シリア軍はハジャル・アスワド市、ヒムス県砂漠地帯でイスラエル製の武器弾薬などを押収(2018年5月2日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月2日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地一帯でダーイシュと交戦した。

シリア軍はまた、ハジャル・アスアド市南部でダーイシュが掘削した地下トンネルを発見、イスラエル製の武器弾薬などを押収した。

SANA, May 2, 2018
SANA, May 2, 2018

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ヒムス県では、SANA(5月2日付)によると、シリア軍が県南部の砂漠地帯で反体制武装集団に供与されようとしていたイスラエル製の武器弾薬、機器、薬品を押収した。

SANA, May 2, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機が県北部のカフルズィーター市を爆撃し、カフルズィーター病院が被弾し利用不能となった

またこの爆撃で病院スタッフ1人が死亡、多数が負傷、また住民も多数死傷した。

AFP, May 2, 2018、ANHA, May 2, 2018、AP, May 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2018、al-Hayat, May 3, 2018、Reuters, May 2, 2018、SANA, May 2, 2018、UPI, May 2, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるアフリーン郡でシャーム自由人イスラーム運動と東部自由人が民家の分配をめぐって交戦(2018年5月2日)

アレッポ県では、ANHA(5月2日付)によると、アフリーン郡ジンディールス町で、シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)と東部自由人(連合)が衝突、交戦した。

衝突は、同地にある民家の分配に端を発するもので、3時間にわたる戦闘で、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員1人、東部自由人の戦闘員3人が死亡した。

AFP, May 2, 2018、ANHA, May 2, 2018、AP, May 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2018、al-Hayat, May 3, 2018、Reuters, May 2, 2018、SANA, May 2, 2018、UPI, May 2, 2018などをもとに作成。

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ハジャル・アスワド市一帯でシリア軍がダーイシュ掃討戦を続ける(2018年5月1日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月1日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地一帯でダーイシュと交戦した。

これにより、シリア軍はアアラーフ地区(農場地帯)、南西部にある複数の建物群を制圧した。

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クナイトラ県では、『ハヤート』(5月2日付)によると、ウーファーニヤー村、ハーン・アルナバ市間の地域で、ジュバーター・ハシャブ作戦司令室とシリア軍が交戦した。

AFP, May 1, 2018、ANHA, May 1, 2018、AP, May 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018、al-Hayat, May 2, 2018、Reuters, May 1, 2018、SANA, May 1, 2018、UPI, May 1, 2018などをもとに作成。

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SANAはヒムス県北部とハマー県南部で戦闘員退去を骨子とした停戦合意が成立したと報じるが、反体制派は拒否の姿勢を示す(2018年5月1日)

SANA(5月1日付)は、ヒムス県北部とハマー県南部の反体制武装集団孤立地帯で、戦闘員の退去を骨子とした停戦合意が交わされたと伝えた。

停戦合意はロシアの仲介のもと、シリア政府と同地の反体制武装集団の間で交わされもので、①同地で活動を続けてきた反体制武装集団が保有する重火器・中火器を2日以内にシリア軍に引き渡すこと、②武器引き渡し後3日以内に、戦闘員とその家族をトルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去させること、③投降を希望する戦闘員を免罪すること、④合意締結後3日以内に、シリア軍が同地に進駐し、すべての国家機関を再開、街道の安全を確保すること、⑤反体制武装集団は同地域に埋設した地雷や爆発物の地図をシリア軍に提供すること、が定められているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月1日付)によると、停戦合意に向けた交渉は、ヒムス県のダール・カビーラ村にある通行所で4月30日から行われていた。

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しかし、東部戦線アイン・フサイン村・アーミリーヤ村回廊地区司令部は声明を出し、ロシア仲介によるシリア政府との停戦を拒否すると発表した。

al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018

また、第4軍団も声明を出し、停戦合意に対して拒否の姿勢を示した。

al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018

AFP, May 1, 2018、ANHA, May 1, 2018、AP, May 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018、al-Hayat, May 2, 2018、Reuters, May 1, 2018、SANA, May 1, 2018、UPI, May 1, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構とシリア政府の捕虜交換開始:シャーム解放機構側はフーア市・カファルヤー町の病人ら23人の搬送を許可、イシュタブリク村の住民42人を解放(2018年5月1日)

SANA(5月1日付)によると、29日にシリア政府と反体制武装集団(シャーム解放機構)の間で交わされたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)での停戦にかかる合意に基づき、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の包囲下にあるフーア市とカファルヤー町に留まっていた住民(シーア派)がアイス村の通行所を経由し、シリア政府支配下のアレッポ市に退去した。

同地には4月30日に搬送用の大型バス20台が入っていた。

しかし、シャーム解放機構の治安局メンバーのハーリド・ヒムスィー氏は、同委員会に近いイバー通信(5月1日付)に対して、大型バス19台を拘束、病人5人と付き添い18人の合わせて23人を乗せたバス1台の通行のみを許可したことを明らかにした。

その理由に関して、ヒムスィー氏は、「フーア市とカファルヤー町で包囲されているラーフィド派(シーア派)の民兵が領地からの完全退去に固執しているため」と述べた。

なお、フーア市、カファルヤー町には住民約1,500人が退去を望んでいる。

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また反体制武装集団によって2015年4月26日に拉致され、拘束され続けていたイドリブ県イシュタブリク村の住民85人のうち42人が釈放された。

SANA, May 1, 2018

AFP, May 1, 2018、ANHA, May 1, 2018、AP, May 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018、al-Hayat, May 2, 2018、Reuters, May 1, 2018、SANA, May 1, 2018、UPI, May 1, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, May 1, 2018などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市北東部のシリア民主軍拠点を再び爆撃・砲撃(2018年5月1日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(5月1日付)によると、シリア軍と親政権民兵が、ダイル・ザウル市北東部(ユーフラテス川左岸)のジュナイナ村、ジーア村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所に対して、爆撃・砲撃を加えた。

同地に対するシリア軍の攻撃はこの3日間で2度目。

syria.liveuamap.com, May 1, 2018

AFP, May 1, 2018、ANHA, May 1, 2018、AP, May 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018、al-Hayat, May 2, 2018、Reuters, May 1, 2018、SANA, May 1, 2018、UPI, May 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル軍東部でのダーイシュ掃討戦再開を発表し、米主導の有志連合の爆撃で住民30人あまりが死亡(2018年5月1日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の「ジャズィーラの嵐」作戦司令室は声明を出し、ダイル・ザウル県東部のダーイシュ(イスラーム国)残党支配地域に対する掃討戦を再開すると発表した。

ANHA(5月1日付)が伝えた。

米国務省のヘザー・ナウアート報道官も、米国主導の有志連合がシリア民主軍とともに掃討戦を再開したとしたうえで、「我々は、米国、同盟国、そして協力部隊が攻撃を受けた場合は、自衛行為をとる」と強調、「ダーイシュの終わりは近い」と表明した。

ANHA, May 1, 2018

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ハサカ県では、SANA(5月1日付)が、シャッダーディー市一帯の地元消息筋によると、米主導の有志連合がシャッダーディー市南部のファーディル村を爆撃し、住民25人が死亡、数十人が負傷した。

また、反体制系のドゥラル・シャーミーヤ(5月1日付)も、シャッダーディー市近郊のカスル村に対する有志連合の爆撃で住民30人が死亡、数十人が負傷したと伝えた。

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アレッポ県では、ANHA(5月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のコバネ(アイン・アラブ)市西のアーシマ村、カッラーン村をトルコ軍が砲撃した。

これに対して、ロジャヴァの人民防衛隊(YPG)が反撃、トルコ軍兵士1人を殺害した。

AFP, May 1, 2018、ANHA, May 1, 2018、AP, May 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2018、al-Hayat, May 2, 2018、Reuters, May 1, 2018、SANA, May 1, 2018、UPI, May 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県東部でのダーイシュ掃討作戦再開を目指すなか、ダーイシュはドローンでシリア民主軍の拠点を爆撃、米主導の有志連合もシリア軍を爆撃(2018年4月30日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が無人航空機(ドローン)を投入して、県東部のラビーダ村、アブー・ナイタル村のマフズィー学校にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点2カ所を爆撃し、戦闘員複数を殺傷した。

ダーイシュはまた、ブーカマール市近郊にあるシリア軍とイランの支援を受ける民兵の拠点に対しても攻撃を行った。

一方、米主導の有志連合は29日深夜から30日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるタービヤト・ジャズィーラ村一帯を爆撃した。

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『ハヤート』(5月1日付)は、複数の軍消息筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県東部のイラク国境地帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討に向け、「ジャズィーラの嵐」作戦再開の準備を完了したと伝えた。

作戦再開は5月1日に発表される予定だという。

AFP, April 30, 2018、ANHA, April 30, 2018、AP, April 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2018、al-Hayat, May 1, 2018、Reuters, April 30, 2018、SANA, April 30, 2018、UPI, April 30, 2018などをもとに作成。

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ハマー県北部で新たなアル=カーイダ系組織「フッラース・ディーン(イスラーム・ヌスラ同盟)」がシリア軍拠点を攻撃(2018年4月30日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月30日付)によると、アル=カーイダの幹部アブー・ハマーム・シャーミー氏が主導するフッラース・ディーン(イスラーム・ヌスラ同盟)が県北部のハマーミーヤート村、カルナーズ町、マギール村、スフーフン丘、シャイフ・ハディード丘などにあるシリア軍拠点を攻撃した。

これに対して、シリア軍はハスラーヤー村、ザーラ村、トゥルール・ハムル村を砲撃・爆撃した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月30日付)によると、シリア軍がロシア軍とともに、県北部のラスタン市、イッズッディーン村、ダイル・フール村、ハムラート村、サリーム村などに対して「樽爆弾」などで爆撃を行った。

シリア軍はまた、サアン・アスワド村を砲撃した。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の幹部の一人ユースフ・ハジャル氏(政治問題担当局メンバー)は、ドゥラル・シャーミーヤ(4月30日付)に対して、イドリブ県に対するシリア軍の軍事作戦を回避するために、組織を解散するようトルコから圧力を受けているとの情報に関して、「根拠がない」と否定した。

AFP, April 30, 2018、ANHA, April 30, 2018、AP, April 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2018、al-Hayat, May 1, 2018、Reuters, April 30, 2018、SANA, April 30, 2018、UPI, April 30, 2018などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)からシャーム解放機構戦闘員退去、フーア市・カファルヤー町(イドリブ県)住民もアレッポ市東部に移送(2018年4月30日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月30日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

これに対して、ダーイシュはハジャル・アスワド市入口からヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対して砲撃を行い、砲弾2発がバッティーハ交差点に着弾、住民22人が負傷した。

一方、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでは、29日にシリア政府と反体制武装集団(シャーム解放機構)の間で交わされた合意に基づき、同地で活動を続けてきた戦闘員とその家族約200人が、シリア政府によって用意された大型バスに分乗し、イドリブ県に向けて退去した。

 

なお、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが7日に発表したところによると、同地から退去した戦闘員とその家族の数は2,556人に達したという。

SANA, April 30, 2018
SANA, April 30, 2018

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イドリブ県では、SANA(4月30日付)によると、29日にシリア政府と反体制武装集団の間で交わされた合意に基づき、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで活動を続けてきた戦闘員とその家族が退去を介したことを受け、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の包囲を受けるフーア市とカファルヤー町の住民を搬送するための大型バス22台がアレッポ県から現地に入った。

大型バスの車列は住民を乗せて、アレッポ市東部にある仮設居住センターに向かったという。

なお、シリア政府と反体制武装集団の合意では、フーア市とカファルヤー町の住民の搬送は2段階で行われ、第1段階で1,500人、第2段階で3,500人の住民が解放される予定。

AFP, April 30, 2018、ANHA, April 30, 2018、AP, April 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2018、al-Hayat, May 1, 2018、May 8, 2018、Reuters, April 30, 2018、SANA, April 30, 2018、UPI, April 30, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ幹部主導のもと、ヌスラ・イスラーム同盟なる新たな武装集団が発足(2018年4月29日)

al-Durar al-Shamiya, April 30, 2018

ハマー県北部などで活動するフッラース・ディーンとアンサール・タウヒードは共同声明を出し、新たな武装集団「イスラーム・ヌスラ同盟」を結成すると発表した。

フッラース・ディーンは、2月27日に、アル=カーイダの幹部の1人アブー・ハマーム・シャーミーが結成を宣言した武装集団で、沿岸中隊、カーブル中隊、シャリーアの兵、マラーヒム軍、ビデーヤ軍、沿岸軍から構成されている。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月29日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018

 

AFP, April 29, 2018、ANHA, April 29, 2018、AP, April 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018、al-Hayat, April 30, 2018、Reuters, April 29, 2018、SANA, April 29, 2018、UPI, April 29, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はYPG主体のシリア民主軍の支配下にあるダイル・ザウル市北のユーフラテス川左岸(東岸)に進攻、複数カ村を一時制圧(2018年4月29日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月29日付)、『ハヤート』(4月30日付)によると、シリア軍が、ヒズブッラーやイラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける民兵とともに、ダイル・ザウル市北のユーフラテス川左岸(東岸)に進攻し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を攻撃、ジーア村、ウルヤーン村、ジュナイナ村、シャムラト・ヒサーン村、ハウィーカト・マイーシーヤ村を制圧した。

戦闘では、シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・ジャッファール司令官が戦死、またシリア人権監視団によると、シリア民主軍戦闘員6人が死亡したという。

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しかし、その後、シリア民主軍のキーヌー・ガブライール報道官は声明を出し、制圧されていた複数カ村を奪還したと発表した。

ANHA(4月29日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018

AFP, April 29, 2018、ANHA, April 29, 2018、AP, April 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018、al-Hayat, April 30, 2018、Reuters, April 29, 2018、SANA, April 29, 2018、UPI, April 29, 2018などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍がヒムス県北部への攻撃を激化させるなか、反体制武装集団がヒムス市各所を砲撃(2018年4月29日)

ヒムス県では、SANA(4月29日付)によると、県北部で活動を続ける反体制武装集団がヒムス市各所を砲撃し、子供1人が死亡、10人が負傷した。

SANA, April 29, 2018

一方は、ドゥラル・シャーミーヤ(4月29日付)によると、ロシア・シリア両軍が、県北部のザアフラーナ村、マクラミーヤ村、イッズッディーン村、ダイル・フール村、タルビーサ市などを爆撃した。

またシリア軍がウユーン・フサイン村を砲撃、反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月29日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ダラーク村、ダミーナ村、ズィーターン村を砲撃した。

AFP, April 29, 2018、ANHA, April 29, 2018、AP, April 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018、al-Hayat, April 30, 2018、Reuters, April 29, 2018、SANA, April 29, 2018、UPI, April 29, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ヤルダー市、バッビーラー町、バイト・サフム市で活動を続けてきた反体制武装集団もシリア軍と同地からの退去で合意(2018年4月29日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月29日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(4月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のハジャル・アスワド市に隣接するヤルダー市、バービッラー市、バイト・サイム市で活動を続けてきた反体制武装集団の処遇をめぐる合意が、ロシアの仲介により、反体制武装集団とシリア政府の間で交わされた。

この合意は、①同地からの退去を希望する戦闘員が家族とともに退去すること、②残留を希望する戦闘員が、シリア軍による同地制圧後に、当局に武器を引き渡し、免罪とすることなどを骨子とする。

AFP, April 29, 2018、ANHA, April 29, 2018、AP, April 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018、al-Hayat, April 30, 2018、Reuters, April 29, 2018、SANA, April 29, 2018、UPI, April 29, 2018などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで活動を続けてきた「テロリスト」がシリア政府と同地からの退去で合意(2018年4月29日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月29日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで活動を続けてきた「テロリスト」が28日、同地の戦闘員の処遇をめぐってシリア政府と合意に達した。

合意は、①同地の戦闘員をイドリブ県に退去させること、②シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の包囲が続くカファルヤー町、フーア市の住民約1,500人を解放すること、③反体制武装集団が拉致しているイシュタブリク村住民85人を釈放すること、を骨子とする。

この合意を受け、戦闘員多数が29日夜、シリア政府によって用意された大型バス数十台に乗って退去を開始した。

『ハヤート』(4月30日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市一帯にはダーイシュ、シャーム解放機構の戦闘員1,500~2,000人が籠城を続けているという。

SANA, April 29, 2018

SANAによると、シリア軍はまた、ハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は28日晩から29日未明にかけて、カダム区のほぼ全域をダーイシュから奪取、制圧した。

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AFP, April 29, 2018、ANHA, April 29, 2018、AP, April 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2018、al-Hayat, April 30, 2018、Reuters, April 29, 2018、SANA, April 29, 2018、UPI, April 29, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県で暗殺事件が続くなか、シャーム解放機構は事件に関与していると思われるダーイシュ・メンバーを逮捕したと発表(2018年4月28日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月28日付)によると、ダーナー市の自由警察署長のアフマド・ジャッルー氏の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、乗っていたジャッルー氏本人が死亡した。

al-Durar al-Shamiya, April 28, 2018

また、ハーン・シャイフーン市では、イッザ軍のアブドゥッラー・ムスタファー・ハサン氏、イブラーヒーム・アフマド・アッラーウィー氏が何者かに襲撃され、死亡した。

ハーン・スブル村でも爆弾が爆発し、青年1人が死亡、複数人が負傷した。

こうしたなか、シャーム解放機構の治安機関のアブー・ウサーマ・シャーミー氏は、イバー通信(4月28日付)を通じて、イドリブ県各所で多発している暗殺(未遂)事件に関与していると思われるダーイシュ(イスラーム国)のメンバーをイドリブ市内で逮捕したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, April 28, 2018

AFP, April 28, 2018、ANHA, April 28, 2018、AP, April 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2018、al-Hayat, April 29, 2018、Reuters, April 28, 2018、SANA, April 28, 2018、UPI, April 28, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, April 28, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯でダーイシュ、シャーム解放機構との戦闘の末、カダム区、マーズィニーヤ地区、アサーリー地区、ジャウラ地区を制圧(2018年4月28日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月28日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯、ジャウラ地区、アサーリー地区にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続し、カダム区、マーズィニーヤ地区、アサーリー地区、ジャウラ地区を制圧した。

SANA, April 28, 2018
SANA, April 28, 2018

これに対して、「テロリスト」がマイダーン区を砲撃、迫撃砲弾1発が着弾した。

一方、ヤルダー市を支配する反体制武装集団の一つであるアバービール軍のアフマド・ハサン大尉は、『ハヤート』(4月29日付)に対し、ダーイシュが同市に対して大規模な攻撃を行い、日本病院を制圧したことを明らかにした。

またカシオン通信(4月28日付)のハーティム・ディマシュキー氏によると、ダーイシュの進軍を受け、住民や戦闘員多数が死傷したという。

ヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市を支配する反体制派は、シリア政府と停戦状態にあり、ダーイシュ、シャーム解放機構と一線を画している。

『ハヤート』(4月29日付)によると、同地には、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでの戦火を逃れて避難してきたパレスチナ人約4,000世帯が身を寄せている。

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ダルアー県では、SANA(4月28日付)によると、シャーム解放機構がダルアー市ダルアー・バラド地区を砲撃し、住民1人が死亡した。

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クナイトラ県では、SANA(4月28日付)によると、シャーム解放機構がハーン・アルナバ市一帯およびバアス市一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月28日付)によると、県北部のハムラート村一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、武器を棄て、当局に投降したタルビーサ市とラスタン市出身の反体制武装集団戦闘員156人の免罪手続きを完了した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月28日付)によると、シリア軍が県南部のヒルブナフサ村一帯を爆撃、ダラーク村を砲撃した。

AFP, April 28, 2018、Akhbar Qasiyun, April 28, 2018、ANHA, April 28, 2018、AP, April 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2018、al-Hayat, April 29, 2018、Reuters, April 28, 2018、SANA, April 28, 2018、UPI, April 28, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構の幹部のサウジアラビア人説教師ムハイスィニー氏が暗殺未遂に遭う一方、県内各所で暗殺事件相次ぐ(2018年4月27日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(4月27日付)によると、シャーム解放機構の幹部でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏がサラーキブ市郊外の街道で何者かの襲撃を受けた。

ムハイスィニー氏は無事だった。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(4月27日付)によると、ナイラブ村で金曜礼拝を終えた2人が何者かに撃たれて死亡し、サルミーン市で1人が撃たれて負傷した。

また、ビイル・タイイブ村近郊を移動中の車が爆弾の爆発に巻き込まれ、女性と子供を含む5人が死亡した。

このほかにも、アリーハー市東部のムサイビーン村近くで青年1人が殺害され、アラブ・サイード村近くを走行中の車が発砲を受けて、住民多数が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, April 27, 2018

AFP, April 27, 2018、ANHA, April 27, 2018、AP, April 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2018、al-Hayat, April 28, 2018、Reuters, April 27, 2018、SANA, April 27, 2018、UPI, April 27, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, April 27, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がアフリーン市近郊で青年1人を殺害(2018年4月27日)

アレッポ県では、ANHA(4月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける「傭兵」(反体制武装集団)が、ムーバーター村郊外のスィーマルカー村出身の青年を拘束の末、殺害した。

この青年は26日にパンを買うために自宅を出たところを拘束されていた。

ANHA, April 27, 2018

AFP, April 27, 2018、ANHA, April 27, 2018、AP, April 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2018、al-Hayat, April 28, 2018、Reuters, April 27, 2018、SANA, April 27, 2018、UPI, April 27, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュ、シャーム解放機構が活動を続けるハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で攻勢を続ける(2018年4月27日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月27日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ジャウラ地区、アサーリー地区にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

これに対して、県南部で活動を続ける「テロ組織」は、カダム区を砲撃し、子供2人が死亡、8人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、過去9日間の戦闘で、シリア軍側の兵士・民兵68人以上、ダーイシュ戦闘員51人以上、シャーム解放機構戦闘員19人以上が死亡した。

死亡したダーイシュ戦闘員のなかには、アサーリー地区の司令官(アミール)のハーリド・ハウシャーン氏とターリク・マアジャル氏、カダム区の狙撃兵ガーズィー・ハラビー氏らが含まれるという。

al-Hayat, April 28, 2018

AFP, April 27, 2018、ANHA, April 27, 2018、AP, April 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2018、al-Hayat, April 28, 2018、Reuters, April 27, 2018、SANA, April 27, 2018、UPI, April 27, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍総司令官は、有志連合の枠内でのアラブ諸国の派兵を支援すると述べる(2018年4月26日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ドナルド・トランプ米大統領が米軍撤退と合わせて、アラブ諸国に対してシリアに部隊を展開するよう求めていることに関して、アラブ諸国が有志連合の枠組みのなかで部隊を派遣すれば協力する、と述べた。

アブディー総司令官は、「シリアからの米軍撤退は正式に決定されているものではないが…、トランプ政権が彼の提案を審議しているとの情報を握っている…。米国などからなる有志連合はダーイシュ(イスラーム国)と戦うためにシリアにやって来たが、まだ完全に殲滅してはいない…。米軍が撤退しても、有志連合の参加でアラブ諸国の部隊が派遣されるのであれば、それを支援する」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)が伝えた。

AFP, April 26, 2018、ANHA, April 26, 2018、AP, April 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2018、al-Hayat, April 27, 2018、Reuters, April 26, 2018、SANA, April 26, 2018、UPI, April 26, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構、トルキスタン人らを狙った暗殺が相次ぐ(2018年4月26日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市北部で、シャーム解放機構の司令官の1人アブー・ワルド氏が乗っていた車が何者かの襲撃を受け、同氏が死亡した。

またアフラール軍のメンバーの一人アブー・サリーム氏がビンニシュ市近郊で何者かに殺害された。

さらに、マラッス村とアルマナーズ市間で、トルキスタン人(中国新疆ウィグル自治区出身者)戦闘員3人が何者かの殺害された。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)によると、「フッラース・ディーン」をはじめとする反体制武装集団が県北部のハマーミーヤート村一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

これに対して、シリア軍はカフルズィーター市、アイドゥーン村、ジャイサート村、アルバイーナ村などを「樽爆弾」で爆撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県北部のサリーム村、ハミーラート村一帯でシリア軍と反体制武装集団が戦闘を続けた。

AFP, April 26, 2018、ANHA, April 26, 2018、AP, April 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2018、al-Hayat, April 27, 2018、Reuters, April 26, 2018、SANA, April 26, 2018、UPI, April 26, 2018などをもとに作成。

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シリア政府は、バイト・サフム市、ヤルダー市、バッビーラー町の反体制武装集団に対し、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でのダーイシュ、シャーム解放機構との戦いへの協力を迫る(2018年4月26日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月26日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

シリア軍はまた、ハジャル・アスワド市で地下トンネル・ネットワークや複数の建物群を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)によると、爆撃にはシリア軍だけでなく、ロシア軍の戦闘機も参加、爆撃回数はカダム区、アサーリー地区、ハジャル・アスワド市を中心に70回以上に及んだ。

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一方、『ハヤート』(4月27日付)によると、シリア政府、ロシア軍の代表団が、バイト・サフム市、ヤルダー市、バービッラー市の反体制武装集団と、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯での戦闘への対応を協議するために協議を行った。

この協議で、シリア政府側は、反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)支配地域に面する一帯を割譲しない場合、武装集団支配地域への砲撃も辞さないとの姿勢を示し、協力を迫った。

AFP, April 26, 2018、ANHA, April 26, 2018、AP, April 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2018、al-Hayat, April 27, 2018、Reuters, April 26, 2018、SANA, April 26, 2018、UPI, April 26, 2018などをもとに作成。

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シリア革命反体制国民連立の幹部が相次いで脱会、ムウタスィム旅団も絶縁(2018年4月25日)

ドゥラル・シャーミーヤ(4月25日付)は、シリア革命反体制国民連立の幹部が最近になって相次いで脱会していると伝えた。

脱会を表明したのは、ジョルジュ・サブラー元代表、スハイル・アタースィー氏、ハーリド・ハウジャ元代表ら。

サブラー元代表は、脱会の理由に関して、組織とメンバーの行動が齟齬をきたしたためとし、アタースィー氏は、シリア内戦の政治解決に向けた動きが、アサド政権維持に向けたロシアの路線に沿うようになったためとしている。

また、ハウジャ元代表は、この2人に同調するために脱会を表明した。

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一方、ムウタスィム旅団のムスタファー・スィージャリー政治局長はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MustafaSejari/)を通じて、シリア革命反体制国民連立のメンバーが自らの決定を実行する能力を持っていないと非難、その存在を承認することを撤回するとして、絶縁を表明した。

AFP, April 25, 2018、ANHA, April 25, 2018、AP, April 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018、al-Hayat, April 26, 2018、Reuters, April 25, 2018、SANA, April 25, 2018、UPI, April 25, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構の幹部でサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏はシャーム解放機構とシリア解放戦線に再び戦火を交えないよう呼びかける(2018年4月25日)

シャーム解放機構の幹部でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はユーチューブ(4月25日付)を通じてビデオ声明を出し、シャーム解放機構、シリア解放戦線、シャームの鷹旅団によるイドリブ県、アレッポ県での停戦合意に関して、再び戦火を交えないよう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018

AFP, April 25, 2018、ANHA, April 25, 2018、AP, April 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018、al-Hayat, April 26, 2018、Reuters, April 25, 2018、SANA, April 25, 2018、UPI, April 25, 2018などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でのシリア軍とダーイシュ、シャーム解放機構の戦闘続く(2018年4月25日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

ダーイシュに近いアアマーク通信(4月25日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのシリア軍とダーイシュの戦闘でシリア軍兵士と民兵多数が死亡、また捕捉された。

なお、『ハヤート』(4月26日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、これまでの戦闘でパレスチナ難民20人が死亡しているという。

一方、『ハヤート』によると、ダーイシュとシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が活動を続けるパレスチナ県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ハジャル・アスワド市に近いヤルダー市近郊の農場地帯をシリア軍が爆撃し、イスラーム軍の戦闘員複数人と住民が死亡した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月25日付)が、シャーム解放機構の幹部筋の話として伝えたところによると、県南部のアイス村とハーディル村を結ぶ通行所でシリア赤新月社の仲介により、ヒズブッラー戦闘員2人とシャーム解放機構メンバー3人の捕虜交換が行われた。

al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018

AFP, April 25, 2018、ANHA, April 25, 2018、AP, April 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018、al-Hayat, April 26, 2018、Reuters, April 25, 2018、SANA, April 25, 2018、UPI, April 25, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシリア解放戦線はアル=カーイダ系のシャーム解放機構拠点をドローンで爆撃、その後停戦に合意(2018年4月24日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)によると、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所を、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動)が無人航空機(ドローン)を使って爆撃した。

これまで双方は、ドローンを偵察目的で使用していたが、攻撃に使用したのはこれが初めてだという。

al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018
al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018

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だが、その後、シャーム解放機構、シリア解放戦線、シャームの鷹旅団はイドリブ県、アレッポ県での戦闘を停止することで合意した。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)が公開した合意文書は手書きで、文書への署名を以て戦闘を停止すること、相手方メンバーの逮捕の停止、道路封鎖解除、検問所撤去、避難民の帰宅、逮捕者釈放などが定められている。

 

al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018

AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。

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シリア・クルド民主党(アル・パールティ)イブラーヒーム派がハサカ県カフターニーヤ市に事務所開設(2018年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)ナスルッディーン・イブラーヒーム派がカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市に当事務所を開設した。

開設式にはナスルッディーン・イブラーヒーム書記長ら党幹部が出席した。

ANHA, April 24, 2018

AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でシリア軍がダーイシュ、シャーム解放機構と激しく交戦する一方、ロシアがヤルダー市、バッビーラー町と停戦協議(2018年4月24日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。

これに対して、ダーイシュやシャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、ナフル・イーシャ地区、マイダーン区、ザーヒラ地区を砲撃し、5人が死亡、22人が負傷した。

al-Hayat, April 25, 2018

ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)によると、シャーム解放機構はヤルムーク・パレスチナ難民キャンプのサラースィーン通り一帯に突入しようとしたシリア軍と交戦した。

シリア人権監視団によると、過去24時間での戦闘で、シリア軍と親政権民兵18人が死亡、これにより過去6日間のシリア軍側の死者数は52人に達したという。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(4月23日付)などによると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプは約80%をダーイシュが、残りの地域をシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が支配している。

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一方、首都の声ネットワーク(4月24日付)によると、停戦に向けた交渉がロシアと、ヤルダー市、バービッラー市の軍事委員会の間で行われ、①シリア軍が攻撃・突撃を行わない地域を設定する、②シリア軍はザイン地区の反体制武装集団支配地域に進入しない、③ヤルダー市からの反体制武装集団の撤退要求を却下する、などを合意した。

AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2018、April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、Sawt al-‘Asima, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。

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東カラムーン地方(ダマスカス郊外県)から反体制武装集団の退去完了(2018年4月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、ロシアの仲介による東カラムーン地方でのシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に基づき、21日から行われていた反体制武装集団の戦闘員と家族の退去が終了した。

24日にはシリア政府によって用意された大型バス47台に戦闘員ら数百人が分乗し、ルハイバ市を発ち、シリア北部(アレッポ県、イドリブ県)方面に向かった。

また、ジャイルード市に内務治安部隊が展開、住民の歓迎を受けた。

なお、これにより、ダマスカス郊外県(およびダマスカス県)は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ハジャル・アスワド市一帯を除き、すべてシリア政府の支配下に復帰した。

SANA, April 24, 2018
syria.liveuamap.com, April 24, 2018

AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。

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