ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから164人、ヨルダンから882人の難民が帰国、避難民164人が帰宅(2019年3月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月27日付)を公開し、3月26日に難民1,046人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは164人(うち女性49人、子供84人)、ヨルダンから帰国したのは882人(うち女性265人、子供450人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は169,838人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者61,699人(うち女性18,651人、子ども31,387人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者108,139人(うち女性32,467人、子ども55,139人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 399,118人(うち女性119,776人、子供203,448人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民72人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは38人(うち女性10人、子供15人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは34人(うち女性17人、子供6人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は14,595人(うち女性4,950人、子供6,313人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,283,191人(うち女性387,509人、子供650,079人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 27, 2019をもとに作成。

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