米軍はシリア軍兵士1人が死亡した2020年8月のハサカ県タッル・ザハブ村近くでの戦闘に関連して米軍兵士1人を命令違反などで起訴(2021年4月30日)

アーミー・タイムズ(4月30日付)は、2020年8月にハサカ県タッル・ザハブ村近くで発生した米空挺部隊とシリア軍と戦闘に参加した第82空挺師団(ノースカロライナ州フォートブラッグ)に所属する兵士1人が起訴されていたと伝えた。

起訴されたのは、第73騎兵連隊第1中隊ブラックホース部隊所属のロバート・ニコソン一等軍曹。

ニコソン一等軍曹は、2020年8月17日にシリア軍の検問所で発生した約10分間の銃撃戦時に行われた2件の命令違反、2件の危険な行為2件、1件の通信による脅迫、3件の司法妨害で、4月に起訴されていた。

この銃撃戦では、シリア軍兵士1人が死亡、2人が負傷したが、米軍側に犠牲者はなかった。

銃撃戦の一部はビデオで撮影されていたが、それがどのように始まったかは記録されていなかった。

有志連合の当局者によると、シリア軍が米軍車輌の通過を認めた後、検問所近くで複数の個人から軽火器による発砲を受け、自衛のために応戦したという。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、Army Times, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア外務省はシリアの統領選挙に正統性はないとする一部諸外国の声明・発言を新たな内政干渉への試みであると非難(2021年4月30日)

ロシア外務省は声明を出し、シリアの大統領選挙に正統性はないとする一部諸外国の声明・発言は、シリアへの新たな内政干渉への試みであると非難した。

声明は、4月28日の国連安保理でのシリア問題に関する月例会合で、米国、フランスなどが、大統領選挙の正統性を認めないと発言したのを受けたもの。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はフール・キャンプで収容していたダーイシュのウズベキスタン人メンバーの妻24人と子供68人の身柄を、ウズベキスタン政府に引き渡す(2021年4月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局は、フール・キャンプで収容していたダーイシュ(イスラーム国)のウズベキスタン人メンバーの妻24人と子供68人の身柄を、ウズベキスタン政府使節団に引き渡した。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアフリーン市のスィナーア地区とジンディールス街道に砲弾複数発着弾(2021年4月30日)

アレッポ県では、ANHA(4月30日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市のスィナーア地区とジンディールス街道に何者かが発射した砲弾複数発が着弾した。

一方、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、ダイル・ジャマール村、タナブ村、カシュタアール村、アイン・ダクナ村、マンナグ村を砲撃した。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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カーミシュリー市タイ地区に設置されていたシリア軍とアサーイシュの合同検問所からシリア軍部隊撤退(2021年4月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のタイ地区に設置されていたシリア軍と内務治安部隊(アサーイシュ)の合同検問所からシリア軍部隊が撤退した。

シリア軍が撤退したのは環状道路南部の交差点に設置されている合同検問所。

一方、SANA(4月30日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が前日に続いて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊のタッル・アルウ村の穀物サイロに備蓄されていた小麦をトレーラーに積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で102人、北・東シリア自治局支配地域で37人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で21人(2021年4月30日)

保健省は政府支配地域で新たに102人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者160人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、4月30日現在の同地での感染者数は計22,733人、うち死亡したのは1,592人、回復したのは16,821人となった。

SANA(4月30日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月30日現在の同地での感染者数は計15,833人、うち死亡したのは578人、回復したのは1,620人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性23人、女性14人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市14人、マーリキーヤ(ダイリーク)市15人、ダルバースィーヤ市5人、アレッポ県のマンビジュ市1人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(4月30日付)が伝えた。

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地域で4月30日に新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡3人、アフリーン郡6人、アアザーズ郡9人。

これにより、同地での感染者数は計21,983人、うち回復したのは19,955人、死亡したのは653人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1567400306798188/

AFP, April 30, 2021、ACU, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方で国民解放戦線に所属するシャーム軍団の戦闘員を狙撃し殺害(2021年4月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村近郊で国民解放戦線に所属するシャーム軍団の戦闘員を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村などを砲撃した。

このほか、シャーム解放機構の治安部隊が、マアッラトミスリーン市で新興のアル=カーイダ組織のフッラース・ディーン機構のメンバー2人を拘束した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市でイフタール後の礼拝後に一部礼拝者が抗議デモを行い、逮捕者釈放を求めた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県20件、ラタキア県10件、アレッポ県1件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は29件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を22件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民284人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は661,327人に(2021年4月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月30日付)を公開し、4月29日に難民284人(うち女性85人、子供145人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民284人(うち女性85人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は661,327人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者266,079人(うち女性79,981人、子ども135,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は890,607人(うち女性267,257人、子供453,918人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,460人(うち女性31,647人、子供31,348人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,056人(うち女性414,206人、子供675,114人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 30, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県では「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団を所属不明のドローンが攻撃(2021年4月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市北西のスィヤール村で、4月28日深夜から29日未明にかけての民家と車輌が、正体不明の無人航空機(ドローン)の攻撃を受けた。

民家と車輌はいずれも「イランの民兵」のもので、外国人司令官1人が死亡、民兵5人が負傷した。

ハダス(4月29日付)によると、車には、ファーティミーユーン旅団の司令官らが乗っており、イラクからシリア領内に入ったところを狙われ、2人が死亡したという。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、al-Hadath, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021などをもとに作成。

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ラッハーム最高憲法裁判所議長は、人民議会が支持する大統領選挙立候補者の氏名を記載された用紙が納められた投票箱を受け取る(2021年4月29日)

最高憲法裁判所のムハンマド・ジハード・ラッハーム議長は、人民議会が支持する大統領選挙立候補者の氏名を記載された用紙が納められた投票箱を受け取った。

ラッハーム議長は記者団に対して、法律によって定められた5日間のうちに立候補者届けと議員の支持表明を検討し、立候補者を正式に確定すると述べた。

SANA(4月29日付)が伝えた。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ではシリア軍とシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで砲撃戦(2021年4月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ユーフラテス川西岸のブガイリーヤ村に展開するシリア軍と東岸のジュナイナ村に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が砲撃戦となり、シリア軍兵士複数人が負傷した。

また、ブーライル村に展開するシリア軍とスブハ村に展開するシリア民主軍も交戦した。

砲撃戦が行われている間、米主導の有志連合の航空機が上空を旋回していたという。

一方、シリア政府支配下のクーリーヤ市でシリア軍がユーフラテス川で泳いでいた子供1人を射殺した。

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ハサカ県では、SANA(4月29日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊のタッル・アルウ村の穀物サイロに備蓄されていた小麦を、32輌のトレーラーに積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で118人、北・東シリア自治局支配地域で123人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で30人(2021年4月29日)

保健省は政府支配地域で新たに118人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者190人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、4月29日現在の同地での感染者数は計22,631人、うち死亡したのは1,583人、回復したのは16,661人となった。

SANA(4月29日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに123人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者20人が完治し、14人が死亡したと発表した。

これにより、4月29日現在の同地での感染者数は計15,796人、うち死亡したのは571人、回復したのは1,606人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性71人、女性52人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市40人、カーミシュリー市16人、マーリキーヤ(ダイリーク)市8人、ダルバースィーヤ市3人、アームーダー市1人、マアバダ(カルキールキー)町3人、ロジュ・キャンプ4人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、マンビジュ市1人、ラッカ県のラッカ市13人、タブカ市33人。

ANHA(4月29日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月29日に新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡7人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡4人、アフリーン郡16人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,962人、うち回復したのは19,946人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1566472320224320/

AFP, April 29, 2021、ACU, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍所属と思われる戦闘機複数機がハマー県に飛来、「決戦」作戦司令室拠点を爆撃か?:イドリブではカザフスタン人戦闘員が殺害される(2021年4月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍所属と思われる戦闘機複数機が飛来、その直後に「決戦」作戦司令室の支配下にあるザイズーン村の発電所近くで爆発が複数回発生した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

複数の地元筋によるとヒルバト・ナークース村にある「決戦」作戦司令室の軍事拠点が狙われたと思われるという。

爆撃は4月7日以来。

このほか、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャドラーヤー村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配地域と「決戦」作戦司令室の支配地が接するザーウィヤ山地方で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が撃ち合いとなり、シリア軍の大尉1人が死亡した。

また、「決戦」作戦司令室の支配下にあるアブリーター村でカザフスタン人戦闘員が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

このほか、トルコ軍憲兵隊が「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市北の国境地帯で、農作業をしていたファウズ・ズーフ村出身の老人を射殺した。

これを受け、ファウズ・ズーフ村の住民が抗議デモを行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市内で、軍事情報局の士官1人が、正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

また、ナワー市でもシリア軍兵士2人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

一方、ヤードゥーダ村では、元反体制武装集団戦闘員1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

さらに、タッル・シハーブ町でシリア政府との和解に応じた男性5人が乗る車が、正体不明の武装集団の襲撃を受け、2人が死亡、3人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県22件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は35件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民273人と国内避難民(IDPs)117人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は661,043人、2019年以降帰還したIDPsは85,460人に(2021年4月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月29日付)を公開し、4月28日に難民273人(うち女性82人、子供140人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民273人(うち女性82人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は661,043人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者265,795人(うち女性79,896人、子ども135,282人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は890,323人(うち女性267,172人、子供453,773人)となった。

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一方、国内避難民117人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,460人(うち女性31,647人、子供31,348人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,056人(うち女性414,206人、子供675,114人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 29, 2021をもとに作成。

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トルコ軍ドローンがアレッポ県タッル・リフアト市を攻撃、ロシア軍と思われる戦闘機がトルコ占領下のアレッポ県北部、ラッカ県北部を爆撃(2021年4月29日)

アレッポ県では、ANHA(4月29日付)によると、トルコ軍の無人航空機(PD-1 UAS)が29日朝、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市の丘を爆撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はさらに、マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

その後、ANHA(4月29日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ロシア軍所属と思われる戦闘機1機が晩、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村を爆撃した。


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ラッカ県では、ANHA(4月29日付)によると、所属不明の航空機1機がカフルハーシル村に対する爆撃の直前、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市の近郊に設置されているトルコ軍の基地を爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃が行われたのはジャフバル村近郊。

トルコ軍がM4高速道路に向かって進軍し、街道近くに土塁を設置しようとしたのを受けたもので、トルコ軍の進軍に警告を発するものだという。

AFP, April 29, 2021、ANHA, April 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2021、Reuters, April 29, 2021、SANA, April 29, 2021、SOHR, April 29, 2021、April 30, 2021などをもとに作成。

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米仏国連大使は安保理での会合でシリア大統領選挙の正統性を否定(2021年4月28日)

リンダ・トーマス・グリーンフィールド米国連大使は、国連安保理のシリア問題にかかる月例会合(オンライン会合)で、「アサド政権が5月に実施しようとしている選挙はシリア国民を代表していない…。この選挙は公正でも自由でもなく、新憲法に従って実施されない限り、偽造されたものとなる」と述べた。

グリーンフィールド米国連大使はそのうえで、国連安保理決議第2254号に基づき、国連監視下で、難民と国内避難民(IDPs)を含むすべてのシリア人が参加するかたちで実施されねばならないと強調した。

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フランスのニコラス・デ・リヴィエール国連大使も「フランスは体制が5月に実施を決定している選挙の正統性を承認しない」としたうえで、国連安保理決議第2254号に従い、国連監視下で、在外シリア人が参加するかたちで選挙が実施されるべきだと主張した。

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AFP(4月28日付)などが伝えた。

AFP, April 30, 2021、ANHA, April 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2021、Reuters, April 30, 2021、SANA, April 30, 2021、SOHR, April 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年4月28日)

アレッポ県では、ANHA(4月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、正体不明の武装集団がシリア国民軍の戦闘員を銃で撃ち、殺害した。

AFP, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ナイタル村でシリア民主軍が住民20人を拘束(2021年4月28日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月28日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ナイタル村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民20人を拘束、連行した。

AFP, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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大統領選挙の立候補者届出期間が終了、候補者数は51人(うち女性7人):議会は一部友好国に選挙監視を要請する決議を採択(2021年4月28日)

人民議会の第2回臨時会第11回会合が議事堂で開かれ、ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は、10人が最高憲法裁判所に対して新たに立候補届を提出したと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、アフマド・ギヤース・ムハンマド・シャフィーク・サイダーウィー氏(1946年2月23日生まれ、ラタキア市出身)、タリーア・サーリフ・ナースィル氏(1967年4月1日生まれ、イドリブ県カフティーン村出身)、バシール・ムハンマド・バラフ氏(1931年生まれ(月日不明)、シャーム(ダマスカス県)出身)、ハーリド・イーサー・イーサー氏(1962年3月10日生まれ、アレッポ県ザンマール町出身)、ファーイズ・カマール・ジュハー氏(1965年年11月29日生まれ、ダマスカス県ジャウバル区出身)、ウィサームッディーン・アブドゥッラフマーン・ウスマーン氏(1973年5月2日生まれ、ダマスカス県出身)、ムハンマド・ハビーブ・アルース氏(1949年2月15日生まれ、アルヤー村(県不明)出身)、ジャブル・マフムード・ハルーフ氏(1954年2月15日生まれ、タルトゥース県スリージス村出身)、ムイーン・アフマド・イブラーヒーム氏(1961年1月1日生まれ、ラタキア県ラーマ村出身)、ハサン・ラビーフ・ルワイリー氏(1975年1月6日生まれ、ヒムス市(バーリダ地区)出身)。

これにより候補者数は51人(うち女性7人)となった。

https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3295652060537614

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人民議会はまた、大統領選挙の経過を見届けるため、アラブ諸国および友好国の議会を招待することを定めた決議を全会一致で可決した。

招待が決定されたのは、アルジェリア、オマーン、モーリタニア、ロシア、イラン、アルメニア、中国、ベネズエラ、キューバ、ベラルーシ、南アフリカ、エクアドル、ニカラグア、ボリビア。

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第11回会合閉会後、サッバーグ人民議会議長は、5月26日に投票が予定されている大統領選挙の立候補届出期間が終わったのを受け、自らが支持する立候補者の氏名を記載した投票用紙を議長室に設置された投票箱に投函したのち、投票箱を封印、議員による立候補者支持の投票を終了した。

憲法第85条3には、「立候補届は、人民議会議員の35名以上の文書による支持が得られない場合、受理されない。また人民議会議員は1名以上の立候補者を支持してはならない」と規定されている。


https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3296395000463320

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SANA(4月28日付)が伝えた。

AFP, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で124人、北・東シリア自治局支配地域で111人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で36人(2021年4月28日)

保健省は政府支配地域で新たに124人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者188人が完治し、13人が死亡したと発表した。

これにより、4月28日現在の同地での感染者数は計22,513人、うち死亡したのは1,572人、回復したのは16,471人となった。

SANA(4月28日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに111人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、4月28日現在の同地での感染者数は計15,673人、うち死亡したのは557人、回復したのは1,586人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性56人、女性55人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市51人、カーミシュリー市12人、マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、ダルバースィーヤ市5人、アームーダー市1人、マアバダ(カルキールキー)町1人、フール・キャンプ3人、ロジュ・キャンプ5人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市22人。

ANHA(4月28日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月28日に新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、22人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡7人、アリーハー郡2人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡5人、アフリーン郡12人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,932人、うち回復したのは19,941人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1565942433610642/

AFP, April 28, 2021、ACU, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県内の「決戦」作戦司令室支配地に向けて砲撃(2021年4月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアーッラト・ナアサーン村近郊の「決戦」作戦司令室支配地に向けて砲撃を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるシャイフ・サアド村で治安機関の協力者とされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県16件、ラタキア県13件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は32件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民269人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は660,770人に(2021年4月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月28日付)を公開し、4月27日に難民269人(うち女性80人、子供137人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民269人(うち女性80人、子供137人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は660,770人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者265,522人(うち女性79,814人、子ども135,142人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は890,050人(うち女性267,090人、子供453,633人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,343人(うち女性31,590人、子供31,332人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,939人(うち女性414,149人、子供675,098人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 28, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県ビシュリー山一帯の砂漠地帯でダーイシュを狙って15回あまりの爆撃を実施(2021年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるビシュリー山一帯の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って15回あまりの爆撃を実施した。

一方、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯(タイヤーラート地区)では、ダーイシュがシリア軍の拠点複数カ所を週芸し、兵士3人を殺害した。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市で爆弾が相次いで爆発し子供1人死亡、15人負傷(2021年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市でオートバイと車に仕掛けられていた爆弾が相次いで爆発し、子供1人が死亡、住民14人と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員1人が負傷した。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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政府側の修復チームがトルコ占領下のアルーク村揚水所(ハサカ県)に入り電気系統を修理、設備を再稼働させる(2021年4月27日)

ハサカ県では、SANA(4月27日付)によると、県の水道公社が、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍による電気系統への攻撃で稼働を停止していたアルーク村の揚水所に入り、修復作業を行った。

ハサカ県水道公社のマフムード・ウクラ局長によると、これにより、揚水設備が再び稼働し、ハサカ市への水道水の供給が20日ぶりに再開された。

一方、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市に駐留するロシア軍部隊が、シリア赤新月社の電気修復チームとともに、トルコ占領下のアルーク村に向かい、揚水設備の修繕作業を行った。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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12人が新たに立候補し、大統領選挙の立候補者は41人に(2021年4月27日)

人民議会の第2回臨時会第9回会合が議事堂で開かれ、ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は、12人が最高憲法裁判所に対して新たに立候補届を提出したと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、ジハード・サーリフ・シュハイル(1974年12月1日生まれ、ダイル・ザウル県スバイハーン市出身)、アニーサ・バシール・ハンムーシュ(1969年8月24日生まれ、ダマスカス県出身、女性)、サミール・アフマド・マアラー(1961年11月27日生まれ、クナイトラ市出身)、フサイン・ムハンマド・ジャースィム(1977年7月1日生まれ、ダマスカス郊外県マルハ村出身)、ムハンマド・スライ・ムハンマド・ナビール・カンヌート(1972年4月18日生まれ、ダマスカス県出身)、ファーティマ・ウクラ・バルクー(1974年2月8日生まれ、ハサカ市出身、女性)、アマル・ムハンマド・バシール・カッドゥール(1976年3月17日生まれ、モロッコ・タルーダント市出身、女性)、アンワル・サジーア・ハサン(1974年1月1日生まれ、バーブ・ジャンナ(県不明)出身)、アドナーン・アンワル・シュジャーア(1951年生まれ(月日不明)、ダマスカス県出身)、シャーイシュ・フサイン・ハリーフ(1961年12月1日生まれ、ハルジーヤ(県不明)出身)、タフスィーン・ファウズィー・ムハンマド(1957年1月22日生まれ、ダイル・ザウル県マヤーディーン市出身)、ジャラール・アブドゥルカリーム・イブラーヒーム(1980年6月19日生まれ、ハマー県ラクバ村出身)。

これにより候補者数は41人(うち女性7人)となった。

SANA(4月27日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3292921234144030

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がラッカ市で住宅多数を接収、ハサカ市ではシリア民主軍に抗議するデモ(2021年4月27日)

ラッカ県では、SANA(4月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が警察住宅地区の住宅多数を接収した。

住宅を接収したのは、シリア民主軍に所属する民主北部旅団。

民主北部旅団の戦闘員らは、住民に暴行を加えるなどして、強制的に退去させ、住宅を接収したという。

しかし、シリア人権監視団は4月26日、この報道に先立ち、ラッカ市での住宅接収の情報が事実ではないと発表している。

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ハサカ県では、SANA(4月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のズフール地区で、シリア民主軍による電力供給制限に抗議するデモが発生し、住民多数が参加した。

同地区への電力供給は3ヶ月あまり滞っているという。

これに対して、シリア民主軍はアズィーズィーヤ地区の住宅1軒に押し入り、住民を脅迫した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村近郊にあるハサン水上通行所とフザイム水上通行所を急襲し、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸から灯油を密輸しようとしていた船舶2隻を拿捕した。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 26, 2021、April 27, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で124人、北・東シリア自治局支配地域で233人(2021年4月27日)

保健省は政府支配地域で新たに124人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者186人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、4月27日現在の同地での感染者数は計22,389人、うち死亡したのは1,559人、回復したのは16,298人となった。

SANA(4月27日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに233人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、15人が死亡したと発表した。

これにより、4月27日現在の同地での感染者数は計15,562人、うち死亡したのは545人、回復したのは1,569人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性130人、女性103人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市30人、カーミシュリー市17人、マーリキーヤ(ダイリーク)市15人、ダルバースィーヤ市5人、アームーダー市12人、ロジュ・キャンプ19人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市6人、マンビジュ市4人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市23人、タブカ市41人、ダイル・ザウル県60人。

ANHA(4月27日付)が伝えた。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県で「決戦」作戦司令室戦闘員1人を狙撃し射殺(2021年4月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方の村々を砲撃する一方、マアーッラト・ナアサーン村に駐留するシリア軍狙撃手が「決戦」作戦司令室の戦闘員1人を射殺した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア軍兵士を狙撃し、応戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、26日にダルアー市のパレスチナ難民キャンプ出身で看護婦として働くパレスチナ人男性1人が市内に設置されているシリア軍の検問所で逮捕されたのを受けて、キャンプとダルアー市の一部住民が、男性を拘束した部隊の兵士複数人を拘束し、男性の釈放を要求した。

その後、シリア軍部隊は男性を解放すると、住民らは「シリア万歳、バッシャール・アサド退陣」などと連呼し、抗議の意思を示した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県19件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 27, 2021、ANHA, April 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 27, 2021、Reuters, April 27, 2021、SANA, April 27, 2021、SOHR, April 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民294人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は660,501人に(2021年4月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月27日付)を公開し、4月26日に難民294人(うち女性88人、子供150人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民294人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は660,501人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者265,253人(うち女性79,734人、子ども135,005人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は889,496人(うち女性267,010人、子供453,496人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,343人(うち女性31,590人、子供31,332人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,939人(うち女性414,149人、子供675,098人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 27, 2021をもとに作成。

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