イスラエルのネタニヤフ首相「アサド大統領はイランに足場を与え続ければ、自らの体制を危険に晒すことになる」(2020年6月30日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、訪問中のブライアン・フック米国務省上級政策顧問との会談後の共同記者会見で、「アサド大統領は、自国領内でイランに足場を与え続け、イスラエルに対する新たな戦線を開こうとするなら、自らの体制を危険に晒すことになるだろう」と述べた。

ネタニヤフ首相はまた「イスラエルはイランがシリアで大規模に軍事的プレゼンスを許しはしない。我々は必要なあらゆることを行い、イランが核兵器を開発するのを阻止する」と付言した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍はスハイル・ハサン准将指揮下の第25特殊任務師団の副司令官を交代(2020年6月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月30日付)、オリエント・ニュース(6月30日付)などは、親政府系の複数のSNSの情報をもとに、ユーヌス・アリー・ムハンマド大佐が、「トラ」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将を司令官とする第25特殊任務師団の副司令官に任命されたと伝えた。

ムハンマド大佐は、今年初めのイドリブ県での第25特殊任務師団の作戦を監督した士官の一人。

また、第25特殊任務師団の副司令官を務めていたサーリフ・アブドゥッラー准将は、第16師団の司令官に任命されたという。

この人事は、ロシア軍司令部によるもの。

第25特殊任務師団は、「トラ部隊」として知られていたハサン准将の部隊を母体として2018年8月に正式に発足した部隊。

同部隊は改称前からロシア軍の支援を受けてきたが、ムハンマド大佐の副司令官は、ロシア軍が同部隊に対する監督や支援を強化する狙いがあると見られる。

また、アブドゥッラー准将が司令官となった第16師団も、最近になってロシア軍によって新たに発足した部隊。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Orient News, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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フォンテジェスEU外務・安全保障政策上級代表「シリアにおける有意義な選挙とは新憲法のもとで行われるものだけ」(2020年6月30日)

ジョセップ・ボレル・フォンテジェスEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は『シャルク・アウサト』(6月30日付)のインタビューに応じ、そのなかで「シリアにおける有意義な選挙とは、国連安保理決議第2254号に基づき、新憲法のもとで行われるものだけだ」と述べた。

フォンテジェス上級代表はまた「アサド政権が自らの行動を明確に改め、政治プロセスを真摯且つ建設的に遵守する姿勢を示さなければ、制裁は科され続けることになる…。これはシリアの問題に関するEUの広範な路線と分かつことのできない一部分をなしている…。こうした措置の背後にある目的とは、シリアの政府に圧力をかけて弾圧行為を停止させ、国連のもと、安保理決議第2254号に従って、危機解決に必要な持続的な和平について交渉を行うことにある…。EUは真の政治移行が行われた場合にのみ、シリア復興に参加する」と付言した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、al-Sharq al-Awsat, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ロシアのヴェルシニン外務副大臣は「米国のシーザー法はシリア経済を麻痺させ、一般の市民に被害が及んでいる」と非難(2020年6月30日)

ベルギーの首都ブリュッセルで、22日に開幕していた国連とEUの共同開催による第4回ブリュッセル会議(「シリアと地域の未来の支援に向けた会議」)で最終日となる30日、上級閣僚級会合が開催された。

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会合に参加したロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣は、米国のシーザー・シリア市民保護法に言及、「シリア経済を麻痺させ、一般の市民に被害が及んでいる」と非難した。

フェルシニン時間は「この法律や制裁はシリアの市民を保護するためだというが、実際にはシリア経済を麻痺させ、シリアの一般人に打撃を与えている…。シリア経済は数年にわたるテロ攻撃で甚大な被害に苦しんでいる…。制裁は事態を困難にし、その悪影響は、ドナーの寄付や人道分野に対する制裁除外では払拭できない」と述べた。

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トルコノメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯の情勢に言及、3月5日にロシアとトルコが交わした停戦合意を継続する必要があると述べた。

チャヴシュオール外務大臣はまた、新型コロナウイルスの感染拡大によってシリア人の被害が倍増したと付言、シリア人の痛みを解消するには持続的な政治解決を実現する必要があると強調した。

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ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は電話会議システムを通じて、国連安保理決議第2254号を刷新する必要があるとしたうえで、それが実現しない場合深刻な人道危機が生じると警鐘を鳴らした。

ジェフリー特使はまた、同決議に基づいた停戦を呼びかけてきたゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表を支援すると表面した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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国民軍は新たな武装グループを結成しようとした司令官に禁固5年の有罪判決(2020年6月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域で活動する東部殉教者連合のアブー・ハウラ・ムーハサン司令官が、国民軍の命令に従わず、その枠外で新たな武装グループを結成しようとしたとして、国民軍の法廷で禁固5年の有罪判決を下された。

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ラッカ県では、ANHA(6月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村および同村の穀物サイロ一帯を砲撃した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がハサカ県ダイルナー・アーガー村に進駐しようとするも、住民はこれを拒否(2020年6月30日)

ハサカ県では、ANHA(6月30日付)によると、ロシア軍の装甲車や輸送車輌など数十輌からなる部隊が、カーミシュリー市(カーミシュリー国際空港)に設置されている基地を出発し、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村一帯の国境でパトロールを実施後、同村近郊のダイルナー・アーガー村に進駐しようとしたが、村人がこれを拒否したため、村の近くに野営所を設営した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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スィタール女性大会使節団がアイン・アラブ市のロシア軍基地を訪れトルコ軍ドローンの攻撃調査を求めるも門前払い(2020年6月30日)

アレッポ県では、ANHA(6月30日付)によると、北・東シリア自治局傘下のスィタール女性大会の使節団が、23日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるハルナジュ村(アレッポ県)のスィタール女性大会会合に対する爆撃の調査やトルコ軍の撤退を求める書簡を提出するため、アイン・アラブ(コバネ)市にある駐留ロシア軍本部を訪れた。

だが、ロシア軍側は使節団との面談、書簡の受け取りには応じなかった。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市ではシリア穀物公社県支部とハサカ電力公社の職員が3日連続でシリア民主軍による施設接収に抗議(2020年6月30日)

ハサカ県では、SANA(6月30日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区にあるシリア穀物公社ハサカ県支部、ヌシューワ地区にあるハサカ電力公社の職員が、27日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による施設接収に抗議するデモを行った。

デモは3日連続。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県各所で米国とトルコの占領、シーザー法、電気・水不足に抗議するデモ(2020年6月30日)

ハサカ県では、SANA(6月30日付)によると、カーミシュリー市近郊のハームー村で、米国とトルコの占領、米国のシーザー・シリア市民保護法に抗議するデモが行われ、住民が参加した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下のタッル・ハミース市、アームーダー市で、電気や水の不足に伴う生活難に抗議するデモが行われた。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに10人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表(2020年6月30日)

保健省は政府支配地域で新たに10人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表した。

これにより、6月30日現在の同地での感染者数は計279人、うち死亡したのは9人、回復したのは105人となった。

SANA(6月30日付)が伝えた。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方で反体制派の拠点複数カ所を一時制圧(2020年6月30日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから117日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯を砲撃、同地に進攻し、激しい戦闘の末に武装集団の拠点複数カ所を制圧した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

その後、「決戦」作戦司令室が反撃、制圧された拠点を奪還した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で政府との和解に応じた元反体制武装集団のメンバーが何者かによって撃たれて死亡した。

ナスィーブ村近郊で数日前に失踪した別の元反体制武装集団メンバー1人も遺体で発見された。

このほか、ムザイリーブ町での男性2人が何者かの発砲を受けて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を0件(イドリブ県0件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

AFP, June 30, 2020、ANHA, June 30, 2020、AP, June 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 30, 2020、Reuters, June 30, 2020、SANA, June 30, 2020、SOHR, June 30, 2020、UPI, June 30, 2020などをもとに作成。

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シリア軍第5軍団の兵士がサイダー町(ダルアー県)にあるアサド大統領の写真を破り、抗議の意思を表明(2020年6月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第5軍団の兵士複数人が、サイダー町にあるアサド大統領の写真を破り、抗議の意思を示した。

26日のマハッジャ町でのシリア軍部隊と第5軍団での戦闘で負傷していたサイダー町出身の兵士が29日に死亡したのを受けたもの。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約3,200人が契約期間の終了を受けて、シリア北部に帰還(2020年6月29日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約3,200人が契約期間の終了を受けて、シリア北部のトルコ占領地に帰還したと発表した。

シリア人傭兵は、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と戦うため、トルコによってリビアに派遣されていた。

同監視団によると、リビアに派遣されたシリア人傭兵は15,100人に上る。

そのなかには14~18歳の少年300人もおり、彼らのほとんどはスルターン・ムラード師団に所属しているという。

また、リビアに派遣された傭兵のうち約400人は欧州への渡航が目当てて、既に違法なルートを通じて欧州に密入国したという。

なお、リビアでの戦闘で死亡が確認されているシリア人傭兵は432人、うち30人が18歳以下の少年である。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ガラーニージュ市で、シリア民主軍が拘置している逮捕者の釈放を求める抗議デモ(2020年6月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配下のガラーニージュ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拘置している逮捕者の釈放を求める抗議デモが発生した。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県にあるスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)に収監中のダーイシュ(イスラーム国)・メンバーが家族との面会や公正な裁判を訴えて暴動を起こした。

暴動発生を受け、同地上空には米主導の有志連合のヘリコプターが飛来し、警戒活動にあたった。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県ではトルコ軍の砲撃で住民1人死亡(2020年6月29日)

アレッポ県では、ANHA(6月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、バーブ市近郊に展開する北・東シリア自治局バーブ軍事評議会が展開するブワイヒジュ村を砲撃、住民1人が死亡、1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(6月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がシャルカーク村一帯で単独パトロールを実施した。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙:立候補者辞退受付続く(2020年6月29日)

最高司法選挙委員会(選挙管理委員会)のサーミル・ザムズィーク委員長は声明を出し、各県の支部が、7月19日に投票が予定されている第3期人民議会選挙の立候補者の立候補辞退届けの受付を続けていると発表した。

立候補辞退届け受付期間は7月11日(選挙法第44条が定める投票日の7日前)まで続く。

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ダマスカス県は、7月19日に投票が予定されている第3期人民議会選挙の立候補者の写真、宣伝、選挙綱領などを掲示する場所を、総選挙法(2014年施行)に従って決定した。

県が定めた場所以外に掲示した場合は、50,000~100,000シリア・ポンドの罰金が、壁に落書きをした場合は100,000~200,000シリア・ポンドの罰金(洗浄にかかる費用別)が科せられる。

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SANA(6月29日付)が伝えた。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市のシリア穀物公社県支部とハサカ電力公社の職員が、シリア民主軍による施設接収に抗議するデモを実施(2020年6月29日)

ハサカ県では、SANA(6月29日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区にあるシリア穀物公社ハサカ県支部、ヌシューワ地区にあるハサカ電力公社の職員が、27日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による施設接収に抗議するデモを行った。

デモは2日連続。

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同じくハサカ県では、SANA(6月29日付)によると、カーミシュリー市近郊のブワイル・ブーアースィー村の住民が、米軍とトルコ軍の占領と米国のシーザー・シリア市民保護法に抗議するデモを行った。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに13人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表(2020年6月29日)

保健省は政府支配地域で新たに13人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、6月29日現在の同地での感染者数は計269人、うち死亡したのは9人、回復したのは102人となった。

SANA(6月29日付)が伝えた。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県M4高速道路沿線の2カ所に新たな拠点設置(2020年6月29日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから116日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャンナーン村一帯を砲撃した。

シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室がダーディーフ村近郊でシリア軍の重機1輌を攻撃、これを破壊したことへの対抗措置として、バイニーン村およびその近郊の森林地帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

なお、「決戦」作戦司令室が27日深夜から28日未明にかけて行った砲撃で、シリア軍複数人が死傷したという。

一方、トルコ軍は、M4高速道路沿線のムハムバル村近郊の2カ所に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は69カ所となった。
(シリア人権監視団の計算だと65)

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌30輌を、カフル・ルースィーン村に違法に設置している国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県2件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民43人と国内避難民(IDPs)17人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は581,257人、2019年以降帰還したIDPsは65,965人に(2020年6月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月29日付)を公開し、6月28日に難民43人(うち女性13人、子供22人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民43人(うち女性13人、子供22人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は581,257人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者186,009人(うち女性55,941人、子ども94,591人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,784,967人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は810,537人(うち女性243,217人、子供413,082人)となった。

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一方、国内避難民17人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは17人(うち女性3人、子供12人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した17人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は17人(うち女性3人、子供12人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,965人(うち女性23,013人、子供27,149人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,561人(うち女性405,572人、子供670,8915人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 29, 2020をもとに作成。

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マハッジャ町でのシリア軍部隊との戦闘で死亡した第5軍団兵士の葬儀が体制打倒を求めるデモに発展(2020年6月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、26日のマハッジャ町でのシリア軍部隊との戦闘で死亡した第5軍団兵士の葬儀がキヒール村で行われた。

葬儀は抗議デモへと発展、会葬者らは体制打倒を訴えた。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県アラブ・サイード村でフッラース・ディーン機構の幹部を逮捕(2020年6月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がアラブ・サイード村に至るすべての街道を封鎖し、同村にあるフッラース・ディーン機構の幹部の1人アブー・ウマル・マンビジュ氏の自宅を包囲、同氏を逮捕した。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市一帯をイスラエル軍と思われる航空機がミサイル攻撃、「イランの民兵」など10人死亡(2020年6月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、27日に続いて所属不明の航空機複数機が、ブーカマール市近郊に設置されている「イランの民兵」の拠点に対してミサイル攻撃を行い、シリア人1人を含む10人が死亡した。

攻撃を行ったのはイスラエル軍と思われる。

この爆撃に関して、シャルク・アウサト(6月29日付)などは、イスラエル軍による攻撃と断じたうえで、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のエスマーイール・ガーアーニー司令官(ガーセム・ソレイマーニー司令官の後任)がブーカマール市を訪問したのを受けた対抗措置だと伝えた。

https://twitter.com/Mahdiibakhtiari/status/1276847678656315392?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1276847678656315392&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.alarabiya.net%2Far%2Firan%2F2020%2F06%2F29%2F%25D8%25A7%25D8%25B3%25D8%25B1%25D8%25A7%25D8%25A6%25D9%258A%25D9%2584-%25D8%25AA%25D9%2583%25D8%25AB%25D9%2581-%25D8%25BA%25D8%25A7%25D8%25B1%25D8%25A7%25D8%25AA%25D9%2587%25D8%25A7-%25D8%25AE%25D9%2584%25D8%25A7%25D9%2584-%25D8%25B2%25D9%258A%25D8%25A7%25D8%25B1%25D8%25A9-%25D9%2582%25D8%25A7%25D8%25A2%25D9%2586%25D9%258A-%25D8%25A7%25D9%2584%25D8%25B3%25D8%25B1%25D9%258A%25D8%25A9-%25D9%2584%25D9%2584%25D8%25A8%25D9%2588%25D9%2583%25D9%2585%25D8%25A7%25D9%2584-%25D8%25A7%25D9%2584%25D8%25B3%25D9%2588%25D8%25B1%25D9%258A%25D8%25A9

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一方、米主導の有志連合のヘリコプター複数機が北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村上空に飛来、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と連携して、空挺作戦を実施した。

ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの摘発が目的と思われる。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、al-Sharq al-Awsat, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊などを砲撃(2020年6月28日)

ラッカ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の西フーシャーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーユア村、シャワーリガ村を砲撃した。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県は新型コロナウイルス感染症対策としてアレッポ市内のサアドッラー・ジャービリー広場、アレッポ城一帯などを封鎖(2020年6月28日)

アレッポ県は、27日にアレッポ大学病院で新型コロナウイルス感染者1人が死亡したのを受け、アレッポ市の中心に位置するサアドッラー・ジャービリー広場、アレッポ城一帯、イザーア地区コルニーシュ通り、市内の公園複数カ所を封鎖した。

 

 

SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市のシリア穀物公社県支部とハサカ電力公社の職員がシリア民主軍による施設接収に抗議するデモ(2020年6月28日)

ハサカ県では、SANA(6月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区にあるシリア穀物公社ハサカ県支部、ヌシューワ地区にあるハサカ電力公社の職員が、27日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による施設接収に抗議するデモを行った。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県などでシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年6月28日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから115日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村、バイニーン村、バーラ村一帯、スフーフン村、ハルーバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室が活動を続けるトルコマン山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 28, 2020、ANHA, June 28, 2020、AP, June 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 28, 2020、Reuters, June 28, 2020、SANA, June 28, 2020、SOHR, June 28, 2020、UPI, June 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民35人と国内避難民(IDPs)4人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は581,214人、2019年以降帰還したIDPsは65,948人に(2020年6月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月28日付)を公開し、6月27日に難民35人(うち女性10人、子供18人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民35人(うち女性10人、子供18人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は581,214人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,966人(うち女性55,928人、子ども94,569人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,784,967人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は810,494人(うち女性243,204人、子供413,060人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人(うち女性1人、子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した4人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人(うち女性1人、子供2人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,948人(うち女性23,010人、子供27,137人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,544人(うち女性405,569人、子供670,8903人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 28, 2020をもとに作成。

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所属不明の航空機がダイル・ザウル県ブーカマール市一帯のシリア軍と「イランの民兵」の拠点を爆撃、シリア人4人を含む6人死亡(2020年6月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラクとの国境に面するブーカマール市一帯に配置されているシリア軍と「イランの民兵」の拠点が、所属不明の航空機の爆撃を受け、シリア人4人を含む6人が死亡した。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県マハッジャ町でシリア軍部隊と元反体制武装集団の戦闘員からなる第5軍団が交戦、双方に7人の死者(2020年6月27日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町にある軍事情報局の検問所で住民1人が暴行を受けたことを受けて、元反体制武装集団の戦闘員から構成されるシリア軍第5軍団とシリア軍部隊が交戦、第5軍団の兵士2人が死亡した。

事態に対処するため、第5軍団所属の第8師団がブスラー・シャーム市からマハッジャ町に駆けつける一方、シリア軍も同地に増援部隊を派遣し、戦闘が激化、シリア軍兵士5人が死亡した。

第5軍団はまた、サイダー町とキヒール村の検問所に展開していたシリア軍兵士を排除、ジーザ町、サフワ村、カラク(東カラク)村、ウンム・ワラド村、ブスラー・シャーム市、ナスィーブ村、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町で厳戒態勢を敷いた。

このほか、ダルアー県では、ナーフタ町でシリア軍第5軍団の兵士が何者かに撃たれて死亡した。

また、アイン・ズィクル村にある軍事情報局の検問所が何者かの襲撃を受け、1人が死亡した。

AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。

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