ロシア外務省は「シリア諸国民大会」に33の反体制組織、野党、与党を招待(2017年10月31日)

ロシア外務省は、インターネットの公式ホームページを通じて、11月18日にソチで開催が予定されている「シリア諸国民大会」に33の反体制派組織、野党、そして与党を招待したと発表した。

ロシア外務省が発表した組織は以下の通り:

1. 人民解放改革戦線(カイロ)
2. 民主的変革国民調整委員会(ダマスカス)
3. 人民党(ダマスカス)
4. 人民意思党(ダマスカス)
5. シリア西寧公正開発党(ダマスカス)
6. 団結党(ダマスカス)
7. シリア世俗主義国民大会(ダマスカス)
8. 最高交渉委員会(リヤド)
9. シリアのためのオルターナティブ運動(ダマスカス)
10. カーマ運動(パリ、ジュネーブ)
11. 南部戦線(ジュネーブ)
12. シリア国民評議会(イスタンブール)
13. シリア革命反体制勢力国民連立(イスタンブール)
14. 民主統一党(カーミシュリー)
15. シリア・クルディスタン民主党(クルディスタン民主党、アイン・アラブ)
16. シリア連合党(カーミシュリー)
17. クルド国民評議会(カーミシュリー)
18. 自由で民主的なシリアのための「共に」運動(ジュネーブ、マドリード)
19. シリア国家建設潮流(ジュネーブ)
20. シリア民主人民党(ダマスカス)
21. シリア祖国党(ダマスカス)
22. 国民大会党(ダマスカス)
23. バアス党(ダマスカス)
24. 社会民主党(ダマスカス)
25. 平和的変革の道党(ダマスカス)
26. シリア祖国青年(ダマスカス)
27. 部族評議会
28. シリア国民民主連合(ダマスカス)
29. アッシリア人のための民主中道左派連合(ムターカース党)
30. アラブ社会主義国民党(ダマスカス)
31. アラブ民主連合党(ダマスカス)
32. アラブ社会主義連合党(ダマスカス)
33. 統一社会主義者党(ダマスカス)

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なお、『ハヤート』(11月1日付)は、ロシアの複数の高官の話として、「シリア諸国民大会」では、新憲法の起草、政治改革などが審議されると伝えた。

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017などをもとに作成。

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ティラーソン米国務長官「必要ならアサド政権に対する行動を委任するよう議会に求める」(2017年10月31日)

レックス・ティラーソン米国務長官は米上院で、米政権がアサド大統領に対する行動を委任するよう議会に要請するかとのボブ・コーカー国際問題委員長の質問に対して、「必要となれば委任要請する」としつつ、「米国の目下の目標はダーイシュ(イスラーム国)の殲滅」、「問題はこの地域でどのように安定が実現するかにある。安定化に軍人が役割を果たすだろうか。このことを考えねばならない」と付言した。

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一方、ジェームズ・マティス米国防長官は、米上院で、ダーイシュ(イスラーム国)の首都と目されていたラッカ市解放作戦において、米軍兵士1人が戦死したことを明らかにした。

なお、この解放作戦で戦死した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員の数は600人以上にのぼるという。

『ハヤート』(11月1日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(10月31日付)などが伝えた。

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団はロジャヴァ拠点都市アフリーン市近郊の村々への砲撃を続ける(2017年10月31日)

アレッポ県では、ANHA(10月31日付)によると、トルコ軍が反体制武装集団とともにシリア領内に侵攻し、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市近郊の村々を重火器で砲撃、オリーブの樹木多数を伐採した。

ANHAによると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、10月2、3、6、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29日に、アフリーン市一帯への砲撃、樹木伐採、防護壁の建設などの行為を繰り返しているという。

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017などをもとに作成。

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ロシア海軍がブーカマール市近郊のダーイシュ拠点をミサイル攻撃する一方、シリア軍はダイル・ザウル市内の3街区を制圧(2017年10月31日)

ロシア国防省は、地中海東部沖に展開する黒海艦隊所属の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドがカリブル巡航ミサイル3発を発射し、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点、陣地、武器弾薬庫、車輌を攻撃、破壊したと発表した。

SANA, October 31, 2017

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市内でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ラサーファ地区、カナーマート地区、旧空港地区を制圧した。

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部でシャーム解放機構から4カ村を奪還する一方、東グータ地方各所を砲撃(2017年10月31日)

ハマー県では、SANA(10月31日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県北東部でシャーム解放機構と交戦し、ラスム・アフマル村、ラスム・サーウィー村、ラスム・サワーン村、ムシャイリファト・アドワーン村、ムシャイリファト・ムワイリフ村を制圧した。

これに対して、シャーム解放機構は、ムハルダ市、サアン町を砲撃し、1人が負傷した。

一方、シャーム解放機構に近いイバー通信(10月31日付)は、シャーム解放機構が県東部のシリア軍拠点を、爆弾を積んだ車で攻撃し兵士数十人を殺傷したと伝えた。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月31日付)がホワイト・ヘルメットの発表として伝えたところによると、東グータ地方のミスラーバー市、ハラスター市、ジスリーン町をシリア軍が砲撃し、8人が死傷した。

一方、SANA(10月31日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がシャーグール区、アッバースィーイーン地区を砲撃し、6人が負傷した。

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ダマスカス県では、『ハヤート』(11月1日付)などによると、空軍情報部が、シリア政府支配下のマイダーン区と反体制派支配下のカダム区(緊張緩和地帯)を結ぶ街道上に設置された唯一の通行所を封鎖した。

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, October 31, 2017などをもとに作成。

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アスタナ7会議は、逮捕者問題未解決のまま、ロシア提案の「シリア諸国民大会」開催に合意して閉幕、米国はアサド退陣を政治プロセス開始の「前提条件」ではなく、「政治的解決の結果」と位置づける(2017年10月31日)

カザフスタンの首都アスタナで30日に開幕したシリア政府と反体制武装集団の停戦協議「アスタナ7会議」は2日間の日程を終えて閉幕した。

主催国であるカザフスタンのカイラット・アブドラフマノフ外務大臣は閉幕声明で、停戦協議の保証国であるロシア、トルコ、イランの3カ国が、シリア領土の統一性・保全、テロとの戦い、緊張緩和地帯における停戦の維持について改めて確認したことを明らかにした。

閉幕声明ではまた、信頼醸成や逮捕者・拘束者の釈放に関する問題解決に向けた措置を講じるとともに、これらの問題を人道支援物資の配給、そして搬入経路の確保する必要を強調、米国とロシアの主導のもと国連で続けられてきたジュネーブ会議の一環として「シリア諸国民大会」を開催するというロシアの提案に同意したことを確認した。

SANA, October 31, 2017
al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017
al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017

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アスタナ7会議に出席した複数の消息筋によると、会議ではまた、ラフマーン軍団、イスラーム軍とシリア軍の散発的戦闘が続くダマスカス県ジャウバル区、ダマスカス郊外県バイト・ジン村に新たな緊張緩和地帯を設置することが合意された。

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反体制武装集団の代表団に参加するヤフヤー・アリーディー報道官は逮捕者・拘束者の解放に関する問題が決着しなかったことに関して、「ロシアは占領国のように振る舞っている」と批判する一方、「イランが合意を妨害した」と述べ、責任を追及した。

なお、シリア人権ネットワークによると、2011年3月から2017年8月までの間にシリア国内で逮捕・拘束されたシリア人は約10万人にのぼり、そのうちの87%がアサド政権による犯行だという。

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アスタナ7会議に参加している反体制武装集団の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団)は声明を出し、会議に参加している米国代表団との会談で、米国がバッシャール・アサド大統領の退陣を「政治プロセス開始の前提条件ではなく、政治的解決の結果」としてめざしていることを確認したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017

AFP, October 31, 2017、ANHA, October 31, 2017、AP, October 31, 2017、ARA News, October 31, 2017、Champress, October 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2017、al-Hayat, November 1, 2017、al-Mada Press, October 31, 2017、Naharnet, October 31, 2017、NNA, October 31, 2017、Reuters, October 31, 2017、SANA, October 31, 2017、UPI, October 31, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年10月31日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月31日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,261市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 31, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月30日、ダイル・ザウル市などに対して1回の爆撃を実施(2017年10月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月30日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ブーカマール市近郊(2回)で実施された。

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また、CENTCOMは過去2ヶ月間のシリア、イラク両国内での空爆で、ダーイシュの幹部7人を殺害したと発表した。

殺害を確認したのは、アブー・アフマド・ムハージル、ハーッジー・イブラーヒーム、ビン・ラーディン・ズー・フィカール、シャーヒーン、アブー・ワーリド・シャーミー、アブー・ハージル・イラーキー、アブー・マフムード・ハラビー(以上、マヤーディーン市で9月16日~10月3日にかけて殺害)、アブー・ワーリド・カーミシュリー(ハイディン、10月3日)、アブー・タブラ、アブー・シュハイブク(以上、カーイム市で10月7日と12日に殺害)、アブー・アースィヤー(ブーカマール、10月9日)。

CENTCOM, October 31, 2017をもとに作成。

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シリア政府はロジャヴァにアラブ人居住地域からの撤退を条件に自治を認めると提案、PYDはこれを拒否(2017年10月30日)

アナトリア通信(10月30日付)は、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長がハサカ県カーミシュリー市で民主統一党(PYD)の幹部らと会談し、西クルディスタン移行期民政局の自治をめぐって協議したと伝えた。

この会談でマムルーク国民安全保障会議議長はPYD側に、アラブ人が多く住む地域から撤退することを条件に自治を認めることを提案したが、PYD側はこれを拒否したという。

AFP, October 30, 2017、Anadolu Ajansı, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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フォード前駐シリア米大使「米国はクルド地域支援という希望を棄てる一方、政権に対する復興支援も排除しなければならない…。アサド退陣の希望は潰えた」(2017年10月30日)

ロバート・フォード前駐シリア米大使は、『フォーリン・アフェアーズ』(10月30日付)のインタビューに応じ、そのなかで米国のシリア政策に関して、「米国にはシリアで良い選択肢はない。その一部はもう一つの選択肢(シリアからの撤退)よりも悪い」と述べた。

フォード氏は「つまり、米政府はクルド地域を支援するという希望を棄てる一方、政権に対する復興支援という選択肢も排除しなければならない…。米政府は、難民への人道支援と受け入れ国の負担軽減を行うだけで充分だ…。アサドを権力の座から排除し、平和的に権力を移譲するという希望は潰えた…。なぜならシリア軍は全土制圧を決意しているからだ」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

 

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ロシアのプーチン大統領提案の「シリア諸国民大会」は11月のソチでの開催に向け準備が進む(2017年10月30日)

リア・ノヴォースチ(10月30日付)は、ロシア消息筋の話として、ヴラジミール・プーチン大統領が19日に提案した「シリア諸国民大会」に関して、開催場所を当初予定していたラタキア県フマイミーム航空基地ではなくロシアのソチに変更したうえで、11月の開催に向けて準備が行われていると伝えた。

シリア情勢に詳しい消息筋によると、「シリア諸国民大会」にはシリア政府と反体制派の代表1,000~1,300人が出席する予定で、トルコマン人をはじめとするエスニック集団の代表、宗教関係者の代表も参加するという。

なお、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部は、10月29日に開催を予定していた「シリア諸国民大会」を11月7~10日に延期すると発表していた。

al-Durar al-Shamiya, October 30, 2017

なお、RT(10月30日付)によると、ロシア政府は「シリア諸国民大会」開始に向けて、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に大会の運営を付託しようとしたが、デミストゥラ氏は、オブザーバーとして出席することや、アサド政権に国民和解の方途を検討させることなどを条件に、これを辞退したという。

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ムウタスィム旅団(自由シリア軍)のムスタファー・スィージャリー政治局長は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領が提案した「シリア諸国民大会」開催地がロシアのソチに変更されたことに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(10月30日付)に対して、「ロシアがアサドとその政権を再生産するために行ういかなる会合においても、我々は当事者とはならない」と避難した。

al-Durar al-Shamiya, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、RIA Novosti, Octoner 30, 2017、RT, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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シリア民主軍所属の革命家軍司令官「いつでもイドリブ県に進軍する用意がある」(2017年10月30日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍のアフマド・スルターン・マクナー(アブー・アッラージュ)総司令官は、ANHA(10月30日付)に対して、アスタナ会議の保証国であるロシアとトルコがイドリブ県やアレッポ県西部に緊張緩和地帯の設置に合意し、トルコ軍部隊が同地に進駐したことに異議を唱えたうえで、「いつでもイドリブ県に進軍する用意がある…。我々はシリアの領土に対するいかなる占領も許さない…。イドリブ県の住民が植民地主義者に武力で抵抗することを望んでいる」と述べた。

ANHA, October 30, 2017
ANHA, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県ジャラーブルス市でトルコの支援を受ける武装集団が会合を開き、ロジャヴァへの対応などを協議(2017年10月30日)

アレッポ県では、ANHA(10月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室、「家の者たち」作戦司令室)の実効支配(占領支配)下にあるジャラーブルス市で、反体制武装集団の幹部数十人が一同に介し、シリア北部の防衛、西クルディスタン移行期民政局への対応などについて意見を交わした。

アブドゥルジャッバール・アカイディー氏らも参加した会合の会場には、革命旗(委任統治領シリアの国旗)とともに、トルコ国旗が掲げられるとともに、審議の一部はトルコ語で行われ、ユーフラテス川以東のジャズィーラ地方について、「純粋にアラブの島(ジャズィーラ)」といった意見が行われたという。

ANHA, October 30, 2017
ANHA, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方にUNHCRとシリア赤新月社が緊急支援物資を搬入(2017年10月30日)

ダマスカス郊外県では、SANA(10月30日付)、AFP(10月30日付)などによると、ラフマーン軍団やイスラーム軍などの反体制武装集団の支配下にある東グータ地方にUNHCRとシリア赤新月社の合同チームが緊急支援物資を搬入した。

搬入されたのは貨物車輌49台分(食糧8,000パックなど)の物資で、ハムーリーヤ市、アイン・タルマー村、ジスリーン町、サクバー市、アフタリース村、バイト・サワー村、ハッザ町、ムハンマディーヤ町、カフルバトナー町、ドゥーマー市、マルジュ・スルターン村などで配給される。

緊急支援はまたヒムス県北部に対しても行われたという。

SANA, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部の3カ村をシャーム解放機構から解放(2017年10月30日)

ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍が県北東部でシャーム解放機構の拠点を攻撃し、マシュラファト・アブー・ラッファ村、ジュッブ・ジャムラーン村、ラスム・マイヤール村を制圧した。

一方、『ハヤート』(10月31日付)によると、県東部のトゥータフ村一帯、アニーク・バージル村一帯でシャーム解放機構とダーイシュ(イスラーム国)が交戦を続けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市とマアッラトミスリーン市を結ぶ街道で、シャーム解放機構のシリア人司令官が乗った車が何者かの発砲を受け、同司令官が死亡した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月30日付)によると、29日から30日にかけてシリア軍がラジャート高原各所を砲撃、反体制武装集団戦闘員5人が死亡した。

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市内最大の人口規模のハミーディーヤ地区に突入(2017年10月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市内東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ラサーファ地区の工業専門学校一帯、ハラビー・ビル一帯、旧空港地区の一部を新たに制圧した。

シリア軍はまた、市内最大の人口規模のハミーディーヤ地区に突入しダーイシュと交戦、同地区のほか、カナーマート地区、シャイフ・ヤースィーン地区、ジュバイラ地区を爆撃した。

AFP, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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アスタナ7会議が開幕し、逮捕者問題を中心に個別協議が行われる(2017年10月30日)

シリア政府と反体制武装集団の停戦協議「アスタナ7会議」が2日間の日程で、カザフスタンの首都アスタナ市で開幕した。

シリア政府はバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とする代表団を派遣、対する反体制武装集団の使節団は、ファーティフ・ハッスーン大佐を団長とし、『ハヤート』(10月30日付)によると、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、スルターン・ムラード師団、イスラーム軍、ナスル軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、中部師団、祖国解放運動、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団、ダーライヤー殉教者の代表を含む26人によって構成された。

保障国のロシアはアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を団長とする代表団、イランはホセイン・ジャーベリー・アンサーリー・アラブ・アフリカ担当外務副大臣を団長とする代表団、トルコはセダト・オナル外務大臣特別顧問を団長とする代表団が参加した。

また、ヨルダン、米国も代表団を送り、オブザーバーとして参加した。

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SANA(10月30日付)によると、シリア政府代表団は、ロシア代表団、イラン代表団と個別に会談した。

SANA, October 30, 2017

またロシア、イラン、トルコの代表団は三者会談を行い、アスタナ7会議の議題について最終調整を行った。

ANHA(10月30日付)によると、各代表団による個別協議では、逮捕者・拉致者の問題が主要な議題となった。

反体制武装集団の代表団に参加するファーティフ・ハッスーン氏は、アナトリア通信(10月30日付)に対して、逮捕者問題に関するロシアの発言は「真摯でなく、安心できるものではなかった」と批判した。

al-Durar al-Shamiya, October 30, 2017

一方、この三者会談に関して、ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、「トルコ政府が(イドリブ県に)新たに設置された緊張緩和地帯で安定を実現できると願っている…。我々はシリアの紛争当事者間で信頼が高まっていると感じているが、シリアのクルド人を関係正常化プロセスに参加させることに関する問題がダーイシュ(イスラーム国)を根絶すればすぐに浮上するだろう」と述べた。

SANA, October 30, 2017

AFP, October 30, 2017、Anadolu Ajansı, October 30, 2017、ANHA, October 30, 2017、AP, October 30, 2017、ARA News, October 30, 2017、Champress, October 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 30 2017、al-Hayat, October 31, 2017、al-Mada Press, October 30, 2017、Naharnet, October 30, 2017、NNA, October 30, 2017、Reuters, October 30, 2017、SANA, October 30, 2017、UPI, October 30, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年10月30日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月30日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県5件、ヒムス県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(イドリブ県1件、ハマー県1件、ダルアー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,261市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 30, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月28~29日、ダイル・ザウル市に対して1回の爆撃を実施(2017年10月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月28~29日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して10回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は6回で、ダイル・ザウル市近郊(28日に1回、29日に2回)、ブーカマール市近郊(29日に3回)で実施された。

CENTCOM, October 30, 2017をもとに作成。

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米国の支援を受けダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けてきた殉教者アフマド・アブドゥー軍団などがロシアの仲介でシリア政府と和解交渉(2017年10月29日)

RIAノーヴォスチ通信(10月29日付)、『ワタン』(10月29日付)が、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの話として伝えたによると、ダマスカス郊外県東カラムーン地方ジャイルード市一帯地域で活動する「穏健な反体制派」11組織の司令官が、首都ダマスカスを訪問し、ロシアの仲介のもとシリア政府関係者と和解に向けた協議を行った。

和解に向けた協議を行った「穏健な反体制派」は、イスラーム軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団などからなり、戦闘員約2,000人を擁し、東カラムーン地方の5つの都市(人口約20万人)を掌握しており、シリア軍検問所での住民に対する取り調べの緩和、人道支援物資の定期的な配給などを和解の最終合意の条件としているという。

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、RIA Novosti, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017、al-Watan, October 29, 2017などをもとに作成。

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レバノンのハリーリー首相、「化学兵器を使用したアサド政権」支配下のシリア駐在大使を新たに任命(2017年10月29日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は、サアド・ザヒーヤー氏(外務省事務財務局長)を駐シリア・レバノン大使に新たに任命し、シリア政府にその旨通知した。

駐シリア大使は、ミシェル・フーリー氏が務めていた。

この人事に関して、アシュラフ・リーフィー法務大臣はツイッターのアカウントを通じて、「アラブ連盟を追放された「化学兵器政権」のもとでのレバノン大使の任命は…レバノンをさらに孤立させる」、「(シリア政府が派遣している在レバノン・シリア)大使を追放するのではなく、政府はイランの要請を受けて、シリア政府と関係正常化に向けて進んでいる。これはレバノンの国益やアラブ諸国との関係に打撃を与えることになる」と批判した。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月29日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, October 29, 2017

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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アスタナ7会議には、停戦を拒否してきたアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動を含む反体制武装集団の代表団が参加(2017年10月29日)

シリア政府と反体制武装集団の協議「アスタナ7会議」が10月30、31日に開催されるのを前に、ファーティフ・ハッスーン大佐を団長とする反体制武装集団の代表団がカザフスタンの首都アスタナに到着した。

『ハヤート』(10月30日付)が反体制派代表団に参加するアフマド・ウスマーン大佐の話として伝えたところによると、アスタナ7会議では、イドリブ県などでの緊張緩和地帯での停戦、人道支援物資搬入、そして逮捕者釈放などの問題が議論される予定で、代表団には、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、スルターン・ムラード師団、イスラーム軍、ナスル軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、中部師団、祖国解放運動、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団、ダーライヤー殉教者からなる「軍事委員会」の代表13人、「政治委員会」の代表6人、「法務委員会」の顧問2人、「広報委員会」の代表5人が参加するという。

一方、これまでの会議に参加していた南部戦線は、スプートニク・ニュース(10月29日付)に対して、イサーム・ライイス報道官が招聘されれば参加するとの意思を表明、招待されていないことを明らかにした。

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SANA(10月29日付)によると、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団もアスタナ入りした。

SANA, October 29, 2017

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、Sputnik News, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

 

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YPG主導のシリア民主軍はダイル・ザウル県でダーイシュと交戦、アレッポ県でトルコ軍とその「傭兵」と交戦(2017年10月29日)

アレッポ県では、ANHA(10月29日付)によると、県東部のコバネ(アイン・アラブ市)近郊のズール・マガール村などに対してトルコ軍とその支援を受ける「傭兵」が砲撃を加えた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月29日付)によると、シリア民主軍がユーフラテス川右岸(西岸)トルコ国境沿いに位置するジャラーブルス市近郊にある北部旅団(「自由シリア軍」所属)の拠点を攻撃、北部旅団がこれを撃退した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(10月29日付)によると、ウマル油田とその近郊のナムリーヤ村に設置された西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して、ダーイシュ(イスラーム国)が装甲車で自爆攻撃を試みたが、シリア民主軍がこれを迎撃、破壊した。

ANHA, October 29, 2017

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構とダーイシュが交戦するハマー県北東部でシャーム解放機構から3カ村を奪還(2017年10月29日)

ハマー県では、『ハヤート』(10月30日付)によると、シリア軍は県北東部のハムラー村、サアン町からイドリブ県アブー・ダーリー村にいたるシャーム解放機構支配地域(シャーム解放機構とダーイシュ(イスラーム国)が混戦する地域)を激しく空爆した。

スプートニク・ニュース(10月29日付)によると、シリア軍はこれによりラスム・ティーナ村、新ムシャイリファ村、ムシャイリファト・アウダート村を制圧したという。

ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、この戦闘でシリア軍側はシャーム解放機構の戦闘員や司令官合わせて30人以上を殲滅したという。

また、SANA(10月29日付)によると、シリア軍は県北東部のヒルバト・ジュワイイド村一帯、タンム・ハワー村一帯、アブー・ラッファ村一帯でシャーム解放機構と交戦した。

このほか、『ハヤート』(10月30日付)によると、シリア軍はラターミナ町を砲撃し、複数人が死傷した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月29日付)によると、シリア軍が東グータ地方のハムーリーヤ市、サクバー市を砲撃し、11人が死亡した。

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市内のウルフィー地区、労働者住宅地区をダーイシュから解放(2017年10月29日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダイル・ザウル市内東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ダーイシュによって占拠されていたウルフィー地区、労働者住宅地区を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた県立競技場も制圧した。

この戦闘で、ダーイシュ戦闘員50人以上、シリア軍の兵士や民兵23人が死亡したという。

シリア軍はまた、マヤーディーン市近郊でもダーイシュに対する掃討戦を継続し、マフカーン町に続いてクーリーヤ市を制圧、ブーカマール市西方の砂漠地帯でもダーイシュと激しく交戦した。

syria.liveuamap.com, October 29, 2017

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ヒムス県では、SANA(10月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がカルヤタイン市から逃走する際に「人間の盾」として拘束していた人質26人の身柄をシリア軍が確保、21日に解放されたカルヤタイン市に誤送し、住民の出迎えを受けた。

SANA, October 29, 2017

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ハマー県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍は人民防衛諸集団とともに県東部のサアン町近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)に拉致されていた住民19人(子ども5人、女性8人を含む)を解放した。

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、Sputnik News, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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シリア外務省「ラッカ市解放の報は有志連合が犯した罪への国際世論の耳目を反らすためのウソ、シリア軍が進軍するまで解放されたとはみなされない」(2017年10月29日)

シリアの外務在外居住者省高官筋は、SANA(10月29日付)に対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市を解放したことに関して、「有志連合が犯した罪への国際世論の耳目を反らすためのウソ」と非難、「シリア・アラブ軍が進軍するまで解放されたとはみなされない」と述べた。

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2017年10月29日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月29日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県5件、ハマー県1件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも1件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,260市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 29, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月27日、ダイル・ザウル市に対して1回の爆撃を実施(2017年10月28日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月27日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回でダイル・ザウル市近郊で実施された。

CENTCOM, October 28, 2017をもとに作成。

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アレッポ市西部でシャーム軍団とシリア軍が交戦(2017年10月28日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月29日付)によると、シャーム軍団がアレッポ市西部郊外のラーシディーン地区でシリア軍と交戦した。

AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。

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ラッカ県とダイル・ザウル県から敗走するダーイシュ戦闘員に続いて、その家族がシャーム解放機構の拠点都市イドリブ市に避難(2017年10月28日)

シリア人権監視団は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍が攻勢を続けるラッカ県(ラッカ市)とダイル・ザウル県からダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの家族多数が、ダーイシュ戦闘員に続いて、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が活動を続けるイドリブ県に向かい、127世帯以上がイドリブ市および同市郊外に到着したと発表した。

イドリブ県に逃れて来たダーイシュ・メンバーとその家族のほとんどは、ラッカ県、ダイル・ザウル県から、西クルディスタン移行期民政局支配地域に入ったのち、同民政局の拠点都市であるアレッポ県アフリーン市方面に移動、そこからシャーム解放機構の勢力下にあるアレッポ県西部やイドリブ県に入っているという。

彼らは、西クルディスタン移行期民政局の検問所で、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市での戦闘に参加したダーイシュ・メンバーが記載された指名手配者リストに照合されたうえで、シャーム解放機構への退去を認められたが、シャーム解放機構の支配地域では通過を許可されるまで殴打されるなどの暴行を受けたという。

なお、ハマー県東北部のワーディ・アズィーブ一帯でも、ダーイシュ支配下の住民がシャーム解放機構支配下のイドリブ県への避難を続けているという。

AFP, October 28, 2017、ANHA, October 28, 2017、AP, October 28, 2017、ARA News, October 28, 2017、Champress, October 28, 2017、al-Hayat, October 29, 2017、Kull-na Shuraka’, October 28, 2017、al-Mada Press, October 28, 2017、Naharnet, October 28, 2017、NNA, October 28, 2017、Reuters, October 28, 2017、SANA, October 28, 2017、UPI, October 28, 2017などをもとに作成。

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