ロシアを訪問中のアスマー・アフラス大統領夫人がRTのインタビューに応じる:「全世界に最大の課題は、国民アイデンティティを溶解させようとするネオリベラリスムに対処することです」(2023年6月30日)

ロシアのRTアラビア語放送(6月30日付)は、モスクワを訪問中のアスマー・アフラス大統領夫人との単独インタビューを行った。

アスマー夫人は、アサド大統領の長男のハーフィズ・バッシャール・アサド氏が修士号を取得したM.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学(モスクワ大学、МГУ)での大学院修了式・学位授与式に招待されていた。

インタビューはSANA(6月30日付)でも映像と全文が掲載された。


https://youtu.be/iIKKgdJAESY

アスマー夫人の発言は以下の通り。

(修士課程を修了したハーフィズ氏に母親としてどのような言葉をかけたのかとの問いに対して)私にとって、優等学位は、その人の性格のなかにある一連の原則を反映したものです。献身、挑戦、責任、忍耐といった一連の原則が、その人をこの学位に至らせます。今日、私が抱いているのは、誇りの気持ちで、それは、これらの資質を持つ子供たちの母親の気持ちと同じです。これらの資質は成功や優秀な成績に至る道なのです。また、満足感も抱いています。なぜなら、家族とは常にもっとも優秀な子供を国に捧げたいと考えているからです。これこそが今日、私がハーフィズの優秀さのなかに見たものです。
(完璧さという言葉をどのように理解しているかとの問いに対して)完璧さとはもちろん万世の主のものです。でも、確かなのは、私たちは優秀な成績を数字としてではなく、概念として見ているということです。優秀な成績という概念とは、人が、あらゆるものが完璧ではないからといって受け入れることはないということです。こうした念が生きるための文化となります。それは科学にかかわっているだけではなりません。仕事、スポーツ、個人の人生にかかる生きるための文化なのです。例えば、個人が祖国に半分だけ帰属する、あるいは家族に半分だけ属すということはあり得ません。私たちは自分たちの専攻を特定の段階だけ好きですと言うことはできません。それは、数字としての狭義の成績がよりも大きな思考にかかわる文化なのです。

(生きるための文化が個人にとって未来の武器になるかとの問いに対して)、優秀な生徒たちと行ったすべての懇談のなかで、彼らがいつも逆のことを言っていることだけは確かです。これは彼らにとって最大のインセンティブなのです。なぜなら、彼らが何らかの段階に至る時、彼ら自身が天井を引き上げるからです。優秀な学生が持つ野心はいつも無限の野心なのです。常により良いものをめざしています。私たちの社会にはこうした文化が必要なのです。こうした思考が必要なのです。それによって私たちは真の覚醒を生み出すことができます。

(留学が持つ二面性について)良い面と悪い面は実施のところ、それにどのように対処するかにかかっています。でも、私にとって、そのことの意義は様々な側面に潜んでいます。まず、数学の分野で世界的なレベルにあることで知られるモスクワ大学のような由緒ある大学、あるいはハーフィズが卒業したダマスカスの応用科学テクノロジー高等学院のような先進的な専門大学で研究をすれば、高い学歴を得ることができます。第2の側面は、より意義のあることですが、第2の文化への道が開かれることです。この開放それ自体がその人の地平を切り開くのに資するのです。とくに、ロシアの文化は東洋の文化です。また、それは、概念や原則などのさまざまな側面でシリア社会と交差しています。こうしたことのすべてが強力な基盤を気づく素地となり、若者たちの間で、深淵で幅広い対話が行われることになります。さらに、既存のコミュニケーションの架け橋を強固なものとしていきます。

(ロシアとシリアにとって共通の課題とは何かとの問いに対して)もちろん課題を共有しています。とくに、世界は今日、SNSの普及によって狭くなりました。また、ロシアとシリアには、社会面、政治面で、共通点、類似点がいくつもあります。両国は近代史から今日に至るまで、分割、周縁化、包囲を主たる目的とする多くの試みにさらされてきました。もちろん、両国の決定を掌握しようとするものです。これ自体は今日、そして未来において大きなものになっています。でも、全世界にとってより包括的で一般的な課題は、諸国民に課されようとしているネオリベラリスムに対処するという課題です。その目的はもちろん、国民アイデンティティを溶解させることにあります。国民アイデンティティだけでなく、人としてのアイデンティティを作り出しているすべての要素、祖国への帰属、習慣、伝統、健全な社会的概念、社会の調和を維持するための道徳をです。もちろん、家族がどの社会においても基本的な細胞をなしています。私は、こうした問題について、世界の若者、とりわけ私たち東洋の社会の若者たちの間で対話がなされなければいけないと見ています。なぜならこれらの社会は第1に、そして直接に脅威に晒されているからです。でも、これらの社会は、その文化、道徳、価値観によってこうした攻撃を退ける能力を持ってもいます。

(共通の課題への解決策は何だと思うかとの問いに対して)解決策や役割はもちろん対話の結果として確定します。対話せずに決めることはできません。でも、基本的には、教育、研究、思考、文化、青少年にかかる機関などの関係機関があります。それらは、特に社会や経済といった分野で、コミュニケーションや交流関係を築くことができます。これは、深く根付いたものであり、数千もの家族がともに作り出してきました。これは、対話の基礎があることの証拠です。これが対話を成功させる追加要素となることは確かです。

(ロシア訪問直前にワグネル・グループ社創設者のエフゲニー・プリゴジン氏の反乱が起きたことに恐怖は抱かなかったのかとの問いに対して)ロシアの友人は、私たちの戦争において私たちに寄り添うに際して、躊躇しませんでした。私たちも(ロシアが直面している)この戦争においてロシアの人々と寄り添うことを躊躇しませんでしたし、躊躇はしていません。

(ロシアを学ぶことはできるかとの問いに対して)言語はコミュニケーションと文化の懸け橋です。ロシアの文化は非常に由緒があり、その歴史は非常に古いものです。仕事の負担が減り、将来、この言語(ロシア語)を学ぶ機会を持てればと願っています。

 

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領が各国首脳からイード・アル=アドハーの祝電を受け取る(2023年6月30日)

SANA(6月30日付)は、アサド大統領がイスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)の祝電をアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、ムハンマド・ビン・ラシード・アール・マクトゥーム首相兼副大統領(ドバイ首長)、マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副大統領、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領、オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王、バハレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ首長、サルマーン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ皇太子、イラクのアブドゥッラティーフ・ジャマール・ラシード大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領、トルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領、レバノンのナジーブ・ミーカーティー暫定首相から受け取ったと伝えた。

SANA(6月30日付)が伝えた。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.4~3.5の地震が9回発生したと発表(2023年6月30日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコ、アレッポ県北部のシリア・トルコ国境地帯を震源とするマグニチュード2.4~3.5の地震が9回発生したと発表した。

SANA(6月30日付)が伝えた。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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スウェーデンでコーランがイラクからの難民とされる男性によって燃やされた事件に抗議するデモがイドリブ県、アレッポ県、ラッカ県で行われる(2023年6月30日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内に位置するアレッポ県のアフリーン市、「平和の泉」地域内に位置するラッカ県スルーク町で、スウェーデンの首都ストックホルムのモスク前でコーランがイラクからの難民とされる男性によって燃やされた事件に抗議するデモが行われた。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県とイドリブ県の各所でシャーム解放機構に抗議するデモが続く(2023年6月30日)

シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県のアアザーズ市、スーラーン・アアザーズ町、バーブ市、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のサルキーン市、アティマ村近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、ダイル・ハッサーン村近郊のIDPsキャンプ、カラーマ・キャンプ群、カフルタハーリーム町、アレッポ県のカフラ村、サッハーラ村、アターリブ市で、「神聖なるものを侵犯し、和解を口にする者が戦線を開くことはない」と銘打ったデモが行われ、参加者は、「(シャーム解放)機構のムハーバラートは倒れる」、「(アブー・マーリヤー・)カフターニー(イラク人幹部)は倒れる」などと書かれた紙を掲げて、シャーム解放機構による住民の恣意的逮捕、住居への侵入、アブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議した。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県フサイニーヤ町近くで、シリア軍第4師団に協力する武装グループのリーダーが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2023年6月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フサイニーヤ町近くで、シリア軍第4師団の兵士募集に協力している武装グループのリーダーが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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シリア軍事外交筋:米国の諜報員とウクライナ保安庁が、シリアにおけるロシアのプレゼンスに対抗するため、イラクで定期的に協議を行い、シリア国内でテロ組織を増員することを決定した(2023年6月30日)

RIAノーヴォスチ(6月30日付)は、シリアの軍事外交筋の話として、米国の諜報員とウクライナ保安庁が、シリアにおけるロシアのプレゼンスに対抗するため、イラクで定期的に協議を行っており、シリア国内でテロ組織を増員する決定が下されたと伝えた。

この軍事外交筋は、以下の通り述べているという。

イラクでは、米国の諜報員とウクライナ治安局の職員が、シリアにおけるロシアのプレゼンスに対抗するため定期的に協議を行っている。特に、テロ組織を増員するという決定もなされた。
過激派の募集とシリアへの移送の任務は通常は、イラク・クルドディスタン地域のファルハード・アリー・シャーキル・ウクライナ名誉領事に委ねられている。テロリストの戦闘訓練は、米軍の教練を受けたウクライナ人専門家によってイラク国内の基地で行われることになる。

RIA Novosti, June 30, 2023をもとに作成。

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米国務省はシリア政府が関与しているとされるカプタゴンの生産や拡散に対抗するための戦略を記した報告書を議会に提出(2023年6月29日)

米国務省は、シリア政府が関与しているとされるカプタゴンの生産や拡散に対抗するための戦略を記した報告書を議会に提出した。

報告書は以下4点を骨子とする。

1. 法執行機関の捜査に対する外交面および諜報面の支援。
2. シリアの体制の密輸ネットワークを標的とした経済制裁やそのほかの金融措置の活用。
3. 麻薬を撲滅し、カプタゴンなどの違法薬物の製造に使用される違法合成薬物の供給を絶つのに必要な能力を構築するための協力国への支援や教練、多国間による関連機関の協力。
4. シリアの体制への外交圧力。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領長男のハーフィズ氏がモスクワ大学で純粋数学の修士号を取得、アスマー夫人がモスクワでの修了式・学位授与式に参列(2023年6月29日)

シリアの優秀創造性機構(DCA)はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/DCA.SYRIA/)などを通じて、アサド大統領の長男のハーフィズ・バッシャール・アサド氏がロシアのM.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学(モスクワ大学、МГУ)の大学院修士課程を修了し、純粋数学の修士号を取得したと発表した。

https://www.facebook.com/DCA.SYRIA/posts/pfbid02zRkrBBJj1FiuGdCWexr2CuE58RnnXP5RfF4XxzYuwg4QaAUuKqacpbqx5ADajgC4l

ハーフィズ氏のウラジーミル・チュバリコフ教授の指導のもと、「整数の二次関数の値の合計として現れる整数」と題した修士論文を提出し、論文審査試験を優秀な成績を収めて、修了証書を受け取った。

ハーフィズ氏は、大学が優秀な学生に対して認める措置として、2年間の課程を1年で修め、修士号を取得した。

なお、ハーフィズ氏は、国際科学オリンピックへの参加経験があり、2018年に高等教育を優秀な成績で修了、応用科学テクロノジー高等研究所に就学、その後2022年にモスクワ大学の大学院に進学していた。

修了式・学位授与式には、母親で、DCCの会長を務めるアスマー・アフラス大統領夫人も参列した。

RIAノーヴォスチ通信(6月29日付)によると、アスマー夫人は、ヴィクトル・A・サドーヴニチィ総長の招待を受け、ロシアを訪問した。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、RIA Novosti, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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イスラエル占領下のゴラン高原で巨大な爆発が発生(2023年6月29日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハドル村に面するイスラエル占領下のゴラン高原(サヒータ地区)で巨大な爆発が発生した。

イナブ・バラディー(6月29日付)によると、爆発は、イスラエル軍が同地に敷設していた地雷を爆発させたことによるもの。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、‘Inab Baladi, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県とイドリブ県の各所でシャーム解放機構の活動に反対する抗議デモ続く(2023年6月29日)

シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県のバーブ市、スーラーン・アアザーズ町、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のカフラ村、イドリブ県のカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ群、カフルタハーリーム町で、住民が、シャーム解放機構の活動やアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモを行い、逮捕者の釈放を求めた。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.1~4.9の地震が5回発生したと発表(2023年6月29日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にハマー県西部、トルコ、イラク・イラン国境地帯、シリア・トルコ国境地帯を震源とするマグニチュード2.1~4.9の地震が5回発生したと発表した。

SANA(6月29日付)が伝えた。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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国連総会はシリアが反発するなか、同国での行方不明者の消息を調査するための独立機関の設置を決定する一方、安保理では越境(クロスボーダー)人道支援延長をめぐる審議が本格化(2023年6月29日)

国連総会(193ヵ国)は、2011年以降シリアで、当局によって拘束されるなどして失踪したとされる行方不明者約10万人の消息を調査するための独立機関(シリア・アラブ共和国における失踪者にかかる独立機関)の設置を定めた決議案を賛成多数で決定した。

決議案はルクセンブルグが提出、米英仏、日本など83ヵ国が賛成、シリア、ロシア、中国、イラン、キューバ、北朝鮮、ベネズエラなど11ヵ国が反対、インドなど62ヵ国が棄権した。

決議採択を受けて、シリアのバッサーム・サッバーグ国連代表は、この機関設置を定めて決議について、「シリアを標的とした、政治利用された新たな決議で、シリアの内政にあからさまに干渉しようとする姿勢を明らかに反映しており、米国を筆頭とする一部西側諸国がシリアに対して敵対的な手法を継続しようとするさらなる証拠だ」と非難した。

賛成した83ヵ国は、アルバニア、アンドラ、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、バハマ、ベルギー、ベニン、ボスニアヘルツェゴビナ、ブラジル、ブルガリア、カーボベルデ、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、キプロス、コートジボワール、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、ドミニカ、エクアドル、エストニア、フィジー、フィンランド、フランス、ガンビア、ジョージア、ドイツ、ギリシャ、グアテマラ、ホンジュラス、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、キリバス、クウェート、ラトビア、リベリア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、マーシャル諸島、メキシコ、ミクロネシア、モナコ、モンテネグロ、ミャンマー、オランダ、ニュージーランド、北マケドニア、ノルウェー、パラオ、パナマ、パプアニューギニア、ペルー、ポーランド、ポルトガル、カタール、韓国、モルドバ、ルーマニア、サモア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、スペイン、スリナム、スウェーデン、スイス、トンガ、トルコ、ウクライナ、英国、米国、ウルグアイ、バツアツ。

反対した11ヵ国、バラルーシ、ボリビア、中国、キューバ、北朝鮮、エリトリア、イラン、ニカラグア、ロシア、シリア、ザンビア。

棄権した62ヵ国は、アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、バーレーン、バングラデシュ、ベリーズ、ブルネイ、ブルンジ、カンボジア、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ、ジプチ、エジプト、エルサルバドル、エチオピア、ガボン、ガーナ、ガイアナ、インド、インドネシア、イラク、ヨルダン、カザフスタン、ケニヤ、キルギスタン、ラオス、レバノン、マダガスカル、マレーシア、モーリタニア、モーリシャス、モンゴル、モロッコ、ネパール、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、フィリピン、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、サウジアラビア、セネガル、セルビア、シンガポール、ソロモン諸島、南アフリカ、スリランカ、タジキスタン、タイ、東チモール、トーゴ―、トリニダード・トバゴ、チュニジア、ウガンダ、アラブ首長国連邦、タンザニア、ウズベキスタン、ベトナム、イエメン。

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国連安保では、シリアの人道・政治情勢にかかる会合が開かれた。

会合では、マーティン・グリフィス国連人道問題担当事務次長とナジャート・ルシュディー国連シリア担当副特使が、7月10日に失効するシリアへの越境(クロスボーダー)での人道支援の期間を12ヵ月再延長するよう訴えた。

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これに対して、シリアのバッサーム・サッバーグ国連代表は、シリアにおける人道状況の改善には、シリアへの持続的な支援を充実させることが必要だとしたうえで、早期復旧プロジェクトへの支援を求めた。

また、難民の帰還をめぐる問題を政治利用すべきでないと主張するとともに、境界経由(クロスライン)による人道支援の輸送に何らの進展が見られず、越境支援では物資を届けることができない要支援者への支援が、テロ組織による境界経由支援への妨害によって行えていないと訴えた。


イナブ・バラディー(6月29日付)、SANA(6月29日付)などが伝えた。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者省はスウェーデンでイスラーム教の聖典コーランが燃やされた事件をもっともも厳しい表現で非難(2023年6月29日)

外務在外居住者省の公式筋は声明を出し、スウェーデンでイスラーム教の聖典コーランがイラクからの難民とされる男性によって燃やされた事件について「もっともも厳しい表現で非難する」と発表した。

また、アラブ作家連合、ビラード・シャーム・ウラマー連合も声明を出し、これを非難した。

SANA(6月29日付)が伝えた。

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スウェーデンでは、首都ストックホルムで28日、コーランを燃やす抗議行動があった。

ロイター通信(6月29日付)などによると、モスクの前で行われた抗議行動は2人の男性による小規模なもので、2人のうちの1人がモスクの外でコーランを破き、それで自分の靴を拭いた後に燃やした。

火をつけた男性は、イラクから数年前に逃れてきたという難民で、コーランの内容を批判していたとされる。

周囲にいた約200人がこの様子を目撃し、「(コーランを)燃やせ」などと叫ぶ賛同者もいたという。

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合がシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に10回違反したと発表(2023年6月29日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合がシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への違反を続けているとしたうえで、29日の1日間で10回の違反を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月29日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 29, 2023をもとに作成。

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トルコ当局はシリア難民40人をシリアに強制退去(2023年6月28日)

ラッカ県では、ANHA(6月29日付)が地元筋の話として伝えたところによると、トルコの当局が、同国で暮らしていたシリア難民40人あまりに「自発的帰還」を望むとする書類への署名を強要、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内に位置するタッル・アブヤド市のシリア国民軍憲兵隊に身柄を引き渡した。

シリア人権監視団によると、強制退去を余儀なくされたのは約30人で、250トルコ・リラの一時金を支給され、シリア国民軍に身柄を引き渡されたという。

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一方、イナブ・バラディー(6月29日付)は、キリス県にあるいわゆるキリス・キャンプで暮らしていた難民約40人がキャンプからの逃走を図ったことを受け、130人をシリアに強制退去させたと伝えた。

https://www.facebook.com/ahmed.katiee/posts/pfbid035xHfGmp9vwFcbp9H7gJypJ4G6GKA92sFq4W6iCXR9ZgrW2fct36Q2njhbPM1mvqql?ref=embed_post

AFP, June 29, 2023、ANHA, June 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2023、‘Inab Baladi, June 29, 2023、Reuters, June 29, 2023、SANA, June 29, 2023、SOHR, June 29, 2023などをもとに作成。

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米国防総省高官はシリア国内でワグネル・グループ社の司令官多数が拘束されたと主張する一方、『ウォール・ストリート・ジャーナル』はロシアがシリアに対して同社の部隊をロシアに送還しないよう求めたと伝える(2023年6月28日)

スカイ・ニュース・アラビア語版(6月28日付)は、米国防総省の高官の話として、ロシア軍の諜報機関がシリア国内でワグネル・グループ社の司令官多数を拘束したと伝えた。

同サイトによると、これに関して、ドイツの国防省の元高官も、シリア軍とロシア軍がシリア国内でワグネル・グループ社の要員多数を拘束したと主張していた。

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一方、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(6月28日付)は、26日のロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣のシリア訪問とアサド大統領との会談について、ヴェルシニン外務副大臣がシリア側に対して、ロシア政府と連携せずにワグネル・グループ社の部隊をロシアに送還しないよう求めるとともに、シリア各地に駐留する同社の戦闘員に対して、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているラタキア県のフマイミーム航空基地に帰還するよう指示したことを粗かにした、と伝えた。

Sky News Arabic, June 28, 2023、The Wall Street Journal, June 28, 2023をもとに作成。

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シリア人権監視団:ロシア軍はシリアで活動するワグネル・グループ社の部隊に、シリアを立ち去るか、ロシア軍に従軍しするかを選ぶよう求める(2023年6月28日)

シリア人権監視団は、ロシア軍が、シリアで活動するワグネル・グループ社の部隊に対して、シリアを立ち去るか、ロシア軍に従軍し、シリア駐留ロシア軍司令部のもとで任務を継続するかのいずれかを選ぶための猶予を与える一方、同社の業務を請け負ってきたシリアの業者との契約解除を進めていると発表した。

この動きは、ワグネル・グループ社の創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏がロシアで武装反乱(24日)を企てたことを受けたもの。

同監視団によると、シリアにはワグネル・グループ社によって雇われた、旧ソ連諸国出身の戦闘員が2,000人以上駐留している。

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なお、同監視団によると、シリア国内には、旧ソ連構成諸国出身の戦闘員2,000人以上が駐留している一方、シリア人3,000人以上を戦闘員として雇用している。

戦闘員には、月額で1200~4000米ドルが報酬として支払われてきた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023、June 29, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室の戦闘続く(2023年6月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊の森林地帯の前線でシリア軍兵士を狙撃、1人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構に所属するズバイル・ブン・アウワーム旅団がカフルバッティーフ村近郊のシリア軍の12.7mm砲の砲座を攻撃、これを破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アズバ村でダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループが住民1人を殺害(2023年6月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアズバ村にあるガソリンスタンド近くで、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装グループが、住民1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県アームーダー市近郊を移動中の車をドローンで爆撃(2023年6月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市近郊を移動中の車を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

爆撃による死傷者はなかった。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構の活動を批判するデモが行われる一方、同機構を批判するビラが貼られる(2023年6月28日)

シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県のアアザース市、バーブ市、スーラーン・アアザーズ町、シャーム解放機構の支配下にある同県のアターリブ市、サッハーラ村、バービカ村、イドリブ県のタルマーニーン村、ダイル・ハッサーン村近郊の国内避難民(IDPs)キャンプで、住民数十人がシャーム解放機構の活動やアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモを行い、逮捕者の釈放を求めた。

一方、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカフルタハーリーム町、ハルブヌーシュ村、アレッポ県のアターリブ市の墓地、カフル・ヌーラーン村、アブザムー町、ジーナ村で、同機構とジャウラーニー指導者を批判するビラが何者かによって貼られていたのが発見された。

ビラには、「我々は体制に引き渡された。地上よりも土の下の方が(お前にとって)ふさわしい」、「ジャウラーニーは倒れる」などと書かれていたという。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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PYDに近いハーワール通信(ANHA)は、シリア人権団体・機関連合運営機構がシリア・ロシア軍によるジスル・シュグール市爆撃を非難する声明を出したと伝える(2023年6月28日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いハーワール通信(ANHA)は、シリア人権団体・機関連合運営機構が声明を出し、6月25日にシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ジスル・シュグール市の大衆市場に対してシリア軍とロシア軍が行った爆撃を非難、犠牲者に弔意を示すとともに、すべての暴力を即時に停止するよう呼びかけたと伝えた。

シリア人権団体・機関連合運営機構は、96の人権団体、人権機関からなる連合体だという。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAEでの治療を終えた被災者3人がシリアに帰国し、ラタキア県知事の慰問を受ける(2023年6月28日)

ラタキア県のアーミル・ヒラール知事は、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人の名代として、アラブ首長国連邦(UAE)での治療を終えて帰国した被災者3人(マフムード・スクールさん、ラウワーン・イーサーさん、アリー・ランムーさん)を慰問した。

3人は、28日朝にダマスカス国際空港に帰国、ラタキア県に移動していた。


SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はイード・アル=アドハーを記念して、シリア軍武装部隊の将兵、軍関係の民間職員らに祝意を表す(2023年6月28日)

アサド大統領(兼軍・武王部隊総司令官、大将)は、イスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)を記念して、シリア軍武装部隊の将兵、軍関係の民間職員らに祝意を表し、その健康と愛国的義務遂行における成功を祈るメッセージを送った。

SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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アッバース国防大臣はイード・アル=アドハーを記念して、アレッポ県の部隊、航空基地、ダマスカス県のティシュリーン軍事病院などを視察(2023年6月28日)

アリー・マフムード・アッバース国防大臣(兼軍・武装部隊副司令官)は、アサド大統領(兼軍・武装部隊総司令官)の指示を受け、イスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)を記念して、シリア軍総司令部の士官を伴い、アレッポ県の部隊、航空基地、ダマスカス県のティシュリーン軍事病院などを視察した。



SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はムハンマドUAE大統領とイード・アル=アドハーの祝電を交わす(2023年6月28日)

アサド大統領はアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領とイスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)の祝電を交わした。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は首都ダマスカスのモスクで、イスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)の集団礼拝を行う:導師を務めたブーティー博士はシリアの勝利を宣言(2023年6月28日)

アサド大統領は、首都ダマスカスのムハージリーン地区にあるアフラム・モスクを訪れ、イスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)の集団礼拝を行った。

集団礼拝は、ビラード・シャーム・ウラマー連合のムハンマド・タウフィーク・ラマダーン・ブーディー博士の主導のもとに行われ、アサド大統領のほか、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣をはじめとするフサイン・アルヌース内閣閣僚、人民議会議員、バアス党幹部、イスラーム教のウラマー、住民らとともに行った。

ブーディー博士はまた、アサド大統領らを前に説教を行い、以下の通り述べた。

今年のイードは、より良い明日への吉報を携えている点で、過去数年のイードとは異なっている。おそらくそれは、長らく続いてきた苦しもが終わることへの希望だ。我々のウンマは幾年も凶作のなかで暮らし、その間、そして今も危機と苦難に苦しんでおり、多くの人々が貧困にあえいできた。我々は、傲慢な者でなければ否定しないような豊かな暮らしを送ってきたが、その後多くの血が流された。
我々の祖国と同胞が享受してきたこの繁栄と安定にうんざりしている者も一部にはいたようだ。こうした彼らが自らのツールを駆使して、反乱や危機を煽り、多くの災難をもたらした。おそらくは、そうした災難のなかで、西側諸国にいた我々の同胞は道に迷い、祖国が作り出した能力が西側に資するところとなった。彼らの子供たちは囚われの身となり、彼らにふさわしいとされる行動や教育の型にはめられ、人口減少を補うための単なる人的な物質に成り下がった。
我々の祖国は多くの苦しみを味わい、同胞は指導部の不屈の精神のもと、凶作の年を耐え抜いた…。敵対的な行動をとることで、祖国とウンマの崩壊に賭けた者たちは、それが誰であれ、我々のウンマが、勝利を目指して毅然とした態度をとるという決断を下していたことを悟るべきだ。
我々が勝利の兆候が表れているのを目にするなかで、アラブの姉妹国は、我々のウンマに寄り添うことを決意した。祖国の空から逆境の雲を消し去る善の兆しが現れた。賭けを行った者たちは自分たちの賭けが失敗したことを理解した。明日は昨日とは異なっていることを。シリアが勝利したことを。アッラーがウンマを救援し、支え、この試練を経たウンまいをより強力に復活させ、より良い状態しますように。














https://www.youtube.com/shorts/arUGwigndMA?feature=share

SANA(6月28日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0RdeMuJM7Bfrm4n6ekbJi2bwitQxwDszEGC5ZKakvuhnwE2WQwLpgLwp6n8HXrPzGl

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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国防省はロシア空軍との協力のもと、イドリブ県アルバイーン山地方にあるテロリストの拠点複数ヶ所を攻撃し、テロリスト数十人を殺害、複数を負傷させたと発表(2023年6月28日)

国防省は声明を出し、ロシア空軍との協力のもと、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アルバイーン山地方にあるテロリストの拠点複数ヶ所を攻撃し、テロリスト数十人を殺害、複数を負傷させたと発表した。

シリア人権監視団などによると、ロシア軍は26日にイドリブ県のザーウィヤ山地方のサルジャ村とアルバイーン山地方一帯を7回にわたって爆撃、これによってザーウィヤ山地方にあるシャーム解放機構の拠点が標的となり、同機構に所属するハムザ旅団のメンバー8人が死亡、複数が負傷していた。

爆撃は、ハマー県の住宅地区の民間人に対してテロ組織が連日繰り返す攻撃への報復で、シリア軍はロシア軍の協力ものと、爆撃および高性能精密ミサイルで、武器、装備、偵察用および爆撃用の無人航空機(ドローン)、盗聴妨害機などを貯蔵していたテロ組織の拠点複数ヶ所を攻撃し、これを完全に破壊、テロリスト数十人を殺傷した。

殺害したテロリストのなかには、アブー・カラムー・ムーラク、ダーウード・ムハンマド、アブー・サイフ・ムスタファー・サーヒリー、ハイダラ・マフムード・イドリブ、アブー・バラー・アビーン、アブー・サイフー・ハマウィー、アブー・ムジャーヒド・ラビーウ・ガーブ、アブー・ズバイル・サルジー、ラドワーン・ライハーン、アブドゥルハミード・アカル、アブー・アフマド・シャイフ・スィンディヤーンといった指導者が含まれていた。

https://youtu.be/ERw4wh8qFoU

https://www.facebook.com/mod.gov.sy/videos/1058450642199759/

SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 26, 2023、June 28, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.0~3.9の地震が8回発生したと発表(2023年6月28日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコを震源とするマグニチュード2.0~3.9の地震が8回発生したと発表した。

SANA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2023、ANHA, June 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2023、Reuters, June 28, 2023、SANA, June 28, 2023、SOHR, June 28, 2023などをもとに作成。

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