米中央軍(CENTCOM)は、2月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は12回で、ハサカ市近郊(1回)、フール町近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(3回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, March 1, 2016などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
トルコのドーアン通信(2月29日付)は、トルコ軍が有志連合と連携して、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃したと伝えた。
砲撃はトルコのキリス県からアレッポ県内のダーイシュ拠点に対して行われ、50~60発の迫撃砲が撃ち込まれたという。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、DHA, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・アブヤド市とラアス・アイン市(ハサカ県)を結ぶ街道一帯(ニスフ・タッル村一帯)で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、同街道を遮断した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
一方、SANA(2月29日付)によると、シリア軍がタドムル市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、SANA(2月29日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、アレッポ市・ハナースィル市街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点の掃討を完了し、同地の治安と安定を回復した。
シリア軍はまた、ハナースィル市近郊のウンム・マイヤール村、クライア村、ウワイニーヤ村のダーイシュ拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(2月29日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区、アルディー地区、工業地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、イスラーム軍は声明を出し、ドゥマイル市近郊でダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を捕捉したと発表した。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、March 1, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯で攻撃を行う一方、マルジュ・スルターン村一帯でも進軍を続け、サウジアラビアが後援するイスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ファルザート丘に近い農業研究所を制圧した。
クッルナー・シュラカー(2月29日付)によると、シリア軍はまた同地一帯に対する砲撃を通じて、ハラスター・カンタラ村とバイト・ナーイム村を結ぶ街道を遮断したという。
戦闘ではジハード主義武装集団の戦闘員1人が死亡した。
一方、ダマスカス県カーブーン区に近いハラスター高速道路一帯でも発砲があったが、死傷者は出なかった。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区で反体制武装集団戦闘員が狙撃され、負傷した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県南部のタッラフ村一帯を砲撃したが、死傷者は出なかった。
また戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市の反体制武装集団の拠点を空爆した。
このほか県北部のジャナービラ村をシリア軍が砲撃した。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、2月28日の1日間で7件の停戦違反を確認したと発表した。
この停戦違反のなかには、アレッポ県アレッポ市アシュラフィーヤ地区でのアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線による西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊への敵対行為も含まれているという。
また7件の停戦違反のほかには、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県ハナースィル市・ラスム・ナフル村街道一帯で攻撃を続け、アレッポ市などへの人道支援物資の搬入が妨害されるという事例が発生したという。
なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。
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シリア人権ネットワークは、2月28日の1日間での停戦違反が29件にのぼったと主張した。
このうちの27件がシリア軍とロシア軍による違反で、ロシア軍の空爆による停戦違反は8件を記録したという。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(2月29日付)に対し、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意が発効した27日以降の戦闘での死者数が144人に抑えられていると述べた。
アブドゥッラフマーン代表によると、27、28日の戦闘での死者の内訳は、(シリア軍)兵士70人、民間人36人、反体制武装集団戦闘員38人で、シャームの民のヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員の死者はこれには含まれていないという。
停戦発効以前(2月)の1日平均の死者数は約120人(ダーイシュの支配地域を除く)で、これに比べ停戦発効後の死者数は半減したことになる。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、シリア赤新月社広報センターのムハンマド・アサディー氏によると、米・ロシアによる敵対行為停止合意の発効以降初めてとなる人道支援物資の搬入が行われ、反体制武装集団が籠城を続け、シリア政府の包囲下にあるムウダミーヤト・シャーム市に食糧などの貨物車輌10台分の支援物資が搬入された。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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スタファン・はイタリア日刊紙『ラ・レプッブリカ』(2月29日付)に対して、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意にとっての最大の脅威が、対象から除外されたダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線の活動にあるとの見方を示した。
デミストゥラ特別代表はまた、シリア政府が停戦に乗じて支配地域の強化を図る可能性はあるかとの問いに対して、こうした発想が論理的ではないと否定、反体制派にとっても条件は同じだと答えた。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、モスクワでの記者会見で、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の実施状況に関して「残念ながら、トルコは越境攻撃を行い、対シリア国境に(安全保障)地帯を設置するという考えをあきらめていない。トルコ政府が今後とるであろう行動を踏まえると、そこに危険な状況がある」と述べた。
一方、シリアの将来の政治体制に関して、「連邦制のモデルに基づく体制は、シリアを統一的で世俗的な独立主権国家として維持することに資するだろう」と述べ、米国とともに支援を強化している西クルディスタン移行期民政局の存在に理解を示した。
『ハヤート』(3月1日付)が伝えた。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の実施状況に関して、国連人権理事会に出席するため訪問中のスイスのジュネーブで記者団に対し「「穏健な反体制派」が支配する地域に対して空爆などの攻撃が続けられているとの証拠を得ている」としたうえで、「これらはすべて調査が必要だ。それゆえ、フランスは停戦監視のための作業チームが延期されることなく開催されるよう求めている」と述べた。
『ハヤート』(3月1日付)が伝えた。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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高等司法選挙委員会は、4月13日に投票予定の第2期人民議会選挙への立候補者数が2月29日の段階で5,578人に達したと発表した。
立候補者数はダマスカス県選挙区が454人、ダマスカス郊外県選挙区が400人、アレッポ市選挙区が683人、アレッポ県諸地域選挙区が496人、イドリブ県選挙区が209人、ヒムス県選挙区が935人、ハマー県選挙区が376人、ラタキア県選挙区が810人、タルトゥース県選挙区が262人、ダイル・ザウル県選挙区166人、ハサカ県選挙区が302人、ラッカ県選挙区が110人、ダルアー県選挙区が179人、スワイダー県選挙区が89人、クナイトラ県選挙区が107人。
なお、立候補者受付は3月1日まで続けられる。
AFP, February 29, 2016、AP, February 29, 2016、ARA News, February 29, 2016、Champress, February 29, 2016、al-Hayat, March 1, 2016、Iraqi News, February 29, 2016、Kull-na Shuraka’, February 29, 2016、al-Mada Press, February 29, 2016、Naharnet, February 29, 2016、NNA, February 29, 2016、Reuters, February 29, 2016、SANA, February 29, 2016、UPI, February 29, 2016などをもとに作成。
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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(2月28日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が27日晩、有志連合の支援を受けタッル・アブヤド市一帯に侵入したダーイシュ(イスラーム国)と交戦、タッル・アブヤド市(北部)、スルーク町、アイン・アルース村からダーイシュを掃討することに成功した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、マスウーディーヤ村、アブー・バラーヤー村一帯が砲撃を受けた。
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ダイル・ザウル県では、SANA(2月28日付)によると、シリア軍がイラク国境に近いブーカマール市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する特殊作戦を行い、戦闘員20人以上を殲滅した。
シリア軍はまた、下サフィーラ村に対する空爆で、ダーイシュの燃料庫、衛星放送局を破壊した。
さらにダイル・ザウル市内では、旧空港地区、ジュバイラ地区、スィヤーサ橋一帯でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、地下トンネルなどの拠点を破壊した。
一方、ブガイリーヤ村に展開するダーイシュはダイル・ザウル市のクスール村を迫撃砲で攻撃し、1人が死亡、8人が負傷した。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機(ロシア軍ないしはシリア軍)が県北西部のフライターン市、アナダーン市、カフルハムラ村、ダーラト・イッザ市など6都市を空爆し、1人が死亡、複数が負傷した。
またアレッポ市アシュラフィーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、バニー・ザイド地区では、ジハード主義武装集団と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦し、住民3人が巻き添えとなって負傷した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線を含む複数のジハード主義武装集団の支配下にある県南部のヒルブナフサ村に対して8回の空爆が実施された。
一方、SANA(2月28日付)によると、シリア軍がヒムス県との県境に位置するヒルブナフサ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線の拠点に対して攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍の支配下にあるジスル・シュグール市西部のナージヤ村、キンダ村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した(死傷者は出なかった)。
また戦闘機(所属不明)がジスル・シュグール市各所を3回にわたり空爆し、妊婦1人が死亡、女性2人と子供4人を含む12人が負傷した
一方、シリア政府の支配下にとどまるフーア市郊外のサワーギヤ村に迫撃砲弾2発が着弾した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティールマアッラ村を「樽爆弾」で空爆する一方、ダール・カビーラ村各所を砲撃した。
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ラタキア県では、SANA(2月28日付)によると、県内複数カ所に「テロリスト」が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は定例閣議において、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の発効に関して「我々はシリアにおける持続的、長期的、そして真の停戦の実現に向けた努力を関係する」と高く評価する一方で、「シリアにおけるいかなる事態正常化もイスラエルに対するイランのシリア領からの攻撃の停止を含むものでなければならず…、我々はヒズブッラーへの最新鋭武器増強を受け入れない・我々はゴラン高原における第2のテロ戦線が開くことを受け入れない」と述べた。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は記者会見で、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の発効に関して「シリアを三つの地域に分割しようとするこの計画を皆が懸念している」と述べた。
エルドアン大統領はその理由として「なぜなら一部の者が、シリア北部に回廊を作り、人民防衛隊、民主統一党の手に渡そうとしていることを支援しているからだ…。我々はこうした回廊の設置を許さない。我々はこの点に関して自分たちに課せられた義務を遂行する。テロ組織のためのこうした回廊が存在することは、我々にとって問題であり脅威だ」と述べた。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、リヤドでのデンマーク外相との会談後の記者会見で、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の発効に関して「ロシア軍戦闘機、シリア政府軍戦闘機による停戦違反がある。我々は現在、ISSG(国際シリア支援グループ)諸国とこの問題について協議している」と述べた。
ジュバイル外務大臣はまた「ロシアは、これらの攻撃がダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線に対するものだとの姿勢を示している。しかし(ISSGの)その他の国はそうした姿勢はとっていない。ロシア軍の攻撃はダーイシュ、ヌスラ戦線ではなく、「穏健な反体制派」を標的としている」と主張した。
そのうえで「シリア政府とロシアが停戦に真剣かどうかは近く明らかになるだろう」と付言した。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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ロシアのインテルファクス(2月28日付)は、シリア駐留ロシア軍の当事者和解調整センターが米国側から受け取った、敵対行為停止合意を受諾した反体制組織のリストには69組織が記載されいていたと伝えた。
この69組織のなかには、リヤド最高交渉委員会が合意を受諾したと発表した97組織の一部も含まれているという。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Interfax, February 28, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、過去24時間(2月27日)に9件の停戦違反を確認したと発表した。
また、ラタキア県のカッバーナ村一帯に対して砲撃が加えられる一方、ラッカ県では、100人強からなる武装集団がトルコ領内からラッカ県のタッル・アブヤド市に侵入し、違法な武装集団と協力して同市北部を占拠したとの報告をヨルダンの首都アンマンを拠点とする米国の当事者和解調整センターから受けたことを明らかにした。
タッル・アブヤド市への侵入は、トルコ領内からの砲撃支援を受けていたという。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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リヤド最高交渉委員会(サーリム・ムスラト報道官)は、2月27日に、シリア軍側による停戦違反が15件にのぼったと発表した。
このうちの2件はヒズブッラーの戦闘員によるもので、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯で発生したのだという。
一方、リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は国連の潘基文事務総長に書簡を送り、米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した27日0時以降、ロシア軍が反体制派支配地域に対して26回にわたる空爆を行ったと主張した。
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トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は、米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した27日の1日間でシリア軍による停戦違反が15件にのぼったと発表した。
シリア軍による停戦違反は、ダマスカス県(タダームン区)、ダマスカス郊外県(ダーライヤー市、ドゥーマー市近郊、マルジュ・スルターン村一帯)、ダルアー県(ヤードゥーダ村)、アレッポ県(アアザーズ市)、ヒムス県(タルビーサ市)、ハマー県(ラターミナ町、カフルズィーター市)、ラタキア県(トゥッファーヒーヤ山)、イドリブ県(ナージヤ村近郊)で発生、同地は砲撃や「樽爆弾」空爆を受けた。
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シリア人権ネットワークは、米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した27日の1日間でシリア軍とロシア軍による停戦違反が14件にのぼったと主張した。
この停戦違反は、アレッポ県のカブターン・ジャバル村、ダーラト・イッザ市などに対する攻撃で、いずれもロシア軍と思われる戦闘機によるもので、民間人16人が死亡したという。
またシリア軍がダマスカス郊外県ダーライヤー市、ザマルカー町、ダイル・アサーフィール市に対して砲撃を続けたという。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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高等司法選挙委員会は、4月13日に投票予定の第2期人民議会選挙への立候補者数が2月28日午後8時の段階で2,745人に達したと発表した。
立候補者数はダマスカス県選挙区が256人、ダマスカス郊外県選挙区が214人、アレッポ市選挙区が274人、アレッポ県諸地域選挙区が222人、イドリブ県選挙区が97人、ヒムス県選挙区が494人、ハマー県選挙区が205人、ラタキア県選挙区が358人、タルトゥース県選挙区が123人、ダイル・ザウル県選挙区105人、ハサカ県選挙区が149人、ラッカ県選挙区が68人、ダルアー県選挙区が91人、スワイダー県選挙区が41人、クナイトラ県選挙区が48人。
なお、立候補者受付は3月1日まで続けられる。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意に関して、停戦が保たれれば、シリア政府と反体制派による和平交渉(ジュネーブ3会議)を3月7日に再開すると発表した。
AP(2月27日付)などが伝えた。
AFP, February 28, 2016、AP, February 28, 2016、ARA News, February 28, 2016、Champress, February 28, 2016、al-Hayat, February 29, 2016、Iraqi News, February 28, 2016、Kull-na Shuraka’, February 28, 2016、al-Mada Press, February 28, 2016、Naharnet, February 28, 2016、NNA, February 28, 2016、Reuters, February 28, 2016、SANA, February 28, 2016、UPI, February 28, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(2月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部のジャーリズ村郊外の「穏健な反体制派」の拠点を砲撃、制圧した。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、タイバ村一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア軍が同地一帯を制圧した。
シリア人権監視団によると、爆発はサラミーヤ市入り口で発生した。
一方、SANA(2月27日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市郊外の森林地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員35人を殲滅、車輌4輌を破壊した。
この直前、サラミーヤ市郊外でのダーイシュによる3度の爆破攻撃で6人が死亡、多数が死亡した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(2月27日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市北西部の下サフィーラ村、ジャフラ村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に面するタッル・アブヤド市およびその一帯に対してダーイシュ(イスラーム国)が侵攻し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦、人民防衛隊戦闘員やアサーイシュ隊員20人以上が死亡した。
ダーイシュは人民防衛隊の拠点などに対して複数回の自爆攻撃を加えるなどして、スルーク町に侵攻しその一部を制圧、またハマーム・トゥルクマーン村を制圧したという。
またダーイシュはアイン・イーサー市にも進攻し、近郊の1カ村を制圧した。
ダーイシュの攻撃に対して、米軍主導の有志連合は、タッル・アブヤド市内の文化センター、アイン・アルース村の水道局を空爆し、ダーイシュ戦闘員45人以上が死亡した。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス県では、SANA(2月27日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるジャウバル地区およびダマスカス郊外県ドゥーマー市から県内の住宅地に対して迫撃砲弾複数発が撃ち込まれた。
これに関して、治安消息筋はAFP(2月26日付)に対して、迫撃砲弾約10発がアッバースィーイーン地区に着弾したが、人的被害はなかったと語った。
しかし、この砲撃に関して、SANAは停戦違反とは報じず、軍司令部が、「この地域における治安と安定の回復に向けた努力を頓挫させるようとするごく少数のテロリストに対して、住民らに自制」を呼びかけている、と伝えた。
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ダマスカス郊外県では、ARA News(2月27日付)によると、シリア軍がタッル市内のタイイバ検問所で多数の若者を逮捕した。
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ヒムス県では、アバービール大隊の司令官を名乗るムハンマド・ハサン中尉がARA News(2月27日付)に対して、シリア軍が県北部のラスタン市やタルビーサ市郊外の大隊拠点や車輌を砲撃したと主張した。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(2月27日付)は、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線と、米・ロシアによる敵対行使停止合意を受諾したはずのシャーム自由人イスラーム運動、スルターン・ムラード師団が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃、人民防衛隊と交戦した。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県などシリア北部を中心活動するスンナ軍とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は共同声明を出し、スンナ軍をイーマーン旅団に統合し、イーマーン軍を新設、シャーム自由人イスラーム運動の指揮下に置くことを決定したと発表した。
シャーム自由人イスラーム運動のアブー・ウマル・ファッラー氏によると、新たに結成されるイーマーン軍の兵力は2,500人以上を有するという。

AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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米・ロシアによるシリア領内での敵対行為停止に関する合意に従い、27日0時にシリア領内で、ダーイシュ(イスラーム国)、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、そして国連安保理が定めるその他のテロ組織を除く当事者間の停戦が発効した。
停戦発効に先立ち、シリア政府、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、シリア民主軍、リヤド最高交渉委員会が合意受諾を米、ロシアに通達した。
合意を受諾した反体制派は、ロシア側に通達を行ったシリア民主軍、砂漠の鷹旅団(ハサカ県南部でダーイシュ(イスラーム国)と戦うアラブ人部族の民兵)など17組織と、米国側に通達を行ったリヤド最高交渉委員会傘下の97組織の合わせて114組織。
しかし、114組織すべての組織名を米、ロシア双方は公表していない。

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ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、シリア時間の27日0時に発効した米・ロシアによるシリアでの敵対行使停止合意の実施状況の進捗に関して発表した。
コナシェンコフ報道官によると、合意に従い、ロシア空軍は、ロシアが戦闘停止地域と定めた「グリーン・ゾーン」での空爆を停止した。
また、合意発効に先立ち、シリア政府と反体制武装集団17組織がシリア駐留ロシア軍司令部(フマイミーム航空基地)に対して合意を受諾する旨を通告した。
反体制武装集団のなかにはシリア民主軍、砂漠の鷹旅団が含まれているという。
また、ロシア側は、停戦監視を目的とした当事者和解調整センターをフマイミーム航空基地に、そして米国側は、ヨルダンの首都アンマンに同様のセンターを設置、ロシア側センターの司令官にはセルゲイ・クラェンコ准将が就任した。
両センターでの情報交換において、ロシア側は米国側に26日付で、シリア領内での停戦区域、非停戦区域を定めた戦略地図を提示、そのなかでシリア政府支配地域、西クルディスタン移行期民政局支配地域、ダーイシュ支配地域、シャームの民のヌスラ戦線の支配地域、そしてそのほかの勢力の支配地域を明示した。
これに対して、米国側は、停戦に応じる反体制武装集団のリスト(6,111人)と、攻撃対象から除外すべき住宅地域74カ所のリストを提出した。
ロシア側は、誤爆を回避するため、27日はシリア領内での空爆を停止した。
これに関して、クラェンコ准将はロシア軍がヒムス県、ハマー県の34都市・村に対する空爆を現在停止していることを明らかにした。
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米バラク・オバマ米大統領は26日、米・ロシアによるシリア領内での敵対行為停止合意の発効に関して、NSC(国家安全保障会議)後の記者会見で、「誰も幻想は抱いていない。我々は落とし穴があるかもしれないと認識しているし、懐疑的なる充分な理由がある…。しかし、我々がこの恐るべき紛争を外交を通じて終わらせようとしなければ、歴史が我々に審判を下すことになるだろう」と述べた。
オバマ米大統領はまた「世界は監視している」と付言、シリア政府やロシア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線以外の組織への攻撃を再開しないよう警鐘を鳴らした。
なお、『ハヤート』(2月28日付)によると、米国側はロシア側が提示した地図における「グリーン・ライン」に、ファトフ軍の支配地域であるイドリブ県全土、そしてイスラーム軍が有力なダマスカス郊外県東グータ地方が含まれていることを不服としているという。
ファトフ軍は、アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線、アル=カーイダとの関係を否定するアル=カーイダ元メンバーらの組織シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」の連合組織。
またイスラーム軍は、東グータ地方、なかでもブルジュ・スルターン村一帯で、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動と合同作戦司令室を設置している。
米国をはじめとする欧米諸国、そしてサウジアラビア、トルコ政府は、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍を「テロ組織」とみなしていないが、シリア、ロシア両政府はこの二組織を「テロ組織」と断じている。
AFP, February 27, 2016、AP, February 27, 2016、ARA News, February 27, 2016、Champress, February 27, 2016、al-Hayat, February 28, 2016、Iraqi News, February 27, 2016、Kull-na Shuraka’, February 27, 2016、al-Mada Press, February 27, 2016、Naharnet, February 27, 2016、NNA, February 27, 2016、Reuters, February 27, 2016、SANA, February 27, 2016、UPI, February 27, 2016などをもとに作成。
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