トルコが支援するシャーム軍団、アル=カーイダと共闘する自由イドリブ軍など11組織が新たな武装組織「国民解放戦線」を結成(2018年5月28日)

シリア北部で活動する反体制武装集団11組織が共同声明を出し、新たな武装組織「国民解放戦線」の結成を宣言した。

参加したのは、トルコが支援するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、シャーム解放機構と共闘してきた自由イドリブ軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、第1歩兵師団、第2軍、精鋭軍、ナスル軍、ダーライヤー・イスラーム殉教者、自由旅団、第23師団。

司令官はファドルッラー・ハッジー大佐が、副司令官はスハイブ・ルユーシュ中佐が、参謀長はムハンマド・マンスール少佐が、報道官はナージー・ムスタファー大尉がそれぞれ務める。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(5月28日付)によると、国民解放戦線に参加する11組織は、それ以外の武装連合体に所属しないという。

al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018

AFP, May 28, 2018、ANHA, May 28, 2018、AP, May 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018、al-Hayat, May 29, 2018、Reuters, May 28, 2018、SANA, May 28, 2018、UPI, May 28, 2018などをもとに作成。

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バーブ市で東部自由人連合とワーキー家が和解、東部自由人連合はバーブ市通行などを禁じられる(2018年5月28日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月28日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市で5月6日に発生した東部自由人連合とワーキー家の衝突に関して、9項目からなる和解合意が結ばれた。

和解合意は、①東部自由人連合幹部のアブー・ジャンムー氏のバーブ市からの追放、②東部自由人連合が接収したバーブ市内の民家、農地の返還、③東部自由人連合の車列のバーブ市内の通行禁止、③東部自由人連合戦闘員とワーキー家子息の今後の個人的な紛争に連合およびワーキー家は関与しない、といった点を骨子とする。

al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018

AFP, May 28, 2018、ANHA, May 28, 2018、AP, May 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018、al-Hayat, May 29, 2018、Reuters, May 28, 2018、SANA, May 28, 2018、UPI, May 28, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市内でYPGとラッカ革命家旅団が交戦、米軍が介入しYPGを市外に撤退させる(2018年5月27日)

ラッカ県では、DPA(5月28日付)、『ハヤート』(5月29日付)、ロイター通信(5月28日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)とラッカ革命家旅団が27日晩、ラッカ市内で交戦し、民家などが巻き添えとなり被弾した。

ロジャヴァの治安部隊であるアサーイシュがラッカ市ラムラ地区バザーリー交差点近くにあるラッカ革命家旅団司令官のアブー・アウワード氏の自宅に対して強制捜査を行ったことに、同地区の若者が反発、アサーイシュとYPGが増援部隊を派遣し、ラッカ革命家旅団の本部を包囲し、ラッカ市からの退去を迫ったことで、戦闘に発展したという。

事態を受けて、有志連合を主導する米軍が介入し、YPGをラッカ市西の本営に撤退させた。

YPGとラッカ革命家旅団はこれまでにもラッカ市内で度々小競り合いを繰り返してきた。

YPGとラッカ革命家旅団はともにシリア民主軍に参加しており、ラッカ革命家旅団はシリア民主軍における最大のアラブ人民兵と目されている。

al-Hayat, May 29, 2018

AFP, May 28, 2018、ANHA, May 28, 2018、AP, May 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018、al-Hayat, May 29, 2018、Reuters, May 28, 2018、SANA, May 28, 2018、UPI, May 28, 2018などをもとに作成。

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ドゥラル・シャーミーヤ:シリア北部とトルコ領内にシリア軍の「自爆無人偵察機」2機が墜落か?(2018年5月27日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)は、シリア軍の「自爆無人偵察機」2機が、イドリブ県西部のハムブーシーヤ村近郊と、トルコ領内で自爆したと伝え、その破片を写したとされる写真を掲載した。

2機の自爆による被害はなかったという。

複数の地元消息筋によると、「イランの民兵が、この手の「自爆航空機」で解放区を狙うようになっている」のだという。

al-Durar al-Shamiya, May 27, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 27, 2018

AFP, May 27, 2018、ANHA, May 27, 2018、AP, May 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2018、al-Hayat, May 28, 2018、Reuters, May 27, 2018、SANA, May 27, 2018、UPI, May 27, 2018などをもとに作成。

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SANA:ダーイシュはヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの学校を児童戦闘員の養育・育成場所として利用していた(2018年5月27日)

SANA(5月27日付)は、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市やダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを支配していたダーイシュ(イスラーム国)が同地の学校を、児童戦闘員を育成・動員するために利用していたと伝え、ダーイシュのプロパガンダや紋章が描かれた学校施設の写真や映像を公開した。

SANA, May 27, 2018
SANA, May 27, 2018
SANA, May 27, 2018
SANA, May 27, 2018
SANA, May 27, 2018

ハジャル・アスワド市とヤルムーク・パレスチナ難民キャンプは21日にシリア軍によって解放され、現在はシリア政府の支配下に復帰している。

AFP, May 27, 2018、ANHA, May 27, 2018、AP, May 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2018、al-Hayat, May 28, 2018、Reuters, May 27, 2018、SANA, May 27, 2018、UPI, May 27, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省はダイル・ザウル県でロシア軍顧問4人がテロ集団に襲撃され死亡したと発表(2018年5月27日)

ロシア国防省は声明を出し、ダイル・ザウル県南東部にあるシリア軍の拠点が「テロ集団」によって襲撃され、同拠点にいたロシア軍の顧問4人が死亡、3人が負傷した。

死亡した4人のうち2人は即死し、2人は搬送先の病院で死亡した。

殺害された日時は明らかにされなかったが、シリア軍拠点を襲撃した「テロ集団」も、戦闘で43人が死亡、重火器を装備した車輌6台を破壊されたという。

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一方、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月26日付)は、ダイル・ザウル県のシリア軍とロシア軍の車列をダーイシュが奇襲し、ロシア軍兵士を含む23人を殺害したと伝えた。

AFP, May 27, 2018、ANHA, May 27, 2018、AP, May 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 28, 2018、Reuters, May 27, 2018、SANA, May 27, 2018、UPI, May 27, 2018などをもとに作成。

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ダルアー市でシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室とシリア軍が交戦するなか、ダルアー県とクナイトラ県の武装集団が新組織「救済軍」を結成(2018年5月26日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属するスンナ聖戦軍団が、ダルアー市内の国立病院近くでシリア軍の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が、反体制武装集団の支配下にあるダルアー市内各所(ダム街道地区)を砲撃した。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)によると、ダルアー県とクナイトラ県で活動する反体制武装集団が、「救済軍」の名で新たな武装集団を結成した。

『ハヤート』(5月28日付)によると、救済軍には、ナワー自由人師団、殉教者ジャミール・アブー・ザイン師団、特殊任務師団、ゴラン住民連合などが参加、ムハンマド・ハーリド少佐が司令官を務める。

ロシア・シリア軍によるシリア南部への攻勢を受けた動きだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のカフルズィーター市、ラターミナ町、ハスラーヤー村、ザカート村、アルバイーン村、サフル村を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ市中止部のサラースィーン地区の集合住宅近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、5人が死亡、30人が負傷した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、ハーディル村に近いタッル・ハディーヤ村にあるホワイト・ヘルメットの事務所が何者かの襲撃を受け、ボランティア・スタッフ5人が死亡、複数が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるバーブ市(アレッポ県)で住民とスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が衝突(2018年5月26日)

アレッポ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市で、トルコ軍の支援を受けるスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が住民(タムルー家)と衝突した。

この衝突で双方に負傷者が出たという。

ANHA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァが実効支配するハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所でトルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場に多数の住民が集まる(2018年5月26日)

ANHA(5月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所で、トルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場には住民数百人から数千人が集まった。

抗議デモが行われたのは、ハサカ県カーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市、アームーダー市、ハサカ市、ダイリーク市、カルマアバダ(カルキールキー)町、タッル・タムル町、ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市、ダルバースィーヤ市、

アレッポ県アレッポ市、バズハダーン避難民キャンプ(タッル・リフアト市近郊)、ファーフィーン村、アイン・アラブ(コバネ)市、マンビジュ市、
ラッカ県タブカ市、ラッカ市など。

ロジャヴァを主導する民主統一党(PYD)の前共同党首で、民主連合運動(TEV-DEM)の渉外メンバーを務めるサーリフ・ムスリム氏は24日、トルコのクルディスタン占領に抗議するための世界規模のデモを行うと述べ、参加を呼びかけていた。

ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

 

 

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ロジャヴァによる強制徴用に対する抗議デモがハサカ市で発生(2018年5月26日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)、ハーブール(5月26日付)、SANA(5月26日付)などによると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が分割統治(共同支配)するハサカ県のグワイラーン地区と西ヌシューワ地区で、ロジャヴァの治安部隊であるアサーイシュに対する抗議デモが行われ、住民多数が抗議した。

デモは、アサーイシュが25日深夜、西ヌシューワ地区の住宅街で強制捜査を行い、若者3人を拘束・連行したことを受けて発生、ロジャヴァの支配下にあるヌシューワ地区、グワイラーン地区、タラーイア地区、アズィーズィーヤ地区で住民数百人が抗議行動を行い、ロジャヴァによる強制徴用に反対の意思を表明した。

これを受け、アサーイシュは西ヌシューワ地区などで厳戒態勢を敷き、検問所で、老人3人を含む複数人を逮捕した。

一方、SANAによると、タッル・ブラーク町近郊のスマイハーン村や県内の主要幹線道路の検問所でも、アサーイシュが若者を拘束しているという。

また、反体制系のユーフラテス・ポスト(5月26日付)も、ロジャヴァを主導する民主統一党(PYD)の「民兵」がハサカ県のサッド避難民キャンプで強制捜査を行い、多数を拘束したほか、飲料水などの提供を中止するなどして避難民に制裁を加えたと伝えた。

なお、カーミシュリー市でも、タッル・ハミース市の住民がアサーイシュによる子息16人の逮捕に抗議してデモを行った。

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、Euphrates Post, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、al-Khabur, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部とハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員数十人が投降し、放免となる(2018年5月26日)

ヒムス県では、SANA(5月26日付)によると、同県北部とハマー県南部で活動していた反体制武装集団戦闘員のうち、同地からの退去を拒否した戦闘員の免罪手続きが行われ、戦闘員数十人が武器を引き渡し、放免となった。

SANA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はアフリーン郡で「商売をするかのように逮捕を行い、「身代金」(保釈金)を家族に支払わせている」(2018年5月25日)

シリア人権監視団は、トルコ軍とその支配を受ける反体制武装集団の支配下にあるアレッポ県アフリーン郡で、住民が武装集団による恣意的逮捕への不満を募らせていると発表した。

同監視団によると、武装集団による住民逮捕は日常化しており、「住民は武装集団が「商売」をするように逮捕を行っていると疑っている。逮捕された人々は拘置所に連行され、暴行や拷問を受け、家族は釈放と引き替えに「身代金」を支払わされている…。武装集団はまた、アフリーン郡に戻ってきた家族に対して、人民連合党(PYD)やクルド人部隊とつながりがないかを尋問を行っている」という。

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー県の反体制武装集団支配地域に投降を呼びかけるビラを散布(2018年5月25日)

ダルアー県では、『ハヤート』(5月26日付)によると、シリア軍ヘリコプターが反体制武装集団の支配下にあるハーッラ市、ジャースィム市、ナワー市にビラを散布した。

散布されたビラは、シリア軍武装部隊総司令部の署名入りで「グータの同胞は正しい判断を下した。シリア軍に参加して、町や村から武装集団を排除しよう。日常生活を回復しよう」、「戦闘員よ、あなたの命を賭けるには二つの選択肢しかない。確実に死にいたるか、武器を棄てるかだ。シリア軍の兵士たちがやって来る。時を逸する前に決断せよ」などと書かれていたという。

だが、ダルアー県で活動する武装集団の一つスンナの獅子師団のアブー・ウマル・ザグルール司令官は、ビラが指揮を挫くためものだとして、呼びかけを拒否する姿勢を示している。

また、アル=カーイダ系組織の一つシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)のアブー・サービト・カファリー司令官は、県内(とりわけ県東部)で活動する武装集団に対して、同じくアル=カーイダ系のシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に参加し、シリア軍に対する徹底抗戦を行うよう呼びかけている。

こうしたなか、サナマイン市では、同地での停戦を仲介しているシリア政府の和解委員会のメンバーが乗った車が爆弾の爆発に巻き込まれ、負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「堅固な建造物」作戦司令室の支配下にあるダルアー市内各所を砲撃した。

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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イラク軍戦闘機がシリア領内のダーイシュ拠点を越境爆撃(2018年5月25日)

イラク軍合同作戦司令室は声明を出し、イラク空軍のF16戦闘機複数機が、シリア領内のダイル・ザウル県ハジーン市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の司令拠点と武器弾薬庫に対して爆撃を行い、これを完全に破壊したと発表した。

ハジーン市一帯では、米主導の有志連合と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ掃討に向けた「ジャズィーラの嵐」作戦を続行中で、イラク軍がシリア民主軍と連携し、シリア領内を越境爆撃するのは5月4、16日に続いて3回目。

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァを主導するPYDはアフリーン郡からの撤退に先立って拘束していた離反兵ら1,000人以上をシリア政府に引き渡す(2018年5月25日)

バスニュース(5月25日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)が、アレッポ県アフリーン郡を実行していた2018年3月以前に同地の複数の刑務所で拘置していた1,000人以上を、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団の同地占領に先立ってシリア政府に引き渡していたと伝えた。

拘置されていた1,000人のなかには、離反兵(兵役忌避者)なども含まれており、ダマスカス県にあるマッザ軍事刑務所に収監されたという。

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、Basnews, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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反体制武装集団はダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍メンバー19人を捕捉(2018年5月25日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月25日付)によると、ウマリー旅団連合が声明を出し、同連合所属の第102旅団が、県南西部のジュビーブ村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍のメンバー19人を捕捉したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018

AFP, May 25, 2018、ANHA, May 25, 2018、AP, May 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 25, 2018、SANA, May 25, 2018、UPI, May 25, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ使節団がエジプトを訪問し、シュクリー外務大臣らとシリア北東部への部隊派遣などについて意見を交わす(2018年5月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の使節団がエジプトの首都カイロを訪問し、サーミフ・シュクリー外務大臣などと会談した。

ロジャヴァ使節団には、民主連合運動(TEV-DEM)幹部のアリダール・ハリール氏、ロジャヴァ・ハサカ地区執行評議会副議長のフサイン・アッザーム氏、北シリア民主連邦執行委員会メンバーのイリーザービート・クーリーヤ氏が参加。

アラビー21(5月27日付)などによると、会談では、ロジャヴァ支配地域からの米軍撤退の肩代わりとして、ドナルド・トランプ米政権が派遣を求めているアラブ諸国部隊について意見が交わされたほか、反体制派糾合に向けた「カイロ3大会」開催の必要を訴えたという。

AFP, May 24, 2018、ANHA, May 24, 2018、‘Arabi 21, May 27, 2018、AP, May 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 24, 2018、SANA, May 24, 2018、UPI, May 24, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァはパリ同時多発テロ事件、ニース・トラック・テロ事件に関与するとされるダーイシュのフランス人幹部を逮捕(2018年5月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、5月19日に同軍諜報機関に所属する特殊部隊が、「ダーイシュ(イスラーム国)においてもっとも危険なテロリスト」のフランス人幹部アドリヤン・リオネル・カヤリ氏(Adrien Lionel Kayali、本名アドリアングイハル(Adrien Guihal)、通称アブー・ウサーマ・ファランスィー)とその妻を逮捕したと発表した。

声明によると、キヤーリー氏は、1983年生まれのフランス人で、2003年にイスラーム教に入信、2010年にテロ組織に所属しているとしてフランスで逮捕された後(同年釈放)、ダーイシュに参加し、2015年3月6日にトルコからラッカ県タッル・アブヤド市を経由してシリアに入国した。

フランス当局はパリ同時多発テロ事件発生を受け、2015年末に同氏を指名手配した。

キヤーリー氏は、2015年11月のパリ同時多発テロ事件、2016年11月のニース・トラック・テロ事件で「役割を果たした」とされ、シリア民主軍がラッカ県を制圧した後も、同地で潜伏していたという。

一方、『ハヤート』(5月25日付)は、複数の消息筋の話として、2015年11月のパリ同時多発テロ事件の実行犯に近い人物とされていたフランス人サリーム・ベン・ガーリブ氏が2017年11月にシリアで砲撃で死亡していたと伝えた。

ベン・ガーリブ氏は2013年にシリアに入国し、ダーイシュのメンバーとして活動していた。

al-Hayat, May 25, 2018

AFP, May 24, 2018、ANHA, May 24, 2018、AP, May 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 24, 2018、SANA, May 24, 2018、UPI, May 24, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァとシリア政府はラマダーン月に合わせて一時帰国したシリア人青年を逮捕(2018年5月24日)

アレッポ県では、バスニュース(5月24日付)によると、ラマダーン月に合わせてトルコからシリア国内に一時帰国していた住民1人がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクールタク村で、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュに逮捕された。

またシリア政府当局もトルコから一時帰国していた若者複数をマンビジュ市近郊のアブー・カフフ通行所で逮捕し、アレッポ市の教練センターに連行したという。

al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018

AFP, May 24, 2018、ANHA, May 24, 2018、AP, May 24, 2018、Basnews, May 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 24, 2018、SANA, May 24, 2018、UPI, May 24, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部でシャーム解放機構などからなる反体制派と交戦、反体制派はダルアー市内でヒズブッラーの車列を砲撃(2018年5月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月24日付)によると、21日にシリア軍によって解放されたハジャル・アスワド市中心のナジュマ広場にシリア国旗が掲揚された。

広場ではまた、アサド大統領の写真、パレスチナ国旗(バアス党党旗)も掲げられた。

SANA, May 24, 2018

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ハマー県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍が県北部のズラーキーヤ村一帯に侵入しようとしたシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、シリア軍はラターミナ町一帯を砲撃、同地への進攻を試みたが、イッザ軍が応戦しこれを撃退した。

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ダルアー県では、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室のアブー・シマー報道官が、ダルアー市クスール地区でヒズブッラーの車列を砲撃したと主張した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2018、ANHA, May 24, 2018、AP, May 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 24, 2018、SANA, May 24, 2018、UPI, May 24, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部のシリア軍拠点を爆撃:米国は関与を否定(2018年5月24日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月24日付)が軍消息筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が未明に県南東部のシリア軍拠点複数カ所を爆撃した。

爆撃は、ブーカマール市とハミーマ砂漠間の拠点複数カ所を標的とし、ダーイシュ(イスラーム国)の攻勢と時を同じくするかたちで行われたという。

またヒズブッラーの戦闘広報局によると、爆撃はT2(第2石油輸送ステーション)近くに対して行われたという。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)は、「有志連合によるとされる」この爆撃で親政権民兵やイランの民兵の戦闘員12人が死亡し、複数が負傷、車輌3台が大破したと伝えた。

しかし、米中央軍報道官のビル・アーバン大佐は、ロイター通信(5月24日付)に対して「米主導の有志連合が親政権謳いを爆撃したとの情報を得ていない」と否定した。

なお、米主導によるシリア軍拠点への爆撃は23日にも報じられている。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(5月24日付)によると、ダーイシュは県南東部での23日の戦闘で捕捉したシリア軍兵士および親政権民兵数十人を処刑した。

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一方、シリア人権監視団によると、有志連合の航空支援、米仏軍の砲撃支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南東部のイラク国境に近いバーグーズ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対し激しい攻撃を加えた。

攻撃は、ウマル油田に進駐している有志連合が地対地ミサイル20発を2回に分けて発射した。

AFP, May 24, 2018、ANHA, May 24, 2018、AP, May 24, 2018、Deirzoor24, May 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2018、al-Hayat, May 25, 2018、Reuters, May 24, 2018、SANA, May 24, 2018、UPI, May 24, 2018などをもとに作成。

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シャーム軍団に護衛されたトルコ軍部隊がシリア領内の監視所に向かうなか、トルコ諜報機関はYPGとの内通が疑われる第23師団を排除(2018年5月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、重火器を装備したシャーム軍団の車輌複数台に護衛され、トルコ軍の車輌30台あまりが、カフル・ルーサイン村に設置された通行上からシリア領内に進入し、シャフシャブー山やハマー県ムーリク市にある監視所に向かった。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月23日付)が複数の活動家の話として伝えたによると、トルコ諜報機関が、アアザーズ市を拠点とする反体制武装集団の連合体第2軍団から第23師団を排除した。

第23師団の排除は、同組織の腐敗や西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との内通に関する情報をトルコ諜報機関が入手したのを受けた動きだという。

しかし、第23師団のラーイド・シャイフ司令官は、ドゥラル・シャーミーヤに対して、排除されたとの情報を否定した。

AFP, May 23, 2018、ANHA, May 23, 2018、AP, May 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2018、al-Hayat, May 24, 2018、Reuters, May 23, 2018、SANA, May 23, 2018、UPI, May 23, 2018などをもとに作成。

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前日に続いて、トルコの支援を受けるシャーム軍団のメンバーがイドリブ県で暗殺される(2018年5月23日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月23日付)によると、イドリブ市とマアッラトミスリーン市を結ぶ街道で、トルコの支援を受けるシャーム軍団の車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員3人が死亡した。

なお、22日には、タッルアーダ村近郊で、シャーム軍団の検問所が何者かの襲撃を受け、同戦闘員2人が殺害されている。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のラターミナ町およびその一帯を砲撃した。

AFP, May 23, 2018、ANHA, May 23, 2018、AP, May 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2018、al-Hayat, May 24, 2018、Reuters, May 23, 2018、SANA, May 23, 2018、UPI, May 23, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市近郊のユーフラテス川左岸のシリア軍拠点を米主導の有志連合とYPG主体のシリア民主軍が激しく爆撃・砲撃(2018年5月23日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月23日付)によると、米主導の有志連合が22日晩、シリア政府の支配下にあるアイヤーシュ村、ブガイリーヤ村にあるシリア軍と親政権民兵(イランの民兵)の拠点を爆撃した。

『ハヤート』(5月24日付)が複数の活動家や地元住民の話として伝えたところによると、有志連合の爆撃は第137旅団基地などにも及んだという。

またこれと並行して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア軍が交戦、シリア民主軍はアイヤーシュ村のシリア軍拠点を砲撃した。

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一方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がマヤーディーン市西方の砂漠地帯に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦、これを撃退した。

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ハサカ県では、『ハヤート』(5月24日付)が複数の軍消息筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が、県南部のジャラール村とタッル・シャーイル村を結ぶ街道を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)幹部の1人でエジプト人のウマル・アリー氏とシリア人メンバー1人を殺害した。

AFP, May 23, 2018、ANHA, May 23, 2018、AP, May 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2018、al-Hayat, May 24, 2018、Reuters, May 23, 2018、SANA, May 23, 2018、UPI, May 23, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下の住民はロジャヴァとシリア政府の「二重課税」に苦しむ(2018年5月23日)

『ハヤート』(5月23日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下が、ロジャヴァとシリア政府の「二重課税」の負担で喘いでいると伝えた。

ロジャバとシリア政府が分割統治(共同支配)するカーミシュリー市の中心街にある布市場(スーク・アクミシャ)での女性用の衣服を販売しているナビール・アーダム氏(34歳)は、「(ロジャヴァとシリア政府に)2度税金を払うことは、私たちの家族にとって負担です。私たちの利益は小さなものですし、市場の動きも活発ではないですから」と述べた。

化粧品店を営むファーイズ・アッバース氏(35歳)も「税金はとても高いのですが、医療福祉、水、電気もありません…。私たちには税金がどこに言ってしまったのか知る権利があります…。市民こそが、どこに福祉が提供され、治安が確保され、燃料が充分に供給されるかを決めるべきです」と不満を漏らした。

AFP, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコの支援を受けるシャーム軍団の検問所が何者かの襲撃を受け、2人死亡(2018年5月22日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月23日付)によると、タッルアーダ村近郊で、トルコの支援を受けるシャーム軍団の検問所が何者かの襲撃を受け、同軍団の戦闘員2人が殺害された。

AFP, May 23, 2018、ANHA, May 23, 2018、AP, May 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2018、al-Hayat, May 24, 2018、Reuters, May 23, 2018、SANA, May 23, 2018、UPI, May 23, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はイラク国境地帯に監視塔、土塁を建設(2018年5月22日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がイラクとの国境地帯に監視塔や土塁を多数建設した。

AFP, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県各所からヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団などが撤退し、代わってシリア軍が進駐(2018年5月22日)

アナトリア通信(5月22日付)は、レバノンのヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けるファーティミーユーン旅団といった民兵組織が、ダルアー県のダルアー市、アトマーン村、ヒルバト・ガザーラ町、ダマスカス・アンマン街道(国際幹線道路)一帯からサナマイン市方面に撤退し、シリア軍がこれに代わって進駐を開始したと伝えた。

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一方、スマート・ニュース(5月22日付)によると、ダルアー県マハッジャ町を支配下に置く反体制武装集団が、シリア当局によって拘束されている住民全員の釈放を条件に、シリア政府と停戦交渉に応じることを決定した。

AFP, May 22, 2018、Anadolu Ajansı, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、SMART News, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるシャーム自由人イスラーム運動とヌールッディーン・ザンキー運動がクルド人が多く住むアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃(2018年5月22日)

アレッポ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、カフルハムラ村からアレッポ市北西部のシャイフ・マクスード地区を砲撃し、女性1人を含む住民3人が負傷した。

syria.liveuamap.com, May 22, 2018

砲撃を行ったのは、シリア解放戦線を主導するシャーム自由人イスラーム運動とヌールッディーン・ザンキー運動。

前者はアル=カーイダの系譜を汲み、後者はシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構として活動していた。

AFP, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュの支配から解放されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプとハジャル・アスワド市にシリア国旗が掲揚される、退去したダーイシュ戦闘員とその家族約600人はシリア東部の砂漠地帯に到着(2018年5月22日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とその家族が退去し、シリア軍によって解放されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプとハジャル・アスワド市に、内務治安部隊や警察が進駐し、ハジャル・アスワド市内にある区庁舎ビルにシリア国旗を掲揚した。

SANA, May 22, 2018
SANA, May 22, 2018

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一方、ANHA(5月22日付)によると、ダマスカス県のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプとダマスカス郊外県のハジャル・アスワド市から退去したダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員とその家族約600人が、シリア東部の砂漠地帯にあるダーイシュ支配地域に到着した。

シリア人権監視団によると、戦闘員らを分乗させた大型バスの車列は2陣に分かれてシリア東部に向かった。

また、スワイダー24(5月22日付)は、ダーイシュ戦闘員とその家族を乗せた大型バスの車列は厳戒態勢のなか、スワイダー県の砂漠地帯(アシュラフィーヤ地区、アウラ地区)に入ったと伝え、その映像(https://www.facebook.com/Suwayda24/videos/901232540056364/)を公開した。

AFP, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、Suwayda 24, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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