウィー(ハナーダ部族)
5. フワイディー・シャッラーシュ・マジュハム(アファーディラ部族)
6. バシール・ファイサル(アファーディラ部族)
7. ハムリー・シュワーフ・ブルサーン(ワルダ部族)
8. サアドゥーン・ファフド・カッラ(ルース部族)
9. サーミル・ムルヒム・ダルウィーシュ(シブル部族)
10. アフマド・カンヌー(ブー・ラジャブ部族)
11. ファイサル・マタル(サハーニー部族)
12. ヤフヤー・ハティーブ(サハーニー部族)
13. ハサン・ブライジュ(ブライジュ部族)
14. アリー・ハーブール(ブライジュ部族)
15. ムハンマド・ハラフ・アブー・ヤースィル(フワイワート部族)
16. イブラーヒーム・イスマーイール(ブース部族)
17. ハサン・シャリーダ(ブース部族)

これに関して、フィラース・トゥラースはフェイスブックで、忠誠を誓った部族長が、2011年8月のアサド大統領のラッカ訪問に際して政権に忠誠を誓った部族長と同じだと非難した。

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Elaph(11月2日付)は、シリア・アラブ・テレビなどが10月3日に死亡したと報じていた自由シリア軍のリヤード・アスアド大佐が「シリア国内で健在で、体制を打倒するまで戦い続ける」とのメッセージを送ったと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら、同連立の代表団がエジプトを訪問し、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談した。

『ハヤート』(11月3日付)によると、会談で、アラビー事務総長は、ジャルバー議長らにジュネーブ2会議への参加、代表派遣などに関して「譲歩」を求めたという。

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シリア国民評議会のブルハーン・ガルユーン元事務局長は訪問先のカイロで声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のジュネーブ2会議参加の是非に関して、11月9~10日に開催予定の連立総合委員会会合で決すると述べた。

またアサド大統領に関して、ガルユーン元事務局長は「過去のものとなった。彼を利用する一部の国の手のなかにある道具に過ぎない…。問題は、居場所のないアサド以上に大きい」と付言した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、バッサーム・アブドゥッラー氏を駐ドイツ代表(大使)に任命した。

シリア政府の動き

『サウラ』(11月2日付)は「ブラーヒーミー氏は、一つの目と複数の舌を持つ」と題した社説で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表に関して「すべての当事者を満足させようとして、中立的でなければならない仲介人であることを忘れているかのようだ…。ダマスカスに来た時と、ベイルートに去ってからとで、ブラーヒーミー氏の言説は変わってしまった」と述べ、ベイルートで、ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことを批判した。

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『ハヤート』(11月3日付)などは、シリアの複数の反体制消息筋の話として、シリア軍がダマスカス県カラムーン山地一帯制圧に向けた大規模軍事作戦の準備をしていると報じた。

同報道によると、軍は11月2日晩までに市内の病院、学校から退去するよう呼びかけているという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がスバイナ町などを爆撃・砲撃した。

またクッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ヤブルード市のマターヒン地区にある学校の近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、数十人が死傷した(SANAによると10人が死亡)。

一方、SANA(11月2日付)によると、スバイナ町、カースィミーヤ市・ダブラ市回廊、ダイル・アサーフィール地区、アーリヤ農場、マディーラー市、ダーライヤー市、サフル村・ヤブルード市、フーシュ・アラブ村南部、アドラー市南部、ナブク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル軍で、軍が攻勢をかけた。

一方、SANA(11月2日付)によると、SANA(11月2日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャービヤ門地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦を続け、ラアス・アイン市とアブー・ラースィーン村を結ぶ街道を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠する対ヨルダン国境のダルアー市旧税関地区で爆発が起き、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員2人を含む9人が死亡した。

同監視団は、ヌスラ戦線戦闘員が乗った車が地雷に触れて爆発が発生したのだという。

一方、SANA(11月2日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、アブー・ガーラ村、ヒーラーン村、ガディール・ブスターン村、サマン丘、ナワー市一帯、ブスル・ハリール市、マサキーヤ村、ハワービー村、ウンム・マヤーズィン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアレッポ市郊外のカースティールー地区に展開する自由シリア軍第16師団の検問所・拠点複数カ所を制圧した。

これを受け、第16師団総司令部はダーイシュに対して、24時間以内に検問所・拠点からの退去を警告したという。

一方、SANA(11月2日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ジュダイダ地区、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、タッル・リフアト市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月2日付)によると、サダド市郊外に位置するナフダイン山、タッラト・マドハルを軍が制圧した。

またカルヤタイン市、サアフラーニーヤ市、タラフ村、ヒムス市バーブ・フード地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、マヒーン地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにラスタン市では、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加したという。

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ラタキア県では、SANA(11月2日付)によると、ブルジュ・ザーヒヤ村、アーリヤ村、ハカルー村、ダグマシュリーヤ村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月2日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルシャラーヤー市、アブー・ズフール航空基地周辺、マンタフ市、バザーブール村、マアッルザーフ市、ムスィービーン市、カフルルーマー村、サルジャ村東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月2日付)によると、シャッダーディー市、マクバラ村、タッル・ハミースで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市旧空港地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月2日付)によると、北部県アレッポ市ジャバル・ムフスィン地区の住民8人を含む14人の市民が乗ったバスが、バーブ・タッバーナ地区のサラーム学校近くで武装集団に襲撃され、6人が負傷した。

乗客のうち9人がアラウィー派宗徒だったという。

諸外国の動き

UPI(11月2日付)によると、ヨルダン当局は、ダマスカス・アンマン国際幹線道路のナスィーブ・ジャービル国境通行所を閉鎖し、ヨルダンからシリアへの車両の入国を禁止した。

シリアへの入国は、シリアの送迎バスによる移動のみに制限されているという。

AFP, November 2, 2013、Elaph.com, November 2, 2013、al-Hayat, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 2, 2013、Naharnet, November 2, 2013、NNA, November 2, 2013、Reuters, November 2, 2013、Rihab News, November 2, 2013、SANA, November 2, 2013、al-Thawra, November 3, 2013、UPI, November 2, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍武装部隊総司令部がアレッポ県サフィーラ市を制圧したと発表するなか、民主的変革諸勢力国民調整委員会はアラブ連盟事務総長に送った書簡のなかでブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部の声を拒否すると表明(2013年11月1日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会は、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長宛に書簡を送り、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部在外反体制組織の提案を拒否するとの意思を伝えた。

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Elaph(11月1日付)は、3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会合に宛てて、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が書簡を送り、連立への支持を求めた、と報じた。

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タウヒード旅団は声明を出し、ジュネーブ2会議に関して「シリア国民の革命を反故にする試みのなかで生じている新たな陰謀」と非難した。

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カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相は、ロイター通信(11月1日付)に対して、議会で野党として発言するため帰国する、と述べ、政権を離反したとの一部報道を否定した。

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民主統一党人民防衛隊のリードゥール・ハリール報道官は、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとの報道に関して、リハーブ・ニュース(11月1日付)に「ラアス・アイン市でクルド人に対して何者かが化学兵器を使用したとの報道には…根拠がない」と否定した。

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『ザマーン・ワスル』(11月1日付)は、ダルアー県で活動する武装集団が「ファイサル・カースィム大隊」を結成・統合したと報じた。

ファイサル・カースィムは、ジャズィーラ・チャンネルの討論番組「イッティジャーフ・ムアーキス」の名物司会者。

ファイサル・カースィム大隊に参加したのは、殉教者アスィーム・アブー・ユースフ中隊、殉教者アナス・イスマーイール・マハーウィシュ中隊、殉教者ムハンマド・フスニー・マンダウィーヤ中隊(殉教者アフマド・マンスール・ハリーリー師団所属)。

同大隊は、「シャッビーハとヒズブッラー」に対抗することをめざしているという。

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クッルナー・シュラカー(11月1日付)は、イード・アル=アドハー初日にダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区での戦闘で、「シャームの地の解放者」の指導者でリヤード・ヒジャーブ前首相の甥であるムハンマド・アブドゥルファッターフ・シャーティー氏が死亡していたと報じ、その写真を公開した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部報道官は、シリア・アラブ・テレビ(11月1日付)などを通じて声明を発表し、アレッポ県サフィーラ市に対して11月1日早朝に特殊作戦を行い、同市を制圧したと発表した。

SANA(11月1日付)が報じた。

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マフムード・ズウビー情報大臣は、ベイルートで、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことに関して、「一貫した言説がない…。シリアと、外国で別の論理で話している」と批判した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヒズブッラーの戦闘員の支援のもと、スバイナ町の複数地区を制圧、また同市やハジャル・アスワド市に激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(11月1日付)によると、ザマルカー町周辺、シャイフーニーヤ村、フハーリーヤ市郊外、カースィミーヤ回廊、ヤブルード市郊外、ガザーラ市、スバイナ・スグラー市、スバイナ・クブラー市、ウターヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区に対して、軍が砲撃を行う一方、ヤルムーク区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月1日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月1日付)によると、ヒムス市クスール地区、ワアル地区、バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区、マシュラファ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、キースィーン村、アイン・フサイン村、カルヤタイン市北部、ウンク・ハワー村、アブー・ダバービール村、ザーラ村、フーシュ・サッルーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月1日付)によると、クマイナース村、マストゥーマ村、トゥウーム村、タフタナーズ市、ブナイン村、サラーキブ市、アブー・ズフール軍事基地周辺、アルバイーン山周辺、シャンナーン村、カフルラーター市、マアッルザーフ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月1日付)によると、ハサカ市サッド・ガルビー地区で、軍が反体制武装集団の拠点を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

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アレッポ県では、SANA(11月1日付)によると、アレッポ市ファイイド地区、イスマーイーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民6人が死亡、14人が負傷した。

レバノンの動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ダマスカスからレバノンへと移動し、ミシェル・スライマーン大統領、ナビーフ・ビッリー国民議会議長、ナジーブ・ミーカーティー暫定首相と会談、シリア情勢への対応について協議した。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、ジュネーブ2会議への参加に3人とも前向きな姿勢を示したことを明らかにする一方、サウジアラビア、トルコも参加すべきだとの見解を改めて示した。

諸外国の動き

ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、ジュネーブ2会議に関して、「退陣しろ、そうしたら我々はすべてを合意する」と言うだけではだめだ…。みなが譲歩をせねばならず、そのなかには当然、反体制運動の指導者もシリア政府も含まれる」と述べた。

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RIAノーヴォスチ通信(11月1日付)によると、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は「シリアにある化学物質のほとんどが(シリア軍の保有するものでなく)、外国から持ち込まれたとの考えを多くの人々が支持するようになっている」と述べ、反体制武装集団による化学兵器の使用と、支援国による武器供与を改めて示唆した。

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イスラエルのギラド・エルダン国内防衛大臣は、ロイター通信(11月1日付)に対して、「ヒズブッラーへの高性能兵器の供与を認めないと我々は何度も言ってきた…。我々はこの政策を遵守する。しかし(イスラエル軍によるシリアの防空基地への攻撃を)否定も、肯定もしない」述べた。

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イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣はトルコを訪問し、イスタンブールでアフメト・ダウトオール外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、ダウトオール外務大臣は、「(シリアの)紛争を宗派主義的にしようとするシナリオにともに対抗することを確認できた」と述べた。

またザリーフ外務大臣も「宗派紛争は最大の脅威であり、一地域の問題ではない」と述べ、「中東で宗派主義の火がつけば、その結果は、ロンドン、ニューヨーク、ローマ、マドリードに及ぶだろう」と警鐘を鳴らした。

ザリーフ外務大臣は、またアブドゥッラ・ギュル大統領ともイスタンブールで会談した。

AFP, November 1, 2013、Elaph.com, November 1, 2013、al-Hayat, November 2, 2013, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 1, 2013、Naharnet,
November 1, 2013、Reuters, November 1, 2013、Rihab News, November 1, 2013、SANA,
November 1, 2013、UPI, November 1, 2013、Zaman al-Wasl, November 1, 2013などをもとに作成。

 

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