ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから106人、ヨルダンから256人の難民が帰国、避難民442人が帰宅(2018年10月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月24日付)を公開し、10月23日に難民362人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは106人(うち女性32人、子供54人)、ヨルダンから帰国したのは256人(うち女性77人、子供131人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は21,485人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者19,661人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者1,824人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 250,765人(うち女性75,231人、子供127,854人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,859人、子供3,319,765人)。

一方、国内避難民442人(うち女性4人、子供7人)が10月21日に新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは22人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは63人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由してアレッポ県に帰宅したのは357人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は159,498人(うち女性48,304人、子供80,614人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,241,860人(うち女性373,302人、子供632,997人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 24, 2018をもとに作成。

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