ロシア難民受入移送居住センター:2015年9月末以降、難民24万6,219人が帰国、避難民124万918人が帰宅(2018年10月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月8日付)を公開し、10月7日に難民117人(うち女性39人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は16,939人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者16,621人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万6,219人(うち女性7万3,863人、子供12万5,558人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万9,529人(うち女性199万1,892人、子供338万6,150人)。

一方、国内避難民28人が10月7日に新たに帰宅した。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万8,556人(うち女性4万7,980人、子供8万227人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は124万918人(うち女性37万2,978人、子供63万2,610人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(アレッポ県2件、ラタキア県16件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(アレッポ県1件、ハマー県2件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 8, 2018をもとに作成。

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