シリア人権監視団:2021年の1年間で3,882人の死亡を確認(2021年12月31日)

シリア人権監視団はシリア国内での戦闘などにより2021年の1年間で3,882人の死亡を確認したと発表した。

3,882人のうち18歳未満の子供383人、18歳以上の女性は193人。

また、1,558人が民間人、2,324人が戦闘員。

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民間人1,558人の死因の内訳は以下の通り:

  • 地雷、爆弾の爆発による死亡:300人(うち子供138人、女性28人)
  • 何者かの発砲による死亡:288人(うち子供15人、女性18人)
  • 部族・家族どうしのいざこざ、血讐、無差別発砲などによる死亡:249人(うち子供20人、女性44人)
  • シリア軍の発砲、砲撃による死亡:234人(うち子供74人、女性46人)
  • ダーイシュ(イスラーム国)が殺害:76人(うち子供7人、女性18人)
  • 死因不明:72人(うち子供9人、女性13人)
  • 劣悪な衛生状態による死亡:79人(全員子供)
  • 政府の刑務所での拷問により死亡:57人(子供、女性はいずれも0人)
  • 即席爆弾の爆発により死亡:47人(うち子供4人、女性8人)
  • トルコ軍憲兵隊が殺害:36人(うち子供8人、女性0人)
  • シリア軍が殺害:30人(うち子供4人、女性0人)
  • トルコ軍の砲撃により死亡:31人(うち子供12人、女性4人)
  • イスラーム主義武装諸派が殺害:24人(うち子供2人、女性2人)
  • ロシア軍の爆撃により死亡:14人(うち子供7人、女性3人)
  • ジハード主義組織が殺害:9人(うち子供1人、女性2人)
  • 米主導の有志連合が殺害:6人(全員成人男性)
  • イスラエルの攻撃による民間人死者:6人(うち子供3人、女性1人)

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戦闘員2,324人の内訳は以下の通り:

  • シリア軍:607人
  • ダーイシュ:503人
  • イスラーム主義諸派、武装諸派などのシリア人戦闘員:377人
  • 人民諸委員会、国防隊などのシリア人民兵:305人
  • ジハード主義者:158人
  • 人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍および傘下の諸派:159人
  • 親政権、親イランの外国人民兵(ほとんどがシーア派):109人
  • 親政権、親イランのシリア人民兵(ほとんどがシーア派):35人
  • トルコ軍:30人
  • ヒズブッラー:11人
  • シリア民主軍の外国人戦闘員:9人
  • シリア軍離反兵:2人
  • ロシア軍:2人
  • その他:17人

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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米国務省の匿名報道官はバハレーンによる駐シリア外交使節団長任命を非難(2021年12月31日)

フッラ(12月31日付)は、バハレーンが駐シリア外交使節団長を任命したことに関して、米国務省の匿名報道官が「我々はバッシャール・アサド更生に向けた取り組みを支援しない」、「シリアの体制との外交関係正常化への措置を支持しないし…、政治的解決に向けて不可逆的な進展が見られるまで、制裁を解除したり、シリアの復興を支援することはない」、「アサド体制との対応を考えている地域諸国には、この体制が過去10年にわたりシリア国民に対して犯した残虐行為、国内の多くの地域に人道支援が行われることを阻止し続けていることに目を向けてもらいたい」と述べたと伝えた。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Alhurra, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市でシリア民主軍による拷問に抗議するデモ(2021年12月31日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市のハヤート病院前で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が若者(アニーン・アブドゥッラー氏)に拷問を加えたことに抗議するデモが行われ、多くの住民が参加した。

アブドゥッラー氏は、シリア民主軍の拘置所での拷問により、記憶喪失となり、歩行できない状態だという。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ日刊紙『テュルキイェ』はシリア・トルコ両政府高官がヨルダンでシリア民主軍への対応、アレッポ市の復興計画の実施、難民帰還などについて協議したと伝える(2021年12月31日)

トルコ日刊紙『テュルキイェ』(12月31日付)は、シリア政府とトルコ政府の高官がヨルダンのアカバで最近になって秘密会合を開き、シリア北東部で活動する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への対応、アレッポ市の復興計画の実施、難民帰還などについて協議を行っていたと伝えた。

同紙によると、シリア政府側は、イドリブ県の処遇についても協議することを提案したが、トルコ政府側は、アダナ合意を修正し、トルコが介入可能な地域を拡大するよう求めたという。

これに関して、ヨルダン外務在外居住者省はハイサム・アブー・フール報道官はマムラカ・テレビ(12月31日付)に対して「この主張には根拠がなく、これに関するいかなる会合もヨルダンで開催されていない」と述べ、否定した。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、al-Mamlaka TV, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021、Turkiye, December 31, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に基地を設置しているユーフラテス川東岸のCONOCOガス田にシリア政府支配地から発射された迫撃砲弾2発が着弾(2021年12月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているユーフラテス川東岸のCONOCOガス田にシリア政府の支配地域から発射された迫撃砲弾2発が着弾した。

これに対して、CONOCOガス田一帯に設置されている大砲が、迫撃砲弾が発射されたシリア政府の支配地に向けて応戦し、砲弾複数発を撃ち込んだ。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプでアレッポ県からの国内避難民1人が銃で撃たれた死亡(2021年12月31日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、アレッポ県からの国内避難民(IDPs)1人が銃で撃たれた死亡した。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃(2021年12月31日)

アレッポ県では、ANHA(12月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、シャッラー村、マンナグ航空基地を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、カルジャブリーン村およびマーリア市一帯に違法に駐留するトルコ軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

砲撃は、同地に展開するシリア軍部隊がカルジャブリーン村のトルコ軍拠点一帯を砲撃したのを受けたもの。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県タッル・ハミース市の住民が、米軍の装甲車5輌からなる車列に投石を行うなどして進行を阻止(2021年12月31日)

ハサカ県では、SANA(12月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・ハミース市の住民が、同市に至る交差点で米軍の装甲車5輌からなる車列に投石を行うなどして進行を阻止し、これを退却させた。

米軍の車列が退却する際、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が米軍の車列を取り囲み、これを護衛した。

なお、シリア人権監視団によると、米軍の車列は装甲車4輌。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県各所を爆撃し、住民2人が死亡、6人が負傷(2021年12月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市一帯、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、マシューン村、県北部のカフル・ダルヤーン村、ジスル・シュグール市近郊のジャディーダ(ジャディーダト・ジスル)村一帯、ルージュ平原のニムラ村を15回にわたって爆撃した。

この爆撃により、カフル・ダルヤーン村では養鶏場が被弾し、住民2人が死亡、6人が負傷した。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/1284752778658010

また、シリア軍がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ブサクラー村、ハザーリーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアウラム・クブラー町を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるバーラー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3126606154248786

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民333人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は737,172人に(2021年12月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月30日に難民333人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民316人(うち女性95人、子供161人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は737,172人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者340,088人(うち女性102,202人、子ども173,154人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,084人(うち女性119,173人、子ども202,517人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は966,452人(うち女性290,033人、子供492,593人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,639人(うち女性41,385人、子供34,064人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,235人(うち女性423,944人、子供677,830人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3126602230915845

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2021をもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で35人、北・東シリア自治局支配地域で5人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で10人(2021年12月31日)

保健省は政府支配地域で新たに35人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者120人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、12月31日現在のシリア国内での感染者数は計50,278人、うち死亡したのは2,897人、回復したのは32,514人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/221651763476141

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が死亡したと発表した。

これにより、12月31日現在の支配地内での感染者数は計37,189人、うち死亡したのは1,505人、回復したのは2,514人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性3人、女性6人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市1人、アレッポ県のマンビジュ市1人、ラッカ県のラッカ市1人、タブカ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1758575967665666

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月31日に新たに10人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、73人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡5人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計92,957人、うち死亡したのは2,319人、回復したのは67,533人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1743161259222091

AFP, December 31, 2021、ACU, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021などをもとに作成。

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リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏はラタキア港へのイスラエル軍のミサイル攻撃を黙認したロシアを非難(2021年12月30日)

リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏は、フェイスブックでの公式アカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad)を通じて、12月28日のイスラエル空軍によるラタキア港へのミサイル攻撃に沈黙するロシアを非難した。

ドゥライド氏の書き込みは以下の通り。

ラタキア県のオリーブの木々の4分の3はテロ行為によって焼失した。このテロ行為は、ロシアがこれと戦うためにシリアにやってきたと主張しているものだ。だが、ロシアは、テロによる火災の消火に参加するために、消火用の航空機を1機たりとも派遣したことはない! トルコ、ギリシャ、占領政体(イスラエル)、これらの国よりも遠方にある国々には同じ目的で何機もの航空機を派遣しきたにもかかわらずだ!

それでも、あなたは、イスラエルのミサイルが我々の港を攻撃する際に、ロシアが航空機を派遣し、ロシアのミサイルがイスラエルのミサイルを迎撃するとでも思っているのか!……もちろんそんなことはない!

https://www.facebook.com/Doureidalassad/posts/1620011458357396

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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イスラエルのチャンネル12:「ラタキア港へのミサイル攻撃はシリア政府とヒズブッラーに高性能兵器が供与されるのを阻止することが目的」(2021年12月30日)

イスラエルのチャンネル12(12月30日付)は、12月28日のイスラエル空軍によるラタキア港へのミサイル攻撃に関して、シリア政府とレバノンのヒズブッラーに精密ミサイル、防空システム、自爆戦闘員が供与されるのを阻止することが目的だったとしたうえで、「イランはロシアの影響か下にある地域に武器庫を移転し、イスラエルの攻撃をかわそうとしたが、そうしたことは起きなかった」と伝えた。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Keshet 12, Dece,ber 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人は2021年に初等中等教育を優秀な成績で修了した生徒およびその家族と懇談(2021年12月30日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、2021年に初等中等教育を優秀な成績で修了した各地の生徒111人およびその家族と首都ダマスカスの人民宮殿で懇談した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/286801256819528

アスマー夫人は出席者らを前に以下のように述べた。

レセプションを行う度に、私は今日あなた方とあなた方の家族の目のなかに見たのと同じ挑戦心、決意、希望、野心を、そして勝利と誇りの輝きを目にします。あなたはより良い未来への私たちの希望です。あなた方はシリアから戦争の塵を振り払う用意ができた世代です。あなた方は、どの優秀な学生も目指す満点を達成した優秀な学生です。満点というのは完璧であることの一部にすぎません。完璧とは、満点よりも広く、大きく、包括的な概念です。それは途中で諦めたり、最後の最後で疲れたりしないということであり、中途半端な解決策や結果を受け入れないことを意味する概念です

私が言っている完璧な習得とは、どんな結果であっても、それを受け入れてしまう普通の人と、完璧に到達できないことを知っていても、それを目指して努力し続けて、完璧だけを受け入れる特別な人を分けるものです。卓越した能力は、それが一時だけのものであれば、全国レベルで構築することはできません。この概念が現実のものとなり、現場に適用されて初めて可能なのです。それは、学生の欲求と社会のニーズを組み合わせた完全な思考システムを必要とします。学問を専攻すること以上に重要な専攻は実質的なありません。重要な専攻というのは、私たちが成功し、創造するものであると同時に、社会が何よりも必要としているものです。

このシステムは国民の意識に基づいており、卓越した能力をもってあなた方の前を歩んでいったあなた方の先輩は、過去数年間にわたって自分たちの成功、そして創造力をもって国に寄り添ってきました。なかには国のために命を犠牲にした人もいます。ですから、私は、学問と祖国のために殉教した研究センターの学生や教授のみなさんを思い出さざるを得ません。

国民の意識は私たちの国への愛に基づいていますが、もっとも重要なことは、私たちが国をどう理解しているかに基づいています。国を愛していても、国の状況や社会を理解していないために、国を助けることができていない人はたくさんいます。もちろん、学問的に優れていて、国に必要とされている時に、国に背を向けた人はわずかしかいません。重要なことは、自分たちの目標について、同じ決意、明晰さ、ヴィジョンを持ち続けることです。私たちが学問をもって国に奉仕できることは事実ですが、私たちが社会を理解せず、その弱点と強みを知らなければ、私たちが与えることができる能力は限られたものになるか、不完全なものとなってしまいます。

国は今、学問のレベルで、あなた方をこれまで以上に必要としており、粘り強さ、集中力、決意、そして挑戦心を必要としています。そして、あなた方は、これらすべてを持っているがゆえ、優秀だったのです。国は、さらに多くを必要しています。創造的なアイデア、創造力、イニシアチブ、愛、献身が必要なのです。課題は、私が述べたこうした原則や知性を、すべての学業において継続することです。あなた方は人生という戦いの場にいるのです。

心からあなた方(家族)を祝福します。あなた方は、このように優れた国民を育んでくれた祖国の財産です。私は母親として、家族が卓越した能力を発揮するうえでどのような役割を果たすべきかを知っているがゆえに、生徒さんにおめでとうと言う以上に、あなた方におめでとうと言いたいのです。今日の結果は、あなた方が数年にわたって懸命に働いてきたことの成果であり、今日が祝いの日だからです。でも、それは、あなた方が、お子さん方に日夜、そして何カ月にもわたって与えてきた価値観、原則、愛、課題の結果なのです。そして、もちろん、誠実に仕事をされてきた教授や教師のみなさんにも謝意を示します。彼らの献身、努力、そしてあなた方と行ってきた努力に感謝します。これらがあって、あなた方ここに来ることができました。

私と大統領はあなた方をどれほど誇りに思っていることでしょう。シリア人も誇りに感じていることと思っていますが、私たち全員よりも重要なのは、シリアがあなた方を誇りに思っていることです。シリアは満点を誇りに思っているだけでなく、シリアを守り、維持し、その名を高く掲げる人を誇りに感じています。皆様のご活躍をお祈りしております。

SANA(12月30日付)が伝えた。

https://youtu.be/f6UwpLJhiYI






AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプでイラク人難民1人が銃で撃たれて死亡(2021年12月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5ブロックでイラク人難民1人がサイレンサー付きの小銃で撃たれて死亡した。

また、SANA(12月30日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの複数カ所に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が突入し、女性2人と子供複数を含む収容者多数を拘束、連行した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のダアース油田に、何者かが放火し、火災が発生した。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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マヤーディーン市の和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2021年12月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月29日付)によると、12月19日に再開されたマヤーディーン市の和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられ、数十人が新たに手続きを済ませた。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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米軍の車輌40輌がイラクに出国する一方、50輌が新たに違法入国(2021年12月30日)

ハサカ県では、SANA(12月30日付)がヤアルビーヤ町近郊の複数の地元筋の話として伝えたところによると、トレーラーや冷蔵車など40輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由し、イラクに出国した。

また、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など50輌以上からなる車列がセメント・ブロックや兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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バハレーンは駐シリア外交使節団長を任命(2021年12月30日)

バハレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王は2021年政令124号を施行し、ワヒード・ムバーラク・サイヤール氏を駐シリア外交使節団長に任命した。

バハレーン通信(12月30日付)が伝えた。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、BNA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県シャッダーディー市とマルカダ町で住民が灯油とパンの供給を求めてデモ(2021年12月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市とマルカダ町で住民が灯油とパンの供給を求めてデモを行い、道路でタイヤを燃やすなどして抗議した。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とアサド大統領が新年の祝電を送り合う(2021年12月30日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領はアサド大統領に新年の祝電を送り、そのなかで「新たな年にシリア全土で治安と安定が強化されることを願う」としたうで、「テロとの戦い、危機の包括的な政治解決、復興プロセスにおいて友好国であるシリアへの支援を続ける」とのメッセージを送った。

これに対して、アサド大統領もプーチン大統領に祝電を送り、ロシア国民のさらなる健勝と両国関係のさらなる強化への願いを伝えた。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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地方行政環境省が2021年に各県で111,737,039シリア・ポンド相当の投資、サービス、開発プロジェクトを実施(2021年12月30日)

SANA(12月30日付)は、地方行政環境省が2021年に各県で111,737,039シリア・ポンド相当の投資、サービス、開発プロジェクトを実施し、学校、病院、医療センター、道路、工業都市、市民サーヴィス・センターの修復・新設、国内避難民(IDPs)の帰還支援、食糧物資配給など、計画していたい政府プロジェクトの99%、政府所轄機関によるプロジェクトの61%が達成されたと伝えた。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所を砲撃し、子供1人と女性1人を含む3人が死亡、シリア軍兵士3人を含む8人が負傷(2021年12月30日)

ハサカ県では、ANHA(12月30日付)、SANA(12月30日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村、ダルダーラ村、ウンム・カイフ村、タッル・ジュムア村、タッル・カラービート村、バジャーリーヤ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のアサディーヤ村、ハディール村を砲撃し、子供1人と女性1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。



SANA(12月31日付)がハサカ県の社会問題労働局長のイブラーヒーム・ハラフ氏の話として伝えたところによると、この砲撃により、150世帯が一時避難センターに避難した。

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ラッカ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、クナイトラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃でシリア軍兵士3人が負傷した。

一方、SANA(12月30日付)、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市でトルコの支援を受ける「テロ組織」(シリア国民軍)の武装した四輪駆動車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員多数が負傷した。

このほか、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のタフリーア村でシリア国民軍に所属するハムザ師団のメンバーどうしが密輸品の分配をめぐって撃ち合いとなり、司令官1人を含む2人が死亡、8人が負傷した。

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、December 31, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県バーリーシャー村、カフル・アルーク村、マアッラトミスリーン市、シャイフ・バフル村を12回にわたって爆撃(2021年12月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバーリーシャー村、カフル・アルーク村、マアッラトミスリーン市、シャイフ・バフル村を12回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマンスーラ村近くで子供1人を狙撃し、射殺した。

殺された子供はイドリブ県ミラージャ村からの国内避難民(IDPs)で羊を放牧していた。

シリア軍はまた、アンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村、マンスーラ村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室を主導するシャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府も停戦違反を確認しなかった。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3125216701054398

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で39人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で3人(2021年12月30日)

保健省は政府支配地域で新たに39人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者119人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、12月30日現在のシリア国内での感染者数は計50,243人、うち死亡したのは2,893人、回復したのは32,394人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/221011530206831

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月30日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、120人が完治し、1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡2人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計92,947人、うち死亡したのは2,319人、回復したのは67,460人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1742031519335065

AFP, December 30, 2021、ACU, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民319人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は736,839人に(2021年12月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月29日に難民319人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは8人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は736,839人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者339,772人(うち女性102,107人、子ども172,993人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,067人(うち女性119,168人、子ども202,508人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は966,119人(うち女性289,933人、子供492,423人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,639人(うち女性41,385人、子供34,064人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,235人(うち女性423,944人、子供677,830人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3125895867653148

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 30, 2021をもとに作成。

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イスラエルのガンツ国防大臣:「イランは「ゲーム・チェンジャー」となる兵器をシリア領内に配備すべきでない」(2021年12月29日)

イスラエルのベニー・ガンツ国防大臣は、F16戦闘機多数が配備されているラマト・ダヴィド空軍基地を訪問し、「ゲーム・チェンジャー」となる兵器をシリア領内に配備しないよう警告した。

ガンツ国防大臣の発言は以下の通り。

この地域のすべての国に対して、イランがその主権や市民を侵害することを止めさせるよう呼び掛けたい。イスラエルはイランがゲーム・チェンジャーとなる兵器をプロキシーらに横流しし、我が国の市民を脅かすことを許さない。

我々は今年も、多くの前線で脅威に対抗してきたが、そのすべてがイランによって焚きつけられたものだった。イランは、我が国民、そして中東の住民にとって最大の敵である。

AFP, December 29, 2021、ANHA, December 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2021、Reuters, December 29, 2021、SANA, December 29, 2021、SOHR, December 29, 2021、The Times of Israel, December 29, 2021などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使:「シリアでいかなる憲法改正を行おうと、アサド政権の終焉をもたらすことはない」(2021年12月29日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は、シリアでいかなる憲法改正を行おうと、アサド政権の終焉をもたらすことはないだろうと述べた。

ラヴレンティフ特使はまた以下の通り述べた。

反体制派が憲法の改正を望むのなら、関連する問題を検討し、国民投票にかけねばならない。
いかなる勢力がダマスカスの政権を交代させるために新たな憲法を制定しようとしても、それは何ももたらしはしない。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月29日付)などが伝えた。

AFP, December 29, 2021、ANHA, December 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2021、Reuters, December 29, 2021、SANA, December 29, 2021、SOHR, December 29, 2021などをもとに作成。

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アスタナ会議の反体制派代表団の代表を務めるアフマド・トゥウマ氏が住民の抗議を受けアレッポ県アアザーズ市での対話集会に参加できず(2021年12月29日)

アレッポ県では、ムドゥン(12月29日付)によると、アスタナ会議における反体制派(シリア軍事革命諸勢力代表団)代表団の代表を務めるシリア革命反体制国民連立傘下の暫定内閣前首班のアフマド・トゥウマ氏がトルコのガジアンテップ市に本部を構えるNGO組織の安定支援ユニット(SSU)主催の対話集会に出席するため、トルコからトルコ占領下のアアザーズ市に入ったが、地元の活動家ら数十人が会場前で抗議デモを行い、トゥウマ氏の出席を阻止した。

AFP, December 29, 2021、ANHA, December 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2021、al-Mudun, December 29, 2021、Reuters, December 29, 2021、SANA, December 29, 2021、SOHR, December 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して砲撃を実施(2021年12月29日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して砲撃を実施した。

爆撃は28日に続くもので、前日と合わせて爆撃回数は35回以上にのぼるという。

AFP, December 29, 2021、ANHA, December 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2021、Reuters, December 29, 2021、SANA, December 29, 2021、SOHR, December 29, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ハジーン市でシリア民主軍傘下のハジーン軍事評議会がダーイシュ・メンバーと思われる武装集団と交戦、1人を殺害(2021年12月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のハジーン軍事評議会がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団と交戦、1人を殺害した。

AFP, December 29, 2021、ANHA, December 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2021、Reuters, December 29, 2021、SANA, December 29, 2021、SOHR, December 29, 2021などをもとに作成。

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