米主導の有志連合はシリア領内で18回の爆撃を実施(2016年1月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月31日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は15回で、フール町近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(3回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, February 1, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市などでシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続く(2016年1月31日)

アレッポ県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ブアイディーン地区、アシュラフィーヤ地区、アンサーリー地区、カッラーサ地区、シュカイイフ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市西部のラスム・アラム村、サルジャト・カビール村で反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ラタキア県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍が県北部のトゥウーマー村で反体制武装集団の掃討を完了し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

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ヒムス県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村、タッル・アブー・サナースィル丘、カフルラーハー市、タイバ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍が東グータ地方のハラーブー地区でジハード主義武装集団と交戦、戦闘員12人を殲滅した。

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ダルアー県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区各所、ウンム・ワラド村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区内の文学部などを制圧する一方、シリア軍はアレッポ市東部のタッル・マクスール村を制圧(2016年1月31日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(1月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区にある文学部、アナス・ブン・マーリク・モスクを制圧した。

一方、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ブガイリーヤ村、ジャフラ村、ジュナイナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、タッル・マクスール村でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了し、同村を制圧、治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、同地に近いアファシュ村、アブー・ダンナ村、アーミリーヤ村でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、シャーイル・ガス採掘所一帯、タドムル市郊外柑橘園一帯、ウンム・サフリージュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がシャアフ村東部を移動中のダーイシュ(イスラーム国)の石油密輸トレーラーを空爆した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(1月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団がタッル市で反体制武装集団と交戦、複数人が死傷した。

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ハサカ県では、ARA News(1月31日付)によると、有志連合戦闘機がシャッダーディー市南部のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県の12イマーム派の巡礼地で連続自爆テロが発生し、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2016年1月31日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月31日付)などによると、サイイダ・ザイナブ町内クーア・スーダーン地区にある旅客バス発着場で連続爆破テロが発生し、50人以上が死亡、110人あまりが重軽傷を負った。

シリア人権監視団の発表によると、死者は少なくとも45人、負傷者は110人。

AFP(1月31日付)によると、死者は63人。

『ハヤート』(2月2日付)によると死者数は71人で、うち29人が民間人(子供5人を含む)、42人がシリア人および外国人の戦闘員。

内務省消息筋によると、バス発着場に停車中の旅客バスに仕掛けられた爆弾が爆発、その後、負傷者らを救出しようと、警察、軍・治安部隊、住民らが集まったところに、自爆ベルトを着用した男性2人が相次いで自爆したという。

サイイダ・ザイナブ町は、12イマーム派の聖地の一つサイイダ・ザイナブ・モスク(廟)を擁し、イラン、イラク、レバノンなどからのイスラーム教12イマーム派の信徒の巡礼コースとなっている。

また、イラク戦争(2003年)後の混乱のなかで多くのイラク人が同地に難民として押し寄せた。

事件発生後、ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信が声明を出し、「ダマスカス(郊外県)のサイイダ・ザイナブ一帯(シリア政府支配地域)でのシーア派の巣窟に対して2度にわたり殉教作戦を敢行した」と発表、犯行を認めた。

SANA, January 30, 2016
SANA, January 30, 2016

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事件発生を受け、ワーイル・ハルキー内閣は声明を出し「勇敢なる我らが軍が全土て達成している偉大なる勝利に敗退するテロ組織の臆病で絶望に満ちたテロ行為」と非難する一方、「ダマスカス郊外県など各地での国民和解の道のり、テロとの戦い、そして全土解放」を継続するとの意志を表明した。


AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、February 2, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はアル=カーイダへの固執し、アル=カーイダへの忠誠を拒否するアル=カーイダ系組織との統合の試みは挫折(2016年1月31日)

ロイター通信(1月31日付)は、複数の反体制派消息筋の話として、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、シャーム自由人イスラーム運動などそのほかの反体制武装集団との統合に向けた会合を行ったが、決裂したと伝えた。

複数の消息筋によると、会合は10日ほど前にヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、そしてイドリブ県で活動するその他のファトフ軍構成組織などの幹部らによって開かれたという。

一部の武装集団は、統合によってダーイシュ(イスラーム国)への優位を印象づけ、軍事的支援増をもたらすと考えていた。

ヌスラ戦線の最高指導者と目されるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏は、統合が実現した場合、組織の改称にも応じるとの姿勢を示したもの、アル=カーイダとの関係を絶つことを拒否し、統合の試みは頓挫したという。

なお、シャーム自由人イスラーム運動は、アル=カーイダの元メンバーらが主導して結成された組織だが、アル=カーイダへの忠誠を拒否、サウジアラビアやトルコの後押しを受けてリヤド最高交渉委員会に参加している。

イドリブ県ハーリム市、サルキーン市で25日に発生したヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動の衝突は、この交渉の決裂を受けたものだという。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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YPGはアレッポ市シャイフ・マクスード地区でのヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動と交戦(2016年1月31日)

アレッポ県では、ARA News(1月31日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を攻撃、人民防衛隊がその戦闘員1人を殺害した。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表「2月1日にシリア政府、反体制派の代表と個別に会談すると発表」、民主統一党は米国の「政治的保障」を受けジュネーブを去る(2016年1月31日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、2月1日月曜日にシリア政府、反体制派の代表と個別に会談すると発表した。

シリア政府代表団との会談はシリア時間で12時、反体制派代表団との会談は18時に開催されるという。

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『ハヤート』(2月1日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、米バラク・オバマ米政権が民主統一党に次回以降のジュネーブでの交渉への参加を「政治的に保障」、これを受けるかたちで民主統一党サーリフ・ムスリム共同党首がジュネーブ3会議への出席見送りを承諾したと伝えた。

ムスリム共同党首が同紙に対して明らかにしたところによると、トニー・ブリンケン国務副長官はムスリム共同党首に対して直接電話で次回以降の交渉への参加を保障したという。

これに対して、ムスリム共同党首は、民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局の人民防衛隊がシリア民主軍の基軸をなすことを確認したという。

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ジュネーブ3会議で反体制派との交渉にあたるシリア政府代表団団長のバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、リヤド最高交渉委員会の会議への参加の遅れと交渉に参加する代表団メンバーを開示しないことに関して、記者団に対し、「真剣さと責任を欠く」と批判した。

SANA(1月31日付)などが伝えた。

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シリア国内で活動する武装集団35組織は共同声明を出し、ジュネーブ3会議への参加を決定したリヤド最高交渉委員会に関して、「シリア国民および革命の要求に遵守する限り、最高委員会の正統性を認める」と発表した。

共同声明を出した武装集団は以下の通り:

ナスル軍、アンサール・イスラーム戦線、タウヒード軍、スルターン・ムラード師団、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、第16歩兵師団、第24歩兵師団、第1中隊、アンサール・シャーム大隊、シャーム軍団、ヒムス解放運動、ムジャーヒディーン軍、イスラーム覚醒大隊、「命じられるまま進め」連合、アームード・ハウラーン師団、部族師団、ハウラーン自由人連合、砂漠自由人連合、イスラーム軍、北部師団、ヒムス軍団、シャーム戦線、第10沿岸旅団、第316師団、第46師団、イスラーム殉教者旅団、ヤルムーク軍、第1特殊任務師団、カシオン旅団、ハムザ師団、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、殉教者ガッサーン・トゥワイリシュ旅団、タウヒードの暁師団、ウムライン旅団、第2沿岸師団。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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マラダ潮流のフランジーヤ代表「ハリーリー元首相がアウン元国軍司令官を推せば、大統領選挙への立候補をとりさげる」(2016年1月31日)

サアド・ハリーリー元首相(ムスタクバル潮流、3月14日勢力)が大統領候補に推すマラダ潮流(3月8日勢力)のスライマーン・フランジーヤ代表はNBN(1月31日付)に対して、ハリーリー元が自身ではなく、レバノン軍団(3月14日勢力)やヒズブッラー(3月8日勢力)が推す自由国民潮流(3月8日勢力)代表のミシェル・アウン元国軍司令官を支持すれば、大統領への立候補をとりさげる、と述べた。

AFP, January 31, 2016、AP, January 31, 2016、ARA News, January 31, 2016、Champress, January 31, 2016、al-Hayat, February 1, 2016、Iraqi News, January 31, 2016、Kull-na Shuraka’, January 31, 2016、al-Mada Press, January 31, 2016、Naharnet, January 31, 2016、NBN, January 31, 2016、NNA, January 31, 2016、Reuters, January 31, 2016、SANA, January 31, 2016、UPI, January 31, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2016年1月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月30日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回で、ハサカ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 31, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北部でアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」の連合軍がシリア軍への反転攻勢を続ける(2016年1月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジュンド・アクサー機構が県北部のブワイダ村、ラハーヤー村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム軍団、フルサーン・ハック旅団、イッザ軍などからなるジハード主義武装集団がマサースィナ村、ザリーン村、マアルカバ村南部、ズラーキーヤート村、シャルユート村などで、中部師団、シャーム軍団などがジャビーン村一帯でシリア軍と交戦、ラハーヤー村、ブワイダ村、マアルカバ村、バッザーム丘村、ズラーキーヤート村のシリア軍検問所を制圧した。

一方、SANA(1月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北部のカッバースィーン村、ザンカヒーヤ村で反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧し、治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、ムーリク市、ラターミナ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル地区でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン氏一帯でジハード主義武装集団と交戦するなか、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団はシャイフ・マクスード市奪還に向け、反転攻勢を開始し、同市南部入口まで進軍した。

一方、SANA(1月30日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区、マンシヤ地区、アトマーン村などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(1月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北部の東ルワイサ村、ナワーラ村を反体制武装集団との戦闘の末に制圧、同地の治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、カッバーナ村で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(1月30日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、アレッポ市ライラムーン地区、サラーフッディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市東部の発電所に近いタンヌーラ村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧する一方、ダーイシュはダイル・ザウル市一帯での攻勢を強める(2016年1月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員がアレッポ市東部の発電所に近いタンヌーラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア軍が同地を制圧した。

一方、SANA(1月30日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部のタンヌーラ村、アファシュ村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ウンム・ディムナ村、ジュッブ・サファー村、スィーン村、ジュッブ・ガブシャ村、タッル・マクスール村でダーイシュの拠点を空爆、ダーイシュ・メンバー45人を殲滅した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯、マルジュ・スルターン村一帯で反体制武装集団と交戦し、同地を「樽爆弾」などで空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるウマル油田一帯、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ダイル・ザウル航空基地一帯を空爆する一方、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区では、シリア軍とダーイシュが交戦した。

また、ARA News(1月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はダイル・ザウル航空基地の敷地の一部に突入した。

一方、SANA(1月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、その拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(1月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国がアイン・イーサー市東部のアブド村に侵攻し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、January 31, 3016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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マダーヤー町で餓死者が増加するなか、同地で籠城を続ける「革命家」がシリア軍の攻撃を撃退(2016年1月30日)

国境なき医師団は声明を出し、1月に国連、シリア赤新月社がマダーヤー町に人道支援物資を搬入して以降、同地で16人が餓死していると発表した。

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一方、クッルナー・シュラカー(1月30日付)によると、ダマスカス郊外県マダーヤー町で籠城を続ける「革命家」たちが、シリア政府による退去と武器引き渡しの最後通告期限終了を受けて同町への突入を試みたシリア軍と交戦し、これを撃退した。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」内にあるダーイシュ(イスラーム国)支配下のトルコマン人の村をロシア軍が爆撃するなか、ダーイシュは県北部のバッル村を制圧(2016年1月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がトルコ国境に近い県北部にあるダーイシュ(イスラーム国)支配下のトゥルクマーン・バーリフ村、ガイラーニーヤ村、タラーリーン村を空爆し、ダーイシュ戦闘員1人と住民複数人が死亡した。

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アレッポ県では、ARA News(1月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北部のトルコ国境に近いバッル村(アアザーズ市郊外)を北部戦線との交戦の末に奪還した。

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県でダーイシュ(イスラーム国)司令官爆殺、ヌスラ戦線との対立が原因か(2016年1月30日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月30日付)などによると、ハジャル・アスワド市で爆発が発生し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官アブー・サーリム・イラーキー氏を含むメンバー複数が死亡した。

『ハヤート』(1月31日付)は、親政権の複数のサイトの話として、爆発の背景に、同地でのアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とダーイシュの緊張関係があったと伝えた。

また、クッルナー・シュラカー(1月30日付)によると、西カラムーン地方で潜伏を続けるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所をシャームの民のヌスラ戦線が攻撃した。


AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:9月30日以降のロシア軍の爆撃による犠牲者は民間人が1,400人、ダーイシュ(イスラーム国)などの戦闘員が2,200人(2016年1月30日)

シリア人権監視団は、2015年9月30日に開始されたロシア軍によるシリア領内での空爆での民間人の死者数が2016年1月30日現在で約1,400人を記録していると発表した。

同監視団によると、ロシア軍の空爆ではまた、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員965人、それ以外の反体制武装集団戦闘員1,233人が死亡しているという。

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県で活動する武装集団8組織が北部旅団として統合し、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の傘下に(2016年1月30日)

アレッポ県で活動する武装集団8組織が共同声明を出し、北部旅団として統合し、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の指揮下で戦闘を継続すると発表した。

共同声明を出したのは、マンビジュ革命家連合、ジュンド・ラフマーン大隊、殉教者アラー・アブー・ザイド大隊、誠実なる暁大隊、サラージュッディーン大隊、アンサール・アッラー大隊、ウマル・アブー・ハサン大隊、スンナ特殊任務大隊。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016

 

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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フランスのファビウス外務大臣はリヤド最高交渉委員会のジュネーブ3会議への参加を歓迎(2016年1月30日)

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、リヤド最高交渉委員会のジュネーブ3会議への参加に歓迎の意を示すとともに、「バッシャール・アサドに居場所がないと我々が考えている政治的移行」が実現することを望むと述べた。

『ハヤート』(1月31日付)が伝えた。

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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ヒムス市で政府の治安対策に抗議するデモが発生(2016年1月30日)

ヒムス県では、ARA News(1月30日付)によると、シリア政府の支配下にあるヒムス市ザフラー地区で住民らが市内で相次ぐ爆弾テロに対するシリア政府の対応に批判、タラール・バラーズィー県知事の辞任と治安担当者の処罰を求めるデモを行った。

デモ参加者らは、自らの要求が受け入れられなければ「体制打倒」を要求することになると述べたという。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016

AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会のジュネーブ3会議への参加決断を受け、反体制派が離合集散(2016年1月30日)

リヤド最高交渉委員会が指名した代表団が、シリア政府と和平交渉「ジュネーブ3会議」に出席するために、スイスの首都ジュネーブに到着した。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016

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『ハヤート』(1月31日付)によると、シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表は、1月5日の脱会発表を取り消し、リヤド最高交渉委員会に再び合流した。

一方、イドリブ県で活動するザーウィヤ山の鷹旅団のハサン・ハッジ・アリー司令官は29日付で声明を出し、リヤド最高交渉委員会からの脱会を宣言した。

シリア政府との交渉に先立って、国内での「滝のような流血が止まらなかった」ことが脱会の理由で、同旅団は、シリア政府に対して、ロシアやイランの支援のもとに行っているシリア国民の殺戮を停止するよう求めた。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
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AFP, January 30, 2016、AP, January 30, 2016、ARA News, January 30, 2016、Champress, January 30, 2016、al-Hayat, January 31, 2016、Iraqi News, January 30, 2016、Kull-na Shuraka’, January 30, 2016、al-Mada Press, January 30, 2016、Naharnet, January 30, 2016、NNA, January 30, 2016、Reuters, January 30, 2016、SANA, January 30, 2016、UPI, January 30, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で16回の爆撃を実施(2016年1月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して33回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は16回で、ハサカ市近郊(2回)、フール町近郊(3回)、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(2回)、マーリア市近郊(5回)、ワフスィーヤ村近郊(2回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ県、ダイル・ザウル県のダーイシュ(イスラーム国)拠点を激しく爆撃(2016年1月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市東部のクワイリス航空基地、発電所一帯でシリア軍と交戦した。

また、ARA News(1月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がバーブ市を空爆し、女性、子供を含む14人が死亡した。

さらにロシア軍はマンビジュ市、アウン村を空爆し、子供1人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(1月30日付)によると、ロシア軍がクワイリス航空基地近郊のダーイシュ(イスラーム国)支配下のブザーア村などを空爆し、民間人25人が死傷した。

他方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がウンム・ディムナ村、ジュッブ・カルブ村、ジュッブ・ガブシャ村、タッル・アブー・ハンナ村、スィーン村、ザンヌーラ村、タッル・マクスール村、アイン・ジャフシュ村、タッル・ハッターバート村周辺、ジュッブ・サファー村、発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がジュナイナ村を空爆し、住民3人が死亡した。

またダーイシュはブガイリーヤ村などでの戦闘で捕捉した国防隊の隊員4人をハトラ村で処刑した。

一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、ジュナイナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市クスール地区を砲撃し、子供3人が死亡、3人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がタドムル市一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、ヒヤール山、西部郊外三角地帯、採石場一帯、ウンク・ハワー村、カルヤタイン市南部および東部、アスィーラ村、マハッサ地区、ジバーブ・ハマド村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(1月29日付)によると、ロシア軍がマアダーン町郊外のスワイダ村、ブーラマダーン村を空爆した。

空爆は金曜の集団礼拝時に行われた。

死傷者数は不明。

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アッシリア人権監視団は、2015年2月にハサカ県タッル・シャーミーラーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に拉致していた住民(アッシリア教徒)のうち16人が新たに解放されたと発表した。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、January 30, 3016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北部でアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」がシリア軍の検問所を襲撃(2016年1月29日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(1月29日付)によると、県北部で活動するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍、ナスル軍、シャーム軍団などのジハード主義武装集団および「穏健な反体制派」が、ジャビーン村、ズラーキーヤート村、ザリーン村、シャルユート村、マサースィナ村、ブワイダ村にあるシリア軍検問所への攻撃を行い、シリア軍の第1防衛ラインを突破した。

一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がムーリク市、ラハーヤー村、アトシャーン村、マアルカバ村、カフルヌブーダ町、ズラーキーヤート村、ラトミーン村、ザカート村、カフルズィーター市でジュンド・アクサー機構などの反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員がロシア軍士官とともに、クルド山一帯でトルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マズィーン村および同地周辺の山岳地帯で進軍を続け、同村、ルース山、カラーイア村、カールーラ村、カスタル村、バーシューラ村、バイト・ダドゥー村、バラードゥーン山、カルア山、ハドル山などを制圧、治安と安定を回復した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団がアレッポ市南部のハーン・トゥーマーン村森林地帯でシリア軍、国防隊と交戦した。

一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がアレッポ市シャイフ・サイード地区、サーリヒーン地区、バニー・ザイド地区、ブアイディーン地区、バーブ・ナイラブ地区、シュカイイフ地区で反体制武装集団の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(1月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、人民防衛諸集団がシリア軍兵士2人を殺害した。

シリア軍による同地への砲撃への報復だという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン村周辺一帯で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がダルアー市ジャジャービジャ地区、マンシヤ地区、難民キャンプ地区、ヤードゥーダ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マルジュ・スルターン村一帯、ダーライヤー市各所が空爆を受けた。

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クナイトラ県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにクルーム丘、ブザーク丘一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なお、シリア革命家戦線の総司令部は声明を出し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が包囲を続けるダマスカス郊外県マダーヤー町、クナイトラ県のカルーム丘、ブザーク丘、ジャッバー村などの解放を目的とする「マダーヤーの子供救済」の戦いを開始すると発表した。

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ヒムス県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がラスタン市、ウンム・シャルシューフ村、イッズッディーン村、ガントゥー市、タルビーサ市、ティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ARA News(1月29日付)によると、ロシア軍、シリア軍がタルビーサ市を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がナリラヤー村、タマーニア町でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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ガジアンテップ市(トルコ)郊外の国境地帯でトルコ軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦する一方、トルコ軍はハサカ県での住民のデモに越境発砲(2016年1月29日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャラーブルス市および同市に面するトルコ国境のカルカムシュ市近郊でトルコ軍と交戦した。

クッルナー・シュラカー(1月29日付)によると、戦闘はトルコの国境警備隊とダーイシュの間で行われ、トルコ軍の複数の消息筋によると、ダーイシュ戦闘員複数人が死亡した。

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ハサカ県では、ダイリーク市の活動家がARA News(1月29日付)に明らかにしたところによると、同市郊外のシャルマサーフ村で行われていた住民の集会にトルコ軍が発砲、1人が負傷した。

住民はトルコ軍による領土侵犯に抗議する集会を行っていた。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領は、タラール・マフルーフ少将を共和国護衛隊司令官に任命(2016年1月29日)

クッルナー・シュラカー(1月29日付)は、アサド大統領が数日前、タラール・マフルーフ少将を共和国護衛隊司令官に任命したと発表した。

タラール・マフルーフ少将は第105旅団司令官を務めてきたが、同旅団は故バースィル・アサド氏、バッシャール・アサド現大統領、離反士官のマナーフ・トゥラース氏が司令官を務めてきた。

これと合わせて、アサド大統領は、バディーア・ムスタファー・アリー少将を共和国護衛隊司令官職から解く一方、ザイド・サーリフ准将を第105旅団司令官に任命した。

アリー少将は、シュハイブ・アリー・スライマーン少将の後任として2012年に共和国護衛隊司令官に就任していた。

さらにアウス・アイー・アスラーン少将を第2軍団司令官に任命した。

このほか、東部戦線司令官のイサーム・ザフルッディーン少将をダイル・ザウル県からダマスカス県に召還したという。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長は、アウン元国軍司令官の大統領就任に向け「道義的、政治的」支持を改めて表明(2016年1月29日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマナール・チャンネル(1月29日付)を通じてテレビ演説を行い、自由国民潮流代表で国民議会議員のミシェル・アウン元国軍司令官の大統領就任に向けて「道義的、政治的」に支持・関与すると述べた。

ナスルッラー書記長は「我々はアウン元司令官の大統領指名を支持するために道義的、政治的に取り組んできた」とする一方、サアド・ハリーリー元首相が後押しするマラダ潮流のスライマンーン・フランジーヤ代表に関しては「もう一人の親友が指名されても、私はアウン元司令官への指示を取り下げることはない。しかし、このことはフランジーヤ代表が大統領に値しないということではない」と述べた。

Naharnet, January 29, 2015
Naharnet, January 29, 2015

 

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NNA(1月29日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、レバノン軍とシャームの民のヌスラ戦線が交戦、ヌスラ戦線戦闘員複数人が死傷した。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Qanat al-Manar, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県の反体制派支配地域で反体制派代表にジュネーブ3会議への参加を求めるデモ(2016年1月29日)

アレッポ県では、ARA News(1月29日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市内および同市郊外各所で、反体制派代表にジュネーブ3会議への参加を求めるデモが行われた。

デモが行われたのは、アレッポ市シャッアール地区、フィルドゥース地区、マイサル地区、ハラク地区、ハイヤーン町、アナダーン市、タッル・リフアト市など。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会は米国の「電話外交」を通じた反体制派への圧力を受け、ジュネーブ3会議への参加を決定;トルコ、サウジアラビアが参加を拒否する民主統一党ムスリム党首はジュネーブを去る(2016年1月29日)

リヤド最高交渉委員会は、ジュネーブ3会議への参加の是非をめぐる協議を継続した。

『ハヤート』(1月30日付)によると、協議では、代表団メンバー15人の派遣を求めるスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表委員会の要請を受けるかたちで、すでに任命済みの30人の代表団メンバーのうちの15人を本メンバー、15人を予備メンバーに振り分けることや、イスラーム軍のムハンマド・ムスタファー・アッルーシュ氏を代表団から排除することなどが争点となったという。

また、委員会内での協議と並行して、ジョン・ケリー米国務長官が反体制派を支援する西側諸国および中東地域諸国に「電話外交」を展開し、委員会に圧力をかけ、参加させるよう説得する一方、米国、英国、フランスが、シリア政府と反体制派の交渉開始に先立って、都市部への空爆停止や包囲解除といった委員会の要求に応えるために行動するようロシアに求めたという。

こうした米国などの動きを受けるかたちで、最高交渉委員会は、ジュネーブに代表団を派遣すると正式に発表した。

最高交渉委員会は声明で「相手方(シリア政府)が交渉プロセスの前段階である国連チームとの折衝において、国際社会における義務や人道的要求を真摯に実行するかを試すために政治プロセスに参加することを決定した」と発表した。

『ハヤート』(1月30日付)などによると、これを受け、最高交渉委員会が指名した代表団や関係者30~35人がジュネーブ入りする見込み。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表とともにジュネーブ3会議のとりまとめを行うラムズィー・ラムズィー副代表はジュネーブで、いわゆる「ロシア・リスト」に名を連ねる反体制派の代表者らと会談した。

ラムズィー副代表と会談したのは、変革解放人民戦線代表のカドリー・ジャミール前副首相、シリア民主評議会共同特別代表のハイサム・マンナーア氏ら。

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『ハヤート』(1月30日付)は、いわゆる「モスクワ・リスト」に名を連ねている主要な反体制活動家の一人で、トルコとサウジアラビアがジュネーブ3会議への参加に拒否の姿勢をしめしている民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、ジュネーブを去ったと報じた。

Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016
Kull-na Shuraka', January 30, 2016
Kull-na Shuraka’, January 30, 2016

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なお、『ハヤート』(1月30日付)は、西側高官の話として、デミストゥラ共同特別代表が、ジュネーブ3会議の交渉で「人道問題、停戦、そして政治プロセス」の三つを同時並行で進める意向だと伝えた。

これに対して、米国は、「停戦」、「人道支援」を優先させ、シリア政府と反体制派の和平プロセスは次回以降のラウンドで審議することを望んでいる一方、イランは、「停戦」、「挙国一致内閣樹立」、「憲法改正」、「総選挙」という順序での和平プロセスをめざしているという。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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ジュネーブ3会議をめぐる各国の対応:ロシアはイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動の排除を、トルコはロシア軍の爆撃停止を主張(2016年1月29日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、29日に開幕したシリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3会議」に関して、リヤド最高交渉委員会および同委員会が任命した交渉団にアル=カーイダ系のイスラーム過激派組織であるシャーム自由人イスラーム運動と非アル=カーイダ系のイスラーム過激派組織であるイスラーム軍が参加することを拒否すると改めて述べた。

この発言は、ゲンナージー・ガティロフ外務次官がスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に対して示していた見解を繰り返したもの。

ザハロフ報道官は「テロリストがテーブルに着いたかたちで問題解決に向けた交渉を行うことは不可能だ」と述べた。

またザハラフ報道官は「バッシャール・アサド大統領の政策を完全に支持するなどと宣言したことはない。またアサド政権に反対するすべての反体制派をテロ組織とみなしているわけでもない…。我々は常にダマスカスが犯した過ちを指摘してきた」と付言した。

そのうえで、「シリアのすべての当事者は前提条件なしにジュネーブ3会議に出席すべきだ」と述べ、リヤド最高交渉委員会が任命した代表団に会議への参加を促した。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスタンブールで記者団に対して、「穏健な反体制派」の和平交渉への参加は、ロシアが彼らに対する空爆を停止しなければ難しい、と述べた。

ロイター通信(1月29日付)が伝えた。

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イランのハサン・ロウハーニー大統領はフランス24、『ル・モンド』、フランス・クルチュール国営ラジオとのインタビューのなかで、シリア情勢に関して「政治的解決には時間がかかるだろう…。この交渉(ジュネーブ3会議)で迅速に成果がもたらされることを望んでいるが…、シリアも問題は非常に複雑だ…。解決策が政治的にもたらさねばならないと考えているが、数週間で結果を出すことは難しいだろう」と述べた。

AFP(1月29日付)が伝えた。


AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3会議」開幕:デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はシリア政府代表団と会談(2016年1月29日)

シリア紛争の政治的解決に向けたシリア政府と反体制派の代表による和平会議「ジュネーブ3」会議が、当初の予定(25日)より4日遅れて、スイスの首都ジュネーブで開始された。

バッシャール・ジャアファリー国連代表大使を団長とするシリア政府代表団はジュネーブでスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表と会談した。

複数の国連筋によると、ジャアファリー国連代表大使は会談で、シリアの統合、独立、主権の維持に努めるとの姿勢を改めて示すと共に、「テロ組織を庇護し、これらの組織が国際テロ組織に認定されることを拒否する勢力」が反体制派の代表のなかに含まれていると指摘した。

ジャアファリー国連代表大使は、「穏健な反体制派」と名づけられた勢力が外国のテロリストと結託し、シリア領内で代理戦争を行っているとしたうえで、国連安保理での諸決議は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そしてこれらの組織とつながりがあるテロ組織、具体的にはシャーム自由人イスラーム運動を国際テロ組織に指定していると主張した。

これに対して、デミストゥラ共同特別代表は、シリア人どうしの交渉を通じた危機の政治的解決が必要だとの見方を改めて示したという。

また、デミストゥラ共同特別代表は会談後、シリア政府、反体制派代表との個別協議が3~4日続くとしたうえで、反体制派に対して「無条件」でのジュネーブ3会議への参加を呼びかけた。

ジャアファリー国連代表大使はしかし、シリア政府が現下の危機の政治的解決をめざす対話に対して真摯に取り組む意思を表明した。

SANA(1月29日付)が伝えた。

SANA, January 29, 2015
SANA, January 29, 2015

 

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クッルナー・シュラカー(1月29日付)などによると、シリア政府代表団は以下の通り:

1. 団長:バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表(駐ニューヨーク)

2. フサームッディーン・アーラー駐ジュネーブ国連シリア大使

3. アフマド・アルヌース外務在外居住者省法務顧問

4. アムジャド・イーサー大統領府報道局長

5. ウマル・ウースー(シリア・クルド人国民イニシアチブ代表、人民議会議員)

6. アフマド・クズバリー

7. ムハンマド・ハイル・アッカーム

8. アマル・ヤーズジー

9. ハサン・バフリー

10. アムジャド・イーサー

11. アンマール・アルサーン

12. ジャミーラ・シュルバジー

13. イリヤース・シャーヒーン

14. サーミル・バリーディー

15. ウサーマ・アリー

16. ルワイユ・シュルバジー

(17. 統括者(ダマスカスから代表団を統括):ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣)

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なお、『ハヤート』(1月30日付)は、西側高官の話として、デミストゥラ共同特別代表が、ジュネーブ3会議の交渉で「人道問題、停戦、そして政治プロセス」の三つを同時並行で進める意向だと伝えた。

これに対して、米国は、「停戦」、「人道支援」を優先させ、シリア政府と反体制派の和平プロセスは次回以降のラウンドで審議することを望んでいる一方、イランは、「停戦」、「挙国一致内閣樹立」、「憲法改正」、「総選挙」という順序での和平プロセスをめざしているという。

AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。

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米中央軍は2015年10月のラッカ県での爆撃で民間人3人が死亡していたことを認める(2016年1月29日)

米中央軍は、2015年7月27日から10月15日までの約3ヶ月で有志連合によるイラク、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆で、民間人8人が死亡したことを確認したと発表した。

このうちシリアでの空爆で死亡した民間人は3人で、10月13日のラッカでの空爆で犠牲となったという。

CENTCOM, January 29, 2016などをもとに作成。

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