トルコ在住の反体制女性ジャーナリストが新型コロナウイルスに感染、誰にも告げずホテルで自主隔離(2020年3月31日)

トルコのイスタンブール在住の反体制女性ジャーナリストのアーラー・ムハンマド氏が、インスタグラムを通じて新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

ムハンマド氏は2019年まで反体制メディアのオリエント・テレビの司会者を務めていた。

ムハンマド氏によると、トルコで外出制限が発表された当初、外出を控えておらず、スーパーマーケットやモールで買い物をした際に感染したと考えられるが、感染時期や経路は明らかではないという。

感染が確認される前、ムハンマド氏は水タバコ・カフェで過ごしていたが、トイレに行こうとして立った際に目眩がして意識を失い、気がつくと病院に搬送されていたという。

その後、インフルエンザに感染したようなだるさを感じ、3日目に悪化、病院で新型コロナウイルスに係るPCR検査を受けた結果、陽性と診断されたという。

夫と2歳の息子に感染することを恐れ、ムハンマド氏は、自分が感染したことを誰にも告げずにイスタンブール市内のホテルに部屋を借り、自主隔離を開始したという。

インスタグラムでビデオ・メッセージを発信したのは、自主隔離を始めてから11日目が経ち、健康状態が回復したからで、「シリア人に明日への希望を与え…、感染の恐怖の犠牲となって欲しくなく、人の意志に勝るものがないことを示したかった」からだという。

AFP, April 1, 2020、ANHA, April 1, 2020、AP, April 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2020、Reuters, April 1, 2020、SANA, April 1, 2020、SOHR, April 1, 2020、UPI, April 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県、ラッカ県北部を砲撃(2020年3月31日)

アレッポ県では、ANHA(3月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局共同支配下のマンビジュ市郊外のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村、ウンム・アダサ村、ファーラート村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクール・ハサン村を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(3月31日付)によると、ラアス・アイン市一帯を不法占拠するトルコ軍が同市西のアルーク村にある揚水場からの水道水の供給を再開、シリア政府支配下のタッル・タムル町近郊の貯水場の水道水貯蔵が確保された。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍がヒムス県のシャイーラート航空基地をミサイル攻撃(2020年3月31日)

SANA(3月31日付)はシリア軍筋の話として、3月31日午後8時25分、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領空を侵犯、ヒムス県に向かってミサイル複数発を発射したと伝えた。

シリア軍防空部隊はただちにこれを迎撃、ミサイル多数を撃破したという。

イスラエルがシリア領内をミサイル攻撃したのは、3月5日以来約1ヶ月ぶり。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機によるミサイル攻撃は、ヒムス県西部のシャイーラート航空基地から県中部のT4航空基地(タイフール航空基地、ティヤース航空基地)に輸送機1機が移動したのを受けて行われた。

この攻撃で、イスラエル軍戦闘機はシャイーラート航空基地におよび同基地一帯に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して、ミサイル8発以上を発射した。

レバノン24(3月31日付)によると、レバノン山地県キスラワーン郡、ジュベイル郡上空で、イスラエル軍戦闘機4機が低空で飛行し、旋回を繰り返す様子が確認されたという。

https://www.facebook.com/380935266099933/videos/523225111897457/?t=0

 

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Lebanon 24, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

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SANAは新型コロナウイルス感染者の隔離先となっているダマスカス郊外県サイイド・ザイナブ町のジャミール・プラザ・ホテルを取材(2020年3月31日)

SANA(3月31日付)は、新型コロナウイルス感染者の隔離施設として使用されているダマスカス郊外県サイイド・ザイナブ町のジャミール・プラザ・ホテルを取材し、ホテルで勤務する医師、隔離されている患者などの様子を写真で公開した。

ジャミール・プラザ・ホテルについては、反体制派系サイトのジュルフ・ニュース(3月26日付)などが、サイイダ・ザイナブ町一帯に展開する「イランの民兵」の間で新型コロナウイルス感染が拡がっており、90人あまりが同ホテルで隔離されていると伝えていた。

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ダマスカス県とダマスカス郊外県の国内通商消費者保護局は声明を出し、新型コロナウイルス感染防止のための営業禁止令に違反した商店28店舗を31日に営業停止としたと発表した。

違反した店舗は、燃料などに価格を上乗せして販売していた。

なお、3月に営業停止処分を受けた店舗の総数は187件にのぼるという。

SANA(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Jurf News, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

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ハッダーム元副大統領が滞在先のパリで死亡(2020年3月31日)

ロイター通信(3月31日付)などは、アブドゥルハリーム・ハッダーム元副大統領(88歳)が滞在先のパリで死亡したと伝えた。

ハッダーム元副大統領に近い消息筋によると、元副大統領は31日の現地時間午前5時に心臓発作で死亡したという。


ハッダーム元副大統領は、対レバノン政策などをめぐって政権およびバアス党内で孤立を深め、2005年2月のレバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件後にシリアを去り、反体制活動家に転身していた。

シリアの軍事裁判所ダマスカス第1法廷は2008年8月、ハリーリー元首相暗殺事件に関して国連の調査委員会に嘘の証言を行い、イスラエルと結託して政権転覆を企てたとして、ハッダーム元副大統領に無期懲役刑の有罪判決を下している。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路で11度目となる単独パトロールを実施(2020年3月31日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから26日目となる3月31日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のタルナバ村とムサイビーン村を結ぶ区間で11度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車や装甲車など25輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に進入させた。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス、ザーウィヤ山一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室もサラーキブ市内のシリア軍拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室はまた、ファッティーラ村一帯でシリア軍を狙撃、兵士2人を殺害した。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年3月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月31日付)を公開し、3月30日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,853人。

内訳は、レバノンからの帰還者182,605人(うち女性55,179人、子ども93,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,715,172人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は807,133人(うち女性242,455人、子供411,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 31, 2020をもとに作成。

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シャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣は4月1日から支配地への往来を禁止(2020年3月30日)

ドゥラル・シャーミヤ(3月30日付)やシリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県の反体制派支配地で自治を委託されているシリア救国内閣は、新型コロナウイルス感染防止策として、4月1日から2週間、支配地域への住民の往来を禁止することを決定した。

人道支援、通商、食糧物資搬送などにかかる人の往来については、通行所の責任者の判断のもとに除外される。

同監視団によると、シャーム解放機構は、トルコに面するイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を実質掌握(通行所局長とスタッフがシャーム解放機構支持者)しているほか、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域に面するアレッポ県ダーラト・イッザ市近郊のガザーウィーヤ村近郊と、イドリブ県のアティマ村とアレッポ県ダイル・バッルート村の間に二つの通行所を設置し、通行税をとるなどして、人の往来を管理している。

またシリア救国内閣が所轄する教育省は、学校、専門学校、幼稚園の閉鎖を決定した。

違反者に対しては罰則が科せられるという。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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米軍がハサカ県ルマイラーン町に入ろうとしたロシア軍の進行を阻止(2020年3月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー国際空港に駐留しているロシア軍のパトロール部隊が、ルマイラーン町に入ろうとしたが、同地近郊の油田地帯を違法に占拠し、軍事基地を設置している米軍のパトロール部隊がこれを阻止し、カーミシュリー市方面に引き返した。

これを受け、ロシア軍の装甲車4輌からなる別のパトロール部隊がハサカ市とカーミシュリー市を結ぶ街道上の要衝であるヒッティーン・ガソリン・スタンド一帯(ヒッティーン交差点)に展開し、警戒活動にあたった。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県のM4高速道路で10回目となる単独パトロールを実施(2020年3月30日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから25日目となる3月30日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とマジュダリヤー村を結ぶ区間で10度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など35輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍は、ナージヤ村にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

また、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、ファッティーラ村、カフルナブル市一帯で砲撃を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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ANHAはシリア政府がクルド人が多いダマスカス県ズールアーファー地区でのパン販売を規制していると主張(2020年3月30日)

ANHA(3月30日付)は、シリア政府当局が、新型コロナウイルス感染防止策の一貫として、ダマスカス県ズールアーファー地区でパンの販売を規制していることで、住民がパンを買うために長蛇の列に並び、長時間屋外にいることを余儀なくされていると伝え、その写真を公開した。

ズールアーファー地区はクルド系住民が多く暮らす不法占拠地区。

しかし、シリア政府がパンの販売を「規制」しているという情報はなく、長蛇の列は、品不足を心配する住民が殺到しているためだと思われる。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍はハサカ市の刑務所でのダーイシュの暴動を鎮圧したと発表(2020年3月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のキーヌー・カブラーヒール報道官は声明を出し、29日にハサカ市グワイラーン地区のスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが起こした暴動に関して、シリア民主軍が事態を収拾し、脱獄者はなかったと発表した。

カブラーヒール報道官によると、29日にスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ・メンバーが雑居房の扉を破壊し、居房棟の壁に穴を空け、地上階を制圧、脱獄を試みたが、シリア民主軍が脱獄を阻止、収監者を完全に制圧したという。

カブラーイール報道官は、「この事件は、シリア民主軍がダーイシュのテロリストたちの身柄を確保し続ける能力を有していることを改めて示すものだ。だが、ダーイシュのテロリストとその家族を収容している拘置所やキャンプの安全を確保するため、我々が国際社会、有志連合からのさらなる支援を必要としていることも明らかになった」と強調した。

ANHA(3月30日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、収監中のダーイシュ・メンバーは、刑務所の看守複数人を人質にとり、刑務所長との交渉を要求したが、米主導の有志連合とシリア民主軍のテロ撲滅部隊が刑務所の敷地内に突入し、暴動を鎮圧した。

突入に際して、有志連合のヘリコプターが上空を旋回、燃料気化爆弾を投下し、地上部隊を支援した。

シリア民主軍のテロ撲滅部隊はまた、脱獄を図った4人を刑務所の敷地内で拘束した。

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一方、反体制派系のユーフラテス・プレス(3月29日付)によると、シリア民主軍がダーイシュ・メンバーの暴動を掌握できていないと伝え、その映像を公開した。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)を通じて声明を出し、有志連合と国際社会に対して、ダーイシュのメンバーの収監や彼らの家族の収容にかかる問題を根本的に解決するための行動を加速させるよう呼びかけた。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Euphrates Post, March 29, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がマンビジュ市郊外を砲撃し女性1人死亡、シリア民主軍はラッカ県で国民軍司令官1人を殺害(2020年3月30日)

アレッポ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍のその支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるマンビジュ市近郊の大アラブ・ハサン村を砲撃し、6歳の女児1人が死亡、両親が負傷した。

 

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ラッカ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーナー村を攻撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と女性防衛隊(YPJ)が反撃を行い、トルコ軍側の車輌1輌を破壊し、国民軍に所属するスライマーン・シャー師団のマーヒル・ハミーディー司令官を殺害した。


トルコ軍はまた、同じくアイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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シリア保健省は新型コロナウイルスに感染していた女性1人が死亡したと発表、シリア国内の死者数は2人に(2020年3月30日)

保健省は声明を出し、新型コロナウイルスに感染していた女性1人が死亡したと発表した。

女性は、シリア国内で感染が確認されていた10人(うち1人は29日に死亡)の1人。

これにより、3月30日現在、シリア国内での感染者数は10人、死者は2人となった。

一方、シリア人権監視団は、信頼できる複数の医療筋の情報として、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県、ダルアー県で新型コロナウイルスの感染を疑われ、隔離されている患者の数が260人以上に達していると発表した。

このうち94人はPCR検査の結果、陰性と診断されたが、保健省が死亡を発表した女性2人以外にも、女性看護師1人が死亡しているという。

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法務省は、新型コロナウイルス感染防止策の一環として、裁判所、法廷の閉鎖・休廷期間を4月16日まで延長することを決定したと発表した。

法務省は決定第707号(3月14日)を発令し、3月17日から4月2日までの期間、裁判所、法廷を閉鎖・休廷することを決定していた。

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SANA(3月30日付)が伝えた。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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イッザ軍は新型コロナウイルス感染の脅威が高まるなかIDPsを帰還させるためシリア軍を撤退させるよう国際社会に呼びかける(2020年3月29日)

イッザ軍は声明を出し、イドリブ県内の国内避難民(IDPs)キャンプで、新型コロナウイルス感染の脅威が高まっていることを受け、国際社会に対して、シリア政府とロシアに圧力をかけ、シリア軍を最近の戦闘での制圧地から撤退させ、IDPsが帰還できるようにするよう呼びかけた。

イッザ軍は、バラク・オバマ前米政権が後援していた「穏健な反体制派」の一つで、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と一貫して共闘している。

また、2019年6月にハマー県での戦闘で死亡した「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート(バセット)氏が所属していた組織。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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イラクのカルバラー県知事「11人の新型コロナウイルス感染者を確認しているが、そのほとんどがシリアからの帰国者だ…シリア政府は正確な情報を与えてくれていない」(2020年3月29日)

イラクのカルバラー県のナズィーフ・ハッタービー知事はビデオ声明を出し、「カルバラー県は、11人の新型コロナウイルス感染者を確認している…。そのほとんどがシリアからの帰国者だ」と発表したうえで、「シリア政府と医療当局が正確な情報を与えてくれていない」と非難した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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リビアで死亡したシリア人戦闘員(国民軍)が156人に(2020年3月29日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣されていたシリア人戦闘員(国民軍)の遺体5体が28日深夜にアレッポ県アフリーン市近郊の村に搬送され、これによりリビアでの戦死者数が156人に達したと発表した。

156人は、国民軍に所属するムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザ師団、スライマーン・シャー師団のメンバーで、リビアの首都トリポリ市南部のサラーフッディーン地区、トリポリ国際空港近郊のラムラ地区一帯、ハドバ開発計画地区、ミスラータ市一帯などで、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と交戦中に死亡したと見られる。

なお、リビアに派遣された国民軍戦闘員は4,750人に達し、約1,900人が派遣に向けて、トルコ占領下のアレッポ県北部(「オリーブの枝」、「ユーフラテスの盾」地域に設置されているキャンプでトルコ軍の教練を受けている。

 

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ県のダルバースィーヤ市でパン工場経営者が住民へのパンの配給を開始(2020年3月29日)

北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ県のダルバースィーヤ市一帯で、新型コロナウイルス感染防止対策として外出や移動が制限されているなかで、同地でジハード・パン製造工場を経営するジュワーン・ジャマール氏が地元住民にパン800袋を配給するサービスを始めた。

ANHA(3月29日付)によると、外出禁止令が発動された3月23日以降、住民が主体となって、生活必需品の無料配送やマスクの提供などが行われているという。

ダルバースィーヤ市は北・東シリア自治局が自治を担う一方、国境地帯にはシリア軍が展開し、防衛任務についている。

北・東シリア自治局は3月23日から4月6日までの15日間、支配地域で住民の外出を禁止している。

シリア政府も3月25日から、追って通知があるまでの期間、外出を禁止している。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は新型コロナウイルス感染防止対策の一環として日雇い労働者の世帯に食糧品を配給することを決定(2020年3月29日)

北・東シリア自治局の執行評議会は決定第30号を発令し、新型コロナウイルス感染防止対策として外出や移動が制限されているなか、日雇い労働者の世帯に食糧品を配給することを決定した。

執行評議会はまた第31号を発令、支配地域外で死亡し、域内に搬送される遺体に関して、新型コロナウイルス感染を防止するために、(国境)通行所近くに建設される墓地に埋葬することを決定した。

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北・東シリア自治局のジュワーン・ムスタファー保健委員会(保健省に相当)共同議長は、新型コロナウイルス感染防止対策として、自治局支配地域内に9つの隔離センターを設置したと発表した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市内の刑務所に収監されているダーイシュ・メンバーが脱走を企てて暴動(2020年3月29日)

ハサカ県では、ANHA(3月29日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内の北・東シリア自治局支配地域の一つグワイラーン地区にあるスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)に拘置されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが脱走を企てて暴動を起こした。

これに対して、ハサカ市の内務治安部隊(アサーイシュ)が市内に展開し厳戒態勢を敷く一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊が刑務所を包囲し、暴動の鎮圧にあたった。

また、ハサカ市上空では米国が主導する有志連合のヘリコプターが旋回し、警戒活動にあたった。

シリア人権監視団によると、スィナーア刑務所には、ダーイシュのシリア人および外国人メンバー5,000人以上が収監されている。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市などを砲撃(2020年3月29日)

アレッポ県では、ANHA(3月29日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市とその近郊のカフル・アントゥーン村、イルシャーディーヤ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、タナブ村、カシュタアール村、タート・マラーシュ村を砲撃した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はハサカ県アルーク村の揚水所からの水道水供給を再び停止(2020年3月29日)

ハサカ県では、SANA(3月29日付)、ANHA(3月29日付)、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所に駐留するトルコ軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市およびその周辺地域への水道水の供給を再び停止した。

トルコ軍は26日にアルーク村の揚水場からの水道水供給を再開した。

だが、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、揚水所への職員の立ち入りを禁止し、水道水の供給を再び停止したという。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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シリア軍武装部隊総司令部は予備役が3年以上になる予備役士官らの任務を終了(2020年3月29日)

軍武装部隊総司令部は声明を出し、2020年4月1日の時点で予備役が3年以上になる予備役士官および民間予備要員の任務を終了する命令を発出したと発表した。

これにより、2013年1月1日以前から予備役に服していた士官などの予備役が終了する。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ハミース内閣は3月31日から4月16日まで県外への移動禁止を決定(2020年3月29日)

イマード・ハミース内閣は定例閣議を開き、新型コロナウイルス感染防止対策として、3月31日から4月16日までの期間、県外への移動を禁止することを決定した。

福祉、医療、生産部門の操業、生活必需品、食品、燃料の輸送に必要な移動は除外される。

ハミース内閣はまた、公務員への給与、退役軍人および退職者への年金の支給方法にかかる案を承認した。

SANA(3月29日付)が伝えた。

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内務省は声明を出し、レバノンから不法入国するシリア人を拘束し、送検すると発表した。

SANA(3月29日付)が伝えた。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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保健省は女性1人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表、感染者は10人に増加(2020年3月29日)

保健省は声明を出し、女性1人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表した。

シリア国内で死者が出たのはこれが初めて。

保健省によると、この女性は、病院(場所は明示せず)に救急搬送された直後に死亡、その後のPCR検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたという。

保健省はまた、死亡したこの女性とは別に4人(性別は明示せず)が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。

これにより、3月29日現在、シリア国内での感染者数は10人、死者は1人となった。

SANA(3月29日付)が伝えた。

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シリア人権監視団は、信頼できる複数の医療筋の情報として、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県、ダルアー県で新型コロナウイルスの感染を疑われ、隔離されている患者の数が260人以上に達していると発表した。

このうち96人はPCR検査の結果、陰性と診断されたが、保健省が死亡を発表した女性1人以外にも、女性看護師1人が死亡しているという。

同監視団はまた、新型コロナウイルスに感染し、ダイル・ザウル県南東部のマヤーディーン市で隔離されている「イランの民兵」の数が29人になったと発表した。

29人のうち16人がイラン人、13人がイラク人。

5人はアレッポ県南部で感染したという。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路を修繕するため工事車輌をイドリブ県に派遣(2020年3月29日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから24日目となる3月29日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が工事車輌15輌からなる部隊をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

部隊は、M4高速道路の修繕を任務としているという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村とジッリーン村を結ぶ街道で、政治治安部の隊員1人が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年3月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月29日付)を公開し、3月28日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,853人。

内訳は、レバノンからの帰還者182,605人(うち女性55,179人、子ども93,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,715,172人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は807,133人(うち女性242,455人、子供411,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2020をもとに作成。

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反体制派系のサウト・アースィマ:シリア軍第4師団の兵士40人が新型コロナウイルスに感染(2020年3月28日)

反体制派系のサウト・アースィマ(3月28日付)は、シリア軍第4師団の兵士40人が新型コロナウイルスに感染し、ダマスカス郊外県クタイファ市の国立病院に搬送され、隔離されていると伝えた。

同サイトによると、3月19日、兵士8人がクタイファ市の国立病院に搬送され、検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されていたが、今週に入って、新たに30人の感染が確認されたという。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、Sawt al-‘Asima, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県、ハマー県、タルトゥース県で教会、NGOが新型コロナウイルス感染対策として物資の無料配送を行う(2020年3月28日)

国営のシリア・アラブ通信(SANA)は、新型コロナウイルス感染対策として外出や移動が制限されているなか、シリア各地で地元の住民による互助的な試みが続けられていると伝えた。

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アレッポ市のアルメニア福音教会は、住民が外出することなく、必需品を常時得られるようにするため、消毒用の機器、マスク、パンを配給する活動を始めた。

シリア小児がん患者治療看護協会(CCS)もアレッポ市で「あなたのパックをあなたの家に」と銘打った活動を始め、小児がん患者とその家族への支援を始めた。

CCSのマズナ・アラビー理事長によると、このキャンペーンは、小児がん患者の家族に食糧パック100個を配給し、新型コロナウイルス感染予防策に伴う彼らの負担軽減をめざしているという。

アラビー理事長は「小さな行動が支援を必要としている人々の生活に大きな変化をもたらすことができます」と述べ、キャンペーンに参加し、互いに助け合うよう呼びかけた。

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ハマー県のミスヤーフ市では、ボランティア・グループの「ムスタミッルーン」が「家にいよう」キャンペーンを始め、市内の高齢者や障害者への食糧品や必需品の無料配送を始めた。

代表を務めるアングリード・ワトファ氏によると、キャンペーンがミスヤーフ市の住民のニーズに応え、彼らの自宅待機を支援することが目的で、市内の多数の業者や市民の寄付によって、パンなどの食糧品を無料で住民に配送しているという。

「ムスタミッルーン」はまた、市内の高等学校、中学校などの施設の作業も行っている。

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タルトゥース県では、ボランティア・グループの「あなたの声を届けよう」が、新型コロナウイルス感染対策として就業・就労を制限されている戦死者、負傷兵、そして失踪者の家族を支援するため、食糧品や人道支援物資の配給を開始した。

「あなたの声を届けよう」は7人のボランティア活動家が、タルトゥース市、カドムース町、ハッターニーヤ村、ワーディー・サキー村、ジューフィーン村、フナイティク村、タワーヒーン町など県内各所の170世帯に、砂糖、米、食用油、トマト・ペースト、そして食材を配給している。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で国民軍に所属する東部自由人連合と「自由警察」が交戦(2020年3月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合とトルコの支援を受ける警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)が交戦し、東部自由人連合の戦闘員2人が死亡、双方に14人の負傷者が出た。

戦闘は、警察が、新型コロナウイルス感染防止対策として、バーブ市内の市場の商店を閉店させようとして発砲し、東部自由人連合の治安責任者が巻き添えとなって死亡したのを受けたもの。

また、ガンドゥーラ町近郊の検問所(タッル・ハワー検問所)では東部自由人連合が警察の隊員複数人を拘束した。

一方、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、イルシャーディーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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