東グータ統一軍事司令部の指揮権がイスラーム軍からアジュナード・シャーム・イスラーム連合へ移譲(2015年5月31日)

アジュナード・シャーム・イスラーム連合のワーイル・アルワーン報道官は、トルコ領内でイナブ・バラディー(5月31日付)のインタビューに応じ、そのなかで、東グータ統一軍事司令部の司令官職がイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官からアジュナード・シャーム・イスラーム連合のアブー・ムハンマド・ファーティフ司令官に移譲されたことを明らかにした。image003

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しかし、アジュナード・シャーム・イスラーム連合のワーイル・アルワーン報道官は、アラビー・ジャディード(6月2日付)に対し、東グータ統一軍事司令部の司令官職がイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官からアジュナード・シャーム・イスラーム連合のアブー・ムハンマド・ファーティフ司令官に移譲されたとイナブ・バラディー(5月31日付)の報道を否定した。

‘Inab Baladi, May 31, 2015、al-‘Arabi al-Jadid, June 2, 2015などをもとに作成。

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エジプト・サウジ外相会談:対シリア政策をめぐって温度差(2015年5月31日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣はカイロを訪問し、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣と会談し、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。

会談後の共同記者会見で、ジュバイル外務大臣は「シリアの支配において、正統性を失ったアサドが果たしている役割を終わらせたいと思ってきた。同時に、アサド後に…シリアに安定と平和をもたらしたいと願っている」と述べた。

一方、シュクリー外務大臣は「この点に関して両国の政策は相補的なものであり、完全に視座を一致させる必要はない」と述べ、サウジアラビアと一線を画した。

また、シリア情勢をめぐるロシアとの関係については、「ロシアの当事者とともに、シリア政府に政治プロセスに関与し、反体制派と建設的な対話が行われる余地が開かれるのを促すために行動し、こうした対話をエジプト、サウジアラビア、そしてロシアが後押しする」と述べた。

ARA News(6月1日付)が伝えた。

AFP, June 1, 2015、AP, June 1, 2015、ARA News, June 1, 2015、Champress, June 1, 2015、al-Hayat, June 2, 2015、Iraqi News, June 1, 2015、Kull-na Shuraka’, June 1, 2015、al-Mada Press, June 1, 2015、Naharnet, June 1, 2015、NNA, June 1, 2015、Reuters, June 1, 2015、SANA, June 1, 2015、UPI, June 1, 2015などをもとに作成。

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ヌールッディーン・ザンキー運動、「命じられるがまま進め」連合が、YPGと共闘するユーフラテスの火山合同作戦司令室に合流(2015年5月31日)

ARA News(5月31日付)によると、アレッポ市一帯で活動していたヌールッディーン・ザンキー運動、「命じられるがまま進め」連合が、武器を携帯したままトルコからアレッポ県アイン・アラブ市に入り、同地で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室に加入した。

両組織は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と、アル=カーイダ系組織などからなる「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室の対立解消に向けて仲介を行っていた。

AFP, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表、英外相は、シリア軍と有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)への攻撃について言及せず、アサド政権による「樽爆弾」での「無差別」爆撃のみを批判(2015年5月31日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は声明を出し、シリア軍が30日にアレッポ市シャッアール地区で行った空爆に関して、「国際社会においてもっとも厳しく非難するに値する」、「シリア空軍が自国領内で無差別攻撃を行い、住民を殺すことは決して受け入れられない」と非難、「樽爆弾の使用を停止せねばならない」と警鐘を鳴らした。

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英国のフィリップ・ハモンド外務大臣は、アレッポ県各所でのシリア軍による空爆に関して「アサド政権が、無差別且つ恐るべき方法を駆使して子供を含む無垢の市民を殺傷していることをこれまで以上にショッキングなかたちで示す証拠」と非難するとともに、アサド大統領を排除したかたちでの政治的移行を改めて要求した。

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なお、シリア人権監視団は、シリア軍によるアレッポ県、ハサカ県、イドリブ県などでの「樽爆弾」などによる空爆により、過去24時間で184人が死亡したと発表しているが、その詳細についてはhttps://syriaarabspring.info/wp/?p=19909https://syriaarabspring.info/wp/?p=19911の通り。

AFP, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン国境警備隊は越境を試みた車4台を撃破し、武器、麻薬を押収(2015年5月31日)

ヨルダン軍総司令部は声明を出し、シリア領からヨルダン領内に潜入しようとした車2台と、ヨルダン領からシリア領に向かって走行していた車2台の合わせて4台をヨルダン国境警備隊が撃破し、積まれていた大量の武器と麻薬を押収したと発表した。

AFP(5月31日付)が伝えた。


AFP, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ県シャッダーディー市に激しい爆撃を行いダーイシュ(イスラーム国)戦闘員43人を殺害(2015年5月31日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つシャッダーディー市をシリア軍が空爆し、少なくとも65人が死亡した。

このうち22人が民間人、のこる43人がダーイシュ戦闘員だという。

ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・ブラーク町一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍、国防隊に死傷者が出た。

また、ラアス・アイン市南西部郊外では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、有志連合が同地一帯を空爆した。

さらに、ハサカ市一帯では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

このほか、SANA(5月31日付)によると、カーミシュリー市内のマイサルーン診察所の燃料庫ば爆発・出火し、子供複数を含む25人が死亡、多数が負傷した。

火災の原因は不明。

一方、ARA News(5月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ラアス・アイン市郊外でダーイシュ(イスラーム国)の爆弾庫を制圧、大量の爆発物を押収した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つバーブ市に、シリア軍が前日に引き続き激しい空爆を行い、3人が死亡、24人が負傷した。

一方、ダーイシュは、反体制武装集団との交戦の末、スーラーン・アアザーズ町、バッル村、ハスィーヤ村を制圧し、バーブ・サラーマ国境通行所に向けて進軍を続けた。

2日にわたったこの戦闘でダーイシュ戦闘員22人、反体制武装集団戦闘員31人が死亡したという。

またクッルナー・シュラカー(5月31日付)によると、ダーイシュはスーラーン・アアザーズ町制圧後、同地で反体制武装集団戦闘員12人をただちに処刑したという。

このほか、SANA(5月31日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるハトラ村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆、またダイル・ザウル市ハウィーカ地区でシリア軍とダーイシュが交戦した。

一方、SANA(5月31日付)によると、ジャフラ村、ハトラ村、ダイル・ザウル航空基地東部、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との戦闘の末、タドムル市南部のブサイラ市を制圧した。

これに対し、シリア軍は、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されたタドムル航空基地などタドムル市内各所、アーミリーヤ村一帯、ザアフラーナ村、シャーイル・ガス採掘所一帯などを「樽爆弾」で空爆した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、西ジュクール村、東ジュクール村、フッリーヤ村、マッラ・スィッル村など8カ村を制圧した。

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スワイダー県では、SANA(5月31日付)によると、ラジャム・ダウラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月31日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が県西部で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団の拠点への攻撃を再開した。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が現地時間の30日8時から31日8時までの24時間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ハサカ市近郊、アイン・アラブ市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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シリア軍によるイドリブ県、アレッポ県などへの爆撃は「樽爆弾による無差別爆撃」か「正確かつ集中的な爆撃」か?(2015年5月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山一帯、バルユーン村、ジューズィフ村、アブー・ズフール航空基地周辺、サラーキブ市、ジスル・シュグール市郊外をシリア軍が「樽爆弾」で空爆し、女性、子供を含む19人が死亡した。

またアブー・ズフール航空基地一帯では、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(5月31日付)によると、ムサイビーン村一帯、アリーハー市一帯、ハッルーズ一帯、クマイナース村、カフルラーター村、マアッルバリート村、マストゥーマ村、アイン・スーダ村、ナリラヤー村、バシーリーヤ村、カルア・ガザール村、マジャース村南部、アブー・ズフール航空基地周辺、ナリラヤー村・カフルナジュド村回廊、ムウタリム村、ファンナール村、サラーキブ市周辺、ハリージャーン村、イブリーン村のシャームの民のヌスラ戦線の拠点などに対して、シリア軍が「正確且つ集中的な空爆」を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市ファルドゥース地区、シャッアール地区をシリア軍が空爆し、子供2人と女性1人を含む6人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団もシリア政府支配下のアレッポ市各所を砲撃し、SANA(5月31日付)によると、アアザミーヤ地区で8人が死亡、またシリア人権監視団によると、県庁周辺の各所で4人が死亡した。

一方、SANA(5月31日付)によると、アレッポ市ザフラー協会地区、サーリヒーン地区、サラーフッディーン地区、ハナーヌー地区、フィルドゥース地区、バーブ・ナスル地区、シャッアール地区、マアーディー地区、シャイフ・ルトフィー村、マーリア市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村、ハーン・シャイフーン・キャンプ一帯、ダーライヤー市、カラムーン地方無人地帯を「樽爆弾」で空爆した。

シリア軍はまた、ハジャル・アスワド市を「樽爆弾」で空爆し、4人が死亡した

さらにフライタ村郊外無人地帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、またバーラー村一帯では、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、アナトリア通信(5月31日付)は、ダマスカス郊外県やダマスカス県ジャウバル区を中心に活動するラフマーン軍団が軍事教練プログラムを実施、500人の戦闘員が教練を修了したと伝えた。

他方、SANA(5月31日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、アーリヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガントゥー市を「樽爆弾」で空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサイダー町、アルマー町、ハッラーブ・シャフム村、ヤードゥーダ村、ジーザ町・マターイヤ村間の街道を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月31日付)によると、ダルアー市カラク地区、バジャービジャ地区など、ナイーマ、アトマーン村、マハッジャ町、タッル・クライン東部、フラークで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県内各所をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(5月31日付)によると、ハミーディーヤ村、西サムダーニーヤ村、ラスム・シャワーリー村、ナブア・サフル村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジュッブ・アフマル村一帯でシリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

AFP, May 31, 2015、Anadolu Ajansı, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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YPGはシリア国民連合の声明が「ダーイシュ(イスラーム国)に利する」と非難(2015年5月31日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立による30日の声明が「我々の戦果をゆがめ、世論をだまそうとする嫌疑、嘘」と批判、「ダーイシュ(イスラーム国)に利する」行為と批判した。

シリア革命反体制勢力国民連立は30日に声明を出し、民主統一党が、ハサカ県などで民間人に対して攻撃を繰り返していると指摘し、トルコ政府によるPKK批判の論調に追随するかたちで、「民主統一党のテロ行為は、混乱をもたらそうとするアサド政権の計画に合致するものだ」と批判していた。

AFP, May 31, 2015、AP, May 31, 2015、ARA News, May 31, 2015、Champress, May 31, 2015、al-Hayat, June 31, 2015、Iraqi News, May 31, 2015、Kull-na Shuraka’, May 31, 2015、al-Mada Press, May 31, 2015、Naharnet, May 31, 2015、NNA, May 31, 2015、Reuters, May 31, 2015、SANA, May 31, 2015、UPI, May 31, 2015などをもとに作成。

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レバノン総合情報総局がダーイシュ(イスラーム国)メンバー2人を逮捕(2015年5月30日)

NNA(5月30日付)によると、総合情報総局は、ベカーア県バアルベック郡のタムニーン村、バドナーイル村で強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる男性2人を逮捕した。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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シリア政府がイドリブ県、ダルアー県での劣勢を受け、海岸地方住民に「海岸の盾旅団」への従軍を呼びかける(2015年5月30日)

シリア人権監視団によると、シリア政府当局は、2015年3月以降のイドリブ県、ダルアー県などでのシリア軍、国防隊の人的被害を補うため、海岸地域(ラタキア県、タルトゥース県)の各都市・町・村で、住民に対して同地域の防衛を目的とした「海岸の盾旅団」への従軍を呼びかける印刷物を配布した。

同監視団によると、「海岸の盾旅団」への従軍の呼びかけは、7万人をにのぼるとされる兵役忌避による兵員不足を補うための対策でもあり、配布された印刷物には、兵役忌避者の免罪、従軍者への給与支払いなどが明記されているという。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団、シリア国民連合が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊による住民「虐殺」を「テロ」と非難(2015年5月30日)

シリア人権監視団は、アレッポ県ラアス・アイン市郊外のアブー・シャーハート村で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、子供2人、女性5人、薬剤師1人を含む住民20人を銃殺したと発表した。

アブー・シャーハート村は、人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に最近になって奪還した村の一つ。

これに関して、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、民主統一党が、ハサカ県などで民間人に対して攻撃を繰り返していると指摘し、トルコ政府によるPKK批判の論調に追随するかたちで、「民主統一党のテロ行為は、混乱をもたらそうとするアサド政権の計画に合致するものだ」と批判した。

そのうえで、アレッポ県シャイフ・マクスード地区で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と対立する「ラッビーカ・ウフターフ」(アル=カーイダ系組織などの連合組織)に同調するかたちで、「自由シリア軍と革命家部隊は、政権、親政権民兵の計画に注意を払い、各戦線で隊列を整える」よう呼びかけた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、ダーイシュ(イスラーム国)やジハード主義武装集団が占拠するアレッポ県バーブ市およびアレッポ市シャッアール地区に対するシリア軍の「樽爆弾」での空爆に関して、「国際社会が安全地帯(飛行禁止空域)の設定に失敗したことの結果」と非難し、ダーイシュやアル=カーイダ系組織を標的とした有志連合の空爆戦略を再検討、「テロの保護者、活用者、主要な源泉であるアサド政権を最優先の標的」とすべきだと主張した。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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有志連合とシリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)を爆撃、またダーイシュがハサカ市を砲撃、シリア軍と交戦(2015年5月30日)

ダイル・ダウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合が、マヤーディーン市南東部およびブーカマール市西部のドゥワイル砂漠内の油田近くでダーイシュ(イスラーム国)メンバーが乗ったバスを空爆し、24人を殺害した。

死亡した24人のほとんどがアジア系の外国人戦闘員だったという。

これに関して、SANA(5月30日付)は、マヤーディーン市、アブー・ハマーム市、ハトラ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区を、シリア軍が空爆、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を数十人を殺害、拠点・装備を破壊したと報じた。

またSANAによると、ジャフラ村でも、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つバーブ市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、59人が死亡した。

空爆はバーブ市内のハール市場の人混みを狙って行われたという。

また、シリア人権監視団によると、スーラーン・アアザーズ町一帯、トゥーカリー村でダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団(自由シリア軍)が交戦し、双方合わせて11人の戦闘員が死亡、数十人が負傷した。

さらに、アイン・アラブ市南東部郊外でも、ダーイシュは西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

これに関して、SANA(5月30日付)は、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、バーブ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した、と報じた。

一方、クッルナー・シュラカー(5月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ラアス・アイン市のアミールにアブー・ヒシャーム・ジャズラーウィー氏を任命した。

ジャゥラーウィー氏はサウジアラビア人で、前任者のアブー・ムアイヤド・アンサーリー氏ば「バラカ州」(ハサカ県)での新たな任務に就いたことを受け、ラアス・アイン市のアミールに任命されたのだという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍と交戦の末、ハサカ市南部のダーウディーヤ村、ラッド・シャクラー村を制圧、またハサカ市に向けて激しい砲撃を加えた。

ダーイシュの砲撃は、ハサカ市内の治安機関施設やシリア軍の拠点、市内中心部のキリスト教会(シリア・カトリック教会)近くなどに及んだという。

また、ARA News(5月30日付)によると、クルド人が多く暮らすムフティー地区、ダーヒヤ地区に迫撃砲弾複数発が着弾し、住民が負傷、建物が被害を受けた。

ダーイシュによるダーウディーヤ村の攻撃、制圧により、シリア軍兵士、国防隊隊員、バアス大隊隊員ら50人が死亡、ダーイシュ側も戦闘員10人が死亡したという。

一方、SANA(5月30日付)によると、シリア軍、国防隊がハサカ市周辺の軍拠点に対して攻撃を行ってきたダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

またダーイシュが制圧したとされるダーウディーヤ村でも、シリア軍はダーイシュの拠点などを攻撃、破壊し、ダーイシュ戦闘員数十人を殲滅したという。

このほかシリア軍は、ハサカ市東部のニハーブ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、スィルヤーニー連合党は声明を出し、ハサカ県タッル・タムル市一帯へのダーイシュ(イスラーム国)進行に伴い、同地域から避難していた住民(アッシリア教徒)に帰宅を呼びかけた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団、タドムル市革命調整などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市西部のタドムル刑務所と軍事情報局本舎を爆破し、その写真をインターネット上で公開した。

ARA News, May 30, 2015
ARA News, May 30, 2015

ダイル・ザウル県で活動するウサーマ・アカイディーを名乗る活動家は、ARA News(5月30日付)に対し、有志連合が攻撃した車列は、ヒムス県タドムル市からイラクに向かって移動中だったと述べた。

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ラッカ県では、ARA News(5月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・アブヤド市西部郊外一帯の村々で暮らすクルド人住民をトルコ国境地帯に追放した。

ダーイシュによる強制退去を余儀なくされたのはシャアバ村、シャット・ラフマーン村、ヒジャーズィーヤ村、ハートゥーニーヤ村の住民ら。

シリア人権監視団はまた、ダーイシュがトルコ領内に避難しようとしたラッカ県のナッス・タッル村の住民約30人を射殺したと発表した。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が現地時間の29日8時から30日8時までの24時間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、ハサカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊、アイン・アラブ市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市を爆撃、12人死亡(2015年5月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団などが占拠するアレッポ市シャッアール地区をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、子供3人、女性4人を含む12人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(5月30日付)によると、シリア軍はまたアナダーン市のモスクに対しても「樽爆弾」で攻撃を行った。

一方、SANA(5月30日付)によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、カラム・フーミド、ジュダイダ、旧市街、バーブ・ナスル地区、サラーフッディーン地区、バニー・ザイド地区、シャッアール地区、カルム・カーティルジー地区、マルジャ地区、サーリヒーヤ地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、ブスターン・バーシャー地区、ハラク地区、ジャンドゥール地区、ブアイディーン地区、シャイフ・ルトフィー村、アアザーズ市、スーラーン町、ナイラブ航空基地一帯、ズィルバ村、ハンダラート・キャンプ一帯、ウワイジャ地区、フライターン市、アナダーン市、ハーディル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイーン山一帯を「樽爆弾」で空爆、またカイヤーサート検問所一帯でファトフ軍と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムウダミーヤト・シャーム市を砲撃する一方、ザブディーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月30日付)によると、アルバイン市、アーリヤ農場、カースィミーヤ町郊外、ザバダーニー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム軍、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月30日付)によると、アブー・シャブタ村、ラスム・ハワーリド村、マムティナ村、アジュラフ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月30日付)によると、アトマーン村、ガラズ刑務所一帯、フラーク市、ヌアイマ村、カフルシャムス町、サイダー町、シャイフ・マスキーン市、ブスル・ハリール市、ダルアー市郵便局一帯などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線がアレッポ市マクスード地区でYPGとの戦闘に向け準備(2015年5月29日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、アレッポ市マクスード地区において西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対する軍事行動に向けて、アレッポ市および同市郊外で活動する武装集団が準備を行っていると発表した。

アレッポ市シャイフ・マクスード地区での人民防衛隊と「ラッビーカ・ウフターフ」の対立激化を受けた動きで、ヌスラ戦線は「ラッビーカ・ウフターフ」を主導している。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県とアレッポ県で活動するジハード主義武装集団がイスラーム・ムジャーヒディーン運動を結成(2015年5月29日)

イドリブ県とアレッポ県で活動するジハード主義武装集団が共同声明を出し、イスラーム・ムジャーヒディーン運動として合併すると発表した。

共同声明を出したのは、イスラーム・バヤーリク運動、イブン・タイミーヤ・ムジャーヒディーン大隊、ビラード・シャーム・サフワ旅団。

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏がアターリブ市のモスクで演説(2015年5月29日)

クッルナー・シュラカー(5月30日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)が、アレッポ県アターリブ市のモスクでの金曜日の集団礼拝に突如として現れ、説教を行った。

ムハイスィニー氏は説教のなかで、イドリブ県でのファトフ軍の攻勢を賞賛し、アサド政権の打倒だけでなく、「イスラーム世界におけるサファビー朝の計画」を打破するよう参列者に呼びかけた。

Kull-na Shuraka', May 30, 2015
Kull-na Shuraka’, May 30, 2015

AFP, May 30, 2015、AP, May 30, 2015、ARA News, May 30, 2015、Champress, May 30, 2015、al-Hayat, May 31, 2015、Iraqi News, May 30, 2015、Kull-na Shuraka’, May 30, 2015、al-Mada Press, May 30, 2015、Naharnet, May 30, 2015、NNA, May 30, 2015、Reuters, May 30, 2015、SANA, May 30, 2015、UPI, May 30, 2015などをもとに作成。

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レバノンのベカーア高原で若者10人がヒズブッラーと戦うため、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線に参加(2015年5月29日)

『サフィール』(5月29日付)は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村出身の若者少なくとも10人が、ヒズブッラーと交戦するダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線に参加するため、同村郊外に向かった、と伝えた。

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、al-Safir, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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EUは軍事情報局長に就任したとされるムハンマド・マハッラー少将を制裁リストに追加(2015年5月29日)

欧州連合(EU)の官報は、ラフィーク・シハーダ少将の後任として軍事情報局長に就任したムハンマド・マハッラー少将を制裁リストに追加したと発表した。

『ハヤート』(5月30日付)が伝えた。

EUの官報によると、マハッラー少将は2015年4月に総合情報部第293課長に就任し、現在に至っていると記されているが、クッルナー・シュラカー(5月30日付)は、離反士官の話として、マハッラー少佐は第293課長ではなく、軍事情報局長に任命されている、と報じた。 

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、May 30, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境のバーブ・サラーマ国境通行所に向け進軍(2015年5月29日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マーリア市、スーラーン・アアザーズ町に対して砲撃を行う一方、同市郊外に位置するタクリー村一帯で「自由シリア軍」と交戦し、同村を制圧した。

同報道によると、ダーイシュはトルコ国境のバーブ・サラーマ国境通行所をめざして進軍しているという。

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ラッカ県では、ARA News(5月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室はタッル・アブヤド市郊外のビイル・アラブ村、バンダルハーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、両地を制圧した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル市郊外のアッシリア教徒の村(村名は不明)で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とともにダーイシュ(イスラーム国)掃討にあたるシリア正教軍事評議会の戦闘員1人がダーイシュに捕捉されたのち、斬首された。

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クッルナー・シュラカー(5月29日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)に近い複数の消息筋の話として、ワーイル・カシュアム氏(通称アブー・ハイサム・タドムリー)がヒムス県タドムル市のワーリーに任命されたと伝えた。

カシュアム氏はタドムル市出身で、2000年代半ばからイラクのアル=カーイダのメンバーとして活動していた人物。

一方、ヒムス県では、SANA(5月29日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、ジャマーラ村、タドムル市一体、アーラーク油田一帯、ナスラーニー山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月29日付)によると、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、ウルフィー地区、ハミディーヤ地区、ハウィーカ地区、フワイジャト・サクル地区、サルダ山、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(5月29日付)によると、ブサイナ高地東部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が現地時間の28日8時から29日8時までの24時間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ハサカ市郊外、アイン・アラブ市郊外のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍、イドリブ県での進軍を続ける、ダマスカス郊外県で住民がイスラーム軍に抗議するデモを実施(2015年5月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団などによると、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍が、アリーハー市西部のムウタリム村、アウラム・ジャウズ村、カフルシャラーヤー村、ムハムバル村、カイヤーサート検問所、ブサンクール村、フライカ村一帯を制圧した。

アウラム・ジャウラ村は、アレッポ市とラタキア県を結ぶ街道と、アリーハー市とザーウィヤ山を結ぶ街道が交わる交通の要衝。

これに対して、シリア軍は、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市郊外一帯を空爆した。

一方、SANA(5月29日付)によると、ナフラ村、ラーミー村、カフルナジュド村、カフルミード村、バサーミス村、ナビー・アイユーブ村、サラーリーフ村、タッラト・ガザール村、マルイヤーン村、アブー・ズフール町一帯、ハリージャーン村、イブリーン村、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、タマーニア町で、シリア軍が空爆を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月29日付)は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で対立を強める西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と、アル=カーイダ系組織と「自由シリア軍」からなる「ラッビーカ・ウフターフ」の和解に向け、第16歩兵師団、「命じられるがままに進め」連合が仲介を開始したと伝えた。

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ダルアー県では、SANA(5月29日付)によると、ダルアー市アッバースィーイーン地区、ハマーディーン地区、難民キャンプ地区、ダム街道南部、カフルシャムス町南部、タファス市・ヌアイマ村街道で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(5月29日付)によると、東グータ地方の住民が、イスラーム軍に抗議するデモを行った。

デモは、イスラーム軍が住民数十人をダーイシュ(イスラーム国)メンバーだとして拘束、そのうちの24人を処刑したことに抗議するものだという。

一方、SANA(5月29日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームン区の国防隊拠点を狙った爆弾テロが発生し、隊員6人が死亡、10人が負傷した。

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、May 31, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合はアル=カーイダ系組織からなるファトフ軍によるアリーハー市(イドリブ県)制圧を賞賛(2015年5月29日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍によるアリーハー市(イドリブ県)制圧に関して、「シリア全土の解放に向けた勝利の一環」と賞賛するとともに、国際社会、アラブ諸国、「シリアの友」に参加していない国々に対して、「完全なる政治的移行」を促すよう改めて呼びかけた。

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍によって制圧されたイドリブ市で、地元評議会の民間防衛チームが道路復旧作業を本格化(2015年5月28日)

クッルナー・シュラカー(5月29日付)は、ファトフ軍が制圧したイドリブ市で地元評議会所属の民間防衛チームが市内の道路再開に向けた復旧作業を本格化させたと伝え、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka', May 29, 2015
Kull-na Shuraka’, May 29, 2015

AFP, May 29, 2015、AP, May 29, 2015、ARA News, May 29, 2015、Champress, May 29, 2015、al-Hayat, May 30, 2015、Iraqi News, May 29, 2015、Kull-na Shuraka’, May 29, 2015、al-Mada Press, May 29, 2015、Naharnet, May 29, 2015、NNA, May 29, 2015、Reuters, May 29, 2015、SANA, May 29, 2015、UPI, May 29, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市一帯でヌスラ戦線などからなる「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室とYPGが交戦、またアレッポ市ザフラー協会地区などではシリア軍とアル=カーイダ系組織が交戦(2015年5月28日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月28日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室が、アレッポ市サカン・シャバービー地区一帯で交戦し、「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室を構成する第16師団の拠点がある同地区を人民防衛隊が砲撃した。

両者の関係は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区内で強姦をはたらいたという人民防衛隊を48時間以内に引き渡すよう「ラッビーカ・ヤー・ウフターフ」が27日に要求したことで、一気に緊張が増していた。

また、ARA News(5月28日付)によると、両者の関係悪化を受け、シャーム戦線がバーシュカウィー村方面に進軍する一方、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動がアレッポ市シャイフ・マクスード地区で人民防衛隊と交戦した。

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シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー協会地区でシリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員が、アル=カーイダ系組織のムハージリーン・ワ・アンサール軍などアンサール・ディーン戦線と交戦した。

またジハード主義武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市アシュラフィーヤ地区、マサーキン・サビール地区を砲撃した。

これに対して、シリア軍は、ハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ市シャッアール地区、アーミリーヤ地区、マシュハド地区、マーリア市を「樽爆弾」などで空爆・砲撃、ジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、アレッポ県とイドリブ県の県境で反体制武装集団の司令官が何者かに殺害された。

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一方、SANA(5月28日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、カルム・カーティルジー地区、ブスターン・バーシャー地区、ザフラー協会地区、ヒルバト・マアッッラーター地区、シュカイフ地区、ジャンドゥール地区、マッラーン村、ムスリミーヤ村、カフルハムラ村、ハイヤーン町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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ロシアのラブロフ外相:米国によるシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練は「近視眼的」(2015年5月28日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、米国による「穏健な反体制派」への軍事教練に関して「近視眼的」だと述べつつも、シリアの紛争に関して「政治的解決以外のオルターナティブはあり得ないとする米政府の発言において、米国との我々の立場は接近していると考えている」と述べた。

『ハヤート』(5月29日付)が伝えた。

AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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米匿名高官「米軍がトルコ領内でシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練を開始した(2015年5月28日)

ロイター通信(5月28日付)は、米政府内の匿名高官の話として、米軍がトルコ領内でのシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練を開始した、と伝えた。

トルコ領内での米軍による「穏健な反体制派」への軍事教練は、数週間前に開始されたヨルダン領内での教練プログラムに続くもので、戦闘員は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘のため「だけ」に軍事教練を受け、シリア政府との戦闘を目的としたものではないという。

AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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YPG、シリア軍がハサカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)に攻勢(2015年5月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、ARA News(5月28日付)によると、ラアス・アイン南部のドゥハマー村、ラーウィヤ村、タッル・ヒンズィール村、ダフマー村一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市南部一帯での人民防衛隊の攻勢により、西クルディスタン移行期民政局はハサカ市郊外アブドゥルアズィーズ山一帯、タッル・タムル市、マブルーカ村などを含む約4,000平方キロメートルの領域を掌握したという。

これに対して、ダーイシュは、県内某所で「トルコ領内で有志連合により軍事教練を受けていた」とされる男性2人を公開処刑したという。

一方、カーミシュリー市では、人民防衛隊がシリア軍パトロール部隊の隊員3人を拘束したことの報復として、シリア軍がクルド人3人を逮捕した。

他方、イスラーム軍ハイルーズ中隊は、ツイッター(5月28日付)を通じて、シャッダーディー市・ダイル・ザウル市間の街道上を走行中のダーイシュ(イスラーム国)宗教警察(ヒスバ)局の車を仕掛け爆弾で爆破し、メンバー3人を殺害したと発表した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するジャズル・ガス採掘所地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯、フナイフィース村一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

一方、SANA(5月28日付)によると、フルクルス町東部ハンヌーラ検問所近くのヒムス市・タドムル市街道沿いでダーイシュ(イスラーム国)によって仕掛けられた爆弾18個をシリア軍が撤去した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によって占拠されているヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で27日深夜、シリア軍、PFLP-GCがダーイシュと交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマリーイーヤ村を「樽爆弾」で空爆、またダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市工業地区で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員(シリア人)2人が死亡した。

また、ダーイシュはブサイラ市出身の男性1人を処刑したと家族に伝えた。

一方、SANA(5月28日付)によると、ダイル・ザウル航空基地周辺、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、工業地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月28日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(5月28日付)は、複数の地元消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が最近になって、ハマー県の若者数百人をイラクに戦闘員として派遣したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊隊員2人が、トルコ領内のクルド人地区で殺害された。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が現地時間の27日8時から28日8時までの24時間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、ハサカ市郊外、ダイル・ザウル市郊外のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織「ファトフ軍」の攻勢を受け、シリア軍がイドリブ県最後の支配都市アリーハー市から撤退(2015年5月28日)

イドリブ県では、SANA(5月28日付)によると、シリア軍は、アリーハー市内でシャームの民のヌスラ戦線と交戦後、市内の複数の拠点から同市周辺の防衛線に撤退した。

また、クッルナー・シュラカー(5月28日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍が、シリア政府の支配下にあった県内最後の都市アリーハー市を完全制圧した。

アリーハー市制圧は、駐留していたシリア軍兵士、国防隊隊員約3,000人の撤退を受けた動きで、ファトフ軍はこれに先立ちアリーハー市制圧に向けた軍事侵攻を本格化させ、カフルナジュド村のシリア軍拠点などを掌握していた。

クッルナー・シュラカー(5月28日付)によると、ファトフ軍はシリア軍の撤退の数時間前に「アリーハー解放」作戦を開始し、カフルナジュド村のシリア軍拠点を制圧するなど攻勢に出ていた。

このほか、シリア人権監視団によると、ヌスラ戦線などジハード主義武装集団が包囲するアブー・ズフール航空基地一帯とアリーハー市南部のアルバイーン山一帯をシリア軍が空爆した。

シリア軍はまた、シリア政府の支配下にあるフーア市、カファルヤー町に食糧などの物資を投下した。

他方、SANAによると、シリア軍は、カフルズィーター市、ナリラヤー村周辺、ムサイビーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

また、ヒムス市東部のタイフール航空基地で、燃料を充填していたシリア軍戦闘機(スホーイ戦闘機)2機が爆発し、少なくとも5人が死亡、9人が重傷を負った。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、1年前に治安当局によって逮捕されたバーニヤース市出身の男性が拷問を受け死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市北部、ザバダーニー市各所、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍がフライタ村郊外無人地帯に対して空爆を行った。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマスハラ村、ウンム・バーティナ村、ハミーディーヤ村を空爆した。

一方、SANA(5月28日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月28日付)によると、カフルシャムス町南部、ズィムリーン村、フィキーア村郊外、ジャディーヤ町、ダルアー市避難民キャンプ一帯、バジャービジャ地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県内で活動するズィー・カール旅団は声明を出し、イスラーム軍と合併したと発表した。

AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織「ヌスラ戦線」の指導者ジャウラーニー氏がカタールのジャズィーラ・チャンネルの独占インタビューに応じる(2015年5月27日)

カタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネルは27日晩のインタビュー番組「ビラー・フドゥード」(無制限)で、シャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏とされる人物と行った独占インタビューの映像(https://www.youtube.com/watch?v=-hwQT43vFZA)を放映した。

インタビューが行われたのは、「シリア北部の解放区」で、ジャズィーラ・チャンネルがジャウラーニー氏にインタビューを行うのはこれが2度目。

Youtube,, May 27, 2015
Youtube,, May 27, 2015

ジャウラーニー氏は、イドリブ県知事の執務室で使用されていた椅子に座り、顔が映されないよう背後から撮影された。

インタビューを行ったのは「ビラー・フドゥード」の司会を務めるアフマド・マンスール氏。

インタビューでのジャウラーニー氏の主な発言は以下の通り:

(イドリブ県でのファトフ軍の攻勢で)「解放された地域は、(地中海)海岸におけるアラウィー派地域の第1防衛線に位置する…。我々の戦いはカルダーハでは終わらない。ダマスカス(を掌握する)まで続くだろう」。

「彼ら(アラウィー派)がスンナ派に対して殺戮、拷問、追放、強姦を行ったことを受け、きわめて大きな復讐が行われている…。しかし、我々はアラウィー派たちがアッラーの宗教とイスラームから逸脱した宗派だとみているが、ヌスラ戦線は復讐主義者ではない…。今のところ、我々は、我々に対して戦いを行ってくる者以外の誰も殺してはいない…。我々に向けた武器を下ろし…、彼らが多神教を信じていることを改悛し、アサド政権と絶縁するのであれば、彼らを保護するだろう」。

「ヌスラ戦線は、いかなる外国の資金援助も必要としていない…。戦線が活動する地域での通商活動と、共鳴するイスラーム教徒の寄付によって自律している」。

「ホラサンという名の組織は存在しない。米国以外の誰からもこの組織のことを耳にしたことはない…。我々の戦闘員のなかにホラサン地方出身者はいるが、米国が主張しているのは異なり、彼らは米国の安全保障を脅かしてはいない」。

「アイマン・ザワーヒリー博士から我々にもたらされる司令とは、ヌスラ戦線のシャームにおける任務が、政権、その象徴的幹部、そしてヒズブッラーなど政権の同盟者を打倒し、他の部隊との相互理解のもとに正統なイスラームの支配を確立する、というものだ…。我々にもたらされた指示とは、西洋、あるいは欧州への攻撃の基地としてシャームを利用してはならず、また現在行われている戦いを歪めてはならないというものだ」。

「ヒズブッラーは…、脅威がレバノンに押し寄せているとしてレバノン人を怖がらせている。しかし実際のところ、脅威はレバノンではなく、ヒズブッラーに押し寄せているのだ…。カラムーン地方での…「悪党どもとの戦争」において…、私は大いに楽観しているわけではないが、戦闘において非常によい兆候が見られる…。「ヒズブッラーの終わりは時間の問題だ…。バッシャール・アサドの終わりは、ヒズブッラーの終わりでもある…。ヒズブッラーは我々との戦いに敗北していることに気づいているが、自らが支援するシリア政府を延命させようとして、最期まで戦わざるを得ないのだ」。

(有志連合がヌスラ戦線への空爆を続けたらどのような対応をとるかとの質問に対して)「選択肢は開かれている。誰にでも自衛する権利がある…。米国はシャームにおいて、米政権や国際社会に従順な体制が成立するよう、面子だけを変えようとしている…。我々は外国が用意した政治的解決を受け入れないし、米政権には従属しない」。

「米国は、シリア領空で、我々に対し有志連合の航空機を使用するため、軍事面でシリア政府と協調ししている。そのことを示す文書も持っている…。もし米国が我々の拠点を空爆し続ければ、米国のこうした状況が続けば、西欧にも米国のためにもならない結果が生じるだろう…。米国はアサド政権に依存しており、イスラーム教徒を守るヌスラ戦線に空爆を行っている」。

「ヌスラ戦線は、アサド政権、有志連合、イランなどからの巨大な脅威に立ち向かっている」。

「我々は政治的解決は受け入れない…。シリア人は、ジュネーブでの会議や、ワシントン、国連などでの会議を通じてではなく、自らで決着し、現状を変えるだろう」。

「キリスト教徒の大多数は政権を支持している。我々は我々と戦うものだけと戦う。彼らと戦争を行っているわけではない。米国がやること、世界中のキリスト教徒がやることの責任を彼らに対して追及することはない。我々が現在包囲しているシーア派の村は、我々に戦いを挑んでいる村だ」。

「我々がイスラーム的支配を実現した場合、我々はシャリーアの統治を樹立したいと考えている。そこではキリスト教徒はイスラームの支配に服し、ジズヤを支払うことになる」。

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バッシャール・ジャアファリー国連代表大使は安保理での会合で、カタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネルがシャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏とインタビューを行ったことに関して、「テロとの戦い」を定めて国連の諸決議への「あからさまな違反」と批判した。

SANA(5月28日付)が伝えた。
AFP, May 28, 2015、Aljazeera.net, June 4, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル刑務所の写真を公開(2015年5月27日)

ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州はインターネットを通じて、制圧したヒムス県タドムル市内にあるタドムル刑務所の写真を公開した。

Kull-na Shuraka', May 28, 2015
Kull-na Shuraka’, May 28, 2015
Kull-na Shuraka', May 28, 2015
Kull-na Shuraka’, May 28, 2015
Kull-na Shuraka', May 28, 2015
Kull-na Shuraka’, May 28, 2015
Kull-na Shuraka', May 28, 2015
Kull-na Shuraka’, May 28, 2015
Kull-na Shuraka', May 28, 2015
Kull-na Shuraka’, May 28, 2015

 

AFP, May 28, 2015、AP, May 28, 2015、ARA News, May 28, 2015、Champress, May 28, 2015、al-Hayat, May 29, 2015、Iraqi News, May 28, 2015、Kull-na Shuraka’, May 28, 2015、al-Mada Press, May 28, 2015、Naharnet, May 28, 2015、NNA, May 28, 2015、Reuters, May 28, 2015、SANA, May 28, 2015、UPI, May 28, 2015などをもとに作成。

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デンマーク外相「シリア政府の一部は解決策の一部になるが…アサド大統領はシリアの未来の一部になることはあり得ない」(2015年5月27日)

デンマークのマーティン・リデゴー外務大臣は、シリアでの紛争に関して、『ハヤート』(5月28日付)に対し「シリア政府の一部は解決策の一部になる」と述べ、現政権と反体制派の代表からなる移行期政府を樹立する必要があるとしつつ、「アサドはシリアの未来の一部になることはあり得ない」と主張した。

またイランについても「問題の一部であるがゆえに、解決策の一部」だと述べ、すべての地域諸国が紛争解決に向けた対話を行うべきだと強調する一方、「シリア分割」に拒否の姿勢を命じしつつ、紛争後のシリアの政治体制については「分権的な体制をとる可能性もある」との見方を示した。

AFP, May 27, 2015、AP, May 27, 2015、ARA News, May 27, 2015、Champress, May 27, 2015、al-Hayat, May 28, 2015、Iraqi News, May 27, 2015、Kull-na Shuraka’, May 27, 2015、al-Mada Press, May 27, 2015、Naharnet, May 27, 2015、NNA, May 27, 2015、Reuters, May 27, 2015、SANA, May 27, 2015、UPI, May 27, 2015などをもとに作成。

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