ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局はオーストリア外務省の使節団と会談し、拘束していたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族の身柄を引き渡した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のアーシマト・アウニーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アイン・イーサー市東のアブド・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後8時頃、アイン・イーサー市東のサラーミダ村を砲撃した。
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ANHAによると、シリア民主軍がアレッポ県のラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)一帯、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、ラッカ県のアイン・イーサー市一帯でトルコ軍の無人航空機4機を撃墜した。

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タルトゥース県では、SANAによると、カーフ・ジャーア村でイスマーイーリー派の若い男性2人(フサイン・アブドゥッラー氏、アンマール・ミール・アリー氏)が遺体で発見された。
同地の治安部門責任者のムハンマド・フーリーヤ氏によると、事件の通報を受け、内務省総合治安局の部隊が捜査のために現場を訪れたが、そこで2人の殺害に関与したと見られる前政権の「残党」の襲撃を受け、戦闘となり、総合治安局の隊員1人が死亡したものの、部隊は容疑者1人を逮捕、1人を無力化した。
それ以外の容疑者は逃走した。
また、シリア人権監視団によると、事件発生後、内務省総合治安局の隊員1人と民間人1人が遺体で発見された。
シリア人権監視団によると、「残党」はサーフィーター市にある分所(国防省部隊、あるいは内務省総合治安局)を手りゅう弾で攻撃し、戦闘となり、民間人1人が死亡、1人が負傷した。
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ヒムス県では、『ワタン』によると、内務省総合治安局がヒムス市のムハージリーン地区に展開した。
同地区への展開は、総合治安局のパトロール部隊が襲撃を受けたことに対処するためのもの。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がアイン・シャムス村での掃討作戦で拘束していた老人や子どもなど40人を釈放した。
シリア人権監視団によると、アイン・シャムス村での掃討作戦で負傷していた1人が新たに死亡した。
これにより、同作戦で殺害された住民は5人となった。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、前政権の「残党」を指導していたとされる前人民議会議員のカースィム・ハマウィー容疑者を逮捕した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がカトナー市で治安作戦を実施し、住民数十人を逮捕した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、県北部の国内避難民(IDPs)キャンプで住民1人とその妻が遺体で発見された。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の次男でビジネスマンのネジュメッティン・ビラル・エルドアン氏を代表とするトルコ使節団がシリアを訪問した。
シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アフマド・シャルア暫定大統領とともにエルドアン氏らと会談した。
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また、SANAによると、フサーム・ハーッジ・フサイン宗教関係大臣、マーヒル・ムハンマド・マルワーン・ダマスカス県知事は、首都ダマスカス旧市街のウマイヤ大モスクでエルドアン氏らとともに金曜日午後の集団礼拝を行った。
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SANAによると、マルワーン県知事はさらに、エルドアン氏らとともに、カシオン山、タキーヤ・スライマーニーヤ・モスクなどに案内した。
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イスラエルのイスラエル・カッツ国防大臣は、記者会見で、アフマド・シャルア暫定大統領が指導するシリアの新政権について以下の通り述べた。
シャルアは政権を握り、軍服をスーツに着替えて、流暢に話しているが、イスラエルは信頼していない。
我々が信用しているのはイスラエル国防軍だけだ。私にも(ネタニヤフ)首相にも緩衝地帯が占領されねばならないということは明白だった。我々の政策はそこ、つまりヘルモン山、既に設置されている複数の監視ポストに無期限で留まることだ。
シリア南部は、非武装地域とならねばならない。
我々は、シリア南部の武装解除への違反を許さない。いかなる行為が現れることも許さない。
我々は、シリアのドゥルーズ派の友人らに対して強い責任を感じており、彼らとの連絡を維持することに努めている。現在、我々に近い人々が、ゴラン高原で日常的に働くことを許可する可能性を検討しており、組織、あるいはあらゆる方法を通じて、支援を提供する準備を進めている。我々は彼らが保護されることを望んでおり、それを慎重かつ的確な方法で実現するために取り組んでいる。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、県上空で超音速での低空飛行を繰り返した。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はまた、ルスーム・ハワーリド村、ウンム・バーティナ村、サムダーニーヤ村方面に新たに戦車や重機などを侵入させた。
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北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックを通じて、ラッカ県のラッカ市で、ロジャバ戦略研究センターがシリア国民対話フォーラムを開催したと発表した。
「民主的、自由、多元的なシリアに向けて」とのスローガンのもとに開催されたフォーラムには、250人以上の部族長、名士、宗教関係者、政治活動家、有識者、法律家、政治組織、女性組織、青年組織、北・東シリア地域民主自治局、シリア民主軍の代表、アレッポ県、ダルアー県、スワイダー県、ダマスカス県、ハマー県、ラタキア県などからの参加者が会した。
フォーラムでは、冒頭に北・東シリア地域民主自治局執行評議会共同議長のアフィーン・スワイド氏、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官らが演説を行い、その後、以下の議題についての議論が行われた。
最期にフォーラムは閉幕声明が読み上げられて終了した。
閉幕声明の内容は以下の通り。
シリア全土の社会は、経済・政治・安全保障面において複雑な課題に直面している。60年以上にわたる独裁体制により、歴史的な遺産と豊富な天然資源を持つこの国は「失敗国家」となった。この体制が定めた憲法のもとで、市民国家を確立するのではなく、逆に「ディープ・ステート」が形成され、自由が抑圧され、人権が侵害され、国の財源が寡頭制の支配下で搾取された。しかし、シリア各地のすべての社会成員からなる数百の愛国的勢力の犠牲と努力によって、最終的にこの独裁体制は崩壊した。
現在のシリアでは、新たな政治・行政体制が形成されつつある。シリアのさまざまな愛国的勢力は、この移行期において見解や提案を提示している。ダマスカスの新政権も国内での対話に対して、一定の開放的な姿勢を示している、シリア社会の大部分は、依然としてこの移行段階に不信感を根強く持っており、政治勢力間の信頼構築が進んでいない状況である。また、多くの政治勢力の言説には、未だに排他的な思考が根強く残っている。
このフォーラムでは、シリアの政治エリート間の相互理解を促進し、排他主義的思考が移行期を支配することを防ぐことを目的とした。我々は、国民対話の継続と、全てのシリア人が権利を享受できる新たな政治体制の構築が不可欠であると確信している。
シリア各地の知識人、学者、宗教指導者、女性、若者、芸術家、社会のあらゆる層の代表者が参加し、シリアの未来像について議論を重ねた。この場を通じて、シリア国民の意志を示し、政治的状況を分析し、国民対話の課題と解決策を模索した。
本フォーラムの最後、我々は一連の考えや提案をまとめ、世論、ダマスカスや自治行政地域の意思決定者に提示することとした。その内容は以下の通りである。
1. シリアの国民対話プロセスは、すべてのシリア人が合意する民主主義の原則と明確な国民的基礎がなければ成功せず、国家の危機は続く。
2. シリア国民対話への外部からの干渉を拒否する。それは、特定の社会成員を排除し、シリア人の間に憎悪を助長するものである。
3. シリアの力は成員の多様性にある。この多様性を受け入れるためには、地方分権を導入することが不可欠であり、これにより国内の安定を確保し、国際制裁の解除と経済回復が可能となる。
4. 国民アイデンティティと地域毎のアイデンティティは矛盾しない。各社会成員が近代シリア史において役割を果たしてきた。それゆえ、政治体制や憲法制定のプロセスに積極的に参加させることを正式に認めなければならない。
5. 建国以来シリア人が受けてきた抑圧の影響に対処するための移行期正義を実現し、被害者への賠償などあらゆる手段で権利を回復することを強調する。
6. すべての避難民・国内避難民の自主的かつ安全な帰還の必要を確認する。彼らの人道的安全を確保し、必要な支援を提供する。
7. シリア社会の大部分が受けてきた抑圧と、シリアを特徴づける文化的・民族的多様性は、すべての政治・社会的要素が排除されることなく参加する社会契約の策定を必要とする。この社会契約を、国の新しい憲法を策定するための唯一の基盤とみなすべきである。
8. 女性はシリア革命において重要な役割を果たし、地域社会の保護にも貢献した。女性の権利を制限することや、公的機関および民間機関における指導的・行政的役職への就任を妨げることを拒否する。
9. 北・東シリア地域は、歴史的、政治的、社会的、文化的に独自の特性を持つ。同地の機関がシリアの新たな政治、行政、経済、文化体制の構築から排除されることを拒否する。
10. 国の資源はすべてのシリア人に属するものであり、公正な原則に基づいて管理されるべきである。その運用は、国の発展と国民全体の福祉向上に貢献するものでなければならない。
11. すべての占領軍はシリアの領土から撤退する必要があると強調する。
12. すべてのシリア人を統合する民主的な国民戦線の結成を呼びかける。
13.参加者は、シリア各地で公開フォーラムや対話集会を開催し、国の未来について議論を深めることに合意した。
14. 参加者は、市民社会組織、青年運動、女性運動の役割の重要性を確認した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・イーサー市近郊のファーティサ村、サファーウィヤ村、サラーミダ村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍が午後4時頃、タッル・アブヤド市西のカルファリー村、ラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)を無人航空機で爆撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後9時頃、アイン・イーサー市近郊のサラーミダ村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、ブー・アッサーフ部族の男性ら数十人が、部族のメンバーを殺害されたとして、シリア国民軍憲兵隊の本部を襲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯、マンビジュ市一帯、ダイル・ザウル県でのトルコ軍とシリア国民軍の攻撃によって、兵士6人が死亡したと新たに発表した。

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トルコの人民平等民主党(DEM)の使節団は、マルマラ海のイムラル島を訪れ、島の刑務所に収監さえれている唯一の囚人であるクルディスタン労働者党(PKK)の創設者・指導者であるアブドゥッラー・オジャランの声明を受け取った。

DEMの使節団は、イスタンブールのエリト・ワールド・ホテルで記者会見を開き、約300人の記者らの前でオジャランの声明の内容を発表した。
声明は、アフメト・トゥルク氏がクルド語で、バロウィン・ブルダン氏がトルコ語でそれぞれ代読した。

「平和と民主社会のための呼びかけ」と題された2月25日付声明のなかで、オジャランは、以下の通り表明した。
(トルコ)共和国は、次の100年において、民主主義が確立することなくして、統一も持続的な安定を享受し得ない。民主主義から乖離したところで、制度を模索し、それを実行する方途などなく、それらは不可能だ。民主的合意こそが基本的な方法である。この過程において、私は、武装解除を呼びかけるとともに、この呼びかけに対する歴史的責任を負う。
大会を開催し、決定を下せ。すべての組織が武器を放棄しなければならない。PKKは自らを解体しなければならない。
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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部では、各地にライブ・ビュー会場が設置され、多くの住民が集い、オジャランの声明代読に耳を傾けた。

ライブ・ビュー会場されたのは、ハサカ県のカーミシュリー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、タッル・ハミース町、ハサカ市、ダルバースィーヤ市、タッル・タムル町、ラッカ県のタブカ市、ラッカ市、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市、アレッポ市。
ANHAによると、アレッポ県のティシュリーン・ダムの施設に「人間の盾」として留まっている活動家らもオジャランの声明代読に耳を傾けた。

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民主統一党(PYD)の党首委員会委員を務めるサーリフ・ムスリム元共同党首は、アブドゥッラー・オジャランの解党と武装解除の呼びかけについて、アラビーヤ・チャンネルの取材に対して、以下の通り述べた。
我々に政治活動が許されていれば、武器は必要ではない。
武装する理由がなくなれば、我々はそれを放棄するだろう。
トルコからの侵略が繰り返されるなかで、依然として武器を携帯する必要が存在する。
PKKの指導部は、オジャランの呼びかけを検討せずに実施することはないだろう。
PKK大会での決定を待つ。
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シリア民主評議会はフェイスブックで、アブドゥッラー・オジャランによるPKKの武装解除と解体の呼びかけを受けて行われたシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官のビデオ記者会見の映像を公開した。
会見のなかで、アブディー司令官は以下の通り述べた。
トルコでの戦争を終わらせ、平和的な政治プロセスへの道を切り開くことを呼びかけた歴史的な発表だ。和平を構築する好機であり、この地域において健全で建設的な関係を始めるカギとなる。
オジャラン氏は、この発表についてのメッセージを我々に送ってくれていた。その内容は非常に前向きなもので、地域の平和と安全を強調するものだった。
しかし、発表はPKKだけに関するもので、我々とは無関係だ。
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ダマスカス郊外県では、SANAによると、ジュダイダト・ファドル町で、前政権の「残党」が内務省総合治安局の検問所を襲撃したのを受けて、内務省総合治安局が襲撃犯の追跡を行った。
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タルトゥース県では、『ワタン』によると、タルトゥース市とバーニヤース市を結ぶ街道沿線に位置するハッラーブ村で午後8時頃、スーパーマーケット(サーミル・スーパーマーケット)前のコーヒーを販売するテントで座っていた若い男性4人が車2台に乗った正体不明のグループによって銃で撃たれ、全員が死亡した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ミスヤーフ市近郊のアイン・シャムス村に対して、国防省部隊が「旧体制の残党」を追跡するとして、無人航空機などを投入した軍事治安作戦を実施し、子どもや老人を含む少なくとも52人を逮捕、3人を殺害した。
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『ワタン』によると、総合諜報機関のムワッファク・ドゥーヒー副長官がハーリド・イード麻薬撲滅局長とともにサウジアラビアを訪問し、アブドゥルアズィーズ・ビン・サウード・ビン・ナーイフ内務大臣と会談し、麻薬撲滅に向けた協力などについて協議した。
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SANAによると、サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターの医療チームがシリア・アラブ赤新月社と連携し、ラマダーン月期間中にダマスカス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県、ヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県、ラタキア県で、がん患者、腎不全患者、障がい者の家族、扶養責任のある女性、および帰還移民など59000世帯に食料パックを配給するプロジェクトを開始した。
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SANAによると、国際民間航空機関のムハンマド・アブー・バクル・ファーリウ中東地域事務所長を代表とする使節団がシリアを訪れ、シリア民間航空公社と航空部門での協力発展をめざす覚書を交わした。
国際民間航空機関の使節団がシリアを訪れるのは、同機関発足(1944年)以来初めて。
ファーリウ中東地域事務所長はまた、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と会談した。
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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は国連人権理事会に向けてビデオ演説を行った。
演説のなかで、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、行方不明者と強制失踪者の問題を審査するための高等委員会を設置したと発表した。
https://www.youtube.com/watch?si=AxHAiujJKYRBhEYX&fbclid=IwY2xjawItubZleHRuA2FlbQIxMQABHScmvBgo24YTeJzvl6NINoiz7mfjVdaPdWXesLVaWeA5JSZKJmoB48lh0A_aem_iFFLvYZ9COPdxtnfZEOIEg&v=-23uP7CQebU&feature=youtu.be
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シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領が、首都ダマスカスの人民宮殿でシリア開発フォーラムの使節団と会談した。
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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、レバノンのサアド・ハリーリー元首相とサウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王からそれぞれ、ラマダーン月の到来を祝う祝電を受け取った。
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タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は訪問先のカタールの首都ドーハでの記者会見でシリア情勢について以下の通り述べた。
シリアはもはや、外国のプレイヤーの地政学的問題が解決される領域であることを望んでいない…。我々はすべての外国のプレイヤー、すなわちアラブ諸国、西側諸国、中国、ロシア、そしてイランがシリア情勢の安定化に後継することを望んでいる。
欧州諸国は、制裁の緩和にはロシアのシリアからの撤退が必要だと示唆する要求を押し付けようとしている。このような思考は、最近のヨーロッパに特徴的で、「我々と共にあるか、さもなくば敵である」というものだ…。これらの制裁はバッシャール・アサドとその政府を標的とはしていなかった。シリア国民に害をもたらすものだ。(制裁は)前政権よりも受け入れ得ると西側が考えている政府のもとでも続けられている。
シリアの多くの地域は中央の権威と距離を置きたいと考えている…。これはクルド人だけに限られてものではない。彼らはバイデン政権のもとで、何年にもわたって分離主義的な思想を育み、地域のすべての国に受け入れられない範疇となっており、大規模な戦争になる可能性もある。
しかし、他の民族・宗派グループも、現在の状況を利用して、何らかの自治権を主張することをいとわないだろう。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前11時頃、戦闘機複数機でティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、カラ・クーザーク橋一帯でトルコ軍、シリア国民軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍は3人の兵士が新たに死亡したと発表した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後7時頃、無人航空機1機でアイン・イーサー市東のフワイジャ村、スカイルー村、ガーズィリー村を爆撃した。
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ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍が午後7時頃、無人航空機1機で、米主導の有志連合が駐留するハサカ県シャッダーディー市の南に位置するルワイシド村一帯に設置されているシリア民主軍の陣地1ヵ所を爆撃したと発表した。
また、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、この爆撃で軍関係者や民間人12人が死亡したと発表した。
シリア人権監視団によると、シリア民主軍のコンクリート・プラントで働いていた民間人6人とシリア民主軍の兵士4人が死亡、無人航空機はハサカ市とダイル・ザウル市を結ぶハラーフィー街道でも車を狙って攻撃を行い、これにより民間人2人が死亡した。
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