ロシア軍戦闘機がアレッポ県イスリヤー村街道一帯でダーイシュに対して40回あまりの爆撃を実施(2021年2月28日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境の砂漠地帯(イスリヤー村街道一帯)でダーイシュ(イスラーム国)に対して40回あまりの爆撃を実施した。

AFP, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部にロシア軍のMi-35攻撃ヘリコプターが墜落(2021年2月28日)

ロシア国防省は声明を出し、ハサカ県上空でパトロールを実施していたロシア空軍のMi-35攻撃ヘリコプターが墜落したと発表した。

墜落は攻撃を受けたことによるものでなく、搭乗員は負傷したものの、命に別状はないという。

RT(2月28日付)が伝えた。

SANA(2月28日付)、ANHA(2月28日付)によると、Mi-35攻撃ヘリコプターが墜落したのは、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のライハーニーヤ村・カースィミーヤ村間の地域。

シリア人権監視団によると、墜落したのはトルコ占領地内。

AFP, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、RT, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の砂漠地帯上空に正体不明のドローンが飛来、その後複数回の爆発が発生(2021年2月28日)

ダイル・ザウル県では、アラビーヤ(2月28日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯上空に正体不明の無人航空機(ドローン)が飛来し、複数回の爆発が起こった。

ドローンの飛来と爆発の関係は不明。

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ハサカ県では、SANA(2月28日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に基地を設置している米軍が、ヘリコプター複数機でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー10人をダイル・ザウル県方面に移送した。

AFP, February 28, 2021、Alarabia, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で55人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2021年2月28日)

保健省は政府支配地域で新たに55人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者84人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、2月28日現在の同地での感染者数は計15,588人、うち死亡したのは1,027人、回復したのは9,801人となった。

SANA(2月28日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月28日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、72人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡2人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡0人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,175人、うち回復したのは18,557人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1523590344512518/

AFP, February 28, 2021、ACU, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県バサーミス村の拠点をハマー県カストゥーン村・カストゥーン丘に移動(2021年2月28日)

イドリブ県では、イドリブ県では、フッル・ネット(2月28日付)によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバサーミス村に設置していた拠点から部隊と装備を撤収した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

撤退した部隊、ハマー県のカストゥーン村およびカストゥーン丘に再展開した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、フライフィル村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村、ズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・ガザーラ町と西ガーリヤ村間の街道で、シリア軍第5軍団の兵士が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

また、シリア政府の支配下にあるダルアー市ダム街道地区で爆弾が爆発し、1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県10件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、al-Hull Net, February 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民59人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,447人に(2021年2月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月28日付)を公開し、2月27日に難民59人(うち女性18人、子供30人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民59人(うち女性18人、子供30人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,447人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,140人(うち女性76,392人、子ども129,337人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,650,496人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,668人(うち女性263,668人、子供447,828人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は75,564人(うち女性27,116人、子供29,368人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,344,160人(うち女性409,675人、子供673,134人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 28, 2021をもとに作成。

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外務在外居住者省は国連に25日の米軍によるダイル・ザウル県爆撃を報告し、これを非難(2021年2月27日)

外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を送り、25日の米軍によるダイル・ザウル県南東部国境地帯への爆撃を報告、国際法と国連憲章に違反しており、国連常任理事国としての役割に反した行為だと非難、常任理事国を含む全ての加盟国に対して、国際の平和と安定を維持するための責任を負わせるよう要請した。

SANA(2月27日付)が伝えた。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県フール・キャンプ第4区での火災で、子供1人を含む4人死亡、18人負傷(2021年2月27日)

ハサカ県では、SANA(2月27日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ第4区で、ガスコンロが爆発し火災が発生、子供1人を含む4人が死亡、18人が負傷した(シリア人権監視団によると、死者は3人)。

負傷者は、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内の病院に搬送された。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

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一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約20輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、カーミシュリー市方面に向かった。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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シリア政府支配下のダイル・ザウル県アブー・ハシャブ村近郊でガス・パイプラインが攻撃を受けて爆発(2021年2月27日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月27日付)によると、シリア政府の支配下にあるアブー・ハシャブ村近郊で、ジャブサ油田とライヤーン製油所(ヒムス県)を結ぶガス・パイプラインが何者かの攻撃を受けて爆発、ガスの供給ができなくなった。

事件発生を受けて、消火・復旧チームが現地に駆けつけ、復旧作業を行い、ガスの供給を再開した。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で66人(2021年2月27日)

保健省は政府支配地域で新たに66人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者80人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、2月27日現在の同地での感染者数は計15,533人、うち死亡したのは1,023人、回復したのは9,717人となった。

SANA(2月27日付)が伝えた。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県カッリー町でイスラーム解放党のメンバー2人を拘束(2021年2月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッリー町でイスラーム解放党のメンバー2人を拘束した。

1人はシリア人、もう1人は外国人だという。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村、バーラ村一帯を砲撃した。

また、トルコ軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるマストゥーマ村に新たな野戦病院を設置した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県14件、ラタキア県4件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は19件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民68人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,388人に(2021年2月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月27日付)を公開し、2月26日に難民68人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民68人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,388人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,140人(うち女性76,392人、子ども129,337人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,650,496人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,668人(うち女性263,668人、子供447,828人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は74,941人(うち女性26,824人、子供29,242人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,343,537人(うち女性409,383人、子供673,008人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県マンビジュ市近郊を砲撃(2021年2月27日)

アレッポ県では、ANHA(2月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のウンム・ジャッルード村、フーシャリーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市西のマズアラ村にある石油精製用燃焼装置複数機が何者かによるロケット弾攻撃を受けて爆発した。

AFP, February 27, 2021、ANHA, February 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2021、Reuters, February 27, 2021、SANA, February 27, 2021、SOHR, February 27, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部でシリア民主軍とイラン・イスラーム革命防衛隊がユーフラテス川を挟んで銃撃戦(2021年2月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるタヤーナ村のユーフラテス川東岸に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所と、シリア政府支配下のクーリーヤ市にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の検問所の間で銃撃戦が発生した。

銃撃戦は短時間で収束し、死傷者はなかった。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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イラク国防省はダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米国の攻撃に際して、米国と「情報交換」を行ったとのオースティン米国防長官の発言を否定(2021年2月26日)

イラク国防省は声明を出し、シリア南東部、ダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米国の攻撃に際して、米国とイラクの間で「情報交換」が行われたとのロイド・オースティン米国防長官の発言を否定した。

声明の概要は以下の通り:

シリア領内の複数カ所を標的とするのに先立って、イラクと諜報関連の情報の交換が行われたとする米国務長官の発言内容に驚いている。
我々はそうしたことが行われたことを否定する一方、有志連合との協力関係が、同連合発足時のダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関する目的に限定される。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はシリア領内への爆撃の数分前にロシア側に実施する旨通知してきた」(2021年2月26日)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、首都モスクワでのアフガニスタンのモハンマド・ハニーフ・アトマル外務大臣との会談後の共同記者会見で、米国のシリアへの違法な駐留が人道支援と復興を阻害していると批判した。

ラヴロフ外務大臣は以下のように述べた。

米軍はシリアに違法に駐留し、国際法と国際社会の諸決議に違反している。

我々はタンフ国境通行所一帯やシリア北東部を含むシリア領内でワシントンが行っている措置に対して、これまで何度も態度を保留してきた。

米国はシリアの領土の一部を占領し、石油を略奪し、分離主義的民兵を支援している。
これは国連安保理決議第2254号への明白な違反である。

ラヴロフ外務大臣はまた、米国がダイル・ザウル県南東部の国境地帯への爆撃の数分前にロシア側に実施する旨通知してきたと暴露した。

SANA(2月26日付)、タス通信(2月26日付)が伝えた。

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RT(2月26日付)は、ロシア国防省筋の話として、ロシア政府が米国によるシリアへの爆撃を非難し、国際法において受け入れることができない違反とみなしていると伝えた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、RT, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021、TASS, February 26, 2021などをもとに作成。

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中国外国部報道官はダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米軍の爆撃を受けすべての当事者に自制を求める(2021年2月26日)

中国外国部の汪文斌報道官は、米軍によるダイル・ザウル県東部の国境地帯への爆撃に関して、「我々はすべての当事者にシリアの主権、独立、領土保全を尊重し、事態をさらに複雑化させないよう呼びかけたい」と述べた。

新華社通信(2月26日付)が伝えた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021、新華社通信, 2021年2月26日などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省はダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米軍の爆撃を非難(2021年2月26日)

シリア外務在外居住者省は声明を出し、ダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米軍の爆撃を非難した。

声明の概要は以下の通り:

国際法の規定と国連憲章へのあからさまな違反を行うなか、米国戦闘機が2021年2月25日木曜日晩、臆病な攻撃を行い、ダイル・ザウル県のシリア・イラク国境近くの複数地域を爆撃した。

米国によるこの卑劣な侵略は、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表のダマスカス滞在に合わせたもので、米国がシリアの紛争解決における国際司法の役割を無視するというメッセージでもある。

このあからさまな侵略は、イスラエル占領軍による度重なる攻撃、いわゆる有志連合の攻撃、トルコの占領、シリアの主権に対する武装テロ組織の犯罪の新たな一幕とみなし得る。

SANA(2月26日付)が伝えた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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米国はダイル・ザウル県南東部の国境地帯で「イランの民兵」を爆撃、イラク人22人が死亡(2021年2月26日)

ジョン・カービー国防総省報道官は声明を発表し、2月25日晩にシリア領内の「イランの民兵」の拠点に対して爆撃を実施したと発表した。

声明の内容は以下の通り:

バイデン大統領の指示により、米軍は今晩早く、シリア東部でイランが支援する武装グループが利用していたインフラに対して爆撃を実施した。これらの爆撃は、イラク国内での米国および有志連合の人員に対する最近の攻撃と、これらの人員に対する継続的な脅威への対抗措置として承認された。具体的には、爆撃により、ヒズブッラー大隊、サイイド・シュハダー大隊など、イランが支援する武装グループ多数が使用する国境管理地点にある複数の施設が破壊された。

こうした相応の軍事的対応は、有志連合のパートナーとの協議を含む外交措置と合わせて実施された。この作戦は次のような明確なメッセージを送るものだ。バイデン大統領は米国と有志連合の要員を保護するために行動する。同時に、我々は、シリア東部とイラク双方の全般的状況の緊張を緩和するため慎重に行動してきた。

米国が外国に対する軍事攻撃を行ったと公式に認めるのジョー・バイデン政権が発足後は初めて。

なお、ドナルド・トランプ米政権も最初に行った新たな対外軍事攻撃もシリアに対するもの(2017年4月のシリア軍による化学兵器使用疑惑を口実としたシリア政府支配地域への限定的ミサイル攻撃)だった。

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また、ロイド・オースティン国防長官は記者らに対して以下の通り述べた。

我々は、あなたたちが期待しているように、非常に慎重なアプローチをとった。

我々は、イラク人が我々に諜報関連の情報を調査し、その内容を発展させることを認め、奨励した。それは標的を絞り出すうえで大いに役立った。

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ロイター通信(2月26日付)が、米高官2人の話として伝えたところによると、爆撃は「イランの民兵」の拠点複数カ所に対するもので、バイデン大統領は、イラク政府の反発を避けるため、イラク領内ではなくシリア領内に対する爆撃を行うことに同意、実施を指示した。

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『ニューヨーク・タイムズ』(2月26日付)によると、爆撃は、イラク国境に面する砂漠地帯に設置されているいわゆる「イマーム・アリー基地」(イマーム・アリー・コンパウンド)の近くの軍用通行所を標的とし、「イランの民兵」の建物群に8発の爆弾が投下した。

これらの施設は、イランがイラク・シリア間の武器や戦闘員の移動に利用していたもので、爆撃によって少なくとも「イランの民兵」17人が死亡した。

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一方、シリア人権監視団によると、この攻撃でイラク人民防衛隊の隊員22人が死亡した。

死亡したほとんどは、ヒズブッラー大隊のメンバーでイラク人だという。

攻撃は、武器を積んだ車輌3輌が、イラクのアンバール県のカーイム国境通行所(シリア側はダイル・ザウル県ブーカマール国境通行所)近くの軍用通行所を通過して、シリア領内に入ったところを狙ったもので、この車輌とイラク人民防衛隊の拠点複数カ所が標的となった。

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爆撃は、イラク駐留米軍に対する攻撃への報復。

イラクでは2月15日、クルドディスタン地域のアルビール市の国際空港や隣接する駐留米軍の施設の付近に複数のロケット弾が打ち込まれ、少なくとも駐留米軍の請負業者1人が死亡し、米軍兵士1人を含む9人が負傷していた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、The New York Times, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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アル=カーイダ支配下のイドリブ県とトルコ占領下のアレッポ県北部で体制打倒と革命継続を訴えるデモ(2021年2月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ラーミー村、スンマーク山(ハーリム山)、サルマダー市西のアリー・ビン・アブー・ターリブ国内避難民(IDPs)キャンプ、アティマ村のIDPsキャンプで、「体制とその選挙に正統性はない」と銘打った抗議デモが発生し、体制打倒、「シリア革命」の継続、シリア軍拠点への攻撃、IDPsの帰還が訴えられた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市、アフリーン市、ジンディールス町、カッバースィーン村でも同様のデモが行われ、国連安保理決議第2254号の履行、体制への制裁が訴えられた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県でシリア民主軍傘下の「自衛部隊」の隊員2人が何者かによって殺害される(2021年2月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール町とタッル・ハミース市を結ぶ街道で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下の「自衛部隊」の隊員2人が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年2月26日)

アレッポ県では、ANHA(2月26日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、ザルナイータ村を砲撃した。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県各所の飼料配給センターを接収し、施設内の飼料が略奪(2021年2月26日)

ハサカ県では、SANA(2月26日付)によると、バルシャンク・フドル飼料公社ハサカ県支部長が声明を出し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市、カーミシュリー市、アームーダー市、カフターニーヤ市にある飼料配給センターを接収し、施設内の飼料が略奪されたと発表した。

略奪されたのは、糠(ぬか)約1万3503トン、大麦約1800トン。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で62人、北・東シリア自治局支配地域で3人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で8人(2021年2月26日)

保健省は政府支配地域で新たに62人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者84人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、2月26日現在の同地での感染者数は計15,467人、うち死亡したのは1,018人、回復したのは9,637人となった。

SANA(2月26日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が死亡したと発表した。

これにより、2月26日現在の同地での感染者数は計8,605人、うち死亡したのは318人、回復したのは1,246人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性1人、女性2人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市2人。

ANHA(2月26日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月26日に新たに8人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡4人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,172人、うち回復したのは18,350人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1522321031306116/

AFP, February 26, 2021、ACU, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がラタキア県を爆撃、トルコ軍がシリア政府支配地を、シリア軍がトルコ占領地をそれぞれ砲撃(2021年2月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月26日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村近くに設置されているトルコ軍の拠点が2月25日深夜から26日未明、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市およびその一帯に対して砲撃を実施した。

砲撃は、シリア軍によるバーラ村一帯、ファッティーラ村などへの砲撃への対抗措置。

また「決戦」作戦司令室のシリア政府の支配下にあるサラーキブ市を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシュグル・ダム、スッカリーヤ村、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のブライジュ村、ダーディーフ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月26日付)によると、シリア軍がトルコの占領下にあるアフリーン市の住宅街を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャースィム市西のアーリヤ村で何者かに殺害された男性の遺体が発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県10件、ラタキア県7件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は13件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民74人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,329人に(2021年2月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月26日付)を公開し、2月25日に難民74人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民74人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,329人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,072人(うち女性76,372人、子ども129,302人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,736,110人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,600人(うち女性263,648人、子供447,793人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は74,941人(うち女性26,824人、子供29,242人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,343,537人(うち女性409,383人、子供673,008人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2021をもとに作成。

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ヨルダンはシリアにシリア軍第4師団のナスィーブ国境通行所からの撤退とシリア軍第5軍団の展開を通商再開の条件として提示(2021年2月25日)

ヨルダン商業会議所のナーイル・キバーリーティー代表は、シリアを訪れ、タラール・バラーズィー国内通商消費者保護大臣と会談し、両国の経済協力や通商の活性化の方途について意見を交わした。

キバーリーティー代表は会談のなかで、ヨルダンがトランジット貿易など通商を再開する用意があると表明した。

これに関して、反体制派系のシリア・テレビ(2月26日付)は、独自筋から得た情報だとして、キバーリーティー代表はジャービル国境通行所再開の条件として、同通行所に面するダルアー県ナスィーブ国境通行所からシリア軍第4師団所属の民兵、軍事情報局を撤退させ、シリア軍第5軍団所属の第8師団に施設を引き渡すことなどを求めたと伝えた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021、Syria TV, February 26, 2021などをもとに作成。

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ガッバーシュ保健大臣は来週から医療関係者らに「友好国」から提供を受けた新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を開始すると発表(2021年2月25日)

ハサン・ガッバーシュ保健大臣は、記者会見を開き、保健省が来週から各県で新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種を開始すると発表した。

接種の対象となるのは、新型コロナウイルス感染症患者の治療にあたる医療関係者で、ワクチンは「友好国」からの供与を受けたもの。

ワタン・オンライン(2月25日付)が伝えた。

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これに関して、『ワタン』(12月25日付)は、複数の消息筋の話として、保健省が隔離センターを設置している各県に対してワクチンの配給を開始したと伝えた。

配給されるのは中国製ワクチン。

医療従事者2,500人分、5,000回分のワクチンが配給される予定で、うち400回分がダマスカス県、100回分がダルアー県、100回分がハサカ県、20回分がダイル・ザウル県、50回文がスワイダー県にすでに割り当てられている。

アレッポ県、ヒムス県、ラタキア県、タルトゥース県への割当数は確定していないという。

イドリブ県とラッカ県は、保健省の隔離センターが設置されていないため、ワクチンの配給は行われない。

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一方、ロイター(2月25日付)は、中国が今月に入って、シリアに15万回分のワクチンを提供すると発表しているが、ある消息筋によると、中国からのワクチンはいまだ到着していないと伝えた。

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なお、イスラエルの複数のメディアは最近になって、ロシアが仲介するシリア・イスラエルの捕虜交換の一環として、シリアに提供されるロシア製のワクチンにかかる費用をイスラエルが負担する合意が交わされたと伝えていた。

だが、SANAはこれを強く否定している。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021、al-Watan, February 25, 2021、al-Watan Online, February 25, 2021などをもとに作成。

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シリアテル社に続いてMTNシリア社も司法監督人の監督下に置かれる(2021年2月25日)

シリア国家評議会はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/%D9%85%D8%AC%D9%84%D8%B3-%D8%A7%D9%84%D8%AF%D9%88%D9%84%D8%A9-%D9%81%D9%8A-%D8%A7%D9%84%D8%AC%D9%85%D9%87%D9%88%D8%B1%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%B9%D8%B1%D8%A8%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D9%88%D8%B1%D9%8A%D8%A9-108121953877267/)を通じて、ダマスカス第四行政司法裁判所が、決定第102/M/4を発出し、MTNシリア社の運営を司法監督人の監督下に置いたことを明らかにした。

司法監督人の指名は、シリアテル社に続くもので、アサド大統領のいとこのラーミー・マフルーフ氏を排除する動きとみられる。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=454102225945903&id=108121953877267

決定は、同社がライセンス契約に違反し、収入の一部を国庫に納めることを怠ってきたことを受けた措置。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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在ヨルダン・シリア大使を務めていたバフジャト・スライマーン少将が新型コロナウイルス感染症で死亡(2021年2月25日)

RT(2月25日付)、SANA(2月25日付)など各メディアは、在ヨルダン・シリア大使を務めていたバフジャト・スライマーン少将が、新型コロナウイルス感染症に感染し、入院先のダマスカス県ティシュリーン軍事病院で死亡したと伝えた。

スライマーン少将は1週間程前に新型コロナウイルス感染症に感染し、入院していた。

スライマーン少将は、長年にわたり政治治安局長を務めたのち、2009年に在ヨルダン・シリア大使に任命されたが、「アラブの春」波及以降、シリアとヨルダンの関係が悪化するなか、2014年6月に「ペルソナ・ノン・グラータ」として国外退去処分を受けていた。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、RT, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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