イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握しているサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、イドリブ市で、同組織に自治を委託されているシリア救国内閣の政策に抗議するデモが行われ、住民数百人が参加した。
デモ参加者は、食糧品、燃料の値上げなどに抗議した。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)によると、イドリブ市やカフルタハーリーム町で金曜日の集団礼拝後に住民数十人が抗議デモを行い、体制打倒、ロシアとイランの排斥、革命継続を訴えた。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市、アアザーズ市、バーブ・サラーマ国境通行所で政権打倒を訴える抗議デモが行われ、国内避難民(IDPs)数十人が参加した。
「アレッポは自由人のもの、イランのものでない」と銘打たれたデモではまた、トルコ軍、国民軍に北・東シリア自治局支配地域を制圧するよう呼びかけられた。
AFP, November 29, 2019、ANHA, November 29, 2019、AP, November 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2019、Reuters, November 29, 2019、SANA, November 29, 2019、SOHR, November 29, 2019、UPI, November 29, 2019などをもとに作成。
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