ロシア当事者和解調整センター「ホワイト・ヘルメットのテロリストがイドリブ県からアレッポ県北部に塩素ガスやサリン・ガスを持ち込んだとの情報を得た」(2018年10月29日)

ラタキア県フマイミーム航空基地に設置されているロシア当事者和解調整センターのウラジーミル・サブチェンコ・センター長は、声明を出し、「テロリスト」がシリア軍に嫌疑をかけるため、住民に対して化学兵器攻撃を行おうとしているとの情報を、アレッポ県の住民から得たと発表した。

サブチェンコ・センター長によると、ホワイト・ヘルメットの「テロリスト」数十人が、イドリブ県ジスル・シュグール市から、塩素ガスやサリン・ガスが入った容器をもって、アレッポ県北部にある反体制派の拠点都市であるアアザーズ市、マーリア市、ラーイー村に到着したという。

ホワイト・ヘルメットの「テロリスト」はまた、地元住民でない市民が苦しむ映像を撮影していたという。

SANA(10月29日付)が伝えた。

AFP, October 29, 2018、ANHA, October 29, 2018、AP, October 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2018、al-Hayat, October 30, 2018、Reuters, October 29, 2018、SANA, October 29, 2018、UPI, October 29, 2018などをもとに作成。

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