ダーイシュがヒムス県東部のT3近郊のシリア軍拠点を襲撃し、シリア軍兵士、イラン人多数死亡(2018年5月22日)

ヒムス県では、HNN(5月22日付)によると、県東部の第3石油輸送ステーション(T3)およびウワイリド・ダム近くにあるシリア軍の拠点をダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を仕掛けた車で襲撃し、兵士7人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、この攻撃でシリア軍兵士、イラン人合わせて26人が死亡したという。

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スワイダー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)によると、県北部のシャッカー町、ジュナイナ村間の農地に何者かが砲撃を行った。

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イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(5月22日付)によると、イドリブ市内でダーイシュ(イスラーム国)の暗殺グループが摘発された。

シャーム解放機構の司令官の一人ウサーマ・アドニー氏が明らかにしたところによると、同委員会の治安部隊が21日、イドリブ市内のアパートに突入、潜伏中のダーイシュ・メンバー2人を拘束したという。

AFP, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、HNN, May 22, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, May 22, 2018などをもとに作成。

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シリア軍が反体制派支配下のダルアー市を砲撃する一方、ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍がヤルムーク川河畔地域に進攻した反体制派を撃退(2018年5月21日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダルアー市内の反体制武装集団支配地域を砲撃した。

一方、『ハヤート』(5月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、ヤルムーク川河畔地域に進攻した反体制武装集団と交戦、これを撃退した。

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部でダーイシュがシリア軍と交戦(2018年5月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市近郊とクーリーヤ市の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍を襲撃し、戦闘となり、ダーイシュ戦闘員6人とシリア軍兵士4人が死亡した。

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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シリア軍とYPGに村人が殺害されたことに抗議し、アレッポ県ジンディールス町の住民がシリア軍検問所を襲撃(2018年5月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)によると、アフリーン郡に対するトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団による「オリーブの枝」作戦を受けて、シリア政府支配地域に避難したジンディールス町の住民が、バイナ村にあるシリア軍の検問所を襲撃した。

襲撃は、同地出身の若者(ハンムーダ・ワリード氏)が、シリア軍と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の発砲で死亡したことに抗議して行われた。

この若者は、トルコの実質占領下にあるジンディールス町に帰還しようとして、検問所を通過しようとしたところ、シリア軍とYPGによって阻止され、射殺されたという。

al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で米仏がシリア民主軍とともにダーイシュ掃討戦を続けるなか、ハサカ県で米軍兵士3人殺害か?(2018年5月21日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、有志連合を主導する米軍の車列がラクバ村近郊の街道(ハサカ市・タッル・タムル町街道)で襲撃を受け、兵士3人が死亡、2人が負傷、車輌3台が大破した。

事件に関しては、交通事故で車輌3台が大破し、兵士3人が死亡したとの情報も流れている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が上バーグーズ村一帯、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

戦闘には、フランス軍、米軍の地上部隊が砲撃でシリア民主軍を支援した。

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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ANHAはダマスカス郊外県東グータ地方、東カラムーン地方、ヒムス県北部から退去した反体制武装集団戦闘員とその家族のアフリーン郡内の定住先の詳細を発表(2018年5月21日)

ANHA(5月21日付)は、ロシアの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の合意に基づき、ダマスカス郊外県東グータ地方(ドゥーマー市など)、東カラムーン地方(ドゥマイル市など)、ムアダミーヤト・シャーム市、バービッラー市、ヒムス県ラスタン市、タルビーサ市から、トルコが実質占領するアレッポ県アフリーン郡(北シリア民主連邦アフリーン地域)に退去した戦闘員とその家族の定住状況を地元消息筋から入手したと伝え、その一覧を公表した。

同サイトによると、戦闘員とその家族の定住状況は以下の通り:

ジンディールス郡(「郡」は北シリア民主連邦の行政区画)
1. タルフ村:トルコ軍管区につき、定住禁止。
2. カフルズィート村:東グータ地方から4世帯が移住。
3. カアニー・クールカ村:トルコ軍管区につき、定住禁止。
4. カジューマーン村:東グータ地方から5世帯が移住。
5. 東アシュカーン村:東グータ地方から3世帯が移住。
6. クールカ村:東グータ地方から7世帯が移住。
7. ファキーラー村:ヒムス県から15世帯、東グータ地方から7世帯が移住。
8. バルジャカ村:東グータ地方から1世帯が移住。
9. 上マサカ村:東グータ地方から1世帯が移住。
10. ダイル・バッルート村:ヒムス県から10世帯が移住。
11. ディーワーン村:ヒムス県と東グータ地方から18世帯が移住。
12. ジャルマ村:東グータ地方から100世帯、ヒムス県から25世帯が移住。
13. ジャカーラー村:東グータ地方から40世帯が移住。

シーラーワー区(「区」は北シリア民主連邦の行政区画。アフリーン郡に帰属)
1. シャーディーラ村:東グータ地方から6世帯が移住。
2. ガザーウィーヤ村:東グータ地方から200世帯、ドゥーマー市から15世帯が移住。
3. カブターン・ジャバル村、(アレッポ県)から3世帯が移住。
4. ブルジュ・アブドゥッラー村:東グータ地方から50世帯が移住。
5. バースータ村:東グータ地方から110世帯が移住。
6. バースーファーン村:東グータ地方から50世帯が移住。
7. ブルジュ・ハイダル村:東グータ地方、ナブク市(ダマスカス郊外県)から30世帯が移住。
8. バラード村:東グータ地方から20世帯が移住。
9. ブルジュ・スライマーン村:東グータ地方から8世帯が移住。

マーバーター区(アフリーン郡)
1. ミールカーン村:東グータ地方から50世帯が移住。
2. サーリヤー村:東グータ地方から4世帯が移住。
3. ハーブー村:東グータ地方から9世帯が移住。
4. シャイターナー村:ドゥーマー市から6世帯が移住。
5. 下クールカーン村:東グータ地方から3世帯が移住。
6. 上クールカーン村:東グータ地方から4世帯が移住。
7. アルバー村:東グータ地方から18世帯が移住。
8. バアディナー村:東グータ地方から23世帯が移住。
9. ドゥマイリヤー村:東グータ地方から9世帯が移住。
10. カマルーキー村:東グータ地方から13世帯が移住。

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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シリア政府はダーイシュの支配下にあったヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市を解放し、首都ダマスカスおよびダマスカス郊外県全域を制圧(2018年5月21日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたによると、ハジャル・アスワド市、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区で活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員とその家族が、シリア政府によって用意された大型バスに分乗して、ヒムス県とダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュが温存する支配地域に向けて退去した。

シリア人権監視団によると、21日に大型バス複数台が首都ダマスカス南部からシリア東部のダーイシュ支配地域に向かったという。

SANA(5月21日付)は、軍消息筋の話として、「20日晩に人道的理由により、一時停戦が行われ、女性、子供、老人のハジャル・アスワド市からの退去が行われた」と伝えた。

同消息筋によると「一時停戦は今日(21日)正午に終わり、シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦を直ちに再開した」という。

なお、ANHA(5月21日付)によると、戦闘員退去はロシアの仲介によるという。

SANA, May 21, 2018
SANA, May 21, 2018

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一方、シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市とダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了、ダマスカス郊外県東西グータ地方全域からテロ組織を完全に浄化し、首都ダマスカスとダマスカス郊外県が安全地域となったと宣言した。

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UNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)は声明を出し、シリア政府によって解放されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプおよび隣接する地域への人道支援を行う用意があると表明した。

AFP, May 21, 2018、ANHA, May 21, 2018、AP, May 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2018、al-Hayat, May 22, 2018、Reuters, May 21, 2018、SANA, May 21, 2018、UPI, May 21, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県では、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党の検問所が相次いで襲撃され、8人が死亡(2018年5月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、アイン・ハムラー村にあるシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の検問所に何者かが手榴弾を投げ込み、メンバー2人が死亡した。

また、イドリブ県近郊にあるシャーム解放機構のラーム検問所が何者かに襲撃され、治安委員会メンバー5人が死亡した。

さらに、ジスル・シュグール市近郊のズアイニーヤ村にあるシャーム解放機構の検問所も発砲を受けて、メンバー2人が死亡、4人が負傷した。

このほか、ジスル・シュグール市近郊のハーッジ・マムフード村にあるトルキスタン・イスラーム党の検問所を攻撃を受けた。

al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018

AFP, May 20, 2018、ANHA, May 20, 2018、AP, May 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018、al-Hayat, May 21, 2018、Reuters, May 20, 2018、SANA, May 20, 2018、UPI, May 20, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍、米国、フランスはダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地域への攻勢を強める(2018年5月20日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、県東部のハジーン市、上バーグーズ村一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

戦闘では、米主導の有志連合が同地一帯を爆撃する一方、フランス軍と米軍の地上部隊がダーイシュの拠点や市街地を砲撃した。

一方、アナトリア通信(5月20日付)によると、フランス軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にある県東部のバーグーズ村の近郊に、砲台6基を設置した。

al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー広報センター報道官は、ANHA(5月20日付)に対して、4月にダマスカス郊外県東グータ地方から反体制武装集団戦闘員とともに退去した家族と面談したことを明らかにした。

AFP, May 20, 2018、Anadolu Ajansı, May 20, 2018、ANHA, May 20, 2018、AP, May 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018、al-Hayat, May 21, 2018、Reuters, May 20, 2018、SANA, May 20, 2018、UPI, May 20, 2018などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)で活動を続けてきたダーイシュはシリア政府が用意した大型バスで退去を開始(2018年5月20日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)は複数の地元消息筋の話として、シリア政府がダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で籠城を続けるダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とその家族の退去に向けて大型バスを手配したと伝えた。

大型バスはキャンプに隣接する新ザーヒラ地区に終結しているという。

これに関して、『ハヤート』(5月21日付)は、バスは19日深夜から20日未明にかけて同地に入り、移送作業を開始したと伝えた。

また、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(5月20日付)に対して、バス6台がダーイシュの戦闘員と家族を乗せて、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区を後にし、シリア東部に向かったと述べた。

なお、シリア政府は、同地からの戦闘員らの退去を骨子とする合意をダーイシュと結んだことは否定している。

サウト・アースィマ(5月20日付)によると、ダーイシュはヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市の本部や拠点を爆破・焼却し、同地からの退去に備えているという。

一方、SANA(5月20日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュに対する掃討戦を継続した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、反体制武装集団の支配下にあるフラーク市、スーラ町に対して和解を呼びかけるビラを散布した。

AFP, May 20, 2018、ANHA, May 20, 2018、AP, May 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018、al-Hayat, May 21, 2018、Reuters, May 20, 2018、SANA, May 20, 2018、Sawt al-‘Asima, May 20, 2018UPI, May 20, 2018などをもとに作成。

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ジハード中隊を名乗る武装集団が18日のハマー航空基地での爆発への関与を認める(2018年5月19日)

ハマー県のハマー航空基地で18日に発生した爆発に関して、ジハード中隊を名乗る武装集団が犯行声明を出した。

声明によると、爆発は、航空基地内の武器弾薬庫とケロシン倉庫に仕掛けた爆弾によるもので、攻撃は「シャームのくにのイスラーム教徒同胞の血に対する復讐」として実行されたという。

ジハード中隊はまた、声明と合わせてケロシン倉庫の写真など複数点を公開した。

al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018

AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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イスラエル軍は占領下ゴラン高原からクナイトラ県のヒズブッラー拠点を砲撃、反体制武装集団もバアス市などを砲撃(2018年5月19日)

クナイトラ県では、アナトリア通信(5月19日付)によると、占領下ゴラン高原に展開するイスラエル軍戦車部隊がハムル丘にあるヒズブッラーの拠点複数カ所を砲撃した、と伝えた。

一方、SANA(5月19日付)によると、反体制武装集団がバアス市およびその一帯を砲撃した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)は、所属不明の航空機がシリア政府支配下のダイル・ザウル航空基地、ダイル・ザウル県東部砂漠地帯(ブーカマール市近郊)やヒムス県中部(タンフ航空基地一帯)にあるイランの民兵の拠点複数カ所に対して爆撃を行ったと報じた。

複数の活動家によると、爆撃はイスラエル軍によるものと見られるという。

AFP, May 19, 2018、Anadolu Ajansı, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構はイドリブ市中心街で、爆破、暗殺事件に関与していたとされる4人を公開処刑(2018年5月19日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、シャーム解放機構がイドリブ市中心街の時計広場で4人を公開処刑した。

処刑された4人は、マアッラトミスリーン市、イドリブ市での爆破、暗殺事件に関与していたという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、反体制武装集団(いわゆる「自由シリア軍」)が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、県南西部で活動を続けるハーリド・ブン・ワリード軍掃討に向けた新たな作戦「手先撃退の戦い」を開始した。

AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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シリア政府は首都ダマスカス南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯から戦闘員を退去させることでダーイシュと合意(2018年5月19日)

RT(5月19日付)は、シリア軍がダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動を続ける戦闘員とその家族の退去を骨子とする一時停戦合意を同地のダーイシュ(イスラーム国)と交わしたと伝えた。

合意は、19日正午に発効し、20日午前5時に失効すると定められているという。

『ハヤート』(5月20日付)が得た情報によると、この合意で退去する戦闘員と家族の数は1,500~1,800人に上り、彼はシリア東部の砂漠地帯にあるダーイシュの孤立地帯と、ダーイシュに忠誠うハーリド・ブン・ワリード軍が支配するダルアー県南西部に移送されるという。

しかし、シリア軍消息筋はSANA(5月19日付)に治して、ダーイシュとの間にいかなる合意もなされていない、と否定した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群を擁するタドムル市の東部で地雷が複数回にわたり爆発し、シリア軍兵士5人が死亡、12人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部のダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるアーリーヤート村、スーサ町を砲撃し、住民8人が死亡した。

AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、RT, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。

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ハマー航空基地で大きな爆発が複数回発生:一部活動家はイスラエルの爆撃と主張(2018年5月18日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)などによると、ハマー市近郊のハマー航空基地で大きな爆発が複数回発生した。

これに関して、スプートニク・ニュース(5月18日付)は、シリアの治安消息筋の話として、敷地内の弾薬庫の一つで火災が発生し、4回の爆発が発生したと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、この爆発でシリア軍兵士11人が死亡したという。

al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018

爆発に関して、一部活動家は、イスラエルが再びイラン・イスラーム革命防衛隊を狙って爆撃を行ったと主張している。

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、Sputnik News, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

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有志連合を主導する米国使節団がロジャヴァが支配するユーフラテス川西岸のマンビジュ市を訪問、シリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会と同市防衛の協力態勢について協議(2018年5月18日)

アレッポ県では、ANHA(5月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるユーフラテス川右岸(西岸)のマンビジュ市で、同民政局人民防衛隊主体のシリア民主軍の傘下にあるマンビジュ軍事評議会司令官と米主導の有志連合の会合が行われた。

マンビジュ軍事評議会広報センターによると、会合はマンビジュ軍事評議会司令部で行われ、マンビジュ軍事評議会側はムハンマド・ブスタファー(アブー・アーディル)司令官、シャルファーン・ダルウィーシュ報道官、イブラーヒーム・バンナーウィー副司令官らが、有志連合側は有志連合の特殊作戦司令官を務める米軍のジェームズ・ジェラルド(James Jarrard)少将、ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使らが出席した。

会合では、マンビジュ市防衛にかかる協力態勢などについて意見を交わしたという。

al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、ハジャル・アスワド市北部の建物群複数カ所を制圧(2018年5月18日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続、ウルーバ通りおよびワスィーム・モスクに向け進軍、複数の建物群を制圧した。

SANA, May 18, 2018

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

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ハジャル・アスワド市一帯でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2018年5月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

これに対して、ダーイシュはダマスカス県のザーヒラ地区、シャイフ・ムフイーッディーン地区を砲撃し、住民5人が負傷した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、アレッポ市南部のハーディル村から「イランの民兵」の車列約70台が撤退した。

これにより、同地には「イランの民兵」の戦闘員約100人と車輌30台が残留するのみだという。

AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部・ハマー県南部から退去した武装集団戦闘員らの数は3万5,000人に(2018年5月17日)

ヒムス県では、SANA(5月16日付)によると、県北部およびハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が15日に完了したことを受け、反体制派の主要拠点だったガントゥー市、ダール・カビーラ村、ティールマアッラ村にシリア軍部隊が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚し、住民の歓迎を受けた。

SANA, May 17, 2018

一方、シリア人権監視団は、サムアリール村の通行所に、イドリブ県への退去を望む障害者数百人が取り残されていると発表した。

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ハマー県では、SANA(5月17日付)によると、県南部およびヒムス県北部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が15日に完了したことを受け、ヒルブナフサ村にシリア軍部隊が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚し、住民の歓迎を受けた。

SANA, May 17, 2018

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのユリ・エフトシェンコ代表は声明を出し、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い続けられていた武装集団による重火器、中火器の引き渡しと、戦闘員とその家族のアレッポ県、イドリブ県への退去が完了したとしたうえで、退去した反体制武装集団戦闘員とその家族の数が3万5,270人に達したと発表した。

また、各地での戦闘終息を受けて、避難民791人が帰宅したと発表した。

うち202人はヒムス県、131人はダマスカス郊外県東グータ地方、458人はマンビジュ市一帯の住民だという。

AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合がハサカ県で空挺作戦を実施しダーイシュ幹部を拘束する一方、ダーイシュはカーイム市国境通行所のイラク軍部隊をシリアから越境攻撃(2018年5月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県東部のイラク国境近くで空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束した。

空挺作戦は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、司令官が潜伏するバフラト・ハーヌーティーヤ村近郊の村(ワーキア村)を包囲するなか、有志連合のヘリコプターが行ったという。

アナトリア通信(5月17日付)は、イラク軍のアフマド・ドゥライミー大尉の話として、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア領内(ダイル・ザウル県東部)からイラク領内のアンバール県カーイム市の国境通行所一帯に展開するイラク軍国境警備隊所属台4旅団第1連隊に対して攻撃を行ったと伝えた。

これを受け、イラク軍はダーイシュと4時間以上にわたり交戦し、ダーイシュをシリア領内に撃退したという。

なお、この空挺作戦に関して、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)は、複数の活動家の話として、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏の拘束を狙ったものだったと伝えた。

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ANHA(5月17日付)は、アレッポ県アフリーン郡ブルブル町近郊のクーリター村でトルコ軍が9日、女性を含む村人16人を拉致、連行した、と伝えた。

AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、May 18, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。

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アスタナ会議の反体制派代表団代表「反体制武装集団は政治的解決に傾き、アサド政権にとって代わろうとは思っていない」(2018年5月16日)

アスタナ8会議(2017年12月)でシリア軍事革命諸勢力代表団の団長を務め、シリア革命反体制国民連立傘下の暫定内閣前首班だったアフマド・トゥウマ氏はRT(5月16日付)のインタビューに応じ、そのなかで反体制武装集団が現在、シリア内戦の政治的解決に傾いている、と述べた。

RT, May 16, 2018

トゥウマ氏は「シリアの反体制武装勢力の多くの指揮官が今や、政治的解決に傾き、シリア情勢をめぐる国際社会の相互理解を受け入れようとしている」と述べた。

トゥウマ氏はまた、「反体制派がアサド政権にとって代わって政権を握ろうとは思っていない」と付言した。

AFP, May 16, 2018、ANHA, May 16, 2018、AP, May 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2018、al-Hayat, May 17, 2018、Reuters, May 16, 2018、RT, May 16, 2018、SANA, May 16, 2018、UPI, May 16, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は武装集団が退去したヒムス県北部の中心都市ラスタン市とタルビーサ市に展開し、住民の歓迎を受ける(2018年5月16日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ヒムス県北部とハマー県南部での反体制武装集団戦闘員とその家族の退去完了し、同地の65市町村、1,200平方キロメートルの治安と安定を回復したと発表した。

戦闘員と家族の退去は、ロシア仲介によるシリア政府と同地の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従って行われていた。

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ヒムス県では、SANA(5月16日付)によると、県北部およびハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が15日に完了したことを受け、同地の中心都市であるラスタン市、タルビーサ市にシリア軍部隊が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚し、住民の歓迎を受けた。

SANA, May 16, 2018

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ダマスカス郊外県では、SANA(5月16日付)によると、2~4月にかけて反体制武装集団が支配していた東グータ地方から脱出し、ハルジャラ仮設居住センターで避難生活を送っていたサクバー市の住民数十世帯331人が帰宅した。

SANA, May 16, 2018

一方、反体制武装集団が退去した東カラムーン地方では、シリア軍部隊が戦車など大量の兵器・弾薬を発見、押収した。

AFP, May 16, 2018、ANHA, May 16, 2018、AP, May 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2018、al-Hayat, May 17, 2018、Reuters, May 16, 2018、SANA, May 16, 2018、UPI, May 16, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュが撃った迫撃砲弾が首都ダマスカス中心街に着弾し住民2人が死亡、19人が負傷(2018年5月16日)

ダマスカス県では、SANA(5月16日付)によると、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市一帯で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲弾1発が県中心街のヴィクトリア橋一帯に着弾し、住民2人が死亡、19人が負傷した。

SANA, May 16, 2018
SANA, May 16, 2018


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ダマスカス郊外県では、SANA(5月16日付)によると、ハジャル・アスワド市北部一帯では、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

AFP, May 16, 2018、ANHA, May 16, 2018、AP, May 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2018、al-Hayat, May 17, 2018、Reuters, May 16, 2018、SANA, May 16, 2018、UPI, May 16, 2018などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団は米大使館のエルサレム移転とイスラエルによるパレスチナ人抗議デモをめぐって、ロシアとイランを非難(2018年5月15日)

トルコで活動するシリア・ムスリム同胞団は声明を出し、米大使館へのエルサレムへの移転に抗議するパレスチナ人に対するイスラエルの弾圧(14日)に関して、「世界で覇権を行使する大国、とりわけ超大国の米国とロシアが、国際法や人権憲章に無頓着であることのなかに、人間関係をおざなりにした介入姿勢を見て取ることができ、それは国際の平和と安全に資することはない」と非難した。

そのうえで国際社会に対して「パレスチナ人民に対する犯罪を人道的、政治的に非難し、1967年に(イスラエルが)占領した土地を正当な持ち主に返還する」よう呼びかけた。

一方、「アラブ連盟の役割を懐疑的に見ている」と非難、「パレスチナ人民、イラク人民、シリア人民をはじめとするアラブ世界の諸人民が置かれている不正と侵略、そしてイスラエルと宗派主義的サファヴィー朝(イラン)の占領に対処するための歴史的責任を負う」よう迫った。

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なお、なお、シリア革命反体制国民連立も16日、米大使館へのエルサレムへの移転に抗議するパレスチナ人に対するイスラエルの弾圧に反対する声明を出している。

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、May 16, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県の反体制武装集団支配地域で戦闘員退去に向けた動き(2018年5月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)は、複数の地元消息筋の話として、ロシアが、ダルアー県マハッジャ町を支配する反体制武装集団に対して、戦闘員およびその家族の退去(ないしは投降)について協議するための交渉委員会を設置するよう迫っていると伝えた。

同サイトによると、シリア軍も14日、同地の反体制武装集団に対して48時間以内に交渉委員会を設置するよう最後通告を行ったという。

マハッジャ町はダルアー市と首都ダマスカスを繋ぐ街道上に位置する要衝で、反体制武装集団の支配下にある。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍のヘリコプターがダルアー県北部のおよび東部の反体制武装集団支配地域の村や町に投降と和解を呼びかけるビラを散布した。

Google Map

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イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)を通じて発表したところによると、シリア軍戦闘機がアリーハー市を爆撃し、女児2人が死亡、子供1人と女性1人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、爆撃はアウラム・ジャウズ村、ラーミー村に対しても行われたという。

Facebook, May 16, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部、ハマー県南部から反体制武装集団戦闘員の退去が完了し、シリア軍が展開(2018年5月15日)

SANA(5月15日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い、シリア軍に重火器、中火器の引き渡しを完了した武装集団の戦闘員とその家族が、7~8、11~14日に引き続き、シリア政府によって準備された大型バス73台に分乗し、ヒムス県ムフターリーヤ村一帯からシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去した。

『ハヤート』(5月16日付)によると、これにより、同地から反体制武装集団の戦闘員とその家族2万7,350人以上の退去が完了した。

また、反体制武装集団の退去が完了した同地の村々にシリア軍が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚した。

al-Hayat, May 16, 2018

シリア軍が展開したのは、ハマー県の北カンタラ村、南カンタラ村、東ダミーナ村、ジューマクリーヤ村、バリーチース村、アイドゥーン村、ダラーク村、トゥルール・ハムル村、マザーザ村、ジャマーリーヤ村など。

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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首都ダマスカス南部でシリア軍がダーイシュに対する掃討戦を継続する一方、北部の国際幹線道路が復旧(2018年5月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月15日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

一方、ダマスカス県北部では、ダマスカス郊外県東グータ地方が4月にシリア政府の支配下に復帰したことを受けて、アッバースィーイーン・バス発着所とバグダード橋を結ぶ国際幹線道路(ダマスカス・ヒムス街道)17キロの復旧が完了し、再開された。

SANA, May 15, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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アスタナ9会議閉幕:ロシアのソチでシリア情勢への対応を協議するための国際会議を7月に開催することを確認(2018年5月15日)

カザフスタンの首都アスタナで14日に開幕していたシリア政府と反体制武装集団の停戦協議「アスタナ9会議」が2日間の日程を終え、閉幕した。

閉幕に際して、会議保障国のロシア、トルコ、イランは共同声明を発表した。

声明の骨子は以下の通り:

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1. ソチでのシリア国民対話大会の提言実施を支援し、シリア問題担当国連特別代表およびシリアの当事者との協議を行うことで、国連安保理決議第2554号に基づく政治プロセス推進に向けた共同の取り組みを継続すること。
2. ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)、アル=カーイダやダーイシュとつながりのある組織の根絶に向けた「テロとの戦い」を継続すること。
3. 緊張緩和地帯を、戦闘停止維持において「中軸的役割」を果たすものと位置づけ、設置にかかる覚書実行の重要性を確認すること。
4. 生活再建に向けてすべてのシリア人を支援するための取り組みを強化し、緊急人道支援の迅速且つ安全な配給を保障し、当事者間の信頼醸成に向けた取り組みを強化すること。
5. 逮捕者・捕虜の交換にかかる作業グループの会合を7月に開催すること。また、ロシアのソチでシリア情勢への対応を協議するための国際会議を7月に開催すること。

SANA(5月15日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)などが伝えた。

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ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、反体制派代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団)は、共同声明に先立ってトルコの代表団と会談し、ヒムス県北部およびハマー県南部で現在推し進められている反体制武装集団戦闘員とその家族の退去、同地での停戦違反、イドリブ県におけるトルコ軍の監視所の設置などへの対応について協議した。

トルコ側は協議において、イドリブ県における停戦維持と安全の確保の必要を強調したという。

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アスタナ9会議に参加するロシア代表団を率いるアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は記者会見を開き、米国の不参加を非難するとともに、反体制武装集団代表団の出席を高く評価した。

ラヴレンチエフ特使は「米国はアスタナ会議に常に(オブザーバーとして)参加していた。だが、今回はシリアでの問題解決に向けた国際社会の取り組みを支援するのを断念した。我々は遺憾の意を表明するとともに、交渉や対話を通じて問題解決に向けた複合的な手段を案出していきたい」と述べた。

ラヴレンチエフ特使はまた、シリアの反体制派が会議に参加したことに歓迎の意を示しつつ、ダマスカス郊外県東グータ地方、東カラムーン地方、ヒムス県北部・ハマー県南部での反体制武装集団の戦闘員と家族の退去に関して、この動きに対する反体制派からの異議申し立てへの「唯一の解決策は、殲滅だ」と述べた。

SANA(5月15日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)などが伝えた。

SANA, May 15, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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イラク軍はYPG主体のシリア民主軍とシリア東部のダーイシュ掃討に向けた合同作戦司令室を設置し、シリア領内のダーイシュ拠点を爆撃(2018年5月14日)

イラク軍は声明を出し、「武装部隊総司令部の命令を受け、イラク空軍のF-16戦闘機がシリア領内にあるダーイシュ(イスラーム国)の司令兵站拠点を爆撃、これを完全に破壊した」と発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月14日付)によると、爆撃は、ダイル・ザウル県東部のバーグーズ村制圧に向けて、イラク軍、イラク人民動員隊が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と合同作戦司令室を設置したことを受けたものだという。

なお、合同作戦司令室設置を受けて、イラク軍とイラク人民動員隊は11日から、バーグーズ村に向けて進軍を本格化させている。

al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018

AFP, May 14, 2018、ANHA, May 14, 2018、AP, May 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018、al-Hayat, May 15, 2018、Reuters, May 14, 2018、SANA, May 14, 2018、UPI, May 14, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュが支配していたハジャル・アスワド市の80%以上を制圧、クドス旅団とともにパレスチナ難民キャンプに向け進軍(2018年5月14日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあったハジャル・アスワド市の80%以上を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、これを受け、シリア軍は、パレスチナ人の民兵組織のクドス旅団などとともに、ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ザイン地区一帯に進軍し、ダーイシュと激しく交戦した。

syria.liveuamap.com, May 14, 2018

一方、SANA(5月14日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、13日制圧した同市北部地区からさらに同市北部一帯に進軍した。

SANA, May 14, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月14日付)によると、ダーライヤー中隊連合を名乗る武装集団(ダマスカス郊外県出身者からなると思われる武装集団)の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が、カファルヤー町近郊にある人民諸委員会の拠点に対して自爆攻撃を行い、民兵(12イマーム派)多数を殺害した。

AFP, May 14, 2018、ANHA, May 14, 2018、AP, May 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2018、al-Hayat, May 15, 2018、Reuters, May 14, 2018、SANA, May 14, 2018、UPI, May 14, 2018などをもとに作成。

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