北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊で、米軍の無人偵察機(ドローン)が墜落(2020年9月30日)

ハサカ県では、SANA(10月1日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊で、米軍の無人偵察機(ドローン)が墜落した。

墜落の原因は不明。

AFP, October 1, 2020、ANHA, October 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2020、Reuters, October 1, 2020、SANA, October 1, 2020、SOHR, October 1, 2020などをもとに作成。

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スワイダー県でクライヤー町での第5軍団との戦闘で死亡した民兵の葬儀が行われ、バアス党・政府関係者が参列を拒まれる(2020年9月30日)

スワイダー県では、スワイダー24(9月30日付)によると、9月29日にクライヤー町一帯で発生した第5軍団と地元民兵の大規模軍事衝突で死亡した民兵15人の葬儀がスワイダー市の国立競技場で行われ、民兵のメンバーや家族、住民らが参列した。

同サイトによると、葬儀の参列者は訪れたバアス党スワイダー支部書記長や政府関係者の参列を拒否し、追い返したという。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/1645411652305112

 

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020、al-Suwayda’ 24, September 30, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領がクウェート国王逝去を受けて皇太子に弔電を送る(2020年9月30日)

在クウェート・シリア大使館はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/Syrian.embassy.kuwait/)を通じて、アサド大統領が、クウェートのシャイフ・ナウワーフ・アフマド皇太子に宛てて、スバーフ・アフマド・ジャービル・スバーフ国王の逝去(9月29日発表)を悼む弔電を送った、と発表した。

https://www.facebook.com/Syrian.embassy.kuwait/posts/360235621996493

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア外務省はアゼルバイジャンへの外国人戦闘員の派遣に懸念を表明(2020年9月30日)

ロシア外務省は声明を出し「ナゴルノ・カラバフの戦闘地域に違法な武装集団の戦闘員が移送されているとの報告に懸念を表明する」と発表した。

外務省はまた「こうした行為は、紛争地域にさらなる緊張をもたらすだけでなく、長期的には域内のすべての国の安全保障への脅威を生み出す」と付言した。

そのうえで、「関係当時国の指導者に、紛争でテロリストや外国人傭兵の活用を阻止するための適切な措置を講じ、彼らを地域から即時撤退させるよう呼びかける」と締めくくった。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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BBCアラビア語放送がアゼルバイジャンに派遣されたシリア人傭兵へのチャットによるインタビュー記事を掲載(2020年9月30日)

BBCアラビア語放送(9月30日付)は、アルメニアとの戦闘状態にあるアゼルバイジャンに派遣されたというシリア人へのチャットによるインタビュー記事を掲載した。

インタビューに応じたアブドゥッラー氏(仮名)は、9月23日にシリア北部からアゼルバイジャンの戦闘地域に派遣された数百人のなかの1人。

派遣されたシリア人の年齢は17歳から30歳、戦闘訓練を受けていないという。

アブドゥッラー氏は、シリア北部で暮らす多くの住民と同じく、困難な経済・生活状況に苦しんできた。

反体制組織の「シリア対応調整者」によると、同地の住民の81%は収入が月50米ドル以下で、78%が必需品すら十分購入できていないという。

アブドゥッラー氏は、自分と家族の生活のため、月収2,000米ドルでアゼルバイジャン行きを承諾したが、同地で何が彼を待ち構えていたかは承知していなかったという。

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アブドゥッラー氏はチャットで次のように綴った。

「国民軍ハムザ師団司令官のサイフ・アブー・バクルが先週、私に、アゼルバイジャンに行き、月2,000米ドルで国境の軍事拠点を守ろう、と提案してきた。まだ、戦闘は起きていなかった。私たちはシリア北部からフール・カラス村(アレッポ県北部)に移送された。そこで国民軍は私たちから持っていたお金、電話、衣服を取り上げた。我々が誰か特定されないようにするためだ」。

アブドゥッラー氏は家族と連絡するために電話を一度は取り返したが、家族といつ再会できるか分からないという。

アブドゥッラー氏は続けた。

「その後、我々はトルコ南部のガジアンテップ空港に連れて行かれ、そこから4時間かけて空路、イスタンブールに移動した。それから、アゼルバイジャン航空でアゼルバイジャンに移送された。私たちは自分たちが国境の軍事拠点に配備されていることに気づいた。そのときはまだ戦闘は起きていなかった。我々は戦闘訓練も受けていなかった」。

アブドゥッラー氏は、9月27日にアゼルバイジャンとアルメニアとの間で戦闘が発生した時のことをこう綴った。

「彼らは私たちを兵員輸送車に詰め込んだ。私たちはアゼルバイジャンの服を着せられた。各人が自分の武器(カラシニコフ)で武装した。ここにいるほとんどが、貧しい民間人で、お金が欲しかっただけだ。軍人ではない」。

「車が止まり、我々は発砲があって驚いた。敵がどこにいるかも分からなかった。敵が我々に砲撃してくると、若い連中は怖くて泣き始め、もといた場所に戻りたいと言った。それから、私たちの脇に砲弾が落ちて、シリア人4人が死に、3人が負傷した」。

アブドゥッラー氏によると、彼が駐留している軍事拠点でシリア人10人の遺体を目にし、70人が負傷したが、十分な治療を受けられていないという。

アブドゥッラー氏とのチャットは、通信状態が悪化してしばらく途絶えたが、その後、次のようなメッセージが送られてきたという。

「戦闘が始まってから、私たちはここにいる司令官にシリアに戻りたいと伝えようとした。だが、阻止された。前線に戦いに行かなければ長期間投獄すると脅迫された。我々はほぼ流罪の身だ」。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコがアゼルバイジャンに派遣したシリア人傭兵の数は850人、うち3人が死亡(2020年9月30日)

シリア人権監視団は、トルコの民間軍事会社複数社によって、トルコ占領下のシリア北部からアゼルバイジャンに派遣されたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)の数が850人に達していることを確認したと発表した。

シリア人権監視団はまた、アルメニアとアゼルバイジャンの戦闘が続くナゴルノ・カラバフ地方での戦闘で、シリア人傭兵3人が死亡したと発表した。

3人はいずれも国民軍の戦闘員。

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一方、フェイスブックのニュースアカウント「シリア24」(9月30日付)は、アゼルバイジャンに派遣されているシリア人傭兵に初の死者が出たと伝えた。

同アカウントによると、死亡したのはムハンマド・シャアラーン・アブドゥッラッザーク氏。

国民軍所属のハムザ師団のメンバーだという。

https://www.facebook.com/syria24h/posts/2851015915132380

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020、Syria 24, September 30, 2020などをもとに作成。

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ロシアによるシリア領内での爆撃開始から5年が経つのに合わせて、シャーム解放機構支配下のイドリブ市、トルコ占領下のバーブ市で抗議デモ(2020年9月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、ロシア軍がシリア領内への爆撃を開始(2015年9月30日)から5年が経ったのに合わせて抗議デモが行われ、ロシアの軍事介入に反対の意思が表明された。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市でも同様の抗議デモが行われた。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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米財務省はシーザー・シリア市民保護法などに基づき、シリア中央銀行総裁、総合情報部長など7人・13団体を制裁リストに追加(2020年9月30日)

米財務省は、外国資産管理局(OFAC)が、シーザー・シリア市民保護法など一連の制裁関連法に基づき、7人・13団体を、「シリア軍第4師団、総合情報部、シリア中央銀行とつながりがある重要な後援者」と認定し、制裁リストに追加したと発表した。

新たに制裁対象となった7人・13団体は以下の通り:


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フドル・アリー・ターヒル:ビジネスマン
ナスリーン・フサイン・イブラーヒーム
ラーナー・フサイン・イブラーヒーム
ミーラード・ジャディード
ハーズィム・ユーヌス・カルフール:シリア中央銀行総裁
フサーム・ムハンマド・ルーカー:総合情報部長
ルイス・アルベルト・ロドリゲス・ロペス=カレジャ:キューバ人

アリー・ハムザ社:ターヒル氏が経営する企業と取引
カルア安全保護サービス社:ターヒル氏が設立した企業
イーラー・メディア・サービス社:ターヒル氏が設立した企業
イーラー観光社:ターヒル氏が経営する企業と取引
イーマー社:ターヒル氏が経営する企業と取引
イーマー・テル社:ターヒル氏が設立した企業
イーマー・テル・プラスLLC:ターヒル氏が経営する企業と取引
ナジュム・ザハビー(ゴールデン・スター)貿易社:ターヒル氏が経営する企業と取引
ヤースミーン契約会社:ターヒル氏が経営する企業と取引
シリア金属投資社社:ターヒル氏が経営する企業と取引
シリア・ホテル経営LLC:ターヒル氏とシリア運輸観光会社の共同事業
シリア観光省
シリア運輸観光社:ターヒル氏と事業提携する企業

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県バシャリー山のダーイシュ拠点を爆撃(2020年9月30日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、バシャリー山一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月30日付)によると、ロシア軍の爆撃は8回に及んだという。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県でシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人(2020年9月30日)

ハサカ県では、SANA(9月30日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で52人、北・東シリア自治局支配地域で121人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で73人(2020年9月30日)

保健省は政府支配地域で新たに52人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月30日現在の同地での感染者数は計4,200人、うち死亡したのは200人、回復したのは1,103人となった。

SANA(9月30日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに121人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月30日現在の同地での感染者数は計1,618人、うち死亡したのは64人、回復したのは429人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市20人、カーミシュリー市21人、アームーダー市6人、ラッカ県のラッカ市45人、タブカ市6人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市8人、マンビジュ市15人。

ANHA(9月30日付)が伝えた。

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地域で9月30日に新たに73人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、34人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,072人、うち回復したのは526人、死亡したのは6人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1399842393553981/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者73人が確認される一方、アレッポ県で男性1人が死亡したと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計1,072人、うち死亡したのは12人、完治したのは526人となった。

AFP, September 30, 2020、ACU, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県に車輌200輌を派遣(2020年9月30日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから207日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、同地上空で索敵・偵察任務に就いていたロシア軍の無人偵察機(ドローン)が技術的なトラブルにより墜落した。

他方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約200輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所から車列6度に分けてシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、タッル・ワースィト村を砲撃した。

これに対し、「決戦」作戦司令室はシリア政府支配下のガーブ平原の灌漑計画地区一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部のフバータ村でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村とタファス市を結ぶ街道で、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元戦闘員の男性1人が何者かによって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 30, 2020、ANHA, September 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2020、Reuters, September 30, 2020、SANA, September 30, 2020、SOHR, September 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民423人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は606,504人に(2020年9月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月30日付)を公開し、9月29日に難民423人(うち女性127人、子供216人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民423人(うち女性127人、子供216人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は606,504人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者211,256人(うち女性63,520人、子ども107,469人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,712,125人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は835,784人(うち女性250,796人、子供425,960人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2020をもとに作成。

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政府支配下のスワイダー県で元反体制武装集団からなる第5軍団と地元民兵が激しく交戦し、100人以上が死傷(2020年9月29日)

スワイダー県では、スワイダー24(9月29日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるクライヤー町およびその一帯で、シリア軍第5軍団(に所属する第8師団)と地元の民兵が激しく交戦した。

第5軍団は、政府と和解した元反体制武装集団戦闘員から構成され、ロシア軍が支援している。

戦闘は、第5軍団が早朝、クライヤー町西の農地に侵攻し、地元民兵の拠点を制圧したことに端を発した。

両者の戦闘が激化するなか、ドゥルーズ派宗徒からなる親政権民兵組織の「カラーマの男たち」の戦闘員数百人が駆けつけ、第5軍団を一次撃退した。

だが、第5軍団は再び反撃に転じる一方、クライヤー町、バルド村、ムジャイミル村などを砲撃し、民間人に負傷者が出た。

5時間あまりにわたる一進一退の攻防の末、地元民兵が第5軍団を撃退し、戦闘は収束した。



シリア人権監視団によると、この戦闘で第5軍団の兵士8人と予備部隊の兵士13人が死亡、第5軍団の兵士20人あまりと予備部隊の兵士60人以上が負傷した。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020、al-Suwayda’ 24, September 29, 2020などをもとに作成。

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「イランの民兵」がハマー県北東部で住民25人を殺傷(2020年9月29日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月29日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、「イランの民兵」がサアン町近郊で、住民10人を殺害、15人を負傷させた。

死傷したのは、ファースィダ村の部族で、「イランの民兵」は、羊を放牧していた彼らを狙ったという。

現地は、最近になってイスラーム国残党の活動が激化している。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

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欧州委員会報道官「シリア人戦闘員がアゼルバイジャンに派遣されたとの情報の確認はとれていない」(2020年9月29日)

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のピーター・スタノ報道官は、シリア人戦闘員4,000人がアゼルバイジャンに派遣されたとの一部報道に関して、「EUは、トルコが、シリア人戦闘員をアゼルバイジャン側で戦闘に参加させるために移送したとの報告があることを承知している」としたうえで、「改めて両国(アゼルバイジャンとアルメニア)の紛争への外部介入を控えるよう呼びかける。シリア人戦闘員が現地に派遣されたとの情報の確認はとれていない」と発表した。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:アゼルバイジャン入りしたシリア人傭兵は4,000人ではなく320人(2020年9月29日)

シリア人権監視団は、トルコがアルメニアとの戦闘状態に入ったアゼルバイジャンにシリア人傭兵4,000人を派遣したとする一部報道を否定し、現地入りしたシリア人傭兵の数は現時点で320人に過ぎないと発表した。

同監視団によると、320人はSADAT国際防衛コンサルタントなどのトルコの民間軍事会社によって、トルコ占領下のアレッポ県北部からアンカラを経由して、空路でアゼルバイジャンに移送されたという。

傭兵のほとんどは、トルコ系(トルコマン人)で、「民族主義的な大義」を口実として、アゼルバイジャンへの派遣に応じ、アラブ系の戦闘員のほとんどはアゼルバイジャン行きには応じなかったという。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県タッル・アブヤド市一帯を砲撃(2020年9月29日)

ラッカ県では、SANA(9月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村(シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治)を砲撃した。

また、ANHA(9月29日付)によると、トルコ軍と国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治するアフダクー村、ビールカヌー村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、女性たちが同地の自治を担うラアス・アイン地元評議会の施設前で抗議デモを行い、逮捕されている夫の釈放を要求した。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県で米主導の有志連合が空挺作戦を実施する一方、シリア民主軍はアラブ系部族との係争地から撤退(2020年9月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合軍が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに、北・東シリア自治局支配下のジュダイド・アカイダート村で空挺作戦を実施し、民家複数棟に突入して発砲し、住民1人を殺害、男性2人を逮捕した。

殺害されたのは、ジュダイド・アカイダート村の浄水ステーションの職員。

逮捕された2人はダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだと思われる。

一方、シリア民主軍は、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のブサイラ市からジュダイド・アカイダート村にいたる地域からほぼすべての検問所や治安拠点を撤去した。

シリア民主軍が拠点を撤去したのは、ブサイラ市、ジュダイダト・アカイダート村、アブリーハ村、スブハ村、ダフラ村など。

シリア民主軍は7月半ばにズィーバーン町、ジュダイド・アカイダート村、スブハ村などでアラブ人住民(アカイダート部族)が蜂起したのを受けて、同地に展開、学校などの公共施設を拠点として転用していた。

このほか、SANA(9月29日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスワイダーン・ジャズィーラ村でシリア民主軍の兵士1人が自宅で遺体で発見された。

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ハサカ県では、SANA(9月29日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール町でシリア民主軍の拠点が所属不明の武装集団の攻撃を受け、兵士1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、襲撃したのはダーイシュ(イスラーム国)。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で46人、北・東シリア自治局支配地域で51人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で93人(2020年9月29日)

保健省は政府支配地域で新たに46人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月29日現在の同地での感染者数は計4,148人、うち死亡したのは197人、回復したのは1,088人となった。

SANA(9月29日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに51人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治したと発表した。

これにより、9月29日現在の同地での感染者数は計1,497人、うち死亡したのは62人、回復したのは417人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市14人、マアバダ(カルキールキー)町9人、マーリキーヤ(ダイリーク)市11人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村3人、ルマイラーン町3人、アームーダー市2人、ダルバースィーヤ市2人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人。

ANHA(9月29日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月29日に新たに93人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、30人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計999人、うち回復したのは462人、死亡したのは6人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1398854786986075/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者93人が確認される一方、イドリブ市内の病院で感染していた子供1人が死亡したと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計999人、うち死亡したのは11人、完治したのは492人となった。

AFP, September 29, 2020、ACU, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と「決戦」作戦司令室はイドリブ県、ハマー県、ラタキア県で交戦(2020年9月29日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから206日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ハザーリーン村を砲撃した。

国民解放戦線が、タフタナーズ市東のアルビーフ村一帯に地雷を敷設しようとして潜入したシリア軍を撃退した。

一方、シャーム解放機構は、カフルタハーリーム町の住居複数棟で強制捜査を行い、住民1人を殺害、2人を負傷させた。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約60輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のバフサ村、バイト・ハサヌー村を砲撃し、親政権民兵複数人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村の丘陵地帯、を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるアックー村などを砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍のパトロール部隊がジャッバー村で近郊で、何者かが仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれて、兵士2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 29, 2020、ANHA, September 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2020、Reuters, September 29, 2020、SANA, September 29, 2020、SOHR, September 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民379人と国内避難民(IDPs)1人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は606,081人、2019年以降帰還したIDPsは66,409人に(2020年9月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月29日付)を公開し、9月28日に難民379人(うち女性114人、子供194人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民379人(うち女性114人、子供194人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は606,081人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者210,833人(うち女性63,393人、子ども107,253人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,712,125人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は835,361人(うち女性250,669人、子供425,744人)となった。

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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,406人(うち女性23,144人、子供27,332人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,002人(うち女性405,703人、子供671,098人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2020をもとに作成。

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シリア国際貨物業者連合のシャッアール代表「サウジアラビアはシリア人貨物ドライバーに入国ビザを発給する決定をした」(2020年9月28日)

シリア国際貨物業者連合のナジュワー・シャッアール代表は、スプートニク・ニュース(9月27日付)に対して、サウジアラビア政府が、ヨルダン・サウジアラビア国境に設置されているハディーサ国境通行所でシリア人ドライバーへの入国ビザ発給を認める決定をしたと述べた。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020、Sputnik News, September 28, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は「戦争成金」を非難(2020年9月28日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏はフェイスブックの自身の公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)で、以下の通り綴った。

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「中東で治安当局の目を盗んで行われた最大のインチキが戦争成金のために行われている。彼らは国を貧しくすることでは飽き足らず、人道機関やそのプロジェクトを略奪することに目を向け、その資産を売却し、プロジェクトと収入のない状態で放置し、貧者をさらに貧しくし、そこから抜け出せないようにし続けている。

彼らに言いたい。アッラーの災いがふりかかるがよい、アッラーの敵どもよ。あなた方が持っているもので満足できずに、貧者の口から食事を盗みたいと思っているのか?!

私を信用して欲しい。今起こっている不正には、この件の前後で実にさまざまなツケをもたらすだろう。なぜなら、空にいる天使は、あなた方のあまりの不正にうんざりしている。私は偉大なる主にこうした悲劇を食い止めるようお願いした。だから、この不正を終わらせるという神の命令が下された。アッラーは何もかもご存知だ…。

この言葉を心に留めておくがいい…。

だから、いくつもの文書を政府に送り、何の回答もなかったので、私は今日、最高司法評議会の議長に文書を送った。この問題を彼の手に委ね、これに対処し、貧しい人々の権利を取り戻してもらうためだ。彼らには、この組織、そして彼らを守るためのプロジェクトしか残されていなかった…。アッラーが望むのなら、私はこの文書の内容を公開する。それが議長のところに届いたことを確認するために。なぜなら、誰も提出後にそれを受け取ったと正式に知らせてくれていないからだ。我々は皆、最高司法評議会の議長が、英知、公正さ、そして決意をもって問題に対処すると信頼している。とくに、社会全体の問題でもあり、この凶悪犯罪によって多くの人々が被害を受け、それはシリア社会のもっとも貧しい層にも及んでいるからだ。

議長閣下、我々はこれらの企業すべてを30年かけて設立した。いくつもの大規模プロジェクトを抱えている。アッラーに讃えあれ、それらすべては生産的かつ効率的で、我々はその所有権をラーマーク開発人道(プロジェクト民間持株会)社に寄進するかたちで移転した。これに従い、我々自身、家族、息子たちはこれらの企業の所有権と収益を放棄し、アッラーの命令のもと、これらの貧しい人々、支援を必要としている人々に資するよう与えたのです。彼らの多くは、残念ながら、貧困線以下の暮らしとなってしまった。我々は、国家、国民、指導者を裏切った雇われ犯罪者ども(戦争成金)がいることでそれができなくなってしまった。彼らは盗み、欲、そしてシリア社会の多くの階層の支配を通じてこれらのプロジェクトと収益を奪っている。問題は明白だ。貧しい人々の正義は、最高司法評議会の議長、それ用心深いアッラーの手のなかにある…。

崇高にして偉大なるアッラーの他に全能なる力はない…。」

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/2889047671197468

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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アゼルバイジャン、トルコはシリア人傭兵の派遣を否定:「アルメニア側からの新たな挑発」(2020年9月28日)

アゼルバイジャンのヒクメト・ハジイェヴ(Hikmet Hajiyev)大統領補佐官はロイター通信(9月28日付)に対して、「シリアからアゼルバイジャンに戦闘員が派遣されたという噂はアルメニア側からの新たな挑発であり、まったくのナンセンスだ」と否定した。

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アゼルバイジャン国防省報道官を務めるヴァギフ・ダルガフリ(Vagif Dargahli)大佐は報道声明を出し、「シリア、中東諸国からの傭兵がカラバフでアルメニア側について戦っている」と発表した。

大佐は「インテリジェンスによると、敵はシリアをはじめとする中東諸国出身のアルメニア人傭兵多数を失った。だが、彼らはアルメニアにおいて公式に記録されていない」と主張した。

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なお、トルコ国営のアナトリア通信(9月27日付)も、トルコがシリア人傭兵をアゼルバイジャンに派遣したとの報道を否定していた。

AFP, September 28, 2020,、Anadolu Ajansı, September 27, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部で国民軍に対する住民の抗議デモ続く(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・カートゥーフ村とタッル・ズィヤーブ村で前日に続いて住民が抗議デモを行い、国民軍による相次ぐ住民拘束や犯罪行為に異議を唱えるとともに、逮捕者の釈放を要求した。

これに対して、国民軍は両村の住居に押し入り、住民多数を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のスッカリーヤ村一帯で、シリア軍と国防隊が交戦した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県北部で住民がロシア軍基地の設置を拒否(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍部隊がマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊でパトロールを実施した。

パトロールは同市近郊のブーザラ村に拠点を設置することを目的としていたが、住民がこれを拒否し、ロシア軍部隊は撤退を余儀なくされた。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県南部で米主導の有志連合が空挺作戦を実施し、ダーイシュの司令官1人を拘束(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて、マルカダ町近郊の砂漠地帯で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官(アミール)1人を逮捕した。

また、米主導の有志連合の大型トレーラーなど約40輌がワリード通行所を通じて、シリア領内に新たに進入した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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アルメニア政府はトルコによってアゼルバイジャンにシリア人傭兵4,000人が派遣され、うち81人を殺害したと発表(2020年9月28日)

アルメニア国防省のシュシャン・ステパニャン(Shushan Stepanyan)報道官は、アルツァフ共和国(アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州)のアライク・ハルチュニャン大統領から得た情報として、シリア人傭兵が、トルコの支援を受けるアゼルバイジャン軍とともに、アルメニアに対する攻撃に参加していると発表した。

アルメニア国営のアルメンプレス(9月28日付)がアルメニア情報センターの情報として伝えたところによると、シリア人傭兵の数は約4,000人で、27日早朝からアゼルバイジャン軍とともに攻撃を開始したという。

アルメニア統一情報センターによると、アルメニア軍はこれまでの戦闘でシリア人傭兵81人を殺害したという。

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ロシアのインターファクス通信(9月28日付)は、ヴァルダン・トガニャン(Vardan Toghanyan)駐ロシア・アルメニア大使の話として、トルコがシリア北部からアゼルバイジャンに戦闘員4,000人を派遣したと伝えた。

トガニャン大使によると、戦闘員は、アルツァフ共和国(旧ナゴルノ・カラバフ自治州)での軍事作戦に参加している、という。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、Armenpress, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Interfax, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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国民軍はトルコがアゼルバイジャンにシリア人傭兵を派遣していることを認める(2020年9月28日)

ロイター通信(9月28日付)は、トルコの占領下にあるシリア北部で活動する国民軍に所属するシリア人傭兵2人が、アルメニアとの緊張関係が続くアゼルバイジャンにトルコがシリア人戦闘員を派遣していることを認めたと伝えた。

ロイター通信が先週取材したこの2人は、月1,500米ドルの報酬を与えられて、9月25日にアゼルバイジャンに派遣される予定だが、戦闘には参加しないという。

取材を受けたうちの1人は、アレッポ県アフリーン郡で活動するシリア国民軍の担当者と任務についての調整を行ったことを明かした。

また、国民軍特殊部隊のメンバーだというもう1人は、1,000人近くのシリア人がアゼルバイジャンに派遣されると知らされていると述べた。

この2人の他にも複数のシリア人戦闘員が、匿名を条件に、700人から1,000人がアゼルバイジャンに派遣されると証言している。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、Armenpress, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Interfax, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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