有志連合のディロン報道官はトルコによるマンビジュ市からの即時撤退要求を事実上拒否(2018年1月28日)

ルダウ・チャンネル(1月28日付)によると、米主導の有志連合の有志連合の報道官を務めるライアン・ディロン大佐は、トルコ政府が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアレッポ県マンビジュ市からの米軍の即時撤退を求めたことに関して、「有志連合は(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体の)シリア民主軍への支援を続ける。我々は、シリア民主軍に供与されている武器や装備がダーイシュ(イスラーム国)との戦いの一環である旨、トルコに明確に伝えた…。ダーイシュは依然としてこの地域にとっての脅威であり、トルコ、中東、世界にとっての脅威であり続けている」と述べた。

AFP, January 28, 2018、ANHA, January 28, 2018、AP, January 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2018、al-Hayat, January 29, 2018、Reuters, January 28, 2018、Rudaw, January 28, 2017、SANA, January 28, 2018、UPI, January 28, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.