米中央軍報道官「有志連合はシリア軍のマンビジュ郡への展開を確認していない」(2018年12月28日)

米中央軍のアール・ブラウン報道官(中佐)は、ドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍の撤退を受けて、北・東シリア自治局の支配下にあったアレッポ県マンビジュ郡にシリア軍が展開したことに関して声明を出し、シリア軍の展開を確認していないと発表した。

ブラウン報道官は「マンビジュ市の軍隊の変化についての誤った情報にもかかわらず、有志連合はこうした主張(シリア軍の展開)が正しいことを示す兆候を目にしていない」と述べた。

また「我々の任務に変更はない。我々は引き続き協力部隊の支援を続けるとともに、慎重且つ管理されたかたちでの部隊撤退を行い、我が部隊と現場で活動する協力者の安全を確保するうえで可能なあらゆる措置を講じる」と付言した。

AFP, December 28, 2018、ANHA, December 28, 2018、AP, December 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2018、al-Hayat, December 29, 2018、Reuters, December 28, 2018、SANA, December 28, 2018、UPI, December 28, 2018などをもとに作成。

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