ダマスカス国立博物館が7年ぶりに再開(2018年10月28日)

ダマスカス県ハルブーニー地区にあるダマスカス国立博物館が7年ぶりに再開され、考古学者や一般の観覧者が訪れた。

ダマスカス国立博物館は「アラブの春」波及に伴う混乱のなかで2011年に閉鎖されていた。

ダマスカス国立博物館は1920年に設置され、1936年に現在の施設に移転、1956年と1975年に展示施設が増設された。

博物館には、起源108年に建設されたパルミラ遺跡(ヒムス県タドムル市)の地下墓地の複製、8世紀に建設された西ハイル城(ヒムス県中部)の正門の複製、オガレット遺跡やローマ時代のモザイク、そして先史時代、古代オリエント時代、ギリシャ・ローマ・ビザンツ時代、ウマイヤ朝時代の出土品などが展示されている。

文化省遺跡博物館局は、首都ダマスカスでも戦闘が発生した2012年に、所蔵品約30万点と文書数千点を、「テロリスト」の攻撃から守るために、国内各所の秘密の場所に移設させていた。

開会式典には、ムハンマド・アフマド文化大臣、マフムード・ハンムード文化省遺跡博物館局長、国連開発計画シリア事務所のデヴィッド・アコピヤン代表らが出席し、祝辞を述べた。

SANA(10月28日付)が伝えた。

SANA, October 28, 2018

SANA, October 28, 2018

SANA, October 28, 2018

SANA, October 28, 2018

SANA, October 28, 2018

SANA, October 28, 2018

 

AFP, October 28, 2018、ANHA, October 28, 2018、AP, October 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2018、al-Hayat, October 28, 2018、Reuters, October 28, 2018、SANA, October 28, 2018、UPI, October 28, 2018などをもとに作成。

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