所属不明のドローンが、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のイラク国境地帯の「イランの民兵」拠点複数カ所を爆撃(2021年9月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊のイラク国境地帯に配置されている「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が違法に駐留を続けるハサカ県シャッダーディー市近郊のジャブサ油田がアラブ系部族によると思われるロケット弾攻撃を受ける、シリア人権監視団はこれを否定(2021年9月30日)

ハサカ県では、スプートニク・ニュース(9月30日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるシャッダーディー市近郊のジャブサ油田がロケット弾攻撃を受けた。

攻撃は大理石などの採石場跡地があるシャッダーディー市北の無人地帯から行われ、アラブ系部族によると見られる。

しかし、シリア人権監視団は、ウンム・ザッル村近くの採石場で米主導の有志連合の工兵部隊が地雷の撤去作業を行っていた際に爆発が複数回発生し、これが攻撃と報道されたと発表し、スプートニク・ニュースの報道内容を否定した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021、Sputnik News, September 30, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ロシア軍が爆撃を開始して6年経過、その間2万865人がその爆撃で死亡したと主張(2021年9月30日)

ロシア軍が、シリア国内でダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(現在のシャーム解放機構)をはじめとする反体制派に対する爆撃を2015年9月30日に開始してから6年が経った。

シリア人権監視団は、6年前に20%に満たなかったシリア政府の支配地が現在は63.70%に拡大したとしたうえで、この間のロシア軍の爆撃で2万865人の死亡が確認されていると発表した。

確認された死者の内訳は、民間人が8,669人(うち子供3,001人、女性1,318人)、ダーイシュ戦闘員が5,972人、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、外国人戦闘員を含む反体制派が6,224人。

シリア人権監視団がどのようにしてロシア軍の爆撃による死者を特定したのか(シリア軍の爆撃とロシア軍の爆撃、地上からの砲撃と爆撃の被害者をどのように峻別しているのか)は不明。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年9月30日)

ハサカ県では、ANHA(9月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(9月30日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市東の工業地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ナワー市で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始される一方、ムザイリーブ町で手続きに従事するシリア軍1人が殺害される(2021年9月30日)

ダルアー県では、SANA(9月30日付)によると、ナワー市に和解センターが設置され、同市、ナースィリーヤ村、スッカリーヤ村、シャイフ・サアド村、ジュバイリーヤ村、アドワーン村の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始され、数十人が手続きを済ませた。

また、和解プロセスが完了したタスィール町および周辺地域にシリア軍部隊が展開した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で和平プロセスに従事していたシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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スワイダー県では、SANA(9月30日付)によると、ラサース村で車に仕掛けらていた爆弾が爆発し、運転していた男性1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、爆弾が仕掛けられていたのは親政権民兵の車だという。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構がトルコ占領地からタバコを密輸しようとした子供3人を逮捕(2021年9月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市近郊で、同機構の総合治安機関の隊員1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

一方、シャーム解放機構は、トルコ占領下のアレッポ県北西部のいわゆる「オリーブの枝」地域との境界に位置するダイル・バッルート村の通行所で、タバコを密輸しようとしていた子供3人を逮捕した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県、アレッポ県のシリア政府支配地とシャーム解放機構が主導する反体制派の支配地の境界地帯に部隊を集結(2021年9月30日)

シリア人権監視団は、複数の独自筋から情報だとして、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県中北部とアレッポ県西部に駐留・展開している全部隊に対して、戦闘態勢に入るよう命令し、同地に進駐以降初めて、シリア政府支配地との境界地帯に対戦車兵器、迫撃砲を全面配備したと発表した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

独自情報筋によると、トルコ軍はイドリブ県ザーウィヤ山地方東部のマアッラト・ヌウマーン市方面一帯、イドリブ市からサラーキブ市にいたる一帯、アレッポ県西部のミーズナーズ村、カフル・ハラブ村からハザーヌー町、バーブ・ハワー国境通行所に至る街道一帯に兵力を集中させているという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県西部に展開するシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタッルアーダ村に向けて発砲し、戦闘員1人を射殺した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村の丘陵地帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3054708908105178

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で272人、北・東シリア自治局支配地域で279人:北・東シリア自治局支配地域は1週刊の外出禁止令を発出(2021年9月30日)

保健省は政府支配地域で新たに272人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者70人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、9月30日現在の支配地内での感染者数は計34,205人、うち死亡したのは2,247人、回復したのは23,812人となった。

SANA(9月30日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/613458666703881

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに279人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、7人が完治し、17人が死亡したと発表した。

これにより、9月30日現在の支配地内での感染者数は計27,845人、うち死亡したのは932人、回復したのは2,156人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性163人、女性116人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市50人、ハサカ市69人、マーリキーヤ(ダイリーク)市40人、アームーダー市11人、ルマイラーン町5人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村3人、マアバダ(カルキールキー)町4人、ナウルーズ・キャンプ2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市44人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、マンビジュ市8人、ラッカ県のラッカ市32人、タブカ市1人、ダイル・ザウル県8人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1695416620648268

また、北・東シリア自治局の執行評議会ビーリーファーン・ハーリド、アブド・マフバーシュ両共同議長は、新型コロナウイルス感染者の増加を受け、10月3日から9日までの1週間、支配地全域で公共機関、学校、大学、専門学校、幼稚園、カフェ、医療クリニックを閉鎖、スポーツ活動を停止することを定めた外出禁止令(決定321号)を発出した。

食糧品店、病院、薬局、支援機関、消防所、水道局、メディア、農業プロジェクト従事者の営業、食品医療輸送車の移動は除外される。

http://smne-syria.com/eb/wp-content/uploads/2021/09/%D9%82%D8%B1%D8%A7%D8%B1.png

AFP, September 30, 2021、ACU, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民381人と国内避難民(IDPs)165人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は707,664人、2019年以降帰還したIDPsは101,590人に(2021年9月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月29日に難民381人(うち女性115人、子供195人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民381人(うち女性115人、子供195人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は707,664人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,416人(うち女性93,892人、子ども159,050人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,944人(うち女性281,168人、子供477,541人)となった。

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一方、国内避難民165人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは165人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,590人(うち女性39,273人、子供33,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,186人(うち女性421,832人、子供677,289人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3054703684772367

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2021をもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が1年半ぶりに会談:シリア情勢などで合意、妥協なし(2021年9月29日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がロシアの避暑地ソチで首脳会談を行い、両国関係、シリア、リビア、アフガニスタン、カフカス地域情勢への対応などについて協議した。

首脳会談は2020年3月以来1年半ぶり。

RT(9月29日付)などによると、森林火災、ガス・パイプライン、核開発、シリアとカフカス地方での紛争への対応、リビア情勢などについて意見が交わされた。

会談は冒頭の挨拶がメディアに公開され、その後の協議は非公開で行われたが、会談後の声明発表や共同声明はなく、何らの合意、譲歩もなかったと見られる。

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トルコの通信局はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Communications/)を通じて以下の通り発表したのみだった。

エルドアン大統領:「我々は会談相手のプーチン氏との実りある会談の後、ソチを後にした。

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一方、ロシア大統領府(クレムン)は、公式ホームページ(http://en.kremlin.ru/)を会談冒頭における両首脳の発言の全文を公開した。

記者団に公開された冒頭挨拶でのシリアに関連する両首脳の発言は以下の通り。

プーチン大統領

我々の会談はしばしば困難に直面するが、最終的には良い結果に至っている。我が国の関係機関は双方に利益をもたらす中庸の解決策を生み出すことを学んできた。
我々は、シリアを含む国際社会の部隊で非常にうまく協力している。リビアにおける我々の立場を調整するための連絡も行われてきた。アゼルバイジャン・アルメニア国境での停戦を関しするためのロシア・トルコ合同センターは活発に機能している…。だが、未解決の問題も非常に多く残っている。ロシアであなたにお会いできて光栄だ。なぜなら、電話ですべてを議論することは不可能だからだ。

エルドアン大統領

シリアの問題をめぐる我々の共同の行動は非常に重要だ。この地における平和はトルコとロシアの関係にかかっている。

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シリア人権監視団によると、トルコ軍は、プーチン大統領とエルドアン大統領の会談に合わせるかたちで、イドリブ県ザーウィヤ山地方からアレッポ県西部に至る「決戦」作戦司令室支配地一帯に戦車と装甲兵員輸送車37輌を派遣し、拠点を強化した。

AFP, September 29, 2021、Anadolu Ajansı, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、RT, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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シリア民主評議会のアフマド執行委員会共同議長:「シリア民主軍はトルコとの対話を行う用意がある」(2021年9月29日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長は、国連総会に合わせて訪問中の米国で、ワシントン近東政策研究所のシンポジウムに出席、そのなかで「シリア民主軍はトルコとの対話を行う用意がある」と述べたうえで、国際社会に対話を支援するよう求めた。

アフマド共同議長は以下のように述べた。

シリア民主軍は、「オリーブの枝」作戦と「平和の泉」作戦によってトルコの影響下に置かれえたシリア北部のアフリーン市、ラアス・アイン市、タッル・アブヤド市など、クルド人に関係する問題にトルコが対処することの見返りとして、トルコとの対話を行い、平和的な方法と対話によってトルコとの意見の相違のすべてを解決する用意がある。

シリアのクルド人はアンカラに敵対しているのではなく、トルコで禁じられているクルディスタン労働者党(PKK)に対して道徳的な姿勢をとってる」と付言した。

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また、アフマド共同議長を代表とするシリア民主評議会使節団は、ジョーイ・フッド米国務省近東問題担当次官補と会談した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(9月29日付)、シリア・テレビ(9月29日付)などが伝えた。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がユーフラテス川東岸の水上通行所を急襲し、シリア政府支配地への密輸のために準備されていた灯油200樽以上を押収(2021年9月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊がユーフラテス川東岸のズガイル・ジャズィーラ村の水上通行所を急襲し、西岸のシリア政府支配地への密輸のために準備されていた灯油200樽以上を押収した。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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シリアとヨルダンを結ぶナスィーブ・ジャービル国境通行所が全面再開(2021年9月29日)

ダルアー県では、SANA(9月29日付)によると、ナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)が再開された。

ナスィーブ・ジャービル国境通行所は、2018年10月15日に再開され、その後2020年から2021年4月まで新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として全面閉鎖されていた。

また5月には1日150人までの旅行者の入国が許可されたが、ダルアー市ダルアー・バラド地区での元反体制武装集団メンバーの武装解除と社会復帰拒否をきっかけとしてダルアー県の治安が悪化したことを受けて、7月31日に再び全面閉鎖されていた。

ヨルダンの内務省は9月27日に声明を出し、ジャービル国境通行所を29日に全面再開することを決定したと発表していた。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍シャーム戦線と地元部族が激しく交戦(2021年9月29日)

アレッポ県では、ANHA(9月29日付)、SANA(9月29日付)によると、トルコの占領下にあるカフルジャンナ村近くの街道(アアザーズ市とアフリーン市を結ぶ街道)で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線と、マワーリー部族地元部族が激しく交戦した。

シャーム戦線の戦闘員が地元の女性2人を拉致、連行したのがきっかけ。

一方、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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武装解除と社会復帰の手続きが続くダルアー県タスィール町でシリア軍第4師団傘下の民兵司令官が殺害される(2021年9月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団傘下で活動する地元の民兵の司令官が、元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが行われているタスィール町で正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

また、 シリア人権監視団は、ダルアー市ダルアー・バラド地区での和解合意が交わされた9月初め以降、同地およびタファス市、タッル・シハーブ町、アジャミー村、ナフジュ村、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町、ジッリーン村、ザイズーン村などで、シリア軍に武器を引き渡し、社会復帰手続きを済ませた元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが4,100人に上っていると発表した。

うち1,200人がダルアー市ダルアー・バラド地区、2,900人がそれ以外の市町村で手続きを済ませ、650丁の武器がシリア軍に引き渡されたという。

SAN(10月3日付)によると、シリア軍はまた、シャジャラ町、クサイル村、タスィール町などヤルムーク川河畔地域一帯に展開した。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県11件、ラタキア県4件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は12件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233224919413

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、October 3, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で293人、北・東シリア自治局支配地域で270人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で837人(2021年9月29日)

保健省は政府支配地域で新たに293人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者73人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、9月29日現在の支配地内での感染者数は計33,933人、うち死亡したのは2,238人、回復したのは23,742人となった。

SANA(9月29日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに270人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、9月29日現在の支配地内での感染者数は計27,566人、うち死亡したのは915人、回復したのは2,149人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性160人、女性110人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市57人、ハサカ市50人、マーリキーヤ(ダイリーク)市90人、アームーダー市7人、ダルバースィーヤ市10人、マアバダ(カルキールキー)町3人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、ルマイラーン町2人、ナウルーズ・キャンプ4人、アレッポ県シャフバー地区(タッル・リフアト市)3人、ラッカ県のラッカ市26人、ダイル・ザウル県16人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1694840424039221

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月29日に新たに837人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、583人が完治し、3人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡53人、イドリブ郡249人、ハーリム郡310人、アリーハー郡73人、アレッポ県スィムアーン山郡7人、ジャラーブルス郡10人、バーブ郡67人、アフリーン郡50人、アアザーズ郡18人。

これにより、同地での感染者数は計72,552人、うち死亡したのは1,198人、回復したのは37,640人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1676922105846007

AFP, September 29, 2021、ACU, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民364人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は707,283人に(2021年9月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月28日に難民364人(うち女性109人、子供185人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民364人(うち女性109人、子供185人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は707,283人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,035人(うち女性93,777人、子ども158,855人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,563人(うち女性281,053人、子供477,346人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,425人(うち女性39,184人、子供33,503人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,021人(うち女性421,743人、子供677,269人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233164919419

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2021をもとに作成。

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ポーター米国務省副報道官:「国務省はロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン旅客便の再開について検討を加えている」(2021年9月28日)

米国務省のジャリナ・ポーター副報道官は、シリア・ヨルダン拡大閣僚会議(9月27~28日)でロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン旅客便の再開が発表されたことに関して、歓迎の意を示しつつ、「国務省はこの発表について検討を加えている」と付言した。

米アラビア語テレビ放送のフッラ・チャンネル(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2021、Alhurra, September 28, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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政府の支配下に復帰したイドリブ県ヒーシュ村でのインフラ復旧を受けて住民146人が帰村、反体制派はシリア政府から毎日400~600人が反体制派支配地とトルコ占領地に脱出していると報じて対抗(2021年9月27日)

イドリブ県では、SANA(9月28日付)によると、シリア政府の支配下に復帰したヒーシュ村でインフラ復旧が完了したのを受けて、住民18世帯146人が避難先から帰村した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(9月28日付)は、複数の反体制治安筋の話として、1日400人から600人が「密輸ルート」を経由して、シリア政府支配地からシリア北西部の反体制派支配地やトルコ占領地に脱出していると伝えた。

複数の反体制治安筋の正体は不明だが、同サイトによると、脱出しているとされるシリア人の出身地はシリア南部、中部、沿岸地方などさまざまだが、ほとんどは若者だという。

最近になって反体制派支配地に脱出した複数の世帯の話によると、脱出には1人につき1,000ドルから1,500ドルの費用がかかり、うち3分の2は、アサド大統領の弟のマーヒル・アサド少将が実質司令官を務める第4師団に、3分の1は反体制派諸派に支払われているという。

脱出に使用されている「密輸ルート」は、トルコ占領地に通じるアレッポ県ヌッブル市近郊、バーブ市近郊の大スッカリーヤ村・小スッカリーヤ村、ジャラーブルス市・マンビジュ市間の三つと、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る反体制派支配地に通じるミーズナーズ村近郊の一つ。

また同治安筋によると、過去2か月間でシリア政府支配地から脱出したシリア人多数がその後トルコに不法入国し、一部は欧州に渡ったという。

彼らの多くは、イドリブ県のヒルバト・ジャウズ村とトルコのハタイ県を結ぶ「密輸」ルートを利用、トルコへの密入国でも500ドルから1,000ドルが密輸業者などに支払われているという。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県タスィール町で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始(2021年9月27日)

ダルアー県では、SANA(9月28日付)によると、タスィール町に設置された和解センターで、同町、バッカール村、アブダリー村の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始された。

シリア軍はまた、シャジャラ町での武装解除、社会復帰の手続きが完了したのを受けて、同地を含むヤルムーク川河畔地域にシリア軍部隊が展開した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は制憲委員会第6ラウンド小委員会会合を10月18日に開催すると発表(2021年9月27日)

国連安保理は、シリア情勢への対応を協議する会合を開き、そのなかでゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、制憲委員会(憲法制定委員会)の第6ラウンドの小委員会会合を10月18日にスイスのジュネーブで開催すると発表した。

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シリアのバッサーム・サッバーグ国連常駐代表は会合において、制憲委員会の議事へのあらゆる外国の介入、期限の押しつけを拒否すると表明した。

サッバーグ常駐代表は、ダルアー県で現在行われている和解プロセス(元反体制武装集団メンバーが個人で所有する武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きの実施)に関して、シリアが国内全域で治安と安定の解決を目指していることの証左だと述べた。

そのうえで、外国軍の違法な駐留を終わらせる必要があると強調するとともに、安保理と事務総長に対して、シリア領内でのトルコの犯罪行為を抑止し、占領を終わらせるために責任ある対応をとるよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3094911367462636

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SANA(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で北・東シリア自治局コミューンのメンバーとシリア民主軍治安部隊元隊員の兄弟が殺害される(2021年9月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で、北・東シリア自治局の「コミューン」メンバーと人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の治安部門の元隊員の兄弟がオートバイに乗った武装グループの襲撃を受けて、2人とも死亡した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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シリア・ヨルダン閣僚拡大会合が2日間にわたる審議を経て閉幕:ロイヤル・ヨルダン航空旅客便を10月3日に運航を再開することが発表される(2021年9月27日)

ヨルダンの首都アンマンで9月27日に開幕していたシリア・ヨルダン閣僚拡大会合が2日間にわたる審議を経て閉幕した。

拡大会合には、シリア側からムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、タンマーム・ラアド水資源大臣、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣、ガッサーン・ザーミル電力大臣が出席し、通商、運輸、電力、農業、水資源といった分野での二国間協力関係の強化について協議していた。

SANA(9月28日付)によると、両国閣僚は会合を通じて、両国の経済協力のレベル向上や通商、運輸、送金などにかかる困難に対処するためのビジョンを持ち、エネルギー、水利、農業などの分野での協力関係を強化することの重要性を確認した。

通商・工業部門において、両国閣僚は、通商強化に向けた重要産品リストを交わすとともに、両国自由貿易地域再開に必要な措置について意見を交わした。

水利部門においては、1987年の合意に基づいて設置された両国水利委員会の活動を再開することを合意した。

運輸部門においては、貨物や旅行者の移動を円滑化するための方途について協議が行われるとともに、10月3日付でロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン間の旅客便の運航を再開することが発表された。

エネルギー、電力部門においては、両国送電網の再開の方途について意見が交わされるとともに、シリアの電力省、とヨルダンのエネルギー鉱物資源省によって構成されるシリア・ヨルダン合同技術委員会を発足させることを合意した。

農業部門においては、研究、食品衛生にかかる科学技術農業協定を発展させることを合意したほか、両国間での取引を調整することを目的とした農産品および農業関連アジェンダのリストを交わした。

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ペトラ通信(9月28日付)によると、シリアの閣僚らは、ビシュル・カサーウナ首相を表敬訪問した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Petra, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市で爆弾2発が相次いで爆発し、住民多数死傷(2021年9月27日)

アレッポ県では、SANA(9月28日付)によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市でオートバイなどに仕掛けられていた爆弾2発が相次いで爆発し、住民多数が負傷した。

ANHA(9月28日付)によると、15人が負傷、シリア人権監視団によると、2人が死亡、女性3人と子供5人を含む14人以上が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市でシリア国民軍に所属するムウタスィム旅団の戦闘員どうしが交戦、戦闘員4人が死亡、5人が負傷した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で317人、北・東シリア自治局支配地域で279人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1,130人(2021年9月28日)

保健省は政府支配地域で新たに317人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者70人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、9月28日現在の支配地内での感染者数は計33,640人、うち死亡したのは2,227人、回復したのは23,669人となった。

SANA(9月28日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに279人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、9月28日現在の支配地内での感染者数は計27,296人、うち死亡したのは908人、回復したのは2,140人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性162人、女性117人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市35人、ハサカ市53人、マーリキーヤ(ダイリーク)市39人、アームーダー市6人、ルマイラーン町4人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市4人、ナウルーズ・キャンプ6人、マアバダ(カルキールキー)町4人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村4人、ロジュ・キャンプ1人、アレッポ県マンビジュ市15人、ラッカ県のラッカ市24人、タブカ市45人、ダイル・ザウル県39人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1694081440781786

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月28日に新たに1,130人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、637人が完治し、7人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡59人、イドリブ郡285人、ハーリム郡341人、アリーハー郡37人、アレッポ県スィムアーン山郡25人、ジャラーブルス郡15人、バーブ郡46人、アフリーン郡116人、アアザーズ郡206人。

これにより、同地での感染者数は計71,715人、うち死亡したのは1,151人、回復したのは37,057人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1676308072574077

AFP, September 27, 2021、ACU, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアレッポ県西部のバーラー村のシリア軍拠点複数カ所を砲撃し、シリア軍の士官1人死亡(2021年9月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部のバーラー村のシリア軍拠点複数カ所を砲撃し、シリア軍の士官1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、アウラム・クブラー町を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山地方でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233224919413

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民262人と国内避難民(IDPs)185人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は706,919人、2019年以降帰還したIDPsは101,425人に(2021年9月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月27日に難民262人(うち女性79人、子供134人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民262人(うち女性79人、子供134人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は706,919人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者311,671人(うち女性93,668人、子ども158,670人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,199人(うち女性280,944人、子供477,161人)となった。

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一方、国内避難民185人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは185人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,425人(うち女性39,184人、子供33,503人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,021人(うち女性421,743人、子供677,269人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233164919419

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 27, 2021をもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県内の「イランの民兵」の拠点を爆撃(2021年9月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市近郊の農場地帯にある「イランの民兵」の拠点複数カ所を攻撃、大きな爆発が発生した。

また、その直後にも、所属不明のドローンがブーカマール市に近い国境地帯を爆撃し、爆発が複数回発生した。

シリア人権監視団によると、この攻撃で地対地ミサイル発射台複数基が破壊され、外国人少なくとも12人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市で北・東シリア自治局ジャズィーラ地域主催の「北・東シリア国際水フォーラム」が開幕(2021年9月27日)

ハサカ県では、ANHA(9月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のサルダム文化サロンで、同自治局ジャズィーラ地域地方行政環境委員会が主催する「北・東シリア国際水フォーラム」が開幕した。

フォーラムは、ロジャヴァ大学とユーフラテス研究センターが協賛団体として参加、北・東シリア自治局の支配地域に置ける水利状況を検討するのが目的で、内外から約300人以上が出席した。




AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県シャジャラ町で、同町一帯の村々の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続き始まる(2021年9月27日)

ダルアー県では、SANA(9月27日付)によると、9月26日にシャジャラ町に設置された和解センターで、同町を含むヤルムーク川河畔地域の村々の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが実施され、数十人が手続きを済ませた。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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