シリア軍を離反し、欧州に逃亡しているマナース・トゥラース准将指導下の士官らがシリア軍の士官と会談(2022年9月30日)

『クドス・アラビー』(9月30日付)は、複数筋の話として、シリア軍を離反し、欧州に逃亡した複数の士官がシリア軍の士官らと会談したと伝えた。

シリア軍を離反した中佐で、アフマド・カナーティリーを名乗る人物によると、シリアを訪れたのは、マナーフ・トゥラース准将が代表を務める軍事評議会に所属する離反士官ら。

会合はフランスの首都パリで、米軍の高官らが同席のもとに開かれ、「シリア軍を再編し、愛国的な信条を取り戻させ、シリアの現下の悪夢を終わらせ、避難民の帰還を補償し、復権させる」のが目的だという。

AFP, October 1, 2022、ANHA, October 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2022、al-Quds al-‘Arabi, September 30, 2022、Reuters, October 1, 2022、SANA, October 1, 2022、SOHR, October 1, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ルワイハ村近郊を爆撃(2022年9月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機1機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村近郊を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍もこの爆撃に合わせて同地やハルーバ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村、ハミーディーヤ村を砲撃した。

AFP, September 30, 2022、ANHA, September 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2022、Reuters, September 30, 2022、SANA, September 30, 2022、SOHR, September 30, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県フーシャリーヤ村を砲撃、シリア軍兵士1人が負傷(2022年9月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のフーシャリーヤ村を砲撃、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(9月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府の支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, September 30, 2022、ANHA, September 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2022、Reuters, September 30, 2022、SANA, September 30, 2022、SOHR, September 30, 2022などをもとに作成。

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ハサカ市北のスィーバート村近郊に設置されているシリア軍検問所が同地を通過しようとした米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止(2022年9月30日)

ハサカ県では、SANA(9月30日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市北のスィーバート村近郊に設置されているシリア軍検問所が、同地を通過しようとした米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止、これを退却させた。

AFP, September 30, 2022、ANHA, September 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2022、Reuters, September 30, 2022、SANA, September 30, 2022、SOHR, September 30, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で3人(2022年9月30日)

保健省は政府支配地域で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者13人が完治したと発表した。

これにより、9月30日現在のシリア国内での感染者数は計57,302人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,091人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02hZr2ABJgYiroYe4bsHjFFiS2TV4fTFyu6tTRPAWzjx4XJrG6wpnwRzupHMV93ms2l

AFP, September 30, 2022、ACU, September 30, 2022、ANHA, September 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2022、Reuters, September 30, 2022、SANA, September 30, 2022、SOHR, September 30, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブサイラ市で住民数十人が抗議デモを行い、タイヤを燃やすなどして街道を封鎖(2022年9月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で住民数十人が抗議デモを行い、タイヤを燃やすなどして街道を封鎖した。

デモは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府支配地から燃料を持ち込もうとした車複数台を密輸だとして取り押さえたのを受けたもの。

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地の前で、革命特殊任務軍のタラーア司令官の解任拒否と再任命を訴えるルクバーン・キャンプのIDPs抗議デモ続く(2022年9月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地内で、革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官の解任拒否と再任命を訴えて26日から座り込みデモを続けているルクバーン・キャンプの国内避難民(IDPs)が抗議行動を続けた。

https://www.facebook.com/watch/?v=1522018484916417
https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0sm7KGB4UVU3UWAXwv2gLSTi7XXfw572iJcT5NWep57boKqwpCJzMbm8DFvNNpDJUl

ルクバーン・キャンプ地元評議会は声明を出し、基地内で同評議会メンバーやルクバーン・キャンプの名士が、有志連合関係者と会談し、ファリード・フサーム・カースィム氏の新司令官への就任を認めないとしたうえで、有志連合がカースィム氏の任命を撤回しない場合、シリア北部の「解放区」へのキャンプ住民の移動を求めると伝えたことを明らかにした。

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0RDFHiZJEUzhXSus1B18wCQ637qt7k9YgRGeTyeA1D4u9woTitdVCDLFqa7RFfohWl

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるイドリブ県サラーキブ市入口近くに設置されている国民解放戦線の複数の拠点を攻撃し、掌握(2022年9月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市の入口に面する「決戦」作戦司令室支配地内に設置されている国民解放戦線の複数の拠点を攻撃し、これらを掌握した。

シャーム解放機構が掌握した拠点から数十メートルの場所にはトルコ軍の拠点が設置されているが、同機構はこれにより、サラーキブ市入口に至る街道の両側を400メートルにわたって掌握することに成功した。

事態を受けて、トルコ軍はバーブ・ハワー国境通行所から戦車、装甲車などを積んだ車列をサラーキブ市方面に派遣した。

シャーム解放機構による街道掌握は、シリア政府支配地とを結ぶ通行所を新たに開設するのが目的。

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県カブターン・ジャバル村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年9月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカブターン・ジャバル村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、県西部のシリア政府支配地を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町とアイン・ズィクル村を結ぶ街道でサイダー・ハーヌート村の村長が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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アサド大統領は太陽光発電プロジェクトの運用の第 1 段階の開始に立ち会い、発電施設を稼動(2022年9月29日)

アサド大統領は、ダマスカス郊外県アドラー市工業都市を訪問し、太陽光発電プロジェクトの運用の第 1 段階の開始に立ち会い、発電施設を稼動させた。

プロジェクトは、2021 年 6 月にアサド大統領がアドラ市工業都市を訪問した後、公共部門の支援のもと民間投資事業として開始され、完成時の総面積は165ヘクタール、ソーラーパネルを通じて100メガワットの電力を生産することがめざされている。

これまでに 18,000 枚を超えるソーラー パネルが設置され、10 メガワットの発電が可能となった。

アサド大統領は訪問先のアドラー市工業都市で以下の通り述べた。

戦争状態、封鎖状態について話すのなら、規模にかかわらずいかなる新規の経済開発計画も、そして規模にかかわらずいかなる施設も、12年にわたるこの困難な状況のもとで持ちこたえることができた。それ自体が課題だった。それは電力部門に限られたものではなく、全般的な課題でだった。一方で資金にかかる課題であり、他方で設備や機器にかかる課題だった。にもかかわらず、これら二つは根本的な課題だとは想定していない。このプロジェクトのヴィジョンから解消すべき最大の課題は、何よりもまず運営面での課題である。投資に関して思考様式を変えること、モデルを変えることである。

何ができるのか? 理論について話さないようにするため、答えは我々の前に存在する、現実のなかにあると言いたい。初期段階において何かすることは可能だったが、意志、思考様式に立ち返ることで、新たな思考モデルとなる。この事業の実施者、つまり資本家は、より容易な投資プロジェクトを考案できた…。だが、私は「より収益がある」ではなく「より容易な」と言っている。なぜなら、電力プロジェクトにおいて収益があがり、安定的に運営されるのは、短期的ではなく、長期的な視座に立った場合だからだ。そしてこのことが思考様式の転換を表している。これはまた、国家機関と民間セクターの協力の新たなモデルなのだ。さまざまな協力関係は、この側面におけるモデルを提示するとともに、別の面では、私がかつて…話したことを体現している。

国民資本だけが勇敢な資本となり、臆病な資本とはなり得ない。資本が臆病になる時、それは往々にして外国資本であり、国民資本ではない。これこそがモデルだ。我々がやっていることはまさにこれだ。すべてのセクターが重要であり、互いを補完し、支え合っている。しかし、電力は、とくにシリアが電力生産不足の状況にあるなかでも、そのほかのすべてのセクターにかかわり、それを育むセクターである。それは日々の生活に存在することで、社会生活のレベルを向上させる…。つまり、我々に求められているのは、こうしたプロジェクトをその重要性を踏まえて国家として支援し、どのように投資を支援するのか、あるいは民間セクターがどのように投資に実質的に貢献するのかにかかる新たな思考様式を支援することである。

我々は過去2年にわたり代替エネルギーの問題について多く話してきた。多くの人が、代替エネルギーに未来があると考えている。国家は代替エネルギーの発電所を建設するだろうか。それはない…。それは伝統的なエネルギーにとって代わることはない。それは、グローバルなレベルで、伝統的なエネルギーにとってかわる技術に達してない。それは名前に過ぎず、誤った理解を与えてもいる。正しく名づけるのであれば、支援エネルギーとなるだろう…。生産量が少ない現状において…、つまりシリアのような電力不足の状況において…、生産量の少なさは他の国よりもより具体的な影響を与える。それゆえ、代替エネルギーへと向かい、電力を補おうとするのは当然だ。

他方で、代替エネルギーは技術的に進歩している…。今後数年でそのコストはされに低下し、余剰エネルギーを生産能力する能力も高まるだろう…。

シリアにおいて、我々は国家レベルで、公共部門レベルでの伝統的なエネルギーを支援している。数ヵ月前にはアレッポ県の発電所でのタービンを再稼働させた。復旧中の発電所は他にもあり、数ヵ月以内に再稼働するだろう…。代替エネルギーに向かうことは、もちろん戦略的選択肢だ。だが、その影響は累積していくもので、代替エネルギーのように突然現れるものではない。

国家は現在、復興に力を入れており、それを実行中である。実行中という時、我々にはテロ行為によって破壊された発電所がある。だが、インフラは存在している。まずインフラが存在すれば、費用は少なくて済む。第2に、波及効果も大きい…。国家はこの方向をめざすだろう。だが、民間セクターは代替エネルギーに向かって進むことができる…。さらに民間セクターには、消費者に対処するうえでの柔軟性がある…。

しかし、我々は現状を踏まえた場合に必要な協力関係の段階について話すことはできる。義務だとは言いたくない。だが、国家は現在、運輸・分配ネットワークの唯一の所有者であり、公共セクターと民間セクターの協力関係が今必要となっている。資本面、運営面での協力関係ではなく、プロジェクト実施での協力関係が必要なのである。国家は…エネルギーの売買パートナーになり得る。場合によっては、運輸・分配ネットワークの貸主にもなり得る。だが、消費者と企業は直接関係を持っていなければならない。

国家は伝統的なエネルギーに力点を置いているが、同時に、生産プロジェクトを担っているがゆえに、代替エネルギー部門におけるパートナーでもある。資本に基づくパートナーではない。投資支援と消費者支援を通じてプロセスを円滑化することでパートナーとなる。資本の一部になる必要はない。なぜなら、国家は現状においてこのセクターからの利益を得ようとしているのではなく、このセクターを前進させ、支援しようとしているからだ。

SANA(9月29日付)が伝えた。

https://youtu.be/0eZWcm61Di0

https://youtu.be/iY6gdakGLx8

https://www.facebook.com/watch/?v=3139348826378141

https://www.facebook.com/watch/?v=636799357984405

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02yhmwva72znmctsTq1qtNCELqJQXEccWceHFvad2HYnKdsD9kgNt1B7fBgTUF3MSTl

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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シリア国内で盗奪した石油を積んだタンクローリー14輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2022年9月29日)

ハサカ県では、SANA(9月29日付)によると、シリア国内で盗奪した石油を積んだタンクローリー14輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

一方、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌約50輌からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入し、県内各所に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で11人(2022年9月29日)

保健省は政府支配地域で新たに11人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治したと発表した。

これにより、9月29日現在のシリア国内での感染者数は計57,299人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,078人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid024oJKGDKLbVLhXm3kftnfTcHuZoq8WGPX3WhKoUHKN81A9RSQYVY1YPNFyuxSGq4Jl

AFP, September 29, 2022、ACU, September 29, 2022、ANHA, September 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2022、Reuters, September 29, 2022、SANA, September 29, 2022、SOHR, September 29, 2022などをもとに作成。

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ヨルダンのサファディー外務大臣:アラブ主導によるシリア紛争解決を呼びかける(2022年9月28日)

ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣はUAEの『ナショナル』紙(9月28日付)のインタビューに応じ、アラブ主導のもとでシリアの紛争を終わらせるためのイニシアチブへの国際社会および地域の支援を求めていくと表明した。

サファディー外務大臣は、このプロセスは、サウジアラビアなどのアラブ諸国も含まれるとしたうえで、国連安保理決議第2254号および第2642号に基づいて行動すると述べるとともに、「ヨルダンは友好国やパートナーと連携してこの危機を終わらせるためにアラブ人が役割を果たすよう呼びかける。アラブ人はシリア紛争の解決を主導するために漸進的な方法を採らねばならない」と強調した。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、The National, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県カフルナブル市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年9月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるクファイル村のトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(9月28日付)などによると、ザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村近郊の農地で車2台を対戦車ミサイルで攻撃し、子ども1人が負傷した。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブガイリーヤ村で、シリア民主軍と国防隊がユーフラテス川を挟んで撃ち合いに(2022年9月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ユーフラテス川に面するブガイリーヤ村に設置されている水上通行所で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と国防隊が川を挟んで撃ち合いとなった。

ユーフラテス川東岸のダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)への麻薬密輸が交戦のきっかけだという。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機は、ラッカ県の砂漠地帯を爆撃し、ダーイシュのメンバー少なくとも5人を殺害(2022年9月28日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ラサーファ砂漠、アレッポ県、ハマー県との県境の砂漠地帯を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー少なくとも5人が死亡、4人が負傷した。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプのIDPsが革命特殊任務軍司令官の解任取り消しを求めて米軍基地内に進入、米軍は戦闘機を低空飛行させ強制排除を試みる(2022年9月28日)

ヒムス県では、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの自治を担うルクバーン・キャンプ地元評議会によると、タンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地の前で、米国による革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官の解任取り消しを求めて、26日から座り込みデモを続けているキャンプの国内避難民(IDPs)が、基地内に入り込み、抗議行動を続けた。

シリア人権監視団などによると、IDPsらが基地内に入ったことに対処するため、有志連合の戦闘機1機が飛来し、音速で低空飛行し、強制排除を試みたという。

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0NjCUN1AQ8AVaUjhhkyGeEpiRRyjgQPG6nTwFeKCoDPijzgCKGmSirHpQdqCJ7M5Fl

https://www.facebook.com/watch/?v=402800132034763

https://www.facebook.com/watch/?v=1485436865297563

https://www.facebook.com/watch/?v=660464875422600

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0m8UHb9F8wAZXsX2eqUtbTLUtqUXtGAkhmK7B3FqTQoPwyatJVwfjHgBM12oDiVYbl

https://www.facebook.com/Local.Counsil/videos/366770592241530/

https://www.facebook.com/watch/?v=621385813032377

https://www.facebook.com/watch/?v=1165457614324122

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid02DpxgwXzUSuiMWXbusnC1LEgy8mBQYLinuc9CxvknZNMuNnEjhPZBH9hkEMzECEYbl

https://www.facebook.com/watch/?v=3351194331836422

https://www.facebook.com/Local.Counsil/videos/430046732449255/

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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イドリブ県知事は、M5高速道路沿線の主要都市マアッラト・ヌウマーン市への住民の帰還を来週から開始すると発表(2022年9月28日)

イドリブ県のサーイル・サルハブ県知事は報道声明を出し、M5高速道路沿線の主要都市の一つマアッラト・ヌウマーン市への住民の帰還を来週から開始すると発表した。

SANA(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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2022年シリア復興博覧会が開幕(2022年9月28日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月28日付)によると、バーシク展覧機構が公共事業住宅省の支援を受け、マディーナト・マアーリド(エクスポ・シティ)で2022年シリア復興博覧会を開催し、開幕式にはスハイル・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣、ムハンマド・ターリク・クライシャーティー・ダマスカス県知事、ターミル・ヤーギー・バーシク展覧機構代表、ムハンマド・アースィー道路橋梁公社社長、レバノンのジブランド・イオンテク社のマーリク・サラーマ社長、サーイド機構のガディール・イブラーヒーム代表らが出席した。

博覧会は10月2日まで開催される。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市で教員や学校関係者らがシリア政府のカリキュラムに沿って授業を行っていた私立公立学校や専門学校をシリア民主軍が閉鎖したことに抗議するデモを行うも、シリア民主軍はこれを強制排除(2022年9月28日)

ハサカ県では、SANA(9月28日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の国連ビル前で教員や学校関係者らが、シリア政府のカリキュラムに沿って授業を行っていた私立公立学校や専門学校を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が閉鎖したことに抗議するデモを行った。

これに対して、シリア民主軍はデモを強制排除、参加者多数を拘束した。

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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シリア政府支配地域での新型コロナウイルスの新規感染者は4人、コレラ感染者総数は426人(2022年9月28日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治したと発表した。

これにより、9月28日現在のシリア国内での感染者数は計57,288人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,074人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid032HwRr1E3fTF3vf7hSN77PJmjb7F94kXttdeCURjoquCHQwDCjogdoThfvA4zoauRl

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保健省はまた、コレラ感染者数に関して、感染者数が426人に達し、うちこれまでに33人が死亡したと発表した。

感染者数の県別内訳は、アレッポ県260人、ダイル・ザウル県72人、ハサカ県30人、ラッカ県26人、ラタキア県19人、ヒムス県5人、ダマスカス県5人、スワイダー県5人、ダルアー県3人、クナイトラ県1人。

死者の県別内訳は、アレッポ県28人、ハサカ県3人、ダイル・ザウル県2人。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02g76coCiGcVeSw2L7rxhsXSTZ1W82mp4Ph1cdWwsjWJdms39oGMifABg5Viw7jdfAl

AFP, September 28, 2022、ACU, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの地元評議会代表は米国による革命特殊任務軍司令官解任を拒否(2022年9月27日)

米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの自治を担うルクバーン・キャンプ地元評議会ムハンマド・アフマド・ダルバース・ハーリディー議長は、革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官解任取り消しを駐留米軍に求めるために26日から続けている座り込みデモの現場で声明を出し、キャンプの名士、市民社会の代表、そして地元評議会を代表して、革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官解任を拒否すると表明、その再任命を求めた。

https://www.facebook.com/watch/?v=1250506879058287

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構が新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・シャームの司令官の1人でチェチェン人のアブー・ムーサー・シーシャーニー氏を釈放(2022年9月27日)

イナブ・バラディー(9月27日付)は、イドリブ県の軍事・治安権限を握るシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が、新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・シャームの司令官の1人でチェチェン人のアブー・ムーサー・シーシャーニー氏を釈放したと伝えた。

アブー・ムーサーは、ジュヌード・シャームの指導者であるムスリム・シーシャーニーの弟で、2021年10月26日にラタキア県北部でのシャーム解放機構とジュヌード・シャームなどと間で起きた戦闘で、トルコへの逃亡を計ろうとしたが、アブドゥッラー・バンカースィー・シーシャーニー氏、アブー・アブドゥッラー・シーシャーニー氏とともに拘束されていた。

釈放されたアブー・ムーサー氏は、アゼルバイジャン人によって構成されるジュンドッラーに加わったと言う。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、‘Inab Baladi, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ウクライナのルハンシク、ドネツク、ヘルソン、ザポリージャでの国民投票の国際監視団に参加したシリア人メンバーは投票を高く評価(2022年9月27日)

ウクライナ東部および南部のルハンシク州(ルガンスク人民共和国)、ドネツク(ドネツク人民共和国)、ヘルソン州、ザポリージャ州で、ロシアへの編入の是非を問うための国民投票を監視するために現地入りしている国際監視団のシリア人メンバー、イリヤース・シャーヒーン元人民議会副議長は、RIAノーヴォスチ通信(9月27日付)の取材に応じ、以下のように述べた。

私が到着する前、西側のメディアの多くが、ロシア軍が地元住民に銃を突きつけ、投票を強要したと書いていた。だが、実際には、キエフ体制の砲弾が、一部の都市の投票所の近くで爆​​発していた。攻撃は市民を威嚇するために行われたものだが、多くの人に国民投票について尋ねたところ、ほとんどの人が誠実かつ自発的に投票したと答えた。

ウクライナの行為はダーイシュ(イスラーム国)やヌスラ戦線(シャーム解放機構)の手によってシリアで行われたテロに似ている。彼らは、自分たちに同意しない人を殺害した。私は、キエフ体制とシリアのテロリストが同じイデオロギーを持っていると見ている。

一方、RT(9月27日付)は、国際監視団が28日正午から国民投票の結果に関する記者会見を行うとしたうえで、メンバーのなかに、シリアの制憲委員会(憲法制定委員会)の市民社会代表の1人、マイス・クライディー女史が含まれている、と伝えた。

RIAノーヴォスチ通信によると、クライディー氏はこれに先立ち、記者会見で以下の通り述べた。

私たちの政府は国民投票の結果を…支持すると信じています。なぜなら、私たちの政府はここで起こっていることについて真実を知っているからです。私は、ここで見たことをできるだけ多くの人に伝えるために最善を尽くします。

シリアでは、私たちを守ってくれたすべてのロシア兵に感謝しています。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、RIA Novosti, September 27, 2022、RT, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ヨルダンから強制退去させられた難民が米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに(2022年9月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヨルダンで避難生活をしていたシリア人家族と若い男性2人が強制退去を余儀なくされ、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに移動した。

この家族は、ヒムス県ヒムス市ワアル地区出身、また2人の若い男性はダルアー県ダルアー市出身だという。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機3機が、ダーイシュのスリーパーセルが潜伏を続けるラッカ県ラサーファ砂漠を爆撃(2022年9月27日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが潜伏を続けるシリア政府支配下のラサーファ砂漠に対して爆撃を実施した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の街道で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが仕掛けたと思われる爆弾の爆発が爆発し、シリア軍兵士2人が死亡した。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がトルコ国境に近いイドリブ県各所を爆撃、イッザ軍の軍事キャンプを狙う(2022年9月27日)

イドリブ県では、イナブ・バラディー(9月27日付)、ANHA(9月27日付)、シリア人権監視団などによると、ロシア軍戦闘機複数機が、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るサルマダー市、バーブ・ハワー国境通行所一帯、バルダクリー村の国内避難民(IDPs)キャンプ(バルダクリー・キャンプ)、バービスカー村近郊のIDPsキャンプ(アラーミル・キャンプ)に配置されている同機構と、「決戦」作戦司令室において同機構と共闘するイッザ軍の拠点複数ヵ所を爆撃した。





「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)、そしてイッザ軍などからなる武装連合体。

ロシア軍戦闘機が主な標的としたのは、トルコが違法に国境通行所を設置しているカフルルースィーン村に近いカルビート村にあるイッザ軍の軍事キャンプ。

爆撃には、ミサイル4発が使用され、うち3発はキャンプ内に着弾、1発はキャンプの近くに着弾した。

キャンプ内へのミサイルの着弾でイッザ軍の戦闘員2人が負傷、キャンプ近くへのミサイルの着弾で、IDPsキャンプに身を寄せている複数の住民が負傷した。

ホワイト・ヘルメットはフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)で、爆撃は4回行われたが、高齢の女性1人と若い男性1人が負傷した以外に犠牲者はなかったと発表した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02V5fuc7TdLAJ8eySX5x5zv7BcZ8EtsAEQfcunWguRkqCPDJMcrU3eVhyMFFDWXQnPl

シリア人権監視団がイッザ軍筋の話として明らかにしたところによると、同軍は、シリア政府の内通者らからロシア軍の爆撃が行われるとの情報を事前に入手し、爆撃を受ける数分前にキャンプでの教練コースに参加していた教官と戦闘員合わせて200人は退避したという。

同監視団によると、ロシア軍戦闘機はその後、マアーッラト・ナアサーン村、タフタナーズ市を空対空ミサイルで爆撃した。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、バーラ村、バイニーン村、ハルーバ村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ県内のイッザ軍の拠点への爆撃を行った後、アターリブ市近郊のIDPsキャンプを空対空ミサイルで爆撃した。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部のカスル村、カフル・アンマ村、カフルタアール村、ダーラ・イッザ市一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町で正体不明の武装集団が、同町議会の議長が銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、‘Inab Baladi, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県マアバダ(カルキールキー)町近郊をドローンで攻撃し、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域執行評議会の職員2人を殺害(2022年9月27日)

ハサカ県では、ANHA(9月27日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局の支配下にあるマアバダ(カルキールキー)町近郊のタッル・ジャマーン村に至る交差点で車1台を無人航空機(ドローン)で攻撃した。

この攻撃に関して、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域執行評議会は声明を出し、同地域の法務改革問題局共同議長事務所に勤務するザイナブ・ムハンマド女史とユルマーズ・シャッルー氏が同地のセンターを巡回中に狙われ、死亡したと発表した。

https://www.facebook.com/encumena.cibiciker/posts/pfbid02dxGbP5mfongTTV7VvTmCQrVcy7iNxpLFeay39QhNSLWkG1LUHkMpHJvp8rTnoMgMl

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のアサディーヤ村、ムシャイリファ村を砲撃した。

この砲撃により、ムシャイリファ村で、住民2人が死亡、女性と子供を含む5人が負傷した(SANA(9月27日付)によると、子ども2人が死亡、住民6人が負傷、シリア人権監視団によると、2人が死亡、女性3人と子ども2人を含む8人が負傷した)。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県で米軍装甲車からなるパトロール部隊の進行をシリア軍とロシア軍が阻止、退却させる(2022年9月27日)

ハサカ県では、SANA(9月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクブール・ガラージナ村に設置されているシリア軍検問所が、同地を通過しようとした米軍の装甲車5輌からなるパトロール部隊の通行を阻止、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、クブール・ガラージナ村への進入を阻止され、退却した米軍部隊は、ダルダーラ村に向かったが、今度は同村近郊の牧羊地に設置されている基地に駐留するロシア軍の車輌複数輌がこれに対峙し、両軍の兵士は降車し、会話を交わした末、米軍部隊は退却した。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で4人(2022年9月27日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治したと発表した。

これにより、9月27日現在のシリア国内での感染者数は計57,284人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,069人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02iWmzXwjpKP28T2jhMfpzbJSBfKkSQgRTykPKbB4AS9rUe4YPMPov88ytaYMQ65Sml

AFP, September 27, 2022、ACU, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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